4月30日(日)

結局のところミステリーオブフリチンは迷宮入り。一体なんだったのかぜんぜん思い出せない・・・いかん、私の脳まで質量どんどこ低下中なのだろうか。

その代わりにってわけでもないが、風呂で温まった足の薬指がシクシク痛んでたまらん。昼間、絨毯の敷き替えしようとテーブルを持ち上げた時、テーブルの足が私の足をうっかり踏んじゃったんだよね。

ジェリーを狙うトムの足の上に10トンのおもりが落ちてくる、みたいに米国アニメにありがちなシーンだが、軽々しく片側を母に支えてもらったのが間違いだった。「手を離さないで!」と言うと逆の意味に受け取るんだもんなぁ。

歩けるから骨折はしてないと思うんだが、紫色になってるから100%無事ってわけじゃない。明日10倍くらいに腫れてたらイヤだなぁ・・・

話変わるが、少し前から100円でも安くミリタリ関連書をゲットすべく、ヤフオクには「特殊部隊」「軍用銃」「コンバットマガジン」「ヘリコプター」などのキーワードをアラート登録している。(該当商品が入荷するとメールで知らせてくれるのだよ)

私が現時点で一番燃える特殊部隊、米国海軍の「シールズ」(※)もまたそんなアラートワードの一つだが、これがまた関係のないブツがいろいろと引っかかって来てしまう。

ムサい特殊部隊とは対極に位置する、フリフリ可愛いおんなのこブランド・シールズのスカートにはじまって、かつて「世界一の美女」と呼ばれたブルック・シールズの「青い珊瑚礁」DVD。耐摩耗性強度が約2倍UPしたダイワの釣り糸・シールズ、昭和24年の雑誌「野球世界」の特集・「来朝したシールズ軍」などなど・・・

そして今日はアダルトビデオの一本釣り!
「調教師・悦楽の教え」(ヘア無修正版)主演・ラーサ・リーラ・シールズーSF映画に出てくる異星の貴族院議員みたいな名前だ。
目隠しされたブロンドネーちゃんがのけぞるパッケージには
「官能にめざめるとき、膝のふるえがとまらない・・・」とのコピー・・・

「膝のふるえ」ってそれは単なる飲みすぎだと言いたいが、なかなかに印象的コピーだということで、取りあえず「アダルト向けコピー」フォルダに保存しておいた。

とにかくなんでもかんでも引っかかって来ちゃうので、「ネイビーシールズ」でアラート掛けた方がいいかもしれないが、これだとまた取り落とすブツが多くなってくるんだよなぁ。ブツブツ・・・
あぁ、同情の余地無しだ。こんなことばっかりしてるから時間が足りないような気もしてきた。いいかげんトップ替えたいから、眠い目をこすってこれからお絵かきがんばるニャン。

※・・・SEALsー私ははじめ水中工作が得意ってことで「アザラシ」のシールかと思っていたが、実はSEa,ir,andの陸海空全てに対応可な部隊だからってことらしい。
水中工作用の黒いウエットスーツもさることながら(ラバー萌え)、陸・海・空何でも来やがれのおトク感がまたグッとくるのだ。

4月29日(土)

ただ今帰宅。夜11時。昨夜は結局のところ最終バスに間に合わんかった・・・
自宅からロケットエンジン付きのチャリをウイリーすれば、火花を散らしながら2分で駅に到着する予定だったのだが、普通ならば家から駅までは7,8分かかる距離。
対向車にぶつかりでもして天国行きのバスに間に合っても意味ないので、ここは落ち着いて行くことにした。限りある命は大切に。

瀬戸内海が一望できるのはいいが、実家は通勤にはぜんぜん適さない高台に位置する。
人通りのほとんど無い夜中に、ビー玉を転がそうものならあっという間に加速して海まで到達しそうなキツい坂道を、ミリタリ仕様のヘビーなブーツ(鉄板入り)で歩くのは結構こたえて、あんな場所に家を買った父を思わず逆恨みしそうになる。

とにかくこれから風呂に入ってから、吉野屋の豚丼食べながら(O里さん有り難うございます!)「バンド・オブ・ブラザーズ」を見て、HPの更新するかひとまず寝るか考えよう。

