2010年5月31日(月) 昨日開催された「明石原人まつり」行きたかったなー。 昨年のイベント記録を見ると、ユザワヤで買ってきたヒョウ柄の布地を、ユニクロのTシャツやバリュートップのGパンの上からとりあえず巻いてみましたーって感じの原人モードの善男善女が、照れながら次々に舞台に登場しては太古の人々のくらしに思いをはせている。うーむ、なんて中途半端なコスだ・・・・・・。 リオのカーニバルが終わった瞬間にはもう翌年のカーニバルに思いをはせるカリオカ(リオデジャネイロっ子)や、夏コミが終わると同時に冬コミでやるキャラに頭を痛めるオタク・レイヤーが見ようものならきっと、「せめて脱げよ!Tシャツくらい!」と怒り出すことだろう。 そんな中、唯一「これはいい!」と思ったのは、ちっちゃな女の子のヒョウ柄ワンピ原人コス。いや、正確に言えば女の子が持ったヒモの先につながれた犬。 慣れない場所に引っぱってこられたおそろしさに目を泳がせつつも、小さな主人のために必死で我慢している犬は、茶色と黒が混 「前世もその前も雑種犬でした。多分来世も雑種犬でしょう!」とキッパリ宣言するようなたたずまいは、見る者にああ、縄文時代の犬はこういう感じだったんだろうなと想像させるような、太古のロマンにあふれた犬だ。 そんな犬が審査員のツボにはまったのかどうかは知らないが、「明石原人ファッションショー」の特別賞は女の子&愛犬だったようで何より。でも来年は私がギャートルズのかーちゃんのコスプレでその賞、いただきます。 |
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2010年5月29日(土) 夢に神様──アッラーやイエスや天照大神じゃなくて、漫画界の神様、ゴッド手塚治虫が登場した。 ・・・・・・と脳の不思議さはひとまずわきに置いといて、夢のなかでなぜか先生と私は同窓生。「あー手塚クン、そりゃないわ」なんて完璧なタメ口をきいている。 そんな私にゴッドが頼みごとを持ってきた。なんでもどこかの美術館のイベントで、手塚動物キャラクターについて講義することになったのだが、ボクは講義しながら絵を描くような器用なことができそうにない(実際にはそんなことないと思うが)、だからミキ君、ボクが話している横で、説明のためのボードに絵を描いてくれる人を捜してくれないだろうか、とのこと。 えーっ?そんな話私にせんでも、アシスタントが喜んでやるだろうに・・・・・・と内心舌打ちしつつも、わざわざ話を持ってこられては引き受けるしかない。フル回転で記憶を働かせ、デッサン力のあるヲタ友で、かつ今現在、家に確実にいそうな人を捜した結果、Yzさんがヒット。 ここ2,3ヶ月というもの手塚作品には触れてないし、Yzさんにもゆうに2年は会ってない。それなのになんでこんな夢見るんだろう? ・・・・・・とまぁ、どうでもいい話はここまでとして。 ホントにありがとーSさん!このお礼はそうだなぁ・・・・・・イキそうになるのを「アリス」中の詩「ジャバーウォック」を思い出して必死でこらえるクーパーSSでね! |
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2010年5月29日(土) お外はとっても天気がいいのに わたしはお外にでられない きいろい砂がからだについて びょうきになってしまうから スーパーの棚にずらり居並ぶ部屋干し用の洗濯洗剤を見るたびに、あー、最近ベランダに洗濯物干しちゃダメなマンション増えてるからねえと、浴室に設置されたカワックに余計な電気代を払わなきゃならない家庭に同情していたものだが、部屋干しトップが売れるわけは、マンション管理組合の縛りというより、大陸からのろくでもない訪問者のせいなんだとようやく分かったよ・・・・・・。 天気がいい日には中国工業地帯の有毒物質をたっぷり含んだ黄砂を吸い込み、皮膚は紫外線に痛めつけられ、家にこもっていても内臓は保存料と重金属に浸食され、あと20年もしたら日本人の平均寿命、72才くらいになってんじゃないの?