9月30日(土)

美容院で刈り上げ頭を秋らしいブルーブラックに染めてもらっていると、隣の高校生の話に耳がダンボになった。
なんでもその少女の学年は、教師たちから「前代未聞の変わった学年」と叱られることが多く、それは「なぜ授業が分からないのか?」というアンケートに、大多数が「先生の教え方が悪いから」と回答したことなどに起因するらしい。

「朝礼で先生がキレてさぁ」「ふんふん」(美容師)「その先生は生物の先生なんだけど、なんか知らないけどあたしらシャケと比べられてん」「・・・シャケ?」「『シャケの方がお前たちよりずっと偉い!』って」

シャケ!!!(爆笑)・・・うーん、「先生の教え方が悪い」と答えた君たちの気持ちもちょっと分かるぞ。

・・・と書きつつも、私の頭の中はたった一つの問題で一杯である・・・それは他ならぬペルシャ絨毯の問題。(「またかよ!」という皆様の溜息が聞こえたような。)

焼き肉の匂いの染みついた二日酔の体をのろのろと起こし、窓の外を見るとすこぶる天気がいい。
涼しくなってくるとお洒落な女性はコートが欲しくなり、お洒落な絨毯マニアは新しい絨毯が欲しくなってくる。
だから風呂に入ってから散歩がてら行きつけの絨毯屋に行ったのだが・・・またしても墓穴を掘るハメになりそうだ。

お店のHPで「これなら買える」というものにいくつか目星をつけ、ちょっと多めの万札をふところに忍ばせて行ったのだが・・・
有名工房の相当いいモノを毎日目にしているせいか、今の私はかつてトルコで6,7万の絨毯を40万で売りつけられた頃のおバカさんとはひと味違う。今やロークオリティーの絨毯を見ても、チ○コはピクリとも動かない。

だが消費者の見る目というものは、陶磁器や書画や絨毯といったコレクターグッズにおいては両刃の剣、喉元に巻き付けられた縄になりうるものである。そう・・・私の心はまたしても分不相応なクラスのものに奪われてしまったのだ。

←ジャムシディー工房の超美形。え?「今までのやつと同じやん」ですって?そういうコメントは聞く耳持たーーーん!!

超高額な絨毯は、清水の舞台から100回飛び降りる思い切りを求められた、セイラフィアン工房のブツを最初で最後にしようと思っていたのだが・・・本日の買い物は30万円までと決めてたのに、今の私はパリスと結婚するはずが、うっかり宿敵モンタギュー家のロミオに心奪われたジュリエットの心境である。

流石にこいつのお値段は、「どこの世界が景気回復なんだ?」と思う己の置かれた状況にあっては、お財布にも心にもキツすぎる。でも「外国人にはもっと高く売っていいんだ!」と気付いたイラン商人のせいで、ペルシャ絨毯の価格は毎年上昇し続けているのも確か。このクラスのものは、来年にはもっと手を出しにくくなっているだろう。

回りのヒトすべてに「絨毯なんかどこがいいのよ?!」と言われるこんなブツに必死になるなんて、我ながらアホだなぁとは思うのだが、やっぱり美しいものへの執着は捨てられない。
持って行くべきものが多すぎて、あの世の私は天国の門を通り抜けられないのは確実だ。

9月30日(土)

胃の調子が悪い、体がしんどいと弱ったウサちゃんみたいなこと言ってるくせして、昨夜はヘボピーと焼き肉屋で、雌獅子のように暴れ食い&暴れ呑みしてしまった。

この店、安くて美味しく愛想もいいという三拍子揃った地元の有名店なのだが、そこには一つだけ問題が・・・
それは、空気が出入りするのが開け放った入り口ドアだけという恐るべき換気環境。

常に満席の店内は、ホルモンを焼くもうもうとした煙で白くけぶっている。うーん、Smoke Gets In My Eyes煙が目に染みる)・・・なんてムーディーな事言ってられない。その状態たるや、三軒隣の店の火災報知器が鳴り出すのではないかと心配になるくらいものすごいレベル。そんな店内に一時間もいると髪も体もまんべんなくスモークされて、人間ベーコンが出来上がる勢いである。

以前はバッグやジャケットを入れるためのポリ袋を貸し出していたのだが、久々に行くとその営業努力はあっさり放棄されていた。きっと放っておいても客がわんさか来るからだろう、「人間ベーコンになってもいい奴だけ来い!」という強気がひしひしと感じられた。

さて、さんざん飲み食いしたんだから一軒だけで止めとけばいいのに、ヘボが「もう一軒行こう」なーんて言うから、お次はトルコ料理店へ・・・って一体どれだけ飲み食いするんだ?飲み始めると調子に乗るのは我々の悪いクセ、これで痩せたいなんて言うのがドあつかましい。

途中からはカレも乱入してきて、三人で力こぶの比べっこなんかしてきたよ。
「完璧な上腕二頭筋を持つ女」としてかつて勇名をはせたヘボ、スラッとスリムになる予定が、筋肉の上に脂肪が乗って長州力化しつつある私、いい年こいてマッチョ化を目指す年寄りの冷や水なカレ・・・と三人揃って筋肉崇拝者なのはいいが、料理屋で袖をまくり上げ、力こぶの見せあいっこする姿はさぞ不気味に写ったことだろう。

暴飲暴食のツケがきて、今日はさすがに二日酔い&胃痛でヨロヨロ起き出したのは昼の2時。夜7時時点でまだ鴨なんばしか食べていない。この調子でいけばあと2,3日は酒も抜けそうだな。

けれども来週木曜日は、常に予約で満席のもう一軒の人気店、こてっちゃんで有名な「満月」に予約を入れているのだ。私の体型は、このようにしてどんどんガメラに近づいてくる。

9月28日(木)

先ほどとある目上のヒトに宛てた送信済みメールを読み直してたら、あちゃーっ!!「暴れん」が「暴れん」になってるよ!

このサイトでは説明無用だろうが、「暴れん棒」とは、バットやオットセイやマツタケにも例えられる、男のコの大切なあのパーツを指す。
当然ながらATOKにもWORDにもこんなお上品な単語、はじめっからエントリーされてるわけじゃない。
「股間の暴れん棒将軍が・・・」なんて文章をちょくちょく打つもんだから(私は東スポ記者か!)、「毛ぶカッコいい」だの「盛る」(※)だの「ドラァグクイーン」だのといった単語と共に、こっそりATOKに裏口入学させておいたのだ。
※・・・“もる”ではない。“さかる”と読む。

それがいつの間にか変換順位の筆頭になっていたとはな・・・受信者さんが「棒?一体なんの棒かしら?」なーんて深く追求なさらず、さらっと読み流してくれることを切に祈る。

さて、ここ数日間というもの日記をお休みしてしまったが、べつに水ぼうそうで寝付いていたわけでも、シラミにたかられて学級閉鎖になっていたわけでもない。
あいかわらず朝晩は胃がシクシク痛むもので、PS元気です、俊平
by柴門ふみ、と胸を張って言えるレベルではないものの、先ほど入ったカウンターオンリーの中華料理屋では、タヒチの海もびっくりな青ジャケットに身を包んだそのスジのオヤジの隣で、ビール二本のアテに豚足とラーメンと餃子を暴食する程度には回復した。

ただなんと言えばいいのだろうか・・・まぁまぁ元気ではあるものの、絵や文章を書く気はぜんぜん起こらないのだ。
こんな時には無理をしたって仕方がないので、本棚の奥から引っ張り出した本を読んで過ごしている。

読んでいるのはハインライン、クラーク、ヴォガネットJrといったクラシックSF。
中でも久々に読み返したロバート・シェクリイの素晴らしさを再発見!幼児期〜ティーン期にかけて自分の根っこを作ったのは、手塚治虫と永井豪とスタートレックと円谷プロだと思っていたが、ここに是非ともシェクリイを加えたい。

