テーベ西岸のメディネト・ハプはラムセス三世の主神殿を中心とした神殿複合体である。
その中にはこの写真に見られる王宮跡も含まれ、この元来二階建ての建物は
ラムセス三世が葬祭殿を訪れた時、実際に住居として用いられた。

ミン神(チ○コ勃ってる神さま)の大祭に参加する神官達。
当然のことながら頭はツルツル。白い亜麻布の衣装もシャダちんっぽい。

メディネト・ハブのラムセス三世王宮跡に残された玉座。
遊戯王でも
ゴージャスさ8割り増しでこういった王座が描かれているのはご存じの通り。

ただ、実際は階段から手前の壁まではかなり幅が狭く、あんなでけぇ神官六人並ぶとそれだけでも〜きつきつ!

しかし元来エジプトのファラオは。一年のかなり長い期間を全国視察に宛てるのが常であったため各地に王宮があり、そのいずれも漫画や映画のものほどは大きくも壮麗でもなかったと言われる。

ファラオのくらしは私の管轄外なのだが、日本のとある下ネタ同志にして闇ん子マニアR氏の事を急に思いだし、危険も顧みず撮影した「王のトイレ跡」

ここに至るにはけっこう高さのある塀の上をキャッツアイのようにジャンプせねばならず、ガラベーヤのすそが足にまとわりつくわ、もともと運動神経ないわで、塀から落ちるんじゃないかとマジ怖かった。

「どうしてトイレだと分かるの?」とガイドに聞くと、「ここがトイレ」というヒエログリフが掘られているそうだ。

この部屋の中心に便器が設置されていたと思われる。(便器写真は前回のエジプト旅行記・カイロ博物館を参照)そして内容物は召使いの手によって毎回捨てられたようだ。
現人神の排泄物・・・召使いは嬉しかったのだろうか・・・

メディネト・ハプの壁に彫られた痛々しい男性器。男のコの大切なモノをこんな無造作に山積みにして・・・

エジプトでは戦争の際、倒した的の数をカウントするために手首又はチ○コを切り取って山積みにした。
割礼したブツはエジプト人、UNCUTなブツは敵国人、と区別を付けたという話を聞いていたのだが、こうして目の当たりにしたものはちゃんとかぶって表現されている。さすがエジプト職人、芸が細かい。

日本の書物で得た知識が形をもって鮮やかに目の前に姿を現した瞬間・・・感動した!わざわざこれを見に連れて行ってくれたガイドにもすごく感動した!
客の求めているものを的確に把握すること、それもガイドの素質だ!把握されすぎてなんか腹立つけど!!