それにしてもパソ机の上に置いた備忘録の「フリチン」って一体なんなんだろう・・・?
書いた本人がどういう意味だか全然思い出せない。多分ロクでもないネタだろうが、ちょっくら風呂の中でニューロンネットワークをフル稼働、記憶をたぐり寄せてくる。

4月28日(金)

「ケロロ軍曹」に登場する熱血宇宙探偵は、たった一円拾うのにすら千キロカロリー消費するそうだが、今の自分には彼に一脈通じるものがある気がする・・・

今日も一円拾うのに100キロカロリーくらいは消費できそうな無駄な勢いで一日を過ごしたが、口惜しいことにやる気はあっても決定的に時間が無い。ミリタリビデオをたくさん借りてきても一週間にたった一本すら見ないまま返却日を迎え、レンタル料損した!と頭をかきむしったりする毎日である。

ここも今夜こそはちょっとは更新せねばと思ってエジプト写真などいじり回していたものの、仕事が予想を超えて遅くなったので、今からすぐ実家に帰らなきゃならない。最終バスに乗り遅れて暗い坂道を30分も歩くのはゴメンだ。

だから更新らしい更新は(きっと)明日。ごめんなさい。とにかくすぐさま家を出なきゃならん。毎度毎度、週末はあせってるなぁ。

4月26日(水)

セクシャルマイノリティー向け検索サーチ「シンドバッド」に登録すべく、サイトの中身を再チェック中。色々削ったり付け加えたりと手入れが大変。

「褐色・ソルジャー・スキンヘッド」を三本柱に、徐々に体脂肪率を下げて肉体改造していきたいと思ってはいるが、とにかく時間が足りない上に手が遅くて思うように進まないんだよね・・・計画半ばで挫折しないよう、無理ない程度にコツコツやります。

というわけで、褐色マッチョ&ミリタリマッチョコンテンツ補充のため、トップがいきなり「どこのオヤジやねん!?」とびっくらこかれそうな筋肉ハゲになってたり、裏ページが出来てたりと微妙な変更が加えられるかもしれませんが、目ン玉むいてひっくり返ったりせず、どうぞ長い目で見てやって下さい、お願いします。

4月24日(月)

あんな荒んだ日記を一番上に置いてると皆様にドン引きされそうなので、ちょっとは心和みそうな話題を。

ある夜人気のない夜道を歩いていると、小さな生き物が私の気配に驚いて側溝の中に飛び込んだ。
ネコ?いや、ネコの動きじゃない。なにかもっと重心が低くてスルスル敏捷に動ける細長い生き物。

息を殺してじっと側溝を見つめていると、やがて小さな顔がひょこっとのぞいた。
小さな耳、クリッとしたヤマブドウのように愛らしい目、真っ黒な鼻・・・
イタチ・・・?・・・いや、フェレットだ。か、か、かわゆぃ〜〜んvv

ベージュの毛皮のフェレットは、しばらく回りをキョロキョロ見回していたが、誰も見てないと思ったんだろう。
するするっと溝の中から出てくると、自動販売機の脇にある空き缶入れに駆け寄って、ぐーんと背伸びして一生懸命に中を覗き込んでたよ。愛らしすぎる後ろ姿に、観察する私の心臓はバクバク・・・

空き缶入れなんて別にいいもの入ってないだろうに、それとも甘いジュースが好物なのか。

きっと買われていたやつが逃げ出して野良フェレットになったんだろうが、ジュースの飲み残しくらいしか入ってない空き缶入れを懸命にさぐる様子はなんだか気の毒で、食べるものはあるのかなと一瞬心配になった。
けれども、あのあたりは全開で繁華街。野良猫も多い土地柄なので残飯あさりには事欠かないはず。意外と飼われている時よりも快適なシティーライフをエンジョイしているのかもしれない。

それにしてもフェレットとネコってどっちが強いんだろうか?フェレットとネコの同時飼育なんて可能なのか?
フェレットといえば、以前オタク友達が飼育していたフェレットのボタンちゃん(もちろん彼女の好きキャラの名前だ)が、食玩のチュパカブラ(※)を噛み砕いたというエピソードを思い出すくらいである。
エサの取り合いとかで、あの愛らしいベージュのフェレットがネコにやられたりしてないか、急に心配になってきた。

