2008年8月30日(土)
うちの今のワンちゃんはちっちゃなコッカースパニエルだから、長さ40センチもあるこいつはやれないが、以前サルーキたちがいた頃にはこれよりももっと大きな骨ー全長50センチ以上ある大腿骨ーを肉屋に頼んで取り寄せてもらい(一本300円)、チャリンコの荷台にくくりつけて帰宅、家庭用パスタ鍋で無理矢理ゆでては家中にラーメン屋の仕込みタイムのような匂いを充満させていたものだ。 もちろん犬たちは大喜び。だが、牛の大腿骨の骨なんて、サルーキみたいな大型犬にとっても手に余るサイズだったようで、くわえて運んでいるとあごが疲れるのだろう、途中で骨を口から離しちゃうので、その度にドーン、ドーンとどでかい音が響き渡る。ちなみに私のおうちはマンションの4階。 下の住民にはトレーニング中にバーベルでも落としたんだろうと思われていただろうが、近所迷惑だから骨は間もなく取り上げた。 なお当時のこの家(賃貸)、ふすまも犬どもが丸くぶち抜いており、お客さまがいらっしゃる度にふすまの穴の向こうから、大きな犬たちがサーカスのライオンよろしくぴょんぴょん飛び出してきてお出迎え、お客さまは腹を抱えて大爆笑、となかなかウケる家だったよ。そしてもちろん敷金は一円たりとも帰ってこなかったよ・・・・・・ さて、今日は土曜日。そして午後2時過ぎ。 でも、さすがに己に厳しいマゾ気質の私でも、ここしばらくホントに体がダメすぎて、疲労に精神力がついて行かないのだ。 私は子宮筋腫で子宮がザル状態なせいで、生理のたびにこのまま出血多量で死ぬんじゃなかろうか?と思うほど出血する。ましてや前回からの間隔が短かすぎる今回は、体内でヘモグロビンの製造がぜんぜん追っついてないと見えて、顔色は青白く舌もまぶらの裏もまっしろけのハーネマン状態。 今日は10日ぶりにショートステイから母が帰ってくるってのも超絶プレッシャーである。最後に会った時に比べてさらにボケがバージョンアップしてたらどうしよう、ホントに壁登ったらどうしよう・・・・・・とかあれこれ想像すると、恐怖のあまり失禁しそう。 ともあれこれから実家に帰ります。やっぱいくら別人みたいにボケてても、母の顔は見たいしね。オールナイトでウォールクライミングされた場合に備えて、眠らずに済むようにDVDも三枚準備している。 どんな映画かっていうと、ストーリーはぜんぜん知らねども、「アフガニスタン」で検索かけたらヒットした「スター・オブ・ソルジャー」と、アフガンの貧困階級の悲惨な話「カンダハール」、そして平和だった70年代アフガンの記録映画「天上の足音」の三本・・・・・・あぁーっ!!アフガン縛りだなんて選択間違ったーっ!母の見張り番の時間つぶしには、あまりにもダークがすぎるラインナップだ。 次からはオールナイト介護の時には、もっと明るい気持ちになれるドアホ作品ー例えば「チアリーダー忍者」とか「おしゃべりパソコン犬危機一髪」とか「ファンタスティック・フォー」なんかを準備することにしよう。 |
2008年8月26日(火) 近頃人様に「変わってる」と指摘されることが多い。 加えて昨日、信頼している人とちょっとしたことで諍いになってしまい、「お前はなんでもやたらと真剣に受け止めすぎなんだよ」なんて言われて、気分は一気に急降下。 親身になって相手の話を聞くことは美徳だと思っていたのだが、それも時と場合によりけりで、私の場合はやや相手の気持ちにシンパシーを示しすぎると叱られて、そう言われればそうかなぁと己を振り返ってみた。 そんなこんなで、この年になって他者にどう接すればいいのか急激に分からなくなってきたのは、今の私が置かれている環境においては、かなり危険な「心の風邪」サインにも思える。 そうと決めたらやることは幾らでもあるんだよねー。クパハネ話も書きかけばっかだし、上げなきゃならないエジプト原稿もある。久々にいっちょコピ本も作っちゃいますか!この期に及んでウォートラン本を(笑) ならばまずは、締め切りがシャレんならないほどさし迫っている原稿用の資料を・・・・・・と本棚を探っていたら、厚さ4センチもある「ザ・レザー・ブック」(レザーフェチのためのファッション史)と「マイアミ・ヒートウエーブ」(筋肉モリモリのマッパ男たちがビーチで微笑む、己の棺桶に入れたくなる写真集)とヒエログリフ辞典の間から、写真下の物体が発掘された。
