2008年1月31日(木)

お陰様で風邪は快方に向かいつつある。
一週間以上詰まりっぱなしで呼吸不可能だった左の鼻も、スピスピと昼寝中のブルドッグみたいな音は立てるものの、ようやく空気が通るようになり、黄色かった鼻水(むしろウミか)も止まったので、あと一押しって感じだな。

こういう時にこそ油断をせずに、あと2,3日ほど静養すべきだろうなぁとは思いつつ、前売り券を買っていた映画の上映が今日までだったから気力を奮い起こして見に行った。
それもよりによって
”エイリアンVSプレデター2”だなんて・・・・・・題名を書くだけで、病み上がりの身体から最後のひとかけらの体力が奪い去られそうだ。

私はダメダメ映画が大好きで、たとえそれがB級どころかZ級でも、慈愛のまなざしを投げかけて「良かったさがし」に精を出す。
でもそんな私でもこの映画だけはアカンかった。なんていうかなぁ、文才ゼロの中坊に大金を渡して、「エイリアン、プレデター、パニック」この三つの言葉を使用した映画を作りなさい。人はいくら死んでも構いません」って命題で映画撮らせたって感じ。

これこそ究極の「やおい映画」。いや、ボーイズラブってことじゃなくて、「ヤマなしオチなしイミなし」という意味で。
いや、あれをオチと呼んで許されるならばオチはないことはないのだが、まるきり夢オチと同レベルの決着の付け方でさ・・・・・・ええんか?ハリウッド映画でこれやって。観客としては心的ダメージ
∞なのだが

とにかく余りにもドッカンドッカン人が死ぬもんだからおののいた。開始直後は一体何人お逝きになるんだろう、とカウントしてたものの、途中から嫌気がさしてギブアップ。

そもそも主人公からして誰にしたいんだかすら全く分からなくて、中盤まで見てようやくホモ・サピエンスは単なる捨て駒に過ぎないから、キャラ立ちとかどうでもよかったのね、と納得した。

前作のエイリアンVSプレデターは、B級なりにツッコミどころ満載の爆笑映画でそれなりに面白かったんだけどなぁ、2は最低。カス!カス!天カス映画。
いつものようにポリアンナの良かった探しをしてみたら、強いて言えば装甲車と、兵士が付けてる夜間戦装備に萌えた程度なので、フル装備の兵士萌えの無い方には、お勧めできる要素全くなしーっ!

・・・・・・とここまで書いたところで出社の時刻と相成ったのでまたこんど。取りあえずはSFパニック映画を見に行けるくらいには回復したこと、取りあえずご報告いたします。

2008年1月27日(日)

世界最薄のノートパソ、MacBook Airを買おうかどうしようかちょっと迷ってる。
今のノートはOSXが出たばかりの頃のi-Bookなんだけど、持ち歩くには重すぎるんだ。・・・・・・とは言いつつもこのノート君、エジプトにも持って行ってカイロールクソール間のドライブの車中で、空港で、そして夕日に照らされるナイルを眺めながら、盛り上がる萌えをそのままにしこしこヲタエロ小説打ってたんだけどね・・・・・・いかんせん重すぎて移動中はアヒル並みにヨタヨタ歩き。

で、MacBook Air。
Macユーザはご存じの通り、MacのOSXには、チーター、プーマ、ジャガー、パンサー、タイガー・・・・・・と、あとになればなるほど強そうな大型猫科肉食獣の名前が付けられている。

まぁ、チーターとピューマとジャガーあたりは、強さ&カッコよさレベル的に似たような格付けだとは思うのだが、(チーターはもっと上だぞ!というチーターファンの声も聞こえてくるが)、パンサー(豹)からタイガー(虎)にかけては、特撮もの変形ロボットビースト的にも、ステップアップは疑いがないところ。

だからタイガーの次のOSには、多分ライオンが来るんだろうなと思ってたら、やっぱり「レパード」で来たよ、MacBook Air。
小学生の頃はトラとライオンのどっちが強いのか、そんなことばっか考えてたんだが、世間的に言えば「百獣の王」はやはり獅子。タイガーよりレパードの方が格上なのは言うまでもない。

ただ、ここまではよかったけれど、次のOSは何にするつもりなんだろう?アップルさんってば。
豹→虎→獅子ときたら、もうそこで打ち止めじゃないか?それともライオンよりも強い獣ー例えばキマイラみたいな幻獣でも出してくるつもりだろうか。

もしくは次回OSは10じゃなくて11で、猫科から犬科にシフトするとか。発売順にチワワ→コッカー→シェパード→コヨーテ→ウルフ→ケルベロスっていう風にさ。
ただ、万一そうでも“MacOSXIコッカー”だなんて、気まぐれフリーズの嵐がもの凄そうだから絶対いらんわ。


・・・・・・と、いつも通りお気楽極楽っぽい管理人だが、実は半分死にかけ人形。

風邪をこじらせたものの蓄膿症と診断され、熱も下がってきて薬も週明け分までもらってるし、あとは静養して治癒を待つばかり、とすっかり安心していた土曜のこと。

夜中の3時過ぎに、突然ものすごい悪寒というのか何というのか・・・・・・口では表現のしようがないのだが、今まで経験したことがないほど具合が悪くなって目が覚めた。
しばらくじっと横になっていたのだが、背中に何かがぺたっとくっついて、身体の奥底が、なにか気持ちのわるいものに引っかかれているようで、気が狂いそうになったので身体を起こした。

また高熱が出ているのかと熱を計ると平熱。でも、身体はガクガク震えて手足はどんどん冷たくなり、動悸もして全身に水を浴びたようにゾクゾクする。
これは本当にヤバい、これが突然死のパターンなのかもしれない。簡単なことで救急車を呼ぶのは嫌なのだが、急を要する事態なのかも。

だというのに枕元の固定電話から119しようとしたら、ケーブルテレビから契約してる電話のためか、110にも119にも繋がらないじゃないか!(独り暮らしの皆さんも家の電話の再確認を。私はものすごく慌てました)
だから壁を伝ってリビングに置いたバッグから携帯を出し、そこから119に電話した。

この状態はなんなのか、薬によるアナフィラキシー・ショックなのか、急を要するのか、それともただの風邪のぶりかえしなのか、素人には全く分からなかったので、電話に出た隊員に現状を伝えると、薬によるショックなら服用後三時間もたって出ることはない、悪寒、冷や汗などの症状から推測すると、また風邪を引き初めているのではないかとの返答。え〜?風邪はいっぱい引いたけど、今までのやつとはぜんぜん違うぞ?!この状態は。

電話を持つ手は冷や汗でベタベタで、身体の震えは止まらない。だが、意識はごくはっきりしているので、様子を見て自分で救急病院へタクシーを飛ばす、ということで、日曜日もやってる内科を紹介してもらい、電話を切った。

でも、その後も状態は変わらず、なんていうのかなぁ、口では表しにくいのだが、オカルティックな表現をすると、すぐそばに死に神が来てるのが分かるんだ。

ただの風邪で寝ていたはずが、ダンナが会社から帰ると布団の中で冷たくなっていた、知人の奥さん。タクシーの中で急に気分が悪くなってそのまま帰らぬ人となったナンシー関さん。
年齢的に近いこれら「若くして突然亡くなった」人たちの話が脳裏に蘇る。突然死する人は沢山いるけど、最期はこういう状態じゃなかったのかな、と思った。

私は何かに立ち向かうのが好きな闘士タイプゆえ、死に神なんかに連れて行かれてたまるか!と抵抗すると思いきや、昨夜ばかりは諦めがはるかに勝っていた。
やりたい事は結構やったし、後を心配すべき子供もダンナもいないし、老いた両親はもうじき来てくれるだろうし、別にいいや、楽しい人生だったしねって。

ただ、心配なのはあとのもろもろ。
海外に行くときは、万一のことがあっても妹たちが困らないように、なけなしの財産や保険、遺品の始末などについて、必ず処理方法の一覧表を作って行くのだが、ここしばらくそれを全く更新していない。私が今死ぬと何がなんだかさっぱりワケが分からないだろう。

だからありったけの気力を振り絞ってベッドからヘボピーにメールを打った。
貸金庫の場所、銀行のこと、連絡して欲しい人達のこと。葬儀は密葬で、骨はイリの骨をこっそり混ぜて、散骨にして欲しい。
死んだあと放置になるのは嫌だから、サイトを閉めるのはKさんにやり方を尋ねて。パスワード系情報は全部どこそこにあるから。そして閉鎖の挨拶にはこれだけは書いて。
本棚にある裸写真集コレクションはぜんぶ同好のK氏に、エジプト関連書はすべてS崎さんに託して処分を任せて。同人誌と原稿も処分して。

そう書いている間も、ずっと黒い雪か羽毛みたいなものが身体に降り積もる感じがして頭は朦朧としている。
いかん!ここで死んでも別にいーや、と思ってしまうとあとは死ぬしかない局面かも。そう思ったから、必死で現世への執着をかき立てた。
その結果思いついたことといえば・・・・・・同人活動(笑)。

サイト閉鎖の手伝いをお願いするKさんに伝えて欲しいと打った文章によると、「あまり後悔はない人生だったけど、オタク的には今のジャンルをもう少し続けかった。でも最後に燃えられるジャンルに出会えてよかった」って・・・・・・オイオイ。

死にかけの人間が執着したのは、財産でも家族でも恋人でも仕事でもなく、たかがゲームされどゲーム。と同時に「最後に燃えられるジャンルに出会えてよかって」って、すでに半分逝く気でおるがな!(笑)

その後は、少なくとも夜が明けるまでは寝ちゃ駄目だ寝ちゃ駄目だと思いつつ、6時までは起きていたのは覚えているが、6時半にヘボピーからの電話で目が覚めた。

私の生存を確かめて、電話はすぐに切れたんだが、その後届いたメールにはこうあった。
「おはよう。無事にこちらの世界へ帰還できたみたいやね。最後にオタク的後悔言ってるくらいだから絶対死ぬタイプちゃうわ(笑)」・・・・・・って、確かに言える。

ただ、幼い頃から、人間とはいつ死ぬか分からないもの、だから悔いのないように生きなきゃ、と妙な覚悟を持っていたはずの私は、少なくとも小学生よりははるかに死に近い年になって、その覚悟を忘れがちだったのかもしれない。
今回はかなりヤバかったと私の第六感は告げているので、体調が正常に戻ったら、まず真っ先に万一の時のための事務処理リストを作りたいと思う。

2008年1月25日(金)

こうやって遅くまで起きてるから風邪が蓄膿症にトランスフォームするんだよ!と叱られそうだが、金曜日の夜になるとウキウキしてくるのは、なにもオレたちひょうきん族に限らないので(あ、ひょうきん族は土曜日か)、もうちょっとだけ。

そうそう、先々週のこと。久々にコミックシティーのイベントに行って、遊戯王の皆さんに会ったんだけどね、みんなが私を目にするや開口一番、「ミリタリですねぇ〜」としみじみ言うからびっくりした。

あの日のミリタリ風味といえば自衛隊迷彩のリュックだけだったので、私的にはミリレベル20%ってとこなのだが・・・・・・Rさんなんぞ私を捜している時に、「ミキさん、迷彩リュックしょってたよ」という情報を聞いた瞬間に吹いたらしい。

