2008年4月29日(火)

オフで会ったことのある皆様には、きっと「ミキさんっていつ見ても黒いタートルネックのセーターだなぁ。それしか持ってないのかしらん」とか思われてそうなほど、私のウインターファッションは黒トックリずくめである。いや、別にアンディ・ウォーホールへのリスペクトってわけじゃないんだけどさ・・・・・・

だがようやく気温が安定して、タートルネックではあせもになりそうな季節を迎えた今、タートルネックの代わりに首回りを守ってくれるのはチョーカー。そう、首の回りにぴったりと巻き付けるネックレスよりもタイトなアクセサリー、SMプレイでのスレイブ役、もしくは遊戯王の遊戯くんが身につけているアレである。
三度の飯よりボンテージが好き、とまで言うとちょっと言い過ぎだが、私はサイバー&ボンテージファッションをこよなく愛しているのだ。(そう考えると遊戯王ってみんなボンテージでスゲェ漫画だな)

チョーカーといっても色々あって、持ってないタイプのものを目にすると、ついつい買ってしまうのでうちにはさまざまなタイプのチョーカーが取りそろえられている。レザーに透かしをほどこした繊細なやつ、猛犬の首輪よろしくトゲが生えて自分までケガしそうなやつ、英国ボンテージショップ製のほぼ拷問用具的なやつ、石をつなぎ合わせたり刺繍をしたメイドインイスラエルのフェミニンなやつ、その他色々。

コレクションは色々あるが、やっぱり一番好きなのはシンプルな黒レザーのチョーカーである。これを付けると気持ちがビシッと引き締まって闘争心が盛り上がる感じがする。
このフィーリング・・・・・・自分、ひょっとすると前世は軍用犬だったのかも、と思ったりもするが、フンドシを締め込む時の殿方もきっとこういう気持ちに違いない。


チョーカーだけではなくブレスレットも大好きな私、もうファッションアイテムは買わないと誓ったはなから、またしても衝動買いしてしまったので、これ以上同じ過ちをおかさない為に、ここにコレクションのほんの一部を晒させて頂きたい。
イカタコでもないのにブレスばっかりこんなに持っててどないするんだよっ!?

ファンタジー世界のマッチョHEROが付けてそうなデザインに引き寄せられ、先日衝動買いしてしまったやつ。アマゾナイトに黒檀のコンビネーションは珍しいが2万5千円は高けぇ。

エジプト・ハンハリーリバザールの奥の方にある銀製品屋で購入。日本なら3万円はしそうだが、現地では6,7千円だったかな。いずれにせよ銀は磨かないと宝の持ち腐れ。

ケルト風味のウェーブに惚れてサテリットにて購入。でも後ろに見えるヒモがブラブラと邪魔でほとんどしたことない。なんか意味あるんか?ヒモ?!

十字軍の鎧っぽいのが良かったのだが、久々に引き出しから出すと、金属なのにどことなくネチャッと粘っていた。WHY?!

武藤遊戯タイプbyメンズニコル。色違いがあれば取りあえず全部押さえるのは私の悪癖だが、よく考えるまでもなくこんなもん遊戯王コスにしか使えねぇよ!

趣味わりぃ〜〜っ!!古代エジプトの神・ホルスの目であるウジャトがぞろぞろ。ハムナプトラみたいなウソっこエジプトのキャラが付けてそう。

イブ・サンローラン・リブゴーシュ製。細かい細工がお気に入りなのはいいのだが、両腕用にと同じモノをもう一つ買おうとしていた自分は相当ヤバいです。こんなもの両手にしたらお洒落というよりローマの剣闘士だってば。

LOVE&ポップ&アバンギャルド。こんなキュビズムなブレスを身につけて歩いたら、セーヌ川の湖畔で素敵な恋が芽生えそう。(コメントがすでにヤケ)。

イブ・サンローランでは辛抱したが、サテリットではやっちまった両手お揃い。だってこんなエジプトチックなデザイン、まずお目にかかれないんですもの・・・・・・と言ってはいるものの、実際に着用したのはコスプレinコミケでのみ。

これはかなり気に入っている。イスラエルのデザイナー・ドリ・チャングリ製。ただ、モノとしては美しいが、一介のリーマンである私はこれを一体どこに付けて行けというのだ?叶姉妹のディナーショーか?

トリをつとめまするは、天下のエルメス様による野蛮人コナン風ブレスレット。ユーロが100円切ってた時代に約15万円。
売る方も売る方だが、買う方も買う方だとしか言いようがねぇ!

以上、引き出しの中で絶賛放置プレイ中の、幅1センチ以上のアイテムからほんの一部を紹介してみましたv

・・・・・・ってことは、細いやつも含めるともっとあるってこと?・・・・・・ご名答です(笑)。

いやもう、こうやって並べてみると、身につけもしないものを・・・・・・とホンマにマリアナ海溝より深く(中学生並みの比喩)心から反省した!
これからは「自制心」を大切に生きようと思います。

2008年4月29日(火)

ウォートランが設置されたという情報をゲットして、先週末に新規開店したばかりのH市のラウン○ワンに、往復電車賃1780円かけて行ってきた。

電車が西に向かって進むにつれて、加速度的に緑が増しゆく車窓からの風景。みんな頑張ってコメ作ってくれてるなー、とか思いつつ、普通電車に乗り換えて降りた駅はもちろん無人駅。

ウォートランにはまらなければこの土地は死ぬまで踏むことがなかっただろうな、と目の前の川に目をやると、あら、どうしたのかしら、なんだかすごく懐かしい感じ・・・・・・
そうそう思い出した。イリが若い頃、ペット可の家が見つからなくて一時友人のところに預けていたことがあったのだが、毎週末に犬に会いに来ては、この川のもっと上流の川辺で一日中一緒に遊んだんだっけ。

そこから歩いて15分。国道沿いの道にはどこでにでも並んでいる、回転寿司や地方銀行や自動車修理工場といったものすらここには無い。
あるのはただ民家と田んぼと、ちっぽけなお菓子工場そして一軒のファミマのみ。あれはファミレスだろうか?と目を凝らすと、排気ガスの彼方にかすんで見えたのはNISSANの販売店だった。

そんなラウン○ワン、作りたてだからどこもかしこもピカピカ、地元店舗とは月とすっぽんである。何よりトイレがびっくりするほど綺麗!ウオッシュレットの水も局部に突き刺さりそうな攻撃性があって、あー、新しい店なんだー、となぜかしみじみ。

郊外型の大型店だけあって、カラオケ、ボーリングのみならず、ダーツやビリヤード、ルーレットまである上に、アミューズメントスペースも二階に分かれておりやたらと広い。そりゃーこれだけ広かったら場所取るために旧式ゲーム(ウォートラン)も設置するわなぁ・・・・・・

回りにたった一軒の食堂もないけれど、斜め向かいのファミマ飯を店内に持ち込むのはアウトだろうから、ゆったりと取ったゲームコーナー横のソファー席で店内販売のビールを飲みつつ、半日をまったり費やした。