「シニカルなユーモアと優しさに満ちた作品」というのは単行本の紹介文だが、なんとも上手くシェクリイの作風を表現したもんだ。
けしてこむずかしい作風ではない、小学校高学年でも分かるシンプルな文章である。だが、地球やその他の星の上で右往左往するどうしようもなく情けない存在=人間に対しての、皮肉でありながら愛あふれる暖かいまなざしには、この年になって改めて新鮮な感動を覚えた。シェクリィ作品には、私が生きる上で大切にしているものの8割ほどが詰まっている。

残念ながら現在、単行本は全て絶版のようだが、クラシックSFの御大だけあって図書館や古書店では比較的簡単に見つかるので、SFに興味がおありの方には、是非とも一読をお勧めしたい。
特に「人間の手がまだ触れない」に収録の、孤独な異星の入植者と、彼の唯一の話し相手であるロボットを描いた超短編、「静かなる水のほとり」には、涙を禁じ得ないこと請け合いだ。

<ハヤカワ文庫から出ていたシェクリイ作品>
地球巡礼、明日を越える旅、人間の手がまだ触れない、宇宙市民、フリージャック


マヤっこは小さな箱に入るのが大好きです。きょうも部屋を片づけているお姉さんのところへトコトコとやって来て、そのまますっぽり引き出しにおさまりました。

引き出しは太ったコッカーを入れるものではありません。でも、出てくれるようお願いすると、ギロッと睨んでそ知らぬふりです。なんて困ったワンちゃんなのでしょう!

片付けの邪魔をする悪い犬は、罰としてヘボピーに抱えられてぐるぐる回されます。ああ目が回る!
でもちょっぴり嬉しがっているみたいですね。

9月24日(日)

ヘボピーになじられた次の夜に見た夢はといえば、マリーアントワネットと化して贅を尽くし、ふんぞりかえって「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない!」と言い放つものだった。
・・・と言いたいところだが、実際にはセクシュアルマイノリティーNPO団体への政府からの補助金の分配の件で、某レディースバーのママ(マスター?)と某ゲイバーのママが激しくなじり合い、私はその間に立って右往左往していたよ・・・

これはきっとG-men最新号で東京レインボーパレードのレポートを読んでいるうちに眠ってしまったせいなんだろうが、男みたいな女のママと女みたいな男のママが、つかみ合いせんばかりの喧嘩するなんて、こんな生臭い夢、もうイヤッ!

なんでもG-men記事によれば今年のパレード、突然の雷雨と、所轄署によって対応がてんでバラバラな警察と、方向オンチなフロート運転手(あとの車を先導するはずが、パレード予定の道を間違った為それ以降のフロートが立ち往生)のお陰で、目まいがするほどトラブルずくめたったようだ。

パレード未経験の自分は、今年こそ夏コミと掛け持ちで見に行くつもりだったものの、体力不足で行けずじまい。
けれどこのレポを読んでぶっちゃけ「行かなくてよかったぁ〜〜!」と思いっきり胸をなで下ろしたーと言うと関係者から叱られるかな。

ちなみに、夢の中のパレードでは参加者の皆さん、黒Tシャツでも、ドラァグクイーンファッションでもなく、一糸乱れぬ「ペプシ・コス」でキメていた。

ただ残念ながら、筋肉兄貴s・G-menによるペプシコスとはいっても、ムキムキモッコリのあのペプシマンコスではない。字ズラまんまのペプシコスである。
・・・そう、ラウンドワンCMでボーリングのピンに扮した長州小力のように、数十名のガッチリMENsがみんな揃ってペプシボトルの着ぐるみに身を包み、BGMが最高潮に達したところで、
プシューーーーッという派手な効果音と共に、帽子代わりに頭に載せたボトルのキャップを天高く吹き上げるのだ・・・って、大丈夫か?私の脳。

何を夢に見るかはその人がこれまでに見聞きしたもの、経験してきたことに根ざしていると思うのだが、こんな夢を見せるのは、いったい私の脳味噌のどの部分なのだろう。どうやら衰えはじめたシナプスは、ジャンクな刺激にしか反応してくれないらしい。

そんなところへ今日、太田出版の「オタクinUSA」なんて愉快な本を読んでしまった私。

「アメリカオタク界の長老のズボン丈は短めである」とか「獣人作品は英語圏で“フォーリー”と呼ばれ、一種独特なコミュニティーを形成している」「ジャパニーズポルノアニメを“HENTAI”と総称する」etc,etc・・・

こうして出世には何の役にも立たない無駄知識が、米国フリーダム・タワーの基礎コンクリートのごとくどばどばと脳味噌に注入される。そして代わりにフツーに役立つ知識が押し出され、良識溢れる同年輩の人々にまたしても後れをとってしまうのだ。

でもいいよ、やっぱりオタクはたのし。これから寝る前にちょっぴりヤフーUSAでサイト検索しよう。もちろんキーワードは“フォーリー”に決まってる。

9月23日(土)

「お姉ちゃんは卑怯や!お姉ちゃんももっとお母さんの面倒を見てよ!」とヘボピーに激しくなじられる夢を見た・・・こういう夢を見るとぜんぜん寝た気がしない。

ヘボはそんなことぜったい言わないんだが、ヘボも父もかなりいっぱいいっぱいのようだから、今日は家族会議の議長を務めるため実家に帰ってくる。いっそ母をホームに預けてしまうか(一ヶ月25万円〜というのが痛すぎるが)、もう一件家を借りて介護場所にするか相談しなくちゃならない。

ようやく涼しくなってきて、心身共に一時の最悪な状態からは脱したようなのだが、少し前から胃が猛烈に痛むので、昨日久々に胃カメラを飲んできた。

昔飲んだ胃カメラは、暴れ出したくなるほどの苦しさだった。検査後も後もしばらく立てなかった。
「口からエイリアンの触手が入ってきて卵を産み付けられるってこんなカンジかなぁ・・・」なんて思いながら、銀色のチューブを差し込まれ、よだれと涙と鼻水をダラダラ垂れ流していたものだが、今の胃カメラの楽さときたら!昔のやつとは比べものにならないもんだね。
食道を痺れさせる薬にむせて苦しかった以外は、あっという間に終わっちゃったよ。あまりにあっけなさすぎて、なんだかまた飲みたくなっちゃいそうよ・・・

結果はといえば、心配した胃潰瘍にまでは至っておらず、比較的綺麗な状態で一安心。
医者に見せられた自分の胃の映像は、フレッシュな豚ホルモン(ガツ刺し)そっくりで、豚と人間の組織は比較的近いから、豚→ヒトへの組織移植がしばしば行われるというのをしみじみ実感した。

そのせいか、退社後は猛烈に焼き肉が食べたくなったのだが、ここでビール&焼き肉で胃を痛めつけては元の木阿弥なので、すごすご帰宅。
そういえば冷蔵庫に何も食べるものなかったなぁ・・・と思いながら郵便受けを開いてみると、そこには茶色の封筒from集英社。
開いてみればウルトラジャンプの懸賞に申し込んでいた皇国の守護者図書カードが!「おお神よ・・・」と思わず天を仰いだ・・・

これ、メインキャラ勢揃いの絵柄だからすごく欲しかったものの、当選人数が少なかったからはなから諦めていたのだ。けれど天が最近ツイてない私を哀れんでくださったのだろうか・・・素直に嬉しいな。

胃は問題なかったし、皇国カードは当たるし、今日はすこぶるお天気も良いので、気分一新。これから親を連れてどこか屋外の施設に遊びに行ってくるよ。

9月20日(水)

♪きみのまぁるいお尻が許せない〜♪(byマッキー)洋梨体型のマヤっこ。この温泉まんじゅうのようなお尻を撫でるとささくれ立った心も癒されるが、コッカーとしてはちょっと太りすぎじゃのぉ。

それにしてもこのピント、ちょっと酷いと思いませんか?0円携帯だからこのレベルでもしょーがないのかな、と思っていたのだが、ヘボの0円携帯はもっとちゃんと写してくれる。

