2009年8月31日(月) 現在31日00時30分。ほぼ全てのチャンネルが選挙速報で大フィーバーの昨日〜今日、民主党の獲得議席が270に到達し、過半数はもとより絶対安定多数ラインをも越えたと報道していた。このまま行けば日経で読んだ予想記事どおり、300議席OVERになるのだろうか。 それにつけても「絶対安定多数」って言葉、なんか無駄にカッコいいよね。絶対音感、絶対兵器、絶対君主、絶対安静、絶対可憐チルドレン、絶対麗奴もとい零度・・・「絶対」の持つゆるぎない安定感の前では、思考停止して全てをゆだねることを求められている気分になってくる・・・・・・。 話は変わるがミキ家ベランダ在住のクモ。ふと見ると「先代の死骸」と思っていたものが二つに増えていた。どうやらアレは死骸ではなくて、脱皮したあとの抜け殻のようだ。 そう分かってまじまじ観察すると、心なしかサイズが大きくなっているような。虫をおびき寄せるために鉢植えの花を買い、ウジやサナギと触れあうリスクをおかして、クモの巣の下に生ゴミの袋をセットした努力がむくわれて、栄養を摂取できたクモに脱皮するだけの体力がついたのなら嬉しいけれどな。 それと同時に自分のおひざもとで二度も脱皮してくれたからには、もっと長く生かして越冬もさせたい気分になってきた。 そんなささやかな悩みを飲み屋のカウンターでおもむろに持ち出したところ、「外に持っていけばいいじゃないスか」と友人C嬢即答。うーむ、そう言われれば確かにそうだ。今までなぜそんな簡単なことを思いつかなかったのだろう。ひょっとすると自分は自分で思ってるよりかなりバカなのかもしれない・・・・・・。 そんなわけでおとといはクモとのお別れ会。
ビンをひっくりかえして葉っぱに乗せると、戸惑ったかのように、もしくは別れを惜しむかのようにしばらくじっとしていたが(実際には確実に何も考えてない)、やがて長い足をすいすい動かして葉っぱの裏に消えていった。 クモのことを書いた日記を読んでTさんが、「外国ではゴッサマーといって、小さなクモの子たちが糸を出し風に乗って旅立つ日?そういう気候が確かあります。いつか管理人さまのベランダのクモも、風に乗って旅立つのかもしれませんね」とメールを下さったが、別れは思ったよりも早くやってきた。 Tさま・・・トップの気遣い溢れる二人、和まされます。犬のお尻に抱きつきたくなります・・・・・・。 ありがとうございますー!私的にはハーネマンの10代はかなり気苦労が多かったと睨んでいるのですが、そんな彼の横には優しい犬猫がいて、ヒト以上に細やかな情愛を示してくれたのではと妄想しています。 それからクモとはお別れしました。ビンに入れようとしても動きがトロかったので、本当にハエ作戦が成功していたのか不安になりました。Tさまには「かなりの絶食に耐える」とは伺っていたものの、ベランダよりも公園の植え込みの方がまだ捕食に適しているはず。「やだー!キモーイ!」とギャルをおののかせるほど巨大に成長して、いつかまた我が家のベランダへ帰ってきて欲しいものです。 クモ型生活のお父様の話も身につまされました・・・うちもそういう問題アリアリですよ(一番下の妹が)。まったく世の中には色々あるものですね。「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれ不幸である」というトルストイの言葉を思い出しました。 マンドラゴラも植えてみたいですー!「一旦枯れて冬に復活する多年草」って不死鳥のような生命力が魅力的v |
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2009年8月30日(日)
