2月28日(水) ミクシィの陸上自衛隊コミュの、「今までで一番過酷な訓練は……」というトビを読んでたんだが、朝の服装点検での、教官の指摘に爆笑! で、同じくミクシィにて、私のゆうに100倍は気合いの入ったスキンヘッドマニアの方とお近づきになった。 で、この方に私がスキンにした時の写真をお見せしようと、机の中を探っていたら(この時は原稿疲れとコミケへの期待でテンパっていたせいか、ハゲ証明写真はたった2枚しか撮らなかったのが残念!)、肝心のスキンヘッド写真は見つからない代わりに、美輪明宏ばりの金髪時代の写真やら、G-menならぬJ-men's Tokyoでハダケたマッチョ外人に囲まれて、幸福のあまり幽体離脱しそうなアホ面の写真などが発掘された。
←地上の竜宮城にてタイやヒラメや乙姫さまたちと。マゾじみたレザーの首輪とブレスがキツい。 中国黒社会の乱暴者どもからマーマと呼ばれ一目置かれているような、薄暗い部屋の奥で阿片でもくゆらしてそうな、そんな怪しげな黒ずくめファッションの母は、私に輪を掛けた美形好きゆえ、マッチョに囲まれものすごくハッピーそうな顔で微笑んでいる。 残念なことに、六本木のJ-men'sはもう閉鎖されてしまったようだが、母をこういう店に連れて行ったら、脳が活性化されてヘレンケラーみたいに言葉があふれ出るかもしれない。 もしどなたか、鍛え上げたボディの外人男性が、汗でぐっしょりのビキニにチップをはさませてくれるショーパブをご存じなら、ぜひともご一報下さい。それが東京であれ博多であれ、新幹線圏内なら母を伴ってソッコー出張します。 |
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2月27日(火) 丸一日迷っていた下の写真のアンティーク絨毯だが、結局見なかったことにした。 一目惚れなら大枚はたいても後悔は少ないけれど、迷うってことは、「惚れた!」というフェチ心に加えて、「有名工房のレアものだから」というミーハー的コレクター心や、「人に渡したくない」というセコい競争心が渦巻いているからに違いない。 それにアンティークってのも大問題。けっこう縁起を担ぐ私は、古本以外で一度人手に渡ったものには、ちょっと警戒心を抱いてしまうのだ。 あの時、ウブな心に刷り込まれたアンティークや質流れ品への漠然とした恐怖……もちろん、すべての宝石や絨毯がホープダイヤみたいな呪いまみれの品なんてことあるわけないが、やっぱりどういう人が持ってたか分からないってのは、あんまし気持ちがいいもんじゃない。 ましてや、今回のブツは、イランでバリバリ実用に供されていた絨毯。新品に慣れたこの目にはぶっちゃけ小汚い織物だ。いくらレアな品であれ、絨毯は絨毯、実用品。柔らかい布でふけばとりあえず綺麗になるホープダイヤとはタチが違う。 1940年代にエマーミ師匠の工房で生まれ出て、この極東の国のショールームにやって来るまでの70年間、鼻がひんもげるほど足の臭いオヤジに踏みつけられたり、砂糖たっぷりのチャイをこぼされたり、前オーナーが60才になってやっともうけた初めての男の赤ちゃんのおもらしで汚されたとか想像すると……ゴメン、やっぱり私にはアンティークの絨毯に、安心してほっぺたをスリスリできないよ。 ……ということで、キッパリ諦めたら気持ちも楽になった。浮いたこのお金で、ヘボピーに「丸」(爺さん御用達のミリタリ雑誌)、マヤっこにはやわらか戦車のぬいぐるみでも買ってやりたい。 |
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2月25日(日) 「母を遊びに連れて行ってあげる」という罪滅ぼしの隠れみのを着て、一日中母を伴って、実家と自宅と絨毯屋と骨董市会場を行ったり来たりしているとさすがのタフガイも疲れ果てた。 それにしても、なんぼ昨日から新入荷フェアだとはいえ、絨毯屋にあれほどたくさんの人が押し掛けたのは、この数年来で初めて見たよ…… 商っているものは立ち食いうどんじゃなくてペルシャ絨毯なのにさ、店内では常に2,3組のお客さんが品定めをしている状態。それがまた、皆さん冷やかしかと思いきや、えらいハイクラスのお嬢様が、私の目の前で次々にお嫁に行ってしまうのにはかなりびびった。 