使用三年目にして他のヒトの携帯はもっとちゃんと写るということに、ようやく気が付いた私。ピントが合わなさすぎて、浅草で撮ったおいなりさん映像なんぞ、説明無しではそれがイモなのか沖縄ドーナツなのか遊星からの物体Xなのかぜんぜん分からん。

浅草の商店街の食堂店頭にて。おいなりさん専門店でもないのに、おいなりさんで埋め尽くされているショーウィンドー。入ったら「とりあえずいなり!」と注文しなきゃならない気分になってくる。

やっぱり計算機メーカーにカメラ性能を求めるのは酷というものなのかね・・・取り扱いがシンプルで気に入ってはいるのだが。

けど、コンパクトカメラ並みのキレイ画像で、テレビも見られて海外でも使えるというゴージャスな機種に変更しようとお店に行ったところ、超小型爆弾並みの重さ(持ったことないけど)にびびって結局買わずじまい。
いっそ超小型のデジカメを一台買うかと思ったものの、フィルムカメラと合わせると我が家のカメラはすでに8台。これ以上増やして撮るモノが犬のお尻だけじゃなぁ・・・と迷っている今日このごろである。

9月19日(火)

「死に様占い」http://www.runningfree.co.jp/check/index.htmlってのをやってみた。
さて、予想される私の死に様はとワクワクしながら結果を見れば・・・

<ミキチサトさんの死に様>
ボールを追いかけて歩道に飛び出した子供を、暴走トラックから身を呈してかばう。
子供の無事を確認したあなたは、そのまま力尽きる。
あなたの死に顔は、微笑んでいるようだったという。
死因:
全身打撲
死因の種類:
不慮の外因死
死亡した場所:
自宅近くの路上

なんだよこれつまんねー!「ひねり」の「ひ」の字もないこの結果!
とある方なんか、タイムマシンの開発中の事故で四千年前のエジプトへタイムスリップ、ファラオになって八十五歳まで生き、金歯を入れたミイラは現代考古学者の間で物議をかもしている・・・なんて王家の紋章的ゴージャスな死に様なのにさ、「子供をかばってトラックに轢かれる」だなんて、まるっきり40年前の少女漫画ネタじゃん・・・

悔しいから微妙に問いへの答えを変えて2,3度やり直してみたものの、何度やっても結果は同じでぜんぜん面白くない。あーあ、妙に熱血&正義漢な人柄は隠せないものなのねぇ・・・(笑)
ただ、うっかり者な自分の最後は、なにかとてつもなくしょーもない事故死なような気がうすうすしているので、お遊びの診断とはいえ「車にひかれて」ってのは当たらずとも遠からずなのかもしれないなぁ。

ならば自分の命は世界にたった一つの花。「酔っぱらって水深10センチのドブで溺れ死に」とか「旅館でゆかたの腰ひもが首に巻き付いて布団の中で窒息死」みたいな自爆型犬死にではなく、なにか世のため人のためになるような・・・たとえば「溺れた子犬を助けようとして」みたいな、崇高なる自己犠牲に基づいた死に様を強く希望するぞ。


<ひとことメールお返事よん>

Tさま・・・「いただきマッスル」放映地域にお住まいの方が羨ましいぜ!
そういえば「はねるのトびら」でも水兵コス?のマッチョが出演者の椅子をぐるぐる回していましたが、いよいよ来るのでしょうか、筋肉男。筋肉男に市民権を!
そうですね、「いただきマッスル」のメンツの中では、レイザーラモンのボディが一番好みかな。昨年末、彼を始めて見た時には鼻血を吹くほどエキサイトして、目を皿のようにして出演番組をチェックしていたものです。でも結婚したとたんに「ショック!ゲイは芸だったのね!」と一発で興味なくなりましたわ。

ボンテージ兵藤の方・・・くおぉっ!チラ見せしただけの妄想に拘束、いや光速の反応ありがとうございます!そうですよね、スタイルのいい兵藤さんにはしっくりきそうですよね、ボンテージファッション。
近々リクエストにお答えして、レザーの鎧に身を固め、鞭を携えた兵藤さんをぜひともトップに置き、皆様に
「なんのキャラやねん!」と思い切りツッ込まれたいものです。

N美さま・・・フンドシ・カリムにゴージャスとのお言葉頂き嬉しいです!そうです、カリムんは裸体が豪華なドレスを凌ぐ「ゴージャス・マッチョ」なのです。
久々に描いた遊戯王キャラですが、自分でも「おっ、意外といけるじゃん」と思っていたフンドシのカリム。さすが明けても暮れても彼ばかり描いていた甲斐あって、ブランク後でも何の苦もなくさらさらっと描けましたわ。やっぱり裸って楽よね!肌色塗っときゃいいんだし。(笑)
これからも思い出したようにゴージャス・褐色マッチョを描くつもりですが、それはずばり、筋肉マニアN美さんのウケ狙いですのでどうぞよろしこ。

Sぜさま・・・かぶいた妹尾にご感想ありがとうございますv妹尾のようにデフォルメのきいたキャラは、私の絵で描くとキモくなってしまうので困りました。日本人ってところもむつかしいです。描いてるうちに書き慣れてくるのかしら、皇国キャラ・・・かなり不安だなぁ。
Sさんは皇国、もう読まれましたか?人が枯れ草のようになぎ倒される漫画ですので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、作画の伊藤先生は素晴らしく絵の上手い方ですので、ぜひ一度漫画喫茶にて手に取ってみてください!

Mさま・・・こちらこそはじめまして!妹尾がお好きなのですね(喜)。和服を着せると古いヤクザ映画のヒトみたいになって冷や汗ものです。それにしてもせのちん、あんな地味キャラだというのに隠れた人気があるようで、皇国ファンのお嬢さま方の渋好みには脱帽しております。
皇国絵は原作に似せようとするだけで息絶えそうですが、頑張って描いてるうちに少しばかりは慣れるでしょうか。こんなイロモノサイトですが、よろしければまたお寄り下さいませv

9月18日(月)

つい最近までメインで使っていたメールアドレスには、たった1日留守にしただけで、「この前の話ですけど」やら「どうして返事くれないんですか?」なーんてムカっ腹立つ援交メールが7,80通ほど届いては受信トレイから溢れかえっている。「どうして返事くれないんですか?」って、なんでんなもんに返事せんならんねん!(怒)

今では新しいアドレスに変更しているというのに、何故そんな面倒くさいメアドをさっさと削除しなかったかというと、そのうち冴えたエロメが来るのではないか、というほのかな期待を捨てきれなかったからである。

以前はスモーキーマウンテン状態のクズメールの中にあっても、「貸したブルマー返してください」のようなついふらふらとクリックしそうになるいいコピーが、湘南の砂浜に埋もれたダイヤのように輝いていたものだ。
だのに最近のエロメときたら・・・どうも即物的でうんざりする。

だが、秋葉さんや里穂さんやユウナさんに馴れ馴れしく呼びかけられるのに、いい加減ブチ切れそうになっていた昨日、久々に「エロメフォルダ」に保存したくなるちょっといいメールが到着した。

それは幸枝さんからの相談メール。題名は「1週間前からお店の前にバラの花束が置いてあるんです」・・・って、キャバクラ嬢設定かよ!
なお、本文はといえば以下の通りである。

相談があります。
実は1週間前から開店前のお店の前にバラの花束が置いてあるんです。
はじめは気にしなかったけど、2.3日前からお店の変にうろつく男性の
がいます。
(原文ママ)今日は私の名前入りのメッセージカードが入っていました。
何だか気味が悪くて...。

そのどうしたらいいですか?どうやって断ったほうがいいと思います?

