8月31日(木) Newsweek(もちろん日本版)のちょっと前の号に、ゲイリブの活動家トム・グレゴリーが、「ブロークバックマウンテン」で主役のカウボーイカップルを演じた二人(ヒース・レジャー&ジェイク・ギレンホール)が劇中で着ていたチェックのシャツを、約10万ドルで落札したとあった。10万ドルといえばだいたい1200万。安いBMWが二台買えるお値段だな。 もちろん彼にこの二枚のシャツを着るつもりはない。 さて、8月最後の日記はゲイ映画ネタでしめくくるとして、先ほどある皇国サイトさんが配布なさっているファンへの質問表を見つけたので、早速答えさせていただいた。まだまだ読み込みが浅いんですが、皇国についての管理人の嗜好はだいたいこういうカンジですよん。→☆ |
8月30日(水) ここ数日間ものすご〜〜〜く体がだるい。何をやる気も起こらない。 リーマンとしてこれではいけない。でも親の病のせいで心底疲れ切ってるんだよねぇ・・・と誰かに訴えたくて、昨夜ここで「希望を持つことに疲れてきた・・・」なーんて憂鬱日記を書いていたのだが。 この肉体疲労の原因は多分いたってシンプル。単に扇風機を回しっぱなしにして寝ているためだと思われる。 だから今夜からはエアコンも扇風機もつけずに我慢するつもりである。今はまだ11時だがすでに体半分は夢のお国の入国審査所に入っているので、今日のところは素直に眠ることにするよ。 足下に山と積み上げられたG-menのバックナンバーを開けば、必ずどこかのページにフンドシ男が生息しているもんで資料は豊富なはず。だが、新ジャンルでそこまでハジケるのには躊躇してしまうのが新参者の辛さなのだ。 そして閲覧者的には一体どのレベルまでの食い込みが許容できるのか?柄物&色つきは許されるのか?フンドシ単体よりもハッピーセット(=フンドシ+ハッピ)の方がいいのか? |
8月29日(火) 先日インド旅行から戻ってきたばかりのCさんから数カ月ぶりのメールが届いたのだが、久々の便りにはなにをさておき「シラミ・ナウ」が・・・(笑) 以前(8月3日の日記)「リサとガスパール」の絵本の、ファンシーキャラには似つかわしくないシビアなシラミ話にショックを受け、「現代フランスではシラミが日常茶飯事なんか?!」と書いたところ、Rさんから「何言うてますのん、日本でもシラミは日常茶飯事です!」と光より速いメールが入ったのは記憶に新しい。 そっかぁ、日本シラミって進駐軍のDDT作戦で滅亡したワケじゃなかったのね・・・と己の無知に赤面したものだが、本日Cさんから寄せられたメールによれば、彼女のお友達(妙齢の女性)の場合、シラミが頭髪ではなくシモの毛をねぐらに選んだ結果、デリケートな部分を幼児のようにつるっつるに剃られる羽目になったそうである・・・おお、おいたわしや・・・あれって剃ると生えかけがチクチクするんだよね・・・ ・・・とここまで書いてきたが、またしてもパソのキーボードがオカルト現象(笑)を起こしているもので、もうこれ以上は無理無理っ! 以前出したエジプト本で、夜中にカイロ博物館の不気味系収蔵物のページを作っていた際、突然画面に「あああああああああああああああ」と延々「あ」が打ち出され、パソが全く使えなくなってしまったことがあった。 運良く、先日友人が「もう要らないから一応送っとく」と送付してくれた小型キーボードがあるから、当分の間そっちを使わせてもらおうかね。 |
8月26日(土) 久しぶりに夢にイリが出てきた。つやつや光って元気そうで、楽しげに他の犬たちと遊んでいたが、「イリ、イリ!」と大声で呼ぶとこっちへ駆けてきて、とび色の懐かしい瞳で私を見上げパサパサ尻尾を振ると、また友達の方に戻っていく。 寝言で話すのは、起きてしゃべる時の何倍ものエナジーを必要とするものだと思うがいかがだろうか。私は以前、ライバルとの「天ぷら十番勝負」に臨む夢を見て、夢でスラスラしゃべらなきゃならない苦痛のあまり、心臓発作を起こしそうだった。 その勝負、天ぷら初体験の外国人を前に、道場六三郎みたいなファッションで天ぷらを揚げながら、それがいかに素晴らしい料理かということを英語で伝えるかが大きな得点ポイントであった。 