8月31日(金)

飲み会連発で帰宅すると即爆睡。サイトをいじる十分な時間がございません。メールの返信なども遅れていてごめんなさい。
羞恥プレイなトップ絵もいいかげん変えないと軍曹に叱られそうなのですが・・・・・・

取りあえずはミクシィ日記からの転載ですが、ヲトラン友マシュマロさんが、フェチ→ミキとばかりに、トップバッターでご指名くださったバトンを貼っておきます。

マジで語って、回答が犬とレザーとペルシャ絨毯で埋め尽くされても、「ミキさん人間嫌いなの?」と思われそうでナニなので、対象を人類に絞りました。設問も「異性」とかあるからには、どうやら「タイプの絨毯・ゴンバッド模様のシルク」とかじゃダメみたいだしね。


【フェチバトン】

1.あなたは何フェチ?

耳。
現実の人間の耳に触りたいってわけじゃないので、フェチとまでは言えないのかもしれないのですが
・・・・・・現実の耳じゃなく絵や文章に描かれた耳が好き。
出来れば顔じゃなくて耳だけ描いてあるのがベスト。

名前を調べても分からなかったのですが、比較的名高い洋画家で耳ばかり描いた人の作品や、古代エジプトの耳だけがずらっと並んだ奉納ステラを見ると心が騒ぎます。(古代エジプトのステラに耳が描かれるのは、神様の言葉をよく聞いていますよ、という表現)

また、己が耳を切り落としたゴッホが頭に包帯巻いてる有名な絵や、Vシネマで耳にナイフあてて脅されるシーンにもゾクゾク。
このゾクゾクの源流は、幼い頃萌えまくった「耳なし芳一」なのではと思います。

2・異性を見る時、まず何処を見る?

相貌の区別が大変苦手なので、異性同性に限らず、まずその人の体で一番特徴のあるパーツを記憶にとどめるようにしています。
あと、その人のファッションかな。どういうファッションをしているかで嗜好を推測。

また、腕時計が好きなので、どういう時計をしているかはチェック。
若者に高価な時計はして欲しくありませんが、年上の男性の場合、時計へのこだわりがあることは大切。
だからといってスカしたランゲ&ゾーネや時流に乗ったパネライよりも、ティピカル成金らしいダイヤ巻きロレックスや、ミリタリウオッチをしている分かりやすくイケイケな方に好感を持ってしまうのです。

3・最近プッシュできる部位

「最近」ではなく中学生の頃からなのですが、目の下の皺、というか目袋。理想はスタートレックのDr.マッコイ(デフォレスト・ケリー)の目袋。
また、老け専なので人生経験を感じさせるような、目と口元に刻まれた深いシワをプッシュ。

4.異性の好きな部位5つ

口元・いつも笑っているように少し上がった口角。鹿賀丈史とかマーカス・シェンケンバーグ(モデル)の口元。

唇・冷笑的な薄い唇もいいですが、タラコ唇も好き。ミック・ジャガーとか田中角栄とか(笑)。

虹彩・昔は瞳は黒に限る!と言ってましたが、最近は淡いグレーやグリーンがお気に入り。三白眼推奨v

頭・スキンヘッドに美しい頭の形は必須。ごつごつせず尖ってもおらず、上品なカーブを描く頭を希望。
やや長すぎてサルバドール・ダリっぽいものの、古代エジプト・アマルナ美術の頭部が好き。
もちろんミッヒ・ハーネマンの優美で可憐で華麗な頭部も好きです(笑)。

声・部位じゃないけれど・・・・・・声がいいとそれだけで惚れます。
一番好きなのは軍事評論家・小川和久ヴォイス。紛争が起こる度に氏のニュース解説にゾクゾク。

5.フェチを感じる衣装は?

また言わせるのですね・・・・・・ブーツと手袋とゴーグルです(笑)。
肉体の露出部分が少なければ少ないほど萌えます・・・・・・っていうか、中の人より衣装そのものに愛。

あとレザー。今年こそレザーでキメキメなマッチョ兄貴たちが集結する、NYブラックパーティーに参加したいものですな。
女性ならば全身を覆うラバーのキャットスーツもいいのですが、男性の場合モッコリばかりが目立つので全身タイツは却下ーっ!

6.バトンを渡す5人

基本的に拙サイトに来てくださる方はフェチのオンパレードだと思っておりますので、5人に絞るのはむつかしい。
フェチを語りたい方、どなたでもお持ち帰りくださいませ。

8月29日(水)

自衛隊の総火演見学に行っていたマイシスターヘボピーさん。ヘボがミクシィの方に上げていた総火演レポを、こちらでもご紹介。写真とかもおいおいアップして行く予定です。


<富士総合火力演習に行ってきました> チケット入手


「はずれ」(From陸上幕僚監部)