ごめんなさい、忙しいあなたにこんな事でメールしてしまって。
あまり私あてのメールがくるとまずいと分かっているんですけど。
http://www.just-mind.net/boom

幸枝

紫の薔薇の君!!!!
今やいざなぎ景気を抜いて戦後最長の景気回復期になると言われつつも、回りの人間誰に聞いても「はぁ?景気回復って一体どこの国が?」と言われるこのニッポンで、一週間続けてバラの花束を、それも匿名で贈ってくれるなんて、そんな太っ腹かつ慎ましい客大事にしとけ!と幸枝さんには言いたいところだが、本人が気味悪がってるなら仕方がない。

みなさんは紫の薔薇の君の求愛を、どうやって断ればいいと思われるだろうか。北島マヤさんもとい幸枝さんへのアドバイスは、上記ジャストーマインドなアドレスまで。なお、クリックした後にナゾの請求書が届いても、当方は一切関知いたしません。(笑)

9月16日(土)

暗黒日記を一番上に置いとくわけにはいかないので、罪のない話題を1,2取り上げてみる。

せんべいをバリバリ食べながら、ガチムチ兄貴とよい子をつなぐ虹の架け橋、ゲイ雑誌の雄・G-menをパラパラめくっていると、見慣れた名前にせんべいを持つ手がフリーズした。

それは米国マッチョビデオで有名な「コルト・スタジオ」のカラーグラビア。大胸筋を誇らしげにさらし艶やかに微笑むのは、平熱が39度はありそうな熱く毛ぶカッコいいマッチョ、その名もカリム
そう、カリム・○○でも○○・カリムでもなく、ズバリ「カリム」である。

カリムといえば当サイト扱いのメインキャラクター・遊戯王古代編における聖なる天秤持ちのオカッパ男以外では、プロダクトデザイナーのカリム・ラシッド(エジプト生まれ!)が有名だが、ゲイポルノワールドにもカリム兄貴が存在したとは!

残念なことに、コルトのカリムはもちろん黒髪オカッパではなく、カテゴリー「熊ダディ系」に属するお方。「熊ダディ」だなんて専門用語、始めて聞くウブなお方も多いかと思うが、「お父さんのように包容力があり、熊さんのようにでかくてキュートで毛ぶカッコいいオッサン」と言えば、イメージは湧きすぎるほど湧いてくるでしょ?

残念ながら顔がイマイチ好みじゃなかったので、カリムの登場するエロビデオは購入しないと思うのだが、久々にカリシャダのエロが描きたくなった秋の夜長であった。


昨日、たまたま風呂でテレビを付けると、番組の存在は知っていたものの、今まで一度も見たことがなかった「オーラの泉」をやっていた。ゲストはプロレスラーの前田日明。美輪&江原コンビに寄ってたかって叱られていた。
また、私はこういう「たまたまのこと」に隠されたサインにはけっこう敏感なので、これはとりあえず見とけってことなのかな、と素直に考えわざわざ風呂から上がって最後まで見てしまったよ。

なんでもこの回の内容は、番組司会者も「オーラの泉」のファンである会社の後輩も、「あんなに濃ゆい回は始めてだった!」というくらい含蓄に溢れたものだったそうだ。確かに美輪さんのお言葉のお陰で、今の自分の閉塞感の原因とか、現状を打開する方法だとかがぼんやりとではあるが見えてきた気がする。

また、必死こいて集めた名刀コレクションを、怖いお兄さまがたにあっさりと「手放さなきゃダメですよーん」と言われて絶句する前田選手に、「そいつは無理じゃ!」と同じコレクターとして同情したりしつつも、前田選手の守護霊はなんだかものすごく立派そうでびっくり。だって龍神さまなのよ。富士山の頂上から天に向かって駆け上がったりしちゃってんのよ!

その話を聞きながら、私の脳裏には以前、自分の守護霊を霊視してもらった記憶が蘇っていた。
「守ってくださっている方はたくさんいらっしゃいますから、その内の誰が出てくるかは分かりませんよ」と言われつつも、霊視の結果はズバリ「メガネをかけた学者のような中年男性」であった。

オイオイ〜!一体どこの誰やねん!!(笑)とその時は心の中で思いっきり突っ込んだものだ。
だが、近い縁者にはそういうタイプはいなかったはず・・・とは思いつつも、この守護霊の加護の影響で、私はマニア気質に育ったのかなとちょっぴりウルルン、
ひょっとすると祖父の若い頃の姿だろうか?それとも赤の他人な学者さんの霊が、私のアンテナから発信される類友電波を傍受してフラッと立ち寄って・・・

まぁいい。いずれにせよこういう話って嫌いじゃない。日常のあれこれの原因を、なんでもかんでもスピリチュアルなものに求めるのはアホくさいとは思うのだが、人間以外の何者かを全く感じられないってわけでもない私は、オカルトに対する態度が否定・肯定、どっち付かずの優柔不断なのだ。
それに「どれそれどういうヒトが守ってくれてますよ」と具体的に挙げられると、気味が悪くて眠れない夜(一ヶ月に1,2度ある)にも「一人じゃない」って安心感があっていいものだよね。

次は近いうちに「前世療法」ってやつにトライしてみたい。催眠術をかけられて、過去生を自分でベラベラしゃべるってやつだ。私は以前「今までの前世は見事なまでに男性ばかりでした」と言われたから、一体どういう職業の男だったのか、どんな業を背負っているのか知るのが楽しみだ。
まぁ前世も来世もぜんぜん記憶がないからには、たとえホントにあるとしても自分にとってはあんまし関係ないものにしか思えない。だから言ってしまえば前世療法なんて限りなくネタ拾いに近いんだが。

ただ、ビアンでもないのにある女性に執着しまくっていたヘボの友人女性が「前世は船乗りでその人と恋愛関係でした」なんてしゃべったとか、私の友人が「前世はリッチなインド人女性」なんて言われたと聞くと、面白そうだなぁと思うのだ、ネタとして。

だから近い内に一万五千円払って試してみるつもりである。一体なんて言われるのかドキドキする。「前世は軍人でした」なんてパワフルな結果が出たら、すぐさまこの欄でご紹介したい。

9月15日(金)

こういう場所で触れても自分も読む人も暗くなるだけなので、いつもはできるだけ避けてる話題なんですが、吐き出さないと体を壊しそうなので、今日は母の病気のことに触れてます。暗いですごめんなさい。希望がある話じゃないのでご注意をば。


化粧品店でついSK(アホ高い、そして年増向け)を選んでしまうとき、自分の年をひしひしと感じる今日この頃、みなさまは如何お過ごしだろうか。
私はどうかと問われれば、ぶっちゃけここ数週間というもの体調最悪、気力も萎え萎え。レザーボンテージの兵藤さんを想像しても、チ○コはピクリとも動かない末期症状っぷりである。

もちろんその疲れの原因は、夏の疲れ、ジムの行きすぎ、そして会社で隣のデスクに座っている相性最悪なヒトとのトラブルなどなど、思い当たるところは多々あれど、なんといっても一番キツいのはやっぱり母の件。
かつては「良くなるかも」なーんて一縷の望みを抱いていたけど、やっぱり「特効薬を開発したらノーベル賞確実」と言われる不治の病だけある・・・清らかな泉の水面に広がる重油のように、病魔は確実に母の脳細胞をむしばんでいるようだ。

なんといっても一番キいたアッパーカットは、先日借りてきたビデオ。若い頃から映画が大好きだった母のために、お気に入り作品をいくつか借りてきて見せてやったのだが・・・

母が一番好きだと言っていた「冒険者たち」(アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムカスが主役を演じる青春映画)を再生したところ、10分も経っていないのに立ち上がってウロウロ歩き回っている。「見ないの?」と尋ねると、「ぜんぜんわけが分からない」という返事が返ってきた。

ああ、あんなに好きな映画だったのに、もう字幕も読めないしストーリーも追えないんだ!と思わず天を仰いだが、じゃあもっとシンプルな「運動靴と赤い金魚」ならどうだろう、と一緒に見てみた。
けれど、靴屋が靴の修理をしている冒頭のシーンでもうダメだった。「これは何?これは何?」と幼児のように聞かれちゃなぁ、さすがに「こんなことも分からないのか?!」とキレそうになる。

週末にしか帰らない私ですらこうなんだから、毎日一緒にいるヘボピーはもっと辛いはず。ある意味悟りの境地なのだろう。ヘボと母は以前はさして行き来が無かったので、元気な頃の母と比べることがそれほどなくて、まだ我慢していられるのかもしれないけれど。

