2008年5月31日(土)

昨日はインテリアデザイナーと家の内装の打ち合わせやってきたんだけどさー、ジムでバーベル上げすぎで死にかけ人形のカレ(建築士)も引っ張っていってよかったよ・・・・・・でないと話を詰めるべきポイントがあまりにも多すぎて、どう改造工事の見積もり依頼すべきか、素人はちんぷんかんぷんになった挙げ句、内装会社に丸投げモードになっていたに違いない。

特にキッチン廻り!私はキッチンという空間に興味ないどころかむしろ嫌いなので、極端な話、家にキッチンはいらねーやと思うくらいである。

だがそれではカップラーメンの湯を沸かす時に不便なので、キッチンが可能な限りリビングダイニングの景観を邪魔しないように色々と質問したのだが・・・・・・

そのうち頭が五目チャーハンになってきて(ごちゃまぜと言いたい)、もうホントにめんどくさくなって、危うく「全部モデルルームのままでいいです」と投げやり発言をしそうになったところを引き継いだカレ。
プロ同士でてきぱき話を片づけてくれたのみならず、私がヨボヨボの老人になって、伝い歩きしなきゃならなくなった日のために、将来的に手すりを後付けできるよう壁の補強依頼までしていたもんだから、やっぱり蛇の道は蛇と見直すと同時に、自分が死んだあとのことまで心配してくれる思いやり(私と彼は親子ほど年が離れているのだ)にちょっと感激。

↑モデルルームのリビング。こうして写真に撮ると、監視カメラに写るリスク取って陸自迷彩でほふく前進するまでの空間じゃないような気がしてきたので普通に写した。
モデルルームにはありがちな目くらましなのだが、これらの装備のほとんどはオプションなので、写真と同じ装備を求めるならば、たとえば右の壁に写っている暖炉パーツだけでも約150万上乗せって・・・・・・高けぇぇえ〜!

第一次打ち合わせ会終了後は、物件からほど近いベトナム料理屋でごはんにしたはいいが、1週間ほど前から例の奥歯(まだ抜かずに頑張ってるのだ)がウォートランのやりすぎでまたしてもグラグラになっててさ、隣の歯にぶつかってカチカチとイヤな音を立てるたびに、もー痛くてたまらんので、せっかくの生春巻きもほとんど食べられなかったよ・・・・・・

草食動物の歯は臼のような形をしていて、それで草をすりつぶして食べるのです、とは子供の頃に習ったが、こうして奥歯が駄目になった今、その話がしみじみと思い出される。歯が悪くなると固いものが食べられなくなると思いきや、一番キツいのは野菜の咀嚼なんだよな、奥歯の場合。

昨日はあまりにもグラグラして痛むもんだから、もう限界ーっ!と仕事を放りだして歯医者に駆け込み、スパッと抜歯してもらおうとも思って電話をプッシュしかけたのだが、念のためにネットで調べてみると、やっぱり奥歯は可能な限り抜かない方がいいそうで・・・・・・
最奥の歯を抜いちゃった場合の、いろんな恐ろしい事例や不都合な真実にブルッたので、やっぱりギリギリまで頑張ろうと思ってる。

そんなわけで、これからハンズに歯ぐきの薬買いに行って、そのまま実家に帰りまふ。
なんでもその薬、地元のうどん屋のオバちゃんが発見した薬草から作られた歯槽膿漏の特効薬らしくて、腐りかけの歯ぐきもプリンプリンの生モツみたいな歯ぐきに蘇生すると聞いたので、奥歯欠損という不便な事態に陥らないために、長田商店街のうどん屋のオバちゃんの発見に一縷の望みを託したい。

・・・・・・あ、もう家を出なきゃ!(焦)
すみません、一言メール返信する時間なくなっちまいました。明日かあさって帰宅してからお返事します〜<(_ _)>

2008年5月30日(金)

↑(金)というたった一文字を召還するまでに、「緊」「禁」「筋」と3回もクリックさせられた・・・・・・緊縛の「緊」、禁断の「禁」、筋肉の「筋」よりまずは優先すべきじゃないか?マイパソとしてはキン○マの「金」を!

まぁそれは\(^^\)、お仕事で税務署に行った際、租税教育用ソフト貸し出しサービスってのがあるのを知って、賢くなるためにお子さま向けビデオを借りてきた。

企画・国税庁、制作・(財)大蔵財務協会による本作は、「千年の約束」と「マリンとヤマト 不思議な日曜日」。レインボーカラーのタイトルがパチンコ屋っぽい。

マリンちゃんの手のひらにのっかっているナイトキャップかぶったヒヨコどもは、「2万5千年の眠りから覚めた大地の妖精・コッピとクッピ」。

「カツオブシZ号」にまたがっている乙姫さま&北斗の拳ファッションのネコどもは、「年貢制度の調査のために千年ぶりに銀河連盟から飛来したスミレ姉さんとトラジ」だそうだ。うーん、ファンタスティックw

小学生向けのこのビデオ、アラフォー(※)の女が自分で見たいからレンタルしてください、では変なヒト呼ばわりされそうなので、担当者に「教育関係の方ですか?」と問われた際には、「親戚の子供たちが集まった時に見せようと思って・・・」と善良な主婦のほほえみを浮かべながらウソぶっこいた。

すると総務課のアンちゃん、「そうですか!(喜)子供にはこちら(マリンとヤマト)の方が人気あるみたいですねー。それから、税務署では出張で税金教室なども開催しておりますので、何人かお集まりになる際にはぜひ・・・・・・」などと喜び勇んで別パンフまで取り出してきたもんでちょっと慌てたぜ。きっと確定申告の時以外は相当にヒマなんだろうなぁ、総務課。

そんなこんなで、返却時に感想のひとつも報告しなきゃならなさそうな空気ゆえ、子供の反応をメイキングするために、小学生視点に立って必死で鑑賞した。
その結果、絵はネコの方が綺麗なものの、分かり易さゆえにヒヨコの方がガキ受けがいいってのが何となく分かったよ。

だって、たかだが17分程度の作品、「納税制度がなくなると、消防も交番もゴミ回収も、いろんな公共サービスが受けられなくなって困るんですよ〜」というその一点にポイントを絞っているヒヨコに対し、ネコの方はといえば、来るべき少子高齢化社会で納税者が少なくなる、という大人でさえ現実から目を背けがちの問題をなにげに挿入しており、子供にはちょっと荷が重い。

スミレ姉さんいわく、「将来の税金をどうするか、それはお前達が考えることだよ。システムが悪いと千年前のようにほろんでしまうんだよっ!って、若年層に諸問題丸投げで脅されましても・・・・・・じゃあいよいよ滅亡しかないのか?日本!!(笑)

そんなこんなで返却時には、「『わたしたち、少子こうれいかでいっぱい税金はらわなきゃならないの?』と子供達がびびってましたv」とでも爽やかに言い添えておこう。

※アラフォー・・・・・・アラウンドフォーティー。四捨五入すると40才になる年齢層の呼称だとテレビドラマで知った。自分で使うと自虐的な気分になれる。

2008年5月29日(木)

母の手を引いて街を歩いていると、親と手をつないではしゃぐ幼い子供とすれ違った。

これから先何十年も生きて、いろんな経験をするであろう子供と、自分が手を取っている、今ではすっかり呆けてしまった死からそう遠くない場所にある母。
母のような老人にもこの子供みたいに溌剌として、毎日が驚きの連続だった時代があったんだなと思うと、急に生き物の一生が不思議で尊くて、そしてちょっと寂しいものに思えてきた。

日に日に元の人格を失って、今ではヒトというより動物みたいになってしまった母の介護は大変だし、なかなか心が通わないから正直なところ介護する甲斐もない。早く終わってくれないかな、こういう生活、と思うこともしばしばである。
けど、この世に生まれてきて、喜びも悲しみもいろいろ経験して、様々なものを見てきた人の一生が、病院で薬漬けにされて終わりでは悲しすぎる。

母がアルツハイマーを発病して5年強、父も私も妹も、みんな疲れ果てているのは確かだが、私は同居じゃないからまだ余裕がある。だからもう一度初心に返って、最高に優しくて大好きだった母のため、最後の親孝行に出来る限りのことをしようと思い直したよ。


さて、かつてここでしょっちゅうぼやいていたから、覚えてらっしゃる方も多いかもしれないが、私を狂おしいほどに悩ませていた会社の派遣女性が、「もっといい勤め先が見つかったのであさってで辞めまーす!」と、あっけに取られている私たちに後足で砂かけまくって職場を去って一年経過。我が部署のメンバーは束の間の平和を噛みしめていた。

だというのに、2,3ヶ月前から、今度は私の隣のデスクの女性(50才くらい)がデンジャラーな精神状態になってきてさぁ・・・・・・悪魔が来たりて笛を吹く。
どうデンジャラーかというと、電波マニアの少年がお手製の鉱石ラジオで受信に成功した海の向こうからのメッセージよろしく、ブツブツと絶え間なく独り言を言うのである。

