11月29日(水) 先週は丸一週間というもの、風邪とものもらいで運動どころじゃなかったのだが、やっと調子が戻ってきたからジムに行って、ヨガとマシントレーニングをしてきたよ。だらけきった太股に60キロの重しはキツかったぜ…… 帰宅後は靴を脱ぎ捨てるや否やテレビの前に直行して、日曜日から借りっぱなしですでに一日の遅延となっている「コナン&レッドソニア」をダッシュ勝平で鑑賞! 最初から一週間レンタルにしとけばいいものを、たった40円をケチって2泊3日指定した挙げ句、210円の延滞料金を払ってりゃ世話ないよなぁ…… 肝心の作品の方はいかがだったかといえば、うん、テレビドラマ版コナンもなかなかのものだったな。 小道具の安っぽさもツッコミ甲斐満点だ。 特にコナンが肩から下げているごっつい長剣ときたら!!!(爆笑) ……とツッコミどころばっか書いていると、「つまるところ気に入らなかったのね」と思われそうだが、いや、実はその反対なのだ。B級映画ファンにとっては、「コナン〜新たなる闘い」は、ある意味シュワちゃんの映画版より楽しめたくらいだ。 コナン役の男優さんについては、筋肉のボリュームはシュワちゃんといい勝負。 脇役もなかなかいい味だしている。 小柄ながら体躯はコナンよりもコンパクトにまとまっており、これはこれでなかなか……おまけに、スキンヘッド&ヒゲ&タトゥーなんてコールタール並みに濃厚な外観のクセして、コナンと並ぶとなぜかどう転ばせてもウケにしか見えないという、ちょっぴりラメ入ったテイストをかもし出している。 近所の山で、裏庭で、市場で……ガタイのいい隣のお兄さんがもろ肌脱いでウロウロしてるような、場面場面でそんな錯覚に陥らせる、妙に日常っぽいファンタジー・「コナン〜新たなる闘い」。 鎖に繋がれた筋肉男にジュルッ……ときちゃう貴兄、テレビに向かって「なんじゃそりゃー!」とツッこむのが生き甲斐の奥さま、熱っぽい太股にあこがれるお嬢様には、機会があれば見ることをお勧めしておく。 |
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11月28日(火) 木や土に触れたことがない女に本物の花を見せてやりたくて、彼女と共に地中深く造られた人工都市から逃亡するSFアクション大作な夢を見ていたせいで、危うく会社に遅刻しそうだったよ。 そんな私の誕生花 http://www.hanauranai.jp/php/bd_flower.php はヒヨドリバナ。オイオイ……なんだよその地味っぽい花は?見たことも聞いたことないが、花言葉もまた微妙で「延期、遅れる」だってさ。 花言葉ってぜんぶがぜんぶ百日草の「遠き友を想う」(提供いちさん)みたいに、ドラマチックってわけじゃないんだね。 話がそれた。またそれた。 自分、夢の中で男性化する時には、べつだん嬉しかないけど常にこの中年男にヘンシーン!いうスタイルが確立されているようだ。けれども俳優でもないし知り合いでもなく、彼が一体どこで見たヒトなのかについては、とんと記憶にないのだ。 一方、私が命がけで守っている女はといえば、松本零士の初期作品に登場しそうなカゲロウ風味。手足なんか蚊トンボみたいに長くて細い。 途中何度も目覚めながらも出社ギリギリまで見続けた夢だったが、さすがに出社○○分前になると、リーマンとしては現実生活の方を選んでしまう。 <一言メールお返事よん> ☆れいらさん まぁ多分年明けには上京するでしょうし、しばらくは大阪のバーでウオッチを続けようかと。 ☆T・Dさん ナイトライダーはストーリー自体は記憶に残っていないのですが、車の声がやたらと渋かったのを覚えています。マシンが話すってなぜだか萌えるんですよねvグフグフv 私の理想のマシンは「2001年宇宙の旅」のコンピューター・HAL。メモリーチップを抜き取られながら「ひなぎく」を歌うシーンには泣けました。 |
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11月26日(日) やっぱり風邪は気合いじゃ吹き飛ばせなかった。先祖供養&墓参りどころか、行きの車内からすでに熱が出てきて、母を食事に連れて行くだけで精一杯だったよ…… それにしても、傘のさし方まで分からなくなるものだとは。 途中から雨がひどくなってきたのだが、母は「傘は頭の上にさしかけるもの」という認知すらできなくなっているみたいで、ちょっと目を離すと体半分ずぶ濡れになってるんだよ……傘くらい幼稚園児でもさせるのにね…… でもやがて、お箸の使い方とかトイレの行き方すら分からなくなる日は確実に来るのだから、まだなんとか外で食事が出来るうちに、出来るだけ連れ出してやろうという娘心。 さて、これから甘酒でも飲んで体を温めながら何をしようかな。ゴージャス&ワイルドな兵藤さんを描きたいが、さっきレンタルしてきたビデオも見なきゃ。 今日借りてきたのは戦争モノの名画「史上最大の作戦」と、マサイの戦士を撮ったドキュメンタリー「マサイ」(まんまだなぁ!)。 うーん……窓の外からはザルに入ったアズキをハードに揺さぶるような雨音が聞こえてくることだし、「お母さんの傘」(まるで児童文学の題名だが中身は介護文学。)のせいで気持ちがふさぎがちだから、ここはマッスルキングの構えるハリボテの剣で、このよどんだ空気をズバッと一刀両断にしてもらおうかな。 |