ぐぬぅ、またしても!
7月下旬、手元に届いた5通の落選ハガキ。

今年も富士総合火力演習の抽選は玉砕。
初めて応募した去年は、落選ハガキですら陸幕からというだけで、嬉しくて取ってたけど、私をいつまでもそんなおぼこ娘だと思うなよ、陸幕!
今回は全てゴミ箱へ葬った。
「総火演に行きたい!」このマグマの様に熱い想いが、どうしてハガキに憑依して、思わず抽選担当者に当たりを引かせてしまわないんだろう。

「ハガキにイラストでも描いたら当たるんじゃないッスか?」
「えっ・・・、
せ、戦艦大和とか?
「違います」

会社のI君とこんな話をしていたが、I君こそ戦場(富士)にかける橋。
彼は兵庫地連出張所が入居する、我社のビルの管理担当者。月イチの電気検針や、クーラーの調子が悪いなどのクレーム処理で出張所を訪れ、お茶を出してもらったり、運転手代わりに使われたりして、時々、護衛艦の体験試乗のチケットをもらったりしてるらしい。
彼に頼んでもらえば、もしかしたらチケットをゲットできるかもしれない。
でも、相手は大人気の総火演チケット様。そんなに簡単には・・・。

「チケットOKです。でも、今年は1枚しか無理らしいッス。」
いや、もう1枚でもなんでも、手に入りさえすれば!いつも1人で駐屯地祭に行ってるからっ!馴れてるからっ!

と、いう事で私の手には「招待券スタンドD席」のチケットがしっかり握りしめられていた。
今の会社に入社して良かったって初めて思ったよ。今年はラッキーな年って占いにあったけど、『心から願ったことは本当に実現するんだよ』なんちゅう、パステルカラー表紙の女性向けエッセイ本に書いている様な事は、爪の先の垢ほども信じてないけど、思わず信じそうになった・・・。

なんでも去年は、交通費・宿泊費2万円の総火演ツアーがあって、I君も誘われたそうな。全然知らんかった。というか、会社が自衛隊に関係してるなんて今年知ったよ。

チケットを頂きに出張所に行ったら、なぜか入隊希望者に間違えられた。
会社の制服を着ていて、逆さにしても20代には見えないのに、ナゼ?

まだまだ続く日記・・・。死ぬほど楽しかったので記録に残す!

8月29日(水)

ドイツのアウトバーンを疾走するポルシェ・カレラのスピードで、アルツハイマーぐんぐん進行中の母だが、どうやら近頃ぬり絵に凝っているらしい。
気に入らない絵柄だと買ってきても見向きもしないが、気に入ったものだと机の前にしゃんと正座して、紙が破れるほどの筆圧でもって、わき目もふらずグイグイと着色する。

先日一緒に書店へ行った時、「大人のぬり絵コーナー」で母が選んだのは、英国式庭園でウサギやネズミが舞い踊る、「いたずらピーターラビット」。ええっ?こんな複雑な絵柄で大丈夫なんか?

だかそれは杞憂だった。
脳味噌の病に冒された母は、今や岡本太郎や梅図かずおもびっくりの爆発系ぬり絵アーティスト。いや、岡本センセイや梅図センセイというよりはむしろ、精神病院と家を往復しつつ無数の作品を描いた狂気の画家・ゾンネンシュターンってとこだろうか・・・・・・
野ウサギは茶色、ネズミはネズミ色だなんて、そんな世俗的な尺度から百万光年離れた場所で、母はウサギを紫と黄色で、子猫は赤と深緑でもって力強く彩色する。

そんな中、着色済みのぬり絵ブックをぱらぱらめくるうち、あることに気がついて爆笑した。
ビアトリクス・ポターワールドの愛らしい生き物たちが、一匹を除いてすべてがシュールなカラーリングをほどこされる中、なぜかチョッキを着た
カエルだけは着色を逃れて白いままじゃないか!

うーむ、人間みたいなファッションをして、ハスの葉っぱの上でくつろぐ太ったトノサマカエルのリアリティーは、ベータアミロイドが溜まりまくった母の脳には、なにかとてつもなくデンジャラーで薄気味の悪いものとして認識されたのかもしれないなぁ。

さてさて、そんな母を実家で介護するヘボピーと、ついさっきまで飲んでいた。
「一週間に一冊、新しいぬり絵を買って帰らなきゃならないから困るねん」とヘボがぼやきつつバックから取り出したのは、「水森亜土ぬりえ」。あらまぁ!なつかしー!!
好みじゃないぬり絵だと完全無視という気むずかしい母でも、永遠の少女・亜土ちゃんの作品なら、少女に戻った精神とシンクロするかもしれないとヘボは考えたらしい。

案の定、水森亜土と母の心は、エヴァ第九話「瞬間、心、重ねて」のシンジとアスカのようにシンクロしたようだ。
実家に戻ったヘボピーが先ほどよこしたメールによると母、亜土ちゃんぬり絵を見た瞬間に、「かわいいっ!」と大喜びだったそうな。ふぅーむ、「愛らしさ」がポイントなのか。

さて、今週末はどんなぬり絵を買って行こうか。「いたずらピーターラビット」の姉妹編、「森の中のピーターラビット」?それとも私がパソコンとプリンタでオリジナル「大人のぬり絵」を作ろうかな。