・・・味覚糖・コレクト倶楽部第三弾、「帰ってきた七不思議編」に採用された愛らしさゼロのUMA(Unidentified Mysterious Animalー未確認動物)である。ヤギの血を吸う謎の吸血生物だが、どんな風貌かはこちらをご覧下さい。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9567/042.html

それにしても「帰ってきた七不思議編」にチュパカブラや河童や鬼、人魚がいるのは分かるんだが、シークレットが「月面着陸」だったのには大爆笑。ある意味NASAはUMAより不思議ってことだろうか・・・

ささ、これから胃ガン検診に行かなきゃならないが、帰りに書店でフェレット知識を軽く仕入れてくるよ。
もう一人のボクには、そのままペット屋に直行してカウンターにクレジットカードをぶん投げないよう、くれぐれも注意しておかなきゃな。

4月23日(日)

毎月28日が近づいてくると妙に気持ちがそわそわしてくる。これは10日と15日にも見られる現象なのだが、なぜなのだろう?
催眠療法で前世にさかのぼって(嘘)理由を探ってみると、すぐさま理由が判明した。

それは昔・・・といっても20代前半のこと。
親友と固く信じていたある人間の作った借金をしょい込んで、その返済のため毎月数回、クレジットカードで新幹線の切符(一冊56万円X2)を購入。それをすぐさまチケット屋に売り飛ばして現ナマを作るという、尻にボーボー火が付いて、あっという間に第3度の火傷を負いそうな危険なワザを使っていた頃の記憶のせいらしい。

そんなのサラ金使う方が簡単じゃないかって?ーいやいや、計算するとチケット購入方式の方が、サラ金屋の金利より安く済むのだよ。←知らない方が幸せなマメ知識。

ただ、なんぼ裏技を使おうとも、クレジット会社もボランティア活動やってるじゃない。130万円の請求は一ヶ月半後にキッチリやって来る。そしてそれを返済するためまたチケット屋に走る自転車操業・・・
それがカード会社によって10日・15日・28日と分かれていたせいで、その日が近づくと今でもドキドキするという、かなり情けないトラウマが残ったらしい。

その後、死ぬほどあくせく働いたってのもあるが、運の良さにも助けられて今では住宅ローンまで完済済みの無借金生活だが、よくまぁ乗り切れたなぁ・・・と時折しみじみ振り返る。
借金があるってホントに嫌なものだ。考えないでおこうとしてもふと気付くと頭にあるのはゼニ算段ばかり。心がどんどん荒んでくるから、皆さんも借金は慎重にね。

なお、私に借金をかぶせた友人は今なお行方不明である。今頃どこかで生きているのか、それとも東京湾の底でアナゴにつつかれてるのか・・・
結婚して子供までできて、安穏な生活を満喫していようものなら、それはそれでムカつくが、海底暮らしもなきにしもあらずという、シロウトには分かりかねるなにやら複雑なキャラだったからなぁ・・・
願わくはどこかに元気で生きていて、いつか私にイヤミの一つも言わせて欲しいもんだね。

・・・と、その友人が高校生の頃に私へ宛てた手紙が押入の奥から出てきたもんで、思わず生臭いノスタルジアに浸っている春の夜である。

ああ、なんか自分に対して無性にハラ立ってきた。明日は朝から胃ガン検診だからコーヒーも飲めない。早々に寝よう。

<一言メールお返事ですわよん>

アシヱさま・・・TOP絵、笑っちゃイケナイと思いつつ爆笑してしまいました。生えてたのはネコ耳ってことは、尻尾は、変形プラグかバイブでしょうか?今スグ通販したい気持ちに駆られました。(笑)

こんばんはアシヱさん。さすがお目が高い!(笑)尻尾に見えるものはレバノンスギ製のディルドです。
希少な輸入品なのですが「端午の節句フェア」期間中に限り、特別価格8.5デペンで販売中ですので、興味がおありでしたらBuyGayEgypt.ComのHPにアクセス下さい。ー通販担当・キサラさんからのお知らせでした。