それが仕事の段取りを口頭で確認してる、みたいな前向きな独り言なら聞き流すこともできるのだが、「ムカつくムカつくムカつく・・・・・・とエンドレスで呟かれたり。「私ばかり損してる」「このままでは死んだら怨んで幽霊になって出てきそう」だなんて超マイナス思考の台詞を延々と吐かれると、いくら超ポジティブシンキングの私でも、パワー負けして気も滅入るというもの。

このおだやかな性格の私が(ちょっとウソ)今までいったい何度「いい加減にしやがれーっ!この○○○○!」と、考え得る限りの伏せ字台詞を口走りつつパソコンぶん投げそうになったことか・・・・・・でも、彼女とは関わり合いを断てないポジションにある以上、それもなかなかむつかしいんだよね。

いったんパソコン投げてしまうと、相手との関係を元通りに修復するのは、ロシアに北方四島の返還を求めるほどめんどくさそうなので、目下のところ隣のデスク周辺から絶え間なく送られる4次元通信に対しては、ひたすら知らんぷりを決め込む毎日である。

それにしても人間、不平を言い出すときりがないもんだなあ!
その女性、独身独り暮らしで住む家もあって肉体的には病んでもおらず、会社のお給料はけして高くはないけど安くもなくて、90才前だったご両親は、この1,2年の間に長患いすることなく続けて世を去って、お兄さんは税理士事務所を構えていて出来のいい甥も姪もいて・・・・・・と、家庭運のよろしくない私から見れば、ルサンチマンが沸騰するほど恵まれた環境なんだけどさ。

だというのに、毎日必要のない残業をして、他部署の人の電話にまで耳を澄ましてまで仕事の段取りして(気を利かせすぎとも言えるのだが)、その挙げ句「会社のせいで自分には好きなことをする時間がない。だから死んだら怨んでやる」と言われた日にゃあ・・・・・・どうぞご勝手にと肩をすくめるしかなかろう。

私なんか若い頃こそ怒りっぽかったけど、年食って丸くなったせいか、最近あんまし腹立たないぞ。
今の私がなにに一番腹立つかといえば、それは「ウォートランの銃の照準が悪化した時」だもんね(笑)。だから実のところ、一時はウソみたいにハラショーだったホームゲーセンの照準が、またしてもガッタガタに狂ってきた今は、三面でザコにやられたハーネマンばりにイライラしてるんだけどさ。

ま、そうは言うものの、私が今まで出会った人間の中で、最も凶悪なオーラをまとっていた例の派遣女性に比べると、この人は根は善良で優しいのでまだマシかなという感じ。
彼女が壊れたラジオと化すのは決算期と季節の変わり目と月曜日と決まってるので、もうしばらくは伏せ字で叫ばずにそっと見守るつもりである。

2008年5月28日(水)

あいててて・・・・・・体中が痛くてたまらん。
いや、ジムでトレーニングしすぎで筋肉痛になってるってわけじゃない。エステサロンでオイルマッサージを受ける際、エステシャンのお姉さんが気合いを入れてドレナージュ(リンパ液を流すこと)やりすぎたせいで、もみ起こしになってるみたい。

エステシャンには「ミキ様、この肩こりはひどすぎますね、お仕事忙しいんですね!」なんて心配してもらったけど、それは週末、遠方から来てくださった腐女子仲間と一日中ウォートラン演習やってたせいだから同情の余地なしーっ!

ところで「モデルルームでコスプレ大会」の件だが、キレイな部屋でキレイな格好をしても今ひとつひねりに欠けるので(そうなのか?)ここは迷彩を第一希望としてワードローブを探ったところ、パンツについてはありとあらゆるタイプの迷彩が揃っているのに、それに合わせる上着を持っていないことに気が付いた。

というのは、今やギャルファッションにも積極的に迷彩が取り入れられているせいで、たとえ街で米軍のコーヒーステイン(イラク戦争でも見られるベージュに茶色とグリーンのやつね)柄パンツを着ようとも、道を誤りかけではあるものの、かろうじて普通のヒトと見てもらえそうだけど、上下迷彩となるとまるきり意味が違ってくるからさしもの私も上着までには手を出さなかったんだよなー。

そこで、ダメもととヘボピーに、陸自迷彩を上下で持ってないかと聞いたところ、あっさり「あるで」との答えが返ってきた。
さすがマイシスター、駐屯地祭に一番乗りで乗り込んで、望遠レンズ付き一眼レフを構える姿がアレすぎて、「あの女、中国のスパイちゃうか?」と自衛官の皆さんに囁かれるだけのことはある。

こうして準備は整った。ただ、陸自スタイルでほふく前進するのには、モデルルームが土足禁止なことが問題である。
帽子まで揃えて足元がソックス丸出しではやらない方がマシかもしれないよね・・・・・・っていうより、モデルルームに監視カメラが付いていないか、まずはそこのところを調査に行かねば。

2008年5月27日(火)

先日、日曜洋画劇場で放映していた「コンスタンティン」、帰宅してテレビをつけるとたまたま流れていたもんだから、家事やらなきゃなんないってのについつい最後まで見ちゃったよ。

これ、映画館やビデオで何度か見たことあるんだけど、やっぱ萌える!萌えの宝物庫と呼ばせて頂きたい。
なかでも、己の命を差し出したコンスタンティンが、白いスーツに身を包んだ地獄の盟主ルシファーを召還するシーンには胸が高鳴る。お好きな人はきっとテレビの前で「た、た・・・・・・
タマランチ!」と叫んで転げ回っていたに違いない。
その後、女性向け洋画サイトで検索したところ、予想通りコンスタ取り扱いサイトさんが多くて笑った。分かるわぁ〜。

ちなみに私はといえば、この度は珍しく女性萌え。ルシファーのドラ息子を手引きして人間界に災厄を撒き散らそうとする、天使のハーフブリード・ガブリエルにぞっこん、超タイプv 
突然空から舞い降りて、顔色一つ変えずにコンスタンティンを思いっくそ踏みつける裸足の足元のショット、人間どもの都合なんぞ知ったこっちゃないという鉱物みたいな無表情は、何度見てもゾクゾクするぜ・・・・・・。(※)

あの女優さん、誰だったのかなと気になって調べてみたら、ティルダ・スゥイントンー「ナルニア国」で白い魔女を演じた人だと分かって膝を打った。そういえばナルニアを見た時にも、白い魔女が超カッケー!シロクマの引くソリを片手で操る姿にはチビりそうになった!だなんてはしゃいでたんだよねー。

殿方について好みのタイプを問われたならば、間髪を入れずに「肉体美で坊主頭の外人ですっ!」と爽やかに答えるんだが、これが女性になると「強い女」って以外には己の嗜好がイマイチよく分からなかった。

だが今、天使ガブリエルと白い魔女、「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングとスーパーモデルのリンダ・エヴリンジェスタ・・・・・・と好きなタイプを並べてみると、そこに浮かび上がる共通項は「女王様」だと判明。
ただしその場合、女王様に自己投影したいのか、それとも女王様に踏んづけられたいのか、己の心の奥に潜むのはサド侯爵なのかマゾッホなのか、その点についてはあんまし知りたくないので、今のところ深く追求せずにスルーしておこう。

※・・・さっきコンスタサイトを廻っていたら、ガブリエル中心サイトさんを発見!ああいうキャラは嫌いな人多いんじゃないかなと思ってたけど、ファンも結構いるんだと知って嬉しい気持ち。
でもってその管理人さんも「ガブの裸足に踏まれたい」と書いてらしたので、さすが腐女子ワールドは芳醇だわ・・・・・・としみじ感じ入っている。


「好みのタイプ」だなんてベタな話になったついでに、先日やってみた「憧れ男性&女性」チェックをご紹介。
ttp://checker.from.tv/

私の場合は、のっけから「ミキナチさんの憧れの男性は、ガッチリした体型外国人のような顔立ちな感じの男性が好みなようです」と一刀両断にされて、分かっとるわ!と逆ギレしそうに・・・・・・。

以降、「明るい男性が好みのようです」「割と真面目な男性が好みです」「体型に関しては、かなりガッチリした体型が好みなようです」「顔的な好みですが、かなり外国人ぽい濃いめのこってりソース顔が好きなようです」とたたみかけられたあげく、「さて、見た目からみた男性的な傾向ですが、ちょっと中性的な男性が好みなようです」って・・・・・・マッチョな外人ゲイってことなのか?