8月27日(月)

OS9とOSXを無理矢理ズブリとインサートされたマイMac「安藤兄弟」もとい「安藤姉妹」、ようやくドルゲのラボから帰ってきた。
ただ、帰って来たのはいいものの、パソ音痴の自分には、OSXの使い方がぜんぜん分かんねー!さすがXはMacとは別物だよと皆様から脅かされるはずだよなぁ。

とは言っても、Xはネットと写真の転送くらいにしか使わないから、使いにくくてもさして問題は無いかな。
早速OS10.4でしか使えないカメラの画像ソフトをインストールして、アキバで撮り貯めたウォートラン画像をパソに転送していた。

だが、ご飯を食べても風呂入っても洗い物が終わっても、画面をのぞくといつまでたっても絶賛転送中。
うーむ、動画ばかりで3GBあるから時間がかかっても仕方ないのだろうが、せっせと働きすぎて熱くなってるカメラとパソを目のあたりにすると、いたいけな子供をダイアモンドの採掘現場に追い立てる、極悪非道なオヤジになったような気がしてきた。


それではさきほど兜町で水揚げされて、マイパソ・安藤姉妹に転送されたばかりのフレッシュな写真をいくつか・・・・・・

私が上京した時にいつも泊まるホテルは、米国・ニューヨーク、英国・シティーと並ぶ世界三大取引所である東京証券取引所から徒歩五分という、心洗われるロケーションに位置する。

今回の上京の目的はもちろんコミケだが、東京に出発する前日にあらゆる銘柄が自由落下で下がっちゃったので、月曜日の市場がどうなるのか気もそぞろな私は、市場が開く朝っぱら9時から、アキバとは違った意味での魔境・東証アローズに足を踏み入れたのである。

夏休みということで、東証では「親子経済教室」というどことなく生臭いイベントが開かれており、小学生のガキんちょがワサワサ訪れていた。セミナーではピンクのフクロウ・「シェア先生」(・・・・・・)が経済のしくみをわかりやすく教えてくれるぞ!

磨き上げられたガラスの向こうにあるのは、オンラインで模擬取引ができる、近未来チックな売買ルーム。

一定の資金を元手とした株式の仮想売買を通して、株式投資の楽しさと辛さ、そしてやるせなさを肌で感じられるシステムである。

仮想でまで売買するのは心の健康によくないので私は参加しなかったものの、「初めの手持ち資金は一千万円ですぅ〜」というインストラクターのおネーさんのアナウンスを耳にして、気前いいんだなぁとちょっとびっくり。

東証アローズ玄関で睨みをきかせるヘルメスは商人の神様。ハンパじゃない腹筋の割れっぷりは、軍神アレスかと見まごうほど。

東証の心臓部。手塚の「火の鳥・未来編」で、電子心母・ハレルヤに呼びつけられるロックの気分が味わえる。

私が最後に東証に見学に来た時には、まだ身振り手振りで売買をおこなう立ち会いのオッサンたちがいたものだが、今のこれはなんか殺風景だなぁ。東京ガス株を注文するのに、鼻をつまんで顔の前で手をパタパタさせる(ガス=臭いから・笑)トレーダーの姿が見られないのはなんか寂しい。

私の精神を安定させてくれた月曜朝の株価ボート。信号とは逆で、株価ボードの赤はよい色(上昇)、緑はよくない色(下落)。

この時点の日経平均はあらゆる銘柄が暴落した金曜日終値に比べると517円高。

とりあえずこれで憂いを忘れてアキバ遊びができる・・・・・・と心底ホッとした一瞬。

私がものすごく萌えたポイント。株が暴落した時には、このグルグル回る電光掲示板の映像は必ずニュースで流れるので、皆様一度や二度このシーンをご覧になったことはあるだろう。

しかし、電光掲示板からググッと引くと、固定カメラがこういうふうにせっせと働いているとは知らなかったわぁ!自分がいつも目にする映像の一つ外にあるのはこういう絵だったと知ってMAX萌えた。

私がこのたびの見学で初めて認識したのは、自分はぶっちゃけ「萌える」「萌えない」で銘柄選択していたんだってこと。いや、もちろん投資スタイルとしては外道も外道、超外道なんだけどね・・・・・・

ついでながら「川崎汽船攻めの商船三井受け」とか「ソニーヘタレ攻め」「任天堂ツンデレ」なんて想像してみたらかなり萌えたので、冬コミのジャンルは「株式・女性向け」で申し込みたいものだ(嘘)。

8月24日(金)

長らくご無沙汰しております。「ミキさんの黒タンクトップはなんか意味が違うっ!」と力強く指摘されて、ショックを隠しきれないミキです。

そ、そうかなぁ......そう言われれば確かにどこかが違うかも......特別ムキムキってわけでもないのに、この違和感は一体どこから醸し出されるのだろう?ミリタリ温度の差か?

