イスファハン・イマーム広場には額縁入りの絵を扱う店がたくさんある。そしてそこで売られている絵には「誰が買うんやこんなもん?」と思うものも少なくない。
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いや、可愛いんだけどね……。私もすっごくワンちゃん好きだけどね、バラをくわえた犬の絵を家には飾りたいとは思わん。
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マッドドクターにもドンキホーテ&サンチョにも見えるおもしろピクチャー。リビングにこんなもんあったらぜんぜん落ち着かれへん!
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ロマンあふれる作品である。イランではノンケにもこういうニーズあんの?と思って見つめていると、うっかりマジックにかけられ自分がゲットしそうに。 「どこに飾るの?」とヘボピーに冷たく言い放たれなければ、我が家はさらに悪のペルシャ度を増していたことだろう。
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カスピ海側のリゾート地、バンダル・アンザリにて、地元の人々で大にぎわいを見せていた土産物屋にいた親子。
旅行先で「わーっ!可愛いっ!」と飛びついたはいいけれど、うちに帰って後悔するタイプの土産物だな。
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キディランドで売ってそうなヒツジ親子の隣では、ダイソーでも売れ残りそうな布袋さん。
私が見た限りでは、イランの土産物屋ってよく言えばグローバルというかインターナショナル、悪く言えば節操がないというか欲ばりすぎというかなんというか、日本人の感覚から言うと「カオス」、まさにその一言。
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多分モロにメイドインチャイナ。 精緻を極めた世界最高レベルに美しい手工芸品に包まれている国の人々の間で、なぜこういう腹が立つほど荒いブツへのニーズがあるのか?ペルシャ工芸品好きとしては不思議でたまらんのだ。
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100円でもいらん。でもきっと2千円くらいするのね。
空港で売られていた日本人形といい、イランの人ってこの手のオリエンタリズムが好きなのだろうか?いつも懐石料理ばかり食べてると、たまにはからあげくんとビッグマックを食べたくなる心理なのだろうか?
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つまようじ立て。なぜそこで海賊なのか、デザイナーの動機は不明だが、よく見ると細かい塗りとか無駄にいい仕事している。
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いま写真を見直して、あまりにもムカッとくるあまり、かえって「買っとけばよかった!」と後悔しているキャンドル立て。 三匹も並べられているあたりからすると、仕入れた店主はもー売る気マンマンである。
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カエルも人気アイテムのひとつのようで、あちこちの土産物屋でさまざまなデザイン(たいてい微妙にリアル系)が観察された。
同じ発言を何度も繰り返すのはイヤなのだが、本当にここに土産としてのニーズはあるのだろうか。
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ペルセポリスの牛頭円柱を背景にポーズを取るお色気フロッグ。 いいよいいよ〜!もうちょっとスカート、上げてみよっかぁ〜!……ってもとから裸だっつーの。
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ゴキブリの光沢を身にまとったネズミたち。女性に嫌われる二大要素をシェイク!シェイク!シェイク!いや、私はけっこう欲しいけどな。
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テヘランのおもちゃ屋のカオス・ディスプレイはここでも観測された。日本だと王様のアイデアとか個人経営の100円ショップの感じよね。
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布地の色柄は悪くないのに、なんでそれでクモを作るのか。
微妙にリアルな顔や口元といい、卵を抱いてそうなぽってりした腹といい、この布地で制作するには最悪の選択としか言いようがねえ。
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クゥウゥウーン、ひとりぼっちでこわいよぉ〜(´・ω・`) カオスの片隅でおびえていたこぐまさん。だがよく見るとこいつも表面のブツブツ感が相当なものである。
ゴラァ!イラン人!なんでそのあたり普通にできへんねん!(怒)
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