2009年7月30日(木)
量が多くて硬いせいでちっとも寝てくれない私の髪。特に湿気の多いこの季節、毛先なんか特撮モノで悪の首領が愛用している兜のトゲ状態。必要以上にワイルドに見えて困ってしまう。 先日、そんな頭のレジスタンス勢力にイラッときて、ウエンツ鬼太郎めざしてせっせと伸ばしていたボブヘアーをばっさりいってしまった。 これは髪の先のまだ黒い部分を切ることによって、全面積に占める割合が増したホワイトが目立つようになっただけの話なんだけど、変人ぶり5割アップで軽いあせりを感じている。 そもそもウエンツ版鬼太郎を目指したというのに、白髪が伸びれば伸びるほど坂本龍一と化してきたのも想定外。いや、「い・け・な・いルージュマジック」で清志郎とチューしてた頃の教授だとまだよかったんだけどね・・・・・・。 そんな中、飲み屋のカウンターで友人に「白髪、このままでいいか悩んでんだよねえ」とぼやいたところ、「いいじゃないっスかサイバーSFっぽくて!トレハロースのCMでお父さんの隣に立ってそうですよ!」と爽やかな答えが返ってきた。 なぁCさん・・・「サイバー」の捉え方は人それぞれだけどさ・・・「トレハロースのお父さんの隣」ポジションは、世間的にはアリな ※トレハロースCMについては「林原、トレハロース」でググルとすぐ分かるよ。「お父さん」はちょびヒゲの直立ナメクジって感じの宇宙人。 ウホッ!いい抱き枕!ワンフェスで限定20個が先行発売された「もっこり抱き枕」(正式な商品名称のようです)。股間がもっこりしていてすごく・・・大きいです・・・・・・。 カタログで見た時にはゲットする気マンマンだったのだが、安部さんに一万二千円払うならビリー・ヘリントンを買ってロメオ・クーパーに改造した方が費用対効果は高そうだと思い直して購入は断念。きっと ←こいつがビリー・ヘリントン。さすが量産型あって、関節可動型でこんな高クオリティーのフィギュアがたったの3千円っぽっちなんですよ?!筋肉フェチのみんな!買え!買うんだ!だが私は迷っている!(顔が外人というより和民バイトのアンちゃんっぽいから) こちらのさわやかジムヴァージョンはリビングのテレビの上に置いてもかろうじて許されそうだが、もう一つの「バースデー」バージョンはオーナーを激しく選びそう。だって黒ビキニ&レザーハーネス姿のビリーが「あふぅーんv」と恍惚の表情を浮かべてるのよ?一体このエロ人形をどないせいっちゅーんや?!って感じだわ。 |
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2009年7月28日(火)
ワンフェス行ってきました。いや、そもそも26日がその日だなんてぜんぜん知らなかったんだけど、コミケカタログを買いに行ったらたまたま隣に並んでいたワンフェスのカタログ。前から一度行ってみたかったイベントなもので、急遽ウォートラン萌えツアーのスケジュールに組み込んだ次第。 前回のワンフェスではエスカレーターで将棋倒しの事故が起きたと聞いていたもんだから、今日の幕張メッセもポテトチップス製造工場状態(イモ洗いと言いたい)じゃないかと恐れていた。 おまけに海浜幕張駅で降りる人々もそのほとんどがむさい野郎ばかり。こりゃ会場はさぞムレてそうだなぁ!と思いきや、スペースとスペースの間隔は広いし温度と湿度もコミケ男性向けデーほどではなくて、意外と快適な空間だったよ。 とはいえ、管轄外のジャンルはカッ飛ばすコミケとは違って、ワンフェスではたとえ見たことも聞いたこともないキャラのフィギュアであっても、立体造形好きとしてはどれを取っても興味深くて別の意味で疲れてしまった。 野郎の海で溺死することを恐れるあまり、おっとり刀で会場入りしたのは12時を回っていたせいか、お目当てのブツ(シャミー1000のソフビ人形)はあっさりソールドアウトだったし、ハーネマン似のGIジョーも見つからなかったけど、現代日本のピュグマリオン達の熱気を感じるのはとても楽しかった。