もちろん、ウォートランとアクション刑事には、新規開店のご祝儀にという気持ちで、財布の中身を気にせずガンガン貢ぎまくり。
こういうことやってるからいつまでたっても上手くならないんだよな。とは言え私の場合は「筐体を一日でも長く延命させる」のがプレイの際の第一目的だから、連コしまくるのも致し方ないのだが。

期待したウォートランの照準はぜんぜん良くなくて、スコアタは無理な筐体だったものの、スクリーンが信じられないくらいに綺麗でさ、自分は今まで何を見てたんだ?って軽い驚きである。
8面暗闇のゴーグル兵の身体があんなクリアに見えたことはないし、6面ミッヒのソックスがリブ編みだったなんて初めて知ったぜ・・・・・・

ビールが500円もするのに量が少なすぎること、ウォートランの照準が跳ぶことは不満だが、それ以外ではありがとうラウン○ワン!って感謝の気持ちでいっぱいである。なんたって設置されたばかりとあって、撤去の可能性におびえる必要が当分ないのが有り難い。

東証一部上場の大企業とはいえ、ガソリン代高騰や家計引き締めのあおりを食らって、郊外型のゲーセンはどこも青息吐息なこの時期に、よくあんなへんぴな場所に新規開店するわとは思うのだが・・・・・・
あの地域はゲーセン空白地帯だったのか?それとも昔のCMでよく流れてた「目標・100店!」の某薬局みたいに、目標店舗数に到達するまでは採算度外視で店を増やす経営方針なのだろうか?

と人ごとながらちょっと心配になるが、周囲ののんびりした風景と、H市出身の友人に言わせれば一坪10万円くらいちゃうか?というお土地柄か、不要なまでにゆったりした店舗がいたく気に入った。
電車の回数券まで買ってしまったので、今後しばらくはM駅周辺を探索して、ちょっとした旅行気分を味わおうかと思ってる。

2008年4月28日(月)

下で紹介した番組、さっき見終わったんだけどなんつーか、ティーン向けの人生相談的内容でかなり肩すかし。NHK総合じゃなく教育の方での放映、それも「ハートをつなぐ」なんて題名を聞いた時に気づかなかった自分が悪いんだけど。
パソコンを開く機会がなかったから、「ヒマがあったら見てちょ」と友人にも会社のトイレからわざわざ携帯メールした手前、アタシものすごいいたたまれない感じよ。

この感じにはデジャブがあると思ったら、それはエジプト番組だった。
エジプト番組といえばSAKUJIセンセイだが、たまたまセンセイ以外の渋い学者さんがコメンテーターをつとめると聞いて、飲み会も断ってテレビに張り付いたはいいものの、肝心の専門家トーク部分はカット入りまくりで、アイドルタレントが「すごーい!」を連発する、よくある番組に仕上がっていたって感じのがっかりさ。
司会者の石田衣良氏が「この社会では『普通』が暴走トラックみたいにマイノリティーをはね飛ばしてゆく」って台詞には「そうだよねー」とグッときたけどさ・・・・・・

とは言ってもこの番組はたったの30分。30分では色々詰め込めるはずがなくて、若者の悩みに焦点を絞るしかなかったのも致し方ない。きっと私の期待が大きすぎたんだろう。
私としては週刊新潮みたいな媒体でも2ページを割いて取り上げられていたからには、海外の現状と比較したり、国内のNPO団体の活動を紹介したりともっと多角的にやってくれるのかと思っていたのだが、やっぱ30分ではなー。

ただ、番組自体に対してはちょっとがっかりだったものの、この程度のあたりさわりのない内容でさえ、企画が上層部に行くといつもポシャってしまって、この度、制作・放映が実現するまでには紆余曲折あったという事実には驚きを感じた。
NHKってけっこう微妙なテーマも扱うと思っていたのだが、日本ではまだまだタブーなんだろうか、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)というテーマは。

この話を聞いてつくづく思ったのだが、人が生きたいように生きることについて、それが自分に何の迷惑がかかるわけでもないのに、アレルギー反応を起こして反対する輩ってどこにでもいるんだなということ。そんなに偉いもんなのか?異性婚。いや、やっぱ世間様的には上なんだろうな。同性カップルは非生産的、これ以上少子化したらどうするんですかとか眉をひそめられたりしてさ(笑)

そういえばLGBTどころかたかが異性間の別姓婚でさえ、「日本の家族システムを崩壊させる」とか「子供が学校でいじめられる」とか言う主にオヤジ議員の反対によって、何度も法整備に向けて動き出してはぽしゃってるんだから。
だから相手の姓になるつもりがなかった私はかつて、法的保護は受けられないのは承知の上で事実婚を選んだのだが・・・・・・男女別姓ですらこれでは、日本じゃ同性間結婚なんて夢のまた夢。

「正しいカップルの形」や「正しい家族の形」なんてなくて、同性カップル、男女別姓カップル、シングルマザー、男女カップルで子供を持たない家庭、男女カップルで子供がいる家庭・・・・・・どういう形を選択するかは、しごく個人的な問題であって、それらを等しく法的に保護するのが為政者の勤めではないかと思う。
だが、この国ではいまだに「異性婚で子供がいるのが正しい家族の形であって、同性愛者やシングルウーマンは異常」と公の場で発言してしまう某都知事みたいな輩が威張ってるんだもんなー。そういうことを考えるたびに、このまま日本に住み続けるのがなんだか不安になってくる。

・・・・・・と久々にウダウダ書いてすいません。この手の話題になるとやおら真面目になって、皆さんには「おふざけ日記がシリアスに!」とびっくらこかれてそうですね(笑)。

それもこれも私のセクシュアリティーも「普通」じゃないせいでー(説明すると長くなるから今のところは伏せておく。アンチセクシュアルに近いけれどもアンチそのものではなくて、心理学世界ではキマイラとかヒュドラみたいなギリシア神話キャラ名が付いたごっつい専門用語がありそうだがそこまで興味はないから調べてない)、LGBTには同じマイノリティーとしてすごい共感を覚えるからなのだけど。

2008年4月26日(土)

大阪エヴェッサのマスコットキャラクター「まいどくん」。キモい・・・キモいよ・・・こんなキャラならおらん方がマシだと思うのは私だけか?