町に溢れる女性タンクトップが「おしゃれ」「可愛い」「涼しそう」ならば、自分のタンクトップはモロ「戦闘服」でドン引きされてる感じがする。
ちなみに先日同僚に、「そのまま朝○総連ビルに入ったら警報が鳴る」と言われたよ......そんな武闘派ちっとも嬉しくねぇ!

......と憂えるポーズを取りつつも、オタクの戦場・コミケには、黒タンクトップ+迷彩カーゴパンツ、頭は首領パッチというバキなスタイルで参戦。いや、お見合いに行くわけじゃないから、コミケではやっぱ動きやすさと暑さ対策を最優先なのだよ。

で、コミケ後の飲み会もウォートラン演習も、そのまんまの女性兵士的スタイルで参加。プレイヤーの皆さんすんませんねぇ......暑苦しい生き物が一体混じってて。

このように、元気一杯でやってます。このテンションの高さはすでに「年寄りの冷や水」のレベルだと思のだが......

コミケには三日目のみ参加、東京には4日間滞在したのだが、その間ずっとウォートラン&ポップンで、その間に萌え会とルドン展と東京証券取引所見学とサイレントヒルをインサートしつつ、オタク生活を満喫。
加えて、ウォートランのキャラデザイナーの方に色々とお話を伺う機会まで持てて、本当に得るところの多い上京だった。ああ、オタクでよかった!!

改造に出したデスクトップパソコンを、ドルゲのラボから請け出してないせいで、いつも通りのサイト更新にはまだ戻れないのだが(ノートは画面が小さくて老眼にはキツい!)、OS9とXを無理矢理一台に突っ込まれたMyマック、明日の晩には性転換して(......)帰ってくるので、それから証券取引所とかウォートランレポとかを更新する予定です。

それではぼちぼち実家に帰らなくては。Myシスターヘボピーが、熾烈な争奪戦の末ゲットしたチケットを握りしめ、自衛隊の総合火力演習に行ってるので、私が親の世話をしなきゃならないのだ。

コミケを凌ぐ人並みと、猛烈な熱暑の中で行われる総火演。「お姉ちゃんも行かない?カッチョいいヘリもいっぱい来まっせ!」と誘惑されたものの、太陽が苦手な私、開始30分後にライフポイントゼロで救護室行きになるのは確実なので、涙を飲んで断った。

今はただ、激戦を乗り越えたヘボが無事帰還することを祈るばかりである。

8月18日(土)

いや〜、昨日の暴落にはびびったぜ……800円超えなんて久々だ。
9.11の朝にも株価ボードはまっさおで(上がると赤、下がると緑で表示されるのだ)、思わず「このまま戦争が始まるのか?」と不安になったのを覚えているが、昨日の午後からの下げっぷりはテロがあった日より酷かったよ。

ここ数日の下げで、信用取引してる人の中にはクラッシュしちゃった人もきっと多いんだろうなぁ。追い証を入れられなくて闇金に手を出して家庭崩壊……なんてネタ、ウシジマ君にもあったなあ。
株やFXなんて、パチンコやオートレースに比べればまだカッコよく聞こえるかもしれないが、言ってみると一種のバクチなんだよね……

私は「信用だけはやっちゃダメ」という死んだおじいちゃんの教えを守って現物しかやらないもので、まぁここは辛抱しようか、と思ってはいるものの、月曜日の市場がどう動くか考えるとやっぱり不安だわぁ。

おっと、生臭いことばっか言ってないで、ぼちぼち荷物を詰めなくては。
これからコミケに旅立ちます。三日目にどうしても本が欲しいオリジナルサークルさんがあるので、日曜日だけ一般参加。それ以外は火曜日までの4日間、アキバでウォートラン三昧&ミッヒ萌え会!楽しみ〜v

そいでもって、いつも泊まるホテルが兜町なので(……)、新しくなった東京証券取引所を見学に行って、月曜日の動きに一喜一憂したいと思う。

ということで、水曜日あたりまでお別れです。なんか色々ストレス溜まってきているので、東京で一発仕切直してくる。

8月15日(水)

トイレのタンク洗浄剤(水がブルーになるやつね)を交換しようと、新しいやつをグワシ!とわしづかみにするや否や、何も考えずにガーゼみたいな布をビリビリ乱暴にはがしたら、どうやらこれ、被膜をつけたまま使うものだったみたいね……
指先がブルー○ット色に染められて、洗ってもキレイにならん!うーむ、何事も落ち着いてやれってことかね。

落ち着くで思い出したが、先日ヘボピー(妹)に「マンガや映画で、私が一番近いキャラって誰だと思う?」という大人げないメールを送ってみた。

帰ってきた答えはというと、
「ルックスや雰囲気は、『時計じかけのオレンジ』のアレックス(マルコム・マクダウェル)やチャーリー(チョコレート工場)や、オニヨさん(漫画「バカとゴッホ」に登場する、スキンヘッドなオカマのディーバ)、性格はマルクス兄弟の長男かハンターxハンターのチートゥ。バタバタしてて。とにかくスラップスティックな感じ」
との、軽い殺意を覚える答えが返ってきた。

