2011年2月28日(月)

とある民家の玄関先で風雨にさらされていたつぶやき。

家の前を通る人々に、"my name is・・・?"と問いかけて答えられない奴は食い殺す、いわばスフィンクス的な意味合い?と思ったら、友人いわく「いや、YAZAWAじゃないっスかねー」。もし矢沢語録からの引用だとしても、玄関先にこれを貼った住人の意図するところはやはり謎。

短期お仕事サイトでキャラメル包装のバイトを募集していた。時給は850円。どうですか奥さん?お子さまが学校に行ってる間にちょっとお小遣いをかせいでみては。

だがよく見ると募集要項に添えられた「経験者のみ」。キャラメル包装に限定したニッチさにもびっくりしたが、世の中にはキャラメル包装にたずさわったことがある人口が、そこそこ存在していることを知って二度びっくり。(「一粒で二度おいしい」と聞いて即座にキャラメルを連想する人はかなりのお年だと思います)


鬱ウェーブにとらわれがちな今日このごろ。更年期障害だから仕方ないと頭では解決済みの問題だけど、実際にしんどいのが治るわけでもなくて悶々としている。

鬱に入ったきっかけは、先日衝動買いした着物x1と帯x2.
いや、着物自体は高級中古を破格値でゲットできたので「いいお買い物したわぁー」と嬉しがっているだけなんだけど(そのうち写真をあげますので見てやってください)、着物用の小物を探してこれまで手を触れたことのない和たんす──母が大事なものをしまっていた場所を開けたのが悪かった。

出てきたものは、母が大事にしていたちんまいアクセサリー(安物)や、成人式に着付けしてくれた着物、私が小さい頃に大事にしていたオルゴール(ふたをあけると「白鳥の湖」が流れてバレリーナがくるくる回るやつ)、そして水晶のペンダント、その他もろもろ。

中でも私の心をいちばん苦しめているものは、水晶のペンダント。
これは母の病がかなり悪化してきた頃、少しでも進行をくいとめるべくあらゆる手を尽くしていた時に、わらにもすがる思いでとある心霊系?のお店で購入したものだ。

頭がすでに相当おかしくなっていた母は、「絶対はずしちゃ駄目だよ、ずっとつけとくのよ」と言われて首にかけられたこれを、あっという間になくしてしまい、お母さんどうしてこんなに馬鹿になっちゃったの?と私をオンオン泣かせた。

それが和たんすを探っていた時に、引き出しの隅からころん・・・と出てきて、ああ、大事なものだと言われて宝物を入れるこの場所にしまったんだなあ!と、ぼやけていく意識のなかで「ちゃんとしなきゃ」と思っていた母の気持ちが手に取るように分かって、今こうして思い出しただけでも、どうしてあの時あんなに叱ったんだろう・・・・・・と胸がつぶれそうに辛い。

母のことはもうどう思ったって仕方がないとは分かっている。だからこの悲しみをなにか、生きる希望を持てるようなことで上書きしなきゃやってけねえよ!とがんばって「楽しいこと」を探してはいるんだけどね・・・・・・。なかなか見つからない。
ひとまずGWはやっぱり海外に行くことにした。まったく別の環境に行ったらちょっとは気分が変わるかもしれないものね。

2010年2月27日(日)

初めて見た時には「なに?ターミネーターもどき?JT、まーたハズしたね!ケケケ」とあざ笑っていたのに、見れば見るほど気になってきたラークのハイブリッドアンちゃん。目とか眉とか私好みの男前!見るたびにキュンvときてタバコ屋のポスターぴっぺがしそうになる。

ねっ(ホップ)むっ(ステップ)いぃ──っ!!(ジャンプ)

まぶたがくっつきそうなので、ひとまずウォートラン腐の皆さまへのお知らせのみ。Fanfic、短いのですがようやくUP→。ポーハネとクパハネで対になる予定なのですが、途中で息絶えました・・・・・・。とにかく前編だけでも上げときます。薄暗いトーンですびばせん。後半ももうすぐ書けるので、これの次は武器になるほど固いドイツパンで殴られるクーパー、なんてマヌケ話を書きたいものです。

2010年2月24日(木)

♪ヒゲは伸びても ふんどしゃサラだぁーぃ! おいら江戸っこだい べらんめえ!♪

これ、小学校3,4年生の頃に先生から「お父さんお母さんから昔の歌を教えてもらってきましょう」という宿題を出された際、父が教えてくれた歌。
♪ヒゲは伸びても ふんどしゃサラだぁーぃ!なんて、今思えば教える父も父だが、喜々として歌う自分も自分だよな。どうやら昔から「変な子」と言われることに快感を覚えていたらしい。