と思ったりして。 超能力者と彼らを利用しようとする国家権力の争い、というありがちな構図に、ちょっぴり「レオン」テイスト(いやむしろ「ノウイング」かな)のおしゃま予言者少女を絡ませた本作。 それにしてもクリスタン。「ファンタスティック・フォー」公開当時は、バスタオルがずり落ちそうな風呂上がりシーンで、輝くばかりのピチピチした肉体を惜しげもなく披露して某業界を震撼せしめ、新宿二丁目での「どのコがお好き?」ボードアンケートで、そしてオーストラリアの雑誌「DNA」の「好きな男ベスト10」でも堂々の一位を獲得して、インタビューなんぞやられていたものだ。 それなのに最新作「プッシュ」では、肉体はピチピチマッチョというより細マッチョ化。「ファンタ4」や「セルラー」の悪ガキぶりは影を潜め、どこかくたびれた、いや失敬、やさぐれた男子になっていたものだから、若さというのは持続不可能なものなんだなぁー、としみじみ。 それでも私が一番「カワイー!さわりたいー!腕まくらしてほしー!」と思う俳優さんはクリスなんだよねー。 来世があるなら彼みたいなルックスに生まれ変わって、男も女も翻弄しつつ、でも一番好きなのは弟・・・・・・みたいな問題ややアリな男を目指したいと強く思う。 「プッシュ」、映画としてはあまり誉められたものじゃなかったけど、「チクショーこのクソアマ!私のニック(クリスタンの役名)にさわるなーーーーっ!」などと、かつてのガールフレンド役に罵声をあびせかけることによって血流がよくなり、観賞後には肩こりが治っていたという点で、五つ星のうち三つ星くらいは上げておこう。 「ファンタスティック・フォー」(2じゃなく1の方ね)マーベル原作の陽気でアホで正義感の強いジョニーはクリスのはまり役!脱ぎっぷりもサービス過多といえるほど。なにこの肉体?じゅるっ・・・・・・って感じv それからファンタ4より若い時の「セルラー」。女にふられゼニもないダメっ子が、ぜんぜん知らないオバちゃんのために頑張る姿に萌え!ビーチで躍動する肉体美に燃え!映画としてもものすごく面白い。傑作かと。これぞ脚本の勝利!って感じ。 そいでもって「トレインスポッティング」「スラムドッグ・ミリオネア」で一世を風靡したダニー・ボイル監督の、おいおい〜ちょっと暗いよ〜!と悲鳴があがる地味作品、「サンシャイン2057」。ヒロユキ・サナダも出ています。クリスはクールな軍人役。我が身を犠牲にするシーンに泣きました。風呂シーンはないけどびしょ濡れは有りっス。 ついでながら拙サイトのロメオ・クーパー(ウォートラン)は、ファンタ4のジョニー/クリスの、元気いっぱいでちょっとトホホなとこのある悪ガキのイメージで書いてまちゅ。 |
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2010年5月28日(金)
手元のファッショナブル系メールヌード写真集(※)をほんの何冊か開いただけで、ゾロゾロ出てくる天使もとい天使コス。 かく言う私も小学3年生当時、デビルマンの宿敵飛鳥了が白い大きな翼をしょったサタンの姿で現れた時には、なんかよく分からないけどもやもやして、汗ばんだ手でスカートのすそをぎゅっと握りしめたものだ。まぁ飛鳥クンの場合は両性具有につきオッパイついてたのが、無性に残念だったけどさ・・・・・・。 さて、映画の世界の有翼族といえば、古くはジェーン・フォンダの消し去りたい過去・ハイパーシュールお色気SF「バーバレラ」に登場する盲目の天使族青年(監督、それ、多分やりすぎです・・・・・・)が有名だが、最近だと「コンスタンティン」のガブリエルが思い出されるくらいかな・・・・・・あ、そういえばHEROSかどっかそのあたりのSFでも見たような。 そう考えてみると、なんでもアリの映画の世界にはいそうでいない「天使」。ただそこにいるだけでキャラが立ちすぎて、狼男もバンパイアもカエルの王子様も、目もくらむような後光の前でかすんでしまうせいかもしれない。 そんな取り扱い注意・まぜるな危険の天使ーそれもノーマル天使どころか四大天使の一人・ミカエルを主役にすえた無謀な映画が公開された。