で、今日は大阪のレズバーでスペシャル皇国会を催す予定だったのだが、軽い熱中症をおこしたみたいなので急遽中止。 頭の上で目玉焼きができそうな厳しい日光の下、霊園の管理人さんへの水ようかんとイリへのお供え(干し牛ハツ)、そして花束をぶらさげて、何一つ日光からさえぎってくれるものの無い道をトコトコ数十分。私は骨折でもしない限りタクシーには乗らないセコい主義。霊園は駅と駅とのちょうど中間地点、近々新駅ができる予定だから、距離的にはけっこうあると思う。 これが冬ソナでチュンサンとユジンが歩いたメタセコイヤの並木道ならまだ楽しかろうが、霊園への道程は国道とゴム工場とブックオフしかないような殺風景な土地。 ひからびそうになりながらやっと着いた霊園だったが、おおおお!ガラス戸には「20日から26日までお休みします」との非情な貼り紙・・・一瞬、ガラスをぶち破って割れた部分からお供えと花とガラス修理代を差し込もうか、なーんて暴力的な考えが頭をよぎったが、夏の傷は治りが遅い。短気を起こして流血沙汰になっては自分が困るだけなので思いとどまり、暑さで首を垂れた花束をぶらさげて、いま来た道をトボトボと戻ったのである。 まったく「イリが来いと言っている」なんて、とんでもない夢の読み間違えだったよ。でも、ぼちぼち霊園の管理費の支払い時期なので、明日か来週また行って来なきゃ。 昼間の時点で「皇国会やりたい!」と熱烈メールしてきたヘボピーも、現時点でメールも電話もしてこないところからすると、親の病院の付き添いに疲れて今頃家でぐったりらしい。 |
8月23日(水) 介護逃れでうちに泊まりに来ていたヘボピーが、朝起きていきなり「すごいいい夢見た〜っ!」とため息を付いた。 ただ、よくよく話を聞くとべつだんロマンチックな夢ってわけじゃなかったようだ。 「これって何か心理学的に深い意味がありそうやな」とうなずき合ったものの、己の尿にまみれる夢が何を意味するのか、心理学門外漢の我々には知る由もない。だいいち分析する方もそんなスカトロな夢聞きたくもないっつーの。 そう言う私もきっちり夢を見ていた。貧乏サーカス団と犬たちの夢。 大きなシェパードにムクムクしたマルチーズ。可愛いリボンを付けたプードルや何のミックスかよく分からない中型犬・・・上目づかいで私を見上げる10匹の犬たちを目の前にして、私は悲痛な声を上げた。 だが、サーカスも犬も住む場所も、全てを失って小さなボストンバッグ一つで歩み去るオヤジの背中が小さくなった時、私の回りにいた犬たちがいっせいに立ち上がり、元の主人を追いかけ始めたではないか。 ・・・と思ったのも束の間、はるか向こうで愛犬に囲まれたオヤジ、なにやら一匹一匹に一生懸命話しかけている。ーと次の瞬間、「ひぇ〜〜〜っ!!」大小の毛玉が、今度はこっち目指して一目散に駆け寄ってくるではないか! どうやらオヤジに「自分ではお前らを食べさせていくことができないから、しばらくあのお姐さんの世話になるんだよ。なぁに、ちょっとの辛抱だし、あのヒトはきっとお前らによくしてくれるから」と言い含められたらしい。 「どうすりゃいいんだ!マンションなのに!!」 |
8月21日(月) オトコは現実に限る!と二次元派の姉を鼻先でせせら笑っていた非・腐女子だったはずのヘボピーが、びっくらこくほどの勢いで「皇国」の新城大尉(苦労人の主人公)X西田少尉(腹黒ジャニ系)にはまっている。 ・・・というのは、親の介護に疲れた時やジムに行くのが邪魔くさい日、むち打ちの首がシクシク痛んでうざったい日・・・頭上にかかった憂鬱の霧をパーッと晴らすために、なにかといえば近所の飲み屋で「皇国の守護者萌え会」・通称「皇国会」(ヤバい会みたい!)が催されるからである。 まぁ皇国会なんておおげさな名称ではあるものの、交わされるのは常に「西田に『新城命』みたいな入れ墨を入れさせたいなぁ」とか、「民族学博物館にあるこの着物の柄、兵藤に似合いそうで萌え〜!」だのといったフルスロットル与太話なのは言うまでもない。