自分、これを一体どこで着用するつもりだったのだろう。ゴヤの絵のバックで踊ってそうな右のフェザーはもちろんのこと、左のパピヨンもSMバーか武装錬金のコスプレにしか使えんっちゅーに。 こんなものがナチュラルにポロッと出てくるあたり、やっぱり変人と呼ばれて傷つくだなんてお門違いかもなぁ、などと、不惑にしてようやく己と正面きって向かい合ったひと夏の経験であった。 |
2008年8月24日(日) 夏が終わった、北京の夏が・・・・・・とは言っても、試合はといえば、逆三角形の体型がビュティホーな闘う人魚たちの男子水泳と、室伏クンにだったら抱かれたいわんvというオトコノコの気持ちが痛いほど分かる男子ハンマー投げ、そして萌え系メガネ美人のくせして、ジャンプ成功のたびに拳を握りしめハーピーまがいの奇声を上げるドイツ選手に、可愛い顔してさすが狩猟民族とびびらされた、女子走り高跳びをちょこっとづつ見た程度なのだが。 あ、あと今日の男子バレー、アメリカxブラジルの決勝戦も、ジムのテレビにスキンヘッド男が数名映ったもんだから、つい最後まで見ちゃったよ。 私が目の付けどころがシャープでしょなチェックを入れたのは、褐色率の高いブラジルじゃなくアメリカチーム。スキンヘッドのおっきいアンちゃんとちっちゃいアンちゃん(でもちっちゃい方でも確実に180センチはある)、そしてシャツの下ではきっと胸毛が鳴門海峡もしくはエドガー・アラン・ポーの大うずまき状態・ワイルド系ヒゲ&タトゥーのその名もキンタ・・・・・・もといボール選手に萌え。 バレーボールなんかルールすら知らないのにラストまで延々見続けたのは、とっととアメリカが勝ってくれて、喜びにうち震える選手たちが抱き合う際、ついうっかり子供は見ちゃいけませんレベルのイチャベタな抱擁をしちゃわないかなー、なんて不純な動機があったせいだが、きっとスポーツの女神の不興を買ったのだろう。ほんの一瞬テレビの前を離れてる間に、勝利の瞬間を見逃してガックリ。 それにしても、バレーボールって私的にはでかい男女がちっこいコートの中で跳んだりはねたりという、どっちかっつーとカッコ悪い分類のスポーツだったのだが、今日のアメリカvsブラジルを見て考えを改めた。 でもってさっきまで見ていたのが閉会式。 それに、イモ臭いとか言ってるけど、日本でこれだけの演出ができるの?と問われたら、選手にレインボーカラー=ゲイカラーのユニフォームを知らぬが仏で着せるのみならず、仮面ライダーの悪の首領みたいなコスプレをさせられたフィギュア選手が、聖火の点灯をつとめたという我が国の前歴を思い起こし、無理ですごめんなさいとソッコー謝るしかないような。いやホンマ要らんよ、東京オリンピックは・・・・・・開会式と閉会式を想像するだけで怖すぎて卒倒しそうだ。 あと、北京閉会式で最後までドキドキしたのは、いつテロリストが最後っ屁とばかりに攻撃を仕掛けてくるか、やけっぱちみたいに上がる花火でうっかり鳥の巣が焼けないか、そして、ご老体ジミー・ペイジが演奏中に心筋梗塞でブッ倒れないか、という点であった。 なにはともあれ17日間の長きに渡ったオリンピックも、振り返ってみればあっという間。 |