その名も「レギオン」!・・・・・・いえいえ、金子監督の「ガメラ対レギオン」じゃなくて、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」「シン・シティ」などの特殊効果を担当、長編はこれがデビュー作となるスコット・スチュワート作だそうです。 「レギオン」では、天命に背いて己が翼を引きちぎった(キーッ!萌!!)大天使ミカエル率いる人間と、人類を滅ぼすため神の手で差し向けられた天使の軍団との壮絶な戦いが描かれる・・・・・・らしい。ミカエルと他の大天使ーガブリエル・ウリエル・ラファエルとの絡みも期待できそうだ。 ところが、公開は本日28日だったはずだから、初日を押さえねば!と鼻息荒くムービーウォーカーをクリックしたものの、あれ?地元じゃやってない? ま、もし地元で公開されなければ、大阪か京都に足を伸ばすまで。それほどまでに「天命に背いて己が翼を引きちぎった」ミカエルという設定は、私のツボをぎゅーぎゅー押してくる。 ひとつ気にかかるのはミカエルを演じるポール・ベタニー。ネットの写真を見る限りやさぐれ度が高そうで、ミキ視点においていまいち天使っぽくない点である。 ※・・・・・・余談だが「メールヌード」が男性(MALE)裸体を指す英語であることは、知られてそうで意外に知られてないみたい。妹ヘボピーなんか、メールヌード=MAIL NUDE(郵便ヌード)と勘違いして、「なるほど、『遠い国から来た男』だからだな」と納得してたと聞いて吹いた。 ※「神&天使vs人類」で思い出したのが、SF好きさんに超お勧めの短編。テッド・チャンの「地獄とは神の不在なり」。 |
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2010年5月24日(月) あー海外旅行してー!・・・・・・と呟くだけなら小学生にだってできるけど、実行するのは物心両面で大変なこと。それでも私は行くのだ、「詩とバラの国」というよりむしろ「ノーヘル天国」と呼びたいイランにまたしても。 ペルシャ絨毯の郷がどういうところなのか、初イランでその片鱗だけでも垣間見て、多少なりとも度胸がついた錯覚におちいっているので、こんどは航空券やホテルは自分で手配の上で、9月の連休あたりにもうちょっと腰の据わったテヘラン&イスファハン訪問を画策中。 え?お前ペルシャ語分かるのかですって? 問題は今度はヘボピーがついてきてくれないことかなー。「秋は基地祭が多いから無理っ!」って、そ、そんなにキッパリ断らんでも・・・・・・。 誰かいっしょに行ってくれないかなー・・・・・・と言ってはみるものの、行き先が「日本ではなんとなく胡散臭いと思われている」国(在イラン日本大使館からのメールより)では、お父さんお母さんに激しく反対されること必至。まずは同行者を見つける段階で、かなり苦労しそうな予感いっぱいだ。 プラス圏からあっという間にマイナス200万にタッチした時にはあやうく「えぇい!どうにでもなれ!」と投げそうになったが、その後2ちゃんねらーばりの熱意でキーボードと闘った結果、現時点でなんとかマイナス40万まで復旧。ホッと一息ついている。 為替市場は土日は休みだからその間は為替のことを考えずに済んだけど、あと6時間半で開くニュージーランド市場で、円が高くなるか安くなるか、どっちに動くか観察せねば。 それにしてもこれまでに、ウマにもパチンコにも株にもはまってきたけど、FXの恐るべきバクチ性と比べれば、赤ん坊&百人切り達成のギャル男みたいなもの。FXってホントに怖いギャンブルだ。 土日を除く24時間できる上に、突っ込むゼニは天井知らず。今みたいに狂ったようにアップダウンの激しい相場下では、少ない保証金でも100万200万は一気に取れる代わりに、あっという間に全てを失うこともある。 なんでも近頃「一発逆転をもくろんで」FXに手を出す若者が増えているらしい。やってる人間が言うのもなんだけど、FXなんてろくなもんじゃない。あれは投資じゃなくて単なるバクチ。 取り返しのつく金額でギャンブルだと割り切ってやるのはいいのだが、もし資産運用と考えるなら、FXはやめておくに越したことないと思うなー。 さて、それではアラームを6時20分に合わせて寝ることにする。明日の6時31分にはドル円が90円60銭になって、私が懊悩から救われるよう祈って頂きたい・・・・・・(涙)