反対に、元々母と私は姉妹のように仲がよく、私にとってこの世で一番大切なもの、何をおいても守るべきものはイリと母だった。
だからイリを失い、そのあとすぐに母がこういう状態になってしまった今、別人と化した母を見るのは私にとって拷問であることをヘボは分かっているからこそ「もっと頻繁に帰ってきてくれ」なんて言わないのだろうが・・・自分だけ楽をしているようで胸がキリキリ痛む。介護疲れで総倒れにならないために、とりあえず私は別居の方がいいというのは家族の総意ではあるのだが。

「愛する人間が死ぬのを見るより、愛する人間が狂ってるのを見る方が辛いんじゃないかな」とは、「愛と幻想のファシズム」(村上龍)中の台詞だが、正にその通りだ。
知的で高貴な心の持ち主だった母が、我が儘な幼児に逆行して、近い将来寝たきりになってうつろな目で日がな一日天井を眺める姿を想像すると、こっちの気まで狂いそうになる。
そうは言ってもアルツハイマーは治療法の無い病気。「寝たきり」は確実に私たちの目の前にある未来なのだ。

・・・でも、別れ際に私の手をしっかり握って出ない言葉を紡ごうとする母を見ると、自分はやはりこの人の子供なんだとしみじみ思う。お姫様のように可愛がって育ててくれた両親は、何があっても守らなくてはと思う。
だからこそ何とか今の「自分の足で歩ける」状態で食い止めるためにも、出来る限りの手は尽くして精一杯運命に抗うつもりなのだ。

9月14日(木)

体力と時間とスペース、けして小さくはない出費、人のして欲しいことはやらないくせに、やって欲しくないことは進んでするイジワル犬どもと、それら犬族の軽く10倍はクセの強いご主人さまたちとの笑顔のおつき合いを要求される趣味、それがドッグショー。

私は今でこそ環境の問題(ペット禁止マンション)で犬の世界から遠ざかり、神官や軍人を愛でる腐った女子生活を満喫しているが、中学生の頃から○○年間続けた気合いの入った趣味といえばなんといってもショードッグ。なにを置いても犬・犬・犬!見合いで「ご趣味は?」と問われれば「犬です」カコーン←ししおどしの音)とキッパリ答えていたもんだ。

そんな趣味を持っていたため、犬に名前を付ける機会が自然と多くなる。もちろんポチとかコロとかマヤっこといった愛称ではない。
“サキャヴァラル・ズカーラ”やら“クーラバ・ホーニングシー・エボニーアール”やら“エレクトラ・タラヴィン・エル・ラシーン”といった、どこの部族長の名前やねん!とツッコミそうになるカッチョいい名前・・・犬の団体に登録されて個々の血統書に印刷される、いわゆる「血統書名」である。

さて、日本の場合、例えば最初にブリーディングした犬ならば、アリス、アムール、アフマディネジャド・・・二度目のブリーディングで生まれた犬にはボビー、ベティー、ブチャラティ・・・というように、一胎児(一度に生まれた兄弟のこと)ごとアルファベット順に付けていくのがお約束である。この、犬に一生付きそう名前を考えることは、私にとってブリーディングの一番の楽しみだった。

けれどカタカナ名前で命名するのは、お年を召した友人たちにとってはかなり邪魔くさい作業だったようだ。私は友人から頼まれては、彼らの繁殖犬に神話や文学から拝借したカッチョいい名前を考えて楽しんでいた。

前置きが長くなった。今日は犬の話題ではない。一度にたくさん生まれてくる、そしてアレな話だが一頭がせいぜい数十万円という価格で引き取られてゆく子犬に対してすら、一生ついて回る名前を与えるのは慎重になってしまうもの。

その相手がもし、基本的には一回に一頭の出産で、取引価格も子犬とは一ケタか二ケタ違い、そして運が良ければその名が新聞を飾る素敵な生き物ー競馬馬への命名となるとどうだろう。私なんぞきっと一ヶ月ほど悩んだ挙げ句、ワケが分からなくなって「タコツボ」なんて名前を付けてしまうに違いない。

だが、馬の世界には豪気なお人がいたもんである。あんなセレブな生き物に「フロク」とか「ガチャガチャ」とか「ツイニデマシタ」なんて名前を付けて澄まし顔でいられるなんて・・・

競馬ファンならご存じだろうが、馬の世界にはマチカネオテモヤン、マチカネヒマツリetcを擁する「マチカネファミリー」のドン・細川益男氏と並び、競馬界珍命名二大巨頭と呼ばれる・・・かどうかは知らないが、「なんじゃこりゃー!」と叫びたくなるぶっ飛びネーミングで名高い小田切 有一氏という馬主さんが存在する。

私も阪神大震災までは軽く競馬をたしなんでいたので、小田切氏の所有馬、通称「オダギラー」の存在程度は知っていた。
厩舎の火災で死亡した悲劇のヒロイン・「エガオヲミセテ」や、高松宮記念を制した「オレハマッテルゼ」なんかは、普通のニュースでも名前を聞かれたことがあるかもしれない。
だが、先日ヒマつぶしに小田切氏の所有馬をググッた私は、吹き出す鼻水を抑えることができなかった。小田切氏、想像よりはるかにものすごいセンスの持ち主のようなのだ。

オレハマッテルゼ、カミサンコワイ、オジサンオジサン、ロバノパンヤ、ソレガドウシタ・・・なんていうのは、始めこそハイパー泥くさくてびびってしまうが、じっと見ているとそのうち慣れてくる。ニンジンロマンスなんか親しみやすいかも、ウマだけに。でも、ゴマメノハギシリ(力のないものが悔しがるたとえ)はアカンと思うぞ!競走馬として・・・

しかしヨロコビノサイフ(馬券を買った人の財布がふくらむということか)、ネズミハナビ(先頭で飛び出して結局どん尻?)、トンチンカン(馬が怒るぞ)となるとかなり怪しくなってきて、アイタペアペアなんかもうすでに日本語ですらない・・・

ロロ、マジ、ナゾ、ワナ・・・この方にはこの馬で勝ちてぇ!という意欲があるのかマジでナゾに思えてくる。
さらにはゴロゴロ、ウキウキ、キトキト、スクスク・・・ものすごい投げやりっぷりだなぁ!(笑)所有馬が多すぎて命名に飽きが出てきたのだろうか。
そしてエイボン、マシェリ・・・自宅浴室のお嬢さんのシャンプー?!さらにはクレヨン、スタンプ、ポスター、パンレット、プログラムとくると、単なる
社長室で目に入った文具名じゃん!!(笑)

と思ったら、ボイスオブアース、フォーシーズンズ、ノスタルジア、といったカッチョいい系ノーマル名もあるから油断できない。深い、深すぎるよオダギリさんのセンス!