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2009年7月24日(金) ついに恐れていたXデーがやってきた。ウォートランのオンラインサービスが9月いっぱいで終了。 そういう事情で今週末はまたしても東京。夏コミまで上京するつもりはなかったのだが、いろんなストレスのあまり口内炎までできてきたので、萌え話でライフ回復すべくハネ友さんと遊んでもらってくる。薫製専門店とかナマズ料理とかでクパハネ話なんかに花を咲かせるのだ。 この度も必要経費を切りつめるべく、泊まりは南千住の三畳風呂トイレなし素泊まり旅館。もう泊まらないつもりだったのに・・・・・・。そして帰りは老体にムチ打って高速バス。それにしてもこの旅館、「ホームレス大辞典」とかいう本に載っていたからずっこけた。そうかー、あれもいわゆるひとつの「ドヤカテゴリー」なのね。まぁ、布団でちっちゃな虫が走り回っているドヤを☆ ドヤとは対極に位置する世界、先日のペルシャ絨毯屋のさよならパーティーでくじにあたってもらった玄関マット。ン十万ほどする代物で、買おうかどうしようか一時迷っていたブツだから一生分の運を使い果たした気分。 このパーティーには「車も家も2つづつ持ってるような人たち」が集まると書いたけど、実際にはベンツとポルシェとフェラーリ・・・と車4,5台に家数件、絨毯に至っては50枚だったよ。まったく世の中って色々あるもんですね。 |
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2009年7月22日(水) 本日は日食。 あの日食ツアー、私は料金の壁にはばまれて断念したんだけど、一生に一度のことだからと清水の舞台から飛び降りて財布を開いた人も多かったろうに・・・「日食は見られなかったけど、雷雨に襲われて体育館に避難したりと滅多にできない経験ができましたよ!」という超前向きなコメントもあったものの、どう考えてもそれはものすごい強がりだろ・・・・・・。 こちらでは雲が厚くて想像したような太陽の姿は観測はできなかったものの、この手のネイチャーイベントは大好きなもので、時間前には無理に用事を作って社屋の外に飛び出した。 11時少しすぎるとだんだんあたりが微妙に暗くなってきて(単に雲のせいか?)、吹きつける風も心なしか生ぬるくて不気味な感じ。しょぼい部分日食でこれだから、マンガで主人公が命拾いするような皆既日食(今まさに斬首の刀が振り下ろされようとした時、やおら空が暗くなり、おびえた原住民は「太陽神がお隠れになった!呪いじゃ!」とガクガク)だったら、どんなに怖ろしいだろう・・・としばしはためく想像の翼。 太陽の欠けぐあいは雲のせいで「そう言われればそうかなぁ」という程度だったけど、道に出ている人たちが一斉に天を仰いで携帯カメラを掲げたりしているさまは、なかなか見られるもんじゃない。 これに似た感じ、どっかで経験したような気がするなぁと思ったら、阪神大震災の直後、余震が怖くてみんなが家から出てなすすべもなく路上に立ちすくんでいた時の空気なんだと思い出した。 ・・・と書いたところで時間切れだ!会社行く前に洗濯もの干さなきゃならないので、続きはのちほど・・・・・・。 |