そして「そんなあなたにオススメなのは・・・」と推薦されたのは、1位:ジョニー・デップ 、2位:セイン・カミュ、 3位:平井堅 だった・・・・・・

でもって女性版もやってみたところ、「ミキナチさんの場合大人な女性が好みなようです」にはじまって、「割と知的な女性が好みなようです。学校の先生に憧れたり、上司の女性に憧れる傾向があります」とか、
「ちょっときつい感じの女性が好きなようです。おっとりよりもハッキリしている女性に憧れています」「外見的な部分で言うと、背の高い女性が好みです。モデルの女性が
たまらなく好みなようです」・・・・・・

「たまらなく」とまで言われて急に息が苦しくなってきたので、今日のところはもう寝ます。


息が苦しくなると言えば、HEROS、やっと1シーズンの最後まで見たんだけどさ・・・・・・あまりにもヒロが安藤を、ネイサンがピーターを好きすぎて、「ええんか?これは?!」とただただ息を呑むばかり。特にペトレリ兄弟の描く愛のシュプールにはのけぞりまくった。ぶっちゃけHEROSとはこの兄弟のための物語だと言い切っても許されそうな勢いだ。

HEROSのことは、折を見てまた書きます。ただ、最近興味が洋画&海外ドラマに偏りつつあるけど、いざ自分で扱うとなると、ナマモノ同人は検索よけやら伏せ字やら色々と大変そうで、めんどくさがりはどうにも腰が引けちゃうんだよねー。

2008年5月23日(金)

キエェエェーッ!あせるぅーっ!!(錯乱気味)
さっき家に帰ってきたばかりだというのに、あと30分でまたしても出かけなきゃならんーっ!

・・・・・・というのは、明日は母の薬をもらいに朝っぱらから神経内科に行くんだけどさ、9時にトロトロ行ってちゃ遅いので(患者の数が多すぎて、タイミングがずれると発狂しそうなほど待たされるのだ)、受付が始まるずっと前から病院のドアの前で忠犬ハチ公よろしくスタンばるために、今夜は自宅よりも病院に近い実家で待機しようと思ってさ。

で、そのまま実家に二泊ほど滞在する予定なので、日記の一番上が「命日」「かげ膳」「焼き場」なんてワードてんこもりの、辛気くさい内容のまま放置プレイではいたたまれない、だからあせりまくって更新している次第。
しかしこんなにあせって書いたら、誤字脱字の乱れ打ち必至でかえって恥ずかしいかもな。

そうそう、先週のマンションのローン申込会には寂しいおひとり様だとナメられないよう、エド・はるみばりの戦闘的スーツでビシッとめかしこんで行かなきゃ、などとここには書いたのだが、そんな空威張りするのもなんだかアホくさくなってきてさ・・・・・・
結局のところは同じ「戦闘的」でも「スーツ=リーマンの戦闘服」という比喩的な意味じゃなくて、まんま戦闘服=いつもの迷彩系スタイルを選んでしまった。

ま、迷彩とはいってもマンションのモデルルームはサバゲーフィールドじゃないもんで、上下迷彩で他の契約者さまをおののかせるだなんて、そんなTPO無視のチョイスはしない。
あくまで街着ということを念頭に置き、オリーブドラブのカーゴパンツ+黒シャツ+ワイリーエックスのコワモテグラサン+でかい指輪+ギラギラロレックス・・・・・・

コンセプトは「日給千ドルを稼いで恋人にダイヤの指輪と新居を買ってやろうと張り切ってイラクに行ったはいいが、帰ってみれば恋人は他の野郎に寝取られてたもんだから、ヤケおこして自分のためにゼニ使っちゃった海兵隊上がりのPMC(民間軍事会社)のオッサン」・・・・・・って、ちょっと違うのか?TPOに対する私の感性は?

さて、契約会場には「退職金でセカンドハウスを、という老夫婦」は見られなかったものの、予想通り「夫婦揃って市役所勤務のDINKS」っぽい人たちや、まことに幸せそうな子連れの家族とか・・・・・・私が秘かに抱いている、幸福な家庭へのルサンチマンを思いっきり刺激してくれる人生余裕しゃくしゃくっぽい人々ばかりで、一瞬アナキン・スカイウォーカーのようにダークサイドに墜ちそうになったものの、気力を奮い立たせて猛スピードで書類の山に実印を押しまくり、逃げるように会場を後にした。

さて、来週からは内装の打ち合わせなのだが、これがまためんどくせえ。だってオプションのオーブンレンジだけで40万、コンセントを一個移動させるだけで数万円というハイパーボリボリの世界だから、オプションの中からなにを付けて何を捨てるか、取捨選択がむつかしいんだよな。

このマンション、不動産不況の入り口にあっても立地のよさでお部屋はほぼ完売ゆえ、モデルルームは来週一杯で取り壊されるそうなので、その前に色々チェックしに行かなきゃならない。
その際には、契約してもらったからあとは勝手に見てくださいね、って感じで実にテキトーにに放っておいてくれるので、綺麗に整えられたモデルルームでコスプレの一つでもして記念撮影しようと思っている。

しかしどうしよう、キャバクラドレスでアンニュイにソファーに座るのか、ヒョウ柄のバスローブでブランデーグラスを傾けて、テラスからの夜景を眺めるフリするか、古代エジプト王妃の格好するか、それともリビングダイニングでモデルガン抱えてほふく前進するか・・・・・・
一体どんなコスプレで写るのがベストなのか、それが私の今一番の悩みである。

2008年5月22日(木)

昨日はイリの命日だったので、飲み会のお誘いも断って一人で追悼食事会をやってきた。

私の胸の中で大きな息を一つして、それきり二度と呼吸しなくなってしまったあの明け方の光景や、焼き豚とぬいぐるみを抱っこさせた白い遺骸が、焼き場の釜の中に消えていった時の悲しみ、遠く紀伊半島まで見渡せる緑麗しい山頂で、細く長く空に昇っていった煙を呆然と眺めたことなど、全ては今でも鮮明に心に蘇る。

彼が亡くなったのはほんの数ヶ月のことのような気がするのだが、早いものであれからもう5年も経ったんだな。

で、さて、どんな店で追悼しようかな、かげ膳を置いてやりたいしと考えた時、ローストビーフと某有名店の焼き豚とケンタのチキンが大好きで(これらが嫌いな犬はいない)でも人間の食べ物は自分の誕生日とかクリスマスみたいなイベント日でもない限りもらえないから、いつも人が食べるのを穴があくほど見つめていた真剣そのもののとび色の目を思い出した。

では静かな店でステーキか焼き肉にしようかと心の中で犬に話しかけたはいいものの、ご主人たまはこのごろ胃の調子がイマイチよくない。だから結局のところヤングメンであふれる騒々しいサイ○リアに・・・・・・

肉系のメニューをいくつか頼んで、テーブルの向かいの席には水の入ったコップと小皿を置き、犬の分はそこに取り分けて亡き愛犬を悼みつつ食事をしたのだが、意外とよかったかも、サイゼリアにして。

去年は焼き肉屋で追悼したんだが、その時にはかげ膳ひとつするのにも「弟の命日で・・・・・・」だなんて苦しい言い訳ぶっこいた記憶があるんだが、ここサイゼリアでは隣のテーブルの女が多少不気味なことしとていようとも、若者たちはおしゃべりに夢中で目もくれなかったよ。

それにしても、いつもながらびっくりするな、あの店の安さは。
3割引の株主優待券があったから、貧乏根性丸出しで使わなきゃ損とばかりにやたらめったらオーダーしたんだが、それでもお勘定は2千円弱って・・・・・・原材料高だというのにおそるべしサイ○リア。これからはデフレの殿堂と呼ばせていただきたい。

その後はホームゲーセンに出動、イリ少将のカードで演習。
しかし元来ヘボなのに加え、今日は痛風のご老人並みにプルプル手が震えたせいでぜんぜんコンボが繋がらず、イリカードで持ってる記録すら破れなかった。でもってむかっ腹立つから、今度はトーチたんのサブカードでやったところ、初の自己記録更新、200万点越えってなんじゃそりゃ・・・・・・?(ちなみにウォートランとは、最高級プレイヤーだと1000万点越えるゲームです・笑)

そんなこんなでダラダラしてるともう出勤時間。いけないっ、遅刻しちゃうわ!まだパジャマのままだからこれからあたふた着替えて行ってきまーす。

2008年5月21日(水)

ふたたびアニマル柄の話。「おいしそうなお口のヒョウ」プリントもせいぜいだけど、以前見かけた「ジェロニモコスプレのライオン」ってのも腹を抱えて笑った一匹。

Tシャツの胸全体に牡ライオンのどアップがフルカラーでばばーんと描かれており、それだけでも十分インパクト大だというのに、そいつがインディアンの酋長のかぶりもの(羽がいっぱい付いてふさふさしたアレね)かぶってんの。
いくらウエスタン(関西だけに)とはいえ、きらびやかにもほどというものが・・・・・・

それから、出勤途中に発見したライオンたちも記憶に残っている。
色は白地にナチュラルカラーのライオン、と色的には普通で、目にラインストーンがはまっているわけでも、バックにショッキングピンクのヒョウ柄をしょってるわけでもないんだが(このパターンはかなり多い。アニマル柄を背景にしたアニマルって、なんぼなんでもくどすぎです)問題はその構図。

