外務省のホームページによれば、インドで最も宗教人口が多いのはヒンドゥー教(80.5%)で、次点はイスラム教(13.4%)とある。 我々日本人からすると、仏教発祥の地だから仏教信仰は盛んだろと思いきや、仏教徒の占める割合は人口の0.8%と、キリスト教(2.3%)、シーク教(1.9%)よりも少ないのだ。
それでも世界三大宗教の一つの発祥地だけあって、仏陀はシンボル的存在としてあちこちで目にすることができた。 例えばインディラ・ガンジー国際空港に降り立った人々を迎えてくれるのがこれ。のっけから抹香くさい。
2度目のインド訪問の際のガイド・バンシー氏は、日本の僧侶の聖地ツアーにひっぱりだこらしく、仏教知識は相当なものとお見受けした。
そのバンシー氏が「前にガイドした時のものです」と見せてくれた写真に管理人の目は釘付け!
聖地ブッダガヤに到着、大菩提寺を前にした坊主集団。日本から準備していった袈裟にやおらファッションチェーンジ!するや、全員が地じべたに正座して一心不乱にお経を唱えているのだ。
仏陀が悟りを開いた本家本元ブッダガヤ。日本から遠く離れた印度の地の湿気を含んだ空気の中で、盆や彼岸にはそこらでよく見る装束の坊さんたちが、数珠をしゃかしゃかいわせて一心不乱に拝んでいる……。 その図はなんともシュールもとい印象的で、できるならばその写真、手に入れたかったよ……。
ダージリンはチベット仏教徒が多いせいもあるのだろう。ホテルにはさまざまなタッチで描かれたブッダの絵が飾られていた。
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ハードボイルド・ブッダ
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ダリ風ブッダ
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クリムト風ブッダ
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さらにクリムト風ブッダ
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参考図版:クリムト『抱擁』
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おされショップにもブッダ。このTシャツ、40ドルもしたので買おうかどうしようかものすごく迷ったのだが、ヘボピーの「いつ着るんよ?」の一言でハッと我にかえった。
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ショルダーバッグにもブッダ。トンデモだ〜!と笑い飛ばしたものの、じっと見つめていると無性に欲しくなってくるのは「目覚めた人」の吸引力ゆえだろうか。
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仏陀とレースとラインストーン。神々しさとギャル風味が渾然一体となったバッグ。 これを持てばわたしも輪廻から解脱できるかな?
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これらのブッダグッズが売られている空港のショップ。どれもお値段お高いだけあって、見せ方がんばってます。
ステージ上ではシタールがかき鳴らされ、池に咲き乱れる造花のハス。 でも、どうせなら水、もっときれいにした方がいいとオバちゃん思うの。
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ブッダじゃないけど同じショップで売られていたガネーシャ。台詞をつけるなら「いや〜ん!まいっちんぐ!」にちがいない。
インド人の敬愛を受ける神さまに、こんなゆるゆるなポーズを付けた造形師に、制作意図を厳しく問いただしくなる。
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空港にいた若き修行者。聖☆おにいさん的に言えばアナンダって感じやね。
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静かに瞑想する姿は神々しくすらある。
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けど、一人一人はせっかくいいのに、全体像は野球部の朝練。声出していこーっ!バッチこーい!!
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