いや〜、今まで「景気回復って首都圏だけの話だろ?!」と鼻を鳴らしていたのだが、どうやら関西でも景気回復は、夫婦揃ってこういうものを買いに来るような人々のお宅には、いつの間にやら忍び寄っているらしい。 そして私はといえば、自分の絨毯すら決めかねたまま悶々とコーヒーをすすりつつ、世間的には一体どういうタイプがモテるのかを分析すべく、来店するお客さんの目がどんな絨毯に釘付けになるかじっとりと観察していた。 ……あああもうダメ。もう体力の限界。 では12時前だけどもう寝ます。一言メールのお返事はまた明日ね…… 左が昨夜迷っていた70才のケルマンラバー。でも今やこれはどうでもいいの。(笑)
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2月24日(土) お外はあんなに天気がいいのに、隣のビルの暴力団事務所の屋上に、なぜ一枚も洗濯物が見あたらなかったのか? さて、絨毯だが…… 彼女は生命の樹とさまざまな動物たちが織り込まれた、正に私が求めていた色柄の、天国を思わせる美しすぎるアンティークである。 置く場所無いなら仕方がない。私は残念4割、大金と投じずにホッとした気持ち6割で、取りあえずメヘルバクシュ工房の壁掛けサイズのお嬢様を連れて帰った。 だが帰宅して、別の絨毯を敷いているリビングのテーブルとソファーの間の距離をおそるおそる測ってみると、ひっ!まるであの絨毯を敷いてくださいと言わんばかりに2X3メーターのスペースがあるではないか。悪魔のたくらみ? 唯一の問題はやっぱりお値段。予算内どころか予算の3倍なのが、私を死ぬほど懊悩させる! ただ、タイミングいいのか悪いのか、生活をコンパクトにまとめる決意をしたばかりの私は、大切にしていた機械式時計コレクションから、先週末に3本売っぱらったばかり。ギリギリあの絨毯を買えるだけのキャッシュが手元にあるのだ。 どこが「生活をコンパクトに」なんだよって感じだが、絨毯だけは別物だからなぁ……けど、時計と違って絨毯には資産価値は無いし……(ぐるぐる) 「インテリアにはまりだすと、独身女の最終形態」とはよく聞くが、最終兵器彼女にはもうしばらくトランスフォームしたくないので、ホントに迷っている。 ちょうど同じビルで骨董市が開催されてたから、明日もし暖かければ、骨董市大好きな母を会場に連れて行って、その足でもう一度絨毯屋に寄ってみよう。 今夜は荒ぶる魂を落ち着けて、もう一度己の内なる心と向かい合うしかない。 |
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2月24日(土) 今日はお休み。土曜日くらいはゆっくり寝ていてもいいようなもんだが、父の病院の予約を取らなきゃならないので、いつもと変わらぬ時間にウォートランソングで飛び起きた。いつまで寝てるんだこのクソ虫ども!YES,SIR,YES!!!! ベッドルームのカーテンを開けると、日の光が明るくさしてとても気持ちがいい。釣りキチ三平みたく「うっひょーっ!」と叫んでジャンプしたくなるような気分。 各部屋のカーテンも順繰りに開けていって、リビングまで到達したのだが、明るく絨毯を照らし出す日光にびびって、リビングのカーテンは3秒で閉めた。 絨毯といえば、これから洗濯物を干してから着替えてパン食べて、絨毯屋に行って来る。 見に行かなければ知ることはない。知らなければ欲しくなることはない。 ただ、店主との会話から推測するに、他の顧客はやっぱり医者や弁護士や会社社長といったリッチマンが多いみたい。 とにかく、ぼちぼち老後の心配もしなきゃならない独身者がペルシャ絨毯だなんて、一体何度「分不相応」という言葉を頭の中でこねくり回して、あれこれ悩んだ(気楽な悩みだな)ことだろう。 だが、自分は車を持ってるわけじゃないし、すでにブランド物にも興味がない。 願わくは私のハートを射止めるようなタイプのお嬢様がいないことを祈るばかりである。 |