2008年8月24日(日) 来世ではこういう男に生まれ変わってSASに入隊したいのなら、現世の苦痛も悲しみも乗り越えてゆくんだミキっ!と己を鼓舞してはみたものの、肉体的、精神的に甘えきった一介のジャパニーズOLにはどだい無理な話だったようだ。 自分、火曜日あたりまではそこそこ元気だったのにさ、水曜日に実家にたったの一泊しただけで、今まで見たことがなかったタイプの母の異次元的行動にショックを受けるあまり、次の日は胃けいれんで病院に担ぎ込まれてそのまま自宅で養生、今日になってやっとライフポイントが復活した感じ。 でもって、壁に登ろうとするものの、スパイダーウーマンじゃない母は当然のようにドーン!と後ろに倒れては、でも痛みなんか感じなくなっているのだろうか、すぐにゾンビのようにムクッと起きあがってまた登ろうとする・・・・・・それを一晩中繰り返されては、かなり強靱な精神力の持ち主でもストレスフリーでいられるわけがなかろう。 ただ、幸いなことに母はその翌日から来月一杯と、未だかつてない長期間、施設に泊まってくれることになっている。だから胃けいれんを起こしつつも、気持ちとしてはまだ楽な方なのだ。 そんなわけで来月は4,5日の介護で済むもので、久々に海外に行ければいいなぁと思ってる。候補に上がってるのはイラン、エジプト、モロッコ、トルコ、シリアあたり。 とにかくどこでもいいから久々に聞きたくてたまらないのだ。太陽が昇る前から大音量で響き渡り、信者のみならず極東からやってきた異教徒をも叩き起こすエザーン(一日5回の礼拝への呼びかけ)の心震わせる旋律が。でもって酒が手に入りにくい国で、この酒びたしの体からアルコール分を抜き、クリーンな肝臓になって戻ってくるのだ。 ただ問題はやっぱり会社。前述の国への旅行は最低一週間かかるので、連休を絡めたとしても四日の有給ゲットは至難の業。 ともあれ母を預かってくれる介護施設の、神さま仏さまのような皆さんのおかげで、私は今、カップヌードルのCMのようにフリーダムを満喫している。 |
2008年8月17日(日) 4連休もあっという間に終わりに近づいているというのに、やらなきゃと思っていた事の数々ーメールの返信もエジプト原稿もヲタ原稿も家の掃除も、たった一つも終わってないから自己嫌悪に陥って、それでもなお疲れのせいで次の行動に移れないお盆休みも最終日の夕方4時。 あ、そういえば今日はコミケも最終日か。同じ疲労でもコミケ疲れは、狩りが終わったという達成感ある疲れだからいいよね。それに比べて私ときたら・・・・・・とうじうじダラダラ。 最低限のお盆の行事として、先祖供養とイリの供養、そしてマヤの通院(お陰様で血液の値はかなりマシになりました)だけは済ませてあるのはまだ救いながら、実家と自宅を行ったり来たりするだけで、暑さと帰路の坂道のキツさと、狂ってしまった母を目にしなくてはならないという苦しみのせいで、体も心も一気に参っちゃったんだよねー。 また、実家に泊まって枕が変わるとほとんど眠れないので、最近では始発電車で母の世話に帰るというパターンを採用しているのだが、昨日は「急遽帰って欲しい」という妹の依頼があったもんで、人と会う約束をキャンセルしてドナドナ状態で実家へ戻り、またしても睡眠不足で一気に体調を崩した感じだわ。 今朝は母をデイケアに送り出してからソッコーで自宅に戻ったものの、この4日間に激しく動き回ったせいか、一時間だけ仮眠するつもりが、4時間も寝てしまってまたしても自己嫌悪ぐるぐる。だらしない自分は一番嫌い。 肉体的にも精神的にもタイトなせいか、見る夢も恐ろしいものばかり。介護なんて夢の中でまでやりたくないし、テロリストの計画を阻止するため、機密を託された少年と化して(ガールじゃなくてなぜかボーイ)と化して、アフガニスタンはカイバル峠を逃げ隠れするってのも、夢であってもちとキツい。 中でも一番恐ろしかったのは、マヤを死なせてしまう夢。私にとって何よりも大切な存在ー犬たちが死ぬ夢を見る時には、疲れがピークに達しているということなので、断末魔のような己の絶叫で目覚めた時には、これはヤバいなぁと少々あせりと感じた。 夢の中で私はマヤを地上40階の空中庭園で遊ばせている。