ウィキペディアには“「ドウモスミマセン」をJRAに却下されて「ギャフン」に改めた”などの爆笑ネタが披露されているが、ギャフンって・・・いつの漫画だよ。アナウンサーも「後方からギャフン上がってきた!ギャフン伸びない!」なーんて叫ぶのは大変じゃのお。

なお、オダギラーの名前一覧は http://redking.harisen.jp/ をば。どれを取ってもなかなかのもので、大切なサラブレッドの命名をこれほど肩の力を抜いてさりげなく、時には肩の力を抜きすぎてズバリ投げやりになしてしまう小田切氏を、私は心から尊敬する。いやマジで。

季節は天高く馬肥ゆる秋。秋といえば競馬のシーズン。あなたも競馬場の緑の風に吹かれながら、MR.オダギリ所有馬の勝ち馬投票券を、爽やかな秋空に向かって力一杯放り投げてみませんか。

9月12日(火)

本日ヘボピーとの第125回(ウソ)皇国会が催されたのだが、行きつけの居酒屋で顔を合わせるなり我々の口から同時に出た話題は、中国がレバノン派兵部隊を1000人規模に増強したことでも、那賀川河畔で「アザラシのナカちゃんを偲ぶ会」が催されたことでもなく、「知ってる?!なかやまきんに君が筋肉留学するんだってさ!」であった・・・トホホ・・・

本日のヤフーニュースでも流れていたのでご覧になった方もあろうが、なんでもきんに君、「筋肉見つめ直したい」という素晴らしい動機で、ボディビルの聖地であるロサンジェルスに最低でも一年間の筋肉留学に赴くそうである。

きんに君といえば、以前の同人ジャンル(キャラはマッチョ揃い)のイベントに、当時のギャラが意外と安かった彼を呼ぼうか、そして会場の真ん中に設置したお立ち台の上でクルクル回りながらポージングをしてもらおうか、なんて案が結構マジで出たことがあるが、そうか、貴方は遠いアメリカへ旅立つのね・・・

考えてみれば最近パッション屋良とかHGみたいな同系統の芸人も出てきてることだしなぁ、己の力こぶとおしゃべりする芸だけでは遅かれ早かれぶ厚い壁にぶちあたるであろうことを、きんに君自身気付いたゆえの行動なのだろう。
いずれにせよロスから戻ったあかつきには、一回りバルクアップした力こぶと元気におしゃべりする姿を見せて欲しいもんだ。まぁ「ロスは筋肉には最高の環境です!」とそのまま定住しそうな気がしないでもないが。

・・・なーんて思いながらパッションの名字(屋良)が分からなかったので、「筋肉」「芸人」でググッたところ、おっ!中京テレビでは「いただきマッスル」http://www.ctv.co.jp/muscle/2006/0415_001/index.html なんてワンダホーな番組をやってるんだね。名古屋の人が羨ましい・・・

そういえばこれと似たノリの番組を関西局でやってたのを思い出した。
とある深夜番組では「毛ぶカッコいい」が次に来るいけてる男キーワードだ!として、「ヒゲを剃ってからカラオケボックスに入ったのに、ボックスを出る時にはすでにヒゲが生えていた」とか「胸毛で三つ編みができる」なんて毛深い芸人さんたちが、旭川動物園と化したスタジオでヒグマのような上半身をさらしていた。ついに日本襲来か?!「マッチョ」と「毛」のビッグウェーブ。

しかし、現時点では「くすっ」という含み笑いの対象である毛や筋肉が表舞台に立って、「毛深いマッチョが最高にイケてる」ってことになったら・・・(想像中)・・・・・・
世界がG-menグラビアとGジムの更衣室(みんなやたらと鏡の前でフルチンポーズを取ってるそうだ)と化そうものなら、彼らの吐息で温暖化が急速に進みそうなので、皇帝ペンギンとホッキョクグマのためにも、毛ぶカッコいいマッチョにはやっぱり日陰のヒマワリでいて欲しいと思う。


<一言メールお返事よん>

Yなぎさま・・・Yさんも好きそうですよね、「運動靴と赤い金魚」。題名で食わず嫌いしてたんですが、もっと早く見とくべきでした。ささくれだった心にママの優しい指先でオロナ○ン軟膏が塗られたような気持ちです。
そっかー、「蝶の舌」と「ぼくは怖くない」はアレなのね・・・私は両方とも未見ですが、まずはお勧めの「マルセルの夏」を先に借りてみようかな。またほのぼの系でいいのを見つけたら教えてくださいね!それからYさんの高校生の時の自衛隊体験、なにかの機会にネタにさせてもらいますぜ!(笑)

Mさま・・・せのちゃんにコメント有り難うございます。伊藤先生の絵はキャラのディフォルメが完成されすぎているせいか、自分絵にアレンジすると別人になってしまうのが怖くておっかなびっくりでしたが、色気があるなんて言って頂いてとても嬉しいです!皇国のキャラは筋肉で誤魔化すこともできず似せるのに一苦労なのですが、頑張って練習したいと思いますので、またお暇な折りにでものぞいてやって下さいねv

Sゼさま・・・「前半エルトポ後半鈴木清順(の変なやつ)を思いました」って・・・(の変なやつ)!!(笑)そう言われれば確かに鈴木清順(の変なやつ)が入ってますね。(変なやつ)=ツィゴイネルワイゼンは私が今まで見た中で一番ゾッとした映画です。スプラッタとかオカルトじゃないのに、脳髄の遠い昔の記憶を司る部分をビロードの手袋で撫でさすられるようなものすごーーくイヤな感じ。今でも時々夢に見ます。清順監督最新作の「オペラッタ狸御殿」も明るいはずなのに、時々なんだかものすごく妙な感覚があって怖かったです。洋画で一番気味が悪いのはタルコフスキーの「ストーカー」かな。これに対してエル・トポは単なるグロの気味悪さで明快かも。

T木さま・・・兵藤さん絡みの男絵リク、有り難うございます!「兵藤&妹尾+金森」サイトで登録したくせして、未だ金森たんを一枚も描いてないので、彼と漆ちゃんを描いてからカプ絵にチャレンジしたいと思っとります。で、やっぱりカプは妹尾x兵藤?それとも兵藤x漆原とか。絵的に描きやすいのはマッチョな殿様バルクホルンx兵藤ですが設定的にさすがに無理。(笑)またなにかご希望があればお知らせ下さいませね。ちなみに野菊のような金森たんは永遠の処女(男だが)なので、兵藤と金森の関係は手すら握らないプラトニックオンリーーっ!!

9月10日(日)

ここしばらく、毎日必ず見た夢を覚えている。
これは疲れすぎて精神的にキテいる状態なのか、それとも辛い環境にやや慣れてきて、ちょっとは元気が戻ってきているのかどっちだろう。
自分としては後者だと思っている、いや、思いたい・・・というのは、疲れ果てた時には会社や家族の夢といった現実的な夢が多くなるのだが、最近はなんの心配もなかった頃に見ていたような、ファンタジックな夢ばかりが続いているからである。

それにしても今朝の夢は自分の夢としては異色だったよ。
皆様はホドロフスキーをご存じだろうか。ジョン・レノンもお気に入りだったカルト系映画監督なのだが、かつてオタク仲間の間で「エル・トポ」「ホーリーマウンテン」という彼の奇妙な映画が話題になったことがある。
もちろん私も流行に乗り遅れまいと二作とも見たものの、途中で気分が悪くなってその夜ウンウンうなされたものだが・・・昨夜の夢にはあの悪趣味な臭気が漂っていた。

舞台はサボテンとピューマとガラガラヘビが支配する南米らしき山岳地帯。
そこを白髪の中年男と化した私は、鯨のように太った厚化粧のドラァグクイーン(ドラァグとはドラッグではなく「引きずる」という意味。きらびやかな女装をしたゲイのこと)と、早期老化症?でドワーフのような外観となった男の三人で、約束の土地(それがどこかなのかはよく分からない)を求めさまよっている。

「おかしいな、たしかあの岩の角を曲がるはずだったんだが・・・」
どうやら私の記憶はまた間違っていたようだ。今夜泊まるべき街が見えてくるどころか、視界に入るのは砂と、岩と、サボテンのみ。「もうっ!アンタがしっかりしてくれなきゃ困るのよぉ!」ドラァグクイーンにプンプンされてしょんぼり頭を垂れる私。

そのとき我々の耳に入ったのは涼しげな水音。小さな滝である。
「キャーーッvvやっと汗が流せるわぁv」飛び上がって喜んだドラァグクイーン、馬鹿でかい体には似つかわしくない軽やかさで崖を駆け降りると、滝の途中の岩場に立ってショッキングピンクのドレスのまま鼻歌まじりで水を浴び始めた。
その様子をちょっとうんざりしながら眺めていた私とドワーフ男は、彼(彼女)の足の間から真っ赤な固まりが落ちてくるのを目撃したのだ。
「なんだよあれ?!」「おい!赤ん坊じゃないか!」