ただ問題は、我々が家庭で飲むのを嫌う「飲み屋派」であるということなのだ。 皇国会のせいで昨今の我が家のアルコホリックエンゲル係数は、シャレにならない急カーブを描いて上昇中。その伸びたるや、壁に貼られたグラフ用紙だけでは足りなくて、さらにわら半紙を継ぎ足さなきゃならない勢いである。 しょーがないから自分の羽をむしってはた織りをするツルのように、手持ちのブランドバッグや洋服や美術書、果てはレアものゲイ雑誌までをコメ兵やヤフオクで売っぱらう日々なのだ。 まぁ消費者に対して許し難い裏切りをした(※)ヴィトンのバッグなんかにゃ未練はないが(でも20万以上したほぼ未使用のマルチカラーが、コメ兵にて引き取り価格7万よ・・・ヴィトンのアホ!)、先日オークションに出したギュスターブ・モローの全作品集については、もう、頭をかきむしるほど後悔しまくっている。 モロー作品集は他にも数冊持ってるし、400頁以上あるボリュームは本棚でものすごい場所取りだからまっいっか。あいたこの場所にブルース・ウェーバーの写真集(これがまた巨大!)を入れようかね・・・とモロー本にはおヒマを出したのだが、いかんせんスタート価格が安すぎた。 出品するとき私はいったい何を考えていたのだろう?確実に酔っぱらっていたのだと思う。 せめてもの救いは、落札者さんが当然ながらモローファンで、「届いた本を開いて至福の時を過ごしています」と喜んでくれたことなのだが・・・要らないと思ったものでも人の手に渡ると惜しくなってくるのが人間のSAGA。 おーっと、ぼちぼちあのエロ本がオークション終了になりそうだ。 ※・・・かつて「村上隆ヴァージョン」として発売された白&黒のマルチカラーライン。 |
8月19日(土) 本日は朝から晩までめいっぱい予定が詰まっていたので、朝一発目(10時)からGジムに駆け込んで、マシンルームでよいしょよいしょとトレーニング。マゾ的日課が一段落して汗をふきふきふと回りに目をやると、一瞬、古代ローマの剣闘士訓練所にさまよい込んだ錯覚に陥った。 なぜならば私の回りにはたった一人の女もいない。マシンルームの隅から隅まで、見渡す限り男、男、男!それも筋肉がモリモリすぎて、腕がワキから浮いているようなガチムチ野郎が約20匹・・・いや20人。 「フンガー!」「ふしゅうぅううぅうーっ!」「フゴッ!」 ねぇ皆さん・・・スポーツクラブって普通、カラフルなウェアに身を包んだ女性メンバーが、ダイエットのために汗を流したり談笑したりするイメージがありますよねぇ? そんな不届き者はソッコーGジムの男の海のド真ん中に転送してやりたい。 さて、ジム後はガラスの首のメンテナンスのために病院へ行き、夕方からはM伯爵とレズビアンバー初体験のために、大阪に出張してきたよん。 また、たまたまその店がそういうカラーだったのだろうか、それともレズバーとはどこでもああいうカンジなのだろうか。もっとねっちょり淫靡な場を想像していたのだが、「客が女ばかり」って以外はあっけらかんとごく普通のバーで、その普通さにかえってびっくり。加えてタチ(多分)のヒトたちの男っぷりにもどびっくり! 自分もせいぜい男らしいと自画自賛していたが、それは大きな誤りだった。思い上がっていた私は、お店で見かけた人たちの前に泣いて土下座したい気分である。 今夜お見かけした10名ほどのお客さんだけでは判断できないだろうが、ひょっとするとタチ=宝塚歌劇風ってのは、ノンケが勝手に抱いているビアンのイメージなのかもしれないなぁ、とか思いつつ、脇パイパイや乳毛やワキガ話で盛り上がるフェティッシュな我々を、グラスを拭きつつ暖かいまなざしで見つめるマスター(もち女)であった。 まぁホントにどこにでもありそうなバーなんだけどね。もうすでに行きたくなっている私は、ロケットランチャーをぶちかますようなマッチョ女戦士との出会いへの、淡い期待が捨てられないのだろうか。 かといって一人っきりじゃびびるので、ヘボピーに「一緒に行ってみる?」と聞くと「行く行く!」と大乗り気。 |