家族でくつろくライオン、子ライオンをくわえて運ぶ母ライオン、アフリカの大地で咆哮するライオン・・・・・・
ライオン百態が描かれたそれはまるで、ブラウスに広がる動物図鑑「ライオン」のページ。でもってそれを着ているのが、ヘアスタイルとかお化粧とか、なんとも大人しそうというかぶっちゃけ地味めのOLさんであることには、関西アニマル愛好家の層の厚さが見て取れる。
きっと彼女、これを店頭で見つけた時に「これいいわっ!これしかないっ!」と思って飛びついたんだろなーと想像するとほのぼのして、ラッシュアワーの殺伐とした気分がちょっと癒された。

ま、そう言ってる自分もかなりのアニマルマニアなんだが。
いい柄を見るとついつい買っちゃうせいで、ワードローブを開くと広がる白浜アドベンチャーワールド。そしてそれは、以前テレビで見たゲイバーのママのワードローブとほぼ同じ光景だったことを言い添えておきたい。

<一言メールお返事よん>
(少し前の日記を整理していると、お返事アップしたつもりが上がっていなかったもの発見しました。失礼ひらにひらにお許し下さい・・・・・・<m(__)m>

クパとハネ、南下するのを楽しみにしてます、のCさま
読んでくださってありがとうございます!そうなんですよねー、オベロイに泊まったまま足止め食らってますよね・・・・・・でも、最近またしてもクパハネ萌えウエーブが襲ってきましたので、近々次の街に移動できそうです。
予定ではカイロ→サッカラ→ベニ・ハッサン→エル・アマルナ→ルクソール→コム・オンボ→アブ・シンベルなんですが、それではまるきり遺跡ガイドになっちゃうので、サッカラからいきなりはしょって、野郎二人で王家の谷をしみじみと見おろして頂こうかとも思います。
でもまずはその前にピラミッドですね。今度は「大回廊」の急斜面を張り切って昇ってもらいます。

タナオデ絵もぜひ、のKさま
リクエストありがとうございます!^ ^溌剌アスリートとSMクイーンをトップに置くときっと華やかだろうな、と以前からタナオデかキャサリン(仮名。ライフ回復の時に出てくるナースです)を描きたいとは思ってるのですが、なかなか実現に至らなくて・・・・・・
でもありがたくリクエスト頂いたことですし、妖しく頬寄せてるようなやつを頑張って描きたいものです。

アングラ更新拝見させていただいたであります、のXさま
彼のアングラ系は滅多にお目にかかれないので貴重なのですよねー。それがまたアレ、黒ソックスといい手袋といい手袋といい手袋といい、実に鋭くフェチのツボを突いており、HさんGJ!って感じですよね!私も裏用の絵を描こうかなと思うものの、自分の画風ではキツくというより単純にキモくなりそうなので自粛してます。
ところでXさまはハネ絵を描かれましたか?もしよければ是非とも拝見させてくださいっ!ハァハァ・・・・・・

一気にクパハネにも嵌りました!のSさま
ありがとうございます!もう、ものすごく嬉しいです!ここのところ忙しいせいと、猛烈な勢いでWT筐体が撤去されて気分が落ち込んでいるせいで、どうにも創作意欲が出なかったのですが、まだまだ新たなファンがいらして下さると分かって一気にモチベーションが上がりました。近々書きかけのまま放置プレイ中のやつを、一気に完成させたい気分です。
(今日は帰宅が遅いんで微妙ですが、明日にでもヤフーの方にメール差し上げますね)

2008年5月20日(火)

皆さんご存じの通り、関西人、特にオバちゃんはアニマル柄がお好き。
ライオン、ヒョウ、トラ、シマウマ、キリン、ニシキヘビ・・・・・・熟した肉体をワイルドにそしてあでやかに飾る動物層は、アニマルプリント界におけるケニア・大阪に接近すればするほど豊かになってくる。

また、表現方法ひとつとっても、被毛の柄だけをスタイリッシュにプリントしたポップ系、生命の躍動感をきらめくラインストーンの目玉で表現したモンド・グロッシー派、耳から生えたトラのアホ毛までていねいに再現した写実主義など、アニマル画壇は百花繚乱、無法地帯。
ここまでやるんか?とびっくらこくほどバラエティ豊かな関西アニマル衣料界には、5億4千年前に進化の大爆発が見られたカンブリア紀を重ね合わせてしまうこともしばしばである。

そういうお土地柄だけあって、自身もアニマル愛好家の私はたいていの品種は見知っていたはずだったのだが・・・・・・今日見た新種にはつんのめってそのまま港に落ちそうになった。
それは、若いカップルの片割れが提げていたハンドバッグ。サイズ的にはコンパクトな箱型バッグなのだが、そこにプリントされているのは、舌なめずりするヒョウの口元のどアップ写真。それもついさっきまで生肉食ってて、食後に楊子でシーシーやりながら、「ごちそうさま」って言ってる感じの生々しいショットなのだ。

さしものアニマルパラダイスでも、こういうやつは見たことない。心斎橋のギャル向けブランドあたりが発信した新しい流れなのだろうか?
まぁ原産地はどうでもいいとして、若くてキュートなお嬢さんが「これカワイくね?v」と高いゼニ出して「舌なめずりするヒョウの口元写真」付きバッグを買って、あまつさえそれを大好きなカレとのデートに持ってくる・・・・・・私はそんな関西人のオーバードライブ気味な感性が大好きだ。

<一言メールお返事>・・・・・・を書くにはあまりにも眠すぎるので、明日お返事させて頂きます。根性なくてすびません_(_^_)_
でも一言だけ取り急ぎ・・・・・・Sまちさん!是非ともメールを直接差し上げたいのでもしよろしければアドレス教えてくらさいっ!!


以前描いたマヤちゃんの絵や写真が出てきましたのでちょこっと上げておきます。

マヤちゃんはイングリッシュコッカースパニエル、祖先はイギリスの狩人を手伝って鳥を捕っていました。

そのせいでしょうか、猟が仕事ではないマヤちゃんも草むらが大好きです。草をかきわけどこまでもズンズン行きます。

そんなマヤの丸くて茶色いお尻を見ると、私はいつもミドリムシを思い出すのです。

まだ元気だった頃の母がヘボピーのために作ったお弁当。ちょっと目を離したスキにマヤがくわえて運んでいきました。
ヘボに届けてくれるのでしょうか?ーとんでもない!自分で食べるつもりだったようで、腹に抱えた弁当箱をなかなか返してくれなくて困りました。


犬のマヤちゃんはお金の使い方も知らずに日々犬として慎ましく生きています。お次はマヤちゃんの癒し系フォトをご覧下さい。ああ、私も犬になりたい・・・・・・いや、ドッグフードまずいからやっぱりやめときます。

お腹が寒そうなので私の赤ん坊時代の服を着せるとベランダに走り出てぼんやり下を眺めていた。イヤなのだろうか?

哀愁を帯びた後ろ姿。赤いちゃんちゃんこを着させられ、還暦を祝ってもらうジイさんのようだ。

すぐに寝てしまった。いきもののわびしさを感じる。

生後6,7ヶ月頃のマヤ。赤ちゃんの毛が落ちていないのでお尻ムクムクのクマ五郎。噛んで欲しくない何かを噛んでいる。

2008年5月18日(日)

今日はいっしょに駐屯地裁に行かない?と自衛隊マニアのヘボピーに誘われており、久々に飛来するやもしれぬ黒い吉祥天女・攻撃ヘリのコブラ様を拝みに行きたかったのだが、デイケア施設への母の送り出しと、不動産のローン契約の予定が入ってたもので涙を呑んだ。

実家には昨日から帰っていて、夜すんなり寝てくれるようにと、日中は母をへとへとにさせるべくあちこち連れ歩いたってのにさ、結果的にへとへとになったのは、右手にはマヤの引きひも、右肩には10キロのドッグフードの袋、左肩にはビンものが入ったスーパーの買い物袋を下げて歩いた自分の方だった・・・・・・もう二度とやらない、こんな苦行もどきの行為は。

だというのに、あれだけ運動させた母ときたら、寝てくれたのはいつもと変わらずたったの2,3時間。
あとは夜中の3時から朝8時まで延々と家中を徘徊して、炊飯器の中にゴミを投入したり、靴を食卓の上にずらっと並べたり、床に砂糖をぶちまけてみたり・・・・・・

ちっともして欲しくないことだけをスポット攻撃でやってくれる母を見ていると、人間にはまだまだ秘められた能力ーたとえば人が「これはイヤだなー」と思ってる心を読むとか、本当は一日二時間しか寝なくても大丈夫なんだとかーそんな力があるのではと思ってしまう。

でもって、それだけでも疲れるのに、出がけにぐずりまくる母に父がとうとうブチ切れてよぉ・・・・・・爽やかな朝っぱらから阿鼻叫喚。まぁ確かにキレる気持ちも分からないでもないけれど・・・・・・(以下略)
いや、すんません、せっかくの日曜日、これ以上ダークな話題はよしておきます、薄暗い記憶をトレースしていると、読む方々をイヤな気分にさせるのみならず、自分で自分の首締めることになりそうだしさ。