うぉおーっ!もう12時?!実家帰らにゃならん!せっかくいい天気なんだから布団干したり掃除したりしたいのに、たまの休みにすら実家の都合に振り回されてぜんぜん気が休まるヒマがねぇっ!旧家にとついだ嫁もこんな感じなのかな。(多分違います)

などとブーたれつつも、明日は母をデイケアに預けてから(夕方までは面倒をみてくれる施設があるのだ)二つ隣の市に新しく開店したゲーセンまでウォートランチェックに行くから気楽なもんだ。全国各地からガンガン撤去されて私を悲嘆にくれさせているウォートランタンだけど、こういう風に中古が新規設置されるケースもあるから希望は捨てきれない。照準マシだといいなー。でないと電車で片道1時間→田んぼの中を駅から徒歩20分はキツい。


28日と29日の二日間、NHK教育で夜8時から、ゲイ/ビアンの特集番組が放映されますので取り急ぎご報告。
最近民法ではオネェキャラを面白おかしく扱ったバラエティー番組とかはあるようですが、天下のNHK様でセクシュアルマイノリティーが正面から取り上げられるのは初めてとのこと。今までも企画としては何度も上がっていたものの、いつも上層部の反対にあってボシャっていたそうで・・・・・・どういう切り口かスゲェ楽しみです。興味ある方は是非ご覧下さいね。

2008年4月24日(木)

母の精神を安定させるためにオーガニック・ラベンダーのオイルを試してみたところ、落ち着くどころか夜行性の野生動物化したもんで、代わりに私の方が、イリーガルなアシッドにはまるスラムの若者のように希望のない顔つきでもって、オイルのビンごと鼻に押しあてスーハーと怒りの鎮圧を繰り返しているのは前回書いたとおり。

「睡眠薬よりは体にいいだろうと思ったのに逆効果だったわぁ」
そう妹ヘボピーにぼやくと、ヘボもとっくに100円ショップのラベンダーオイルを母に試して、見事玉砕していたと聞いて爆笑した。さすが姉妹、思考回路がおんなじ。まぁダ○ソーのオイルってあたり、効くものも効かなさそうだけどな。

その後、母が破壊した電気スタンドの修理代1万5千円をふところに介護施設を訪れた時にも、「ラベンダーでえらい目に遭いましたわー」と介護主任の人にぼやいてみた。今や地に墜ちたラベンダーの信用。
すると主任さんも曰く、「そうなんですよー!うちでもラベンダーは試してみたんですけど
ぜんっぜん効きませんでした!」だってさ。

「ラベンダー=鎮静効果→ラベンダーのアロマで徘徊老人を眠らせる」・・・・・・追い込まれた人間の思いつくことは基本的に似たり寄ったりだな。
けどやっぱりアロマテラピーみたいなヌルい・・・いや身体に優しいメソッドは、香りの情報をきちんと処理できる元気な脳味噌あってこそのことなんだなー、としみじみ思った。

さて、下の日記からかなり間があいたので、「ついにブチ切れて事件でも起こしたか?」などと心配して下さった方もいらっしゃるかもしれないが、そっちの方は何とか感情をコントロールしているから大丈夫。
コントロールできなかったのは己の体調で。いやもう、月曜日からこっちこっぴどく体調崩しまくりでさぁ・・・・・・ずっと床に伏せっていたのだよ。

一体何が原因なのかはちゃんと突き止めてないのだが、とにかく忍耐を越える偏頭痛でね・・・・・・
じっと寝ていると痛くもかゆくもないのに、たとえ一センチ、いや5ミリでも頭を動かすや、
「こぉぉおぅおぉおうぁあおうっ!!!」(すべてに濁点を付けてください)ともんどりうつほど頭が痛くて、パソコンと向き合うどころじゃねえ。

これは一体何が悪いんだろう。頭痛だけじゃなくて、滝のような涙が止まらないのもちょっと不気味。
一番ありそうなのは「介護ストレスによる偏頭痛」だが、年齢的にクモ膜下出血が増えてくるお年頃とあって、頭蓋骨の中で血栓がすくすくと育っているケースもなきにしもあらず。だからあと2,3日でマシにならないなら精密検査だなぁ、と思っていた。

まぁ、そうこうするうちに今日はかなり痛みが治まってきたので、久々にパソコンの電源オン。
でもって、アウトルックの「受信」をクリックすると、・・・40,50、60,70・・・お、おい
・・・オイ・・・ヲイっ?!・・・100、110・・・150・・・どんどん塗り替えられる受信トレイの件数。

最終的にはたった三日の放置プレイで「受信トレイ(323)って、これはちょっと酷すぎです。3日でこれでは、もしも10日ほどエジプト旅行でも行こうものなら確実に乗るな、4ケタに。

そこからSPAMとそうでないものをより分けていると、またしても頭痛のぶり返し。最近急に迷惑メールが増えてるのはどうしてなんだろう。やっぱりメアド変えるしか方法はないのかなぁ。あ〜、頭痛ぇ・・・・・・

・・・・・・とか泣き言ってるくせして、今日はコンサート、それもよりによってパンクバンド(SAM41)のコンサート行ってきた。ミキさん相変わらずやってること無茶苦茶です。
でもさ、爆音&タテノリ初体験だったけど、若人に混じってトランス状態で拳を天に突き上げるのってスゲェ楽しかった!頭痛だけじゃなく介護の憂さも吹き飛んで、アタシ、明日からはもうちょっと張り切って生きられそうよ。


上記のような事情ございまして、もし27日(日)の夜12時までにここ2,3日に送ったメールに対しての返事が無い、という方がいらっしゃましたら、お手数ですが再送頂けるでしょうか。
当サイトのメルフォから送られたメールは一目で分かるもので誤っての削除は無いものの、それ以外のメールの中には、ひょっとすると迷惑メールと間違えて削除したものがあるかもしれませんので・・・・・・ごめんなさい。

2008年4月19日(土)

ハーネマンと出会って2年4ヶ月、初めて彼が夢に出てきた。
ただ、残念なのは私の目の前で「ここまで来られたとは驚きだ」なーんてふんぞり返るような直接的登場ではなくて、間接的登場で姿は見えない。それどころか武装勢力に拉致られたりと、ソルジャーと言うよりむしろプリンセス的存在である。

「こ、これは・・・・・・奴のストッキング!?」拉致現場に遺された女物の黒いストッキングをつまみ上げ、私は心の中で呟いた。「・・・女装趣味もあったのね、ふふっ・・・」
だが今は個人の趣味をとやかく言っている場合ではない。私は銃器店に駆け込むや、フルオートショットガンと100発マシンガンを購入(武器が悲しいほどにウォートラン的)、給弾ベルトをたすきがけ、ミッヒたん救出のため「ランボー・怒りのアフガン」ばりに単身、テロリストのアジトに向かうのだった・・・・・・って、一体どんな無茶な展開なんだ。

さて、こう書くと相変わらず無意味にアグレッシブで元気いっぱいだと思われそうだが、実際にはアタシもうかなりヨロヨロなの・・・・・・ストレスのせいで死にかけ人形。
今日もせっかくのお休みだというのに12時間も寝てしまった。目は覚めてるんだけど身体が動かなくてさぁ・・・・・・「起きたくても起きられない」、この兆候はちょっとヤバいかも。

私をこんなに疲れさせているのはいまさら言うだけムダだけど「母の介護」。
実は先週はオープニングからホームからの電話で大忙しでね・・・・・・結果から言えば、睡眠薬や精神安定剤で抑えようとしたものの、ちっともクスリが効かなくて、他の入居者や物品への暴力行為が収まらない母は、とうとうショートステイのホームを
退去させられた!うぉおぉおぉ!サイアクの展開!!