8月18日(金) 同じエレベーターに乗り合わせた男から、電撃的プロポーズを受ける夢をみていた。(夢よ夢!お間違えなきよう) きっかけは二人が乗り合わせたエレベーター。それが突然、ワイアーを切断されたかのような急降下を初めたことによる。(近頃話題のS社事件の影響がモロ・・・単純じゃの。) いかん!このままでは数秒後には地面に叩きつけられ、ノシイカのようにぺっしゃんこになること必至である。だからといってターミネーターのような怪力でエレベーターの箱をつり下げるのも、生身の我々にはどだい無理な話。 だが、うぉおおーっ!もうアカン!ここで死ぬのか!そう覚悟した瞬間、エレベーターはガクンッ!と停止した。ホッ・・・ こんなどこの馬の骨とも知れんヤツと人生の幕引きしなきゃならんのか?!と愕然としつつも、ほんの一瞬ではあるが共に死を覚悟した我々の間には、数分のうちにまるでレニングラード包囲に耐え抜いたソビエト兵士のような共闘意識が芽生えていたらしい。 そしてホテルのテラスにあるサ店で、私は電撃的にプロポーズされるのだ。オイオイ・・・すごい乙女夢だなぁ! とにかく、内心はまんざらでもなかったものの、私はもったいぶって返事を留保する。「あまりにも急なので驚いてしまって・・・一日だけお返事を待って頂けますか」 すっ・・・と椅子から立ち上がり、しゃなりしゃなりとサ店の角を直角に曲がるや否や鬼神の形相で探偵社に駆け込み、男の身上調査を依頼した私。 えぇーっ?それじゃ私も仕事を辞めるわけにはいかないよね。それどころか下手すると安月給の私の方が収入多いかもなぁ。そんな男と結婚して果たして上手くやっていけるのだろうか? で、迷ったあげく断ってしまったプロポーズ。計算高くてヤなやつだと自分でも思うが、人間愛だけでは生きては行けないのもまた、骨身にしみて知っている。断った時の彼のがっかりした顔を見て、ものすごく悪いことした気分にはなったんだけどね・・・ ついでながら、彼の顔は皇国の妹尾少尉(エラが張ったデスマス口調の真面目人間)にそっくりであったことも付け加えておきたい・・・と思い起こせば、どうせ夢なんだからプロポーズくらい受けときゃよかったかもなぁ。 |
8月16日(水) やっとマヤっこが帰ってくれた。 だが、きゃっほーい!今日は8時半まで寝るでーっ!・・・と嬉しがったのも束の間のこと。 やっぱり犬がそばにいないと物足りない。愛犬家にとって犬がいない生活なんて、クリープを入れないコーヒー(ネタが古すぎ)のよう・・・マヤっこ!カムバーック!!・・・と心の中で叫んでいたら、ちょうどその時ヘボピーからメールが来た。 しょーがないから行って来るさ。一時間に一本のバスを乗り継ぎ、20キロの荷物(犬入り)を下げて病院へ。腕が太くなったとは昨日書いたばかりだが、どうやら真の原因は、あのマシンではなく太った犬運びだな、こりゃ。 ←不満そうな花モゲラ・マヤ。指のマタが腫れた病気のワンちゃんとは思えない図太い目つきである。 さて、先日の日記で取り上げた、「リサとガスパールの素敵なシラミ話」を見たれいらさんからメールを頂いた。 私はてっきり日本のシラミはレア的存在だと思っていたのだが、れいらさんの提供情報「シラミ・ナウ」によると・・・ へぇ〜っ!現代フランスのみならず、現代日本でもシラミってそんなに身近な存在なんだな。じゃあ私の頭が時々猛烈にかゆくなるのも実はSHIRAMIがうごめいてるせいだったりして・・・リサ、シラミ犬だなんて笑ってすまん。 れいらさん、情報どうもありがとうございました!シラミとか割礼とかフンドシとか・・・人生の勝ち組に入るためには全く役立たないネタには、常に心地よいツッコミを入れて下さる皆様が私は大好きですv |