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2月23日(金) ♪すーごーい奴だぜー 越前リョーマ お前はオレを熱くするー お前はオレを熱くするー(エンドレス)♪ お友達の紹介で知って、昨夜初めて聞いてみたテニミュ(ミュージカル版テニスの王子様)ソングが頭の中でエンドレスで流れていささか困っている。 100の言葉より1の動画を見ていただければ早いかと思うのだが、このシーンでは♪すーごーい奴だぜー 越前リョーマ♪と無限ループで歌う青年の背後で、リョーマ役の子がスポットライトを浴び、黙々とラケットを振っている。 共有型動画(というのかな?)独特の粗い映像、えもいえぬ不思議な曲調、同じフレーズが延々繰り返される歌詞、下手と言い切ってしまうことにためらいを感じるビミョーな歌唱法…… さすがテニミュ、あなどるべからず! 「ありえねえ!」「や・り・す・ぎ・ですっ!」「それはないだろ!」と叫んでいる内に、いつしかカタルシスを得られそうなテニミュには、以前からかなり興味があったものの、実際に舞台の映像を見るのはこれが初めて。 でもって、テニミュとはぜんぜん関係ないのだが、ヘリコプターコミュニティーで、YouTubeの愉快な動物レスキュー大作戦が紹介されていたので、ついでにアドレスを貼っておく。 岸から離れた場所で氷上に取り残されてしまったシカを、ヘリコのプロペラがおこす風で岸まで押し戻す……というナイスアイデアであるが、笑っちゃうほど華麗にすべってます、シカ。 それにしても、ネット証券のチャートは真っ白けになるくせして、テニミュやシカのプリマドンナ動画は無問題で見られるって……さすがMac、骨の髄までオタク仕様。 |
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2月23日(金) 上場した瞬間の2分後からつるべ落としに下がり続けて、たった1時間で人生がイヤになりそうな損失を被らせてくれた某新規上場株(ショックのせいで社名も忘れた)でのハイパー失敗を機に、株は一切止めると決めて、すべての持ち株をえいやっ!と売却してから、4年の月日が過ぎ去った。 だが、占い師に言わせると、どうやら私にはギャンブル運やくじ運は無いらしい。 子供の頃には、裸の男女が針山や血の池地獄で悶絶している古い地獄絵が怖くてたまらず、本のページをうっかり開かないようにホチキス止めしていたものだが、毎日読んでる日経も、真ん中あたりはホチキス止めする勢いだ。 それでもたまたま目に飛び込んでくる株価に、諸行無常の気持ちになることもたびたびだった。 こんな痛い経験をしてから、私はお金のことはあまり考えないようにしていた。そりゃまとまったゼニがあれば老後の心配はなくなるけれど、コツコツ仕事さえしていれば、なんとか自分で食べてはいけるんだから……と、お金が増えた減ったで心を煩わせるのは一切ヤメにしていた。 けど、親がアルツハイマーなんて大変な病に冒されて、認知症患者が入れる病院がいかに高くつくかを知ってから、ゼニのことは考えないよとも言ってられない気分になってきたのだ。もし自宅介護が出来なくなったら、私の給料だけでは親の病院代を払えない。 そういう事情に後押しされて、ついに株を再開することにしたよ。いや、ネット証券の口座を二年前に作ったものの、占い師に「金運が劇的に上昇するから株を買ったらいいよ」と勧められた去年の2月にすら、銘柄まで選定したものの大失敗の辛い記憶が蘇ってきて、どうしても買えなかったんだけどね…… けど、おおお……勢い込んでクリックしはいいけれど、自分はすでに世間から取り残されてしまったみたいよ…… しょーがないから、今日D証券に電話で注文する。手数料が安いネット証券を使いたかったのだが、イライラを避ける為にはやっぱアナログの方がいいかもね。 なんだかいつものパターンで、私が買うと市場総崩れ……なんてことにもなりかねないが、今回は長期戦で臨むことにする。 |