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2009年7月19日(日) 下で映画の話になったので、最近見たおすすめ作品のことをもうちょっと・・・・・・。 首かっ切ったり指をハサミでちょん切ったりのシーンが大丈夫な人には見て頂きたい「イースタン・プロミス」。そしてナチの残党を翻弄する生意気なクソガキにどんどんイライラがつのる映画「ゴールデンボーイ」。どちらもそう新しい映画じゃないんだけど、登場するゲイキャラがなんとも印象的なのだ。 「イースタン・プロミス」の方は、ロシアンマフィアのボスの一人息子(ぶっちゃけかなりBAKA)がゲイなんだけど、誰よりもマッチョであることを求められるマフィアの世界、次期ボスとしては同性が好きだなんて口が裂けても言えやしない。 でもダメ息子は主人公ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン。マフィアのボンボンでなくとも惚れるハイパーいい男!)のことが、もう好きでたまんないのね。 まぁこのボンボンに注目する人は少数派と思われるので、映画的に最大の見所はたぶん全身タトゥーだらけのニコライがサウナで命を狙われる格闘シーン。 一方ゴールデンボーイ。1988年作品と古いんだけど、なぜかまだ見てなかったんだよねー。 ナチの残党狩りから逃げおおせ、ロサンゼルス郊外で隠れるように生きている元ナチ将校の老人。ふとしたきっかけから彼の正体を突き止め、興味本位で近づいてきたクソガキもとい少年と老人の邂逅を描いたこの映画。なにが見どころかといえば、何といってもサー・イアンのナチ将校姿。 コスプレショップからナチ衣装を取り寄せた少年、老人に「これを着ろ」と命じるのよね。老人は「それだけは勘弁してくれ、もう昔のことは忘れたいんだ」とはじめは拒否するものの、「着ないとお尋ね者がここにいるとバラすぞ」と脅されて渋々着るシーン。 「イースタン・プロミス」のアホぼんとは違って、「ゴールデンボーイ」の老人がゲイであることはストーリーにはほとんど関係ないけど、後半でちゃんと分かるようになってます。 ・・・とここまで書いてぼちぼちお出かけの時間がやってきた。今日は絨毯屋のさよならパーティー。シャワーを浴びてこざっぱりして行かなくては。 私と他の紳士淑女との共通点は絨毯好きというただ一点。仕方ないからそこを攻めるしかねえ! |
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2009年7月18日(土) 私の留守中にスパルタ軍男子が泊まってたのか?と思うような臭いに包まれていたベッドルーム。早くエアコンに泡スプレーしなきゃなぁと思っていたら、なぜか次の日にはきれいさっぱり消えていた。 「異次元の獣」で思い出した。少し前に見た映画「ミスト」。「なんでやねん!」「アカンやろ!」などと画面に激しい突っ込みを入れながらの映画鑑賞が趣味の私でも、ツッコミすら忘れて夢中で見た。 ある日突然現れた怪物から身を守るためにスーパーマーケットに立てこもる人々の話なんだけど、ただのスリラーと思いきや、極限状態に追いつめられた人間の心理を繊細に描いて、善や良心や誇りとは一体なんなのか?とまで考えさせられる奥の深さがあるもので、流血シーンが大丈夫な人には強力プッシュしたい作品だ。 膀胱は満タンなのに尿意すら忘れるほどはらはらさせるストーリー展開に加えて、次々に現れる異形のものたちの造形もすさまじい。中でも天にも届くほど巨大な怪物は、無意識の底に潜んで万物の長たる人類に言いしれぬ不安を抱かせる、なにかとてつもなく強大なものを思い起こさせて背筋が寒くなった そしてなによりもラストシーンのあっと驚く仕掛け・・・・・・。それまで息を呑んで画面を凝視していた私と友人も、エンドロールが流れてほっと息をつくなり「これはひどい!ひどすぎる!」と大騒ぎ。思いこみが激しい私なんかあまりにショッキングなラストのせいで、その後三夜連続の悪夢にうなされたよ。 キャラ萌えという観点からは、モンスターに萌える手もあるが(特に巨大モンスターがすげー!10回くらいリプレイした)、人間を食い散らかす怪物に萌えるのはちょっと・・・と思われる向きにはスーパーマーケットのオッサンがお勧め!私は萌えた!この上なく。スタトレのDr.マッコイの次くらいに結婚したいタイプv はじめのうちは客にペコペコしてる冴えないチビデブの中年男なんだけど、途中から意外な能力を披露して他の誰よりカッコよく見えてくるんだよね。 ついでながら、Kさんのところ(またかと言われそうだけどホントにツボにはまるのだ)で知った黒酢が21日まで共同購入受付中なのでご紹介→☆ 黒酢が美味しいと思ったのはここのが初めて。すごく美味しくてあっという間に一本あけてしまう。 |