また、「オリジナルストーリーを作ってきましょう」という宿題を出された時に、スペースオペラ仕立ての長大な物語(登場人物はクラスメイト)を書き、先生の迷惑かえりみず、国語の授業時間をすべて費やし朗読したとか、20代、書店バイトをやめる時に開いてもらった送別会で、「コホン、それでは最後に一曲歌わせていただきます」と言ったと思ったら、やおら♪ちょっと一杯のつもりで飲んで♪と、クレイジーキャッツの「スーダラ節」をクレイジーな踊りつきで披露したり・・・・・・と、最近になって己の黒歴史が走馬燈のように脳裏をよぎることが多いのだが。もうすぐ死ぬんかな・・・・・・。

・・・・・・なーんて言ってる人間は100才まで生きがちなものだが、とにかく相変わらず体調が芳しくないというか精神と肉体のバランスむちゃくちゃで、パソコンを開く気力すらなし。ここも放置プレイで申し訳ありません。
このおかしさの原因は、貧血ではなく更年期障害にあるんじゃないか?と思いつつ、まぁなんとかかんとかやってます。

父の介護のことでも最近バタバタしてるのだが、今週末は実家に帰らずに済みそうなので、その時一気に更新できれば、と思っちょりますので、どうぞよろしくお願いします。

2011年2月15日(火)

釈迦入滅後56億7千万年後に来迎なされた弥勒菩薩、そして感涙にむせぶ衆生。

のっけからミクちゃん出しといてやおらシモネタで申し訳ないんだが・・・・・・。

もしも芦屋の奥様に「この世で一番お下品な単語はなんざましょ?」と唐突に振られたとしたら、あなたはなんと答えるだろうか。

私と妹ヘボピーの間ではすでに統一見解が出されている。それは「ケツマンコ」。

「声に出して読みたい日本語」には、たとえ日本が沈没しようと採用されないであろうこの単語、私はエログロに慣れ親しんだ流れで10代の頃から知っていたのだが、奥手のヘボピーが知ったのは30代。うちにあったBadiだかG-menに掲載されていた、日本が誇るゲイ・エロティックアーティスト、田亀源五郎先生のキツめの作品がきっかけだったと聞く。

その田亀作品のタイトルやストーリーはほとんど覚えていない。なにやらヒゲマッチョが乳首から鈴を下げられて「チリリーン」なんて涼しげな音をたてながら、旧家の奥方のなぶり者にされて「あひぃいーっ!」と悶絶していた記憶がないでもないのだが・・・・・・。

まあ田亀作品に限らずゲイコミックの読者にはなじみの深いものの、口にするだけで唇がはれあがりそうなこんなお下品な単語は、女性は死ぬまで知らなくていいとしても、エロにどん欲な成人男性なら、知る気はなくてもうっかり耳に入ってしまった、ってノリで誰でも知っている、いわば現代用語の基礎知識だと思っていた。
しかしそれは私の思いこみだったらしい・・・・・・。

ヘボピーいわく、先日友人のかっちゃん(40代後半の真面目なリーマン)にこの単語を振ったところ、驚天動地のショックを受けるかっちゃん。
おおおリーマン生活○十年、あんな行為に使うそんなパーツがこんな下品な名称を与えられていたとは知らなんだ!

そしてその数週間後。
ゲットしたばかりの新ネタを人前で披露したいっ!という野望をモリモリと胸に秘めたかっちゃん、いそいそと会社の飲み会に参加。
夜がふけるにつれて酒がすすみ場はなごみ、徐々に人々のシモネタへのハードルが低くなったころあいを見計らい、ぼちぼちええやろ、と見切ったかっちゃんの口から、フルメタルジャケットと化した禁断の単語が秒速800メートルで飛び出した。「ねえみんな、ケツマンコって、知ってる?」。

だがその結果・・・・・・。
ついさっきまで和気あいあいとシモネタで盛り上がっていた居酒屋は
しーーーんと静まりかえり、かっちゃんはたいそう居心地の悪い思いをしたそうな。どっとはらい。

まぁ「ボーイズラブ小説執筆」のケースで想像してみれば、そこまでいかにシリアスに話が進み、いかに心に闇を抱えた主人公が懊悩していようとも、「ケツマンコ」、その単語をたった一カ所セリフに挿入しただけで、作品のカラーが全体的に変色しちゃうよねえ。
試しに脳内でハーネマンに言わせてみると・・・・・・
ひぃーっ!ごめんなさいゆるしてくださいーっ!それだけはイヤーーっ!!(涙)

・・・・・・と、己に潜んだ乙女心を再確認しつつ、手元の新明解国語事典でこの邪悪な五文字を検索したところ、あーやっぱ「げつまつ」と「けつみゃく」の間にはなにも書かれとらんわ。

それは予想通りとして、「ケツ」のあとの三文字すらも載ってないってのはちょっとびっくり。あれって方言なの?それとも新明解国語辞典がとくべつ上品なのか??