「今日はべつに実家に帰ってこなくてもいいよーん」とヘボピーに冷たくあしらわれたので、丸一日引きこもり生活。 え?「ワルキューレごっこ」ではお前は誰の役をやりたいんだって?そりゃあヘフテン中尉に決まって・・・と言いたいところだが、やりたいのはなぜか国防軍最高司令部の通信部門トップ、メガネの豊満系・フェルギーベル将軍。 ・・・と独り妄想プレイをしつつ、半日かけてパソコンの掃除ーメールフォルダの整理がようやく終わった。 一通一通メールをチェックして、宛先ごとに分けたフォルダに分けていると、手紙の整理に神経質だったというビクトリア朝の数学教師・ルイス・キャロル(不思議の国のアリスの作者。鉄板ロリコン)の気分になってくる。 自分も古いメールを整理しつつ読み直していると、さまざまな人たちとの邂逅が胸によみがえって懐かしくなる。 母が遠く離れたホームで寝たきりになってしまった今、あともうしばらく自宅介護していたら、アルツハイマーの進行は遅れたんじゃなかろうか?私たちはもっと我慢するべきじゃなかったのか?と家族みんなが悶々としているのだが、去年のメールを読み直すとそれはどう考えても無理だったと分かって、ほんのちょっぴりではあるが気が楽になった。 それでもやっぱり母のことを考えると暗くなる。頭では「あれ以外に道はなかった」と分かっていても、この世で一番大切な人がどんどん衰えてくるのを目の当たりにすると、どうしてもうじうじしちゃうものだよね・・・・・・。 ・・・と言ってるそばからダウナー系。いかんいかん!ここは気分転換のため、買ったばかりのプレステ2(NEW3も出るというのに今頃・・・)をセットして「風色サーフ」をブチ込んでプレイを始めよう。 WiiもプレステもXボックスも、サターンもファミコンも無論マジコンも持ってない人間がプレステ2を選んだのは、「超兄貴」 だけどぶっちゃけ残念ながら、公式サイトを見る限りでは告白したい男性キャラはゼロなので、手始めにレストランの女将を口説いてみるか。 近頃あちこちのオバちゃん向けショップで見かけるデザイン。ネックレスとベストは描いてあるので不要です。いっそただの黒の方がおしゃれでは・・・とツッコミそうになるが、これも消費不況に咲いたあだ花かもしれないので黙っておく。 |
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2009年8月29日(土)
さっきテレビをつけたら初めて見る少女向けアニメをやっていた。ラスト5分を残すのみだったのでキャラ設定は明確には分からないものの、どうやら主人公は顔も性格も成績もいい、しかしかなりハイレベルのドジっ娘につき、同性から嫉妬が詰め込まれた熱追尾ミサイルを食らうこともないという、神に愛されし無敵の少女。魔法のパワーがあるのかどうかは謎ながら、話の流れ的におそらく普通の女のコかと。 へえぇ、最近は魔女っ娘ものじゃなくてこういう普通の生活を描いた作品もアリなんだー、と興味津々で見ていると、成人の欲望をそのままティーン世代にドラッグ&ドロップしたような生々しい題名が判明してムチウチになるほどのけぞった。 その題名とは「極上!めちゃモテ委員長」、関連グッズ販売はコンマイさん(笑)。 「モテ子になるためのおさらい」では「大ぶりのアクセをコーディネイトするとゴージャスに見える」etc、アラフォーがマネしようものなら、鶴橋のホルモン屋のオバちゃん(年商1億)とイタリアマダムの岐路に立たされそうなアドバイスが紹介されていたりと、少女たちがいかに自分を愛らしく見せるかを血眼で競い合う姿を思い浮かべて微妙な気分。 ま、「極上モテ子になるためのモテ☆テク」のコーナーでは、「なんでも自分でデコったら可愛いよ!」と画面に映し出されたのが三角定規と分度器で、このあたりはまだまだ子供だねーとオバちゃん何となくホッとしたのだが・・・・・・。 今日のお話は、恋心を上手く伝えられない主人公が、大好きな少年とはじめての1対1デートに出かけるシーンでシメ。 そんな若さいっぱいのお約束シーンに、くぅうおぉーーっ!青春やなーっ!と悶絶すると同時に、「さっ、映画に遅れるぞ」と歩き出した少年が向かった先が『意志の勝利』(※)上映中のミニシアターだったらおもろいのに!グヘヘ」と想像して独りで吹いていた自分は相当ヒマ人かもしれない。 ・・・と書いてるうちに「極上!めちゃモテ委員長」がものすごく気になってきた!これからしばらく土曜の朝はこれを見て、モテ子になるためのおさらいにいそしみたい。 ※「映画史上最大の問題作」とインパクト満点なコピーで紹介されることもあるレ二・リーフェンシュタール監督作品。国民社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)ニュルンベルク党大会の記録映画。 先日見てきたばかりなんだけど、特殊な作品だからそれほど混んでないんじゃね?とギリギリに行ったら大間違いのこんこんちき!ヒトラーにかぶりつきの最前列が2つ残っていたのみだったのでヤバかった。そして作品もいろんな意味でヤバかった 同じく山谷にて。何かを売っている店だと思われるものの、固くシャッターを閉ざしており詳細は不明。瀕死のミミズが悶絶しているような字で「ショップのご案内 12時半〜5時15分 ー夕食休みー 6時15分〜11時」とあるけどなんかハンパな営業時間。「夕食休み」を取る店も珍しい。「只今食事中」の札が掛けられているのは元・郵便受けだろうか? 一体なんの店なのか気になるので、今度行ったら12時半〜5時15分の間に調査に向かおう。 |