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2009年7月16日(木) ベッドルームに足を踏み入れたら、なんとも表現しがたい異臭が鼻をついたものだから思わず二、三歩あとずさった。 新入部員がエロい先輩達におしおきされるラグビー部の部室や、やりたい盛りの兵隊たちが二段ベッドに詰め込まれたUボートの居住空間もきっとこういう臭いがするんだろうな・・・と妄想している場合ではない。女の部屋がラグビー部のかほりではシャレにならないので、とっととエアコン洗浄スプレーを買ってきてカビをターミネートしなくては。 話かわるが、生活費削減と時間の節約そして、きっついヘアカラー剤で痛めつけられた頭皮が反乱を起こし、将来的にレディースアデランスに頼る羽目にならないよう、美容院や自宅での白髪染めをスッパリやめてから半年以上が経過した。 今じゃ白髪もかなり伸びて黒い部分と入り交じり、以前に比べると多少なりとも違和感は減ったように思えるものの、アラフォーで白髪にするのはちょっと早すぎるかも・・・と決意が1/fゆらぎを見せる今日このごろ。なぜならパッと見たかんじがイメージ像とはどこか違うのだ。 当初の予定では白髪が伸びるとウエンツ版ゲゲゲの鬼太郎っぽい、スタイリッシュ&シャーマン的なルックスになるはずが、鏡の中の自分は山梨の山奥で有機野菜を作っているエコロジおばちゃんか、ジャングルでチンパンジーたちと長いこと暮らす間に、白髪染めのタイミングを逸した類人猿学者的なものがあるので、これは痛すぎという感がないでもない。 それだけじゃない。会う人会う人に「どうしてまだ若いのに白髪にするの?」とびっくりされるたびに、「若く見られることにはあまり価値を見いださないから」という可愛げのない答えをそのまま返すと単なる変人なので、そこを上手くオブラートにくるんであたりさわりのない返答で誤魔化すのも結構めんどくさいんだよね・・・・・・。 いやホンマ、若いってことは素晴らしいし若く見えるにこしたことはないけど、実際には年食ってる自分を若く見せるために多大な労力と時間を割くのは趣味じゃない。老いは自然体で受け入れるのみ。だけど世間はたかが白髪程度の老いのシンボルに対してすら、ものすごい抵抗感があるみたいね。 まぁせっかくここまで辛抱したんだからあと少し頑張ってみよう。今は前髪のひとふさだけが純白なので、Xメンにも超能力が発動して髪の色が変わったこういうキャラいたよね・・・と自分を励ましつつ、いつかウエンツ鬼太郎になるその時を待ち望む毎日だ。 |
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2009年7月15日(水) アチャーッと頭を抱える時ーそれは家に帰ったらビールがあるから外で飲むのはがまんがまん!とステオク精神を発揮して、うだるような暑さの中、ようやく帰宅して冷蔵庫を開けたら、チューハイも日本酒もジーマも梅酒も、それどころかアマレットや金箔入りシャンパンみたいな特殊な酒までがずらり並んで主人の帰還を歓迎しているというのに、肝心のビール君だけがただの一本も入ってなかった時。 それがまた気分的に凹んでたものだから、ますますガックリきた。仕方なくビールの代わりにシャンパンを飲んでるけど、お祝い用金箔入りシャンパンなんか独りでネットしながら飲むもんじゃねえ!