介護施設で何が一番嫌がられるかというと、それはトイレができないことでも徘徊でもなく、他の入居者を怪我させる可能性。
そんな事態を招いてしまうと、入居者家族から私たちのみならず介護施設も訴えられる可能性があるので、施設としては預かれませんと言うのは当然だ。

だから今のままの状態では、老人健康保健施設も特別養護老人ホームも母を受け入れてはくれない。行けるところはといえばただ一つ、暴力行為を押さえるための治療をする医療病棟(平たく言うと精神病院)のみ。
かと言っていきなり医療入院では余りにも可哀相なので、とりあえず家に連れ帰って介護しているのだが・・・・・・おとといたったの一泊しただけで私は叫んだ。ぶっちゃけ無理!
家庭での介護は無理っ!

途中までは良かったんだよねー。やはり自宅だと落ち着くのだろう。大きな問題行動もなく、精神安定のためにとエステサロンで買ってきた、クソ高いオーガニックのバスオイル(小瓶5千円!)を滴下したお風呂に一緒に入って、これなら自宅介護できるかなぁ、などとトルコのチャイよりも甘いことを考えながら1時に布団に入ったら・・・・・・

大人しく横になっていたのはたったの1時間。
あとは夜中の2時から朝7時まで一睡もせず、延々と家中を徘徊して、あらゆるものを壊したり隠したり・・・・・・水道も開けっぱなしで水はジャージャー、おまけにトイレのドアが認知できなくてオムツも玄関もジャージャー。そいでもってドーン!という音がするから飛び起きたら、立ったまま眠って転倒したらしい。

あまりの惨状を心配して、私の様子をうかがいに来たマヤっこが顔を一生懸命ペロペロ舐めて、丸々と太ったお尻をぴったりくっつけて寝てくれたから、「やっぱり犬はいいよなぁ」とちょっと心が落ち着いたところへ、今度はグラグラっ!・・・・・・おいおい〜、地震かよっ!(笑・マジで震度3の地震でした)

そんなこんなで、元来ものすごく音に対して神経質で、ちょっとした物音でも飛び起きる私にとっては、かなりハードなナイトだった。
でもってよ、起きたらいきなりそそうの始末・・・・・・それから出勤。自転車5分の自宅と違って、実家は会社から遠いから通勤だけでもキツいんだよおっ!(自宅での日常が甘えすぎですね)

睡眠薬が効かないならアロマテラピーを試してみようと、精神を安定させる作用があるというラベンダーのオイルを各種取りそろえ、ティッシュに浸みこませたそれを母の枕の下にも敷いたのに、やっぱ化学薬品が効かない段階にアロマテラピーなんてヌルいメソッドが効くはずなかった・・・・・・

母のために買ったはずのエッセンシャルオイルを、ブチ切れそうになるたびに鼻からスーハー吸って気持ちを落ち着ける自分はまるで、海外ドラマでコカインをスニッフイング(鼻から吸飲することね)するヤク中みたいだな・・・・・・とおかしくなってきた。

ほんじゃこれからまた実家に帰ってきます。母を預かってくれた介護施設に挨拶に行くと同時に、母がブチ壊したベッドのスタンドの修理費(1万5千円。高すぎね?)を払わなきゃなんない。
まぁそうは言っても、病めるときも健やかなときも、常に変わらないピュアさで尻尾を振ってヒトを見上げる犬族のマヤに会えるのがせめてもの救いかな。

2008年4月18日(金)

ゴールデン・レトリーバーが主人公?の映画、「トゥルーへの手紙」という映画も撮ってたからご存じの方も多いと思うが、ブルース・ウェーバー(ウェバー)という著名な写真家がいる。

この人の作品で何が一番タマランチかと言えば、それはなんたって青年フォトである。移ろいやすい若者の美しさを切り取ったショット、これが絶品でねぇ・・・・・・眺めてると「花の命は短くて・・・」などとウルルンきてしまうのだ。

世の中に美しい男を美しく撮るフォトグラファーはあまたおれども、そんな中にあってウェーバーこそ、“オトコ撮らせりゃ世界一”だと私は思う。もちろん写真集も何冊か持っている。ただ、田舎のイモ兄ちゃんがスーパーいい男に成長するまでの軌跡をねっちょりと追った有名な作品集(題名忘れた)みたいな絶版本はあまりにも高くて、コレクションするまでには至らないんだけどね。

先日、そんなウェーバーの作品集ー座布団みたいにでかい本が二冊送られてきた。送り主は、書画骨董や美術書のコレクションが好きで、マンションの地下室には蔵書を保管するための書庫も完備、というミキ完全降伏の趣味人・ゲイの友人Kさん。

彼とは数年前、ヤフオクでの海外ムキムキ本のやりとりがきっかけで意気投合して以来のお付き合い。いい男の本やいい男の映画があると、「こんな本出てましたぜ!ムホホ・・・」などと情報交換なんかもしてるのだが、今回は、新宿の古書店にウェーバーの写真集他が信じられないようなお手頃価格で出てたから、とこれらをプレゼントしてくれたのだ。

どうしてこんな貴重な本が場末の古書店に出てきたのかとKさんが尋ねると、店主曰く、独り暮らしの男性が亡くなって、あとに遺されたメールヌード本の処分に困った家族が、まとめて引き取って欲しいと大量に持ち込んで来たそうである。

こんな恥ずかしい本を遺して・・・・・・なんて困惑顔の家族に、店主は「とても立派な本なんですよ」と教えてあげたんだって、と聞いて私の胸はキュンとなった。うーん、やっぱまだまだそうなんだねぇ。それがいくら素晴らしい芸術写真集であっても裸=恥ずかしいものであって、ましてや男が男の写真集を遺して死ぬなんて世間様には顔向けができないこと、って感性が一般的なんだな・・・・・・

ただ、天下のウェーバー様ともなると知ってる人は知っている。最高に市場価値があるものはあっという間に売れてしまったそうだが、本達のそんな出自を聞いたKさんは人ごととは思えず、持ってるもの持ってないもの、そのあたりぜんぜん考えずに残っていたものを一気買い。帰宅後に書庫をチェックして、ダブった本を私に下さったというわけ。

なんだか身につまされてね・・・・・・僕も万一のことを考えて、少しづつコレクションを手放した方がいいのかなぁ、としみじみするKさん。
思い起こせば私も1月の夜中に具合が悪くなった時、こりゃマジで死ぬかも、とヘボピーにメールした遺書の中でも、銀行口座や貸金庫の情報に加えて、しっかり本の心配していたものだ。

あのメールでは、サイトの後始末はK嬢に依頼すること(死んだ後にサイトが残るのヤだからね)、エジプト本はS崎氏に全部送ること、と送信した記憶はあるが、イケメン写真集の処分はどうしろと言ったんだっけ?ヤフオクに出せ、だっけ?