見上げれば遠く霞む高層ビルの群れ、見下ろすとおケツがぞくっとするような遙か彼方の地面。そんなビルのそこかしこに、人は無理だが犬ならすっぽり入ってしまう小さな隙間があいている。 植え込みをクンクン嗅ぎまわりながら、私の少し前を行くクマさんに似たマヤのお尻を眺めながら、「引きひも付けなきゃ危ないなぁ」と思った瞬間、つるりと足を滑らせて、ビルとビルとの谷間に落ちてゆくマヤ。 「>*0*<キャアアッ」なんて女らしい悲鳴じゃなく、私の喉から発されたのは「グァオォゥオォオゥーー!」という喉から血が吹き出さんばかりのウルフガイ系。体に力が入りすぎて、目覚めた時にはもうヘトヘト・・・・・・。 あの時には、私の帰宅を察知してすでに庭で待機していた愛犬たちが、「ご主人さまの危機!」とばかりに一斉に遠吠え、それにつられて近所の犬たちもオオカミのように合唱を始めて、絶賛開催された深夜のワンワンコンサート。 とかなんとか言ってるうちに明日の出社まで余すところ15時間。疲れたとか鬱だとかうじうじしてても意味がない。 |
2008年8月14日(木) 朝5時に枕元のケータイから、死人も目覚めるボリュームで流れ出たウォートランのメインテーマ。ベッドから飛び起きると顔も洗わず駅までチャリをぶっこいで、ギリギリセーフで始発電車にスライディング。 ブートキャンプの新兵でもあるまいし、オイラ朝っぱらからなんでこんなにバタバタしなきゃなんねぇの?と心の中でぼやきつつ「アフガンの男」を開いたものの、3ページも読まないうちにあっさり眠りに落ちていた。 実家では母にデイケアに行く準備をさせて朝食を作り、引きちぎられて部屋中にまき散らされたオムツと生ゴミを掃除して、洗濯してるとホームの人がお迎えに。でもってすぐにこっちに帰ってジムに行き、今は自分の洗濯をしながら一休みしているところ。 小さい子がいるのにフルタイムで働いてるお母さんなんか、きっともっと忙しいんだろうなぁと、己を慰めるためにわんぱく坊やが年子で三人いるお母さんの、ハードな日常について想像を巡らせてはみたものの、子供に接したことが無い人間にとってはイメージを湧かせること自体ちょっと無理だった。ただ、少なくとも子供は呆け老人よりは愛らしいよね、きっと、いやぜったい。 それにしても暑い。こうしてキーボードを叩いているだけで汗がダラダラ流れ落ちてくる。でもクーラーは入れない、いや、節約のために入れられないのだ。 それにしても暑い。暑いと言えばオリンピック開幕式。(話を無理矢理繋いだ!) 「オリンピックには興味ない」とか言ってたくせして、バラエティー豊かな民族衣装も続々登場するこれ、見始めるとなかなか楽しくて、つい筋肉痛になるほど延々と自転車こいでしまった。 男子スポーツ選手にはナンパなロンゲの奴はあんまりいない。大抵がキリッとアニキな短髪で、それだけでも男前に見える上に、国籍や肌の色を問わず、誰を取っても(オマケに付いてきた役人のオッサン除く)スポーツマンだけあってハラショーな肉体。マッチョマニアとしては「うほっ!いい男」とエキサイトするあまり、ジムを出るときには別の意味でヘトヘトに・・・・・・。 二百数十カ国が登場する行進の中でも、私が一番見たかったのはアフガニスタンの入場。 そっかー、アフガニスタンからの出場選手は、若い女性たった一人だけだったんだね。 (※)これについてはさっきちょっと検索したところによれば、亡命しちゃったとかなんとかいうニュースが目に入ったので、真相はまた改めて。 アフガン以外で印象に残ったものはといえば、選手入場のバックで踊っていた、白いミニスカ&白ブーツの心なしか「喜び組」入った中国えり抜きの娘さん達が、暑さのせいかだんだん弱ってきていたこと。 プーチンたま、ご存じの通り黒い噂は多々あれど、カッチョよさという意味では純粋にカッチョいい。ブッシュもサルコジも足元にも及ばない、無論福ちゃんは言うに及ばず。 