ところでアシヱさん、変形プラグとかバイブの話が出たついでに私の悩みを聞いてください。
実は当家ですね、最近では遊戯王サイトと言い張るのがイマイチはばかられる状態なもので、今後は手広く褐色マッチョ&スキンヘッドを取り扱おうと思っているのですよ。

そうなると、やっぱリアルなチ○コ表現&クドい絡みシーンは避けられないでしょうか・・・?
近々アニキ系サイトのウェブリンク・「韋駄天」へ登録するつもりなもので、そうなるとそれなりのエロ絵も必要なんかなぁ、と。

参考までにゲイ系イラストサイトさんを見て回っているのですが、回れば回るほど頭がグルグルしてきて悩んでいます。個人的にはチラリズム派ですので、マグナムに裏スジ&液だれを描き込むのにはやや抵抗があって・・・
もしアシヱさんがそういうサイトを回るついでがあれば、ぜひとも感想をお聞かせ下さいませね!

れいらさま・・・猫耳カリムたん、金色の輪っかピアスが眼に眩しいです。それから王家の谷の裏山情報、ありがとうございました!旅行は只今検討中ですが、やはり「真夏」のエジプト旅行になる為、頭抱えています。

ごぶさたですれいらさん。「乳首ピアス」は私の大好きなアイテム。マッチョな肉体を飾るには、チョーカー、ハーネスと並んで最適のグッズです。ただ、「手袋」や「ブーツ」と違ってあからさまにエロなので、普通の人々の前ではけっして口に出来ない趣味なのが残念だな。
ちなみにカリムたんのアレは、シャダが付けてるイヤリングとお揃いよーん。なんでもシャダの穴あけはたいそう乱暴だったそうな。(笑)

そしてやっぱ夏なのですね!よりによって8月の王家の谷とは・・・ミイラになる事態も想定して、海外旅行保険はよく比較検討することをお勧めします。でも、好きな時に有給を取れないのがリーマンのディスティニーですものね。私はとりあえず9月に四日の休みを取れるよう、早々に根回し工作中です。なんぼ早くても早すぎるって事はない有給申請。

ではまたコースが決まったらお教えてくださいませね。8月のアスワン以南はかなりキツいみたいですから気をつけるニャ!

エジプトの友人Y氏の娘さんのベッドとクローゼットに住んでいる限りなくパチもんくさいトム&ジェリー。右でトムがさしているのは、カサと見せかけたキノコの山(UVカット効果あり)である。

それにしてもどうすればここまで下手な絵が描けるのだろうか・・・?またこんなブツが高値で売れるってのもエジプトのいいところだ。

4月22日(土)

昨夜から実家で母の相手をしていたのだが、丸一日一緒にいると「どうして左右上下の区別もつかないっちゃ!?」とブチ切れそうになるツノをはやした私と、「怒っちゃダメだわ、病気ですもの」と微笑む天使な私が心の中でバトルする。

いつもならここで、はぁあぁ〜〜〜・・・なんでこんな目に・・・と顔に思いっきり斜線が入る場面だが、今日はまだまだいける。
実家からの帰宅途中にジムで筋肉男に混じって汗を流し、さらに雨の中チャリをぶっこいでハゲ子を口説きに「クラブ・ウォートラン」へ。そしてあえなく玉砕する程度には元気ハツラツなのだが、こんくらいじゃまだまだ足りん!!
さぁ!これからあの山の向こうまでダッシュだ!

なぜ今日はやたらとやる気マンマンなのか?
どうせまた特殊部隊映画で血圧上がってるんでしょと言われそうだが、答えは本日入手したばかりのG−men最新号にあるのですよ、うへうへ。

そう、エジプト・ミリタリ・ウォートランと共に、灰色の脳細胞の7割方を占拠する男絵師・大塚重雄氏の作品が、今月号のG−menに2ヶ月ぶりに掲載されていたのだ!ウォオオーッ!無駄に燃えるぜ!バッチこーい!(千本ノック中)

ハァハァ・・・今月の掲載はフェイントだったから喜びもひとしお。なぜならウェブG−menの「今月号の内容」には、氏のお名前は見られなかったからである。

最新号インフォーメーションを見んがために、一日4,5回はウェブG−menを更新チェックした挙げ句、ガックリ肩を落とした水曜日。もう大塚氏の新作は拝めないの?と眼球に泥パックされるようなイヤーな気分を味わった。
それと同時に、先週ヤフオクで落札しそびれた3年前のバックナンバーがますます惜しくなってくる。たかが1,2万でびびっちゃってこの小心者が!