そこでケータイの送信履歴を見てみると、「パソにメアドがあるKさんに全部上げて」と指示していた・・・・・・
死にそうになりながらもイケメン本のことは忘れないのが我ながらトホホだが、引受先が同好の士であるKさんならば、ちゃんと本たちの行き先を決めてくれると思ったんだろう。

本はモノだが、愛書家にとっては時にモノ以上の存在になる。ましてやそれが天国の住人かと思うほど美しい男たちの写真集なら・・・・・・(笑)愛着もひとしおである。
大切にしていた本たちが行くべき所に行って、亡くなったオーナーもきっと天国で胸をなで下ろしてるでしょうね、ウェーバー作品集のローマ軍人コスプレ男を眺めながら、私はそんなことを考えていた。

2008年4月16日(水)

努力の甲斐あって、と言えるまでの努力はしていないものの、45度に角度をつけたボードの上で鼻血が出そうな腹筋運動なんぞをしているお陰で、うっすらと腹が6つに割れてきたのが嬉しい今日この頃。
成果が出るとますますやる気になるのが人間というもの。夏までにはもっとくっきりカットを入れたろうと、とうとう禁断のネクター・・・プロテインまで飲むようになってしまった。

最近ではハッと気付くと全身が映る鏡の前でついニヤニヤしてしたりと、我ながら微妙に道を誤りかけている気がしないでもない。少なくともパスタ屋でやおら腕まくりして若い娘さんたちに上腕二頭筋を見せびらかし、「ミキさんすご〜ぃ」なんて歓声を上げられて喜ぶのは間違ってると思うぞ、きっと。

そう思いつつも、Gジムに行くとなんか感覚狂ってくるんだよなぁ。だって回りがマッスルマニアばっかなんだもん!
右を見ても左を見ても、トレーニングの合間に己の肉体を鏡に映してはニヤつく男ども(たまに女)で溢れかえるマシンルーム・・・・・・そういえばGジムにはやたらと鏡が多い。壁の面積の半分は鏡だと思うが、これも一種の顧客サービスなんだろう。

そんなジムで彼が浮かべる表情は、己に恋して水面をうっとりと眺めるナルキッソスそのもの。そういやミクシィの「筋肉、そして未来」というコミュニティー(私も入ってるぞ)でも、「私が筋肉と恋に落ちたとき」ってスレがあったよなぁ・・・・・・

昨日は出社するやスタートした介護施設からの電話攻撃でヘトヘトだったが、こんな時こそ筋肉BAKAな人々に触れてその無心さに癒されたい・・・・・・と無意識のうちに足はGジムに向いていた。

でもって、いつもの通り迷彩柄のウェアに身を包み、それで一体どこの筋肉を鍛えるのか見当もつかないようなスペシャルマシンが林立するお部屋に降りていくと、うほっ!ラッキーっ!v今日は外人デー?と思うほど外人率が高いじゃないか。

以前わたしのお気に入りだった(もう飽きたけど)ドイツ兵捕虜を彷彿とさせる、仮称・アスパラもいるし、首が肩にめり込んで毛ガニみたいにコンパクトにまとまったオッサンもいる。あらま、あっちでバーベル上げてるラテン系は初めて見るけど、じゅるっ・・・・・・なかなかいいキ・ン・ニ・クv

かつては外国人居留地で名高かった我が町には、意外と外人が少ない。そんな中にあってもこのマッチョ外人率!きっと身体を鍛えていないと落ち着かない人々は、言葉が通じる仲間がいるせいもあって、草木がなびくようにここGジムに集まるのだろう。

隣で長い髪を振り乱してトレーニングするダンサー系の女性と、競争みたいにバーベルを上げつつ、そのスジの写真集から抜け出してきたような肉体美の外人を眺めていると、このジムにしてよかった・・・・・・とほのぼのすると同時に、もしも来世があるならば、なにがあろうと絶対外人男(できればイケメン)に生まれ変わって、己の筋肉と恋に落ちたいと思うのだ。

2008年4月13日(日)

楽しいことと苦しいことがないまぜになってやや混乱気味のこの数日間。

苦しいこととは言うまでもなく母の介護の件。ショートステイ先での母の問題行動のため呼び出しを食らって、病院やホームを駆け回ったのは金曜日のこと。その時遅ればせながら母を預かってもらっている(長くて一週間なのだが)現場を見学したんだけどね・・・・・・一生懸命介護してくれている人たちには申し訳ないが、ぶっちゃけこりゃ母、嫌がって当然だわ・・・・・・

だだっ広いスペースに30人ほどの痴呆老人が何をするでもなくぼんやり座っていて、いや、母も今やそういう人たちと同じレベルなのだが、こういう場所にいたら気が滅入ってますます病状が悪化するような気がした。

そんなわけで、今まではずっと預かってくれるホームを探すことに必死になっていたが、こういう場所で最期を迎えさせていいんだろうか?というものすごい悩みが出てきたので、今後の介護方針を根本的に切り替えなきゃならない。それは母のためのみならず自分のためでもある。でないと罪悪感で死にそうだ。

・・・・・・とまぁ爽やかな日曜の朝から相変わらず薄暗そうだが、実はそうでもないのだよ。ウォートランとかF4とか楽しいこともちゃんとある。
でもってこれから生命力溢れるハイスクールガールズと一緒にウォートラン。老人ホームで奪われた生気をチャージしてくるぜ。(こう書くとスケベオヤジみたいだな)

あ、それから昨日一緒にプレイして下さったダンテ少将、もしここをご覧になったら、トップのメルフォから是非ともメール下さいね!メアド聞けばよかったんだけど、関西で他の少将に会ったのは初めてだったもんで、エキサイトしすぎて気が回らなかった・・・・・・よろしければまた一緒にICBMぶっ放しましょう!

と取りあえず書き殴って続きは夜にでも。ヤベェよ!出かけないとマジで電車の時間に間に合わねぇ!

2008年4月10日(木)

今日は10日。私は毎月10日と28日にはやたらと落ち着かない気分になる。
どうしてだろうと考えてみると、それはきっと借金まみれで返済に追われまくっていた20代の記憶のせいだと気が付いた。

サラ金でこそゼニを借りた経験はないものの、当時はクレジットカードで新幹線のチケットを数冊(1冊56万円だったかな)購入、それを返す刀でチケットショップに売り飛ばして現金化。その月のカード返済に充てる・・・・・・なんてナニワ金融道ばりの上級者テクニックを使っていたもんだから、クレジット会社の支払日である10日と28日、その直前になると金策にバタバタ走り回って大変だったんだ。

なんたって請求書を開くと「今月のお支払い金額・292万円」とかあるんだもん・・・・・・そこを死ぬ気で乗り切って、よくまぁ自己破産もせず、この度タワーマンションご購入に至るまでに盛り返したよなぁ、と思い起こせば感慨深いわぁ。
そう考えると、今は親のことでもう大変で、目先だけ見ると絶望に襲われがちだが、これもきっと10年先には「そんなこともあったなぁ」なんて遠い記憶と化してしまうんだろうから、今は取りあえずあまり悩まない方がいいよね。