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11月26日(日) 雨がしょぼしょぼ降っている。 昨夜の第三回三少尉追悼会(単なるカラオケ会)だが、とっても面白かったよ。三人で二時間の予定をさらに二時間延長して、アニソンと終戦直後の歌謡曲と軍歌のオンパレード! また、ここはやっぱし己の専門ジャンルの曲も歌わなきゃね!と久々に“OVERLAP”を歌ったぞ。 燃えた、燃えたよなぁアニメ版!人気のない王の記憶編を、まさかアニメでやってくれるだなんて思ってもみなかったところへ、放映が決まった時のあの興奮、そして「エジプト編なんかやってくれずはずねーよ!ガセよガセ!」というとてつもない疑念……すべてが懐かしく思い出される。ああ、なんだか久々に遊戯王本をものすごく作りたい気分になってきた。 また、ヘボピーとは「皇国のOVAがあったらカラオケで歌えるのにね!」と言い合ったが、ありえないとも言い切れない皇国OVA. そうこう言ってるうちに、なんだか急に熱っぽくなってきた……でも窓の外を見ると雨はやんでいる。 |
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11月25日(土) 23日に開催された「日本のゲイ・エロティックアート展」だが、ものもらいがどんどん悪化して、ついには微熱まで出てきたので、結局行かずじまい。村上隆X田亀源五郎(XというよりむしろVS?)のレア対談はぜひ拝聴したかったのだが。 いや、自宅から飛行機に飛び乗れば会場まで3時間とかからないから、無理を押して行くべきか否かギリギリまで迷ったんだけどね……結局のところ、べつに村上隆のファンじゃないってところが動機付けとして弱かった。もしもこれが屋形禎亮先生(オリエント学)の講演なんかだったら、熱が50度あっても行ってるところだろうが。 ただ、当日会場に行ったメールフォトジャンルのお友達が感想を送ってくれたのだが、彼の文面からにじみ出る不満感から推測するに、もう、まいっちんぐなほどに噛み合わない対談だったようだ。 田亀先生の質問は実に的を得たクレバーなもので、進行も上手だったそうだが、問題は村上隆氏がべつだんゲイってわけじゃないみたいで、その上、ゲイアートへの熱意や興味もあるのか無いのかイマイチ不明なことで、対談は「アートにおけるマイナージャンル市場とその未来」みたいな漠然としたものに終わったようだ。 この報告を聞くまでは、前夜に村上隆氏のインタビューがニュース番組で流れたこともあって、「やっぱり旬の人だから(ミーハーだな!)行けばよかったかな」とちょっと後悔していた。 けれどもこのガッカリ報告を聞いて、高い交通費使って行かなくてよかった!とホッとしている。 まぁ、人から一部を聞いただけでは詳細な内容は分からないけど、そのうち主催者ポット出版さんがHPか「クィア・ジャパン」にでも対談内容を載せてくれるだろうから、それを楽しみに待っておこう。 23日には新宿2丁目のレディースバーに行く予定よーん、と書いたら、皆さんから「レポ楽しみにしてます!」というメールを頂いたのだが、レディースバーと言ってもべつだん変わったものではないよ。これはあくまで私が行ってる店の話であって、他店では生き馬の目を抜くナンパウォーズが繰り広げられているのかもしれないが…… とにかく若い子がメインの客層ゆえ、年増が面白がられることは無さそうなので(オタク少ないし)、私は他のお客さんと話すことは滅多にない。 もしもそんなバーにご興味お持ちならば、いつでもご一緒するので声をお掛け頂きたい。 ……おっともう7時過ぎ。ヘボピープラススラッシュ君(ミリヲタ)で、これから第三回三少尉追悼・軍歌&アニソンカラオケ大会に行ってきまーす。 |
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11月24日(金) ミクシィの方で、るしゃるさんから素敵なバトンが回ってきたよ。 今までの人生を振り返って、女性に生まれてよかったと思うことはほぼ皆無な一方、男性に生まれればよかったと思うことは結構多い。 そしてなによりも、女性の体はいくら鍛えてもコナンにはなれないのが辛いんだよね。ジムでか細い初老のオッサンが、自分よりもはるかに重いウェイトを使っているのを見るにつけ、なんだか悲しくなってくる。 まぁ女に生まれちゃったもんはしょーがないから、女なりに雄々しく闘争心をもって生きたいと思っているが、神様が男の体をくれると言うなら、いつでも喜んでお受けするぞ。 ただ、カレ曰く、「お前が男に生まれたらどうしようもない遊び人になっただろうから、女でよかったんやで」。 『性転換バトン?』 ★あなたに魔法をかけました★ Q1.まずなにがしたいですか? まずは全裸になって大きな鏡の前で全身くまなくボディーチェック。 コナンのようなワンダホーボディの持ち主に変化できればいいのだが、今の自分がそのまま性転換するとなると、ムキムキマッチョじゃなく、中性的な男になってそうだ。
Q2.ひとつ、性転換した上でこれだけは必要だと思うものは? 黒ブリーフかハーレーか毛皮の腰布か……迷うところだが、フリチンでバイクに乗ってみたいので、まずはハーレー。 Q3.異性の著名人誰をファッションのお手本にしますか? コナン・ザ・バーバリアン……ってファッションじゃねえ! Q4.そしてどんなタイプの人を好きになりますか? 「エイリアン」のリプリー、「コブラ」のジェーン、「マトリックス」のトリニティー(「1」に限る。2のトリニティーはあんなのトリニティーじゃない!)「GIジェーン」のジェーン…… 宇宙船で、軍隊で、企業で、家庭で……いつでもどこでも困難に立ち向かう闘志と覚悟と行動力を持ったタフな女性に惚れるな。
……なーんて言ってるが、「守ってあげたい」病だから、実際には頼りなさ150%のダメダメオタク少女を好きになったりして。 Q5.もし芸能人と付き合えるなら同性の芸能人で誰が良いですか? 漫画キャラだといくらでも思い浮かぶんだけどなぁ…… で、リアル芸能人のお友達なら、映画「スターリングラード」で愁いに満ちた表情を見せたジュード・ロウ。薄暗いバーで美しい横顔を横目でチラチラ盗み見て、かなわぬ恋に身をよじるのだ。あ、キアヌ・リーブスもいいね! 恋人ならゲイポルノスターのザック・スピアーズ。夜中にパソコンに向かう私に、あの渋いお声で「まだ起きてるのか?コーヒー入れようか?」とか言われたら幸せすぎるぞ!