ヘボピーに「こんな派手なのどこですんの?」と言われて「そ、それもそうだな・・・・・・」と一時は店の前から立ち去ったものの、やっぱり欲しくて購入。 120ドルくらいかなーと思ったら、スーパーマリオそっくりの店主、目方を量って「230ドル」。ぜんぜん財布に優しくないお値段だったので、「あー、またやっちゃたかなー」と後悔しかけたものの、日本で着けてみたら自分で言うのもなんだけど、びっくりするほどしっくりきていた。・・・・・・このしっくりっぷりそして絨毯愛、ひょっとすると私の前世はペルシャの田舎地主かなんかだったのかもしれない。 |
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2010年5月23日(日) まずは特報。 「古代マヤ・アステカ不可思議大全」と「マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行」(草思社刊)。 ともあれおめでとう、そして長きに渡っての苦闘、お疲れさまでした芝崎さん。まずはゆっくり休んでから、出版祝いはアキバか新宿二丁目、どっちがいいか決めといてくださいねっ! イランから送ったポストカードが、ようやく友人の許へ届いたらしい。 まぁ考えてみるとサンフランシスコ宛のエアメールでも、一週間ほどかかることを考えれば、イランからだとそんなもんなのかもしれないなぁ。エジプト・ルクソールから投函したポストカードなんか帰国の一ヶ月後に到着しとったからな・・・・・・郵便事情はイランの完全勝利。 でもって友人Sちゃんが、ポストカードのお礼を兼ねて送ってくれたハーネマン画像に、眠っていた萌え心が呼び覚まされ、今ふたたびウォートラン話をガンガン書きたい気分。 とにかく長いこと絵も妄想話も書いてないから、まずはリハビリ代わりに超ショートストーリーから・・・・・・で、ふと頭に浮かんだのが、「不思議の国のアリス」中のノンセンス詩「ジャバーウオック」。 アリスといえば英国、英国といえばロメオ君・・・・・・ってことで、クーパーに「小さい頃覚えたんだ」とジャバーウオック──「そはゆうとろどき ぬらやかなるトーヴ達・・・・・・」と暗唱してほしい。(私も幼い頃からアリスが好きで、いっしょうけんめい覚えました) ハーネマンにはイランの大詩人・モウラヴィーの詩を暗唱してもらうのは無理かなぁ。「聴け 葦笛が如何に物語るかを 如何に別離をかこつかを」・・・・・・と美しい詩は、ペシミスティック・ロマンティストに向いてそうなんだけど、モラウヴィーの詩だと中東系自由人のポーの方が似合うかも。 あと、ハーネマンの「ま、そんなもんだ」って台詞で終わる話も書きたいんだよなー・・・・・・と色々妄想するのは人生の大きな楽しみだよね、オタクにとっては。
写真ではよく見えないが、手で細かい模様が描き入れらている。で、山ほどあるブツの中から「これとこれとこれ!」と指さしたら、「それ、みーんなマスターの作品なんですよ」っておいおい・・・・・・。たしかに見比べると師匠の作品は下っ端のものとは雲泥の差。 日々ペルシャ模様に親しんでいると、知らないうちに見る目が養われるものなんだなー、としみじみ。まぁ日本ではぜんぜん意味ない審美眼だけどな! |