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2月22日(木) ぬかるんだ道ばたでさぼっていた、訓練中の自衛隊員(オートバイ隊)の若い二人連れと雑談する夢を見ていたのだが、騒々しく響き渡る目覚ましマーチ(ウォートランのメインテーマ)にベッドから飛び起きたところ。 ここしばらく日記が途絶えているので、ついにバテたか?と心配してくださる方もいらっしゃるだろうから、出社前に慌ただしく更新していくよ。 で、自衛隊のバイク隊の子たちが、「自衛隊に入らなければ、今頃エアコンのきいた部屋でドカベンの一気読み出来るのになぁ……」とぼやくのを、オバちゃんは地べたに座り込んでうんうんと聞いていると、頭の上に人影が…… 隊員共々叱りとばされるかと思いきや、私に軽く会釈をすると、「さぁさぁ、もう終わりにして!」と隊員達を連れ去ったのみであった。 うぉおっ!時間じゃ!これから洗濯物干して出社する。(最近いつもこのパターンだな)この忙しさだと決算賞与も期待できそうなので、せいぜいお仕事がんばってきます。 |
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2月17日(土) 「一番美味いのはやっぱりイチゴ味やと思う!」「そうやな、少なくともバナナよりはええな……」 年明けに泥酔して負ったキズがかなり癒えてきたので、先週からトレーニングを通常のペースで再開している。 ジムに通い初めて丸一年が経過した。だけど、筋肉ってなかなかイメージ通りには付かないものだね…… あ〜あ、GIジェーン様みたいなストイックな肉体になるには、それこそ生理が止まるほどの激しいトレーニングと(実際映画中でジェーンは生理止まって、軍医から「無理しすぎ!」と叱られとった)、食事はミリメシいや野菜とプロティンのみ、というような厳しい食事制限をしなきゃならないのかな。 その上、筋肉ってちょっと鍛錬をさぼると、あれよあれよという間に落ちてしまうものらしい。 太るは易し、されど痩せるは難し。 どうだろう、これからマジメにトレーニングしたら、夏には腕を見せても恥ずかしくないほどには身が締まるかな? だがそのためには、女子プロレスラー・トリッシュのコスプレをするために、毎夜ダンナに足を持って逆さにつるしてもらっては、その姿勢から腹筋をしてようやく腹を6つに割ったという、友人Kさんのような苦行を経なくてはならないのかもしれないな。 |
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2月16日(金) あの後昼休みに書店に突進して、「ボーズ・ヒーローズって雑誌ありますか?」と尋ねたら、書店の姉ちゃんに「はぁ……?」って、思いっきりけげんな顔されちゃったよ。 彼女のその表情を見た瞬間、フェチな自分がくだらないムシになった気がして多少勢いを削がれつつも、「いや、男性向けのスキンヘッド専門誌だと思うんですが……」と説明したところ、雑誌担当のアンちゃんが出てきて、「そういえばそんなヘアスタイルの雑誌がありましたね……」とパソ端末で調べてくれたよ。 その結果、問題のボーズ雑誌の新号は、昨年夏の創刊号以降、まったく世に送り出されていないらしい。うーむ、さもありなん。やっぱテーマが坊主だしな。 ならば電脳書店で捜すしかねぇ!とまたまたダッシュで帰社。ネットで「ボーズHEROES」と検索かけたら、あるある、ありますわよ……今にも中指立てて「ファッキン!」とシャウトしてくれそうな、ワイルドボーズのグラサンアンちゃんが表紙の創刊号が! 内容説明には、「カヴァーインタビューはEXILE/COLORのATSUSHI。秋の極めつけボーズファッション、ボーズCM、ボーズヒーローインタビューなどを収録したボーズヘアスタイルBOOK」。 うーむ、これほどボーズボーズと連発されると爽やかなものすら感じるが、この表紙や説明を見る限り、殿方ファッション用語におけるボーズとは、五分刈りとか三分刈りとか五厘刈りの、少なくともまだ毛髪が残存する状態を指すものらしい。 ……いや、それどころかむしろ、一般的にはそういう高校球児スタイルこそが「ボーズ」なのであって、顔が写るほどにツルッツルというのは、「ファッション」という観点から見ればトワイライトゾーンなのかもしれないな。 だが、私が好きなのは完璧にヘアレスの状態、スキンが風を感じるヘッド。種を蒔いても芽吹かない、もしくは芽が出ても飢えたカモシカにソッコー食い尽くされてそうな、百姓泣かせの畑状態の頭部なのだ。 ゆえに球児ヘアにはさして興味がないんだが、まぁこれも乗りかかった船。