あとはコナン・ザ・グレートの時のシュワちゃん。コナンの美尻は俺のもの! 元々性別どっちつかずの人間だけに、 これに答えると微妙なのでミクシィではパスしてます。(笑) Q7.マイミクの中でこの人の異性バージョンを見てみたい!と思う人は?誰ですか? このサイトのお客さまの中ではドクターKかな。 Q8.このまま生まれ変わったままでいたいですか?それとも元に戻りたいですか? 女性で生きるよりしんどくても寿命が短くても人生失敗しても、男性としての人生を全うします。
Q9.これを性転換させたいマイミクさん5人に回してください。 ミクシィじゃないのでパス。でもなかなかいいバトンなので、ネタに詰まったらご使用下さい。 |
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11月23日(木) マヤっこを連れて繁華街を散歩していたら、後ろからカップルの声が聞こえてきた。 「きゃーっv可愛い〜〜v」と歓声を上げる若い女の子。けど、マヤっこは修学旅行の女子高生にはじまる、数え切れぬ若い娘さんの「かわゆぃ〜んv」賞賛を聞き慣れているせいか、振り向きもせず、お尻をプリプリ振りながら一心不乱に歩いている。 だが、次に発されたカップルの言葉に私は吹きそうになった。 「可愛いねえ」「犬かな?猫かな?」「猫ちゃう?」「いや犬でしょ」「イノシシの子かな?」 イノシシ!!!(爆笑) ……とは言いつつも、以前近所で、セントバーナードの背中にリスザルを乗せてる酔狂なヒトがいたことだし、私の母はアフワックアヒル出現の50年前に、アヒルの首に蝶ネクタイを結んで街を散歩するのを夢見てヒナを買ったそうだから、イノシシの散歩ってのもあながちありえないとも言い切れないかもね。 来年の干支はイノシシ。イノシシは年賀状用にデザインしにくいなぁと思っていたところである。
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11月22日(水) うぁああぁあ〜〜〜ん!ひょーどーさぁあぁぁ〜〜〜ん!!(号泣) ……まずは簡単にこの数日間の心情を表現してみました。 皇国界の皆様、お元気でいらっしゃいますか?サイトを回ると悶死寸前の方もしばしば見受けられますが、少しはウルジャン・ショックから立ち直られたでしょうか。 かく言う私も、発売日から数えて今日でもう4日目だというのに、徐々に悲しみが染みいってきて今ひとつ心が重い。 いや、重いのは心だけじゃない。左まぶたも重い。 発病したのは日曜日の明け方のこと。左顔面に走る鈍痛に、「なにこれ?メニエール病?!(※)」とびびって飛び起きるくらい痛くて、でも鏡を見ると単なるものもらいだったので、ほっとするやら痛いやら。 (※)回りにも数名この病気にやられた人がいるが、相当におっそろしい病気らしい。朝起きると鏡に映した顔の半分が、たれぱんだみたくでれーんと垂れちゃってるだなんて!家族の驚愕は想像に難くない。(顔の筋肉が弛緩するからだそうだ。) そんな私の体調にはお構いなく月曜日には、ウルジャンを開いた瞬間、前日に陸自駐屯地祭で戦車に乗ったウキウキ気分が霧散してしまった哀れなヘボピーが、「今日皇国会しない?少尉トリオ追悼会」とおさそいメールしてきた。 「三少尉お疲れさま皇国会」が開催されたのは、クラシカルな牛鍋屋でもジャポネスクな天ぷら屋でもなく、ジゴロがレモンを搾った生ガキを、有閑マダムの口に「あーん」してあげてそうな、バタ臭さが鼻から耳に抜ける某オイスターバーだった。 ノリノリな私はレストランへの予約名も「皇国会」で入れたかったのだが、今地元には、全国津々浦々から「皇」のつく団体の街宣車が大集結して、連日機動隊とにらみ合っていることもあり、そのスジだと思われてもナニなのでその欲望だけはグッと抑えたぞ。 「では、三少尉の功労に感謝して」「妹尾と兵藤の冥福を祈って」神妙顔でグラスを掲げる我々。 「彼ら日本人だからやっぱり日本酒で送ってやろーぜ!」「皇国の時代に麦酒はあったのかな?とにかく私はビール!」「やっぱり日本人なら焼酎を」といつもと変わらぬ酔いどれ皇国会。 ともあれ、この姉妹が萌え話できるネタは皇国以外に無いもので、久々の皇国会は楽しかったな。 ……と言いつつも、「お姉ちゃんも元気いっぱいな兵藤さんを描いたらいいのに。左目やられたからアイパッチ付きで。」と秘孔を突かれて、うっかり「ええなぁ〜!」と妄想突入した私も、ある意味ヘボピーと同罪、不謹慎の罪だ。 とにかく、この週末には集中的に皇国絵を描ければいいなと思ってる。サーチには「金森」で登録してるくせして、まだ一度も描いたこと無い子の絵とかも……いや、アイパッチはあとしばらく我慢します。(笑) ただ、こう書いている間にも、左目の腫れはますます悪化している。 私の左目の奥では、きっと今、白血球と生ガキについてきた雑菌とが、がっぷり四つに組んで格闘していることだろう。 |