しかし確かにチートゥにはものすごい親近感を覚えるなぁ。あの浅はかさとか、ナルシスティックなとことか、考える前に体が動いて大失敗するところとか……

ヘボからは全面的に同意できるような答えが返ってこなかったもので、この15年の付き合いで、成人後の私を親よりも鋭く観察していると思われる人にも同じことを尋ねてみた。彼ならきっと嬉しい答えを返してくれるに違いない。

すると彼が即答したところは「『出るとこ出ましょ』の弁護士」
自分としては、エイリアンのリプリーとかGIジェーンとかマトリックスのトリニティーとかコナン・ザ・グレートのヴァレリアとか、そういうアマゾネス系お姉さまを心の奥でこっそり期待していたというのに、女子高生フェチの眼鏡男子に一体どこが似ているというのだ?!(怒)

そもそも作品的にマイナーすぎだが、「君に質問をされた瞬間にあの弁護士の顔を思い出して、それからは彼にしか見えなくなった」ってアンタ……私はそんなにスーダラ人間に見られていたのか。

ちなみに、会社の同僚によると「『劇場版トリック2』の占い師・緑川祥子」か「アフガニスタンでほふく前進してる人」ということで、ますますワケ分からん。

……と、どうでもいいことをダラダラ書いてきたが、二日酔いで頭がガンガンするので、パソの前から一時撤退。
今日はお盆。お寺でご供養を済ませてから、ウォートランとエステとオタクの舞踏会のための美容院に行ってくる。
ヘアスタイルの参考にと、持っていく本はゲイ雑誌(というかセクシュアルマイノリティー向けカルチャー誌)とフェチ雑誌。3時間後にはドSビアンの一丁上がりになりそうで、我ながらちょっとドキドキする。

8月12日(日)

ウォォーーッ!ビバ!盆休みーーっ!!

昨日も休みで今日からまだ4日間も休みがあると思うと、嬉しくていてもたってもいられなくて、風邪だというのに会社のある日よりずっと早く起きちゃったよ……いい年こいてはしゃぎすぎ。小学生の頃はイベントを楽しみにするあまり、一週間前から盛り上がりすぎて本番で具合が悪くなってたタイプ。

もちろん風邪は完全に治っていないからジムは控えておくけど、ブリザード風味だったくしゃみ鼻水は、人工スキー場の降雪程度に収まってきたので、おうちプレイが大嫌いな私は外出したくてもう辛抱たまらん!

そんな頃合いを狙ったかのように、我がヲタマブダチであるるしゃるさん(10代の頃から一緒に犬の同人誌を作っていたよ)の住む東海地方から飛ばされた、「『地球へ・・・』の初回限定版CDの予約忘れちょったぁ〜〜っ!」という悲壮なモールス信号を受信した。

そいつぁ大変!友の危機!……ってことで、これから限定版がまだ残ってそうな店に探索に行ってくる。でもってそのついでにゲーセンにも……(笑)

常日頃から家族連れとカップルとアジアからの観光客ばかりで、何も知らないママが幼稚園児にウォートランさせてたりするのを見て、「ゼニの無駄を……」とちょっとイラっとくるマイホームゲーセン。ましてや今日はお盆前の日曜日だけあって、いつもの三割り増しで込み合うことだろう。

しかし開店の11時からゲセンに飛び込む好事家はそうそういないだろうから、まだ人の少ない今のうちに行ってくる。たまってる掃除も洗濯もメールの返信も、ぜんぶ帰ってからだぜ!

……ってことで、たとえ風邪が悪化しようともすべて自己責任ってことで、チサト、いきまーす!!

8月11日(土)

外人軍団によるザ・フンドシショーのお陰で、昨夜はブラックマンデーの夢にうなされこそしなかったものの、国際ケツサミットがジュネーブで開催される眼福な夢を見たわけでもなかった。

昨夜の夢はどんなだったかというと、カラフルな丸や三角や矢印に追いかけられて逃げまどうキュービズムな夢。
いやー、モンスターや特高に追いかけられるより、無害だけど意志が読めない
に世界の果てまで追尾される方が100倍怖かった……

私はストーリー性のない夢はまず見ないので、こういうタイプの夢は珍しいなと思っていたら、やっ、やられたー!!朝起きたら風邪にやられて鼻水とくしゃみのハリケーン。
オタクの舞踏会直前だから体調管理には細心の注意を払ってたのにさ、日経平均にガックリくるあまり緊張の糸がぷっつり切れたのだろうか。

今日は父が病院へ行くというので、母の介護をバトンタッチするため会社に行くよりもずっと早くから実家に戻ったのだが、どんどん熱が上がって頭まで痛くなってきたので、夕方まで滞在しただけで、倒れそうになりながら自宅に戻ってきたところ。
無理して帰ってこなくても実家で養生してたらいいようなもんだが、自分の家じゃないとやっぱ落ち着かないんだよねー。

さしものWTジャンキーも(ミキナチ、昨夜やっとこさ准将に昇進!)、この熱をおしてゲーセンに行く元気は今日はない。そうこうしてるうちに、筋肉まで痛くなってきたからまだ7時だけどもう寝ます。