で、明日は朝早くから、介護関係の人と母とを伴って神経内科。というのはショートステイ先での母の問題行動が酷くて、このままではこれ以上預かれませんよとトホホな通告を頂いたもんで、新しい薬を処方して貰うべく医者に相談に行くのだ。

そんなわけで今夜は仕事が終わったらそのまま実家に直帰だから取りあえずここを更新している。
今は朝の6時。酒の飲み過ぎでムカムカして目が覚めたんだけど、うぉぉお・・・・・・また眠くなってきた・・・・・・あとちょっとで出社だってのに。

それにしても「あまり悩まない方がいいよね」とか言いつつも、ストレスは確実に溜まってるんだろう。私は夢に溢れた楽しい夢を見るのが常だったのに、最近は背筋がゾッとするようなろくでもない夢ばかり見る。

最近見た夢の中でよく覚えているのは、黒いカーペットと化したゴキブリの大群に襲われて、友人S崎氏と逃げまどうのみならず、「敵を克服すべし!」なーんて無責任に言い放たれて、佃煮にしたそれをドンブリで食べさせられたり、海外から届いた箱を開くと、出てきたものは豪華死体写真集だったりとホラーテイスト。

それがまた、びっくりするほどに芸術的な写真集なんだよね。正方形の大判で、表紙にはボッティッチェリの絵から抜けだしてきたような金髪美女。とはいえ、さすが死体写真集だけあって、頭部の皮膚がベローン、頭蓋骨陥没・脳みそ丸見えのストリップ状態・・・・・・ボッティッチェリっていうよりむしろ、スコペラ美術館の蝋人形「解体されたヴィーナス」の趣。

でもってページを開くと、最高の印刷、最高の紙、鮮やかな色彩のめくるめく世界が広がるのだが、いくら芸術的でもそこは死体、全体的なトーンは血肉のレッドと脂肪のホワイト&イエロー。
見れば見るほどなんともイヤ〜な気分になってきて、死体写真なんて大嫌いなのに、記憶にないうちにこんな本を注文してしまった自分、相当ストレス溜まってんなぁ・・・・・・と夢の中で己の精神状態を冷静に分析していた。

で、極めつけの一本は、知らない整骨院に行った夢。
診察室のベッドに横になると、いそいそとパンツを脱ぎ始める医者。一体何を始めるのかと思いきや、やおら顔にキン○マを・・・・・・
きっとこれも治療のうちなんだろうと我慢していたから呑気な話だが、知らないオッサンにキン○マ乗っけられてもちっとも嬉しくない。いや、たとえそれがオヤジではなくすごい美青年でもイヤだ、多分。

これも「目覚めたら顔にマヤっこのお尻が乗ってました」だったらめでたしめでたしだが、別に何も乗っかってなかったから、どうしてこんな夢を見たのかは謎である。ああ、こんなひねりゼロの夢を見た自分が恥ずかしい。

ただ、夢だというのにほわわ〜んとした体温が伝わってきて、「あったか〜いv」とほのぼのした気分に・・・・・・はなるわきゃない。
とにかく、ホラーな夢はこれ以上見たくねぇ・・・・・・夢は自然に任せる方針だったが、ぼちぼち工作を加えるべきかもしれないなぁ。手始めに今夜は枕の下に西洋マッチョイケメンの海パン写真でも入れてみて、茅ヶ崎のビーチで追いかけっこする夢を見たいものだ。

2008年4月7日(月)

下の日記があまりにも薄暗いので、いくら偽らざる心境とはいえ、せっかくここを覗いてくださる皆様まで薄暗い気持ちにさせるのでは・・・・・・と心配になってきた。だからどうでもいい話で一番上を更新しとく。

ファンタスティック・フォーはマーベルヒーローズの中でも最古参なだけあって、コミックの種類はやたらめったら多い。
それをコレクションしていては、いくら可処分所得が比較的多い独身者とはいえ、お昼がイ○ングループプライベートブランドのカップ麺ばかりという事態に陥りかねない。

だから古いヴァージョンの存在は見て見ぬふりをすることにして、絵が比較的美麗な最新作・アルティメットシリーズだけを一気に注文した。ただ、「だけ」とは言っても10冊ほどあるし、輸入モノだけあってマンガのくせして一冊1300円〜2500円とお高いんだよなぁ。

で、今日は取りあえずア○ゾンに在庫があった「クロスオーバー」だけが届いたのだが、ページをパラパラとめくると同時に、みるみる引きつる我が顔面。こ、こ・・・・・・こんなジョニたんイヤだぁ〜っ!!

アルティメット「シリーズ」とはいえ、描き手は号によって微妙に異なるのがアメコミスタイルってやつらしいのだが、今まで見たコミック版ジョニーは、表現方法こそ違えども、みんな「輝くようなブロンドの短髪」だった。

まぁ、私はとにかく髪の毛に長さがあると萌えない上に、ブロンドってやつは正直なとこあんまし好きくない。だからなんといってもF4一番のお気に入りは、映画版ジョニー/クリス・エヴァンスの赤みがかったブラウン・坊主頭である。

だが、コミックのパツキン・ジョニーはトップだけが長いありふれた短髪で、長さ的には(かなり)頑張ったら許容範囲だから、「このヴァージョンも好きになれ、好きになれ・・・・・・」と朝昼晩と己を暗示にかけるうちに、コミック版ジョニーもホンマに好きになってきていた。

それなのにクロスオーバーのジョニーときたら、パツキンなのは同じだが、ヘアスタイルが・・・・・・
よりによって
クルクルセミロングプリンス巻き毛なのだ!!

イヤだぁ〜!なんぼ頭の中身がクルクルでも、ヘアスタイルまでクルクルはイヤだぁ〜っ!こんなジョニー、ジョニーだと思いたくねぇ!(号泣)

さて、徒歩5分の場所に巨大書店がある人間にとって、ア○ゾンのメリットはただ一つ、「中身をチェックした上で返品可能」ってこと。(雑誌だけはダメだけど)
コミック本でもそんなことやってて大丈夫なのか?と思うものの、相手は世界を股にかけた株価70ドルの巨大企業。一介のジャパニーズOLが経営について心配する必要はさらさらないので、ここは遠慮なく返品サービスを使わせて頂こうか。

・・・・・・とはいえ、コマによっては意外とクルクル頭もカワイかったりするので、迷いの心もなきにしもあらず。
仏教では「可愛い」と思う心もよからぬものとされるそうだが、その理由がしみじみ分かる。だって「可愛い」って人の執着心を呼び起こして、本当に罪作りだもんね。

うーむ、これからしばらく晩酌のビールは発泡酒で我慢することにして、「クロスオーバー」は話のネタに手元に置いておくかそれとも返品か、それが問題だ。

2008年4月6日(日)

実家にメガネ忘れたぁぁあぁ〜っ!!