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11月19日(日) わずかな電気代をケチるため外出前に電源を切っていたのを忘れて、さっきうっかり便座に腰を下ろしたら、想定外の冷たさで心臓マヒ起こしそうになったぞ。 一週間前から今日まで、TSUTAYAがレンタル料半額フェアをやっていたので、最終日の今日は思い切りたくさん借りてきたよ。 DVDは黒澤明作品三本と、日本初の総天然色映画・木下恵介の「カルメン故郷に帰る」と、美空ひばりの「東京キッド」……って新作ぜんぜん無しなの?!(笑)実は私、クラシック邦画を見て、古き良き日本に思いをいたすのが大好きなのだ。 洋モノからは、まずは半裸のシュワちゃんがまたしても変なコスプレしとる「キング・オブ・デストロイヤー」(コナン・ザ・グレートの続編だが、コスプレがよりB級っぽい)。 そしてあらすじを読んだ限りでは、そのインポシブルさたるや、やはり超ド級のオペレーション……というのはこの映画、ヒットラーを暗殺しナチス党を転覆させるべく暗躍する、ドイツ軍人どものストーリーらしいのだ。 まぁ、正直なところ惹かれたのはストーリーじゃなくて、パッケージにいたナチの制服プラスアイパッチのおまけ付きオヤジなんですけどね。 軍服にアイパッチ、看護婦にアイパッチ、海賊にアイパッチ、そしてブラックマーケットの黒幕にアイパッチ。 また、亜流アイパッチとして、エヴァのレイちゃん初登場時に顔半分を覆っていた包帯、さらにはゲゲゲの鬼太郎の片目を隠している髪の毛も好きだ……とここまでくると、どうやら私はアイパッチそのものではなく、片目が隠れている状態が好きなのかと思えてくる。 ……すまん、話が逸れすぎた。(いつものことですね) で、TSUTAYAの思惑に思い切りハメられ、半額フェアに踊らされてCDも思いっきり借りてしまった。ホンマにこんなに沢山聞けるのか?と思うが、映画と違って音楽はパソコンしたり絵を描きながら聞けるからまぁ大丈夫だろうて。 意外と神経質なので、部屋で音がしている状態は余り好きじゃないのだが、最近はTSUTAYA半額フェアの度に、いろんなアーティストのCDを借りて音楽方面の基礎知識を増やそうと努めている。 今日は元々好きなピンク・フロイドの他に、KISS、ラモーンズ、メタリカ、サンタナ……と手当たり次第。でも、気に入るアーティストってそうそう見つかるもんじゃないね…… ……皇国の守護者ショックでただでさえ鬱モードなのに、カートのアンニュイな声で「鬱モード・しっかり鬱洗い」の渦でぐるぐる回されてるカンジ。 明日は己を励ますために、もっと分かりやすいCDーさだまさしでも借りて来よう。 |
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11月16日(木) ミクシィの方で「中学生バトン」なるものが回ってきた。ミクシィのお友達と当サイトを閲覧してくださってる方はあんまし重ならないので、穴埋めにこっちにも同じものを貼らせて頂くよ。 今だからやや笑って話せるが、私の学校生活(中学より高校がキツい。)は、思い出すと両手に日本刀を振りかざして復讐に走りたくなるような暗黒の時代だったので、当時の学校生活を思い出してもあんまし楽しくない。 まぁ、現在いじめに悩んでる子供たちにとっては、「今は辛くても大人になったら立派につじつまが合うんだ!」と、彼らが今飲み込まれている辛い状況を乗り越えるためのエールになるかもしれないんだけどね…… ……とは言え、今は今であの頃とは別の意味の、もっと複雑なキツさがあるので、当時のシンプルに辛いことを思い出して「今はあの頃よりマシ」と自分を騙すのもいいかな……と思えてきたので軽く答えてみた。 1:中学生時代のあだ名を教えてください 名字+さん。もしくは名字のみ。カタカナで書くと名前にも思える名字だから違和感ないのだ。 2:制服 野暮という言葉は○○中学校の制服のためにある!紺色のブレザーとカッターシャツ。 3:恋をしていましたか? 私のナマモノ初恋は高校に入ってから。それまでは三次元の異性には、スキッと爽やかに興味なしーっ!
4:告白はしましたか? はぁ・・・まぁテレビ画面に向かって呟いたことくらいはね。(痛) 5:告白されたことはありますか? 私がナマの異性の存在を認識していなかったように、異性も私のことを路傍の石よりも認識していなかったことでしょう。 6:中学生時代に仲良しだった人とは今も友達ですか? ゴメン、それなりに仲良しはいたのだが、顔と名前を思い出せるのは3,4人くらい。学校の友人のほとんどが名前すら覚えてません。もちろん付き合いもなし。 7:部活はしていましたか? 美術部。毎日毎日七宝焼きを焼いたり、コップの牛乳が腐ってヨーグルト状になり、やがてウジが湧く過程を部員みんなで観察したりしていました。 8:当時はまっていたものと言えば? なにをおいてもまずは犬!(当時のメインはサルーキじゃなくてアフガンハウンド)。 あとは錦鯉(笑)とスタートレック。当時の妄想日記を読むと、あまりにもの乙女チック妄想に己の髪の毛で首をくくりたくなる。 9:誰かと大喧嘩したことはありますか? 学校関連者とは皆無。クールな少女だったのだ。大喧嘩はもっぱら抽象的なことで親と……って単なる内弁慶かな? 10:好きだった科目は? 英語と国語。 11:嫌いだった科目は? 数学。私の脳味噌とはソリが合わん。 英語塾。 英語の愛称で呼び合う塾だったが、私は「スーザン」。なんでも好きなのを自分で決めてよかったのだが、キリッと強いカンジの名前だからこれにしたのだ。
13:「あイター」な思い出は? 中学高校にかけての学校生活はすべてアイタタなので、コンクリートに詰めてスエズ運河に沈めました。 14:当時流行っていたテレビ・アニメは? SF雑誌スターログに取り上げられた、日本では放映すらされなかったような海外マイナーSFテレビ番組の知識はあったが、一般的にはなにが流行ってたのかぜんぜん分かりません。 15:「ちゅうがくせい」の文字で携帯変換のトップに来るのは?