とにかく、水たまりに顔つっこんで死にたくなるほどの後悔と失望を味わいつつも、G−menは雑誌としてたいへんに面白いので昼休みに購入。850グラムあるブツを書類カバンに忍ばせて、そのまま仕事の用事で向かった商工会議所。

証明書作成の待ち時間、核燃料棒を扱うような注意を払って、ガチムチ兄貴がアンアン言ってるページを避けつつ、内容をコソコソチェックしていると・・・
へっ?!ページの隙間から見覚えのある描線が・・・!(ぱぁあぁああっ)

「男絵画廊」の今月号のテーマは「アオカン」。成人誌らしく実にキッパリしたいいテーマですな!
そして大塚作品の構図はといえば
「変態系スキンヘッドに犯られるヒゲ&胸毛マッチョ」。付属パーツとして耳ピアス&乳首ピアスそしてグローブ&チョーカーがもれなくついてくる。
その上、なにこれ?
・・・ツ、ツノ・・・?そんでトガリ・・・耳・・・って・・・(バタッ)

一体これはどういう事態だ。なんだこの至れり尽くせりのアイテムは?
大塚スキンヘッドを拝めるだけでも盆と正月が一緒に来たような感じなのにさ、重箱を開くとフォアグラと白トリュフのシャトーマルゴー煮込みマンドラゴラ添えが、お年玉袋にはトヨタの株券が束で入ってたみたいな攻撃だな。
そんな・・・いきなり困ります大塚センセイ!!わたくしめにも心の準備というものが!

確かにG−men編集部には「大塚スキンヘッドが見てぇ!」とストーカー全開で訴えたが、チョーカー&手袋と乳首ピアスだなんて、そこまで濃ゆく求めた記憶はない。
ならばこれは冬将軍に乗せたはずの私の毒電波が、スギ花粉と共に今ごろ大塚氏のもとに届いたということだろうか?・・・いや、そんなことあるはずない、単なる偶然にすぎない・・・(ブツブツ)


また、残念なことに自分にトンガリ耳嗜好はないが、ツノと耳ってのも限りなくファンタジックというかSFチックというかその道チックというか・・・ものすごいサービス精神を感じるのは単なる考えすぎってやつだろうか。

とにかく、この一枚の新作を心のオカズに来月号のG−menまで生きて行けそうだ。これからこの喜びを伝えるべく、紙が自然発火しそうな熱いファンレターを書くよ。
もちろんG−men編集部へも一筆献上するわよーん。読者コーナーにコメント載せて頂いたことだしね。(笑)それも大好きな男絵師さん(立川アキラ氏)のイラスト付きだったのが嬉しいな。

ゲイ雑誌に熱視線を送る女ってのもいかがなものかと思わないでもないが、あと少ししたらお中元でも送りますから、今後もどうぞよしなに、編集部のオトコマエな皆様。

4月21日(金)

朝っぱらからパックをしながらキーボードを叩いている。昨夜は化粧も落とさずに10時から寝ちゃったもんで、さすがにお肌が心配になってるのだ。
あと20分で出社だから微妙にあわてている。常にバタバタしてるのは、前世が兵士だったから?それとも単にマゾだからだろうか。

<一言メールお返事だわよ>

ドクK・・・ハーネマン教官はきっと典型的ドイツ人でしょうねー。ドイツ人といえば謝らない、謝らない、謝らない、我が強い……というのが民族性です。
規律重視、スタイル重視も民族性。今彼らは環境保全に燃えてますからね、リサイクル重視。
ああ見えてハーネマンはきっと軍の中の乱雑な箇所が我慢ならないタイプかもしれませんよ。ゴミとか散らかってるのに苛立つタイプ。でもナチ絡みがあるのであんまり強くみんなに言えない面もあったりして。
マグカップはきっとなんでもいいでしょうね、合理的に使いやすければ(笑)
しかしハーネマン教官もマイケルですか。ドイツ人のマイケル(ミヒャエル)って多いですねー。

おはようございますドク。先日も一週間ぶりに洗濯したら黄砂がひどい日でした。わざとなのか?