起きたら風邪がウソみたいに治ってますように!と、オタクの神さまにキュウリでもお供えしておくよ。

8月10日(金)

米国発・世界同時株安デー。ゲハアッ!!(吐血)

まぁ、日経平均は水、木と連続で上がっていたものの、別に悪い材料が出たわけでもない好業績株が一直線に下げ始めたりと、おとといから個々の銘柄や出来高は妙な動きをしてたんだよね……今思うとあれが前兆だったのかもしれないが、はたと気付いて持ち株全部売りに入るのが若干遅かったわい。

さっきニュース番組でニューヨーク市場速報を見てたのだが、またまた200ドル近く下げてたので、日本の月曜日もズルズル下げそうなイヤ〜な予感。下落への心構えは常にあるものの、3ヶ月分のゲインをたった3日で持って行かれては、打たれ強い私もさすがにへこむぜ。

そんな中、ワールドビジネスサテライトなんか見たくないやい!と現実から目を逸らすべくチャンネルを変えた瞬間、ドドメ色だった私の視界は、キラキラ光り輝くリオのカーニバル色に染められた。

なに?なんなの?!このフンドシっっ!!!

テレビに映ったのは関西人の金曜夜のお楽しみ・「探偵ナイトスクープ」(あ、今は全国ネットかな)。登場していたのは、将来が案じられるほどフンドシへの強い執着を示す小学生。

そう、今夜のナイトスクープでは、「ボクがしめたい理想のフンドシ」制作を、京都の有名フンドシ専門店が請け負うという、涙と笑いのメイキング・オブ・ドリームふんどしの一部始終が紹介されていたのだ!

私ははじめから見ていたわけじゃないのだが、チャンネルをひねってすぐに映し出されたのは、少年にいろんな色柄デザインのフンドシを見せ、どういうヴァージョンが希望なのかイメージを絞り込んでいく、というシーンだったみたい。

……いや違う。誤解なきように言っておくが、私はショタじゃないからフンドシ少年の六尺姿を見てもぜんぜん幸せにはなれない。
鬱々としていた私の心をカラフルなお花でいっぱいにしてくれたのは、依頼者のお宅で開かれた
フンドシ・ファッションショー

いや、「どうせならカッコいい人につけてもらいましょう!」と、フンドシ屋の社長が伸びやかに言い放った時には、一瞬心のチ○コがピクリと反応したものの、次の瞬間には「どうせ『さぶ』みたいな角刈りアンちゃんっしょ?」と元の鼻クソほじりモードに戻ってたんだけどね。
のれんの向こうから外人軍団がキャットウォーク(居間だけど)に現れたとき、私はテレビに向かって椅子ごとテレポーテーションしていた。

まぁぶっちゃけ外人とはいえ、ワキパイパイが作れそうなほど雪見だいふくな人も紛れ込んでいたものの、私の胸を高鳴らせたのは、ちょっとスリムで背の高いKGBタイプ、それもスキンヘッドというゴージャスすぎるザ・フンドシである!おおおぉ……神よ……感謝します!!!!!(神さま、最近こういうことでしか感謝してなくてごめんなさい)

いや〜、西洋人+フンドシなんてキワモノすぎると思っていたのだが、意外にいけるじゃん、ザ・フンドシ。
……ってことで、私の今夜の妄想テーマは「フンドシ・ウォートラン」に決定!これで少なくとも今夜はブラックマンデーの悪夢にうなされずに済みそうだな。

8月8日(水)

自分ではまだ若いつもりだったんだが、ついにヨシエ・イナバ&コシノミチコと並び立つババァブランドのチョモランマ、プリーズプリーツでお買い物しちゃったよ……うぉうぉおお……

プリーズプリーツというのはイッセイ・ミヤケが立ち上げたブランドで、デパートのミセス階(大抵4階)にはだいたい入っているのでご存じの方もおられるかと思う。
また、ご存じのない方でも、美輪明宏様が好んで着用していらっしゃると書くと、どういうカテゴリーの服なのか0.5秒でイメージが沸くことだろう。

マサイ族が飛びつきそうな原色の布に、特殊加工で細かいプリーツ処理がほどこされたプリーズ・プリーツ。
そんなの、ものすごい繊細なハンドリングを求められて扱いにくそうだな!と思いきや、私みたいな家事ダメダメ女でも、洗濯機でブン回すだけでオッケーと、意外に打たれ強いそうである。

またそれと同時に、キツい個性のせいで基本的にはいかなる日本人が着ても似合わないがゆえに、どんなタイプのオバちゃんが着てもそれなりに、え?似合……って……る?と錯覚してしまう魔法のブランドでもある。

いやね、仕事のせいで夏コミ初日のポップンデーには逆立ちしても行けなくなったので、スキンヘッドにするという気持ちはかなり萎えつつあるものの、まだ3割くらいは迷いが残っているので、この度のショッピングは「スキンヘッドでも違和感がない」洋服の購入が目的だった。

そしてプリーズプリーツはハゲ頭にも負けない個性の強さがあるよね、ってことで、店を出る時にはプルオーバー二枚+バックまで入った紙袋を提げていた……

で、その帰りに「イベントでスキンヘッドにするんで、何かサイバー系の服を」と注文を付けて、ワイズ(ヨージ・ヤマモト。これもかなりの個性派)に寄ったところ、自分、ワイズ&ギャルソンを着そうなイカニモ系オーラでも発していたのだろうか。
追尾ミサイルのように接客してくれたマヌカンさんが勧めてきたのは、石の森章太郎シリーズ。
ま、またやりおったな!ワイズ!!