8月15日(火) いかん!!手持ちのTシャツがキツいっ!! 「でも、マッチョになりたくてトレーニングしてるんでしょ?」と言われそうだが、微妙に違うーっ! 黒いタンクトップで鏡の前に立ってみると、妙にボリュームが付いた肩幅と極限まで刈り込んだヘアスタイルが相まって、思わずまっつあおになるようなエセ武闘派と化している。おおおお・・・!いったいどこで道を間違ったのだろう。きっとあの上腕二頭筋用マシンがアカンのや・・・ 「見てよこの腕、アウトやろ?」 そういえばヘボは高校生の頃、風呂屋のオヤジが趣味でやってるバス道沿いのボディビルジムに通って、黙々とバーベルを上げる姿をバスの中から目撃されたりしていたのだが・・・あれから○○年も経っているのにまだあの筋肉が落ちていないとはなぁ。筋肉ってとってもしつこいのね。 だからヘボピーは今でもノースリーブが着られないらしい。・・・ということは、私もこのままでは○○年後にムキムキのおばあちゃんになるのだろうか? |
8月12日(土) ママチャリに乗り猛スピードで疾走していると、バキッ!という衝突音と共に、顔にコガネムシがぶつかってきた。 コガネムシといえどあなどるべからず。強風にあおられ弾丸のように飛んできた甲虫が、トップスピードで走る自転車の運転者の柔らかい眼球を直撃するとなると・・・これはけっこうな破壊力。 眼球に当たったコガネムシで失明、風呂場の石鹸に足を取られて転倒・脳挫傷、ソーメンの薬味(奴ネギ)が気管にはり付いて呼吸停止・・・平和な日常にもさまざまなデンジャーが潜んでいるもの。そしてそんな小さな危険の穴に、期せずして導かれきっちり落っこちてしまう私は、しょーもないところだけヒキの強いタイプだ。 ヒキは強いが宝くじが当たるほどの強運ではないのだが、目をめがけてコガネムシがぶつかってくるなんて、これは「当たり」がいいかも・・・と宝くじを30枚買ってみた。(骨の髄までバクチ体質) 夏コミ参加のみなさまお疲れさまでした!当日はそれほどまでには暑くなかったようでよかったです。狩猟の成果はあがりましたか?でかいエゾシカが獲れていればいいのですが。 私とヘボピーは結局のところ参加は見送ったが行かなくて助かった。ーというのは、金曜日は防衛庁の見学後に、土曜はゲイパレードの会場へ行ってから・・・と両日とも午後からビッグサイトへ行く計画をしていたからである。 けれど、なんでも皇国本は金曜も土曜も午前中でほぼ売り切れだったそうではないか。行かなくてよかった・・・午後から行って発狂するところだった。
<一言メールお返事よん> Nさま・・・そうです、8/3の日記の男は私ですよん。陸自の人かと勘違いしてくださるとは光栄極まりないでありますっ!(笑) で、うほほーっ!Nさまも皇国ハマリですか!?それも下まつげ萌えだなんて!同士っ!(喜)ええ、皇国方面もがんばります。和のテイストになじみがないもので、はじめからいきなり逃げ(コスプレ)てますが、そのうちに段々慣れてくるかと思いますので、どうぞダメ犬に対する優しいまなざしで見守ってやってくださいませ。次は妹尾&兵藤のフンドシ姿を描きたいです。 |
8月11日(金) ブレードランナーの舞台のような近未来ヴァージョンの新宿、落とした財布をゴミ拾いで生計を立てている不法滞在の中国人が届けてくれる夢を見ていた。 どうやらうっかり目覚ましをかけ忘れたらしい。7時を過ぎるとマンションの住人の出入りも激しくなる。どうしよう・・・一瞬昼まで犬を待たせようかとも思ったが、12時間もトイレを我慢させるのは動物虐待。 あとちょっとで出勤だが、昨日休んだから机の上には書類がピサの斜塔のように積み上げられているに違いない。そして昼休みにはまた暑いなかトイレに帰ってこなくてはならないのだ。 ヘボピーも母の奇行にキレそうになった時には、「脱北者の辛さはこんなもんじゃない!」とか「レンジャーの訓練はもっとキツい!」と思って自分を慰めるそうだ。 認知症サイトは星の数ほどあるので一度覗いてみようかなと思うこともあるが、自分たちの先に確実にある未来を知るのが怖くて、それらを見るのはまだもう少し先になりそうである。 ※・・・デミ・ムーアが丸刈りで頑張る映画。女性兵士が屈強な男性にさえ困難な米国特殊部隊・SEALsの入隊試験を突破し、立派に部隊の一員としての任務を果たすストイックな姿には心躍る。 |