実を言うと私はプーチンの、主にルックスがかなり好きである。それもロシアの新聞第一面に「休日に半裸で釣りを楽しむ大統領」の写真が載って、ロシアのゲイワールドに旋風を巻き起こしたという、あの時期からのミーハーファンってのはかなり恥ずかしいのだが(笑)。 会社のパソコンの壁紙をプーチンにしようかどうしようか迷って、思想的にツッコまれては元も子もないので思いとどまり、今の私のデスクトップには、ドイツで人工飼育されたシロクマ、フロッケが転がっている。でもプーチンに対しては、図書館の関連書を読みあさる程度には、最近モリモリ興味あるんだよねー。 ・・・・・・とここまで書いたところでこれから出発。最近このパターンばかりで芸がなくてすいません。 |
2008年8月13日(水) 始発に乗って実家に帰り、マヤっこにトイレをさせてソッコー帰宅。眠くてくっつきそうなまぶたをこじ開けながら、自宅までの道をチャリ漕いでると、まばゆい朝日を浴びたせいか、やっておくべきことをふと思い出した。 そこでハンドルを自宅近くにある、天照大神のご長男を奉った由緒正しき神社へと切り、清い心で参拝。でもって敷地内にあるお稲荷さんと竜神さまにもお参りして心は爽やか。はぁぁーっ!やっぱやることやったら気も晴れ晴れするなぁ! そう思いながら帰ろうとすると、奉納された絵馬の数々が目に入った。 K市万歳!さすがY組のお膝元だけあって、こういう絵馬もナチュラルにアリね。(Y組とはもちろん誰でも知ってる日本最大の広域指定暴力団です) でもって、今日はオリンピックの感想とかを書くつもりだったのだが、もうおねんねの時刻が近づいてきた。時間がたつのって早いなぁ。でも5時間は寝とかにゃこの盆を乗り切れん。 明日からは楽しい盆休みなんだけど、この期間は「盆くらい介護休ませてくれや・・・・・・」という家族がモリモリいるせいで、どこの施設からもはじき出された母の介護に、貴重な我が4連休を捧げねばならないのだ。闘う男(女だが)に休息はない。 ・・・・・・ってことで明日も始発なのでもう寝ます。電車の中では、やっと図書館から回ってきた「アフガンの男」を読むのが楽しみだわぁ。 |
2008年8月10日(日) ヲトラン友のゆめちゃんのとこで頂いてきた「お部屋教えて」バトンに答えてみるよ。 悠々自適なハイミスのお部屋には、スタイリッシュなソファーや椅子や飾り棚がマストアイテム。 前歴が分からないモノにはえもいえぬ恐怖心を抱いてしまうので(本や洋服ならまだいいんだけど、アクセサリーや家具はパス!)アンティークには絶対に手を出さない。 例えば、名品とされるブランドー銀座のクラブとか、儲かりすぎてる歯医者の待合室にありそうなDe
Sedaのソファーはセットじゃなくてたかが単品で180万円。 そうは言いつつも、来年の新居への引っ越しは、インテリアを一からいじり直すいい機会かなーとか夢想したついでに、大塚家具からの「今後もパンフをお送りしてもいいですか?」というアンケートハガキには、「パンフを希望する」の方にグリグリとマルを付けてしまった。み、見なきゃ心を乱さずに済むのに・・・・・・。 おっと、前置きがいつものごとく長くなった。己の部屋がどうだかなんて、答えてみても誰も嬉しくなかろうが、今夜はちょっぴり飲み過ぎてーいや、エンゲル係数を引き下げるため、お店じゃなくて自宅で580円のワインを飲んでたんだけどさーフツーの日記を書くのがしんどいので取りあえずバトン。 ●○部屋教えてバトン○● ■あなたは実家?一人暮らし? ■あなたの部屋に何が掛かってる? タイルの方はトルコで購入して日本に送ってもらったのですが、これが入ってた木箱がありえないほどでかくて、荷物が会社に届いた時には「ミキさんが拉致した美少年が入ってるかと思った」と口々に言われました。 