ボーズHEROESグラビアの中には、目ん玉飛び出るほどビューティホーなハゲが存在しないとも限らないので、ネット書店の注文フォームから、「カートに入れる」をポチッとなしようと思ったのだが……ゲッ!どこのネット書店でもすべて「現在お取り扱いできません」になっているじゃありませんか! そして次の瞬間、私の指はダイアプレス(出版元)の電話番号をプッシュしていた。 けどダメねぇ。昔はボーズといえば「ダサイ」ってことで、女子からはデッドボールや暴投並みに嫌われてたのにさ、今じゃストライクとまではいかなくとも、フォアボールで押し出し満塁くらいは狙えるややモテ系へと昇格したのかな。 手に入らないとなるとどうしても手に入れたくなるのがイソップの犬並みに強欲な私のSAGA。ヤフオクに楽天マーケット、そしてアマゾンのマーケットプレイスをあたってみたら、うほっ!あるある!中古ではたくさんあるじゃん! しかし、3319円、3320円、3330円、3330円、3340円って、なによこのみすず書房の本並みのお値段は?!それも古本カルテルでもあるんか?と勘ぐりたくなるこの横並びっぷり…… さしもの私も、ページを開くとスキンヘッドどころか、EXILE系ボーズと歌舞伎役者系ボーズで埋め尽くされているやもしれぬ雑誌に、3千円以上のゼニを払う気にはなれん。 かくいう次第で、残念ながらどういう内容なのか見ぬままになりそうな「ボーズHEROES」。 |
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2月16日(金) 爽やかな朝、遊戯王友のRさんから「ミキさんはご存じかと思いますが……」とスキンヘッド専門誌「ボーズHEROES」の存在を知らせるメールが届いていた。うおっ!んなもんあるんか!ぜんぜん知らなんだ!! ただこの雑誌、EXILEファンのヒトたちが喜びそうな内容らしいってあたりがちょっと不安だ。ページを開くと風神雷神をプリントしたスカジャンボーズや、ズボンの股を極限までずり落とした、短足カモフラージュボーズで溢れているんじゃなかろうか? 私の好むボーズは基本外国人、できれば白衣か迷彩かグッチ着用。それならばお洒落ボーズはヴォーグ・オム、ミリタリボーズはコンバットマガジンでこと足りる気もする。 ただ、スキンヘッド女性は人種タイプ問わずに365日ウエルカムなので、ボーズ・ヒロインズの掲載を期待して、とにかく書店で見てくるよ。情報サンキュな、Rさん。 それではこれから着替えて会社行ってくる。今日はバリバリ残業だ! |
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2月13日(火) SONYの薄型テレビ・BRAVIAのCMで、サンバねーちゃんの褐色美にやおら開眼した私。去年の末の予定では、今頃ブラジルのホテルでリオのカーニバルへの期待に胸躍らせているか、もしくはすでに暑さにやられて、溶けかけのマックシェイク状態になっているはずだったのに…… なぜって、ブラジルへのツアーは目ン玉飛び出しそうなアンビリーバボーなお値段だったから! もしも旅程に縛りがないのなら、自分で船を漕いででもリオデジャネイロまで行って、現地でツアー(それでも6日間20万円〜!)に入ることもできたかもしれない。 だから、未だ足を踏み入れたことのない南米に、フリーで行くのは単なる蛮勇だ。日程の延長をなによりも恐れる旅行者は、日本発のツアーの食事時間までビッチリ組まれた隙のないタイムテーブルに従って、羊たちのように沈黙して行動するしか選択肢は無い。 けど、大手旅行会社の商品が何本か見つかったものの、そのいずれもが日程が長いか高いかのいずれかなんだよなぁ。15日のツアーなんて、休み中の学生さんか、リタイアしてのんびり旅行の老夫婦しか行かれへんっちゅーに!(怒) 短い日程のものもあるにはあった。だが、一方は3泊7日なんてほとんど機内?ってカンジの、想像するだけでもどしそうになる恐るべきスケジュール。 しょーがないからカーニバルは諦めて、ゴッドファーザー2でマフィアの抗争の舞台になっていたのに加えて、村上龍がやたらと誉めてて興味を持ったキューバに行こうかと調べてみた。 けど、南米旅行ってどうしてあんなに高いのかなぁ。