また、「遊戯王の頃は褐色だったのに今は白いっ!これはもはや『コスプレを越えたコスプレ』ですね!」と言ったYさんによると、「付き合う男で雰囲気が変わるんじゃなくて、ジャンルで雰囲気変わる」。なるほど、上手いこと言う。

で、そのYさんと、そして同時にゆめさんからも「絵バトン」なるものを頂いていたので、自分もイラスト系のカテゴリーに入れてもらっちゃっていいのかな、とオドオドしつつも答えてみる。

ユズさん(伏せた意味ねえ)、ゆめさん、バトンどうもありがとう!お二人とも「かっこいい絵」でご指名くださいましたが、私は「かっこいい絵を描く人」ではなく、「かっこいい人を描くのが好きな人」です。

なお、かなり前からリンクに張ってあるものの、こっちに書いた記憶はないので、ユズさんのエジプト旅行記部屋もここに改めて紹介させて頂きたい。 
ttp://suzuka.cool.ne.jp/arthur-oh-banzai/2007/ (頭にh付けてね) 

ギャグには結構うるさい私だが、ユズさんには無言で脱帽するしかないので、エジプトにちょこっとでも興味ある方は是非飛んでみて下さい。

ではバトン。

『絵バトン』

■今からイラストバトンを始めますけど心境はどうですか?
自分がイラストのバトンを受け取ることにいたたまれなさを感じます。

■初めに聞きますがパソコンで絵を描き始めたのは何歳の時ですか?
年齢で聞いてくれるな。PCを使い始めたのは遊戯王の前のジャンル(=初同人ジャンル)だから、えーっと、あの頃はまだ世紀末だったよね、じゃ7,8年前から。

■最初の頃に描いた絵を見れますか?
CGで描き始めた頃という意味ですか?見られるわけありません。パソコン上どころかあらゆる記録媒体から抹殺しました。

■よろしければ最初の頃の絵を見せてもらえますか?
無いから見せられません。あっても断る!二次創作を始めたばかりの絵や文章を見ることは、私にとって正に拷問。
だってそれまで学校の授業以外で人間を描いたことなかった、それも成人してから全く絵を描いてなかった人間が同人を知ったはいいが、マイナージャンルゆえに自家発電しか道がなくて、しょーことなしに描きはじめた男の裸・・・・・・
んなもんが人様に見せられるレベルであるはずないっしょ。


■では何塗りメインにしていますか?(又はよく使う塗り方ってありますか?)
普通のブラシでおおまかな色をベタ塗りした後、焼き込みや乗算で色や陰影をつけてます。でも最近はいつもあわてて絵描いてるので、アニメ塗りが多いですね。
犬描いてた10代の頃は、毛の一本一本をインクで描き込む、完成までに一週間かかるような細密画法だったのですが、今はあまりにも手を抜きすぎ。あの頃とまではいかなくても、せめてバックくらいは描かなきゃなー、といつも反省してます。

■絵のセンスなど何でも構いませんが見習いたい人尊敬している人はいますか?
絵のセンス、色彩、キャラデザイン、表情、デフォルメ、あらゆる面で神は手塚治虫なり。

高橋葉介、それからアメコミデフォルメ系(パワーパフガールズみたいなやつ)も好きです。手塚テイスト、葉介テイストの絵が描ければいいのですが、現実的には逆方向・・・・・・とにかく主線が太くてシンプルな絵がいいな。エロティシズムという意味では昔の永井豪も尊敬してます。
あと、いい女を描くのは美山のぼる、いい男を描くのは荒木飛呂彦だと思います。

■正直に言って下さい。自分の絵に自信持ってますか?
ぜんぜん。イラストバトンだなんておそれ多いです。
まぁ元々絵を描くことに興味なかった人間が、「誰も描いてくれないから自分でやるしかない」で描いているうちに、「好きこそものの上手なれ」で、ドジでのろまな亀の歩みなりに前進した点は、ちょっぴり誉めて欲しいです。

今では「身体のここのバランスが崩れている」ということだけでも分かるようになりました。腕がビミョーに短かかったり、角度がビミョーにおかしかったり、分かってるのにちゃんと描けないのがもどかしいのですけど。
やっぱりフルチンモデルを拝めるデッサン講座に行くべきかなぁ・・・・・・

■それでは次の項目に当てはまる方の名前を5人書いてその人に回しましょう。
なんかもうかなり回ちゃってるみたいだし、知ってる絵描きさんにはオフラインのみの方が多いしなぁ、とぶつぶつ言いつつも、もしまだでしたら時間あればぜひ〜。

・可愛い絵→芝崎みゆき氏  あえて渡すので答えは口頭で!いや、シャンポリオンもヘロドトスもホンマ可愛かった。
・かっこいい絵→
ヒラタさん 男体にはうるさい私を泣いて謝らせる方。まだ若いのにあんな色気のある体描けるってどういうことよ。
・綺麗な絵→
るしゃるさん 「宇宙へ・・・」によって千年の眠りより呼び起こされしヲタ幼なじみ。ジャンルは違えども共に逝きましょう、萌えの果てまで。
・暖かい絵→
奈美さん もう答えてらしたようなかすかな記憶も・・・・・・萌え視点でちびっこ描かせりゃ日本、いやトップオブザワールド。ほっぺプクプク、お尻プリプリっ!
・涼しい絵→
のんちゃ 早く絵見せてけろ!画風が分からないので取りあえず「涼しい絵」に分類しましたが、真夏のベトナムより暑苦しいクパハネ見せられそうな、そんな予感。
・柔らかい絵→マシュマロさん 
お菓子づくりも絵と同様に表現活動だとおっしゃってましたね。ハーネマンクーヘン楽しみです。

2008年1月25日(金)

死んでいた。・・・という出だしでこの日記を書きはじめて、「そういえば『死んでいる』って題名の小説があったよなぁ」、とふと思い出して検索をかけてみたら、未読なのはもちろん、手に取ったことも、いや、書店で見かけたことすらなかった本がヒットした。

それは、白水社から出ているジム・クレイスの小説。白水社の本は時々読むから、過去に読んだ本の末尾広告でちらっと目にした残像が、今頃になって蘇ったんだろう。

しかし、「死んでいる」がどんな話なのか全く分からなくて、<内容紹介>の欄を見るとこうあった。

動物学者の夫婦が砂浜で撲殺された。死体には海辺の生き物が群がり、肉を貪る・・・・・・死後の幻想から一切離れ、死そのものを冷徹な美しさで描いた<全米批評家協会賞>受賞の問題作。

【編集者よりひとこと】ジム・クレイスは無神論者の立場から、人は死に際して宗教に救いを求めない場合、何を救いとするのかというテーマに取り組んでいます。本作が本邦初の紹介となる英国の作家ですが、本国では《ウィットブレッド文学賞》を受賞したり、《ブッカー賞》最終候補になるなど、その実力は高く評価されています。

私は宗教は特に信じてないのだが、偶然会った人、偶然選んだいつもとは違う道、偶然つけたテレビ番組・・・など、なにかの「偶然」に出くわして、それが心のどこかに引っかかった時には、一旦足を止めるようにしている。

この本についても同じ。「人は死に際して宗教に救いを求めない場合、何を救いとするのかというテーマに取り組んでいます」ってあたりに、これは精神的に袋小路に迷い込みかけている自分に、「一度読んでみれば?」って掛けられた声だと思ったので、明日にでも借りてくるよ。
白水社刊なら、桃園書房の「危ないアダルト読本 安上がりに女をクイたきゃこれを読め!」(※)とは違って、まず間違いなく図書館に入ってるだろうしさ。

・・・図書館にはないが私の手元にはある成人向け雑誌。
「金髪パブ・信頼関係づくりから全ては始まる」「おさわりパブ・一番激しいコを指名しろ!」「アナルファックの魅力とは?」「ニューハーフとオカマのちがいは?」「初めて見たスカトロの現場にはびびりました byエロビデオメーカー社員」etc・・・・・・「死んでいる」の一万倍ほどためになる記事で埋め尽くされている。

・・・・・・すまん、脇道にそれすぎて田んぼに突っ込みかけた。
いや、「死んでいた」というのは、産卵期を終えてボロボロになったシャケ(♂)より不調だった今日昨日の風邪ひき管理人の話である。

週明けこそ水銀が39度手前のあたりを指し示して、「インフルエンザだったらどうしよう」と私をおののかせたものの、その後は順調に下がってきた体温。
それに反比例して、ガソリン小売り価格を思わせる上昇線を描いたのが、鼻水グラフ&左顔面の痛みグラフ。

もちろんきちんと病院には行ってたし、薬も欠かさず飲んでたから安心してたのにさ、昨夜なんかもうなんつーか・・・・・・苦しすぎてベッドの上でのたうち回るほどだったので、さすがにこれはヤバいと感じ、内科ではなく耳鼻科に替えてみた。

そしたら、かなり膿が溜まってますねぇと即答されて、そのままCTスキャン室へマッハGO。
イカめしみたいな輪切りの自分を見るのはちょっと面白かったけど、月曜日には「ただの感冒」だったはずの病名は、本日「蓄膿症」へと華麗なる進化を遂げ、診察費と薬代で一万円もブン取られた。
こぉぉおぉぉ・・・・・・

こんなことなら、はじめっから耳鼻科に行ってりゃよかったなぁ。マンションの向かいだからって単純な理由で、メインは小児科の内科を選んだのがそもそもの間違いだった。
まぁ、CTで検査済みだって安心感があるから、もしも今夜もあの痛みが襲ってきても心配ないけど・・・・・・枯れ尾花も正体が分からなければ幽霊に見えるもんだからね。

・・・・・・ということでこのたびの教訓は、ベンザブロックといえば黄色い箱(風邪が鼻から来るタイプ)な私は、風邪をひいたらまず耳鼻科!ってこと。
でないと熱に浮かされながら携帯にメモった
「ケツが疼く」みたいな腐女子SS用備忘録を、駆けつけた家族や救急隊員に披露する羽目になりかねん。

2008年1月23日(水)

遊戯王友の奈美さんがミキさんの愛用品を教えてちょ、とバトンを放って下さいましたので、ワンちゃんはガップリくわえてまいりました。奈美さんどうもありがとー!ハチのコスプレの王子たまを見た瞬間、奈美さん、なにかを吹っ切ったなと思いました(笑)

☆愛用品バトン☆

・携帯
→ auの W43H。色はエジプシャンブルー(明るい藍色)。
「スッゲェいい色!早く買わなきゃ売り切れる!」と店に飛び込んだら、在庫をごそごそ探って店のヒト曰く、「お客様、誠に申し訳ございませんが、W43Hはブルー
しか残っていないのですがいかがいたしましょう」だってよ。
私がシーズン始めに飛びついてプロパー価格で買った商品は、たいがい最終セールに残ってる。それも複数枚が。

・財布
黒に銀色の王冠?の模様がついたパトリックコックス。
金運アップのため、財布は二年に一度替えるので高いものは持たない主義。カードが沢山入ればそれでいい。
ちなみに紙幣は新札しか入れないのも一つのこだわり。

・車
目が悪くなりすぎて(視力もさることながら、左右の間隔がうまく計れないのだ)運転は命捨てる覚悟じゃなきゃできないので、免許証は持ってるものの、20台前半からずっとペーパードライバー、だから当然車も持ってない。
でも車は大好き。運転能力さえあればジープかハマーを転がしたいな。
免許取って二年くらいは運転してたんだが、その頃は赤いスープラのオープンカーで、サルーキ(大型猟犬)のハルとキナを乗せてカッコつけまくってた。若さって・・・・・・