「ゆ」にやや違和感があるものの(どんな文脈で使ったんだ?)、仕事に遊びに精力的なニキータ像が浮かび上がるかしら?
16:実は不良でしたか? 優等生ぶりっこ……というか、枯れた中学生。先生たちに「大人のような子だ」と言われていたが、それってちっともいいことじゃないよね。もっと青春楽しめばよかった気もするが……まぁいい。
17:異性を異性として意識していましたか? 個体識別すらできてません。 18:中学生の頃の将来の夢は? 夢とまではいかないが、哲学者はカッコいいなぁと漠然と思っていた。 19:一番クラスがまとまっていたのは何年生のとき? すんません、ぜんっぜん覚えてません。中学校が三年間あったということすら忘れがちです。 20:忘れがたい思い出は? これもぜんっぜん覚えてません…… 21:中学生に戻っていただく5人は? 5人は無理だが、お暇なら奈美さんとドクターK、お願いします。 22:ついでに21の5人をタイトルに入れてください |
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11月14日(火) 会社でデスクが隣の派遣女性(37才主婦・ブリっ子・超厚顔)に来る日も来る日も悩まされ、気分が鬱々としているところへもって、帰宅したらしたで上の階のお子さまが、バタバタ走り回る足音がうるさくて鬱プラスイライラまでがつのっている。 幼児ならばバタバタはしゃぐのは分からないでもないが、上の子はたしか小学生の女の子。それも一人っ子なはずなのに、どうしてこんなにうるさいのだろう。思わずさおだけで天井をどついて抗議を示したくなる。 このままでは間もなく堪忍袋の尾が切れて、額に青筋立てて怒鳴り込みそうだ。だが近隣との付き合いにおいて、出来るだけ波風立てない方が利口なことくらい私にも分かっている。 音は下から上に響くもの。届け!鋼鉄爆走戦士の歌声!上の家まで!!! ♪ヘイル!ヘイル!!♪やら♪ストロンガー!ストロンガー!!♪やら、♪パワー!パワー!!パワー!!!♪(フォントは常にBOLDです)といった野太い絶叫を耳にして、上の奥さんが我が子のうるささに気付いてくれればよろしいのだが。 ……と思っていたのだが、いかん!自分の方がエリック・アダムスのうるささに気が散って、文章書くどころじゃねえYO! おお、この荘重なテーマソングよ!思い出す、ドラマのオープニングを…… いきなり話は変わるが、今月23日は久々に上京する。 もちろんチケットはバッチリ確保。それと同時に来月ようやくギリシア新刊出版とあいなった友人と、出版祝いを兼ねて新宿二丁目のレディースオンリーバー(ひらたく言うとレズバー)探索する予定である。 新幹線代と飲み代もしっかり稼いであるぞ!村上隆を見に行くために村上隆の作品を売るのもどうかと思うが、先日ここにも書いたDOB君のポスター、ヤフオクに出したら12万円弱でアメリカの方に落札されたのだ。 こんなに価値が出ると分かっていればあの時全種買っていれば……とは誰でも思うことだが、まぁ指紋をつけずに買ったままの状態で置いていてまだよかった。 <一言メールお返事よん> ミキさんが胸痛めつつ綴ったジゴロー(すごいニックネーム。ホテル側がつけたのだろうか…?ちょっと泣き笑い…)への哀悼を神さまはちゃんと読んでいるので、今ごろきっと天国でシャケをたらふく食べたりシャケを放りあげたりして遊んでよろこんでいると思います。 ごめんなさいー!全文引用させて頂きました。あ、アカン……ゴミ箱からゴミ袋を盗み出して逃げるお尻や、丸まったまま死んだ小熊みたいな顔を思い出すとまた涙が・・・ |
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11月12日(日) ヘボピーが迎えに来るまで母にチャングムのビデオを見せながら、私は別室にてCDを大音量でかけている。そのCDとはヘビメタバンド・マノウォーの"INTO GLORY RIDE"。 今日は母の気晴らしに、と繁華街まで買い物に連れ出したのだが、あまりにも意志疎通のむつかしさに、いったい何度拳を握りしめたことか…… 普段ヘビメタを聴かない私がどうしてややマイナーな彼らのことを知っているかといえば、ミクシィで(最近この名が出ることが多いな。ミキさんはまってんの?とか思われるとちょっと悔しい。)「マッチョ、戦士、剣闘士」でコミュニティー検索したところ、このバンドのコミュがいくつかヒットしたのである。 鋼鉄爆走戦士、マノウォーに平伏す者達の集う王国。 アホや!アホばっかや!!(爆笑)←マノウォーファンのヒトはここ見てませんよね…… だがジャンルは違えど私も立派なアホの一人。「趣味を持つなら馬鹿になれ」は私の信条である。ゆえにこういうノリのジャンルは大好きなのだ。 どんなジャケット写真かはここに引用することはできないが、「うわ……どのCDを取っても、ぜんぶジャケットにコナンもどきがいるよー!」と書くと、どんなテイストかソッコーお分かり頂けるだろう。 4人揃って毛皮のブーツ&チャンピオンベルトみたいな帯&メタルのすねあて着装のコナン・ザ・グレート系バーバリアンコスプレにて、超カッコよく剣を構えている。ものすごい入り込みっぷりだ!さすが鋼鉄爆走戦士だ!!シラフじゃとてもでき……ゴホンゴホン。 とにかくこのジャケットを見ただけで、体中にパワーがみなぎり、私まで共に血染めの剣を天に突き上げて、ヴァルハラにおわす神に向かって叫びたくなったぞ!オーディン!オーディン! ぶっちゃけ音楽的には私の好みとはかなりかけ離れているが、厄払いにはこれ以上のバンドはなさそうだ。 明日またTSUTAYAに行って、残りの三枚を借りてこよう。マイナーバンドゆえか全てのCDは揃えてくれてないので、残りは購入しちゃうのだ。 |
