東京のキングスマン絶叫上映のために友人と二人、意気揚々と空港に行ったけれど、延々と待たされたあげく、飛行機が欠航になった悲しい日。イベント参加できないやるせない気持ちを癒されようと立ち寄った「どうぶつ王国」の写真です。

ゲートを越えると日本には生息していない感100点満点の植物のお出迎え。映画「アバター」の森にこういうの、モリモリ生えてそうだよね。

花鳥園のアイドル的存在は二頭のアルパカ。アイドルだけあって他所のアルパカの百倍綺麗。このふわふわをキープするにはシャンプー&ドライングが大変そう。

可愛い〜っ!ふわふわ〜!という黄色い歓声なんぞどこ吹く風。達観したようにエンドレスで口をもぐもぐさせており、じっと見ていると「アルパカ、ほんとはそれほど可愛くないのでは……」と思えてくる。

アイドルアルパカの片割れはブラウン。見事なトリミングだ。
スタンプー(大型サイズのプードル)のトリミングには2、3万円の費用と6、7Hの時間を要するそうだけど、アルパカのトリミングにはどんなに手間がかかるかな。

ペリカン、冷静に見るとずいぶん変わった鳥だ。

何をするでもなくただ水面に浮かぶペリカン団子。眺めていると風に押し流されてちょっとずつ移動している。

白いシャツと一緒に洗ったらぜったい色移りするな。

全く無関心な感じで観客を眺めていたのに、私が視界に入るや羽を逆立てて「カーッ!」と威嚇。「捕食者に見えた?」とドキッとしたけれど、私が持っていた犬のぬいぐるみに反応しただけでした。ホッ……私まだ人間だった……。

ミルキーワシミミズク ミルキーなのに「サルなどの哺乳類、大きな鳥などを捕食します」と解説ボードに書かれており、見かけによらずアグレッシヴ。
ちなみに名前は「清盛」だそうだ。もっとミルキーな名前つけてやれ。

ケープワシミミズク。名前はアラシ。夜間だけではなく日中も活動、捕食するネズミにとっては手ごわい奴。生涯同じペアで過ごすんですって。うふふ、いいわねえ〜(=´ω`=)

メンフクロウ(名前 キャスパー)見た目の通り、お面のような顔からこの日本名がついたとのこと。まんますぎだぜ。
なおキャスパーは怖がりらしいけど見た人の方がびびるから、もっと自信を持てばいいと思うよ(=´ω`=)

アフリカオオコノハズク(名前 テン)「ダーウィンがきた!」のひげじいのモデルみたいだ。「くちばしの周りにあるひげは触覚器官で手で触ると反射的に瞬きをしますが、これは目がごみや虫で傷つかないように守っているんです」ふぅーん、そいつはいいけどちょっぴり不気味。

スピックスコノハズク。名前はムギ。「おもに昆虫やクモなどを捕食しますが、ネズミを捕らえることもあります」
サルを食らうミルキー清盛とは大違い。そう言われれば名前も素朴で大人しそう。

ふくろうふれあい広場にたたずむ木彫の源氏パイ、もといメンフクロウ。

関が原インターチェンジあたりにありそうだけど、どうぶつ王国のトイレなんです。余計な工事費かけて和テイストにする必然性については施工主に訊いてください。

よくわからない犬のTシャツ。なになに?"THANK YOU VERY MUCH!!"?……ますますわからん。

ド下手な剥製師が作ったみたいな不気味ベクトルのぬいぐるみ。カピバラの特徴である「眠そうな顔」を布と綿で再現しようとするとこうなります。

お子様方にいじりまくられ散乱するぬいぐるみたち。カピバラにケチつけたけど、どうもこのコーナーはリアリティー推しらしい。このネコリアルで可愛い!むちゃ欲しい!近所にいる白黒ネコさわっとけって話だが。

ドリーミーネコちゃんのポーチ。これも買いそうになったが、「買ってどうするねん?!」と自問自答して手を放した。人として一歩前進できた気分だ。

 茶色いウサちゃん。

ピンクのウサちゃん。

お子さま方にふれられすぎて疲れ果てた、ふれあい広場のアンゴラウサちゃん。

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