・香水
今はめんどいし、日本料理屋に入りづらいのでつけてない。
以前はグッチのラッシュとディオール?のファーレンハイトとシャネルのエゴイスト。ぜんぶメンズ、それも見事なまでにホスト系。

・ポーチ
スパコミの小物スペースで見つけた鳥獣戯画柄。ウサギがカエル投げちょるやつ。でもふだん化粧品は持たないので旅行の時しか出番なし。

・ブランド
私にブランドを語らせるとかなりうるさいんだぜ・・・というのは昔の話。
10代の頃はモード・エ・モードと流行通信とVOGUEとELLEが愛読紙で、その関係に進むことも考えたりしてたほどファッションが好きだったけど、4,5年前からブランドそのものへの興味が失せちゃったなー。なんでこんな布きれにこんなゼニ払わなあかんねん、って。

うんと若い頃はギャルソン、イッセイ、ワイズみたいなモード系にはまってて、その後モンタナ、ミュグレー、ジュンコ・シマダあたりのガンダムスーツから、アルマーニとかエレウノのマダム系を経て、ダーク・ビッケンバーグやゴルチェ、ドリス・ヴァン・ノッテンといったモード系に戻り、今はデザインが気に入ったらどこのブランドでも気にしない。でもほぼ全てがメンズブランド。
プラス軍服。

・シャンプー
名前忘れたけど、オーガニックなやつ。一般にドラッグストアで売ってるようなシャンプーは、頭皮からケミカル物質が吸収されると聞き、怖くなってもったいなかったけど全て廃棄。

・ボディソープ
最近普通の石鹸に替えたばかり。牛乳石鹸でも植物物語でもなんでもいい。
でもこういう石鹸すら肌にはよくないらしいね・・・・・・そういうこと言いはじめるとアザラシの脂から石鹸作らなきゃなんないんだけどさ。

・洗顔
とにかく肌は丈夫だからべつに何でも良いんだけど、今はDHCの丸くて透明なやつ

・歯磨き粉
かかりつけの歯医者に歯磨き粉は使わない方がいいと言われてから滅多に使わない

・リップクリーム
メンソレータムの88円のやつ。滅多につけないけど

・ファンデ
コスプレする時しかつけないけど、エレガンスのプレスドタイプ。

・ジッポ
煙草は吸わないよ

・バイク
車と同様目のせいで乗れないけど、時々衝動的にハーレーが欲しくなる。

・薬
野菜をあんまし食べないのが怖くて、ビタミン系のサプリメント、結構飲んでるんだよねー。
あと、目の薬とサプリいろいろ。とにかく目には神経使う。

・マフラー
マフラーっていうかドイツ軍・アフガニスタンヴァージョンのシュマルグ(むしろスカーフ)。
思いっくそ鼻水ふいても気にならない実用派。

・マスカラ
コンタクトに付いたらめんどいし、まつげが抜けたらもったいないから塗らない。

・指輪
今は全くしないなぁ。洗面所で手を洗う時にはずずのがめんどくさいし、手をやたらとぶつけるから柔らかい石付きのは怖くて。
一番のお気に入りは大きなヒスイの回りにダイヤが付いた指輪。
売れ残ってたのが半値になってたやつに一目惚れ。ヒスイは石の中で一番好きなんだ、ハーネマンの目の色でさv

・ストラップ
年期が入って甘栗色になった革製のコッカースパニエル(マヤっこにそっくり!)と、会社の後輩が、スピリチュアル系のお店で買ってみんなに配ってくれたレモン色の石がついたやつ。
他の人には「恋愛運」とか「金運」なのに、「ミキさんのは『健康』です」だって。きっと身体にガタがきはじめる年齢だということを考慮してくれたのだろう。

・枕
かなり前に枕専門店でオーダーしたやつ。中に細かいパイプが入ってる。へたってきてるからそろそろ買い換えなきゃ。

・ネックレス
今はもうパーティーかコスプレかコミケ(笑)でないと付けないけど、数だけはお店できるほど持ってる。
一番好きなのはイスラエルのデザイナー、ドリ・チャングリの古代風味のやつ。

・腕時計
腕時計についてはちょっとばかしうるさい。
私にとってハーネマンの銃器に相当するのが、腕時計と絨毯。息子や娘みたいなもの。「お前はいつ見ても美しいなぁ」って話しかけてる。

名品と呼ばれるブランドは一通り集めたけど、一本を除いて一切合切空き巣に持って行かれちまった。
その後、悔しいから根性で働いて同じものをある程度までは買い直したのものの、メンテにゼニがかかりすぎるのがキツくなってきて(5年に一度、一本5万)、こともあろうにせっかく買ったやつを数本、コメ兵に売り渡してしまった。
しかし、あれから猛烈なユーロ高になって、購入価格の1.5倍には値上がりしてるから、売らずに妹にでもやればよかったと後悔ししてもしきらない。

メーカー的には、やっぱりぶつけても水かけてもへっちゃらピー、タフで美人なロレックスにまさるものなし!もしカレシの気が狂って時計プレゼントしちゃると言ったら、迷わずロレにしとけとお勧めしたい。

残存するコレクションの中では、空き巣に入られた時に途中で私が帰ってきて、泡食った空き巣が逃げる際にたった一本現場に落としていった、生まれて初めて買った高価な時計ー赤いフェイスの金無垢のロレックスを一番愛してる。

逆に性に合わないのはカルティエ。あれは時計と言うよりむしろアクセサリーなのだが、実用性に欠けた上っ面だけのセレブ感がイマイチ好きになれない。だから友人のもとへ里子に出しちゃった。
時計はあくまで実用品。タフさと正確さと肌なじみと美しさを兼ね備えてこその名品なのに、カルティエときたら汗のせいで文字盤にサビが出るなんて・・・・・・そんなのぜんぜん失格!(文字盤交換に7万もぶん取られたので恨んでます)

・コンビニ
クオカードが使えたらどこでもいい。味の差とかよく分からんもん。あ、でもローソンポイントためてるからローソンで買うことが多いかな。

・お茶
飲めればなんでもいいけどハーブティーだけは苦手。あと淹れるのに時間がかかるのも嫌。まったり飲食は性に合わないから、ちゃちゃっと出てきたのをちゃちゃっと飲ませて欲しい。

・飲料水
どちらかといえばコントレックスとかの超硬水が好きだけど、基本的にはボウフラとか湧いてて健康を害さなければ何でもいいよ。

・手帳
15年来コレクトのウイークプログラム(350円)を愛用。手帳というよりむしろメモ帳だが、軽くてかさばらないのが一番。

・ピアス
運気が変わりそうなので身体には穴開けてないし絵も描いてない。いや、絵(タトゥー)はすっごく描きたいんだけどね・・・・・・

・下着の色
ぶっちゃけなんでもいいが、基本的に淡い色は寿命が短そうだから着ない。主に黒と軍隊色(オリーブドラブ)。

・下着の種類
種類?ブラジャーとパンツ。高いのはなにがあっても買わないし、ガーターベルトとかビスチェみたいなややこしいやつはしないし、刺繍やレース付きも嫌い。
そもそも女の下着はすっごく苦手で、休日に奥さんの買い物に付き合わされた実直なオジサン並みに、下着売り場は正視できない。っていうかブラで隠さなきゃならない乳なんか本当はいらなかったのに!(急にシリアスモード・・・)

・サングラス
サングラスは大好きだから色々持ってるけど、これも最近しないなぁ。ブランド的にはグッチが好きだけど、軍人御用達のオークリーも捨てがたい。
顔全体を覆うバイザータイプが好き。でもポップンのMZDそっくりなのも持ってるよ!(笑)

そういえば典型的軍人もサングラスと金無垢ロレックスとでかい石の入って指輪が大好きだってね・・・・・・

・色
黒ばっか。たいてい全身黒づくめだからいつ葬式に召還されてもオッケーだ。
あとはサンドカラー、オリーブドラブ、カーキ等のミリタリ色で気分はソルジャー。
かつてはショッキングピンクのバラ柄とか、美輪明宏さまの髪の色のガンダムスーツを着ていた私はいったい何処へ・・・・・・

・ゲーム
愚問!愚問!愚問ーっ!!!
でもウォートラン以外は一切しない、いやできません。

・パソコン
MacのG4改造版。4枚のHDにOS9とOSXを割り振ってる。いや、クラッシュ恐怖症なもんで・・・・・・

・雑誌
週刊ダイヤモンド、東洋経済、Newsweek、プレジデント、広告批評、モーニング、週刊文春、週刊新潮、週刊ポスト、ヴォーグ・オム、あと和洋各種のゲイ雑誌。

・愛用品しりたい3人
答え甲斐はあるんだけど、ものっそい時間かかりまっせ!日記を埋め尽くしたい方、どうぞお持ち下され。

2008年1月22日(火)

くぉおーっ!熱、ちっとも下がんねーよっ!
午前中は平熱に戻っていたからよしよしと思ってたのに、今計ったら体温計の水銀は37度8分を示しててガックリ。
(体温計といえば、幼い頃、中世の水銀中毒者の悲惨な末期の話におののいた私は、水銀という物質をモーレツに恐れていた。体温計には触るのすらイヤだった。さすがに成人した今でこそ普通に使えるものの、ワキの下で割れたらどうしよう・・・・・・と、体温を測るときにやたらと慎重になるのには昔と変わりがない)

熱あるのにパソなんぞいじってちゃいかんのだが、眠くもないのにベッドでじっとしていると気が狂いそうなのでちょっとだけ起きてきた。

いや、計画では正月休みに片づいてるはずだったのに、まだ全く手つかずの前ジャンル(ぶっちゃけ歴史)の原稿を早くやらなきゃってプレッシャーが、これから愛娘を人身御供に捧げる父親ばりに凄くってさぁ・・・・・・でもベッドから起き出して三時間たつのに、ただの一行すら進んでない。
仕事ならまだしも、趣味の原稿ってパッションがなきゃ辛いだけなもの。ホイホイ二つ返事で引き受けた自分が浅はかだったが、今さら後には引けないのが男の意地。

そうだ、昨夜の夢の件。書いてみると別に大したものじゃなさそうな気がしてきたんだが・・・・・・

仕事を終えて家に帰ると、リビングの隅にお掃除のオバちゃんがいた。
ど、どうやって入ったんだ?とフリーズする私を振り返ったオバちゃん、不法侵入は棚に上げてやおら始めたお説教。「もう!こんなに汚くして!?このドアの隅なんか見てごらんよ、埃がたまって・・・・・・」

え?ドアって何?こんなところにドアはなかったはずなのだが・・・・・・だが、ベランダに出るサッシがあった場所に、ウッディーなドアが設置されているではないか。

おそおそる開けてみると、目の前に広がるのは、60平米はゆうにある部屋。
バリやハワイのコンドミニアムのスイートルームっぽい部屋の壁面には、海外イケメン本の整理はお任せください!とばかりに作りつけの本棚がずらーっと並んでおり、ベッドは真っ白なシーツをかけられたキングサイズが二つ・・・・・・って「二つ」は余計なお世話なのだが。

そして何よりも私を感動させたのは、窓から見える風景であった。
そこには組事務所の屋上ではためくアニキのパンツの代わりに、真っ白い砂浜とソーダ色の海。い、いったいどうしちゃたの?ドアを開けるとそこは南国のビーチだなんて、まるでナルニア国・海物語ヴァージョンだ!