頼むから誰か注いでくれっ!(心の叫び) どうして凹んているかといえば、盗みに遭ったから。今日ジムに行ったら個人用に借りてあるロッカーがなぜか開いていて、あれっ?鍵をかけ忘れたのかな?と中を見たら、ない・・・ないっ!化粧品がないっ! 他人が半分ほど使った美容液なんぞ、たとえくれると言われようとも慇懃に辞退しそうなものだが、そんな微妙なブツがマッハで盗難に遭うなんて、なんだかすごくイヤーな気分になった。 ただ、鍵をかけ忘れたのはこの3年間で初めてで、化粧品も置かなきゃならないなーと思いながら、ずっと実行していなかったというのに、昨日ようやくロッカーに入れた矢先にこれかよ!とタイミングの悪さにガックリ。 使いかけとは言っても一万円弱するものが半分以上は残ってたものだから、買い直しに要する費用を思うとへこみすぎて、首まで土にもぐってモグラのコミュニティーに入れてもらいたくなる。 そういえば下の日記の真珠のネックレス。これも自転車のかごに入れたまま自転車ごとマンションの出入り口(住人以外も通る場所)にまるまる一晩放置していたのに無事だったんだよねー。家、母、犬に投資に恋愛・・・と頭の中がごちゃごちゃなところに暑さも加わって、自分近頃ぼんやりしすぎ。 そんな状態にありながらも、化粧品は残念だったが真珠は奇跡的に助かって真のドツボにははまってないあたり、これは神さまから食らわされたジャブだと解釈しておこう。
この指輪も最初見たときには「なんちゅー狂ったデザインだ!」とおののいたのに、じっと見ているうちにどんどん惹かれてもうたまらん!欲しい・・・スゲェ欲しい・・・でも315,000円というお値段が「買い物かごに入れる」をクリックする手をかろうじて止めさせている。 このショップ、昔ながらの指輪のデザインに慣れ親しんだ世代からすれば、椅子ごと後ろにひっくり返りそうなシュール(ここでは誉め言葉)な商品がぞろぞろなので、このあたりをぜひ一度ご覧頂きたい。第一印象は「えーっ?!(苦笑)」でも、見れば見るほどじわじわ欲しくなってくる不思議なデザイン群です。 |
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2009年7月14日(火) 全く出ないはずだったボーナスが、例年の三分の一ながらもらえたもので、お友達Kさんのサイトで紹介されていた黒真珠のネックレスを買っちゃった・・・・・・。 私が一番好きな宝石は、中国の金持ちバアさんに好まれそうな石・ヒスイ。 でもって、二番目に好きなのはブラックやピンクの色味がついたカラーダイアモンドで、三番は古代エジプト時代からはるばるアフガニスタンから運ばれていたラピスラズリ。これらの石たちに比べると、真珠の好きランクはペリドットやアメジストと同レベル。下から数えた方が早いくらいだった。 どうして真珠がそれほど好きじゃなかったかと言うと、真珠と聞けば真っ先にシーザーを宴席に招いた時のクレオパトラのエピソードを思い出すから。 エジプトのリッチぶりをシーザーに印象づけるため、召使いに酢を持ってこさせたクレオパトラが何をやらかしたかというと、やおら耳に付けていた大玉の真珠をはずし(昔は養殖技術が無かったので、大きな真珠は奇跡的産物だったそうだ)、それを酢にぶっ込んで溶けたところをグビッと一気飲み。 まずい!もう一杯!・・・とは言わなかったとは思うが、貴方のためにもうけた宴席たったひとつにも、我がエジプトはこれだけのゼニを投下できるのですよ、ふふふ・・・と身をもって示したクレオパトラのエピソードを知ってからというもの、私の頭の中では真珠=酢で溶ける存在=ラッキョよりもろい、という図式が出来上がったのだ。 それに何かの漫画か映画かで、ものすごいお値段の南洋真珠を性悪女がヒールの先でバリッと踏みつぶすシーンもあったことだしね。