なーんてことを夜中の2時にやってると、中学生の頃、授業中に辞書で「交尾」とか「まぐわい」をひいてモヤモヤしてた記憶がふとよみがえった。いくつになっても人間性って、そうそう変わるもんじゃないものなのねぇ。


2月6日にワンダーフェスティバル、通称ワンフェスにいってきたよ。

くるくる回れタマネギ部隊。去年発売のバンコランやマライヒはちょっとだけ残ってだけど、「狩られ狸」は売り切れていたよ・・・・・・。(7/28の日記を見てね)どうやらこのイベントではマイナーなものから売れていくようだ。

企業ブース。うわさの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」をはじめとして、東方、ブラックロックシューターetc.「これを見たら流行ってるものが一目でわかるねっ!」と言うとSちゃん、「『流行らせたいもの』がわかりますね」とのクールな返答。たっ、たしかにな・・・・・・(震)

♪モスラーや モスラー♪とは歌ってなかったけど、地道に手でひもを引っ張って羽を動かすギニョール工房のお・じ・さ・まv

ワンフェスはコスプレ可。

よってこういうシュールな光景があちこちで展開されており、「うふっvみんな変人仲間だよねーっ!」と共感で胸が無益に熱くなる。

「ウルトラセブン」のクレイジーゴン。(古い怪獣図鑑では「きちがいロボット」だと?ヤバすぎ。)
右腕だけが巨大なシオマネキ状態の造形は、いつ見ても「アンタ狂っとるわ・・・」とためいきが出る。隣の頭蓋骨バックリ的な怪獣もいかがなものか。

うおぉおおっ!とうめきがもれたドドンゴは、管理人の幼少の頃のベストフェバリット。今見たらキリンビールとはいえやっぱり抜群にカッチョいいなぁ!!あー、自分で塗れないからなんて言わずに買っときゃよかった!(涙)

ペンギンを見るといつもペンギン大好きな友人Kさんを思い出す。しかしこんなにみっちり立たれると、私なんかはほんのり憎しみを覚えてしまうのだが。

凶悪なネコと邪悪なミラバケッソ。こいつらもすでに売り切れておりゲットしそこねた。

こんな懐かしキャラものも・・・・・・。宇宙船サジタリウス。
私はリアルタイムでは見ていなかったけど、キャラが手塚テイスト入って好みなので最近DVDを借りてきたのだが・・・・・・言っちゃ悪いがしょーもなさすぎて2話でギブ!すまんな。

基本的にはおなごキャラはスルーの私だが、この娘さんにはちょっぴり惚れv

それにしても羊の上にこの体勢で乗れるって、いったいどんなケツの座りのよさなんだよ。

萌え系フィギュアの隣には、こういうラインの工房もあるのがワンフェスの楽しいところなのだ。

「お帰りなさいご主人さま」。ビジュアル系の人が部屋のディスプレイに使いたがりそう。そしてママに問題視されそう。

バイバイ(このキャラの名前ね)高柳祐介氏による原型のパーツ。震えるリアリティー!感動のクオリティー!
だがこいつをディスプレイした部屋に彼女を招いたその晩に、彼女の携帯アドレス帳から電話番号が抹消されていることは確実だ。

ミックミクなレーシングカー。「日本終わりですね」と連れは言うとったが、いやいや、おいどんは新しいにっぽんの夜明けを見る思いでごわす!ただレース結果が18位、15位、17位、リタイヤ・・・・・・っちゅーのは情けないでごわす!

おいどんはこっちの車の方がにっぽん終わりだと思ったでごわす。
何千万円もする車を完膚なきまでにデコってみましたvフェルッチオ・ランボルギーニ、草葉の陰で泣いてます。

ドンペリのボトルやブラザー人形もデコってみましたvシャンパンとかコミュニティーのボスだとか、そんなリア充アイコンは、一見ワンフェスの対極に位置してそうだが、そもそも「デコる」という行為は米国のブラザー的であることを思えば、本流にたちかえったと言うべきかも。

A BITTER SPRING AWAKENING

Urhida, Hungary, Mar.22 1945

製作/吉岡一哉
ひたすらスゲェ。ここまでくると芸術と呼びたくなる。

黒騎士物語よりエルンスト・フォン・バウアー中尉がついに立体化!