そんなこんなでさっき自宅に戻ったばかりなのだが、帰宅途中でマクド(いわゆるマック)に寄って、やたらと人が並んでるのを辛抱強く待ったあげく、ようやく自分の番が来たと思ったら、心労と睡眠不足で頭がボケボケだったせいか、エッグマフィンの代わりにフィレオフイッシュのセットを注文していた・・・・・・

おぉおお・・・・・・朝マックには油まみれの揚げた平たいイモ(名前忘れた)がくっついてくるから、同じくフライ系のフィレオフイッシュを頼むと、胃弱の私は胸やけするってのに、なんだか今日はツイてない予感がモリモリ。

かといって災厄にあわないために外出を避けるわけにもいかない。もうちょっとしたらマンションのローン申込会。竣工は一年以上先だってのに・・・・・・早すぎだ。

回りは多分、夫婦揃って市役所勤務のDINKSとか、子供も巣立ったことだし退職金でセカンドハウスを、という老夫婦みたいな、人生余裕しゃくしゃくの人々ばかりと予想されるもんで、時には見栄も大切に。
一寸先は闇な零細企業のシングル女としては、ここはひとつあなどられぬよう、エド・はるみばりのスーツでビシッとめかし込んで行って、あーあ、これからまだまだ馬車馬みたいに働かなきゃならんのか・・・・・・というマイナス感情を隠しおおせたい。

2008年5月17日(土)

ウォートランやりに奈良行ってました・・・・・・というのは半分ウソで半分ホント。
いや、つい最近存在を知った奈良ラストの一台は、残念なことに先週からオフラインモードになってしまったので、正直なとこやってもしゃーないのだが、オフラインであっても奈良に生息していると分かったのはなにかの縁。
ちょうど見たい展覧会もあることだし、天気もいいから気晴らしでも、とちょっくら遠出した。

奈良は中学校か高校の時に行ったきりなのだが、あんなに素晴らしい土地だったとは・・・・・・奈良最高!アイLOVE奈良!
奈良に並ぶ古都といえば京都だが、なぜだか京都に行くとものすごく疲れてしまうんだよね。経路としては京都は自宅から電車一本、乗り換え無しで行けるので、もっと気軽に展覧会などを見に行ってもよさそうなのものなのだが・・・・・・
ひょっとすると人それぞれに土地との相性みたいなものがあって、京都には私の波長が今ひとつ合わないせいなのかもしれないな。

さて、数十年ぶりに降り立った奈良は、駅を出た瞬間に深呼吸したくなるようないい感じ。流れる時間も心なしか地元よりもまったりのんびりしていて空気はすがすがしくて、たった5,6時間の滞在でも一気にリフレッシュできた。

目当ての展覧会は、奈良国立博物館の「天馬」。古代オリエントから中国まで、馬にまつわる遺物が展示されている。
私はここに来ている唐三彩の白馬が目的で奈良にやってきたのだが、実物は写真で見るよりもはるかに高雅で感激した。
轡も鞍もなにも付けていない裸馬の写実的な立像なんだけど、まっしろな身体の中でただ一カ所、たてがみの部分だけには緑の釉薬をさっとのせていて、それがゾクゾクするほど美しいんだな。

それにしてもびっくりしたのは、奈良国立博物館の商売っけのなさ。
普通どこの展覧会でも、ミュージアムショップにはこれでもかというくらい関連グッズが並んでいるというのに(特に地元○市の博物館はものすごい商売上手だ)、ここではポストカードの一枚すら見あたらない。
目録を買うほどじゃないけど、あの白馬のポストカードだけはぜったい買おうと意気込んでたのに残念だ。さすが奈良、博物館もおっとりしているのだろうか・・・・・・

どうだろう、ここを見て下さっている皆様の中には奈良県人はいらっしゃるだろうか。私は関西人でありながら、生まれてこのかたただの一度も奈良の方と知り合ったことはないんだけど、奈良県民はまったり穏和な人が多いのか、とかそのあたりすごく興味ある。

博物館を出たあとは5重の塔を見て、店先にテーブルを出していた串カツ屋でビールをぐいぐいやってきた。風はそよそよ心地良いしビールは冷えてるし心はおだやかだし、ああ、これが幸せっていうのね・・・・・・やっぱ奈良サイコー!

ここは日本なはずなのに、なぜか一瞬、エジプトで一番好きな土地ー中王国の諸侯が治めた土地・ベニ・ハッサンでビール飲んでるような錯覚に陥った・・・・・・と言うと「なんぼ遺跡つながりとはいえ、奈良とエジプトいっしょにすんな!」と奈良の人に怒られそうだが。

今回の訪問をきっかけとして、私の中で奈良プチブームが起こりそう。近々、もっと時間をかけて行こうと思ってる。その際には、なんだか無性に「挨拶しとかなきゃな」と思いつつも、本殿までが遠すぎてはしょってしまった春日大社詣では忘れずにおきたい。

奈良といえば奈良漬けということで、奈良漬けの名店で3千円分も自宅用奈良漬けを買ってしまったが、他にこういうやつも購入。

「暴れん坊大仏」。ムキムキマッチョな大仏、「流れ星・銀」に出てくるアニキで漢な犬キャラばりの鹿には、観光客を2,3名かみ殺しそうな鋭い牙まではえている・・・・・

確かに奈良の大仏は威圧感満点だけど、これじゃおだやかな大乗仏教のシンボルというよりも、雷を片手におごりたかぶった人間に罰を与える荒ぶる西欧の神キャラ系。それにしても、あるんか?奈良の鹿に牙。八丈島のキョンにはあったと思うんだが。

なお、味は暴走ソース味。恐ろしくて箱を開けるのがためらわれる。

2008年5月16日(金)

ある意味、アルツハイマーの母をもしのぐハイパー問題児である末の妹に自立してもらうために、役所に書類を提出しなきゃならなかったんだけどさ、イヤなことは先延ばしにしがちなのが人のSAGA。
必要書類が手元に届いてから軽く放置プレイしていたのだが、昨日ようやく回答書を書き上げて投函した。

この書類には「妹を援助できない理由」という欄があって、その欄でどう回答するかが今回のメインイベントなんだが、ダンゴムシみたいな字で書いても3行ほどしか入らないスペースに、数十年に渡る家族の苦悩と葛藤の歴史が記されるはずがない。

そこで、「別添書類参照」と記入の上、昼休みに日課にしている15分の昼寝もせずに、ああでもないこうでもないとコツコツ書き上げた原稿は、A4で5枚。書きすぎだっつーの。

とはいえ、なんぼお役所宛の文章でも、たった三行できれいにまとめてちゃ切迫感を欠いて、やっぱアンタらで解決してねと言われると困るので、うっかり自分がダークサイドに墜ちそうなほど、たっぷりの怒りや怨恨を投入してやった。あれ読んだ担当者、多少はびびってくれればいいのだが(笑)。

はじめはお固い文面だったのに、書けばかくほどどんどんドラマチックになってきたもんで、ヘボピー(すぐ下の妹)に「○○課宛の回答書書いてんだけど、だんだん小説みたいになってきた!(笑)」とメールした。

するとヘボから返ってきたのはこんなメール。「爆笑!私も回答書、自分ならどう書くか考えて興奮して、契約書間違えて作り直した(笑)」アホや・・・・・・(ヘボは不動産屋です)

結局の所、ヘボの原稿もファックスさせ、二人の姉の意見書を添付、これぞ背水の陣!
はあぁ〜・・・あの回答書を見た役所がどういう判断を下すかは分からないけど、今私はベストは尽くしたというものすごい達成感を感じている。
とにかくこれでやっと肩の荷がひとつ降りので、これからウォートランやってくる(駄目)

2008年5月16日(金)

街を歩いているとパチンコ屋の店先で可愛いおネーちゃんが「よろしくお願いしま〜すv」とティッシュを配っていた。
トビの兄ちゃん、サラリーマン、学生らしきメガネ男子、パンチパーマのおばちゃん・・・・・・みなさんまんべんなくもらっている。

けど、あれれ、私の前を歩いていたさらさらヘアーの若い女性には手を差し出さないし、デパート帰りの奥さまらしき人ももらってない。
・・・・・・ということは、シャンプーのサンプルを、頭部がアフリカのステップ地帯状態のなオッサンには渡さないのと同じ話で、彼女なりにパチ屋に来てくれそうなタイプの人選をしているらしい。

じゃ私にはくれるのかな、くれないのかな、と店の前にさしかかると・・・・・・「よろしくお願いしまぁ〜すvv」
ひとかけらの迷いもなく満面の笑顔で差し出されたティッシュ、それも二つ。