ダイアモンドなら踏みつぶそうとしても悪女の足首の方がグキッとなるだけだが、真珠だと粉々のバラバラ。そんな弱いもの、あわて者の私は怖くて持てるわきゃないよ! それなのにこの度、なぜ真珠のネックレスを買ってしまったかというと、ひとつは真珠LOVERなKさんのテキストを読んでるうちに、催眠術にかけられたように購買意欲が目覚めたこと。そして真珠ファンの間では、このお店の商品は高クオリティーの割にむっちゃお安いと賞賛を浴びているらしいこと。 そんなオバちゃん的事情でオーダーしたネックレス。むちゃくちゃ高くはないけどけっして安いものでもないせいで、商品が届いてから丸一日は、正直言って「えらいもん衝動買いしちゃったなー」なんて震えていた。 けど、先日おそるおそる装着してみると、あらら?これがなぜだか箱の中にあった時よりも、はるかに良く見えてびっくり! こっ、これが真珠パワーというやつか!!!(・・・と書くとチ○コを改造する方にも取れそうだが)真珠はお上品な人がするものだという先入観があったせいもあって、心はソルジャーを目指す自分は避けていたが、お上品ぶりっこしたい時にはこれほど強力なアイテムはないと感じ入った。 折しもこの週末は、これからも顔を繋いでおけばいいことありそな紳士淑女が集まる絨毯屋のパーティー。ここは一発清楚な白シャツに麻のジャケット、そしてこの真珠のネックレスを駆使して、泥酔して自転車をぶん投げるような荒っぽい本性を覆い隠したいものだ。 |
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2009年7月13日(月) ちょっと間があいてしまいましたが元気にしてます。ただ、シベリアの橇犬のように熱さを憎む管理人、気温上昇に反比例してどんどん気力が失せてきているせいか、ここ一週間というもの文字を書くのもめんどくさくて、チカチカ明滅するドル/円のプライスボードなんかをぼーっと眺めているうちに、え?もう就寝時間?・・・って調子なんだよねー。 これではいけない。少なくともマンションが売れるまでは気力をキープしなくては!けどそれがまたしてもトラブル勃発でさぁ・・・もういい加減にしてくれーっ!と頭をかきむしりたくなる状況に陥っているのだ。 というのは仲介業者との契約を終えて、ようやく販売活動を始めた大阪のマンション。価格も決めて先週末から広告を打ち始めた矢先、ネットの中古不動産情報を見た客のチクリを受けて鬼のD京から、「竣工まで販売活動してもらうと困るから広告を取り下げろ」なんてありえないアヤつけられたもんで、またしてもひと揉めしそうな感じなんだよね・・・・・・。
電車で向かい合った席の人がはいていたパンプス。メールを打つフリしてこそこそ盗撮したせいでピンぼけだけど、ニコニコ笑ってるのはお分かりだろう。 この人が「これ可愛い〜っ!」と飛びついて買った姿を思い浮かべると心が和む。人の好みは千差万別だけど、よりによってこういうブツを選ぶ人とはなんか友達になれそうだ。 |
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2009年7月7日(火)
ターミネーター4を見て帰ってきたとこ。はぁああぁ・・・・・・(ためいき) ・・・と映画は良かったのになんだか心がもやもやして、さっきからためいきが止まらない。 おっとヤバい。これ以上書くとドひんしゅくを買うので控えておく。とにかく私の心の「いい男フォルダ」にはしっかり「マーカス・ライト(ターミネーター4)」と上書きされた。。気持ちが落ち着いた頃に、あと1、2回は見に行くつもりよ。坊主頭万歳! |
