♪ギンギラギーンのギ〜ン♪ 足を踏み入れる者に「きりばい はる」のCMを思い起こさせるサモード・パレスのパーティールーム。壁は色とりどりのガラスが象眼されている。クドすぎ……いや、ほんとすっごくキレイだったよ!

反対側の回廊はやや渋い。こちらは象眼細工ではなく、手描きパターン、時々ガラスはめこみ。
スカーフにあったら飛びついてしまいそうな色合いだ。

手描きパターンがびっしりと。別荘レベルでこのゴージャスさ、本宅はいかほどのものだったのだろう。

こんなゴージャスなお城に住んでたら、自分が世界一偉いと思っても当然だよね。貧乏人の気持なんぞ一生理解しようとしないのが普通だわなー、と変な方向性でしみじみきたわ。

「ちょっとちょっと」と回廊を指さしたホテルのオッサン。何をするかと思いきや、おもむろに腰を下ろして「ワシを撮れ」。
グラビアアイドルばりに撮られ慣れとるな、オッサン。

みなさん、これを覚えていらっしゃるでしょうか?そうです、正月のダージリンの屋台で衝動買いしたはいいものの、日本では着る機会ゼロだった「プーケット・マッチョTシャツ」です。

故郷インドに帰ってきた筋肉を、マハラジャのパレスで今、解き放つ!

ホテルを一歩出るとそこにはサル・パラダイスが広がっていた。

なんでも猿面の神さま・ハヌマーンをまつったお寺がすぐそばにあるせいで、信者がくれる食べ物目当てにわらわら集まるらしい。

このおケツの丸出しっぷり、見てはならないものを見てしまったようで思わず目を伏せたが、当のサルたちは女同士だから恥ずかしくないそうだ。

ゴージャスな宮殿ホテルの外門を出ると、城下町ではいきなり小汚いブタくんが徘徊中。

ブタくんたちはこのように街のあちこちでゴミを掃除してくれるんだ。皮膚病もちのブタくんや子ブタちゃんが入り乱れて、城下町はまるでカオス!

犬も徘徊。

インドだけあって牛もナチュラルに徘徊。

聖なる生き物の来訪を受け、テンションダダ上がのわらべたち。……いや、あんたら牛なんかべつだん珍しないやろ?

ボディビルジム発見!テンションMAXで突入!うおおおお!!

年期が入ったマシンの数々。朝の9時頃だってのに、すでに数名の男子がガッコンガッコンやっていた。まったくマッチョマニアってやつぁ……。(優しいまなざし)

パーフェクトな肉体にあこがれる男心は世界共通。

「ボディビルポーズしてよ〜」と頼むと、嬉しそうにポーズを取ってくれたマッチョ未満のおにいさん。また会う日までに、もっとおっきくな〜れ!

パレスの城壁に巣を作っていたインドスズメちゃん。

<サモードパレス3につづく>