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11月11日(土) バスかと思ってうっかり乗ったら街宣車やった!! ……ってのは冗談だが、異人館と港とパティスリーのスタイリッシュタウン(財政は赤字でまっかっか)、我が街K市の中央区では今、バスよりも街宣車と機動隊の警備車両の数の方が確実に多いと思われる。まったく、この3日間で一生分の街宣車を見ることになるとは思わんかったよ…… 何故こんな事態に至ったのか、事の発端はまだよく調べてないので断定的には書けないのだが、ちょこっと耳にした話では、なんでも地元の某ホテルがノースコリアに便宜を図っていたことが発覚。それに対しての抗議行動のため、全国から右翼団体がゾクゾク集結しているそうなのだ。 黒か白か深緑色の窓なしカーのボディにでかでかと書かれているのは「皇国○○会」「○○皇国」って皇国がいっぱい!……と喜んではいられない。 このような事情で今、会社の周辺で人口密度に占める右翼と機動隊員の数は、市下で3番目に多いという香ばしい状況である。 多分一番多いのは北朝鮮に利益供与していたという某ホテル周辺。二番目は右翼団体に駐車スペースを100万円でうっかり貸与しちゃった市営駐車場(ここでは日本中の街宣車を見られるぞ!)だと思われるが、なぜ三番目が弊社周辺かというと、うちは右翼が目の敵にする朝鮮総連ビルとご近所さんだからなのだ! 街のそこかしこでは、集音機を設置した私服警官が、騒音規制で引っ張るために街宣のデシベル数を計測している。四つ辻の角角では、機動隊員が直立不動でスタンバッている。 聞くところによればこの騒動は月内一杯続く予定だそうで、会社でもその話題で持ちきりである。 |
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11月10日(金) ここしばらく体調がすぐれないせいか、花にも涙を濺ぎ、鳥にも心を驚かす鬱モードからなかなか抜け出せない。 こんな時には、先日テレビで見たはみだしニュースすらが頭にこびりついて、私の気分をますます悲しくさせる。 ジゴローは以前にも同地域を徘徊していたツキノワグマ。一度捕まって人間の恐さを叩き込まれた後、発信器をつけて山に帰されたというニュースを聞いたのは去年かそれとも一昨年だったか。 巧妙に人間の裏をかき、罠のエサだけ持っていくこのずる賢いクマにも、ついに年貢を納める日がやってきた。 今年はクマによる被害がいつもよりも多くて死者まで出ている地方もあるからには、いつヒトに危害を加えるかもしれない害獣を、いつまでも放置しておくわけにはいかない人間側の事情もよく分かる。うちの近所には出たとしてもせいぜいイノシシだから、身近でクマを見る恐怖は私の想像をはるかに超えているのだろう。 けど、確かに分かりはするものの、軽井沢みたいな人口密度の低い別荘地、リラクゼーションのために自然を分けてもらってるような土地なんだからさ(貧乏人の劣等感入ってるか)、そこは野生に敬意を表して、他の方法を考えて欲しかったなぁ。 安楽死させられたジゴローの、小熊のようなあどけない顔、丸いお尻は思い出すたび胸がしくしく傷んでたまらない。 そういえば、手塚治虫の漫画「火の輪」では、人間から追い回される野生狼のプリンスが、勇敢に死んだものだけが火の輪をくぐって狼の天国へ行けるんだぜ、と語るシーンがあったなぁ。また、アイヌだったかネイティブアメリカンだったかの神話でも、動物の天国のことを聞いた記憶がある。ならクマの天国ってのもあるかもしれない。 ジゴローはおバカで意地汚いクマで、情けない死に方しかできなかったが、そのあたりはクマの神様が大目に見て、今頃ジゴロー、天国で太ったシャケでも腹一杯食べていることを心から祈っておく。 |
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11月7日(火) 絵が描きたい!でもぜんぜん時間が取れないの! 妹尾ちん&兵藤さんの運命の日である19日(ウルトラジャンプ発売日)まで残すところあと11日。 描かれようによっちゃあ皇国界に嵐が巻き起こることはまず間違いがなく、私としては台風が来る前にある程度の数の妹兵絵をアップしておきたかった。 そんな欲張り計画立てたくせして、今回のトップ放置期間の長さは記録更新する勢いである。 今日も手が千本欲しいほど仕事が忙しいのに、会社を早退して親の付き添いに帰っており、こっちの家にはさきほど戻ったばかり。一日中バタバタ走り回った疲れのせいで、ついパソコンの前でうつらうつら船を漕いでしまう現状である。 はぁぁああぁ〜〜……疲れ切った哀れな私に誰か優しい言葉をかけてくれよ! ……とは言ってはいるけど、たまに頂ける一言メールには、すごく力づけられるもの。感謝してます!皆様どうもありがとう。 