買おうか買うまいか激しく迷った結果、「イスラム調のインテリアに合わない」という理由で断念した私はオタク失格。今、上掲のドドンゴと共に、「やっぱり買っときゃよかったーっ!と絶賛後悔中(涙)

黒騎士の流れでこの人も・・・・・・。同梱の葉書を送ると、熱烈シャウト演説中etcの差し替え用ヘッドがもらえるらしい。
おまけとして若かりし日の夢の跡、イーゼルとパレットをつけるのは、たぶん「大きなお世話」だと思います。

まったりしていたカッパさん。

このイベントで販売されているガレージキットを完成させるだけのテクを持つオタクは、同人誌を読んだり書いたりする人に比べると圧倒的に少数派だからだろうか。

コミケに比べるとワンフェスは比較的まったり、のんびり、ゆっくり見られるのがいいのだ。

2011年2月11日(金)

ブックオフから届いたメールのこんなタイトル。
みんなで腐れば怖くない!!腐女子な貴方向けのジャンルが集結。♪ボーイズラブ・乙女ストア♪

おおお!「みんなで腐れば怖くない!」ときたか!
腐女子活動というもの、滑らかにかつひそやかに行うものだと思ってたのに、株式コード3313を与えられし上場企業から、こんなあっけらかんとしたメールがくるご時世になるとは・・・ウサビッチが一般受けしてると知った時と同じく、なにやら複雑な気分だわぁ。


・・・・・・なーんて「ウサビッチってキモカワ〜!v」とはしゃぐギャルを見て、「ケッ」とか言って痰を吐いてる昔からのファンみたいにえらそぶってみたが、実のところ私も一週間前にはじめてDVDを見て「ウサビッチってキモカワ〜!v」と叫んだクチ。
くわえて今、怒濤のようにウサビッチにはまりそうな、財布によろしくない予感に襲われているのだ・・・・・・。

そもそもウサビッチコーナーがあるというMTV自体、デュランデュランやカルチャークラブ全盛期からこっち20年ほど見ていない私が、シマシマに身を包んだ魚肉ソーセージ色のウサギどもの存在を知ったきっかけは、近所のさびれきった薬局の店頭で、ガキにシカトされつつひっそりと佇んでいたガチャガチャであった。

「うへへへっ、こういうのって『写真以外のものも出るよ!』って極小フォントで書いてあって、ガキんちょを死ぬほどがっかりさせるんだよねー」と言ったところ友人が、「ならば『写真以外のもの』を出しましょうよ!」と決然と100円玉を取り出しガチャガチャ開始。

だが、「ウサビッチ以外のブツ──小二ガールでも欲しがらないブレスレットとか、夜行塗料で光るガイコツのキーホルダーを出して爆笑する」という我々の狙いに反して、友人はきっちりウサビッチのアイドル的存在・コマネチ(ヒゲの剃りあとが青々としたオカマのヒヨコ)を、私も主役のキレネンコをしっかり引き当てたのがきっかけだ。

それから後も、「ウサビッチ」と「ハピツリ(ハッピーツリーフレンズ)」という単語を高頻度で耳にするたびに、これは友人にゴマをするため・・・もといオタクとして話について行くためにはぜひとも押さえねば!とあせり続けて3ヶ月経過。

ハピツリの方はぶっちゃけキャラデザインが性に合わないのでこれからも見ないだろうが(すまん)、ウサビッチの方はレンタルビデオ屋の「お笑い」コーナーにあったVol.1だけひとまず借りてきた。
そうしたところ・・・・・・おっ?!いいじゃんこのキャラ、このテンポ!と叫んで、すぐさま2と3も借りてくる羽目に。

まぁ、ドリフ的なギャグの展開やキャラの扱いがありがちなので(特にオカマヒヨコとナルシストボスの表現!)、もうちょっとさらっとドライに、かつサウスパーク的な毒を持たせてくれればいいのに・・・と不満がなきにしもあらずなものの、旧ソ連的な舞台設定とバタ臭いキャラがけっこう面白い。

ミキお気に入りキャラはロシアンマフィアの情婦、双子の美女ゾーヤとジリヤ。「男のお金は私たちのもの、私たちのお金は私たちのもの」っていさぎよすぎるコピーに胸がキュウゥーンvああ・・・私もバブル最盛期にそこまできっぱり言い切れるだけのえげつなさを会得していれば・・・・・・。

そいでもって一番好きなのは、写真のウサギ、ミリツィア(ロシアの民警)のボリス・・・・・・って、あ!そこ笑いましたね?!