驚愕する私を見て、オバちゃんもっと驚いたみたい。「えっ?あなたこの部屋のこと知らなかったの?信じられない!」
まったく信じられないことだが、どうやら私はここにずっとあったドアの存在に気付かず、今まで生きていたらしい。

今までの家プラス60平米、窓からは松田聖子が田原俊彦と愛を囁いてそうなドリーミーな景色。
こんなことだったら、今さらスーパースペシャルウルトラMAXリスクを冒して引っ越しする必要、ぜんぜんないじゃん!

だが、大きな問題は、次の家の手付け金をすでに払ってしまっていること。不動産業界には、契約物件を自己都合でキャンセルしたら(たとえ会社が倒産して収入がなくなろうとも)、手付けは全額没収というキツいルールがある。

まぁ、いくら広くて景色がよくても、ペット不可なら意味ないよね、と私は自分を慰めた。それなのにふと窓の外に目をやると、突如ビーチに出現した向かいのビルに「○○マンション(私の家ね)、管理規約変更でペット二頭まで可になります!」との看板が・・・・・・(゜◇゜)ガーン。

今や私の希望をあまさず満たす物件となった現マンションに、年収の数倍分の手付け金を捨てて住み続けるべきか、それともやっぱり手付け金を取って、新しい家に引っ越すべきなのだろうか。

息ができないほど混乱した私がリビングに戻ると、そこには勝手に持ち込んだ3台の大型液晶テレビの前で、見も知らぬ中国人グループが、勝手に取り出した私の酒を飲みながらサッカー鑑賞しており、またしても私を驚愕の淵に突き落としたのである。

ねえ、夢判断の得意な方。私は今の家に住み続けるか、それともやっぱり引っ越しすべきか、深層心理はどう言ってるのかどうか教えてください。

・・・・・・とここまで書いて体温計り直すと、38度2分ってアンタ・・・・・・さすがにヤベェので熱さまし飲んで寝る。

2008年1月21日(月)

さ来年の秋に引っ越す予定なのだが、それまでに今の家をどうしようか、血が出るほどに頭をかきむしって迷っている。
ペシミストの私はこれから先の日本経済に全く希望を持てなくて、二年先には今よりもっともっと景気が悪くなると思ってる。日本は個々の企業によるものづくりについては底力はあると思うものの、あらゆる場面での国の無策を見聞きするにつけ、未来に対して絶望に近いものを感じちゃうんだ。

だから、次の家に引っ越してからゆっくり売ればいーやと思っていた今の家、比較的いい査定が出ている今のうちに一刻も早く売っぱらちゃった方が、精神衛生上いいような気もしてきたんだよねー。

ただ問題は、引っ越しを一度余計にしなきゃならないこと、そしてこれからさ来年の秋まで家を借りるための家賃や敷金といった、ものすごい手間とコストがかかる点である。

今日ちょっと不動産屋で調べてきたんだけどさ、うちの周辺では家賃10万円出しても40平米台のアパートしか借りられないだなんて・・・・・・
いや、べつにセレブっぽい生活を望んでるわけじゃない。私にとって家とはネットして男の裸描いて寝るだけの、ご飯すら滅多に食べない場所だから、本当は立って半畳、寝て一畳でもいいようなものの、とにかく本と洋服と家具の量がハンパじゃないってのが問題なのだ。
また、一度空き巣にやられてありったけ持って行かれたもんで、セキュリティーだけはちゃんとしたところでないと、夜も不安で眠れない。

「取りあえず荷物が入る」「セキュリティーがしっかりしている」「通勤時間が今の3倍以内に収まる」。
ついでにヘボピーや父が世話できない時、実家のマヤっこを預かっても文句が出ないために、「ペット可」ならば理想的。

以上の条件で物件を探したところ、軒並み家賃20万越えでガックリ・・・・・・
これじゃ二年間の家賃を払って、敷引き(関東とは違い関西不動産業界には「敷引き」といって、最初に払ったお金から「修理費」の名目で有無を言わせず何十万か引かれる悪習がある)されるとスゲェ出費。
ならこのまま今の家に住み続けた方が得策なのかなぁ、いや、二年先には日本経済、デフォルトに陥ってるかも・・・・・・(悲観的すぎです)

そもそも結構気に入ってる今のマンションから、どうして今更ローン組んで新しい家に移るだなんてハイパーリスクを取ることにしたかといえば、理由は二つ。

一つは「窓からの景色」。
夜景を見て楽しむようなロマンチックなタイプじゃないもので、ベランダから見えるのがそのスジのおニーさんたちのパンツやモモヒキであろうと大してカンケーない。
だが、問題は南側にあるボロビルが、将来的により高層物件に立て替えられる可能性があること。そうなると景色も日当たりもあったもんじゃない。それに組事務所だって資産価値って意味では微妙だよね。

でもって最大のネックは、今のマンションが「ペット絶対不可」なことである。
うっかりマヤっこを預かろうものなら、管理人不在の朝5時と夜中1時に、駐英イラン大使館に突入する特殊部隊ばりにコソコソ散歩に行かなきゃならない。

ワンちゃん命の人間がうっかりこんな物件を選んだのがそもそもの間違い。
だが、空き巣にやられて一戸建てに住み続けるのが精神的にキツくなっていたところに、今の物件にキャンセルが出て(更地の段階で購入予約していた人が、窓からの風景にびびったらしい)市場に出ていたもんで、「やっぱり女はマンションよね」とばかりにイキオイだけで引っ越しちゃったんだよねー。

景色は諦める、日当たりも譲る。
ただ、いくら小学校の通信簿に「孤独を好む」と書かれた人間でも、これから先老いてくるにつれ寂しさを感じるようになること必至である。そして私はヒトよりもイヌに隣にいて欲しいタイプなので、ペット可であることは人生計画における必須条件なのだ。

・・・・・・とここまで書いて熱上がってきたからもう寝なきゃ。いや、カンペキ風邪引いちゃってさぁ・・・・・・明日は会社休む手配をしてる人間がこんなことしてちゃダメなのだが、延々ベッドでクパハネ妄想してるのにも飽きてきたもので、薬飲むついでに起きてきた。

長々と不動産のことを書いたが、今の自分の心境モロ出しの夢を見て、そのあまりにもの単純さに自分がちょっと好きになったので、風邪から立ち直ったらそのことに触れたい。

<超私信ですが>Nちゃ、ヒラタさん、Aゴさん、ルリさん、メールのお返事が遅れておりますが、どうぞあとちょっぴりお待ち下され。カゲさん&マシュマロさん、CD送ったから明後日には着きますよー。

2008年1月19日(土)

はるばる広島までゲーム遠征。
ハゲ&ヒゲ&生足の超オヤジキャラ・テリー曹長とのドリーム小説で頭が一杯のマシュマロさんと、「コスプレ・ウォートラン」という脳ミソ沸きまくりのイメージプレイをしてまいりました。
マシュマロさんには写真掲載の許可を頂きましたので、それが如何なるテロ行為だったのか、どうぞご想像下さいませ。

写真左・マシュマロ 写真右・ミキ・・・って説明するまでもねぇ!

レイヤーだけあってさすがポーズが決まっているマシュマロさん。彼女のコンセプトは「イメクラ嬢」、一方私は「キャバ嬢」なのだが、キャバというよりむしろ禁酒法時代、賭博場でルーレットをするマフィアにしなだれかかる年増の情婦のノリだ。

それにしてもこのトンデモない方向性の違い・・・ウォートランが無ければ二人が出会うことは死ぬまで無かったことだろう。

ありがとうウォートラン!ごめんなさい広島の人!!!

2008年1月13日(日)

うひゃーっ!さっぶぅぅうーっ!!

現在夜の2時40分。エアコンをガンガンきかせている割に、ハンパに広いせいか一向に暖まらないパソコン部屋だが、暖房していない部屋はもっと寒いもんだな。
コーヒーを入れに行こうと一歩廊下へ出たとたん、あんまり寒いので心臓発作を起こしそうになった。これじゃ顔を洗うのもヤだなぁ・・・・・・

ケミカル物質を肌に塗ることが怖くなってきたもんで、少し前からお化粧するのはやめている。だから今夜はこのまま寝てもいいよねぇ・・・・・・え?やっぱり洗わなきゃダメか?

先ほどヘボピー(妹)からメールが入って、また母が何かしでかしたのかとドキドキしながらクリックすると、リサイクルされたパンツのゴムよりユルい用件だったので、思わず椅子からずり落ちた。

今、ちゃーちゃ(妹たちは管理人をこう呼ぶ)と私どっちが男っぽいかなと考えてた。
結論はタイプが違いすぎて比較できない。私は荒くれ者の馬鹿な木こり(酒場で酔って椅子とか振り回し、滑って自爆するタイプ)、ちゃーちゃはオカマ以外の何者でもない。

マンガなら、二人で街から街へ旅して詐欺を働く兄弟で、オカマの兄が策略を練ってバカな木こりの弟にパン屋とかで働かせて店の人を信用させて売り上げを盗ますとかそーゆー感じ。手塚のタッチで絵まで浮かんできた。「兄ちゃん、オラもうこんな事するのイヤだ!」って泣いたら、オカマの兄は鞭で弟をしばくねん。コマ割りまで浮かんできた(笑)
ちなみに兄が170センチとしたら弟は3メートル位あるねん。胸あてのついたジーンズはいてて胸ポケットには二十日鼠を飼ってる。

「自分と姉とどっちが男っぽいか考えてた」って・・・・・・ツカミからしてなんの悩みも抱いてない人みたいだよなぁ、まったく。

このメールを読んだ瞬間、私の脳裏にも手塚絵で浮かんだよ、胸当てのついたジーンズをはいたウドの大木な弟を、鞭でしばく冷酷なオカマの兄が。
手塚ファンにしか分からないとは思うが、「オカマの兄」像には「MW」の主人公である魔性のゲイ、白いブリーフがオムツっぽい(ゴッド手塚は下着姿だけはホンマにド下手!)結城美知夫をあてはめて頂きたい。

ついでながら、先日の「レンジャー!」の日記を読んだヘボから、以下のメールも送信されてきたので、皆様に正しい情報をお伝えすべく貼り付けておく。いや、これから先、面接やお見合いの席で、いつなんどき「陸自にレンジャー部隊というのは存在しない」という知識が必要になるか分からんっしょ(笑)

細かい事だけどレンジャーについて。
陸自にレンジャー部隊というのは存在しない。レンジャー過程教育を終了してレンジャー資格を有する者を指してそう呼んでいる。
第一空挺団は全員空挺レンジャーの資格を持っているので、ある意味レンジャー部隊と言えるかも。
ちなみに軍事クーデターを起こすとしたら第一空挺団しかないと冗談とも知れず言われる位、隊員の士気は高いらしい。陸自の最精鋭は特殊作戦群。任務の特殊性によりその姿はベールに包まれている。

2008年1月12日(土)

近所のCD屋がレンタル5枚千円フェアをやってたので、一気に20枚ほど借りてきたよ。音楽は滅多に聴かないのだが、原稿を書く時にニュースの代わりに流してみようかと思ったのだ。

その結果分かったのは「クイーンは原稿BGMには向かない」ってこと。
フレディ・マーキュリーのアグレッシブすぎる歌声に気を取られて
ぜんぜん集中できんーっ!!

