2014年2月27日(木) 拙サークル発行のエジプト同人誌「古代エジプト萌え萌えウォーカー」に載せていたヘボピーさんの「シナイ山」を、写真をカラーに差し替えてアップしました。
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2014年2月25日(火)
胃カメラを飲んだ。年末から続いている胃の痛みは市販薬を丸一ヶ月間飲んでも治らず、ムカムカするあまり夜中に何度も目覚めるようになったもので、ひょっとするとこいつは深刻な事態……?と不安を覚えて苦行を決意した。 痛む胃を押さえる私の頭によぎるのは、雨上がり決死隊の宮迫さんと、隣町に住んでいた角園さん。 「占い師のところにはみんなが変なモノ置いていくから仕方ないのよねぇ〜」とほがらかに笑っていた角園さんだったが、ある日を境に商売をたたんで連絡が取れなくなった。「友人」と呼べるほどの関係ではなかったので、彼女が今、どうしているかは分からない。 ただ、二度目に相談に行った時に、「ミキさんが初めて来た日の夜、熱が出て寝込んじゃったわ〜。よっぽど色々くっついてたのね〜。あははははは」と軽く笑い飛ばされたことのある私としては、廃業の理由はいったい何だったんだろう……と、今でものどに魚の骨が引っかかったような感じを覚えている。 話がそれた。胃カメラに戻る。 胃カメラを飲んだことのある方ならば、そんなこと分かり切っとるっちゅーねん!というほどご存じだろうが、あれはかなり相当必ず絶対キツい検査である。 だって、ちょっと痰がからんだだけでも気持ちが悪い部分にチューブを通されたまま、胃の中をじろじろ見られるんですよ?!たとえ検査中にしまじろうのアニメを見せてもらったとしても、ちっとも楽しい気持になれないだろう。 「胃カメラはキツい」。 前回検査を受けた10年前には、口から内視鏡を入れる「経口法」一択であったが、今回は鼻から入れる「経鼻法」が加わって、患者は二種類のメニューからお好きな方をチョイスできるようになっていたのだ。 <おっとひとまずここまで。これから会社なんだけど、丸一週間更新してないから「元気にしてます」とお伝えするために書きかけをひとまず上げていくわ。 |
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2014年2月18日(火)
養豚の現場が分かる・見える月刊『養豚界』は1600円。専門誌だけあって割高ながら、毎月出ているところを見ると購読者をガッチリつかんでいるらしい。 「月刊『養豚界』は昭和41年の創刊以来、「儲かる養豚」をテーマに、養豚経営のあり方を常に先取りして、養豚家の実際の経営に役立つ情報を提供し、読者の方々よりご好評を得ています。厳しい国際化の荒波のなか、生き残りをかけた養豚産業の現在を飼養管理全搬から流通・消費動向まで最新情報を通して明らかにしていきます」 「厳しい国際化の荒波のなか、生き残りをかけた養豚産業の現在」……なんだかプロジェクトXばりのドラマがありそうだ。そう思いながら見出しを眺めていると、だんだん1600円払ってでも読みたくなってきた! 翌朝聞いたところによれば、夢の中、妹は江戸川乱歩の小説の舞台にでもなりそうな、古びた家に迷い込んでいた。 こいつこの世の者じゃない。 そんなこんなで本日は夢の話をばいくつか。 布団から出てきたばかりのねぼけまなこの妹が、開口一番。 「洗面所に行こうとするお父さんの後姿が見えたから、今しかない!と思って肩をがしっと掴んで『ありがとう』って言ったら、『ええで、ええで』って言ってた」 一方その頃……。 いや、私だって父の夢は頻繁に見る。あまりに見すぎてどっちが現実か分からなくなってきたくらい。 先日は夢の中で、サッシと網戸のすき間に迷い込み、ババババババ......と壊れた扇風機みたいな羽音を立てるオニヤンマを見せようと、父の腕を引っ張っていた。 お父さん見て見て!トンボが入ってきてる! その時、どこからか姿を現してオニヤンマにいどみかかる、種類は定かではない羽のある虫。 その虫をよく見ると、背中になにかが乗っかっている。──小さくなったマヤだ! 虫の背中で上手にバランスをとりながら、オニヤンマをしとめようと牙をむくマヤ。 お父さん、ほら、こっちに飛んだ!いや、こっち!