メキシコまでは安いのにさ、それよりも南下すると旅費が一気にはねあがり、キューバ旅行はリーズナブルな旅行会社のツアーでも、軒並み40万円〜なのはキツい。ましてや私は一人参加ゆえ、一人部屋料金(ツアーによって違うがだいたい+5万円〜)を請求されるのも問題だ。 かつてマハードに萌えるあまり、ジャンプを開いて30分でエジプト旅行を決定した時みたいに、ある萌え萌えジャンルに関わる文物を見るためなら多少高くても惜しくはない。だがキューバったって、葉巻を吸うわけでもないし、ヘミングウェイにも何の関心もないしなぁ…… モタモタしている内に、自分の部署的に一番休みが取りやすい2月は過ぎ去ろうとしている。3月は決算で4月〜12月はまんべんなく忙しい。 5月ならどこがいいんだろう。以前なら休みさえ取れればエジプトに行っていたが、今年は別のところにも行ってみたいな。アウシュビッツ跡を見にポーランド?それともハーネマン妄想の基盤を固めるためにドイツ?ロシアで戦車に乗せてもらうのもいいかもしれない。 ただ、5月だと暑さにギリギリ耐えられるので、気楽なエジプトもやっぱり魅力的だ。 |
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2月12日(月) 「仕事に対して誠実でよく働き 向上心があって お互いを高め合える警察官と結婚できますように!」 ……とある神社に奉納されていたある絵馬に書かれていた、神さまへのお願いごとである。つい目に入っちゃった願いの主は、絵馬に書かれた生年から計算して、当年とって31才になる女性らしい。 うーむ、神さまが願いを聞き入れてくれればいいのだろうが、この注文の多さではいつまでたっても結婚でけへんぞ! 自分、元来かなりの老け専ゆえ、アッパー方向には10や20いや30才程度の年の差は無問題ながら、下の方にはなぜかたった2,3才の年の差でも、「だ、ま……されてる?」という悪しき先入観をもって接してしまうからなのか、どうしても心にレッドアラートが鳴り響く。 それが、秋吉久美子さんの場合は、自分の年齢の半分の年の、む、息子よりも年下がダンナだなんて! ただ、万一自分の半分の年の男との結婚が現実の話となったら、ダンナを甘やかせばいいのか甘えればいいのか、放獣いや放任すべきか拘束すべきか、どう対処すべきかてんで分からなくて、ストレスでやせ細った挙げ句ソッコー離婚してしまうのがミエミエだ。 えー、どうしてこんな話になったかといえば、最近介護生活にストレスと将来への不安がたまるあまり、今まで考えてもみなかった「結婚」の二文字が、時折頭にちらつくからである。 ……とまぁこのように、家族全員がかなりキツさを感じる介護生活の中で、おのおのが光を求めて懊悩してるんだが、少なくとも恋愛や結婚については、自分にはやっぱり二次元世界に遊ぶのが一番幸せな生き方だということで、三次元への浮気心は捨てて、フェチとしてヲタとしての正道を歩みたいものだ。 ただ、ここで脳内結婚妄想を書くのは控えなくちゃ!と多少あせっている。 萌え発言って、書く時はノリノリだからいいものの、読み直したら熱い砂山に頭を突っ込みたくなるほど恥ずかしいもんだ。でも書くけどね。 まぁ、2004年発表のゲームで今頃ググるヒトもそう多くないだろうから、「他のプレイヤーに見られると恥ずかしい」と思うのは杞憂なのかもしれないものの、ロボット避けの効果の無さと己の妄想発言の暴走っぷりが、しみじみと心に染み入る如月の夜である。 |
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2月7日(水) 年明け早々に酔っぱらって作った打撲傷のせいで、仕方なく休んでいたジムだが、今日丸一ヶ月ぶりに行って来た。 整骨院の先生曰く、私みたく体のジョイントがゆるゆるの人間は、マシンで負荷をかけちゃいけないらしいんだが……たった一ヶ月トレーニングをさぼっただけで、腹や尻回りが水を吸った海面みたくブヨブヨ、というのはどうもいただけない 努力の甲斐あってせっかく筋肉がつきかけてたのに、このままジムを止めようものなら、GIジェーンどころか単なる中年のオバハンになっちゃうYO!