だが、20枚のうち10枚はクイーンで、あとの10枚は中島みゆきとニルヴァーナ。一体どんなチョイスだよって感じだが、腐女子的創作活動のBGMとしてはどれもどっこいどっこいだよなぁ。

しょーがないから腹をくくってまずはクイーン踏破。も、もうフレディは来年までパス・・・・・・
で、お次は中島みゆきシリーズ。CDプレイヤーから延々流れるあの曲もこの曲も、どれも人生のはかなさを切々と歌い上げるみゆき節炸裂でさぁ・・・・・・お陰さまで書き上がったクパハネ話には、微量ながらみゆき恨み節エキスが混入してしまった。

そうそう、ぜんぜん話は変わるのだが、初詣でひいたおみくじのことを今頃になって少々。

私は毎年自宅に一番近い氏神様(天照大神のご長男を奉っている)だけにお参りするのだが、今年はなんだかとても気になったので、氏神さまの神殿と同じ敷地内にあるお稲荷さん、そしてそんな神社があることすら知らなかった白龍神社にもお参りした。

で、参拝が終わってからおみくじを引くのもいつものパターンであるが、今年はくじ(箸みたいな棒に数字が書いてあるタイプ)が入った木製の容器をひっくり返して、なんぼガラガラ音を立てて振りまくっても一向に棒が出てこない。
アイヤー!正月からこれでは今年も苦労するってことなのか?と不吉な予感がちらりと脳裏をよぎる。

だが、四苦八苦の末出てきた棒きれには「1」の文字。
その場で見るのがなんだか怖くて、神域を出てからおそるおそる開いたところ、「大吉ーうれしい便りあり先の希望が広がる像。踏み出した一歩目が肝心。力強く進め」とあった。
それを見た瞬間、神さま方に「色々あるけどまぁ頑張りなさいな」と肩を叩かれたような気がして、思わず涙が出そうになったよ。

各項目では「家庭」の欄が「安息」となっていたのもちょっと救われた気がする。うーむ、母の病状はこのままの状態で落ち着くのだろうか、それともいいホームに空きが出来て、私たちは地獄の介護から解放されるのだろうか。

ただ、「相場ー上昇」ってなってるのだけはありないと思うぞ、悲観論者の私としては。それともこれは株ではなく、鋭角的な上昇グラフを描く、資源関連相場を指しているのだろうか。
いずれにせよ、去年末にギリギリセーフで株やめてホンマよかった。でなけりゃ今頃身も心もボロボロで、クイーンBGMにホモ小説書いてるどころではなかったじゃろうて。

2008年1月11日(金)

一時は母の介護と末の妹の処遇を巡ってアメリカvsロシアだった(冷戦状態と言いたい)すぐ下の妹ヘボピーと、最近またよく飲みに行くようになっている。だってさ、他の家族が大問題を抱えてる家庭で、最後の頼みの綱二人が諍いを起こしてりゃ世話ないもんね。

先日も近所の串カツ屋で安酒を食らいながら、またしてもどうしようもなくどうでもいい話をしていた。家から離れている時くらいは辛い現実から思いっきり目を逸らすこと、これも一種の処世術である。

私はヘボにひとつの質問をぶつけてみた。「動物だったら自分は何だと思う?」・・・・・・幼稚園児が好みそうなネタだ。

真剣な討論の結果、ヘボはなにかのクマだけどヒグマほど凶暴じゃないから、そこはかとない間抜けさをかもし出すマレーグマ。
私は四六時中セカセカ動いている肉食動物だが、動物園の檻の中で所在なげに歩き回るライオンや虎ほどカッコよくないってことで、コヨーテが一番近いんじゃなかろうかって結論に達したよ。
まぁ日本人の感覚では、コヨーテというとどこか小ずるい印象を受けるけど、アメリカインディアンの間では、人間に世界の秘密を囁きかける知恵に溢れた存在とされるから、コヨーテってのはちょっと嬉しいかも。

でもってネクストクエスチョンは、「男に生まれたらなにになりたい?」とこれまたゴミみたいな質問。
するとキラッと瞳を光らせたヘボは一言、
「愚問やな・・・・・・」。ああそうだったな、アンタが目指す男の生きざまはたった一つ、自衛隊に入ってレンジャーになることだったな。

対する私はといえば、「まずは日本人には生まれないね!」ってどこの何様・・・・・・言うだけならタダとはいえ、基本設定からして飛ばしすぎだ。
「で、もちろん特殊部隊に入るんだけどさ、どこにするかで迷ってるんだよねー。やっぱSEALsかな、でもデルタも捨てがたいしSASもいいけど・・・・・・うーん、やっぱPMC(民間軍事会社)に行くことにするわっ!」

こういう会話だけ聞いてるとホンマにお気楽極楽なおネーさんたちだが、実のところ母の病気の進行と共に、日一日キツさが増してるんだよねー。
そんな中、人間性が崩壊しつつある母、無理解な父、引きこもりの末妹の間で心が折れそうな時には、「レンジャー!」(※)とシャウトして困難を乗り越えるのみである。

ああ、明日も母の付き添いがキツそうだが頑張るしかない・・・・・・レンジャー!!!

※・・・自衛隊のエリート部隊・レンジャー隊員は気合いを入れる時に「レンジャー!」と叫ぶみたい。
加えて隊員の名字の上にも“レンジャー”を付けて「レンジャー○○」と呼び合うそうで、部隊で飼育していたニワトリ(後にシメられて鶏ナベに・・・)までもが「レンジャー・コッコ」と呼ばれていたとのこと。なんかかわいーv


<溜めちゃってゴメン・・・一言メールお返事よん>

Xさま・・・・・・カリム&シャダ面白かったです

嬉しいお言葉、有り難うございます!エジプトには何度か渡航しましたが、それもこれもすべては「よりリアリティーのあるカリシャダ話を書くため」。
現実には当時の日常生活に関する資料は極端に少なくて、執筆にあたっては頭を悩ませることもありましたが、今読み返すとそこそこ上手く誤魔化してるなぁーって感じです。カリシャダでは新作を書く予定はないものの、何年も前にオフラインで出したものをネットに上げるかもしれませんので、よろしければちょくちょく覗いてやってくださいねー。

Nさま・・・・・・広島来られるんですね〜全国のゲーセンを制覇しそうな勢い!
コスプレ演習、どんなものになるのか気になります(笑)

ようやく200万点に手が届くようになったばかりの老眼プレイヤーにとって、上位ランカーは一千万点越えというゲームでのスコア的「制覇」はとっても無理なんですが、「全国行脚」なら可能なので、海外旅行をやめてゲーセン行脚しようかという恐るべき考えも・・・・・・(笑)
広島も行きますよー!繁華街のど真ん中のゲーセンでIKKOちゃんヒールにて。私はキャバクラ、連れはイメクラで、善良な広島市民に眉をひそめられるのが楽しみです。

Tさま・・・・・・ムキムキ男の映画なら、ぜひ一押ししたい『300(スリーハンドレッド)』(笑)

あ、それゲイの友達も萌え萌えしてたよ。CGマッスルがMAXビューティホーなそうですね!
ただ、グロシーンが多いということで自分がは未見なのですよ。戦争映画好きのくせしてグロはどうも苦手で・・・・・・エロはたいがい平気なのにさ!
でもムキムキマニアとしては避けて通れぬ映画かと思いますので、近々借りようと思います。

Kゲさま・・・・・・>砂漠
鳥取砂丘でいいんじゃない?
WTも何処かしらあるでしょう

あの日記書いてた時に、どこからか鳥取でいーじゃん、という声が聞こえて空耳かと思ったのですが師匠だったのですね!(笑)まぁ私も確かに「鳥取でもいいのでは?」とちょっと思ったんだけどさ・・・・・・鳥取じゃ360度砂ってわけにゃいかないからなぁ。
見渡す限りの砂漠ならやっぱウォートラン。でものんびりバカンスどころか、あっという間にオストリッチの餌食です。
メディーック!!!
あ、超私信ですが、年末のパソクラッシュ等でガタガタした結果、先日やっとカメラからパソに動画を移せましたので、CD焼きはあと少しお待ちをば。

Zさま・・・・・・砂漠と言えばナミビアがお勧めですがあまりに遠いですよね、、。
モロッコよりもシルクロード系アジアのほうが情緒たっぷりですよ。
観光化しているけどモロッコほどではないシリアヨルダンなんかもいかがですか??

ナミビア?そんなの8日じゃ無理だぁー!シルクロード系アジアであっても、モスクさえあれば人々の肌の色が褐色でなくても譲歩するのですが・・・・・・
シリア&ヨルダンならツアーも出てますよね。ペトラとか見てみたいな。ただ、日にちさえ自由になればフリーにこしたことないのですが、必ず8日以内に帰って来なきゃ会社デスクの存続が危ういもので、魅力的な旅程が少ないツアーに入らざるを得ないのが辛いです。こんな時にはどこでもドアがあればなぁ、と思いますよ。

ドクK・・・・・・ベーコンはそんな変な味がするなら食べない方がいいですよ〜。
私も一ヶ月ぐらいなら許容範囲かと思いますがさすがにやばいです!

塩漬けとはいえさすがにアレはヤバかった・・・・・・味と色が変わった部分はよけて食べたのですが、直後にそこはかとなくじんましんムードになったので、喉に指突っ込んで無理矢理リバース。かつてローマ式ダイエット(食べてすぐ吐く)をやっていた頃のバチあたりな記憶が蘇りました。
今年は「食品はその日食べる分だけ買う」、それが食べ物の神さまと私の約束です。

Kハルさま・・・・・・年賀TOPのハーネマンの妖艶さと、クーパーのプレイボーイさに年明けから興奮してました^^
そんなこんなで、ハーネマンは描き難い方だというのを改めて実感しました。

ありがとうございます〜。クーパー=プレイボーイ!素敵な言葉だわぁvv
近頃つい「カッコいいクーパー」という本来の姿を忘れがちで、ロメオどんどん2枚目半。これではいけない。初心に返って「プレイボーイなロメオ」を心がけなくては。
それにしてもハーネマンはむつかしいですよね!私もこんなに愛しているのに、なかなか上手く描けません。マッチョでなんぼの軍人さんなんだから・・・・・・とは思いつつも、脳内妄想世界の反映でつい女性的になってしまうのが困りものです。

T風さま・・・・・・日記にあった光の加減で読めない文字ですが…『戀』(恋の元の文字)ではないですか?
それなら恋で正解です♪

萌!喜!戀!哀!楽!艶!なるほど、戀ね、ふむふむ、それもあるかも・・・・・・とか言っちゃって、ぶっちゃけ初めて知りました、『戀』って字。漢字検定にはぜったい出て欲しくない文字ですね。
ただエロゲーの看板に、そんな格式ありげな文字を使うかどうなのか。やっぱ現地に確認に飛ぶべきか?ゲームついでにさ!!

Nちゃさま・・・・・・小説の方も表現が細かくて生っぽく、
書かれてるハネマンとクーパーの関係がとても好きでもう何度も読んでます!
ターナーとオデッサのやりとりもリアルで好きです!

うぉおぉおお!有り難うございます!
いえね、なんぼその作品を愛していても、同人活動ってたった一人の壁打ち状態では空しいもの。
昨年のポップンへの移植当時は「ハーネマン」で検索するとボロボロ引っかかってきたものですが、最近ヒットも少なくなりまして、一抹の寂しさを感じつつも、まぁスタートはたた一人の同志すらいなかったんだから・・・・・・いい夢見させてもらってありがとう、って感じで若干エンドロールモード入りつつあったのです。
でも今まで存じ上げなかったところにまだ熱心なWTファンがいらっしゃるとは、これはWT続けていいってことですね!ましてやクパハネ者でいらっしゃるのですか!!?感激で倒れそうだ!!