どフェチで意固地でカッカしやすい上に謝らなくて神経質だなんて・・・ぜんぜんダメじゃん!でも欠点だらけの貴方が好き。(笑)じゃあマグカップは、テヘランの雑貨屋のオヤジの愛が込められたバラ柄ということで。

「軍の中の乱雑な箇所が我慢ならないタイプ」。まったくそうだと思います。兵舎では内心キーッときてることでしょう。何となく胃も弱そう・・・一体なに食べてんだろ。ザワークラウト?イモ?いや、食べること自体にあまり興味ないだろうな、きっと。

私は最近読んだドイツ人分析本に共通した記述に愕然としました。なんでもドイツの台所はきまってピカピカだそうですね!整理整頓大好きな人々だそうですね!!
自分、片付けだけはもう救いがたくダメです。台所をピカピカにするだなんて想像するだけで胃が痛くなってきます。だからハーネマンと結婚しようものならきっと一週間で離婚だな。理由はもちろん「性格の不一致」。いや、でも家事は相手に任せれば・・・
・・・ああっ!こんな妄想ばっかりしているうちにもう出社時間だ!遅刻する!!

そういやヴァイカートもマイケルでしたね!(笑)目もお友達だし名前もおんなじ。共にフェチな天使長。

4月19日(水)

先日、友人からかなり痛そうな話を聞いた。

なんでも彼女のお友達が酔っぱらってアスファルトの道路に顔から転び、頬をひどくすりむいてしまったそうだ。
病院へ駆け込むと、医者いわく「傷口に入り込んだ細かい砂はピンセットでは除去できないけど、除去しとかなきゃ傷跡が残るよーん」「えーっ!!?先生!それは困ります!なんとかしてください!(泣)」

で、傷を残さないためにどういう施術がなされたかというと・・・でかい歯ブラシで傷口をゴシゴシ磨かれたそうである。ぶるっ・・・
思い切りのいい治療のお陰で、今では傷跡はかなり目立たなくなっているそうで良かったが、つまるところ「酒はほどほどに」ってことだな。

<一言メールお返事ですぜ>

yossyさま・・・映画「プロデューサーズ」はご覧になりましたか?ゲイがたくさんでてくるので、元気が出ると思います。ぜひ!

yossyさまはじめまして!メール有り難うございます!初めての方から頂く書き込みには「おおっ!」って感じの大きな驚きがあるもんですな。
一応アクセス解析は付けてるものの、邪魔くさがって解析結果を開いたことがないので、一体どういう方がいらしてくださってるのか見当が付きにくいいんですよ。ですから初メールとか頂くと具体的にお顔が見えるようですごく嬉しいです。

で、初メールからゲイ登場映画のおススメで嬉しさも二倍。(笑)プロデューサーズは見る予定なかったのですが、ゲイが文字通り陽気で快活できらびやかに活躍してくれるとなると、これは是非とも見に行かなくては!映画館を出る時には気力5割り増しになりそうですね。

それではカキコ(メール)いただき有り難うございました。またいいネタがあればぜひお寄せ下さいませねv

4月18日(火)

ついさっきまで、開封後数ヶ月が経過したせいで酸っぱくなった日本酒のアテに、88円のサバの缶詰を食べながら、トム・ハンクスとスピルバーグがタッグを組んだ最強の戦争ドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」を見ていた。

一回の放映分あたりたった一時間強しかないはずなのにさ・・・しょーもない3時間映画に匹敵する質と量にドッと疲れてしまって、後半一時間を見る前に仕切直そうと、よろめきつつパソルームに退避してきたのだ。

このドラマは映画オタクであり、最近ではドイツ原産ブサイク好き同志であるドクKのおススメ。
あれは私がミリタリの泥沼につま先を踏み入れた一ヶ月前のこと。
「えっ?!ミキさんミリタリはまり?!それはまた大変な世界に・・・(憐れみのまなざし)・・・しゃーないですね・・・じゃあまずはこのドラマを見てください」と勧められレンタルしてきたものである。