確かワイズといえば、10年ほど前に「手塚治虫シリーズ」として、ヒョウタンツギ柄ネクタイや、「馬鹿な!」なんて叫んでるギザギザフキダシ付きブラックジャックネクタイなど、さしものオタクも椅子ごと後ろにひっくり返ってブクブク泡吹きそうな、ありえないアパレルを世に送り出していたが、今回は石の森先生で来たんだなぁ。
パッと見には澁い配色なのにさ、よく見ると柄が仮面ライダーアマゾンでは……大丈夫かヨージ!?

それにしてもあのマヌカンさん、「今シーズンのテーマは石の森章太郎なんですよーv」と、よりによってロボット刑事がプリントされたジャケットを指し示されても……私がオタクだってことをテレパシーで見抜いたのだろうか。

普通ならば、「これは有名な漫画家、石の森章太郎のコミックシリーズで」みたいな説明の仕方をするんじゃないかと思うのだが、私が知っているという前提でもって、マイナーキャラのロボット刑事で自然な導入されてもちょっと困る。

だが、それに対してサービス精神溢れるあまり、またまた要らないコメントをする私。
「いや、そのイベントっていうのはマンガのイベントなんで、これじゃかえってヤバいですよ!ゲハゲハ」
するとマヌカンさんから返ってきたのは、「えー!そうなんですかぁ。それじゃちょっとマズいですよね」と分かったような分からないような答。

結局のところ、軍服色(オリーブドラブ)のプルオーバーをゲットして店を後にしたのだが、果たして非ヲタに受け入れられるのだろうか?石の森章太郎シリーズは。
うーむ、もしもあれがライダーやロボット刑事じゃなくて、ジュンとか好き好き魔女先生みたいな、可愛い系キャラクターなら、Tシャツくらいは買ってたかもしれないけどね。

8月6日(月)

「ミキナチ中佐、どちらかへお出掛けでありますかっ?!」(ミキナチ=WTのサブカードネーム。まだ中佐……)
「そうだ。日独協会主催の講演を聞きに行ってくる」
『ユーロの背景と国際的側面 元EU委員会金融理事 ミヒャエル・シビック博士』……なんだかインテリっぽいですね」
「ふふっ……(鼻高々)将来的にユーロでの資産運用も視野に入れるべきかと考えてな。本場で実務にたずさわってきた知識人の話は何かの参考になるかと思ったのだ」
「なるほど。だからいつもよりお化粧がこ……」
「た、たるんどるーっ!腕立てひゃっかいーっ!!」

……ということで、心のどこかでステキな出会いを期待して(笑)、メイクもいつもの3割り増しで意気揚々と出掛けたドイツ語によるユーロ講演会。
ドイツ語ぜんぜんダメな私でも、通訳付きなら大丈夫かなと思っていたのだが、さすがドイツ語教室もやっている日独協会主催なだけあった……

基本的なドイツ語程度も分からない人間にかける情けはなしーっ!って爽やかな切り捨てっぷりで、通訳がはしょることはしょること!ミッヒ先生が何を話してるのかちんぷんかんぷんもいいところ。
頭に残ったのはただ二点。現在のユーロ高はテクニカル的には行き過ぎだということと、問題のユーロ憲法制定において、反対国は二年の猶予を与えられた上で、なお反対ならばEUから退場させるという案が出ているという内輪ネタ。ふーん。

また、メリハリのきいた固いものが好きな私の耳には、ドイツ語の響きはとても心地よかったから、一時間ほぼノンストップでドイツ語を聞けただけでよしとしよう。
講演会が終わった時には、「マジでドイツ語習おう!」とその足で独語教室の扉を叩く勢いだった……と、私の萌えにはいつもながら変なバイアスがかかってくる(笑)。

それにしても、ステキな出会いがあるかもvと邪念を抱いた私がアホだった。
講演会に集まった人々は、全身の毛穴から「ドイツ語やってますっ!」って雰囲気を吹き出しているハードコアな老紳士&老婦人と、大学の講義は無遅刻無欠勤、ノートはムシみたいな文字がびっしりだと思われる真面目
の学生さんばかりでどびっくり。バッチリメイクのナンパな己が恥ずかしくなった。

うーむ。顔に「不思議大好き!v」と書いてあるエジプト学講演会の人たちとは、またひと味違うな……と、ところ変われば品変わるというか、ジャンルによって人のタイプも変わってくるものだと妙に納得。