ここでは長くなりすぎますので、もしよろしければメアドをお教え下さいね。ぜひとも折り返しメール差し上げたいと思います。お見せしたい資料、差し上げたいものが色々ありますし。
また、13日のインテのイベントにはいらっしゃいますか?私はベイビーCUEの筐体チェックを兼ねて出張しますので、もしいらっしゃるなら実地でお会いできれば嬉しいです。

2008年1月10日(木)

ちょっと奥さんっ!アタシ久々に萌えすぎて鼻血ブーよ!

いや、さっきまでカレとお好み焼き屋でそばめしを食べながら、ユルユルで店のテレビを眺めてたんだよね。
画面に映っていたのはボクシングの試合。私ボクシングには全く興味がないんだけど、誰かチャンネル替えてくれないなかぁ。

だが、バンタム級チャンピオン・長谷川穂積に挑戦するイタリア男、シモーネ・マルドロットが画面に映し出された瞬間、思わず箸からポロリと取り落とされたモンゴイカ。
うほっ!いい男ぉーっっ!!!(あくまでミキ的にですが)

ここ5,6年、私の心のチ○コは髪の毛があるだけでピクリとも反応しない分、たまにいいスキンヘッドを目にすると、堰を切ったように萌えてしまう習性がある。
このマルドロット、髪も残ってるしヒゲも眉毛もあるので、スキンヘッドというよりはむしろ坊主なのが残念。せめて眉がなければもっと良かったのにとは思ったものの、鼻は高くて彫りも深く、セルフ催眠術で彼を某教官にダブらせれば、徐々にそれぽっく見えてくるルックスである。

「この人、身長いくつくらいだと思う?」私は胸を躍らせながらカレに聞いた。「170センチくらいだったらスッゲェいいんだけど」。
答えてカレ、「体格から言って165センチくらいちゃうか?」
うーん、やっぱりそんなもんかねぇ。170センチ弱だったらハーネマンと同じだから死ぬほど萌えるんだけどさ、165センチならちょっと低いよなぁ。

で、試合はといえば、最初はチャンピオン長谷川ばかりが流血していたのだが、10ラウンド、11ラウンド・・・・・・と回を追うにつれて、マルドロットも眉間を切って流血が激しくなってくる。うおっーっ!たまらん眼福!神さま新年から血に染まったスキンヘッドをありがとう!!

結果から言うと判定でチャンピオンの勝利に終わったのだが、最後の最後にハーネ・・・いやマルドロットは腐女子鼻血ブーすぎて失血死なシーンを提供してくれたのだ!

あの涙の意味はなんだったのだろう。試合に破れて緊張の糸が途切れたのだろうか・・・・・・シモーネタンったらコーチ(それがまた恰幅がよくて渋い中年メガネ紳士)の胸に顔を埋めてむせび泣いてるじゃないのさ!!

なにこれ?バチ当たらないか?正月からこんなええもん見せてもろて。
だが落ち着け自分。これもあくまで腐女子視点であって、パンピーは別に何も思わないにきまってる・・・・・・と思いきや、シモーネボロ泣きシーンを目にしたカレがぼそっと一言。

「なぁ、さっきリングサイドに嫁だかカノジョだかがおったよなぁ」「ああ、あのケバい女ね(←無益な対抗意識)」「それやのにええんか?これは・・・・・・アカンのちゃうんか?!
うーむ、さすが長いこと生きてるだけあっていいとこに目ぇ付けてるぜ、と10ン年ぶりにカレを見直した。

ついでながら、帰宅してから光の早さでパソを立ち上げ、「ボクサー、マルドロット、身長」でググったところ・・・・・・
眼鏡コーチの胸で女のコみたいに泣いてたハーネ・・・もといマルドロットの身長は、ズバリ170センチ。おおお神よ!感謝します!!

これから少なくとも一週間、ミキ家のインターネットエクスプローラーの閲覧履歴は、マルドロット関連サイトで埋め尽くされることだろう。

2008年1月8日(火)

ヘボピー(妹)と私は、お互いがある漫画の登場人物の誰に似ているかということを考えるのが大好き。
いい年こいてもっと他に話すべきことがあるような気がしないでもないが、家族や男や老後の話題になると、うっかり殴り合いの喧嘩に発展しかねないので、現実からは取りあえず目を逸らすようにしているのだ。

そんなミキ姉妹の先日の議題は、アフタヌーン連載の「ハトのおよめさん」。
私的には、「ハトよめ」のキャラなら自分は師匠(足が六本あるミステリアスな生き物だが機動性に富む)かなと思っていたのだが、ヘボピーに言わせると「お姉ちゃんはハトよめダンナそのもの」。

ダンナは鳥類ではあるが、ベンチャー企業の社長としてブイブイ言わせてるハトなので、人間ではあるがしがないサラリーマンの私よりもヒエラルキー的には多分上。けど、ゼニ勘定に聡くてアグレッシブで、加えて妙にセコビッチなところが似ているとのこと。
ちなみにヘボピーはラーメン屋のバンダナカバ。貧乏くじばかり引く上に自爆型で、今は屋台の下に穴を掘って寝泊まりしているツイてないカバ。

あーっと・・・・・・ここまできて、さっきまで見ていた「アイ・アム・レジェンド」の余韻がじわじわ心に染み出してきたせいで、どうも気分がブルーなので風呂に入ってもう寝るわ。

いや、正直言って、「人類滅亡」というテーマに一向に感情移入が出来ない私にとって、映画自体はどうってことなくて、こっちよりも先日見た、マッチョ王がミニスカートから太股をチラチラさせながら画面狭しと暴れ回る「ベオウルフ」の方がはるかに手に汗握ったんだけどね・・・・・・

人類が消え去ったNYで、常に主人公に寄り添い心を慰めるシェパード犬のサマンサがあまりに愛しくて、つい亡きイリが元気だった頃のことを思い出し、気分が一気にへこんじゃったのだ。

特にサムが死ぬシーン。キツい。キツすぎる・・・・・・あのシーンでは愛犬家はきっとボロ泣きにちがいない。
主人公が瀕死の犬を胸に抱えて子守歌を唄ってやるということは、事前にヘボピーの報告があったので心の準備は出来ていたはずなのに、やっぱ悲しすぎてハンカチ握りしめて涙ボロボロ。

酷い言い方をすると、私にとっての「アイ・アム・レジェンド」はサムが死ぬシーンで終わった・・・・・・それ以降の展開は駄菓子のおまけ、チョコエッグのチョコって程度。

というわけで、一言でいえば「アイ・アム・レジェンド」は私に言わせると、犬族がどんなに人間のことを愛するものなのかを思い出させてくれた「犬映画」、主演サム、助演ウィル・スミス(酷)。
それにエンドロールを見ると、サムを演じた二頭の俳優犬の名前は、人間さまの名前に混じってかなり上の方にちゃんと出ていたよ。

うーん、今日の流れで他の犬映画も見たくなってきた。
3月封切りの「犬と私の10の約束」、お涙頂戴のクサい邦画は好みじゃないから、150%泣けるとは分かってるものの(映画チラシを手に取っただけですでに涙が・・・)あれだけは避けようと思っていたのだが、涙が枯れ果てるほど泣いてカタルシスを得られるという意味では、クサいの承知で見に行くのもいいかもれないなあ。

映画にはぜんぜん関係ないけど、今うちの玄関に飾られている親子鶴。デザインフェスタに出展してらした竹細工アーティストの作品である。

作者さんが「自信作なんですよー」と仰っていたものだが、開場5分後にこの優美なカーブに一目惚れして購入。あとから思えば、自信作ならば「売約済み」の札でも貼って会期中陳列しといてもらえば良かったんだけど・・・気付いたのが遅くてあとのまつり。

なんともいえない母の優しさがにじみ出ているようで、これを眺めると心が安らぐんだよねー。

今は亡きWT的アキバの聖地、ビートグルーパーズ周辺の年末の光景。麻布や六本木だけではなくアキバでもライトアップやってることに軽いショックを覚えたものだ。
それにしてもこのライトは一体誰に向けたものだったのだろう?間違ってもゲーセンやパチ屋から吐き出されるオタクどものためではないのは確かだが。

単刀直入なアキバの看板。漢字が読めないツーリストにも分かりやすく。

「臨兵闘者皆陣列在前」みたいに印を結んで唱えたくなる。萌!喜!哀!楽!艶!

(三文字目はなんなんでしょう。「恋」?ドンキ向かいのビルですが誰か見てきてください。)

2008年1月6日(日)

きのうと今日と二日連続でジムに行き、ソルジャーになったつもりでトレーニングしすぎたせいで筋肉痛。あー背中痛ぇ。
だが甘えは禁物だ。迫り来るコスプレ・ウォートラン決行日までには、キャバクラドレスから出る腕や肩をちょっとでも鍛えておかなくちゃ。

ドレスからのぞくのがムキッとマッチョな上腕二頭筋だなんて、女性誌的な感覚からすると100%キ○ガイだが、どうせなら年増のホステスさんかしらと思われるより、自衛隊員とかトラック運転手とかの、ガテン女のご乱心かと思われる方がまだいいからね・・・・・・

当日着用するドレスは、キャバクラ嬢御用達のお店でヒョウ柄と黒の色違い二枚を購入済み。
で、先日初めて自宅で衣装会わせしてみたところ、ヒョウ柄の方はなんつーか、「出勤前のホステスが同伴待ちでゲーセンに来てみました」としか見えないと判明。

こりゃアカンわ。せっかく買ったからもったいないけど、ヒョウ柄は自宅でネグリジェ代わりに使うしかない。我ながら相当キモいがな。
だから当日はシックな黒い方を着ることにして、ひじまであるレザーの手袋にレースのストッキングも準備した。

アクセサリーはドーベルマン首輪もどきのSMチョーカーをしようかと思っていたが(あるんだよなぁ、うちにはそういうブツが)、共闘するマシュマロさんにドン引きされるのも辛いので、ここはひとまずセレブ感を押し出して、ドリ・チャングリのゴージャス系ネックレスを合わせることにしたよ。

あと問題は足元だ。
我が家にはことブーツとなると、米国海兵隊仕様のコンバットブーツからKISSがはいてそうなプラットホームブーツまで、ブーツフェチにふさわしいラインナップで各種取りそろえられているのだが、ここ10年ほどスカートをはいてない関係で、女くさいハイヒールは全部捨ててしまったのだ。

しょーがないから新しく買いに行ったのだが、意外にないもんだね、10センチ以上のハイヒールって。
あったとしてもリボンがついてたりと、好みに合わないものばかりなんだけど、私は「どんだけ〜」のIKKOちゃんがテレビで黒いパンティーをチラチラさせながら踊ってた時みたいな、高さ13センチのシンプルなやつを求めてるんだよ!