今朝、目覚めたばかりの妹が感無量という顔で言った。「すごいロマンチックな夢みたわぁー!」 イタリアとおぼしき街、妹はスズメになっている。 だが不幸なことに、老人は突然にこの世を去ってしまった。 やがて場面は変わり、今度は海が目に飛び込んでくる。 さすが「一番好きな小説」にオスカー・ワイルドの『幸福の王子』を挙げるだけある。
夢の中で母はある小説家を陰になり日向になり支えている。 やがて年月はさらさらと流れゆき、若者だった小説家の顔にもしわが刻まれ、髪の毛に白いものが混じり始めた頃、彼はノーベル文学賞を授与されるのだ。 その言葉を聞きながら、母は体が震えるほどの幸福と、完璧な充足感を覚えていたらしい。
それでも血筋というやつだろうか。あるSFのことをひどく気に入っていた程度には、幻想的なものを好んでいた。(この小説については何とかタイトルを調べたいと思っているので、別の機会に改めて) そんな祖母の「ロマンチックな夢」で思い出すことがひとつ。 あれは祖母の隣で寝ていた夜のこと。 一体なにが「おお、のおし」だったかと言うと、「平安時代のお姫様になっとった!」っておばあちゃんアンタ......。 母と祖母のみならず、銀山を発見するために英国から技師まで招いた(そしてきっちり挫折)という母方の祖父も、ある意味山師、もとい究極のロマンティスト。
2月7日、家族や親戚の人たちがたくさん出てくる夢を見た。 夢の中ではいとこのトシ君もアユちゃんも、お金のことなんか心配しなくていい生活を送っている。もちろん現実世界では事業に失敗して、色々と大変な思いをした叔父と叔母も。 独立して始めた商売が成功して、大金を得たトシ君に新車のベントレーを見せてもらいながら、M家はお金ではずいぶんと苦労したけど、みんな幸せになって本当によかった、と喜び合っている。 一方こちらはミキ家。お金持ちにはなってはいないけれども、父も、母も、二人の妹たちもいる。5人が揃った懐かしい世界。 夢の中で母はガンで余命わずかと宣告されているのだけれども、奇跡が起きて病巣は消滅したと知った。 そして、別宅に住んでいる末の妹に電話すると、「もしもし」という声はさっきまでそばにいたはずの父の声。 ああ!お父さんの声だ、懐かしい! 「殺される」だなんて不穏だけれど、40年近く続いた末妹と父の確執は筆舌に尽くしがたいほど激しいものだったから(妹の一方的な憎しみだったのだが)、これもある意味我が家の日常。人の心配なんかにゃ無頓着、マイペースな父にイラッと来るのもいつものこと。
そう、その日はいとこの六回忌。 パンクバンドをやっていて、ちゃらんぽらんで心優しくて、私とはけっこう気が合ったマー君。 こんな夢を見たのはその数時間前、叔母に「命日だね」と電話した影響だろう。きっとそうに違いない。 こう思いながらも心のどこかには、一足先にあちらの世界に行ったマー君が、「ちゃーちゃ、元気ないから楽しい夢見せて励ましたるわ!」と父母と笑い合っているのでは、と信じたい気持ちも確かにある。 |
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2014年2月16日(日)
にいさん、寒かろう。おとうと、寒かろう。 タイトルは忘れたけれど小泉八雲の小説に、中古で手に入れた布団から、ひそひそと子供の話し声が聞こえてくる話があった。 それにしても冷えますな。 だってうちには暖房器具がないんですもの! いや、いくらなんでも小泉八雲のきょうだいほどにはビンボーじゃないから、ストーブくらいは買おうと思えば買えないことはない。(構造的に古すぎて、エアコンとガスファンヒーターは設置できないけどね......。) ……だというのに、一体なんなんざんしょ?大雪が降った2月9日の底冷えっぷりときたら! 「ストーブって灯油入れたり、春になったらしまったりするの、めんどくさいよね」とこれまで雪の中のニホンザルのようにひたすら寒さに耐えてきた我々も、ついにギブアップ。 一旦決まるとこたつに入って酒を飲み、映画を見るのがものすごく楽しそうに思えて、居ても立ってもいられない。 それなのに、実際にこたつを注文したのはその6日後の金曜日。 お値段は1万2千円也。高いのか安いのかよく分からない。 ほっ......間に合ってよかった。