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2010年5月22日(土) 宮崎の偶蹄目たちの頭上に疫病の黒い風が吹きすさぶ昨今。「処分」されたウシやブタはいったいどれほどの数に達するのだろう。ああ・・・・・・昨夜ニュースで見たブタの肌色のお尻──飼育者のおじさんに導かれるまま、おとなしく歩いてゆくブタの映像が頭から離れなくて辛いなぁ・・・・・・。 話変わるが、サングリア作りに凝っている。 そんなサングリアだが先日、行きつけのバーで作り方を聞いたところ、「広口ビンに安ワインとフルーツと氷砂糖を放り込んで、一週間ほど寝かせるだけだよーん」と予想よりもイージーな製法を伝授されたので、果物屋で投げ売りされていた一山100円の甘夏と、200円の死にかけイチゴで試してみた。 すると想像よりもはるかに美味しくできており、もうすっかりサングリアのと・り・こ・・・・・・。 使用ワインは多分シャブリのグランクリュ・レ・クロなんかよりも、どデカ紙パック入りとか300円台のPB商品の方が適していそうなので、みなさんもおうちで手軽に作ったサングリアで、軽いぜいたく感を味わってみては。 ただ、サングリアといえども酒の一種。口当たりがよくてジュースみたいなせいで、ついガブガブいってしまうが中身はワイン。あなどっていると翌朝にはトイレで胃が裏返るほどリバース、ミイラもどきの顔で出社・・・・・・って危険もはらんでいるので、自家製のリーズナブルさに安心しすぎないよう、適量を守ることをお勧めする。
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2010年5月21日(金) 先日地上波で放送された「300(スリーハンドレッド)」、皆さんご覧になっただろうか。 画面を彩るのはマッチョ!マッチョ!!マッチョ!!!ところにより一時オ・カ・マvなこの映画をもちろん私が嫌いなはずがなくて、一時はスパルタ王レオニダスが裏切り者に言い放った台詞、「永遠に生きろ」を口癖とするほど愛好していた。 そんな私の歴史マッチョ愛を知ってか知らずか、今回の地上波放映で初めて「300」を見た友人(♂)、「あんなレスラーみたいな筋肉じゃぜんぜんダメだ!本当に使える筋肉はうんぬん・・・・・・」なんて講釈垂れだしたので、カチンときた私。 それにしてもロドリゴ・サントロ(※)が演じる、スキンヘッドのクセルクセス王。「なんかミキさんとキャラかぶってますねー」と言われることがしばしばなのだが。 そういえば「300」、筋肉&汗くささレベルが突出しすぎてるせいで、日本ではウケが悪いだろうなーと思っていたら、コミケにおいては300同人、予想をはるかに越える数が見受けられてびっくりした。 あと、「300、レオニダス、永遠に生きろ」でググったらこんな書き込みも発見。 「この人ジョジョに出てきそう」(クセルクセス王のことね)・・・・・・今、気づいた。相手がオタクであろうとなかろうとも、自分が友達になれるかなれないかは、きっと相手がジョジョが好きか、それとも体質的に受け入れられないかで決まるだろうなということに・・・・・・。(無論私はジョジョ愛派です)
当時はこれにフォンテーヌのカツラをかぶってお仕事してたんだが、そこをスルーする会社も会社だよね。 |
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2010年5月16日(日) ご無沙汰しちょります。帰国したはずなのにぜんぜん更新がないもんで、イラン風邪で日赤病院に隔離でもされてんじゃないか?と心配してくださった方もおられるかもしれないが、そこそこ元気ですミキ。 しかしたった8日間とはいえ、禁酒国での強制的断酒とハードめの行程、そしてゼニの使いすぎによる老後への漠然とした不安のせいか、帰国後は酒もごはんもあんまり欲しくなくなってよぉ・・・・・・。 肉も揚げものもあれほど好きだったのに、この一週間はほぼベジタリアン状態。何か食べに行くといえば、「わらわは血のしたたる肉を所望じゃ」なんてぬかしていた私を知る人には「なにかおかしい・・・・・・エイリアンが化けてんじゃねえの?」といぶかられそうな嗜好の変化だ。 いや、でもホント欲しくないんですよ、肉。アルコールが欲しくなくなるのは分かるけど、なんで肉までも?イマーム広場で修行僧の霊にでも憑依されたか? ま、野菜生活の甲斐あって、ジムでどれだけ努力してもぜんぜん減らなかった体重が、出発前に比べて5キロダウン。 