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2009年8月28日(金)
夏バテ気味の管理人を励まさんと、Sgt.Mich Hanemannの代理でSさんがプレゼントを贈ってくれたよ。封を開けばそこには「ウジ虫野郎、逝ってこい!」みたいなサージャントからの心温まるメモが添えられた、屋内サバゲー施設の体験カード。へぇーっ、最近はモノの代わりに「体験」を贈るのが流行ってると聞いたことあるけど、こんな特殊な施設まで登録してるんだね。 感心しつつリーフレットを見ると・・・ギョヘーッ?!独りで参加する場合にこのカードで選択できるのは「サバイバルゲーム体験ソロ5時間コース」。サバゲー初体験のその日からいきなり5時間逝ってこいってことっスか?そいつはかなりキツいっス! リーフレットには「コンピューターによって2つのチームに分けられ、生き残りをかけて撃ち合います。ただ撃ち合うだけではなく、相手を翻弄する判断力、作戦を実行する度胸、最後まで戦い抜く体力など、様々な能力が要求されます」なんて書いてあるけど、そんなもん定年を間近にひかえた市役所の戸籍係(趣味は将棋と割り箸の袋コレクション)にいきなりデルタフォースの隊員になれと言ってるようなもの。 同じチームの人の足を引っ張ることを恐れるあまり4時間55分ビクビクしながらブッシュに潜んで、終了5分前に「キェェエーッ!」と奇声を発しながら狂った猿のように突進→あっさり射殺される己の姿が目に浮かぶ。 ・・・と色々脳内シュミレーションしてみたものの、たとえどれほど前向きになろうとも、ぜんぜん知らない人たちの足を引っ張るイメージしか湧いてこない。 おもちゃかぼちゃとくつろぎのひととき。ケツの下にはその強靱さゆえに「アイアンカーペット」と呼ばれるビジャーの絨毯。先日のパーティーの際、絨毯屋の社長の自宅用を無理言って譲ってもらったんだぜ。 おもちゃかぼちゃは今頃からハロウィンにかけて店頭に並ぶものだが、目にするたびに今は亡き愛犬イリのことを思い出してつい買ってしまう。 それは友人Kさんがうちに遊びに来たときのこと。何を考えたのかイリがやおらKさんのワキの下に鼻を押しあててクンクン匂い、それからテレビの上に置いてあったおもちゃかぼちゃもクンクン。一瞬何か考えてから狂ったみたいにはしゃぎだしたのだ。 |
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2009年8月24日(月)
トム版「ワルキューレ」、先週東京で見たばかりなんだけど、地元の映画館にもかかったのでまたしても見に行った。 ゴールデン・ボーイ、X−MEN、スーパーマンリターンズ、そしてこのワルキューレ・・・シンガー監督作品はどれを取っても「うひょーっ!カッコいいーっ!」と絶叫したくなるシーンが山ほどあって大好きなのだが、それはきっとシンガーさんと私の萌えのツボが同じだから。 スーパーマン・リターンズを見た時には、シンガーさんてば単にブランドン・ラウスを美しく撮りたかっただけじゃね?と思ったけど、ワルキューレでも監督は思いっきり萌えながらお仕事してたと思う。 登場するのは男!男!男!そして軍服!また軍服!もひとつ軍服!そんな映画を撮って楽しくないはずがない。シンガーさん、さぞかし幸せだったろうなぁ・・・・・・。 私がシンガーさんに躍らされたシーンは多々あるが、いくつか挙げるとまずは映画の冒頭あたりで飛行機を出迎える将校たちの足元が映る場面。ピカピカに磨き上げられたブーツを、カメラがねっとり舐めるショットはブーツフェチには失神モノ。シンガーさんも絶対ブーツ好きだと思う。 