だからいかにもそういうのを置いてそうな、ギンギラに輝くギャル御用達の店をあちこち捜したものの、気に入ったのがぜんぜん見つからない。
うーん、じゃあ最後に品数だけは多いデパートに寄ってみようか。オカマが好きそうなハイヒールは、コンサバ総本山・大丸には置いてなさそうだけどなぁ・・・・・・

だけど、絶賛セール中の大丸に行くと、あった!ありましたよ!男蹴り殺せそうなハイヒール!ヒールの高さは12センチと理想よりは少し低いものの、紫のエナメルという悪趣味さはサイコーだ。

うーん、さすがピンキー&ダイアン。肩パットがガンダムみたいなスーツを作ってたバブルの頃から、コンセプトは何ひとつ変わっとらんな。

そんなわけで役者は揃った。あとは決行日を待つのみだ。当日は「キャーッvロメオさまぁ〜vv」と画面に手を振ったりとエキサイトしすぎて、12センチヒールで足くねらないよう、その点だけはくれぐれも気を付けて行動したい。

カス!カス!天カス!もう高い買い物はしないって決めたのに、年明け一週間足らずでこんなもん買うてもた・・・・・・ドリ・チャングリのネックレス二本。
私がアクセサリーに求めるものは「遺跡から発掘されるようなデザイン」なのだが、このイスラエルのブランドは私の希望を色々満たしているせいで、ニューモデルを見るとつい記憶が飛んでしまうのだ。素材は絹とプラスチックと安い色石なだけなのに凶悪に高いのが憎たらしい。

2008年1月5日(土)

友人がお洒落っぽい(よく分からない女性的なものは全て「お洒落っぽい」で片づける)紅茶っていうのかハーブティーっていうのか?とにかくデパ地下に並んでそうなやたらと高級っぽい黒い袋に、ヒゲのオッサンの顔が印刷されたイギリス製の茶葉をくれた。

袋を開いてみると、いつも飲んでる日東紅茶・50パック398円の茶葉とは似ても似つかぬ、なにやらマツタケ狩りに行く山林に堆積してそうな、いじけてちぢれた枯れ葉がてんこもり。

これは一体どうやって飲むのだろう。コーヒーも紅茶もインスタントしか飲まない私には予想も付かない。ナベで煮出すのか?それとも茶こしでこすのだろうか?だが少なくとも、日本茶は会社でしか飲まない我が家には茶こしはない。

しよーがないからここ3年ほど放置プレイ中だった急須を引っ張り出して、枯れ葉をひとつかみ入れて湯を注ぎ、急須の中についていた茶をこすパーツを引っ張り出して茶こしの変わりに使ってみた。
そしてイギリスでサルーキクラブの寄付担当に買わされたSaluki Walfare Fundの端が欠けたマグカップに、それを注ぎ込む。

うーん、なんだか色がとてつもなく薄い。
さしものセコビッチも日東紅茶のティーパックは一度きりしか使わないが(ブルックボンドなら二度使うけど)、もしも日東紅茶のパックを三度使うとこういう色になるのでは、と思わせるレベルの色の薄さ。いいのか?これで?

飲んでみるとほのかなベリーのフレーバー。ストロベリーかブルーベリーかラズベリーかはよく分からないが、どうやらこれは何かの葉っぱにベリーのフレーバーを加味してあるお洒落お茶らしい。

で、お味はといえば・・・・・・うーむ、ミステリアス。
この抽出レベルだと薄いのかな、もっと色が濃くなるまで急須で放置すべきなのだろうか、そもそもそのレベルからして分かんねー。
袋を見てみるとたった一行のHow Toもなし。さすが紅茶の国・英国製、お茶を飲まない人間のことなんぞ知ったこっちゃないと言わんばかりの突き放しっぷりだ。分かりきったことでもウザいほど説明してあるメイドインジャパンが今は愛しい。

てなわけで、今もって正しい入れ方は謎のままだが、このお茶をお供に白菜と豚バラとくずきりを煮たやつばっか食べてるうちに、袋の中身は半分くらいに減ってきた。

いや、この正月は風邪のせいで全く買い物に行かなかったため、食べるものも飲むものもほとんど切らしてしまい(酒だけはカートンで積み上がってるんだけどね)、家にあるものを掘り出して細々と食いつないでいるとこういう食生活になっちゃったのだ。
中には赤福も吉兆もまっつあおなレベルの賞味期限切れのブツもたくさんあったが、この際に在庫一掃セール。自分、食品には縁ある業界だから言うけどさ、消費期限、賞味期限だなんてホントにいい加減。実際には半年や一年、モノによっては二年先でも問題ないもんなのよ。

ただ、食べ物の中には神さまが住んでるから、粗末にするとバチがあたると教えられた私も、さすがにあのナマモノには迷わされた・・・・・・それは8月末消費期限切れのベーコン。
未開封だからギリギリいけるかと勇気を出して食べてみたら、味はちょっとおかしかったけど腹はくださなかった。ただ、じんましんが出たらどうしよう、正月で救急治療は高いのに・・・・・・と心理的プレッシャーがキツかった。

とにかく皆さん、私におみやげを持ってきて下さる場合、おハイソっぽいもの、お洒落なものはどうぞお避けください。
なぜか日常生活がお洒落系だと思われがちですが、場外馬券売り場の隣の吉野屋と立ち食いそばと100円マックを交互に食べてりゃ満足というおおざっぱな食生活ですので、お洒落なものを与えるとナマコをもらったチンパンジーのようにおびえます。

2008年1月4日(金)

くぉーっ!頭がかゆいーっ!
いや、不潔さゆえではない。頭皮がブリーチ剤に負けたのだ。

私の髪は今日の朝まで、お前ライオンキングかよって感じの目にも鮮やかなゴールドだった。リーマンのくせしてちょい不良(ワル)もほどほどに、と言われそうだが、これは二ヶ月前にはジェットブラックに染めていた髪をブリーチして、その上からパープルをちりばめたレッドを入れた名残である。

ヘアカラーというものは、専用のシャンプーを使ってもどんどん落ちてくる。だからはじめは赤でも洗髪を繰り返すうちに色素が落ち、あとには風水的に頑張って金運を呼び寄せてようとしているかのような金髪が残ったというわけ。

ご存知の通り金髪の短所は、髪が伸びてくると根元が黒くなって、いわゆる「プリン頭」というビンボーくさい状態に陥ること。
だからお姉系セレブなカラーを保つためには(セレブは金髪にしないか)、伸びてきた部分を定期的にブリーチする、というめんどい作業を続けなきゃならない。一時期の所さんや慎吾ちゃんのプラチナカラーの頭は、多大な手間とゼニをかけて頭皮を痛めつけた結果得られた色なのだ。

そんなわけで、私のプリンもカラメル部分が1センチ以上に伸びていたので、今日は美容院でブリーチ後、気分を変えて深いレッドに染め直してもらったのだが、やっぱブリーチ剤ってやつぁ身体によくないんだねぇ・・・・・・
私の肌は、太陽に焼かれてもへっちゃらピーなアラブの歩兵並に強靱なはずだったのに、今日のブリーチで頭の皮膚はボロボロになったのだろう。かゆくてかゆくて、もうどうしてくれようって感じよ。

話はぜんぜん変わるが、今日は例の老紳士と2008年度の初会食に行っていた。
ほんとは一ヶ月ほどご無沙汰している焼き肉を食べたかったのだが、奥歯の調子が相変わらずよくないもんで、豆のペーストとかヨーグルトなど噛まずに済むものが多いトルコ料理屋へ。

そこでジャジュック(ヨーグルトにキュウリとニンニクとオリーブオイルが入ってる)を食べつつ紳士曰く、「年明けやからウォートランやらされる思っとった」だってさ。
紳士は地元で私の演習に付き合ってくれる数少ないメンツゆえ、今日は確実にゲーセンに召集されると思っていたところへ、いきなりレストランだったから肩すかしを食らったみたい。

だが、元旦に年始の挨拶に行ってあるから今日は別にいいんだと答えると、「画面の向こうに話しかけても答えてくれへんで」とごく冷静なお言葉が。チッ、オタクのくせして現実的なお方よな。
対して私は当然のように、「えっ?答えてくれるよーんw」ってサンタを信じる小学生のガキかよ・・・・・・

とにかくどういうわけだか近頃ハネが弟キャラに見えてたまらんという、梅毒スピロヘータがとうとう脳ミソに回ったのか?と思われそうな末期症状。よりによってあんなダメ男が弟キャラ・・・・・・でもダメな子ほど守ってやりたくなる私は、身もだえするほどの母犬属性なのだ。

そんなわけで、この調子では揺るぎなき腐女子であるにもかかわらず、こっぱずかしいドリーム小説のひとつでも書いちゃいそうだ。

「ちょっとアンタ暇そうね。天気もいいのにミリタリ雑誌ばっかり読んでゴロゴロして・・・・・・チケットあげるから映画でも見てきなさいよ。え?エイリアンvsターミネーターなんか見たくない?ふーん、じゃあこれで庭の松の木の枝でも払っといてよ。小遣いあげるから」と高枝切りばさみを押しつけて、渋々作業する弟の後ろ姿を眺めながらおやつのカステラを切るのが、私の脳内で絶賛上映中のドリーム映像。
お父さまお母さま、今年も私はお嫁にもいかず妄想ばかりしているダメな子のままでいそうです。

2008年1月3日(木)

あぁーっ、今日は天気がよくて気持ちがいいな。南向きに取ったベランダからは燦々と差し込む日の光。
だが、燦々と差し込む日の光がまっしぐらに目指すのがクソ高い絨毯たちっていうのは問題だ。
ペルシャ絨毯の大敵は虫と湿気と日の光。ゆえに乾いた国々からやってきたペルシャ絨毯は、高湿気の日本で使うべきものじゃないんだけどね、ほんとのところ。

そんなわけで、せっかくの晴天だというのに絨毯のヤケを恐れる私はそそくさとカーテンを閉じ、いつもと変わらぬ薄暗い部屋でうごめいている。ああ、暗くて気分が滅入る・・・・・・

さて、新年ももう三日目に突入。なにひとつ予定通りに進んでいないからぼちぼちあせりを感じてきたぜ。
そういえばみなさんどんな初夢を見られただろう。私は常日頃から異常なまでに夢をよく見てよく覚えているもので、今年の初夢はどんなのだろうと楽しみにしていた。

だというのに、年が明けてからというもの、たった一つの夢すら覚えていないって・・・・・・いや、年が明けてどころか、考えてみると久しく夢を見ていない気がする。
これはビューティフルドリーマーby押井守な私にしてみると異常事態だ。介護による精神的疲労はこういうところから人を冒してくるんだなぁと、自分がだんだん自分でなくなりつつあるような、ちょっと寂しい気持ち。

ゴメン、話が薄暗くなりがちで・・・・・・
えーっと、前向きな話、前向きな話・・・・・・そうだ、会社に若い男性が入ったので、2月に4日連続で有給を取ることを許された。ひゃっほー!