ぶっちゃけビデオ屋の店頭にずらっと並んだビデオパッケージを見た瞬間に、「えーっ!?全6巻もあるのかぁ?!見るのめんどいなぁ。それにどう言ったってテレビ用の作品でしょ?」とナメてかかっていた。
けれども見始めるとこれがもう、しょーもない映画の10倍ほど素晴らしいのだよ。

男たちの熱すぎる友情、いつの時代にもいるクズ上司、運命に逆らうことかなわず溢れる虚無感、そして緊迫感溢れる戦闘シーン・・・極限状態における人間を描き出す筆致は、腐ってもスピルバーグってやつだろうか。
おまけに、どうしようもなくシリアスな映画ながらも、個性溢れる兵士達で萌えるスキが与えられてるってのも嬉しい誤算である。(ちなみに私はクールビューティーなスピアーズが好きよんv)

実を言えば、昨日またまた辛いことがあってまたしてもナーバスになりそうになったのだが、「特効大作戦」(これについては又のちほど)と「バンド・オブ・ブラザーズ」とを立て続けに見て、なんとか平常心を取り戻した。

私の場合、ダウナーな心を救ってくれるものはけしてふわふわした癒し系グッズではなく、血と硝煙の匂いが鼻をつく戦争映画&戦争小説。
内臓をぶちまけ苦しみ悶える親友を目の当たりにしながら、なすすべがない人間の苦痛。それに比べると自分の悩みはなんて小さなことなんだろうと思えてきて、またなにかに立ち向かう闘志が湧いてくるのだ。

それじゃぼちぼち後半を見にリビングへ戻ろう。半額デーに欲ばってたくさん借りたはいいが、まだ見てないビデオがあと2本あるんだよね・・・だから今夜は朝までビデオ大会。
タイムリミットは1100(11時)。それまでに返さなきゃ延滞料金を取られるぞ!ギリギリまで頑張るんだ!自分!

4月17日(月)

マッチョの社交場・Gジムの男子更衣室から、オレゴンの風のように爽やかな観測レポートが届けられた。

あそこに通っている人々は、洗面所の鏡の前でやたらとフリチンになりたがるそうである。
それは風呂に入る前後だからでは?とひつこく確認したのだが、どうやら歯を磨いたり顔を洗ったりする段階でも、フリーな股間を人目にさらすのがトレンドらしい。

オイオイ・・・♪オレたちゃ裸がユニフォーム♪と歌ったアパッチ野球軍すら、パンツくらいははいてたぞ?ジムの男子更衣室は風呂屋じゃないんだからさ、なにもあんなとこで誇らしげに陰干しせんでも・・・

いや、たしかに海外ゲイ術写真集でポーズを取れるレベルのパーフェクトな肉体にとっては、フレーム(=パンツ)なんぞ無用の長物。
けれどこのジムに来ている人々のほとんどは、まだまだ発達途上にあるボディの持ち主。なら肉体が完成するまでは、せめてタオルくらい巻いてもバチは当たらんと思うのだが。

それとも、股間に視線の十字砲火を浴びるのがだんだん快感になってくるのだろうか・・・?そう考えてちょっと男の気持ちになってみると、相当に気持ちいいことが容易に想像できた。(笑)

NY・チェルシーのフィットネスクラブで、ロッカールーム&シャワールームの風紀が乱れまくっているというのは、G−menの「海外ゲイ事情」でゲットした耳年増情報だが、ここGジムでもそういう交際があちらこちらで深く静かに潜行中なのかもしれない。
ならばせいぜい頑張ってくれとエールを送ると同時に、くれぐれも人選を誤らないようマナーを守ったお付き合いを、と申し上げたいものだ。(笑)

ちなみにこの男子更衣室のフリチン情報は、残念ながら私が掃除のオバちゃんになりすまして入手したものではない。
アダルトビデオ・
「なぶられ狸・えじきの館」に狸氏の影武者として出演できそうな、見事な太鼓腹をひっこめるべくジムに通い始めた、団塊の世代オヤジによるレポである。