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2009年7月6日(月) 2009年上半期・SABUI大賞。アキバの土産物屋に今なおでかでかと掲げられている看板。なんか気の毒にすらなってくるから一刻も早い撤去をお願いしたい。 特にSABUIのはこの部分。ちょい悪オヤジってアンタ・・・・・・。底冷えするあまり正常な判断力を失って、うっかり会社への土産にオレ達の太郎!!まんじゅうを買いそうになった。ひょっとするとこのさぶさはメーカーの謀略? それにしても太郎が「オレ達の太郎!!(苦笑)」だったこともあったんだよね・・・今はアニメの殿堂をブチ建てるくらいなら、アニメーターの薄給を何とかしてやれこの勘違いオヤジ!と全ヲタにののしられてそうけど。 東京から帰ってきて一週間。久々にウォートランの設置店情報を見てみたら、ウギャーーっ!!!大阪!広島!兵庫!福岡!でもって三重までも!ラウンドワン店舗がごっそり消えてるじゃねーかーっ! 近所のゲーセンがオフラインになってからというもの、オンライン筐体のある大阪南端のラウンドワンまで出張して、片道1時間半はキツいけど土日きっぷを使えば交通費は往復千円ですむし、コンディションがまあまあだからこれでいいよね、と袋のなかのカンガルーの赤ちゃん並みに安心しきっていたというのにーっ! ハァハァ・・・怒りと哀しみとあせりで心臓がバクバクいうこんな時には、友人から届けられた「ギャラリーフェイク」をおもむろに開き、ハーネマンを彷彿とさせるナイフフェチの変態オヤジを眺めて心を落ち着けねば。 |
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2009年7月4日(土)
反対に体のゆるみが取れて一番元気になるのは7月から9月だそうで。けれど、7月になったというのに自分はここ数日間、元気だった頃の母のことを思い出したりして、何となく気分がすぐれない。 こんな時には人がたくさんいる場所に行けば気分↑になるかな、と行きつけのセクマイバーに出かけたはいいが、なんだか余計に空しくなっただけ・・・・・・。憂鬱を吹き飛ばすために会話することって、必ずしもプラスに働くとは限らないみたいね。(ただ、血液型の話になってお客さんと店の人、そのほとんどがB型だってのには笑いました。やっぱ多いのか?人にどう思われようともあんまし気にしないタイプがB型には。) それよりも家に帰って新入りの絨毯に指をすべらせて、柔らかいシルクの感触を楽しんでいる方がずっと心が癒された・・・・・・。そう、閉店がいよいよ明日に迫ったペルシャ絨毯屋が最終セールをやってたもんで、うーむ、すでに3枚買っちゃったしなあ・・・でももうこれから国内ではペルシャ絨毯を買える店がなくなるんだから・・・と最後のひとふんばり。残っていた中からむりやり一枚選んじゃったのだ。 それがこれ。バンコランとマライヒがしょってそうなベタx赤バラ。友人たちには「バラ柄だなんてらしくない!トチ狂ったか?」とびっくりされそうだし、自分でも「あんなのに大枚はたくなんて・・・人の好みはいろいろだよね、くすくす」とバカにしてたのに、縁とは奇なもの。 クオリティー的には有名工房のいいものなのに、メリハリがつきすぎた色が日本人好みじゃないのと(日本人はとにかく淡い色が好きだそうだ)、タテにしか使えない柄がわざわいして、20万アンダーの原価割れ投げ売り価格。「男らしいミキさんもたまには可愛い柄を持てば?」と店のヒトに奨められたせいもあって、それもそうかな、と予想もしなかったパタリロ柄を迎える次第に。 けどこれが家に持って帰って壁に貼ると意外にいいんだよね。花柄や動物柄や赤やピンクの絨毯は元気が出ていいもんだよ、と常々店主が言ってたけど、その意味がちょっと分かった気がする。 ここ数ヶ月、人やモノとのいい縁が絶妙のタイミングでもたらされることが多くて感謝してるんだけど、このパタリロ柄との出会いもその一つかも。あんなにけちょんけちょんにけなしてたのに、今ではマイ絨毯コレクションの中でも上位につけるお気に入り。ヒトでもモノでも一目惚れがベストとは限らないんだね、なんて思ってしまった。 絨毯屋は明日で閉店だけど、再来週は「さよならパーティー」。去年、交通事故で足をやられてリハビリ中の奥さんも来るというから嬉しくなった。 これまで私が狙っていた美男美女たちを鼻先からかっさらって行った、名前だけしか知らないあの人やあの人が一体どんなツラなのか、とくと見るのが今から楽しみだ。 |