そう、ならず者を容赦なく射ち殺す腕利きの射手である彼が、目の下まっくろのキレキャラで、ハーネマンカテゴリに分類されることは言うまでもなし。わかりやすいですね。

そうこうする間にもどんどんボリスのことが好きになってきて、ネットでウサビッチグッズを検索したりと、ヤバヤバな予感たっぷりだ。

まず手はじめにボリスぬいぐるみ(3480円)を買おうかどうしようか迷ってるんだけど・・・問題はこの価格がウサギ一匹分であること。
そう、ボリスを買うからには相棒のドライバーであるコプチェフもいっしょに注文せざるを得んでしょ!?腐女子的存在としては!!!

うーむ、ペルシャ絨毯とトルコタイルと大理石のテーブルで、慎重かつ大胆にイスラム風味を演出した我が家のインテリアに、こんなキャラぬいぐるみが似合うわきゃないよね。

しかし考えてみれば、すでにミラバケッソぬいぐるみとハーネマンぬいぐるみと、シャミー1000ソフビ人形に浸食されてることだし・・・・・・。
もしも欲望にあらがえずボリス&コプチェフぬいぐるみを注文した場合には、「卯年生まれにウサギグッズはラッキーアイテムなんだよおっ!vv」と自分を暗示にかけようと思う。

2011年2月10日(木)

寒さと低血圧と貧血のコラボレーションで、布団から出るのが厳しい今日このごろ。
けたたましく鳴り響いた目覚まし時計を止めて、人はなぜ働かなきゃならないの?なーんて考えながら布団の中で時計を抱いていると、昔読んだ「犬の飼い方」の「子犬を家に連れて帰る時」のページのことを急に思い出した。

Q・親兄弟から離されたばかりの子犬が、夜、寂しがって鳴く場合はどうすればいいの?
A・巣箱に時計を入れてやりましょう。母親の心音だと思っておとなしくなります。

ホンマかぁー?この方法って有効だと今まで私も思ってたけど、時計の針が進む音を聞いてると、それって人間の思いこみじゃねえの?って気がしてきたわ。なんぼ生後50日の子犬だって分かると思うのだが、時計のこのカチカチ音とお母さんの心音の違いくらいは・・・・・・。


貧血と更年期障害?で死にかけ人形なのは相変わらずだけど、気力を奮い立たせて先週末はワンフェス、行ってきたよ。
その写真は後ほど上げるとして・・・・・・二年近くの片想いプレイにやっと終止符が打たれた、とさらっと報告しておきたい。

いえいえ、「諦めた」とか哀しい方じゃなくて嬉しい方の終止符。
いやー、長らくうじうじに付き合ってくださった皆さま、相談に乗ってくださったり慰めてくださった方々に心からの愛と感謝を!人生、粘れば報われることもたまにはあるもんですなぁ。

そこに至る経緯を話せば長くなるし、バッタリ倒れてそのまま心肺活動停止しそうなほどこっ恥ずかしいので手短に押さえるが、名だたる名士に愛されし銀座のバーで心情をぶっちゃけた。

そして私が「恋愛」という意味においてのみならず、犬たちやペルシャ絨毯や砂漠に抱くような愛を抱いているということ、なんとかかんとか相手に理解してもらえた(多分ね)感触があるので、これでもう十分。
彼女が幸福であることを心から願っている人間がここにもいるということを知って欲しい、というかねてからの望みは満たされた。

なんというのかな、私はイリと母という、この世で一番大切なものを二つとも失ってからこれまで、ずっと独りで霧の中をさまよいながら、何のためらいもなく愛情を注げるものを捜していたんだけど、ようやく心の寄る辺を見いだしたような気持ちでいる。
これからは先生に衷心を捧げるハチ公、ジョーの元に帰ったラッシー、ストレルカを護衛するベルカのように、安らかな気持ちでいられることだろう。

・・・・・・ってことで肉体的にはまだまだ厳しいコンディションながら、精神的には落ち着いていること、ひとまずご報告まで・・・・・・。ワンフェスとかイランとかその他もろもろの写真は、この貧血が落ちついたらおいおい更新しますわね。