警備大隊の隊長レーマー少佐が、屋内プールで泳ぐ姿を上方から捉えるシーンもワンダホー。鮮やかな水の青と白い波、プールの底に描かれた鉤十字の白x黒のコントラスト、そこへレーマーの肉体美が加わってなんとも豪華なハーモニーを奏でているのだ。 でもってダントツで好きなのは、ワルキューレ作戦の発動後、ベルリンの警備大隊がSS総本部に突入するシーンだな。 腐女子的には少佐とヘフテンが、ヒトラー暗殺に使用する爆弾をセットするシーンに注目したい。 そうだ、ヘフテン君といえば、銃殺シーンのテレビ版との違い。 そういう感じで3回目を見てようやく全面的にお勧めできる自信がついた。渋い男と軍服と、赤x白x黒のSM的カラーリングに萌える向きは迷わず見とけ!それもできれば映画館で。清い心で見ても邪に見ても、一粒で二度美味しい映画です。 |
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2009年8月22日(土) くぉぉおーっ!なんかやたらとバタバタするっ! えぇーっ?そんな急に申されましても・・・という言葉が喉元まで出かかったものの、せっかく声を掛けてくれたことだし、ベトベト暑い中を一升瓶その他、身長が縮むほど重い荷物を坂の上の実家まで運ぶ労力は想像しただけでうんざりくる。 明日は明日で開催日すら知らなかった大阪インテのイベントに、なかなか会えない友人が来るからいっしょに晩ご飯でもどう?と突然のお誘いがあったので、脳味噌フル回転で時間調整中。Rたんとは積もる話もあることだし、何とかして会いたいのお。 そんなわけでぼちぼちお車が到着いたしますので、日焼け止めをこってり塗って出かけます。 そして巣を構成する一番短い糸の部分は、計ってみると中心から30センチ、長い部分は1メーターどころか2メーター近くあった。すごい努力だがはなはだしくバランスに欠ける巣だ。 |
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2009年8月20日(木) さっき観葉植物に水をやろうとベランダに出たら、鉢植えのちょうど上あたりにクモが巣を張っていた。 よく見れば、今ある巣の下の方にはもう一つの巣の名残があって、そこには足を縮ませて死んでいる先代の姿。 観葉植物に水をやるとクモはあわてて巣の隅に移動してじっとしている。目を近づけてよく見ると、巣にはたった一匹の虫の死骸もくっついてないし、長さ一センチほどの縞模様が入った綺麗な胴体は、心なしか空腹で痩せているように思えてきた。 眺めているとだんだんクモが気の毒になってきた。うちのような殺風景なコンクリートのベランダに巣を張ってしまったクモに、安定的にエサを供給するにはどうすればいいだろう?・・・やっぱ花か?甘い香りを放つ花の鉢を並べて、小さな虫をおびき寄せるしかないだろうか。 今日会社が終わったら虫好きのしそうな鉢植えをいくつか買ってこよう。そう思いながらひとまず生ゴミの入った袋をクモの巣の下に配置した。これにおびきよせられてハエがきてくれればいいんだけどなあ・・・・・・。 いつもなら生ゴミにコバエがわくと「イヤー!!」とばかりにあわてて捨てるのだが(でもついウジやサナギをまじまじ見てしまう)、今日のところは一刻も早くハエに繁殖してもらって、クモには腹一杯になって欲しいものだ。
国立科学博物館にはこんなものまで展示されているんだけど、こぶを取られたラクダは天国で「大事なこぶを!(怒)」とプンプンだろう。 |
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2009年8月19日(水)
一週間のご無沙汰ですね。昼間はまだまだクソ暑いものの、朝晩の空気の温度に秋の足音を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 管理人はといえば、木曜日から上京して地獄のコミケ一般参加も何とかこなし、日曜日の新幹線で帰ってきてはいたものの、2週間ほど前から体調メタメタだったもので完璧ダウンしてました。 特に具合が悪かったのは先週の前半!ストレスと疲労のせいで口の中は口内炎だらけ。あーんと口を開くとそこかしこに白い穴がブツブツ開いて、気持ち悪さでは上の写真と50歩100歩。「ストレートにキモい」なんて言ったら「お前の口ん中はどないやねん!」とナマコ&魚の怒りを買いそう。