アレクサンドリアは残念でしたが、きっとまたかの地の精霊たちが招いて下さいますね。 Sさんにそう言われると、せっかくの精霊からのお招きを断るのが急に惜しく思えてきた……とはいえ、たった10日のバカンスに、ボーナスはたくのもどうかと思うぜぇ、と盗賊王似の神様に囁かれたのですよ。 また、今回の旅行は、銀座のクラブママより気の利く友人S氏に同行願えないのも、イマイチ乗り切れなかった原因ですね。 え、コナン?コナンは文庫を揃えはじめたところです。あのペリー・ローダン(“第2200巻”ってなにさそれは!?)の足下にも及びませんが、思ったよりもエピソードが多くてブルってます。ディープにはまらなけりゃあいいんですが…… おお、コナン。懐かしー!あれ女盗賊がすごい神々しいですよね。子供のとき見てもゾクゾクしました。 やっぱKさんもツボでしたか!?(笑)みんな大好きワルキューレ。 それにしてもコナンに出てくるヘビメタ紳士たちは、なんでああもハダケがお好きなのでしょう。揃いも揃って無駄なハダケっぷり。Kさん、メタルな人々のそのあたりの心理を教えてください。 で、体は超マッチョなのに顔はロリでオツムが弱そうなあのカレが、裸レザーで大槌を振り下ろすシーンでは、「萌え〜!」と歓喜するKさんのお顔が、脳内を走馬燈のように駆けめぐって爆笑でした。 屋形先生…を囲ってしまうくらいの、どの辺りが「アマチュア」になるのか首を傾げてしまいそうなアマチュアエジプト愛好会なのですが… 屋形先生といえばオリエント研究の権化みたいな方ですもんねぇ。私は写真ですらご尊顔を拝見したことがなかったのですが、いかにも学究ど真ん中!オリエントに生き、オリエントに死す!という雰囲気の方で、ますますファンになりました。先生のグラスにホワイトナイルをお酌するこの手も歓喜と緊張にブルブルと…… 確かに素人クラブとしてはえらく濃厚な集まりですよね。なんでもアマチュアのクラブとしては国内最古だそうで。そんなクラブの会員証デザインだなんて、身が縮まる思いです。 妹兵を求めて此方に辿り着いたのですが・・兵藤と妹尾がたまりません。トップの何とも言いがたい表情をしている二人が特にとても好きです。 うぉーっ!レアだ!レア友だ! ようこそ当サイトへ!皇国にはまってから、妹兵という言葉を聞いたのはこれで二度目なので嬉しいです!(お初はミクシィの兵藤コミュでした) ただ、どちらかといえば私には妹兵の方がしっくりくるんですよね……というのは、私の妹尾像は「ストイックで冷徹かつ強い自制心の持ち主」ですから。 そして、あの平静さは諦観から来るものかと思う一方、ひょっとすると去ってしまったものに対するクールさゆえのものかもしれないと考えたりもするのです。 それに対して兵藤は分かりやすいヒトですよね。思ったことは何でも口に出ちゃうし(見栄ゆえのポーズや計算に基づく発言もあるだろうけど)口より先に手が出るような、比較的シンプルかつ情熱のヒトかと。 ・・・となると、やっぱり勝ち気なじゃじゃ馬(笑)兵藤がリーダーシップを取ったつもりでも、実はおっとり鬼畜(・・・)なせのちゃんの手玉に取られてる、って妄想の方が楽しいのですよ。 ヘボピー(妹)にそこらの意見を求めると、「妹尾と兵藤は戦闘機乗りのパイロットと女房役みたいなもんだから、やっぱり兵妹じゃないのぉ?」との返事が返ってきて、そう言われるとそういう気もしてきて、ぶっちゃけホントにどっちでも構わないんです。 ……ハァハァ……久々の皇国語りはエキサイトします。トップ絵も感想いただけてすんごく嬉しいですv |
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11月4日(土) 今年はパンツの裾をブーツの中に入れるのが流行っているみたいだね。私が10代の頃はそんな履き方しようものなら、SFかミリタリ系の変なヒト扱いだったものだが(でもやってたけど)、今年は一般女性に混じって堂々とコスプレ、いや履けるのが嬉しい。 だが、そこには一つの問題が。 そんな競輪選手もどきの足に合うシンデレラのブーツがそうそう見つかるはずない。デパートに並ぶカッチョいいブーツに、足首すら入れることを拒否されるたび、焼き捨てててやりたくなる衝動に駆られるのは私だけではなかろう。 その上、機動性に欠ける(=逃げにくい)ハイヒールが苦手なので、カカトはある程度の高さを保ちつつ、かつピンヒールではない、さらにあんまり女っぽくないデザインのものを捜していた。足が太いくせして要求だけはぜいたくだ。 だが、毎日繁華街をうろつき童子し続けた甲斐あって、先日やっと理想に近いブーツを発見した。 5万円というお値段は予算の倍だが、これを逃すと今年のブーツは手に入らない!と30秒で購入決定。でもお約束どおり、これもきっと年明けのセールで同デザインものが、誰にも買われずきっちり残ってるんだろうなぁ…… とにかく、今日はそのブーツを履いて意気揚々とヘボピーとの待ち合わせ場所に向かったよ。 普通の女の子がブーツにパンツインしても単なるファッションで済むところだが、私がやると微妙に意味合いが違ってくるのには苦しいモノがある。これじゃファッションというよりむしろファショ(ファシズム的なヒト)…… この格好で見に行く映画がソクーロフの「太陽」じゃなぁ、と思いつつ、マンションの玄関を一歩踏み出したその時…… 「オカマやー!オカマやぁーー!!!」 「お兄ちゃん」と呼ばれたことはあるがオカマ呼ばわりは初体験。お姐さん、もう立ち直れない…… |