私はとっても目が悪くて、視力アンダー0.01、コンタクトレンズの度数でいえばマイナス14と、ご冗談でしょ?のレベルである。
ゆえに寝ている時以外は、コンタクトレンズかメガネが必需品。それらが無くては自室の移動もままならない。天災の時には真っ先に「メガネ、メガネ」と、ジャイアンのイジメを受けたのび太のように床をはい回らなきゃならない。
だというのに、実家から一分でも早く逃げ出したいが為に、命の次に大事なメガネ(阪神大震災の時にしみじみ思ったんだ・・・・・・メガネがなけりゃ死ぬよな、自分って)を肌身から離してしまうとは!

もちろんコンタクトレンズでも見えることは見えるのだが、プラスチック片を眼球にのっけるという方法がイマイチ体質に合ってないようで、半日も付けてると目が痛くて辛抱たまらん。
だから今日も実家から戻って玄関のドアを開けるなり、洗面所に駆け込んでレンズをはずし、メガネを装着しようとしたら、ない!
ないっ!メガネがないーっ!(冒頭に戻る)

・・・・・・というわけで、モニタを見るのもキツいので、今日は取り急ぎ近況報告だけしてパソを閉じることにする。あ〜、目がシクシクする・・・・・・
私の場合はコンタクトを装着すると、海水の中で目を開けた時のしみ方っていうか、傷に塩をすり込まれた因幡の白ウサギみたいな痛み(あくまで想像)があるのだが、どうだろう、コンタクト装着者の皆さんの中には、私と同じ悩みをお持ちの方はいらっしゃるだろうか?

それがまた、何度医者に見てもらってもレンズにも眼球にも異常はないし、アレルギー体質ってわけでもないんだよねー。
ただ、整骨院に行って体のゆがみを直してもらうと、その後2,3日間はコンタクト装着時の目の不快感もウソのように消え去るもんで、原因はそこらにあるとにらんではいるのだが・・・・・・
真相を究明したとしても、診療費の高い整骨院に通い続けるのは金銭的に無理なので、痛みの根元には気付かないフリをしたまま耐え忍ぶ毎日。


ーで、これ以降、かなり悲惨な状況に陥った家庭環境について、延々と愚痴ってますのでご注意をー

この週末は実家に戻っていた。いやもうぶっちゃけ無茶苦茶、阿鼻叫喚。

どう無茶苦茶だったかをここに書こうものなら、ミキ家の恥を!などとご先祖が夢枕で怒りそうだから伏せておくが、家の敷居をまたいだ瞬間に、「ギョエェェエー!」(血の赤で表現してみました)と、80デシベル越え・パチンコ屋並みの叫びを上げてしまうほど家ん中、クソ無茶苦茶。豚小屋の方が100倍クリーンって感じで、ものすごく正直な感想を述べさせて頂くと、かなり洒落んならんレベルで母に殺意を覚えた。

・・・・・・おっと、↑なんてうっかり口にしようものなら、これからは行政が介入してくるんだっけ。
なんでも4月1日の新年度入りを境に、認知症患者の人権擁護とやらに、お役所が急に一生懸命になってるみたいで、過去の介護認定のファイルまで調べては、介護者が多大なストレスを抱えており、被介護者を虐待しかねないと怪しまれる家庭に調査が入っているのだ。そして光栄にも、我が家もそんなグレーゾーン分類されたらしい。

そのくせ、介護者のストレスを軽減するという方向においては全く何も変わらないんだよね。
人権擁護に血眼になるなら、家族の負担を軽くすべく介護サービスを提供してくれよって感じだが、デイケアやショートステイですらどこも一杯。もちろん特別養護老人ホームに至っては、200人、3年待ちは当たり前。
そんなわけで、いくら親を預けたくても受け入れ先がもう全く見つからない。

要するに今回の監視強化は、もしも認知症患者に対する虐待で重大事件が起こった時に、行政はきちんと手を打ってました、って言い訳をするためだけのものなんだよね。
なんでも怒ったりするのも「精神的虐待」になるらしくて、それを聞いた時には、心底アホらしくなった。我慢の限度を超えたら時には怒鳴りもするだろ、介護者だって神さまじゃないんだからさ。

話がそれたが、そんなこんなでこの週末は全く何もできなかった。こちらでは桜が満開だから、両親を連れて花見に行こうかと思ってたのに、掃除だけで日が暮れてしまって花見どころじゃなかったわい。
まぁ、そもそも母に桜の花を指し示しても、それが一体なんであるのか、私が何を指さしていて何を言おうとしているのか、もうぜんぜん認識できなくなったから(10日ほど前には分かってたのにね)、花見に連れて行ってもあんまし意味なかったのかもしれないけど・・・・・・

とにかく、もう多くは求めない。すでに諦めている。
私が泣いていても怪我をしても病気でも、「人が泣く」という行為や「痛い」と言っていることが何を意味するのか、もう理解できなくなってしまった母。
母がアルツハイマーになって何が一番辛いかというと、やはりこの一点。大好きな人がどんどんヒトとしてダメになってくるのを、映画フイルムをゆっくりと逆回しするように見せつけられること、これはほとんど拷問に近い。

とは言え、誰よりも思いやり深かった人が、情けなくて泣く私を、口をぽかんと開けたまま虚ろな瞳で眺める姿を目の当たりにするのはとても辛いが、今の母を元気な頃の母と比べて、人間性うんぬんを求めるのは間違いなんだと思うしかない。

ただ、一日に2,3時間しか眠らずに、一日中動き回ってあらゆるものを壊したり隠したりする生活サイクルは、家族の心がすり切れるからお願いですからやめてくださいね・・・・・・
今日なんか、母を寝かせてからゆっくり小説を書こうと持って帰ったノートパソまでブチ壊されて、さしもの私もシェルターに駆け込みたい心理状態。

ただ、不幸中の幸いは、呆けたのが父じゃなくて、私たち娘でも体力的に制止や介護しやすい女性である母、それも自分の母だってことだろうな。
世の中には身長185センチもあるような義理の父(それも暴力的)の介護でヘトヘトの家族もいるんだろうから、そういう人たちと比べると、うちはまだマシだと究極のポジティブシンキングに逃げてみたりする。

2008年4月1日(火)

下の日記を書いたけど、まだぜんぜん眠くないからコーヒーを淹れなおした。こりゃ「明日の仕事中にものすごい睡魔に襲われる」に金のひとし君。

今頃って感じだが、「HEROS/ヒーローズ」見たよ。まだ一本目(第三話まで)だけだけどさ・・・・・・
今のところはキャラ萌えは特にないので、取りあえずストーリーを楽しむという見方である。いや、とにかく強靱な女性が好きな私にとって、シングルマザーのニキは現実にいたら付き合いたいって意味で好みのタイプなのだが、萌えって意味とは違うんだよね。

もちろん腐女子としては、まずは男性キャラで萌えられそうな子を捜してはみたものの、上位イケメングループに属する二人(看護士さんと画家)が揃ってあのアンニュイっぷりでは・・・・・・男のコは元気が一番!!私はアンニュイ指向じゃないので、いきなし二人はずさなきゃならないのがちと痛い。