なお、そのバカでか木箱はといえば、手先の器用な会社ビルの管理人さんの手によって立派な本棚に生まれ変わり、どこかで第二の生を送っています。 ■あなたの部屋にぬいぐるみはありますか? あと一つ、道ばたの屋台で「可愛いっ!」と飛びついて購入した、アバンギャルドな造形のバクのぬいぐるみ。300円。タグによれば名前は「ヌーピー」らしい。 ■あなたの部屋でこれだけは人に負けない!のは? ■寝るときに必ず周りに置くものは? ■あなたの部屋は全体的に何色ですか? ■ポスターなど貼ってありますか? ■部屋についてこだわりはありますか? でも、押し入れとかほら穴みたいに暗くて狭い部屋も大好きです。 ■部屋を教えて欲しい5人を紹介してください。 |
2008年8月10日(日) ショーウインドウに飾られていた帽子を買おうか買うまいか迷っている。 昔から帽子は好きで、一時は凱旋門賞を見にロンシャン競馬賞に結集した貴婦人たちがかぶってそうな、キテレツな帽子でワードローブが埋め尽くされていたこともある。 とは言うものの、ジョン・レノンがビートルズでポールと仲良く活動していた頃には、どこの帽子屋でも簡単に手に入ったであろうこの形の帽子、今じゃレザーフェチ御用達の海外通販サイトからでないと手に入らないのでは?と思うほどにお目にかかれる機会がない。 このように悩める私の心境はまるで、アキバのコスプレショップでパイレーツ・オブ・カリビアンの衣装を買おうか買うまいか、激しく迷うイエスのそれである。そ、外では無理でもパジャマにするから!(聖☆おにいさんを知らない人はぜひ読みましょう。超おススメです) かく言う私も2巻を読んでから、泡食ってコミケカタログをチェックした一人である。いや、もしいくつかサークルさんがあったら、日帰りででもコミケに行こうかと思ってさ。 ま、私が確認した限りでは1サークルさんのみだったもので今回は見送ることにしたけれど、冬コミではひとシマできてそうな、そんなシックスセンスが働くのは私だけではなかろう。 なお、聞いたところによれば、世間的にはどっちかっつーとブッダの人気が高いようだが、私は断然イエス派である。元々バタバタ落ち着きのない男が好きな上に、ミキさんこの行動パターンにそっくりだって言われたせいもあって、なんだか親近感を感じちゃうんだよねー。 もしすでに妄想活動が行われているとなると、避けて通れないのがXやら/。 自身には腐女子的な萌えはないんだが、そんな数々の疑問を抱えてこれから網をたずさえネットの海に出漁する。いや、すでにそこそこあるらしいもんで・・・・・・聖☆おにいさんサイト。 それにしてもいいのだろうか?人類史上最高格付けのセレブを同人的にいじっちゃったりしてさー、などとそこはかとない罪悪感もなきにしもあらず。 |
2008年8月9日(土) 今我が家は奇跡的に片づいている。いや、ベッドルームを除いてなのだが・・・・・・。 ベッドルーム以外はなぜ奇跡的にキレイなのかと言えば、昨日ウォートランの戦友が演習に来てくれた際に、拙宅に泊まってもらったからである。 さて、我が家周辺はしょっぼいながらも取りあえず観光地である。 フタを開けたら、お友達とはリアルでは初めてお会いしたその5分後から、翌日に別れる5分前まで、途中食事休憩をはさんだものの延々ウォートラン。 振り返ってみると、通しでやれば一時間以上かかるハードなゲームを、トータルでは一体何回やっただろう。 それでも肉体の方はといえば、まるで天界から指令を受けているかのように、自動操縦で100円玉をバカスカ投入。充血した目に目薬をさしつつ延々プレイを続けたのは、愛と根性と意地のせい。 結果から言えば大体の目的は達成できたものの、究極のアイテム・ICBMがもうどうしたって取れなかったのは遺恨を残した。S少将、次回こそ3面アフロのタマ獲りましょうぜ!でないと私は悔しくて夜も眠れません。 とにかくここまでみっちりウォートランやったのは久方ぶり。