パチンコとか競馬とか競艇とか、そういうスジの販促品は真っ先に手渡してもらえるんだが、背後に見えるとでもいうのだろうか、やさぐれた黒いオーラが。
まぁギャンブルはけして嫌いな方じゃないけど、のめり込みすぎるから今は自粛してるってのに、「よろしく」と言われましてもな。

あぁあ〜〜っ!胸がムカムカしてたまらんっ!会社行きたくねぇ!(現在朝の8時です)
ワインと日本酒のチャンポンがダメだったんだろうか・・・・・・いつもより飲んだってわけじゃないのに、今朝は酒がむちゃくちゃ残ってる。さっきカレもモーニングコール(笑)で、「昨晩も途中からジェシカ入っとったで」(※)と言ってたし、本当にダメ。鉄の意志で今週末こそ酒は控えなきゃなあ。

※・・・HEROSに出てくるブロンド美女。ヤバい筋にゼニを借りてドツボにはまったダンナと、こまっしゃくれた男の子を抱えて奮闘するけなげな女性。
だけど困ったことに超絶二重人格で、彼女の中には悪いジェシカといいジェシカが住んでいる。悪いジェシカはゼニに回収に来た屈強な男をまっぷたつにへし折って惨殺するのが得意。
もちろん悪酔いした時の私は悪ジェシカ。目つきが変わってやたらと攻撃的になるそうだが、ジェシカみたいに片手でつまんだオヤジを窓の外に投げ捨てられるほどの怪力じゃないのがせめてもの幸い。

2008年5月13日(火)

うぐぉうぉおぉおー!!U・R・E・P・I・I・iii〜〜!!

ピンクの太文字で狂喜するだなんて、5月3日の日記で書いた「夢の宝くじ」で一千万円が当たったの?とか言われそうだがそうじゃない。
あの時買った宝くじについて言えば、一千万円どころかたった千円と末等が何本か当たっただけだった・・・・・・
とはいえ、末等より一つ上のが含まれていたということは、なんとなくいい傾向かもな、もうちょっと頑張ってみなよってことかなと、またしても20枚買ってしまった超ポジティブシンキングというか、やたらと脳天気な解釈をしがちな私。

私が悶絶して喜んでいるのはゼニ問題ではなく、地元のゲーセンにウォートランが帰ってきたことなのだ。

ヲトラン部屋の日記では散々ブー垂れてたからゲーム系のお友達はご存じのとおり、先々週だったかな、私の行きつけのゲーセンから、市内最後の一台が撤去された(らしい)。

「らしい」というのはコ○ミのアーケードゲーム設置店情報ページから我が街の名前が消えていたもんで、「ああ、ついに撤去されちゃったんだなぁ」と思ったからで、実際に現場へは確認に出向かなかった。
だってウォートラン(以下WTと略)があった場所に太鼓の達人なんぞが置かれていようものなら、ただでさえ弱った心はターミネーターに握りつぶされたバカラのグラスのように砕け散って、発作的に有給を連続20日取って、キューバで酒浸りになりそうだったからだ。

しかし道楽については水戸納豆よりも粘る私は、ついさきほど諦めきれずに設置店情報ページを開いてみた。すると・・・・・・ウソッ!?冗談でしょ?「○○市」の名前が復活してるじゃないの!

見間違いだったら許さん!(自分を)とか思いつつ、おそるおそる「○○市」の文字をクリックしたところ、そこにはなじみ深い某ゲーセンの名前が。うひょーっ!!(喜)

私思うに、設置店情報から名前が消える少し前から、照準やライフルのコンディションがお話にならないくらいにガタガタだったから、経営者が修理に出していたに違いない。

他のゲーセンでは放置プレイで、HDがブッ壊れたら即退場の古いゲームなのに、私のホームはWTを年金支給日のご老人のようにいたわってくれてるのが感じられて、むちゃくちゃ嬉しい、嬉しすぎる。
だってこの店、今までもハードディスクを2,3回交換してくれてるんだけどさ、私のゲーム師匠の皆様方によれば、そういうのってかなりレアなケースらしいのだ。

もちろん私のためじゃないとは分かってる。私のホームは観光地というお土地柄、やたらとアジア系の観光客が多いゲーセンで、そういう人たちはライフルタイプのガンゲーが大好きとみえて、いつ見てもけっこうヒトがいるからだと思う。
が、ゲームテクニックの上達は二の次で、とにかく筐体の延命を第一の目標としてゼニを貢いで貢いで貢ぎまくった私も、経営者のWTに対する姿勢を方向付ける上で一役かっているはずである。

たかがゲーム、されどゲーム。疲れた心を癒してくれるのは、私の場合は主にワンちゃんとウォートランだから、この一件でかなりライフポイント回復した感じよ。

エジプトの壁画ならば四千年前のものでも、今なお当時の色を保って訪れる人々の目を楽しませているが、発売から四年半が経過したアーケードゲームは業界では消え去るべき過去の遺物なのだろう。
最近ますます激しく吹き荒れる筐体撤去の嵐の中で、こういう形での復帰や、中古筐体の新規設置の情報が入ってくるとそれだけでやたらとハッピーな気分になる。

なんつーかもう喜びすぎって感じだが、素直に嬉しい。WT友の女性ソルジャー達と一緒に演習できる店がなかったのだが、これで照準も直っていればここに集まれるなって思うしさ。
取るわよ、貴女のエントリーカードに加えさせて頂きますわよ、フルオートとホーミング2と100発マシンガン。いや、ICBMはヘボプレイヤーの私一人じゃ無理だけどさ。

ホーム筐体撤去の情報が入ってからガックリきて、しばらくWTから遠ざかっていたのだが、明日にでも早速演習に出向きたい。さっきからBGMでパンクのCD−ラモーンズとセックスピストルズとグリーン・デイがガンガンにかかっているせいか、心はますます猛り立つ。

いっそ明日の午後から有給を取って・・・と思ったりする自分、さすがにそれはやりすぎだ。いい年こいてちょっとは落ち着け!落ち着くんだ!!

2008年5月9日(金)

ちょっと古い話だが、「二つ名メーカー」tp://pha22.net/name2/ ってやつをやったところ、「ミキナチさんの二つ名はサイキックチェーンソーです」と言われたよ。
なんじゃそれは?チェーンソーを振り回し、キャンプにやって来た罪なきヤングメンに襲いかかる改良型ジェイソンってことか?

「サイキックチェーンソー」・・・・・・そっとつぶやいてみると、若気の至りでつい大げさなグループ名を付けてしまい、思いきりすべっているオヤジ狩りチームのメンバーになった気分がする。
だがまた、それと同時にSFファンとしては、「サイキック」と聞くだけで無性にカッチョよく思えて、まんざらでもない感じもあるんだよね(笑)。

さてさて、やらなきゃなんない仕事は山ほどあるのだが、ネットサーフィン始めると止まらない。もちろん求めているのはHEROSサイト。

下の日記で「同人サイトやサークルでHEROSやってくれてるとこはあるんだろうか?」なんて書いたが、あるわよ、ありましたわよ。早速20サイト近く発見!同人誌もあちこちで出ているみたいで、これが旬のジャンルってやつなんだねvとじーん。

ま、ジャンルが海外ドラマだから、ジャンプ系やアニメに比べればこれでも数はとんでもなく少ないんだろうけど、ウォートランやFF(※)よりは遙かに恵まれている。
モニタで「アンヒロ」とか「ペトレリ兄弟」なんて文字が踊っているのを見ると、「オタクの考えることは皆同じ」と胸がキュンvとして、つい
ヘイル!オタク!!と叫びたくなった。

そして何よりも嬉しいのは、今まで知らなかったサイトさんにぽこっとFFコンテンツが置かれてるケースがぽつぽつあったこと。
FFについては諦めかけだったから、ここへ来ていろんな画風のジョニたんが見られるのは、たまらん嬉しい。だって、心の優先順位としてはやっぱ、ウォートラン>>>FF>>HEROSだもんね。

※FFだとファイナルファンタジーの方だと思われがちなもんで、ファンタスティック・フォー=F4と略していたのだが、最近そのものズバリF4ってアジアのグループ(歌手?俳優?)がいると知った。

なによミキさん、イケメンならなんでもいいの?と思われそうだから、ファンタスティック・フォーのことは、今後やっぱりFF表示します。(「FS4」って表現もあるようだが)

あぁ・・・・・・もう睡魔が・・・・・・昨日の朝四時起きのしわ寄せが今頃やってきたみたいで、眠くて眠くてたまらんのでもう寝ます。

今日は日焼けどめは落としたけど、髪は洗いっぱなしで濡れている。でも、たとえ明日の朝、頭がスーパーサイヤ人になろうと構わないから寝る。

写真はかなり前にご紹介した気もするが、「リンゴの帽子をかぶらされてむくれるマヤっこ」。ものすごく不服そうだなぁ!