その頃に比べると今はかなりよくなったので、ぼちぼち更新再開いたします。東京ではたまたまトリノ博物館のエジプト展とトム版ワルキューレと、おまけに40数年の封印を解かれたリーフェンシュタールのナチスプロパガンダ映画「意志の勝利」が上映中と、エジプト&ドイツが予期しなない形で迎えてくれたので、そのあたりのことも書ければと思っておりまちゅ。 エアコンがガンガンにきいた部屋でご機嫌なマヤっこ。スティッチっぽい。 |
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2009年8月12日(水) 我が家の玄関前には今、私の身長と同じくらいの高さまで宅急便の箱が積み上げられている。 だけど「いるいるーっ!」とどん欲に飛びついたはいいものの、まさか100キロ超えるボリュームだとは!5箱分のマッチョ男写真をしこしこ整理するうちに、男嫌いになれるかもしれない・・・・・・。 兎にも角にも、とっとと家の中に入れなきゃ隣の人に文句言われそうでドキドキ・・・と言いつつも、一個あたり20キロは余裕でありそうなブツを自力で移動させる自信は皆無。コミケ一般参加前の大事な体をいたわるべく、あと一週間ほどはこのまま置かせて頂くことにした。 そうそう、さっきまでメシ食いつつまたしても「オペレーション・ワルキューレ」を見てたんだけど(笑)、見れば見るほどハーディー・クリューガーJr.演ずるヘフテン君はええ男じゃの。じゅるっ。 しかし、こんなことで喜んでるのは心が汚れた自分だけか?他の人たちはどんな感想なのかなとふと不安になって、「ワルキューレ、映画、ヘフテン、ゲイ」と、みもふたもない単語をグーグルに投下したところ、出るわ出るわ・・・・・・。 「ヘフテンの最期はゲイのシンガー監督ならではの脚色かと腐女子目線で見てたけど、事実と知ってびっくり!」「もし私がドイツの腐女子だったら、大佐と中尉でやおい本作るね!」 ・・・なんて思ってたら、ラッキーなことに明日から泊まる東京の宿から一駅先で、トム版ワルキューレが上映中じゃございませんか。 こうなったらこの上京の目的は夏コミというよりもウォートラン&映画だな。でもってゴーギャンを見てチベット料理でも食べて、友人への土産に東京の大丸でしか売ってないバウムクーヘンを買ってあげるのだ。 それではこれから数日間留守にします。 |
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2009年8月11日(火) 私の記憶は正しかった。やはりヴェルナー・フォン・ヘフテンはダッシュしていた・・・・・・。 盆休み突入までに処理しなきゃならない会社の書類は、建設中のドバイのビルのように積み上がり、5カ所も白く膿んで痛くてたまらん口内炎と、くしゃみをした時にグキッとなったガラスの首も治療の途上。 だというのにレンタルしてきた「オペレーション・ワルキューレ」を、ゲームセンターあらしもびっくりの一時停止&再生プレイでチェックしている自分は、時間の使い方が下手なタイプだと思う。 ヒトラー暗殺計画をテーマにした「ワルキューレ」といえば、DVDが発売されたばかりのトム・クルーズ主演、ブライアン・シンガー監督の作品を思い出す方がほとんどだろう。 実はこの作品、かなり前に一度見ていた。 それはワルキューレ作戦でヒトラーを爆死させるべく会議場に爆弾を仕掛ける主人公・シュタウフェンベルク大佐と、副官・ヘフテン中尉の計画失敗〜即決裁判〜銃殺シーン。 トム版ワルキューレによれば、処刑場で銃口を向けられたシュタウフェンベルクの前に大股で歩み寄ったヘフテンが、万感の思いを込めた目で上官を見つめた一瞬の後、あっさり射殺されるのだが・・・・・・。あれれ?「オペレーション・ワルキューレ」では、ヘフテンが大佐に思いっくそ駆け寄って銃弾を浴びてなかったっけ?あれは私の邪眼が見せた幻かしら? 脳味噌の腐敗度が心配になってきて早速Wikiで調べると、よかった・・・「銃殺の順番がシュタウフェンベルクに回ってきたとき、それをかばうように銃弾の雨に向かって身を投げ出しての最期だったと言われる」とあった。 それからちょっぴり難儀した。マイナーなテレビ作品ゆえかどこのレンタルビデオ店にも置いておらず、市内市外のTSUTAYAに電話すること10件以上。