二人以上でプレイすると一人でやるより長くなるのがパターンなんだよね。いやー、さすがハーネマンファンだけあって皆さん執念深い・・・・・・(誉めてます)。 これだけ教官の顔を見ると、なんぼ好きでもいいかげんお腹いっぱいで、「もうしばらくやりたくないよ、ウォートランは」なんて言ってたものの、次の日にはもうゲーセンに足が向いていた。 いずれにせよなかなか上達しないのにこの粘りよう、ハーネマンのせいだけではなさそうだ。なんにでもパッと燃え上がって一瞬で燃え尽きる飽きっぽいはずの己に隠された、意外にねちこい一面を発見した気がしないでもない。 |
2008年8月9日(土) 実家に帰ってきたぜ・・・・・・。5時台の始発電車に乗って、犬の散歩のためだけに・・・・・・。 以前ここに書いた通り、我が家の太ったコッカースパニエルは、溶血性貧血で浴びるようにステロイドを服用している。ステロイドとは喉が乾く薬とのことで、常時の3倍は水を飲むようになったマヤ。当然おしっこの量も3倍。 それが困ったことにマヤくんは家でトイレをしてくれない。どんなにおしっこしたくても、外に連れて行ってもらえるまでパンパンの膀胱を抱えたまま我慢している。(たまにはおもらしちゃうけど・・・・・・)
今でこそ多少は薬の量が減ったお陰で、散歩は5時間おきでもいいものの、犬の膀胱をパンパンにさせるのは愛犬家として忍びない。だから日中の犬の世話をしている父も、痛む膝をだましだましマヤをトイレに連れて行ってくれていたのだが・・・・・・。 そこへもってきて父、今回の肉離れで戦線離脱。さっき帰って父の様子を見ると、屋内の移動は可能なものの、四階までの階段を上り下りするのは無理みたい。だからこの週末は、私が代わりにトイレ当番を受け持つことになった。 我が家から実家までは電車をバスを乗り継いで往復2時間強。犬を5時間おきにトイレに連れて行くためには、電車の車掌さんばりに阪神間を行ったり来たりしなきゃならない。 それはまったく頭をかきむしりたくなるほどの時間と体力のムダではあるけれど、実家には自分のものがぜんぜん無くて勝手が分からない上に、非・ネット環境だから、たとえ時間と体力の無駄をしても、出来る限りいたくない。それに正直なところ無性に嫌いなのだ、私もヘボピーも元気だった頃の母も、私が小学生の頃に引っ越してきた今の実家のある土地が。 そうは言っても、今は母がいないのがせめてもの救い、とよかった探しをしたりして。だって母が在宅だと、徘徊してよその家のドアをガンガン叩いてないかとか、生ゴミをぶちまけて床に塗りつけてないかとか、そういう想像をするだけでたとえ自宅にいようとも、精神的に参ってくるんだよねー。
背中の毛は成犬になると短くなってたのに、キン○マ取ったとたんにボーボーに伸びてきて、今じゃ赤ちゃんの頃の背中とおんなじに・・・・・・。マヤは永遠の少年になったんでしょうか? だけどこの週末の手間は、娘の顔も分からなくなってしまった母のためではなく、玄関で脱いだ靴をくわえては楽しげに放り投げるという、ワンワン流歓迎セレモニーをしてくれる愛らしい生き物のためだと思うと、肉体的には多少キツかろうとも「まあしゃーないか」と心は安らかである。 おっと、もう9時半?いかんいかん、これから昼の散歩に帰れるように、ちょっくら寝て体調を整えます。 |
2008年8月9日(土) ちょっと聞いてよ奥さん!! 昨日からうちの母、ショートステイで一週間ほど介護施設に泊まってくれることになってたの。 それなのに昨日、今度は父が肉離れ起こしちゃったの!でもってぜんぜん歩けないの。 ねぇ、どう思う?この狙ったようなタイミング。この土日こそ思い切り羽を伸ばせるぞって思ってたのに、またしても家に縛り付けられてガックリだわぁ。 あっ、もうそろそろ始発電車の時間!顔洗って出かけなきゃ! ・・・・・・ってことで、これから実家に帰ってきます。ここまでタイミング悪いとさすがのアタシもへこんじゃう。 |