以前は一年に一度4日間の休みを取って旅行するのが恒例だったのだが、ここ2年は人手が足らなくて叶わなかった。
けど、久々に大手を振って休めそうだから、気分転換のために一週間ほど海外に行こうかな。

ただ、以前なら休みさえ取れれば即エジプト!って感じだったのだが、正直なところすでにエジプト熱は冷めている。だからもう、どうしても行きたい!という場所がないのが問題だ。

さて、どうしよう。砂フェチゆえ「砂漠のある国」が必須条件なのだが、一番興味があるイランは、ツアーで使ってるのがイラン航空ばかりというのが問題。快適・安心なエミレーツを使おうとすると、猛烈に割高な個人旅行になってしまう。

ご存じの通りイランはアメリカと仲がよろしくないので、航空機を売ってもらえない。だから王制をしいていた頃のアンティークな飛行機がまだ現役だそうで、絨毯屋に聞いたところによれば、これがまたいつ落ちてもおかしくないオンボロらしいのだ。
だから移動過程が怖すぎてイランはパス。イランで絨毯とモスクを見たいんだけどなぁ。

じゃあドバイは?と思ったものの、近代化が進みすぎてリゾート嫌いの私にはぜんぜん興味なし。第一あそこでは、神田うの夫妻並にゼニをばらまかない限り、楽しい思いをはできなさそう。鷹狩り体験ができるのはすんごく魅力的なのだが・・・・・・

じゃあ中国の砂漠は?うーん、同じ砂漠でもイスラム入ってないとぜんぜん萌えないんだよなー。

そんなわけで最終候補に残ったのがモロッコ。
ここの砂漠はスターウォーズでルークの故郷となる荒れ果てた星・タトウィーンのロケに使われたほどだから、その砂度、その荒れっぷりは、親の介護でいい具合に疲れた私を完膚無きまでに叩きのめし、かえって悟りの心とか第三の目なんかを開かせてくれそうだ。

けど、問題はこの国がかなり遠いところにあるってこと。
モロッコはエジプトよりまだあっち、スペインの下あたりで、その上直行便が出てないからトランジットもついてたりと、恐ろしく時間がかかりそうである。

いや、機内で隣にハーネマンが座ってエンドレスの銃萌えトークでもしてくれるなら、たとえ地球の反対側まで飛行機にすし詰めでも飽きないだろうが、連れなしで20時間とかはちょっとキツいよなぁ。
まぁ、エジプト行きの機内14時間でやってたようにノートパソコンを持って行って、機内で「股間に張ったテントが・・・」なんて話を書いてれば十数時間なんかあっという間かもしれないが。

そんなこんなで、どうしてもモロッコツアーの申し込みするふんぎりがつかないでいる私。
だが、そうこうしている内に、私はほとんどテレビを見ないというのに、年末年始はたまたまチャンネルをひねるとエジプト番組、ってパターンが三回連続してさ。
なんなの?この偶然。これはエジプトに行っとけってことなのか?と迷いも出てきたんだよねー。エジプト旅行なら個人で組めるし、なんとなく気も楽ではあるんだけど・・・・・・

もしエジプト、ってことになると、今回の旅行にはヘボピー(妹)はついてきてくれないので私一人。
うーん、やっぱりパソコン持って移動はキツいなぁ。誰かエジプトに行きたい人、いませんかー?もし行くとなるとおんぼろベンツで移動だけど、自分の航空券とホテル代の差額さえ出してもらえれば、お車代とかは不要ですよー。(一人でも二人でもレンタカー代は同じだから)

ただ、今回のエジプトは遺跡観光ゼロ。いや、ピラミッド観光と「王家の谷の山登り」くらいはやりますが、あとはただ砂漠、砂漠、また砂漠。ナイル川沿いの道ではなく、砂漠に点在するオアシスに泊まりながらカイロ→ルクソールを目指そうかと。

だもんで、目に優しくない光景が苦手な人にとっては拷問としか言いようのないコース。でも砂フェチにはたまらん旅に違いありません。
どうですか、貴女も見渡す限り砂ばかりの大地に寝転がって萌えを極めませんか?(笑)

2008年1月2日(水)

風邪による筋肉痛とマヤに噛まれた傷の痛みと闘いながら、今日は一歩も出ずに一日中自宅の掃除をしていたというのに、ひとまず片づいたのは玄関とリビングと台所のみ・・・・・・

それどころかパソコンルームとベッドルームは、リビングから押し出された筋肉男&ミリタリ&ボンテージに関するもろもろで溢れかえり、かえってカオス度を増したのみ。
もしも神さまがこの部屋にあるものだけを材料に新しい世界を作ったならば、一体どんなわくわく変態ランドが出来ることか。少なくともアダムとイブは確実に双方マッチョ男になりそうだ。

そもそもこの大掃除、一年の煤を払うという意味合いよりも、マンション売却にあたって不動産屋により高い査定価格を付けてもらうためのものだったのにさ、おおざっぱな片づけだけで疲れ果てて、もういいよ・・・多少安くても、とすでに諦めモード。

掃除って毎日コツコツやっていればこんなに大変になるはずはないのだが、残念ながら私は大の家事嫌い。
冷蔵庫から2002年8月消費期限のソース(開封済み)とか、いつ食べたか全く記憶にないメンマ(開封済み)が出てきた時には、さすがにこれではアカンとは思ったものの、とにかくモノが多すぎてその割に収納が少なすぎるんだよねー。
誰かお客さんが来るとなると死ぬ気で掃除するのだが、最近人も呼ばない隠遁生活なので家は荒れ放題。

どうですか?誰か私に掃除する動機を与えるため、我が家にお泊まりに来ませんか?
ドラマの中のお金持ちの家にありそうなペルシャ絨毯の上には、裸の殿方の写真集が無造作に散らばり、ベランダからは物干し台ではためく○○組のアニキのモモヒキが見放題。
夜中になれば時折、いずこからか女性の悲鳴も聞こえてくる素敵なマンションですよv


あ〜眠い。もう限界だ。けどベッドルームがカオスすぎてあんまりあの部屋に入りたくないなぁ・・・・・・
でももう寝ます。その前にお友達に教えて貰った占いのアドレスをば。

あなたのモテタイプ診断 http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c071

私の場合、モテタイプは「お姉系セレブ」
まぁ確かに年増という意味ではイヤっちゅーほどお姉ではあるし、給料をつぎ込んだ絨毯コレクションだけ取り上げればセレブに見えないこともないが、「モテ度はピカイチ。キレイさと女性らしいしなやかさ、社交的なムードに明るさを兼ね備えた、ある意味、オトコから見た理想の人といえるかも?!」、というありえないコメントには若干ムカっときた。

けど、「小悪魔度33% 色っぽさ76% エンジェル度55%」はおいといて、品位100%」っていうのに気をよくしたので見逃しておく。ちなみに品位100%の私の2008年初笑いは、テレビでやってた「木の棒でキン○マを優しく叩いてつぶすマサイ族による雄牛の去勢」。あイタタ〜!!

それから、こちらはけっこう嬉しい結果だった「漢のサムライ度チェック」
http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c032

結果をコピペしてみる。

ハラキリ度  27%
神風特攻度  100%
ヤンキー度  47%
マザコン度  40%

あなたの漢気度は【105%】ぐらいで太平洋に砕け散った【神風特攻隊員】の血をひいています。

思い込んだら試練の道を一直線。行くが男のど根性を地でいくあなた。
漢気がとても強く、若い狂気の溢れる特攻気質の持ち主です。
現在の軟弱日本において、星一徹の血をひいた熱い存在といえるでしょう。
あなたにとって若い血潮を勇猛に撒き散らすことなど、簡単なこと。信念の中に死んでこそ、漢の花道ここにあり、です。
ただしあまりにも盲目的になってしまうと、ダイナマイトを持って立てこもったり、バスジャックに走ったりする可能性があるので気をつけてくださいね。

あなたにぴったりの武器/陸軍三十年式銃剣(大日本帝国陸軍所有)

うほっ!若い狂気の溢れる特攻気質の持ち主、ダイナマイトと30年式銃剣を持って立てこもり!!(笑)

・・・・・・今年はあまり激しく思い込まないように気を付けようと思います。

2008年1月1日(火)

明けましておめでとうございます。今年も皆様が楽しく健康に過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。

さて、皆さんの2007年はどうでした?そして2008年はどんな年にしたいですか?
私にとっての2007年は、一言でいえば「ウォートラン年」。あのエキセントリック教官に、ゼニも体力も時間も手間も心も捧げ尽くしてヘトヘトになった、でもすんごく楽しい一年だったよ。

いや、正直なところ人生が楽しいことばかりであるはずがなく、母の病気の悪化とか会社のトラブルとか自分自身の体調不良とか鬱で死にそうな思いをしたりとか、心を痛めたことや辛い出来事もてんこもりだった。
けれども今こうして振り返ると、毎日萌えられてホントにハッピーだったよなぁ、ってことばかりが思い起こされるというのは、まったく恵まれてるんだと天に感謝すべきなんだろう。

この萌えライフのすべては5月に天から降ってきた、ハネのポップン移植というミラクルから始まったと思うと感無量。

もしも彼がポップンという人気ゲームに移植されなければ、ポッパーKさんが東京のゲーセンにミキさんが捜しているポスターがありますよ、と知らせてくれることもなく、その店で凄腕プレイヤーさん達と知り合うこともなく、ネタを共有できる女子と萌え話をすることも出来ず、創造主であるデザイナーSさんに突撃インタビューすることも叶わず、もちろんWTで二次創作をするだなんて考えてもみなかっただろう。

いや、2006年の日記を繰ると、「WTで二次創作をしたい」とあるものの、ファンどころか、回りに誰一人ゲームそのものを知っている女性が皆無な状況では、やるだけ無駄だと諦めていたのにさ・・・・・・
今じゃ腐女子的カプでもって、ボジョレ・ヌーヴォープレイとかエジプト旅行とかの下世話ネタを繰り広げてるんだもんなぁ。まったくいいか悪いかは別にして、人間が腐る早さには一種感動的なものがある(笑)。

さて、今年はどうなるんだろう。
2007年はパンピー生活に恵まれず、オタク生活には恵まれすぎるほど恵まれたが、2008年、家庭内環境はさらに厳しく・・・・・・というよりも苛烈を極めるのはSAKUJI先生がヒゲ男なのよりも明らかだろう。だがヲタ生活に限って目を向けると、今年はどういう風に萌え萌えしてるのかな。

まぁあとしばらくの間はWT同志が残ってくれそうなので、互いに萌えを補完しつつ、細く長く今の萌えが続くことを祈ってる。だって萌えって捜すものじゃなくて、あっちから突然やってくるものだけど、萌えが途切れた状態は、現実世界が厳しすぎるオタクにとってはかなり辛いことだからね・・・・・・

加えて、今年はモデルガンを買ってきて、シューティングレンジでのプレイにも挑戦したいと思ってる。そのためには、まずは近場にレンジがあるかどうか調べなきゃ。
本当はクレー射撃の方に興味があって、おあつらえ向きに本物の銃器店は自宅から目と鼻の先にあるのだが、実弾射撃はかなりハードルが高そうなので、まずは色々調べてから相談に行こうかね。

なお、今年の抱負は「怒らない」。・・・・・・って、年明けて5秒後にはすでに苛立って怒りまくってるって、もうぜんぜんダメじゃないの。

なお、元旦早々から母の奇行に端を発するトラブルでマヤに噛まれて負傷。でもってヒス起こしておせちも食べずに走って戻った自宅のパソコン、交換したばかりのHDのOSXが微妙なヴァージョン違いで(私は10.4じゃなきゃならないのだが、社長に言い忘れてて10.4.6が入ってた)ソフト使用不可能。
今日の夜に一気に写真の整理を終える予定だったのに、明日また重いG4をチャリのかごに乗せて、ラボに走らなきゃなんない。風邪は悪化し歯は痛いし、まったく年明けから幸先のいいことで・・・・・・(苦笑)

なんつーか、もういい加減こういう波状攻撃は勘弁してくれって感じですが、心が折れてしまわないようなんとか上手く流しますので、どうぞ遠くからそっと見守ってやって下さいませ。
今年も皆様にはご心配かけてそうですが、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>