やめてよー!犬なんか独りで留守番できるよ〜!これからサム・ワーシントン君のギリシア甲冑姿に萌え萌えするんだから! 我が町K市が毎年5月に行うまつりのメインディッシュは、種々雑多なグループによるパレードだ。 しかし同時に、満面の笑みをたたえてトロトロ歩くみなさんの善男善女ぷりに心洗われた、と言えないでもないので、暇つぶしにテレビに貼り付いて鑑賞した成果を、ちょこっと紹介させて頂きたい。 「K市まつり」と聞くと、K市民がすぐに思い出すであろうものは、地の果てまで続くゆかた姿のオバちゃんの群れだ。 この婦人会、もしくは民謡愛好会によるパレードは、幼い頃から県庁や市役所のパレード(公務員のオッサンたちがトロトロ歩くだけ)と並んで、最も面白くない出し物なのだが、めまいがするほど参加者希望者が多いせいで、パレードの列もいきおい気が遠くなるほど長くなる。飽きた子供がむずがろうが、そんなこと知ったこっちゃない。 想像して欲しい。踊りもって三歩進んでは二歩下がる50代OVERのオバちゃんの列が、果てしなく続いている光景を。しかしその次には楽しいサンバチームが配置されていたりするから、人々はイヤでも我慢するしかないのだ。正に抱き合わせ商法。K市まつり企画部の勝利。 そんなうんざりするようなパレードなのに、数のパワーとはえらいものだ。 それは「鎮魂の気持ちをこめて」頭上に灯籠をのっけたオバちゃんの列が、暮れなずむメインストリートに、ぼーっとしたオレンジ色の光の河となって、どこまでも・・・・・・はるか遠くまで・・・・・・続いていた光景だ。 そんなオバちゃんパレード(爆裂灯籠モード)の写真もここに並べたかったのだが、どのフォルダをさぐっても見つけられなかったので、代わりにオバちゃんパレード(ノーマルモード)の写真をのっけておく。
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2010年5月8日(土)
イランより無事に帰国ちまちた。帰ってきたら円が90円割れてたから我が目を疑ったよ。いよいよギリシャもデフォルトなのか? あちらでは天候に恵まれトラブル少なめ、モスクは美しくイラン男女は日本人にやたらと親切で、とてもいい旅ができました。 バラ柄のマグカップ(笑)はどこを捜しても見つからなかったけど、絨毯はこれや!と飛びついてると結果的には4枚に。いやー、胴巻きに隠し持ったゼニで十分だろうと思ってたんだけど、強力な呪文で封印していたクレジットカードを、ペルシャの空の下に解き放つ羽目に。 とにかく今日はひとまず寝ます。落ち着いたらぼちぼち更新するのでどうぞよろしく。疲労のせいで口の中がタコのいぼいぼみたいな口内炎。何を食べてもしみるせいで、食欲がおこらずちょっぴり痩せられたかも。 こいつがマスターカードの結界を破った張本人だ。はるばるイランまで来たんだから、イスファハンだけじゃなくてテヘランの絨毯屋も見て見るニャ、と思ったのが運のつき。おおお・・・・・・見なけりゃよかった・・・・・・。 |
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2010年5月1日(土) あと10分で出発だ。朝4時半に起きたのに、またしても時間ギリギリだよ・・・・・・なんとかならないのか?このペース配分の下手っぷり。 イランではできるだけ髪の毛を洗わずに済むように、ダッシュで風呂に入ったのだが、乾かす時間がないから濡れた頭のまま飛び出さなきゃならない。カメラのメモリに残っていたエジプト写真の整理に思いのほか手間取ったのが計算違いだったなあ。コピーは何枚も取ってあるんだけど、ものすごい手間をかけて撮影した何百枚という写真、いざ消すとなると勇気がいるよね。 おぉおお!そうこうするうちに旅立ちの時が。 それではミキはペルシャ絨毯の郷、イランへ行ってまいります。ケガしないよう、病気しないよう、そしてなにより強盗に逢って全財産取られないよう、どうぞみなさま祈っててください。 |