現在のところ一番気に入ってるのは、クレアのビデオ係、かいがいしく働く姿がワンちゃんっぽくて愛らしいザック君。見た瞬間に「かわゆい〜んv」と思ったが、どうやら単なるビデオ係で終わりそうな予感満点。
それにしてもザックたんてば、意地悪チアガールに、「あんたフットボール部のロッカーで
チンチン立っちゃったらしいわね」だなんて言われてグサッときてたよ。トホ〜・・・君、やっぱそういうキャラだったのね・・・・・・

ともあれ、契約間もないのに早速大活躍の楽天レンタルが、もうすぐ2と3を送ってくれるので、検死台の上でアジの開きにされて「なに?なんなのこれっ?」とびっくり仰天してた(そらびっくりもするわな・・・)第三話ラストのクレアがあれからどうなっちゃうのかスゲェ楽しみ。
とにもかくにもザックが非業の死を遂げないこと、今の私が「HEROS」に求めるのはひとまずその一点である。


<一言メールお返事よん>

Rさま・・・・・・家に同居している(笑)猫たちも、小さい頃去勢しました。見事にメタボ猫になってしまったのですが、家でごろごろしていたからではなくて、去勢したせいだったのですね。

そうです。臓器の中で一番カロリーを食らうキン○マを削除してしまったせいです(笑)
うちのマヤっこも手術前より一回り大きく・・・・・・小結が大関に昇格した感じでマジヤバいです。もうお腹がすいてすいてたまらんみたいで、テーブルの上の干物や551の豚まんまで盗み食いするんですから、横綱になる日もそう遠くないでしょう。

Rさんちの猫ちゃんも、ウエスト回りには気を付けてあげてくださいね!うちも早々にダイエット用フードに切り替えなきゃならんかもなぁ。

Xさま・・・・・・ネットサーフィン中に偶然ミキナチさまのホームページを発見し、ハーネマン軍曹の存在を知りました!すばらしい出会いをどうもありがとうございます!

うぉおおおぉぉ?!!メール頂いてマジでびびりました。この時期になって新たなミッヒファンが来てくださるだなんて!!!!!
いやもうこちらこそお礼を申し上げたいです。興味を持ってくださって有り難うございます!私もスキンヘッド愛がきっかけで、偶然目にしたウォートランポスターにいた彼に一目惚れしたのですが、ホントに魅力的ですよね、あの人は。

もしもXさまがお望みでしたら、非力ながらも情報提供など少しでも軍曹萌えのお手伝いができればと思いますので、いつでもメールして下さいねv

2008年4月1日(火)

ここしばらく見ないふりをしていたのに、いよいよ直面せざるを得なくなった心配ごとと歯の痛みのせいで、一度目が覚めるともう眠れなくなってしまった。

仕事に響くから寝なくちゃと、しばらくベッドの中で悶々としていたがどうしても眠れない。だから無駄な努力はやめて起き出すことにした。ことわざによれば、早起き鳥は虫をたくさん捕まえられるらしいしね(←英語の授業で習ったよね)・・・・・・とはいえちょっと早起きすぎ。だって時間はまだ夜中の1時さ。

で、新たな心痛ってのは、以前ここでも触れたことのある無気力↓↓↓(あらんかぎりの怒りを込めてみました)な末の妹の件。
詳細を書くと、認知症患者を抱えるだけでは飽きたらず、ミキさんちには他にもそんな馬鹿でかい問題が?と気の毒がられると同時に呆れられそうで悲しいからよしておく。

ただ、サイトをストレス発散の場にして申し訳ないのだが、ガス抜きのためにちょっとだけぼやかせて頂くと、家族がこんな状況になってさえ実家に寄りつかないどころか「お母さんどう?」みたいなたった一本の電話すらもしてこない、努力も感謝もなくて、口を開けば逃げ口上ばかりの人間の尻ぬぐいをしなきゃならないなんて、もうどうにもやりきれなさすぎて、妹のことを考えるだけで頭皮がはげるほど頭をかきむしりたくなる。

とはいえ、事を放置すると最後にはもっとどでかい問題になって、法的な家族である私たちに後始末の請求が回ってくるだろう。火事は小さい内に消さざるを得まい。いや、すでに2万ヘクタールほど焼けちゃてる感じだけどね、山。

まったく大人には大人の苦労が色々あるものなのですよ、若人の皆さん・・・・・・そんなこんなで、今週中に会社休んでクリニックの院長や役所の人間と面談して、いろいろ下準備しなきゃなんない。
このクソ忙しいさ中にてんでやる気ねぇ人間の尻ぬぐいって・・・・・・俺にも会社での立場ってもんがあるし、お袋の介護だけで手一杯だってのによ、もういい加減に勘弁してくれって言いたくもなるよなぁ・・・・・・

・・・・・・とハーネマンモードでやさぐれてみたら、ちょっと元気出てきたわよ(笑)。ああ、クパハネ話も書きたいのに、ぜんぜん余裕ない。ドひんしゅくを買いそうなネタがあれこれあるんだが(笑)。

ともあれ、まだこうやって萌える気力があるってことは、心が健康な証拠だよね。色々とぼやきながらも、私には好きなものが沢山あるし、綺麗なものや楽しいこともいっぱい知っていて、ホント幸せなだとは思ってる。(急に恥ずかしいほど前向き)

明日は行きつけのオイスターバーが月に一度の半額セールなもんで、こういう機を逃さないセコい私は、カレとヘボピーを誘って牡蠣食べに行ってくる。ヘボも母の介護で本当によくやってくれてるので、こういう機会にゴマすりまくっておかねば。

歯が痛んで食事できないのは相変わらずで、昨日もせっかく行った料理屋で、豆腐や卵くらいしか噛めなくて悔しい思いをしたのだが、生ガキなら咀嚼の必要はないだろ。
生ガキ、スーパーのやつは生では怖いけど、デパ地下で売ってる生食用なら大丈夫かなと思い、先日一袋800円のやつを奮発したのだが、やっぱ生ガキは家で食べるもんじゃねえわ・・・・・・臭みのせいでちょっと生では無理だったから鍋にした。

明日は殻の上に乗った生ガキにレモン汁と塩を振りかけたやつをアテに、シャブリをグイグイやって日頃の憂さを晴らしてくるぜ・・・・・・って、常に晴らしてる気がしないでもないが。

そうだ、せっかくのオイスターバーだから、ヘボピーと叶姉妹ごっこしようかな。姉妹が着そうなロングドレスはあるしさ、ウォートランコスプレイ用にとキャバ嬢御用達の店で買った、黒とヒョウ柄のポリエステル100%・@4980円のやつが・・・・・・

まぁ実際にやると叶姉妹というより、クラブのチーママがお客さんと同伴の食事に来たとしか見えなさそうだが、オイスターバーなんてスカした店で、「お姉さま」「マミさん」(←ヘボの本名)だなんてお澄ましプレイするのも楽しいかも。