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2009年7月2日(木) 夏コミ用の宿をひとまず押さえたよ。アタイ、今回こそリッチな気分を味わいたくて、大ふんぱつしてシャングリラ東京の部屋取っちゃったわよぉ!!・・・というのはステオク精神がどうしても許さなくて、三連泊するのはあしたのジョーも渡った南千住は泪橋のあちら側。ジャイアント馬場ならひざを曲げて寝なきゃならない三畳一間・風呂トイレ洗面所なしの例の・ホ・テ・ルーというかむしろタコツボ。 おいおい〜「3日目にはブルー入った」なんてぼやいてたじゃんと言われそうだが、やっぱ一泊3360円というお安さは捨てがたい。それに、泊まっていた時にはハウスオブテラーみたく壁がだんだん狭まってきて、ついにはブチュッと押しつぶされそうな圧迫感を感じたものの、離れてみるとあの狭さが心地よかったような錯覚をおぼえてきた。 私にとってホテルとは、社長島耕作の隣で夜景を眺めながらシャンパングラスをかたむける場所ではない。荷物が置けて邪魔者ー夜中にガンガン扉を叩く酔っぱらいとかナンキンムシとか蚊の軍団とかーなしに眠れて、留守中にモノが盗られなければそれでいいのだ。 ・・・とはいいつつも、今回は株主総会の時より宿泊が一日長いせいで、風呂トイレつきの8畳、ダブルベッドにはピシッとのりがきいた真っ白なシーツがかかっている一泊5千円の会社のホテル(というかワンルームマンション)とどちらにすべきかハムレットばりに悩んでいた。三連泊だと5千円ほど差が出るんだよね。安さを取るべきか快適さを取るべきかそれが問題だ・・・・・・。 結果的には5千円を浮かせて、そのゼニでホッピーでも飲みに行くことにした。そこまでケチるならネットカフェに泊まればいいようなもんだが、一度だけ泊まったネカフェではあの椅子のせいでムチウチの後遺症が出てその後一週間ほど苦しんだもんで、最低限のぜいたくはさせてもらいたい。 そんなこんなで心・銭・体の三面から準備を整えつつある夏コミ一般参加。ま、行く行かないはカタログを見てからの話なんだけどさ。
どうせなら家のそばの元教会(現在は某パティスリーの本店)の門前でこっそり撮ろうと思ってたんだけど、コソコソ移動するのもなんか邪魔くさくなってきておうちで撮影。ブーツでエマーミ様(絨毯)を踏んづけるのは、ヒトを踏んずけるよりはるかに背徳感が・・・・・・。乗馬ムチを持とうとしたけど、微妙に意味が変わりそうなので自重。 SSか国防軍かどっちにするかものすごく迷って試着しまくったんだけど、店のアンちゃん(ミリ系らしからぬさわやか好青年)の「こっちの方が軍人らしいですよー」というお世辞と、「SS衣装はビジュアル系やSMのヒトも買いにくる」という言葉そして、友人Sさんの「うーん・・・私は○○大佐(某マンガのキャラ)のファンですから・・・うへへへ」という率直なアドバイスに従ってこちらを選択した。 「あぁ〜んvどっちにしようかすごい迷うわぁーっ!」「なんかこっちの方がしっくりきてますよぉ」「ついでにアクセも付けてもらおうかなぁ」と女二人がキャーキャー言いつつ選んでいるのはプラダでもコーチでもヴィトンでもなくドイツミリコス・・・・・・。ええ加減にせえという感じだが、気長に付き合ってくれたSさんには心からの感謝を捧げつつ、夏コミの時にもう一回ついて来てくれるようここでお願いしとく。 |