慌てて駆け寄るも、かなり落差のある滝の上から落ちたため赤ん坊はすでに虫の息である。
「可哀想だがもうダメだな・・・」とあっさり諦める私にドワーフは言った。「滝の下に連れて行って滝に打たせてみようよ」・・・無茶苦茶である。
でもそこは夢の話、三人は瀕死の赤ん坊を捧げ持つと、修行者のように滝の下にそっと座らせた。
その瞬間、クワッと開いた赤ん坊の両眼。彼はやおら両手で印を結ぶと、谷底に朗々と響き渡る成人男性の声を上げた。
それはスペイン語だったらしく私には何を言っているか分からなかったのだが、他の二人に言わせるとどうやら何かの啓示らしい・・・

夢はここで途切れたのだが、赤ん坊のあの奇妙に響く声は今でも頭の奥に響いている。目が醒めてすぐには赤ん坊の発した外国語も覚えていたのだが、メモ用紙を捜しているうちに霧散してしまった。

・・・あかん、こうやって書いてみるとやっぱり疲れてるのかな。そうこうしているうちに時間が来たので、疲れついでにこれから実家に帰ってきます。

9月7日(木)

うっかり玄関のドアにはさんで骨にヒビが入り、血が固まって黒マニキュアを塗ったみたいになっていた左手中指だが、ようやくこのビジュアル系バンドみたいな爪ともお別れできそうだよ。

今はまだ古い層の下で息をひそめてデビュー待ちだが、あと少しでおニューの爪がど根性大根さながらにアスファルトを押し上げ、地表に顔を出してくれることだろう。

それにしてもドアにはさんだ瞬間は、ジェリーにハメられてねずみ取りに挟まれたトムの指先みたいにぺったんこになっていたので、「人間の体ってこんなに薄くなれるんだな」と妙に感心したものだ。
また、トムの指はぺったんこになった次の瞬間
プゥーーッと真っ赤に腫れ上がり、トムは絶叫するのがお約束だが、あの「数分後に猛烈に腫れる」ってのもアニメと同じだと身を以て知った・・・

こうやって知らないに越したことがないナマ知識ばかりが蓄積されてゆく。まぁあと少し風が強くてドアの閉まる勢いがよかったら、指先が完全に潰れていたから笑い事じゃないんだけどね。
とにかく、「次はえてくる爪はマトモじゃないぞぉ!」と脅されていたのだが、サタンの黒爪の下から控えめにのぞいているのは桜貝のような爪で一安心。よかった・・・フジツボじゃなくて。

フジツボで思い出した。かなり前にフジツボ絡みの都市伝説をよく耳にしたものだが、皆さんご存じだろうか。
それは「海水浴の岩場で転んでざっくり切ったひざのお皿に、しばらくたつとフジツボが
びっしり生えてきて・・・」という背筋の凍るお話である。

同時期にo「ピアス穴から垂れ下がっていた糸(実は神経)を引っ張ったらどんどん糸が伸びてきて、その結果目が見えなくなった」なんて話もあったが、ゾゾゾ度合いでは「ひざのお皿にフジツボびっしり」に勝るものはない。

今はどんな都市伝説が流行っているんだろうか。子供たちは学校でどんなウワサに震え上がってるのかな。少なくとも私の世代にヒットした「口裂け女」の数倍ほどネタが生々しい気がしないでもないが。

←たらいにはまってます。ハメたのではなく、振り返ればそこには犬がハマっていたのです。

マヤっこはゆたかな体を狭いところに押し込むのが大好き。一度なんか床に置いたフライパンの上に乗っかってじっとしていました。じゃあお言葉に甘えて味付けはケチャップでお願いします・・・

9月4日(月)

唐突にアンジェリーナ・ジョリーに変身し、夫のリチャード・ギアと共にセレブライフを満喫する夢を見ていた。
・・・と言いたいところだが、夢の舞台はなぜかひどく庶民的な焼き肉屋。人々は金色に泡立つシャンパンの代わりに、翌朝の頭痛がキツいホッピーやマッコリの杯を酌み交わし、目の前のカンテキからはテッチャンをあぶる煙がもうもうと立ち上っている。

その時、夫が美しい眉根に皺を寄せながら言った。
「ねぇハニー」「なぁに、ダーリンv」
「セレブなんだから、網の間から落っこちたホルモンくずは諦めた方がいいんじゃないかなぁ・・・」
どうやら私は網の間に箸を突っ込んで、下に落ちそうな肉片をはぎ取ろうと懸命だったらしい。

だが、私はハンサムな夫の慇懃な提案を即座に却下してヒステリックに叫んだ。
イヤよそんなの!食べ物を粗末にするなんて私には我慢できない!!」

ホルモンくずに執着するなんて、一体どこの世界のアンジェリーナ・ジョリーだよ・・・

さて、おともだちのユズさんがMIDARAバトンなる素敵なバトンを回してくださったよ。この手のバトンは回すメンツを選ぶからなぁ・・・堂々選考通過できて嬉しいです、ユズさん。いやマジで!!(笑)

ではいつものごとく蛇足の連発になるかと思われるが、可能な限りサクサク答えていきたい。

Q1 今までに書いた(描いた)MIDARAシーンの数は?

同人歴が浅い上に、同人を始めた年にはエロに対してすでに枯れかけていたせいか、振り返るとほとんどMIDARAシーンは書いていないなぁ。思い起こせばせいぜい12,3くらいで、その半分は片足をギャグに突っ込んでいる。
同人を始めてからの初ジャンルMIDARAは「ガマガエルに似た醜い怪物に舐め回されてアンアン言う美男」だった。

その後遊戯王に移ってから「老師(不能)の葦ペンで、全身に魔よけのヒエログリフを書き入れられて感じちゃうスキンヘッド」とか「発情した猛犬二頭に犯られる(でも寸止め)スキンヘッド」などは書いた記憶があるが、根本的にMIDARA妄想に対する持久力に欠けるせいか、すぐに飽きて放り投げててしまうのが辛い。思い起こせば私が人生で最もエロ妄想していたのは、小学生の頃だったと思う・・・(※)

・・・小学校5年生の頃、始めて自由帳に描いたMIDARA系漫画では、とある組織のアングラパーティーで、裸女が老人たちのダーツの的になるシーンに最も力を入れ表現していた。あんな黒いノート回してすまんかったの、クラスのおともだち。

Q2 好きなMIDARAシーンは?

うーん・・・むつかしいなぁ。アンドロイドフェチの私は、生身の人と人とが裸で絡み合ってるシーンにはあんましグッと来ないのだが、ありきたりを承知で幾つか挙げると・・・

「銀の盆に乗せられたヨカナンの首を捧げ持つサロメ」(ギュスターヴ・モロー絵でお願いします)
ありきたりだが聖者ヨカナンに懸想する処女サロメと、あくまでサロメを拒んで斬首される童貞ヨカナンの関係は最高にエロティックで鼻血ブー。

「アングルの『ペルセウスとアンドロメダ』」
鎖に繋がれ怪物の餌食となりそうなアンドロメダ。あの上目づかいな苦悶の表情には、小学校低学年の頃たまらんほどエロのめばえを感じた。実はアンドロメダがあのまま怪獣の餌食になってしまわなかったのが残念で、
おせっかい男ペルセウス、憎ううっ!と内心思っていた・・・

「ドラクロワの『サルダナパールの死』」
アングルとドラクロワと手塚治虫は幼い私の妄想の友。「サルダナパール」についての詳細はこちら→

だが、名画でしかMIDARAを感じられないお上品なフリをしても、私は所詮、網の間に落ちたホルモン屑を拾う人間。
引かれるのを覚悟で、今の自分の萌えられるMIDARAシーンを想像してみることにするよ・・・

・・・嫌がるウケの全身の毛を剃ってるうちに勃ってしまい、そのまま顔射する筋肉男。
・・・くねくね動く銀色のファイバースコープみたいなものに全身くまなく検査され、うっかり感じちゃってるスペースマン。もちろん裸だがなぜかブーツだけは履いている。
・・・ローマの宴会で子鹿のコスプレをさせられ、犬をけしかけられて悲鳴を上げる美青年。もちろん犬どもはすぐに取り押さえられるが、後ろでは狼と化したオヤジども(もちろん飽食で体はブヨブヨ)が涎を垂らしている。

ポイントはやはり「スキンヘッド&レザー&プラスチック&毛皮」かな。

Q3 MIDARAだと思う場所は?

