中国国境を越えさせてもらえず、5日で来た道を2日でイスラマバードまで引き返した地獄のロード。

その途中でチャイ休憩に立ち寄った山あいの村にて、ワンワンふれあい広場がオープン!

デコトラ&まったりする野良犬ども。

パキスタンのデコトラとしてはシック・・・というよりむしろ地味。トラックには運ちゃんの趣味が反映されるそうだが、このドライバーはかなりの渋好みらしい。

犬に詳しくない人なら「ラブラドールだ!」と叫びそうだが、ただの雑種です。

近寄るとしっぽをふさふさ振るだけで立ち上がろうともしない。腹も一杯なのだろう、パンをやっても完全スルー。
イヌは廃業してウシになれと言いたい。

カメラのレンズをのぞいていると、うおおおお!川向こうに赤ちゃん犬発見!パキスタンーイラクに分布する長肢ハウンドタイプに近い。

かわいー!サルーキの子犬みたい!と超エキサイトで飛んでいった。
この時点では子犬たちはまだ、こちらの存在には気付いていない・・・・・・。

岩の陰でくっついてひなたぼっこしているよ。足元がおぼつかないところからすると、生後40日くらいかな。

・・・・・・と、一匹と目があってみんなわらわら逃げ出した。

バターたっぷりのクッキーを放ってやっても、なかなか近づいてこない。赤んぼのくせして、ものすごく警戒しているのはさすが野良犬。

それにしてもホントに愛くるしい。うちで生まれたサルーキの赤ちゃんたちのことを思い出して、胸がきゅぅう──ん。

コワイヨー!
あのにんげん、はやくいなくならないかな。
いなくなったらうまそうなにおいがしてるやつをたべられるのになあ・・・・・・。ちぇっ!はやくあっちいけよ!

・・・・・・と思っているに違いない。

飽きもせずに土のにおいをかいでます。
兄弟の中でこいつが一番アクティブだったが、寄生虫のせいだろうか、やせているのが気がかりだ。

このままスクスク大きくなって、来年にはカッチョいい成犬となった姿を見せて欲しい・・・・・・とか言ってると、一番上の写真のデブちんみたいになってたりして。

チャイ休憩所(べシャム近郊だったかと)のトイレにノスタルジーをかきたてられて激写!

若い方はご存じないかもしれないけれど、あたくしたちが小さな頃のおトイレって、どこでもこういう感じだったのよ。

イスラーム圏ではトイレットペーパーの代わりに水を使うことが多いせいで、こういう風にトイレの片隅に水がためられている。

トイレは不浄な場所なはずなのに、ここのトイレは清流のかたわらにあるせいで、汲めども尽きぬ清らかな水がブリキ缶からあふれ出しており、なんだかすごく清浄なかんじ。失礼な表現だけど、神社の手水に近い清らかさすら覚えた。

ちなみにこのトイレ、ヘボピーも何ともいえず懐かしい感じがして、思わず激写したそうだ。
我々以上の年齢の人間は皆、同じ印象を抱くのかもしれない。

<わんわん3へつづく>