楽天レンタルとネットTSUTAYAで調べても、在庫はあるもののトム版のついでに見てみよっかなという人が多いせいだろうか、どこもレベル「借りにくい」になっててガッカリ。 こうなるとヘフテンの最期がどう表現されていたか、意地でも見たくなるのがオタクのSAGA。ネットの海に投網したら、「ぽすれん」に在庫があったからあわてふためいて入会。すぐに届いたものをこれまたあわてふためいて再生したところ・・・・・・(一行目にもどる) その姿、カラオケの背景映像のごとし。♪四六時中も好きーと言ってぇー♪とサザンの歌詞がかぶってもいけそうな感じ。 刑場に連行しようと大佐の腕を掴んだ兵士に「(俺の大事な)大佐に(お前のその汚らしい手で)触れるなっ!」(カッコ内は私の妄想です)と色めき立つシーンにも大喜びなんだけど、それと同時に、随所随所にこういうシーンを散りばめちゃって、ちょっぴりやりすぎじぇね?製作会社の人!と心配にすらなる。 この邪悪な動機をきっかけとして、ナチス周辺にがぜん興味がわいてきた。「科学技術は軍事によって発達しエロによって拡散する」と聞いたことがあるが、知識の光を希求する心も似たようなもの。知性の樹は腐った婦人の知識欲を糧として、満開の花を咲かせるのだ。 |
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2009年8月7日(金)
さてさて皆様、ロシアの夏の風物詩。今年も首相が魅せてくれました。 ttp://dailynews.yahoo.co.jp/ns/world/russia/ 上記アドレスにアクセスすると「バタフライするプーチン」や「裸で乗馬するプーチン」などこわもて好きさんの心をとろかす画像がいっぱいだよ! と言いつつも己のパソコンからだと、リンク先の写真を見ようとバタフライするオッサンの大胸筋をクリックした瞬間になぜかフリーズ。首相の勇姿を未だ拝めないのは残念だ。リベラル派のMac君は国家権力の権化のことが嫌いなのだろうか・・・まぁこいつ、“マック→Mac”と己のブランド名を英字変換する際も迷わずフリーズするからな・・・・・・。 とにかくこれ以上マックの気まぐれに付き合って再起動を繰り返するヒマもないので、魅惑のグラビアは明日会社でダウンロードの上、しばらく会社用パソコンの壁紙に設定しよう。 話かわるが白髪。ウエンツ鬼太郎をめざして伸ばしていた白髪がどんどん坂本龍一になってきたというのは前に書いた通りだが、先日久々に会った友人に「あんたは何もしなくても濃ゆいんだから、これ以上余計なことする必要はなしーっ!」と一喝されたので、確かにそれは言えるなぁ、他人に引かれるのも一長一短だし・・・と考え直して、夏コミまでにはありがちな茶色に染めることにした。 せっかくトレハロースのお父さんの横に立ってそうなレベルまで伸ばしたものを諦めるのは寂しいが、白髪って黒い髪の毛よりも硬くてくせが強いせいで、マメにカットに通っていてもパッと見た目がぼさぼさで、どことなくビンボくさいのも問題なのよね。
せんべい屋の近所には同様の書体のいなり寿司屋も。相撲の番付表と同じくこういうフォントがあるんだろうがなんて言うのかな。テロリストの捕虜になった記者が口に筆をくわえて書いた文字→捕虜フォントとか。 |
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2009年8月6日(木) 湿気と暑さのせいで、バリ島に連れてこられたヨーゼフ並みにバテバテなため、ここを更新しようと思っていても家に帰るとすぐに寝てしまう毎日。母のことが気になって梅雨が明けても気分は微妙に憂鬱なままだしさ・・・・・・。ダメだなぁ自分。 こんな時には日本の暑さなんてヘみたいに思える夏のエジプトで、思考停止状態になると気持ちいいかもしれない。不況による観光客減少にあせりを感じたエジプト観光局がプロモーションでもやってるんだろうか、近頃テレビをつけるとたまたま関連番組をやってることが多いこともあって、久々に埃の及ぶ国(埃及=エジプト)に行きたい気分でいっぱいなのだ。 そんな勢いに任せて友人を「ガイドとおベンツ様と運転手付きでエジプト行かねえ?」と誘惑したのだが、「初海外旅行がいきなりエジプト ダハシュールの大ピラミッド前にある小さなピラミッド頂上からの大パノラマ・・・って砂しかねえ!