奴隷市場、熱海の温泉宿(風呂から上がると布団が二組くっつけて敷いてある)、雪山で避難した洞窟、二人以外は全てコールドスリープしている宇宙船の内部、吹雪の山小屋(他にも人が居るけど寝てる)、肉屋の倉庫、ブロークバックマウンテンに張ったテント、歴史ある大図書館のカビ臭い書庫、豪邸のプールの水の中、ぬかるんだ雨上がりの山道、夜明けの繁華街の駐車場の隅っこ、お日様で泥が暖かくなった田んぼ。足下からはカエルの唄が聞こえてくるよ・・・

Q4 MIDARAだと思うセリフを?

「いい子だ・・・」(暴れていたウケが観念したのを受けて)
「これからお前を女にしてやる」(田亀源五郎先生の作品風に)
「人に聞かれる!」(「吹雪の山小屋」など、他に人が居るシチュエーションで)
「ククク・・・ツッぱってられるのも今のうちだけだぜ。すぐによがり泣かせてやるからな」(「泣く」か「啼く」、どちらがいいかは微妙なところだ。)
「ほら、もっとケツを振ってみせろよ!」(ゲイ小説で馴染んだフレーズ)

・・・これ以上書くと軽蔑されそうなのでもう止めときます。


Q5 MIDARA仲間5人へ。

心当たりのあるMIDARA仲間は、表向きサイトが真面目だったりファンシーだったりするので、とりあえずここで止めときます。答えられそうなお友達がいらっしゃれば是非どうぞ。グヘグヘ・・・

9月3日(日)

今までエジプトに旅行して「あぁ、自分は今エジプトにいるんだ!」といちばん強く感じた時、それは数千年の時の彼方から我々を見下ろすピラミッドの下に佇んだ時でも、夕日に染まるナイルを見つめた時でも、もちろんラクダ使いのヒゲオヤジにボッタくられて血がにじむほどに唇を噛んだ時でもない。

あれはじりじりと背を焼く日差しのセティ一世葬祭殿、友人との間でなぜか突然話題にのぼった米国大統領選。
「ブッシュとケリー、どっちが勝ったのかな」「気になるからアルジャジーラで確かめてみる」と彼がやおら携帯をピポピポやり始めた時、私は妙な感動を覚えたものだ。「そういえばここってモロに
アルジャジーラ圏内なんだ!」と。

さて、恒例の秋旅行に行くべく、11月に4日間の有給(連休と絡めて8日間になる)を確保はしてはいるのだが、どこへ行くかで激しく迷っている。ちょっと前はリビア砂漠経由でオアシスの遺跡を見ながら、アブシンベルまで南下するつもりだったが、エジプト燃えがやや沈静化した今、他の国にも行ってみようかなという気分が芽生えているのだ。

候補に挙がっているのはすべてアルジャジーラ受信圏内ではあるが、その中でも、ひょっとすると近い将来行けなくなるかも知れない・・・と危惧しているイランに今すごく行ってみたい。

もちろん一番の動機は「破格値のペルシャ絨毯を買いまくりたい」なのであるが、今日DVDで見たイラン映画「運動靴と赤い金魚」(97年作品)があまりにもよかったもので「イランに行きてぇ!」と燃え上がってるせいもある。

この映画の評価が高いのは知っていたし、友人からも「ミキさんこれ、絶対に好きですよ!」と勧められてはいたのだが、かなり前に公開されてから今まで見なかったのは、題名からして何となく若い女性対象のミニシアター系ライトウルルン映画じゃないのか?と食わず嫌いしていたせいである。

でもこんなに心温まる映画だとは思ってもみなかった。久々に映画を見て得したような気分になった。いや、最近はどうにもこうにも忙しいもので、映画に二時間も費やすのが勿体ないように思えていたのだが・・・

主役は貧しい兄妹、ストーリーも「妹のたった一つの靴をお兄ちゃんがなくして・・・」をきっかけとした先が読めるシンプルな展開ながら、互いを思いやる兄妹、子は親を敬い親も子供たちを真に愛しはぐくむ心の美しいこと!
そして何より私が感動したのは、商店の店主や学校の先生といったイランの大人たちの子供に対する愛溢れる視線だったなぁ。昨今の日本では、日替わりで親殺し・子殺しニュースが流れていて「え?これってあのニュースじゃなくてまた別のニュースなの?!」とびびることしきりであるが、イランではご近所さんの温かい心の繋がり、昔ながらの親子関係というものはまだまだ健在なんだろうなとしんみりした。

心が疲れた時に是非見ていただきたい映画である。「優しい」とか「優しさ」なんて単語、やたらと使うのは好かないが、「運動靴と赤い金魚」、観賞後にゆったり優しい気持ちになれること請け合いである。

9月2日(土)

昨日は会社の飲み会だったのだが、ハッと気付くと大阪駅のホーム、風にあおられるニョロニョロ(ムーミン)のように12時半の最終列車を待っていた。

どうやら一駅だけ電車に乗って帰れば済むところを、大阪まで寝過ごしたみたい。だが飲み会は6時からで、多分9時頃には終わったと思う。
ならどうして私は12時に大阪駅にいたのだろう?最寄り駅から大阪までは片道30分だから、単に寝過ごしたと考えると計算が合わないよな。9時〜12時までの三時間、私は一体なにをやっていたのか?その記憶の行方は杳として知れない。

ううう・・・二日酔いでもうアカン。今こうして椅子に座っているだけでもキツいので、本日予定されていた大阪出張皇国会は延期となった。
レズバーとゲイバーとSMバーをハシゴして皇国妄想に花を咲かせるつもりだったのだが、今は酒瓶を見ただけで吐きそうだ。楽しみにさせといてスマンのぉ、ヘボ。

そのヘボピーだが、先日、新城X西田の妄想を聞かせてくれた。(ヘボは「黒いジャニ系」西田が大好きなのだ)
なんと舞台はパラレルワールド。その世界での新城はなんと考古学者・・・いきなりすごいツカミだ。
北嶺の原野で発掘作業を行っていた彼は、そこで大きな虎と人間の骨が折り重なるように埋もれているのを発見する。それは平行世界でその地に斃れた隕鉄と西田の骨であった。
「どうしたのだ、僕は。なんだこの気持ちは?」それらの骨を見た瞬間、新城の胸にはなぜかしらたまらなく懐かしい感情が沸き起こる。
しばらくの後、新城の研究所に一人の青年が現れた。「はじめまして。西田と申します」
その瞬間、世界は時を止める・・・

オイオイ〜!!(笑)できたてホヤホヤの腐女子だというのに、いきなりパラレルワールドに突入とはものすごい飛躍っぷりだな!ホップとステップをすっ飛ばして、いきなりジャンプしちゃったような妄想だ。ホンマに夏場はヒトもモノも腐るのが・・・(以下略)

おまけに10代以降絵は描いたことなかったヘボ、己の新西妄想を形にしたくて絵筆まで取ったというから萌えパワーってすごい。先日は、酔っぱらってうたた寝する新城を、西田が「先輩、風邪引きますよ」なーんて揺り起こしている新西絵を見せてくれたよ。
かく言う私にも元々絵を描く習慣はなかったのだが、他の人が誰も私の好きなキャラを描いてくれないから、必要に迫られて○○才を過ぎて絵を描くようになったんだっけ。それはどちらかと言えば、年金生活に入って絵手紙にハマるおばあちゃんのノリに近いが、いずれにせよ萌えに背中を押されて初めて出来た事だと言えよう。

それではぼちぼち実家に帰らなきゃ。週末はこの夏バテをなんとかするため、実家で親にチャングムのDVDを見せながら、のんびり本でも読んでくる。