8月10日(木) 今日は有休を取ったので、メールのお返事をしてあとはサイトの更新でも・・・と夢見がちに計画していたのだが、一日ぽっちの休みなんぞあっという間に終わってしまった。 起床こそ朝9時半とのんびりめだったものの、メールを二通書いてから美容院と首の病院とジムに行って帰宅したのが夜10時。ご飯を食べてマヤっこの散歩に行って現在すでに12時・・・またなにも出来なかった!本当はこれから絵の一枚でも描きたいところだが、仕事に差し支えてもいけないので今日も寝るよ・・・ 明日はジムが盆休みなので退社後の予定は取りあえず入っていないのだが、カットしたばかりの頭がどうにも気に入らないので、明日の朝ワックスで固めてもまとまらないようなら再カットに行かねば。 兵藤カット(海兵隊カットとも言う)が伸びてきて、たんぼで揺れるネギ坊主のシルエットになっていたものだから美容院に行ったのだが、「トップは立たせてサイドとバックは限界まで短く!」と注文付けたのがマズかった。(限界=リーマンに許されるギリギリの短さ。よってスキンヘッドはNGである) それがまた、いつも通りの兵藤カットにしとけばよかったのにさ、ちょっと変化を付けてみようと色気を出したのがつまづきのもと。 カットが終わって鏡に映った己の姿を見た瞬間、昔なにかの童話で見た「火の妖精」(金糸で刺繍した赤いスパッツ着用)を思い出した。そっと触ってみると、災害救助犬の募金活動しているアンちゃんの横で、つまらなさそうに寝ているラブラドール・レトリーバーの手触りがした。 服装もヘアスタイルも機動性第一だとは思ってはいるが、さすがに初老の警官と同じ頭ではアカンような気がする。邪魔くさいけどやっぱりもう一度行かなきゃならないかなぁ、美容院。 |
8月9日(木) 眠い・・・限界突破。マヤっこを預かってから一週間が経過したが、夜12時就寝・朝5時起床という生活には無理がありすぎる。裏口からの出入りに異常な緊張を強いられるのみならず、昼休みにバタバタ帰ってきて犬をトイレに連れて行くのにも疲れてしまった。 パソの前で頭をぐらぐらさせながら睡魔と闘っても仕方ないので、今夜はもう寝る・・・明日は有給取ってるから、溜めまくったメールのお返事をして、サーチ登録のために頑張って皇国絵を描きたいものだ。
それはイスラエルのデザイナー、ドリ・チャングリの作品。私がアクセサリーに求めるすべてがここに! たかがブレスレットが一点5万〜10万越え、一番高いネックレスだと40万とかしてるんですよ奥さん!ちなみに写真のネックレスは左が9万、右が6・5万。
そんなわけで、コミケどころかエジプトに行けるほど散財してしまった。想定外の出費にはさすがにあせりを感じて東京行きは取りやめ。これからしばらく限界まで食費を削り、欲望に弱い自分に罰を与えたい。 |
8月6日(日) 昨日はあれから予告通りマヤっこを連れて獣医のもとを訪れた。 個人経営で設備も古い動物病院にかかっていたせいで、今は亡きイリを苦しませてしまったという苦い経験が私にはある。ガンの発見が遅れたことはもちろん、痛み止めのモルヒネを投与できなかったのも後悔の種。なんでもモルヒネは認可制で、どこの獣医でも処方できるものではないらしいのだ。 だからマヤは緊急時の体勢が整っていて設備は最新鋭、かつ獣医も沢山いる病院にかかっているのだが、問題は待ち時間がやたらと長いことと、距離的に遠すぎることなんだよね・・・ 実家からだと一時間に一本のバスを二本乗り継ぎ。一本目のバスを降りたら乗り換えに50分待ちなんて不親切きわまりないタイムテーブルゆえ、待つのが大変だ。むろんペット連れなので、マックで時間をつぶすってわけにもいかない。 その上マヤは楽々運べるチワワじゃない。ピザとポテチの食べ過ぎの米国肥満児童みたいな、ゆたかな体のワンちゃんなのだ。犬入り20キロのケージを片手で運ぶのは、ムキムキの男でもきっとキツいと思う。 ・・・とは言いつつも、かゆくてたまらない指のマタを放置するのは可哀想。肉球の間を開いてみるとまっかになって痛そうだ。運良く今日はマッチョ姉妹の片割れ・ヘボピーがうちに来ている。そこで母も伴って炎天下に繰り出した。 いや〜、土曜日の関西は本当に暑かったですなぁ!