という恐怖に耐えきれず、パキパキと実にイヤな音を立てる手首足首は無視してトレーニングを再開した。 そのせいか今日は眠くてたまらない。 眠りといえば、昨夜は女性になりたい男性があるドナーから女性器を移植され、私がその男性から不要になった男性器をドミノ移植されるという夢を見ちゃったよ……オイオイ…… コンクールで金賞を取った黒毛和牛のステーキのように、しずしずと運ばれてきたフレッシュなブツが、よりによって己の股間に移植されそうになった瞬間、恐怖のあまり目覚めたのだが、まったくこんな夢を「その後の上昇運をつかむヒントが隠されている」節分の夜に見なくてホントよかった、助かった。 さて、ぼちぼち寝なくては。 あ、「疲れた眼球」で思い出した。コンタクトから目を守るために、今日注文した眼鏡のお値段は、一体いくらだと思います? なんと、フレーム別のレンズのみで4万8千円。 地震の時にはのび太ばりにメガネを捜して床を這い回らなきゃならないし、海に落ちたら陸の方向が見えなくて溺死しそうだし、視力0・8以下では特殊部隊にも入れないし、万一入隊できたとしても、教官の鉄拳一発でメガネがふっ飛んだ時点でオールオーヴァーで……その上レンズが4万8千円だとは!(哀) 最近とみに己の目の悪さが恨めしい。いっそ角膜をレーザー光線で削り取る、禁断のレーシック手術を受けようかと真剣に検討する今日このごろだ。 |
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2月5日(月) 眼科の待合室でBRIOを開くと、白い歯を見せて微笑む読者モデルのコメントが、ニースの風のように頬を撫でたもんだから、びっくりするあまり首の骨が折れるかと思うほどのけぞった。 「フェラーリに乗って解放される時間は、ゆるいシャツがいい」 この若社長、もちろん「買い物はイタリアかフランスが基本」であるそうな。 ちなみに、先ほど我々がレジで支払った金額は二人で2248円、滞留時間は4時間半。(帰れよ!) それにしてもLEONも凄いがBRIOもある意味もっと凄い雑誌じゃの! 記事中の、5つ星レストランの給仕長と置屋の女将の対談でも、「いつも奥様以外の女性といらっしゃるお客様が、はじめて奥様といらっしゃった時にどう対応するか」なんて、ある意味背徳的なネタが、しごくナチュラルに飛び出してるのには、「これって『すてきな奥さん』には棲息を許されない記事だよなぁ……」としみじみしつつ、「ところ変われば品変わる」という言葉を噛みしめたのだった。 さて、肝心の眼科なんだが、正月明けからの映画&ビデオの見すぎで、眼球の表面がガサガサになってしまったので通院している。 今日はついでにコンタクトの度数も変えてもらったのだが、左目マイナス13&右目マイナス9、5と、半年前の度数よりもワンランクづつ悪化していた。 目のいいヒトにはこのレベルがいかなるものか、まるきり想像つかないだろうが、普通の近視はせいぜいマイナス3〜4程度、かなり悪いヒト(ヘボピーとか)でもマイナス7〜8と言うと、マイナス10越えというレベルが、近眼世界における南極大陸みたいな未踏の地なことを、なんとなくお分かり頂けるだろうか…… しかし上には上がいるものである。 ぶるっ……こんなこと書いてたら、己の目の悪さが恐ろしくなってきた。 |
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2月4日(日) 昨日の晩はウィーンのオペラ座でオペラ見とった! 「節分の夜に見る夢には、その後の上昇運をつかむヒントが隠されている」はいいんだが、これほどまでにリアルライフから離れすぎた夢からヒントを探せと言われても、見当すらつかへんっちゅーに!(怒) 実はオペラ鑑賞以外にも二種類の夢を覚えてはいるのだが、こちらは余りにも不穏すぎて、上昇運どころか下降運をつかみそうで、ちょっと書くのを逡巡してしまう。情景を文字で表したら、なんだか現実になっちゃいそうな気がしてさ…… いや、やっぱり勇気を出して書いてしまおう。一つは乳ガンが発見される夢、もう一つは葬式の夢だった。 前者は、少し前にここに書いた左胸上部の妙な痛みがまだ続いていて、単純にその気がかりが引き金になったんだと思う。 