2008年8月6日(水) 会社に新しい女性がやってきた。 ただ、問題は相手がヲタか非ヲタかであることをどうやって見分けるかである。「おたく、オタク?」と正面きってはなかなか聞けないもの。 「新しい子の目につきそうなところにこれ(ナルトのステッカー。社内にあった)とさりげなく置いとくってのは?」 すると、入社時に初めて私と一対一で会話した際に、開口一番「趣味はなに?」と星飛雄馬ばりの剛速球を投げられた彼女、かぶりを振って静かに曰く、「いやミキさん。そんなややこしいことしなくても、紹介される日に迷彩着てくればいいんですよ」 実際には入社当日にはそれをすっかり忘れていて、新人に紹介された時の私のファッションはというと、密猟者につけ狙われそうなヒョウ柄であったが、結果的にはそれでよかったのよね・・・・・・だって後輩達の話によれば、新人さんはまごうことなきバンピーのお嬢たまだったから。 かつて社内にはたった一人だけお仲間がおり、「カエサルの墓参りに行ってきま〜す」とイタリアに出かけて、お土産にとイタリア男のマッチョ写真集をゲットしてきてくれたりしていたものだが、彼女が「中国企業に転職しま〜す」と去ってしまって以来、社内にマニアなお仲間がいなくなってしまったのがちょっと寂しい。 ま、会社には、相当な変人ですら優しく受け入れるーっていうかみんな単に他人のことには興味ないだけなんだがー懐の広さというよりもおおざっぱさがあって、常々「ここでは変わり者でないと続かない」と自分たちで言ってるような職場環境。 |
2008年8月3日(日) 携帯メールで“ソルジャー”と打とうとした。 さて、仕事と母の介護と愛犬の病気と己の貧血と連日の猛暑のせいで、自分が一体何をやっているのか、どういう優先順位で何をすべきなのか、頭の中が長崎ちゃんぽんの今日この頃。 昨日は朝早くから実家に帰り、靴を脱ぐ間も惜しんで溶血性貧血で要観察のマヤを動物病院へ。 ワンちゃんの診療終了後はソッコー帰宅して、「聖☆お兄さん」を読みながら小休止。イエス&ブッダに慈愛の心を刺激され、今度は母を連れて買い物へ。 なんとか自宅に戻って鎮静剤を飲ませ、意味をなさない言葉を繰り返して泣きながら追いすがる母をなんとか振り切り、逃げるように自宅に帰還。正直なところ、あのモードに入るとこちらまで発狂しそうで、慈愛もへったくれもあったもんじゃない。 昨日はそんなこんなで精神的に疲れ果てたが、今日の母はデイケア(日中だけ預かってくれる施設)行きだから、実家に戻る必要はない。だから家でDVDでものんびり見ようと思ってたものの、ふと思いついて引き出しを開け、取り出したのは青春18きっぷ。 電車に乗ること二時間半。周辺にはたった一軒の飲食店もない駅に降り立ったのは、太陽が頭上で輝く正午過ぎだった。 油をぼたぼた垂らしながらローストされるヒツジの肉のように、遠赤外線でじりじり炙られながら歩くこと30分。 アキバのゲーセンで朝10時から夜10時までプレイしたこともあるけれど、あの時の疲れには「ギネスブックに載せる『世界一長い巻きずし』を作った人もこんな気分なのかなー」という爽やかな達成感があり、今日のこれとはちょっと違う。撃っても弾が全く当たらないって、やっぱりストレス溜まるもんだよなぁ! あ〜あ、私にとってウォートランとは、辛い現実をしばし忘れさせてくれる癒し系だというのに、今日ばかりはちょっぴり嫌いになりそうだったよ・・・・・・。 だからムチャはやめてジムに行き(この行為もせいぜいだな)、ヘロヘロでトレーニングしてから、おひとりさまで焼き肉屋に入り、貧血によさそうだと生レバーなんぞ食べたら一気に気分悪くなってきたので、今日は早めに寝ることに。 うーむ、こうして己の行動を振り返ってみると、親孝行とかタフだとかいうより、自分、単なるマゾじゃないか?って気がしてきた。 |