冗談抜きで頭の上で目玉焼きができるかと思った。じりじりと太陽に焼かれたマヤの丸いお尻も、あっという間に熱くなってできたてホヤホヤの温泉饅頭になってたよ。 普通なら駅からは犬にも歩いてもらうのだが、さすがにこの季節、焼けたコンクリの上を歩かせるわけにはいかない。かといって重いケージを下げて腕がルフィのように伸びても困るので、駅からはヘボと交代でマヤを抱っこ、という方法を選択した。 当時の気温・36度、犬の平熱・38度〜39度。寒い日のケダモノは癒しになるが、暑い日のケダモノは暑苦しいだけ。 一方、当のマヤっこはビルマの王子様のように日傘までさしかけられているくせして、「こんな暑いとこに連れて来やがって!」とでも言いたげに恨みがましくハァハァしている・・・憎!お前の指のマタさえ腫れなけりゃ、オレたちゃこんなとこにおらんっつーの!と、出来の悪い上官を持ったベトナム戦争下の米兵のように叫びたくなる。 診断の結果、指のマタの腫れはどうやら、草むらに入って悪いムシに刺されたのが原因では?ということであった。 病院までの往復に消費したカロリー・推定780Kcal。疲れと暑さでグッタリきた私が、この日のジムをさぼったのは言うまでもない。 |
8月5日(土) 朝の5時からミイラも飛び起きるようなけたたましい目覚ましのベルに叩き起こされ、足をもつれさせながらマヤの散歩に行ってきた。 父とヘボピーを手伝うために実家から犬を預かるのはいいのだが、うちのマンション、ペット禁止ってのが問題である。 まったく、マヤが室内でトイレをしてくれれば問題ないのだが。幼犬教育をほどこすための一番大事な時期に母がアルツハイマーを発症したので、人間に手を取られてうやむやなしつけしかされなかったマヤ。 ふわふわしてもつれやすい被毛の管理も大変だ。雨の日に散歩に行こうものなら、足の毛がモップの役割をはたしてしっかり雨水を吸い上げ、道路をきれいにお掃除してくれる。当然ながら散歩から帰った犬はドロドロ・・・シャンプーしたてだと泣けてくる。 コッカーの体は小さいのに、飼育に要する手間は大型犬であるサルーキとたいして変わらないのは計算外だった。 チャイニーズクレステッド(毛と足先以外は無毛というユニークな犬)もミニダックス(クリーム)もビション・フリーゼ(マルチーズに似たタンポポの綿毛のような犬)も「なんかピンと来ない」と家族の反対を受け、じゃあコッカーにしようか・・・と事前に選んでおいた白黒の美少女を迎えに、ブリーダーのもとを訪ねた日。 さて、現在朝6時。これから犬を風呂に入れて、1,2時間仮眠してから電車に乗って病院へ連れて行かなきゃならない。後足の指のマタがかゆいようで、ずっとガジガジ噛んでいるから見てみると、肉球の間が真っ赤になっていたのだ。
けれどもこれも生き物の一生を預かった愛犬家の宿命。犬飼いとは手間と忍耐と時に諦めを要求される、かなりマゾヒスティックな趣味なのだ。 ミキ家のW杯はまだ終わっていない。日本選手に暴力をふるって退場となったイングランド代表・マヤ選手。 |
8月3日(木)
リムジンの代わりにこれでオスカー授賞式会場に乗り付ける俳優がいればマジで尊敬するぞ!とりあえずはプリウス愛用と聞くブラピにお勧めしときたい。縦列駐車に超人的テクニックを要求されるのが問題だが。 さて、話がえらく飛ぶが、みなさまはリサ&ガスパールをご存じだろうか。名前は知らなくとも、どこぞのパンメーカーがCMに起用していたから、きっとみんなの記憶のどこかにいるキャラクターかと思う。 リサとガスパール(リサガス)とは、クレヨンで描いたぬいぐるみを思わせる愛くるしい白犬と黒犬。 そのリサガスだが、私はたまたま絵本を立ち読みしたヘボピーから、ショッキングな報告を受けて驚いた。 数日後、真相を確かめるべく某書店の絵本棚に赴いた私は、ヘボの報告が正しかった事を確認した。 ある日突然、リサのクラスの鴨居?にぶらさがっていたシラミ人形。(ツカミからコレよ・・・)どうやらそれは“シラミ警戒警報”みたいなもんらしい。 ところがどっこい!!