そして後者は、身内や知人の葬式じゃないのがせめてもの救いなのだが、ハッピーな夢が熱烈歓迎な節分の夜には、やっぱりあまり喜ばしくないテイストではある。 一度に何十もの葬式が行われている巨大な祭場に、私は参列者として到着するのだが、自分が参列すべき目的の葬儀が、一体どこで行われているのかが分からない。 ニコラウスはご存じの通り有名プロゴルファーだが、多分まだお亡くなりになっていないと思うから、本人に聞かれたら怒られそうな話だ。 もっと分からないのは、聞いたことも見たこともない普通の人である中年女性Hさん。どこぞのリッチめな奥様らしい。 なんでもHさんのご母堂は、一週間前にすでにお亡くなりなのだが、丁度その時会社のゴタゴタで、ご主人が「忌引き取らせてくれ」と言うに言われず、葬儀は延期。ご母堂はそのまま棺桶の中で待機していたらしい……というのは、私の隣にいた若い男性(これも知らない人)にそっと耳打ちされた話である。 オペラ座と乳ガンと葬式とわたし、みんなちがってみんないい。……じゃなくて、どれを取っても上昇運をつかむヒントを見つけられないから、これは「答えは己の心に在り」という天の声なのだと、当面は解釈しておくしかないのかね。 <一言メールお返事よん> れいらさま・・・ヤフオク、信じらんないっ! 削除されるはずが無いものだから、どこがどう引っかかるのか、商品についてはどんな説明でもする用意があるから、と慇懃に削除理由を聞いたのですが、肝心の削除理由を全く書かずに、「ガイドラインに抵触したとこっちが判断してるんだから、理由を聞かせる必要はない」という旨の簡単かつ一方的な文面……おいこら、これってバイトに定型文をコピペさせてるだけじゃないの? なんつーかもう、腹が立つよりも、これは「灰色っぽいものは全て削除しとけ」という、単なる責任逃れなんだなと感じて、こんな企業に借りた場で、誠心とか信頼の積み上げだとか言ってるのがアホくさくなってきました。もういいよ、ヤフオクは…… でもまぁ、あの場がきっかけで、普通なら知り合えないような素敵な知り合いが色々できたのは収穫です。これからはその人たちと、ささやかに楽しみを分かち合って行きたいと思ってます。(私がメインで出していたのは洋書なのですよ) |
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2月3日(土) 数時間前に実家からバタバタ帰って、ソッコーで掃除に入るつもりだったのにさ……帰宅してとりあえずパソを立ち上げて、そのまま椅子ごと後ろにひっくり返りそうになった。 いや〜、参った。 嫌がらせに悩んでいる出品者に対する、ヤフーの対応は酷すぎるとはしばしば聞いていたものの、こういう風に唐突に、かつ一方的にID削除してくるものなんだね!びっくりした。 ある意味ヤフーのえげつなさを知るいい経験だが、このままID停止を黙って受け入れ、今まで誠実迅速をモットーに、コツコツ積み上げてきた300近くの評価を、またゼロからやり直す気もさらさら無い。 そもそも違反商品として申告があったならば、まずは出品者に「違反と思われるので削除しろ」という通告が行くのが通常の手順なはずなのだが……今回は四件の出品に対して、その手順をすっ飛ばしているのがものすごく腹立たしい。 もちろん商品は全く違反商品ではないので、速攻復活させるようヤフーにメールを出したのだが、とかくこういったクレームに対するヤフーサイドの返答はやたらと遅いとも聞いている。 おっと、掃除だったな!あと3時間でまた実家に帰らなきゃならないってのに、一体どこまでできるんだろう。 何故こんなに急いで掃除に帰ってきたかというと、今日は節分だからである。 2月3日には掃除と豆まきをしてお風呂に入って、旧年中に溜まった邪気を洗い落とし、心身とも綺麗にして新しいシーズンを迎えるべきとのこと。くっ……これは年末の大掃除すらしていない私としては耳が痛い。 ちなみに、「節分の夜に見る夢には、その後の上昇運をつかむヒントが隠されている」そうだから、皆さんも今夜の夢は忘れないようにしてください。 それじゃこれからビデオの早回しみたいなスピードで掃除するぞ!そして今夜は、富士山をバックに天に駆け上がるブルース・リーの夢を見るのだ! |