「商品を購入する」をクリックして、私は胸をなでおろした。あす楽といっても午前中に注文しないと、翌日配達してくれないからね。 だがその2時間後。 なぜならば、お値段以上ニトリのこたつは、送料をプラスしても8千円。 だがしかし。 なんなんですか?今週も雪って。(#^ω^) いや、うちの回りはほとんど降らなかったのだが、注文したこたつはグンマー産で、ツイッターで見ると、群馬の積雪はもーシャレにならない状態のようだ......。 そして現在。2月16日午後10時半。 私は底冷えのする台所で、下半身を毛布ぐるぐる巻きにしてこの文章を打っている。 ヤマト運輸の追跡サイトで荷物番号を入力すると、表示されるのは「2/14 14:18 発送 群馬物流システム支店」の文字のみ。どうやらヤツは今なお関西入りすらしていないらしい。 配達日変更依頼のために、ヤマトのサービスセンター(ナビダイアル料金60秒10円!!)に電話もした。 こんなことなら市内の倉庫から配送してくれるニトリで買えばよかった、と後悔してももう遅い。 高くて遅いコタツに支払った代金と、ニトリのコタツの差額・四千円のつじつまを、一体どこで合わせるべきか? 今、私の心中ではこれらの思いがムンクの「叫び」の背景にも似た、暗鬱とした渦を巻いている。 |
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2014年2月6日(木) 世界的な株高の影響と、あの世にお金は持っていけないから……と現世消費にまい進する年長さん組の増大に伴い、世界のあちこちでクルーズが大人気と聞く。 一方、年収右肩下がりの管理人、日経の紙面に踊る「高額消費が絶好調」という見出しを見るたびに、靴みがきの少年のように唇を噛みしめる毎日であるが、妬みはひとまず胸にしまって、飛鳥IIの船内見学会に行ってきた。 クルーズのセールスを兼ねたこの見学会、タダだと思いきや世間はそう甘くない。ローストビーフを食しながらワイングラスをかたむける、心もち豪華なランチが付いて7千円。 ……というわけで、身銭を切ってその体内に進入してきた飛鳥II。ここは皆様にも船内をご覧いただき、ロト6でもうけた時はクルーズ旅行をご検討頂ければと思う。
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2014年2月4日(火)
節分には豆まきしたかったけど、巻き寿司を丸かぶりできるほどの胃のキャパはないし、ベランダに豆をまこうものなら、四方八方からバババババ……!と飛来したポッポがそのまま営巣して居座りかねないので、豆を10個ほど食べて邪気払いの雰囲気だけ味わっておいた。 煎り大豆ってたまに食べるとおいしいもんだね、とポリポリやったお陰で邪気が払われたのだろう。さっきまでこんなメルヘェンな夢を見ていたよ。 道をてくてく歩いていると、エサをあさっていたネズミとばったり。びっくりしたネズ公、塀の隙間から逃げ出そうとしたのはいいけれど、あららら〜!お尻がひっかかっちゃったよぉ〜(´・ω・`) じたばたしているのを「こわがらなくていいんだよ」とそっとつまんで助けてやると、逃げ出す代わりにちょろちょろ近づいてきて、野ブドウのような黒くて丸い瞳でさも慕わしそうに私を見上げるではないか。 ト・モ・ダ・チ……(=´ω`=) ほんわか心温まる夢に優しい気持ちで目覚め、そして枕元の携帯に手を伸ばしたら、ぎょえぇぇ──っっ!!NYダウ326ドル安。 きたのか?!ついに来たというのか?初夢に見た大暴落が。 心の平安を求めるあまり、今年に入って一度も取引していないけど、ここ数日間の見事な下げっぷりを目にすると、バクチ好きの血がたぎって心の平安なんかもーどうでもよくなってきた。 そういえばネズミといえばインドでは、富を司るゾウの頭の神さま・ガネーシャの乗り物。ならば夢でネズミに慕われたイコール「いっとけ」という神さまのサイン? ……ということでハイパーご都合主義な夢判断を下した管理人、荒れ狂う市場の海へ2,3日ほど漁に出てきます。クロマグロは無理でもせめてヨコワくらいは捕れればいいのだが。 |
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