2008年5月8日(木)

現在朝の4時。のどが乾いてこんな妙な時間に目が覚めた。あーあ、また酔っぱらって顔洗わないまま寝ちゃったよ・・・・・・

半年ほど前から、塗るのも取るのもめんどくさいし肌への負担も大きいということで、ほとんどお化粧することがなくなった。いや、舞踏会(イベント)の時だけはバッチリメイクするあたりは、腐ってもオタクなのだが。

けど、今の季節、日焼け止めだけは塗っときましょうね、太陽光線はお化粧よりも肌に負担かかりますよとエステシャンに脅されてびびりまくったもんで、クリームタイプに比べてまだ負担が軽いという、乳液タイプのサンスクリーンだけは使っている。

だから寝る前には何がなんでも顔洗わなきゃなんないのに、そのまま寝てしまうなんて・・・・・・己のだらしなさに自己嫌悪。
聞くところによれば、肌にサイアクの行為とは化粧を落とさずに寝ることらしく、たった一度落とさないだけでも高いゼニ払ってエステに行った意味がなくなるそうだから、なんかものすごい損した気分だわぁ。

・・・・・・とぼやきつつ顔を洗ってきた。でもってこのまま起きていようか寝るべきか迷いつつ、どうでもいいことを色々と考えている。たとえばHEROSのこととか5Dsのこととかコミック版F4のこととかを・・・・・・
ほんとは実家で末の妹の件につき、またしてもイヤすぎる問題発生で、お役所宛の報告書を出さなきゃなんないもんで、そっちの心配をすべきなのだが、忘却は生きる上での知恵ってことでギリギリまでスルーすべし。

5Dsは遊戯王のお友達の間で、かなりのブームを巻き起こしているみたいだが、たしか放映は水曜日なんだよね?なら今週も見逃しちゃったよ。

「バイクに乗ってバトル」だなんてはっちゃけまくりの設定、いや、そもそも主人公のヘアスタイルからして超ツッコミ甲斐がありそうで、テレビに向かって独り言を言うのが趣味の私としては落とせない。来週こそは忘れず見たいものだ。

そしてHEROS。やっとDVDの6まで見たんだけどこれがなかなか面白い。キャラ多すぎで、最初のうちは頭の中がチャンポン麺だったが、ここにきてようやく全貌が見えてきた。

なぁ、やたらと活躍してるじゃないか・・・・・・ヒロ&アンドウの日本人コンビ!
これまで日本人であることがイヤになるような映画はしばしば目にしたが、「キル・ビル」あたりから変わってきたんだろうか。ジャパニーズ、それもオタクがこれほど優しく取り扱われている作品は初めて見たもんで、これも「ジャパン・クール」の影響なんだろうかとびっくり。

でもって、私の大のお気に入りは、女のコみたいにまつげが長いが、ヒゲも濃ゆいので一般女子受けはぜんぜんしないと思われるクレアのビデオ撮影係・ザック君。
一時はこのまま壊れてしまうのかと思ったチアリーダーとの友情も、クレアのたゆまぬ努力とザックの人徳によって無事に取り戻せてミキ一安心。オタクでゲイで心優しいザックたんは、弟萌えの私のツボつきまくりである。

どうだろう、同人サイトやサークルでHEROSやってくれてるとこはあるんだろうか。
ファンタスティック・フォー本が無さそうなら、夏コミは行かなくてもいいやと思っていたのだが、FFよりはまだ旬(なはず)なジャンルであるHEROS本に望みを託し、今からホテルの予約入れとこうかなって気分になっている。

そうこうするうちに空には輝けるお日さまが。
今から寝ても出社時刻にはリーマンであることを呪いたくなりそうだから、このまま起きていることにして、遊戯王友の奈美さんが投げて下さったバトンをくわえてきたよ。
奈美さん、どうもありがとうございます!「レンジャー」と聞いて、「どうしてバトンが自衛隊の精鋭部隊に関係あるんだろう?」と10分ほど考えてしまいました。そっか、特撮方面のレンジャーなんですね。

それにしても私はゴールドとシルバーとパープルが混じったブラックレンジャー(もしくは迷彩レンジャーって!まんま陸自じゃん!)ですか・・・・・・
ブラックだけならカッチョいいのに、そこに金銀紫では正義の味方というよりむしろ悪のヘンタイ仮面ですなぁ(笑)


【レンジャーバトン】

●髪型は?
基本はベリーショートなんですが、イケてるショートの保持には手間とお金がかかるもの。マンションの頭金を貯めるために美容院代もケチっている都合上、今は空き家の庭のブタクサのように、伸びるがままに任せてます。
このままロンゲにしてパイレーツ・オブ・カリビアンを目指そうかと。色はレッド。この色は染めても染めてもすぐ落ちて、代わりに枕やタオルが赤く染まるのが難点です。

●好きな髪型は?
スキンヘッド。一度やったけどスッゲェ手がかかる!単なる坊主は簡単だけど、ツルツルにするのは一日二回剃らなきゃなんないのですよ。そしてリーマンである以上、カツラでの生活はムレるし不気味だしで大変でした。
けど、実際に剃ったことによってスキンヘッドのいろんな弱点が分かって、ハゲ妄想のネタという意味ではよかったです。

●目についてどう思う?
小さくは無いが大きくもない。意志が強そうな目だとは言われるのは多分、軽い斜視であることが幼い頃からのコンプレックスなので、うっかり眼球が外を向いて怖がられないようにと、人と話す時には必死こいて目の筋肉に力を入れてるせいです。
このコンプレックスもあってハーネマンに共感したって面もあるんですよ、だって彼も斜視だからさ。

●顔についてどう思う?
キリッとした男顔だったのですが、今じゃたるみが気になるお年頃。面長なのでウマやイヌに似ていると言われます。

●誰かに似てる?
ビジュアル的にはタカラヅカ分類。雰囲気では松崎しげるとか郷ひろみとか・・・・・・年甲斐もなく派手でアクティブで悪ノリ系の男性タレント分類。
でも一番は三次元ではなく二次元の住人。アメコミキャラの濃ゆいところとか、手塚治虫が描くトリ型やトカゲ型のエイリアンそっくりだと言われます。

●一日で一番好きな時間は?
なにも予定がない時の夜に、オタク活動してる時。なにかをあわててやらなくてもいいんだと思えるのが一番幸せ。

●自分はどんな風に見えてると思う?
「とりあえず落ち着け!」「年甲斐もなく・・・(笑)」「気楽でいいわね・・・(笑)」。そいからもちろん「変わり者」。でも世間様には迷惑をかけない常識力あふれる変人です、と軽くアピールしとく。

あと、しっかり者。ネオン街の香りがする女。1つ文句を言うと10返ってきそうなうるさ型。親切すぎてうさんくさい。ポジティブシンキングすぎてうさんくさい。ボヘミアン。お気楽ゴクラク。

とにかく「得体が知れないヒト」とよく言われます。

●送り主のこと好き?
もちろん!びっくりするほど行動的で、新幹線に飛び乗って遠方に舞台見に行くような、趣味街道ひた走りなところが特に好きです。

●送り主の第一印象は?
背ぇ高いなぁ!
ぽわぽわ&プニプニな絵のイメージの割に超しっかりしてそうじゃん!

●送り主との出会いは?
たしかオタクの舞踏会でスペースにお邪魔したのが初めてじゃなかったかな?

●送り主のことどう思う?
動物や自然を愛する心優しい頑張りやさん。おこちゃまマニア。おむつドリーマー。プニプニ・メーカー。
ふわふわのスポンジケーキを作ろうとして、あちゃー!生地に思いっきり邪念が混じってもた!でも食べてみたら美味しかった!って感じの作品を作る方。頑張りすぎなのが心配です。

●送り主を動物に例えたら?
小型の猫科動物。サーバルキャットかエジプシャン・マウかアビシニアンかな。あと、趣味や仕事に対してはサイかバッファローかティラノサウルスだが。

●恋はしてますか?
しそうでしたが2週間で飽きました。

●その人はどんな人?
同じジムに来ている、ロシア兵に引ったてられるドイツ人捕虜っぽい外人。仮称アスパラ。
海兵隊カット(坊主頭)に心惹かれたんですが、身体がひょろっと上方に長くて、鍛えても身体のバランス悪いところに飽きたようです(ものすごい大きなお世話だな!)。
でも先日、アスパラが他のラテン系剛毛マッチョと話している時に、声が低くて渋いと知ってちょっと惚れ直した今日この頃(笑)。

願わくは他人に恋するよりも、FFのジョニー・ストームbyクリス・エヴァンスみたいな青年に生まれ変わって、女にも男にもモテモテでありながら自分に恋したいものです。

●レンジャー選出 (すみません、ここは割愛。今になって睡魔に襲われてますのでちょっと寝ます。どうぞお持ち帰りになってくらはい)
・赤→
・青→
・黄→
・ピンク→
・白→
・黒→
・紫→
・緑→
・金→
・銀→
・オレンジ→

2008年5月6日(火)