(怒)だけどこの荒涼っぷりが砂フェチにはタマランチ。 私がいま一番行きたいのはルクソールの王墓とダハシュールのピラミッド。ダハシュールでは左の光景をもう一度見たい。 そしてルクソールの王墓。カリシャダ萌えでエジプトにはまっていた当時は王のものより貴族の墓に興味があったから、王墓やピラミッド内部は駆け足で回っていた。 ファラオ=神の墓とは、古く強力な魔術が貴族墓なんかとは段違いの慎重さをもって投下された場所。魔法とはほとんど関わりがなくなった現代人の目から見ても、みなぎるパワーの片鱗くらいは感じ取れて、今思い出すと背筋がゾクゾク。 まぁゾクゾクするとはいえ、「お墓に入って怖くない?」と聞かれても、エジプトの墓はたった独りでずっと中にいてもぜんぜん怖くないよと答えるだろう。というのは、墓を作った人々が来世の存在に対してこれっぽちの疑いも持っていなかった古代エジプトの墓は、「あっちではもっと楽しくやりたいなあ。うふふ」という前向き思考がモリモリ感じ取れるからだ。 でも、たまには独りで置いて行かれると怖くて泣いちゃいそうな墓もあった。それが王家の谷のセトナクト王の墓とアマルナのアクナートン王の墓。 後者は二度ほど行って管理人のオッサンたちと激しいバトルを繰り広げながら記録も撮ったものの、中にいると背筋が寒くなってきて、かなり貴重な資料だというのに写真もビデオも見直さないままにうっちゃっている。 ・・・などと打っていると、ファラオの呪いのせいかキーボードのキーが一つ反応しなくなったので(笑)、とっとと切り上げて会社行ってくる。あーあ、会社帰りにキーボード買わなきゃなあ。5千円の出費は痛い。 セトナクトの墓。壁画のコンディションは超良好だが、ツアーではまず回らないマイナースポット。精液もらしちゃってる男子の絵など魅惑の図像がいっぱい! |
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2009年8月1日(土) 今日は早起きして母の見舞いに行く日だったのに、雷の音で目が覚めて外を見ればものすごい雨! こんな雨の中、バス停から何ひとつさえぎるもののない農道をてくてくと50分も歩こうものなら、ホームに着いた時には靴もパンツもずぶ濡れ必至。ホームの人々にオイオイ〜このアホ瀬戸内海を泳いで来たのか?!とびっくりされるのも何なので、見舞いは明日に延期することに。 片道2時間かけて見舞いに行かなくてもいいとなると気が抜けて、さっきまでゴージャスな朝食(昨夜の残りものの寿司)を楽しみながら、レザーに身を固めた兄貴が海兵隊っぽい五分狩りアンちゃん(可愛いめ)におしおきするDVDを見てたんだけどさぁ・・・やっぱアカンわ。朝っぱらからマッチョDVDは・・・・・・。雨上がりで湿気が高いところにもってきて、ボディーから湯気立ってそうな汗だくの男どもを見てるとますますムシムシしてもうたまらん! ごめんねお母さん、見舞いにも行かずにこんなもん見てる娘を許してください・・・と母のいる南の方を見て頭を垂れると「ぜんぜんオッケー!うへへ」という母の声が聞こえた気がした。そういえばお母さんもとっても好きだったよね・・・海の向こうのマッチョなイケメンのことv
・・・ノンケは当然のことながら、ゲイの友人のバースデー用にしても微妙に友人関係を破壊しそうなプレゼントだ! マックスファクトリーさんは一体どういう意味あいでこのブツに「バースデーバージョン」とネーミングしたのかものすごく気になる。ひょっとするとこの人形を誰か大切な人へのプレゼントにしてねvってことじゃなくて、「ハッピーバースデーハーネマン軍曹!プレゼントは俺!今日一日アンタの奴 うーむ、こう書いてるとだんだん暗示にかかってきて、ジムVer.とバースデーVer.、両方欲しくなってきた。なんたって二体買っても6千円だし、「ジム」には紙製シャワールーム、「バースデー」には紙製ロッカーがついてるしなぁ・・・・・・。これってひょっとして、とことんアクの強いものをもってきておいて、嘲笑がいつしか愛に変わるのを根気よく待つ制作者の作戦? ああ・・・ビリーの顔さえこんなん→じゃなければソッコー買いに走るのだが・・・・・・。今度作るならせめて頭髪は着脱可能にしておいて欲しいなぁ。 |