一万ヒットの御子柴さまキリリク「マハードを抱くセト」 「抱く」はどういう意味の「抱く」でもいいですよ、とのリクエストでしたので、 当サイトはセトとマハの肉体関係は無し、という見地なもので 「死せる男をいだくセト」というイメージで描かせて頂きました。 (この絵に晶山嵐子さんが付けてくださった短文はこちらです→★)
セトに対する私のイメージはといえばオスカー・ワイルド筆によるサロメ。 「そなたの口に口づけするよヨカナーン」と銀の盆に載せた聖者の首にキスする ファム・ファタルとしての彼女は様々な絵画に繰り返し取り上げられていますね。 もしくは“紫と緋の衣をまとい、金や宝石で身を飾り、淫行の汚れに満ちた金の杯を捧げ持つ” ヨハネ黙示録の「バビロンの大淫婦」。
そう思いつつ、原作を開きセトをしげしげ見て私は思いました。 ・・・一体この彼がどこからそういうセト像になったんだ?!同人イメージって恐ろしか・・・
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