8月2日(木)

サハラ砂漠に続いては、ジュード・ロウと結婚して有名女優たちの激しいイジメにあっていました。相変わらずお気楽ゴクラクだな……

……と我ながら思うのですが、ぶっちゃけると、認知症が悪化の一途を辿る母、目がほとんど見えない上に歩行が困難になってきた父、おまけにヘボピーは介護ストレスから吐血……と、介護ドラマを地でいくミキ家です。

まぁガンだったら家族総崩れだぜ?と案じたヘボの病状が、さして深刻なものではなかったのは不幸中の幸い。あんたビール飲み過ぎなんだよっ!と叱りつつ、私に出来ることは状況がさらに悪化した時に備えて、せっせと稼ぐことくらいかなぁ……

まぁ、これから先どういう局面を迎えるのか予想も付かない、老いと病の問題。幼い頃、お姫様のように大事にしてくれた大恩ある両親ですから、見送るまでは出来るだけ親孝行したいと思っています。
それと同時に、仕事から帰ってパソコンに触れる時間がある間は、思い切りモエモエしたいものです。ああ、萌えある生活で本当によかった。


完璧にウォートラン系だと思われる日記は、こちらではなくウォートラン部屋に分けることにしました。今後心に浮かぶハゲ的妄想は、ぜんぶそちらに投げ込みます。

でもって掲示板とか。
WTオンリーがあるはずもなく、居住地が分散しているためオフ会も催しにくいハーネマン派ですが、せっかくプチ盛り上がりを見せているこの機会、腐女子的下ネタ語りをする場が欲しいなと考えております。

しかしネット上を見渡すと、2ちゃんは若すぎるコの目に触れるし、ミクシィのコミュでは今ひとつ遠慮がある……となると、このサイトにパスワード制の秘密倶楽部を作ろうかなとか。

一人の萌えより複数の萌え。何かいい交流スタイルがあればぜひメール下さいませv

8月1日(水)

サハラ砂漠を旅する夢を見た。

幼い頃から砂が大好きで、学校が終わるとまっしぐらに公園へ駆けていって、日が暮れるまで一日中砂場で砂と戯れたり(寂しいこどもですね)、海水浴場では自分で深く掘った穴にもぐり込み、その上から大人たちに砂をかけてもらって、たまらんほど興奮したのを覚えているから、砂好きというより砂フェチのレベルに近いのかもしれない。

そのくせして、「月の砂漠」や東山魁夷の絵に描かれるような、どこまで行っても砂の山また山、という本物の砂漠にはまだ行ったことがない。砂漠らしきものといえば、エジプトのバハレイヤでデューン(風に吹かれて移動する砂山)を訪ねたのみ。

そんな中、砂漠の最高峰へのあこがれが、ふと現れでもしたんだろうか。
夢の中ではサハラ砂漠の砂の上に横たわり、「真っ白で粒子が小さくてなんて綺麗なんだろう!」と、一粒一粒がキラキラ輝いている砂を手のひらにすくっては、うっとり指の間から落としていた。

360度、どの方角を見ようとも、視界に入るのは砂また砂。実際にはそんなことはないのだろうが、夢のサハラ砂漠は黄金色というよりもむしろプラチナ色に輝いていて、その美しさに酔いながら何ともいい知れぬ幸福に浸っていた。

だがその時、砂に足を取られもんどり打ちそうになりながら駆けてきたのは、ガイドY氏。
「ミキさぁ〜ん!大変です〜っ!
そう叫ぶ彼の褐色の肌は、それと分かるほど蒼白である。
「ミキさん!ドライバーが車と一緒にトンズラしました!」

ゲゲッ!やはり自分の夢、ラストできっちりドンデン返しかよ……せっかく気分よかったのに、あのドライバー、お人好しそうな顔してようやってくれたのぉ!……と舌打ちしたい気分。
うーむ、この軽装備では砂漠では生きていけない。だが、ここまで来るのは四輪駆動車でかなりかかったのに、一体どうやって人里に帰れというのだ?
言うまでもなく携帯は無情に「圏外」を表示し、無線は車の中である。

どうしよう……このままここで干からびるのか!?と一瞬恐怖に震えたものの、砂の気持ちよさに負けた私、「それならそれでもまっいっか」とあっさり諦めて、今はただ肌に触れる白金の粒の感触に恍惚とするばかりであった……

「バブバブー」デューンくんだりまで来て赤ちゃんのマネ。(byヘボピー)

「死刑っっ!!」デューンくんだりまで来てこまわり君のマネ。(byミキ)

↑海外まで行ってアホちゃうかミキ姉妹?と思われそうだが、会社の後輩達も、フランス旅行の写真ではもれなくイヤミ(おそまつ君)のマネをして写っていたぞ。浮かれると何か芸をしなきゃ気が済まないのが関西人のSAGA。

エッフェル塔を、ルーブルを、オベリスクをバックに「シェー!」のポーズ……パリの知識人に、シェー!が今、ジャパン・クールなんだと勘違いされたらいいのに。