本日愚痴日記。介護で疲れてますからご注意を。


下の日付が3008年になってることに今頃気付いた。我ながらすごい未来志向!クラークもアシモフもびっくりだ。

しばらくぶり(ってほどでもないか)に自宅に戻って全室の窓を開け放ってメールチェックをしていると、なにやらぶんぶん唸る羽音が聞こえてくる。何かと思えばパソコンの前のカーテンにハチ!
あわててコップを持ってきてハチにかぶせ、最小限のコンタクトで済むように苦心惨憺のすえ、空にお戻り頂いた。
ミツバチでよかった、スズメバチならこっちが家から逃げ出してただろう。さすが生命の息吹溢れる時節、これからはちゃんと網戸もしとかなきゃなあ。

眠るマヤっこ。いびきがうるさい。

実家からは昨夜戻ったんだけど・・・・・・パソコン立ち上げる気力すらなし。顔も洗わずそのまま12時間寝てしまった。

いやもうまったく、「サランラップみたいに優しく包む」もなにもあったもんじゃなかった。正直なとこ、アルミホイルで厳しく包んでじっとしておいてもらいたくなった。

60代の若さでアルツハイマーを発症した母は、要介護1→2を飛ばして3、3→4を飛ばして、ついに介護世界のチョモランマ・要介護5の最高峰へと、素晴らしい飛び級ぶりを見せてくれている。
これが自分の子供なら「うちの子天才!」と嬉しかろうが、成長の逆回しでは全く喜ばしいことではない。

それと同時に、ますます大変になる介護。特に意思の伝達は9割以上できなくなった。
通常要介護5といえば、食事も移動も何一つ自分では出来ない、いわゆる「寝たきり」の状態なのだが、母はただ認知能力がダメダメなレベルにあるだけで、肉体能力は普通である。
だから一日中動き変わって、ありとあらゆる「やって欲しくないこと」をやってくれる。やって欲しいことは、たとえば「座る」「トイレに行く」ってことすらしてくれないのにね。

とはいえ、屋内でウロウロして、部屋中を無茶苦茶にするだけならまだマシなのだが(まぁ、ティッシュボックスの中に畳んだパンが詰まってるとブチ切れそうになるが)、一番困るのが近所の人や警察にも迷惑がかかる戸外での徘徊。
元気な頃はたいそうアクティブだった母は、呆けた今でも電車に乗っていずこか知らねど、遠くへ行きたいようなのだ。

今週末もやっと実家に戻って玄関のドアを開け、はしゃぎすぎの犬をたしなめている私の背後を音もなく移動し、するりとドアを抜け出して行方不明。そして父と私は母をたずねて三千里・・・・・・帰るなりこれには参った。

つい最近までは、病に冒されたとはいえ以前の面影もあったし、断片的に話も通じたから、姉妹みたいに仲がよかった母だからしよーがないか、という気持ちもあった。
だが、今の母にはもうかつての面影はひとかけらもない。あんなに明るい人だったのに滅多に笑うこともなくなって、一日中「イヤだ」とか「怖い」とか「嫌い」とぶつぶつ独りごとを言いながら一日22時間(ほとんど寝ないので)徘徊している。
「好き」とか「楽しい」ならいくら聞いてもいいけれど、一日中ネガティブな台詞を聞かされるとこちらまでへこんでくるよね・・・・・・

「アルツハイマー患者には患者なりの世界があるんだから、家族はそれを理解してあげましょう」というのは定番の台詞だが、その世界を理解するだけの心のゆとりは、私たち、どこで見つけたらいいんですか?って感じである。

人によって病状は色々だろうが、アルツハイマーって本当に恐ろしい病気だ。手間とお金がかかる上に、介護者の精神までじわじわと病んでくるという意味では、大変な病気の5傑に入るんじゃなかろうか。

それに、心配性だった母は、せっかくたくさん保険に入ってくれていたというのに、アルツハイマーは病気であって病気じゃないって定義みたいで入院はさせてくれないし、たとえ特養みたいな介護施設に入れても保険金は全く出ない。つい、お母さん、月々の掛け金が無駄だったね・・・と遠い目にもなる。
(認知症をカバーする保険も近年売り出されたようだが、病気になるリスクと、病気になった時にかかる費用が高額になるせいで、掛け金が異常なまでに高い)

3日ぶりの日記が暗黒日記ですいませんねぇ・・・・・・
でもまぁ私は自分の家に逃げられるからまだいい。心配なのは一日中母と一緒にいざるをえない父のこと。いつ死んでもおかしくないくらいの年寄りだというのに、この期に及んで呆けて暴力的になった妻の介護って・・・・・・
今じゃ母のことより父の方がすっごく心配。父が発作などを起こしても母には救急車が呼べない。だから実家に電話がかからなかっただけで胸がドキドキする。

白内障の手術の失敗で、矯正不可能な弱視になってしまった父。日本古代史研究(縄文)が趣味だったのに、資料も読めなくなったからストレスはさぞ大きいだろう。
ただ、幸いなことに先日購入した大画面テレビだと画面はぼんやり見えるようなので、離れて住んでいる私としては、せめて父が望む映画DVDをガンガン借りてきて楽しませるくらいはしてやらなきゃな。


話題が暗黒なのでラストにせめて太ったワンちゃんの写真でも・・・・・・

去勢犬は太るというが、マヤっこも例にもれず手術後ムクムク太り初めて、すでに相当ヤバいレベルの肥満体。

「キン○マは臓器の中で一番エネルギーを消耗する」という言葉をしみじみと噛みしめる今日この頃である。

守っているのはバナナ型おもちゃ。今は亡きイリのお気に入り。

マヤはどんなおもちゃを与えてもすぐに飽きるのに、これだけは気に入って散歩にまで持っていこうとする。

このバナナにどんな魅力があるのか分からないが、思い起こせばこれ、英国にドッグショー見に行った時、ショー会場のブースで買ったもの。さすが世界一の畜犬大国。匂い、噛みぐあい、柔らかさなど、犬族のツボを突く商品開発などお手のものなのだろう。

そういえば先日ここで触れた「ゲイ・マネーが英国経済を変える?」の著者による、「恋愛よりお金より犬が大事なイギリス人」って本も、まるで己のことみたいな題名だなと思い読んでみた。どちらもすっごく面白かったのでここでまた紹介したい。

3008年5月3日(土)

少し前に悶絶するほど頭が痛いとここに書いたのを見た友人が、「涙がでまくるって言うのもぴったりの症状だし、その偏頭痛は『群発頭痛』って言う、キング・オブ・頭痛だと思うよ」と知らせてくれた。そして群発頭痛とは、ほとんど男しかならない病気だそうだ。

彼女には「プロテインとかも飲んでるようだし、完全にメンズ化してしまったのでは?」と心配されたんだが、S崎さん、きっとプロテインは大丈夫。プロテインは脂肪を取り除いたタンパク質の固まりで、男性ホルモンは入ってないよ、きっと!(でもこっそり入っててヒゲ生えてきたらどうしよう)
・・・・・・とは言うものの、ジムのバーで飲むだけでは飽きたらず、家と会社にも「置きプロテイン」するようになった姿勢は問題有りなんだろうか・・・・・・

今はあの痛みはウソのように治まってはいるものの、もしそんな病気なんだったら、「群発」だなんて地震っぽい名前からしていつ又痛くなるか分からないと考えると、スーパー違法建築アパートに住んでた時よりドキドキするぜ。

さて、今日から楽しい4連休。アメコミ同人誌を求めてスパコミに行こうかどうしようかものすごー迷ったのだが、親の面倒見なきゃならないし、交通費&ホテル代もバカにならないから諦めた。
滅多につけもしないブレスレットに大枚はたく余裕があるなら、介護の気晴らしに東京で友達と遊べばいいような気もするが、来週はマンションのローン契約会。ゼニ問題がぼちぼちリアルに感じられるようになってきたせいで、心はやおらセコモードに突入しているのだ。

少しでも銀行から借りる金額を減らすべく、あれこれ金策ばかりしているせいか、先日は宝くじで一千万に当選する夢を見た。
夢の中で父と100万x10冊の束を見ながら、「三億だったらお母さんの老人ホームのことも一気に問題解決なのに、一千万じゃねえ・・・でもないよりマシだよね!」などとトンデモなく罰当たりな事を話していた。
だもんで、これは先祖が「宝くじ買ってみそ」と言ってるのか?と、次の日には宝くじ売り場に駆け込んで、しっかり50枚購入してしまった都合のいいことだけ信心深い私。

外れた時のガッカリ感を味わいたくないので当選番号はまだ見てないけど、もし一千万当たってたら、まずは沖縄に飛んで、国際通りでウォートランやって寿司食べたい(駄目)。

そいじゃGW中は留守にします。せっかくの休日だというのに実家に縛り付けられるのは哀しいが、そこは発想の転換をして、最近またしても荒れてる母を、サランラップみたいに娘の愛で優しく包んであげなきゃね。