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11月3日(金) 会社のロッカーを整理していたら、山と積まれた紙山の奥から初めて作った同人誌が出てきたよ。ひえぇーっ!なんじゃこの絵はーっ!?こっ恥ずかしいーーっ! 確かさかのぼること5,6年前に作った本だと思うが、あまりにもの青さに赤面する一方、全ページを通じてマグマのように滾る情熱は我ながらドン引きするほど。こんな濃ゆい本、ホンマに自分が作ったんか?と思わず奥付を確認しそうになった。 なんたって印刷屋が凄い。初めてのオフセットのくせして緑陽社っていったい何様!?(笑)それもページ数104ページ、フルカラーページ有り、表紙箔押し、中身は特殊紙・・・と書けば、そのスジの皆様には私がいかに大馬鹿者であったか、一発でお分かり頂けるであろう。 170ページの本すらしこしこコピーで作っちゃう今思い返せば、冗談でしょー?!と叫びたくなるような恐るべき費用がかかったものだが、無知ほど怖いものはない。 内容的には萌えと思いこみ一つで作ったような本で、まったく箸にも棒にも引っかからないレベルだが、穴埋めページに身内四コマを発見し、何とも複雑な気分になった。http://blue.sakura.ne.jp/~sissy/1216.jpg おっと、そうこうするうちに三連休も二日目(土曜日)に突入。ぼちぼちマヤっこ(実家でトラブル起こして島流し中)の散歩に行かなきゃならん。 明日はヘボピーとソクーロフの「太陽」(WE LOVEエンペラー!)を見に行ったあと、ミリタリショップ→トルコ料理店→レズバーに行く予定なので、ここの更新できないと思うが、日曜日こそ皇国絵と遊戯王絵とオリジナルマッチョ絵をバリバリ描き溜めたいものだ。 <一言メールお返事よん> ミキさん、きっとラテン系似合いますよ!(中略)アレクサンドリアの次はリオというのも必然の流れのように思えてきましぶた!(←?) アレクサンドリアはお流れになっちゃいまいました〜!(泣)現時点でまだチケットが確保できてないので、ギリギリになって取れても、ルクソールでナイルビューのホテルが満室の可能性が高く、慌てまくるのも心臓に悪いので、この年末はキッパリ諦めました。 扉絵(って言うのかな?)の左の男の人の表情がいいですね。 久々に分かりやすい萌えー!のさけびにほほも緩んでしまいました、 自衛隊&機械萌えのXさんも、ぜひ一度航空ショーに足を向けてみてください。一日萌え萌えで過ごせて楽しいです。 戦車の前のミキさん、とってもうれしそう!^^ |
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11月3日(金) 私は今、モーレツに燃えている! またかよ……という醒めた声が聞こえてきそうだが正にその通りーっ!(エキサイトしてます)遊戯王、エジプト、皇国、ミリタリー(ヘリ&陸自)に続いて新たなジャンルに激しい恋の予感なのだ。 そのジャンルとは何を隠そう、「コナン・ザ・グレート」。いや、「プッ……」だなんて吹かないでください。 「コナン・ザ・グレート」(原題は「コナン・ザ・バーバリアン」)とは、筋肉男の頂点・ミスターオリンピアに輝いた若きシュワルツェネッガーが、完璧な肉体を惜しげもなくさらし、カルト宗教の教祖様やら大蛇やら、大槌を振りかざすヘビメタ野郎やらと闘う、もう、鼻がひんモゲそうなほどに男臭さ全開の映画である! SFファンである私はもちろんハワードによるこの作品名くらいは知っていたよ。だが、コナンと聞けばマッチョ男絵の神、フランク・フラゼッタの表紙絵(剣をかざして仁王立ちの筋肉男&挑戦的な視線のアマゾネスねーちゃん)を思い出す程度で、恥ずかしながら映画も小説も未見だったのだ。 それが何故今になって映画を見る気になったかというと、すべてのきっかけはミクシィのコミュ参加。 でもって、いつまでもまだ見てませんではアカンので、昨夜レンタルビデオ屋で借りてきたところ…… シュワちゃんといえば何はともあれまずターミネーターだろうが、出世作となったこの映画の頃の彼は、私のカリムんのイメージそのものである。 加えて脇を固めるサブキャラがまことにイケている。 その上、男性陣がやたらと半裸なのは、さすがバーバリアン映画である。まずファンサービスありきなのか、敵の弓矢から心臓を守ることなんかこれっぽっちも考えちゃいない。 魔法と剣の統べる異世界で、マッチョとアマゾネスが半裸で入り乱れる映画・コナン・ザ・グレート。先月からは小説版の全集配巻も始まったそうで、世界中に散らばるファンは相当数存在する、かなり奥深い世界のようなのが怖くもあり、頼もしくもあり。 こういうジャンルに本格的にハマると痛い目に遭うってのは、10代の頃にはまったスタートレックにて思い知ってはいるんだが、まずは図書館で原作を借りてくればいいんだから、ひとまずお財布にも優しい趣味だしね!とひたすら自分をだましている。 ただ、今から三ヶ月後に「エースブックスの初版が揃わん……」だなんてうわごとを言いながら、海外古本市場をフラフラしていないことをマジで祈るぞ。 |