ハッと気付くといつの間に繁殖したのだろうか。適度な湿度と栄養を得たシラミは、リサの頭を運動場にもぞもぞと蠢いていたではありませんか! まさか自分にシラミ渦が降りかかるとは思っても見なかったリサはもうまっつあお!慌てて対策を講ずるものの、「リサがシラミわーかした!」という噂は光より速く学校中に知れ渡り・・・ その結果、哀れなリサは、クラスメートのお誕生会の招待状をもらえないなんて仕打ちを受けて泣きじゃくる。 ・・・オイオイ・・・日本でも最近シラミが子供の頭にくっついていることもあるとは聞くが、基本的には終戦直後に頭から無造作に降りかけられたDDTで、ほぼ撲滅されたんじゃないのか? いずれにせよ、「シラミをわかしたくらいで差別はいけない」「差別なんかする悪い子にはバチがあたりますよん」(リサをハブにしたお誕生会の主催者は水ぼうそうにかかり、ごちそうを準備したパーティーには誰一人来なかったのだ!ひでぇ!)という教訓よりも、「フランスではまだまだシラミ健在」という背景が心に焼き付いた絵本であった。 ・・・とシラミのことなんぞ延々と書いている場合じゃねえ!今、こっちでマヤっこと母を預かってるので私は大変なのだ。犬と老人が待ってるからもう行かなきゃ(隣の部屋に)・・・東京・和光の陸自広報センターにて。兵藤カットなのはけして直近の萌えのせいではなく元来のマイスタイルだ。 この施設では、ヘリコプターや戦車のみならず、隊員がかついでいる標準装備とかに触れることができる。このリュックには食料とかスコップとかが福袋のようにふんだんに入っており、重さは20キロもあるそうだ。 20キロといえば、マヤっこ(15キロ)が5キロ入りの米袋を抱えたのと同じなので「んなもん、軽い軽い!」と思っていたが、うっかり背負って尻もちつきそうに・・・歩兵はこれをかついで行軍するんだから尊敬モノじゃのぉ。 |
8月2日(水) お城(防衛庁陸上幕僚監部)からの招待状をもらいそこね、シンデレラが一縷の望みをかけた「富士総火演・ゴルフ場裏口大作戦」だったが、ネズミは御者に、カボチャは馬車には化けてはくれなかった・・・ 二人を引き裂いたのは、他ならぬ火砲の音。 いわゆるひとつの「大人の事情」で、総火演鑑賞は不可能となったが、心の隅では失敗に終わってホッとした気がしないでもない。 それはそれで医務班のアンちゃんにかまってもらえて楽しいかもしれないが、医務担当がカッチョええ若者とは限らない。コオロギ似のオッサンという可能性も大いにあるから、暑さに弱い私にとっては計画がお流れになって良かったのかも。 ただ、じゃあ代わりに夏コミに・・・と思ってカタログをチェックしたものの、何度数えても皇国サークルは10も無いってのが大問題なのだ。 コミケ以外に防衛庁の見学と、土曜日のレインボーパレード(ゲイパレード)もコースに組み込もうかという話も出ているものの、シャダ並みに優柔不断な私と、私のあとをカルガモのヒナのように付いてくる習性を持つヘボピーのこと。行くのか行かないのか、いまだ結論は出ていない。 いい加減にしないと飛行機がなくなるからとっととしなくては! |
8月1日(火) 「皇国同盟」に参加させて頂くにあたって、絵の一枚も無いではアカンやろと急遽トップを差し替えた。 スキンヘッド至上主義の当サイトとしては、初描き皇国キャラは当然ながら金森たんになる予定だったのだが・・・ それにしても自分、こういう細身ガイはタイプじゃなかったはずなのになぁ・・・ええ年こいて己の見た夢にこれほどまでに振り回されるとは想定外。身も心もマッチョなはずの自分の中に思わぬヲトメ部分を発掘して、照れくさいような嬉しいような。 今後一生懸命コンテンツを増やして、可及的速やかに皇国サーチに登録するのが当面の目標である。 このような次第で、しばらくは「和のフンドシのカリム」の次に「ターザン姿のバルクホルン」が登場したりと、カオスな状態が続くやもしれませんが、ワケの分からんものが出現しても、出来の悪い犬をはぐくむ優しいまなざしでご観察頂けると嬉しゅうございます。 <兵藤好きさんへの私信> |