そしてこのヒトは、ジム通い初日からきっちり筋肉男の洗礼を受けたとのこと。なんでも更衣室で「ウェアが汗でくっついて一人では脱げないから、脱ぐのを手伝って欲しい」と汗にまみれた紳士のお声がかかったそうだ。

言われるがままに、汗でピッチリと肌に吸い付いたウェアを脱がしてあげた親切な彼に、「それは絶対モーションかけられたんやで」と言うと、一瞬考えた後「今度はもっと触ってみる」と前向きな答えが返ってきた。

<一言メールお返事よんちっち>

ヨシダさま・・・今日もサイトのあちこちでカリシャダの洗礼を受けて参りました。「カリシャダ、カリシャダ」とつぶやいていたら、なんとなくカニシャブが食べたくなりました(笑)

闇末のヨシダさまこんにちは。ハゲカッパの洗礼を受けて下さってるようで嬉しい限りです!
でもカリシャダはカニシャブのようにあっさり系じゃなく、猪肉&熊肉の味噌煮込みのごとくクドい系だからね、くれぐれも食べ過ぎておなかを壊さないように気をつけてください。

G−MENってなかなかステキムテキな内容みたいですね(^^;)ヨシダは昔一度だけ「さぶ」という雑誌を見たことがあります。「アニキ募集」という今でいう出会い系?みたいなコーナーがあったり「さぶモデル募集」という、一見寒冷地でのモデルか?とか勘違いしそうな広告があったり楽しい雑誌でございました(笑)
ちなみに「さぶモデル」さんたちは竹やぶでパンツいっちょで拘束具をつけられて撮影されていたりなかなかハードなお仕事のようでした・・・
ちなみにリアルゲイの皆さんは「新幹線の車掌さんと車内で一発!」という妄想にものすごく萌えていらっしゃいました。
普通の男性が「スッチーと飛行機でファック!」とか思うのと似たような感情なのでしょうか・・・?

G−menはタコ美もしびれるゲイワールドのムテキングです。今度飲みに行く機会があれば一冊進呈しますよ。
で、「車掌さんと社内で一発!」・・・いいシチュエーションだなぁ!萌え萌え!

スッチーには一片も萌えませんがパイロットならいいですな・・・いや、やっぱパイロットはカッコよすぎるから、スチュワートの方がいいかな。カリムにスチュワートコスをさせて、機内のトイレで「さっさと脱げこのスベタ!」・・・ってゴホンゴホン・・・いや〜!制服ってホントに素晴らしいですね!!

竹やぶ拘束具も容易に目に浮かびます。モデルは肋骨とかちょっと浮いてて、虐待するのがはばかられるようなカンジで。ああなんて太いのっ!と思って目隠しを取ったらタケノコだった・・・ってそれはないか。
そういや私が初めて買った「薔薇族」にも載ってましたよ、竹やぶグラビア。バハマに撮影旅行に行くゼニなどあるはずがない製作サイドの、涙ぐましい努力を思って胸が熱くなりました。

それでは、これからも大人向け情報、お待ちしてます。それにしてもどこから見ても上品なお嬢様であるヨシダさんからエロネタが寄せられるとは・・・そのギャップにまた萌え。(笑)

4月14日(金)

先週末、関西地方は猛烈な黄砂に見まわれたそうな。そのものすごさといえば空が黄色くかすむくらいだったそうな。

なぜまんが日本むかし話形(伝聞形)かといえば、私自身は会社で「週末の黄砂はすごかったねぇ!」と聞くまで、井戸の中のカエルが子育てに奮闘中の南極のシロクマのことを知らないのと同じくらい、黄砂の存在に気が付かなかったからである。
いや、自分も一応外出はしてたんだけどね・・・絶望的に観察力に欠けてるのか?

知らなかったからこそよりによってあんな日を選んで、二週間ぶりに布団まで干してしまった。
その結果、大陸からやってきたお客さんにまみれて布団は京都名物「おたべ」状態に・・・

そういえばベッドに入ったとたんにくしゃみ連発、夜中に喉が痛くて目が覚めたんだがあれは砂のせいだったのか。さすがに何かおかしいとは感じはしたものの、単純に風邪だとかたづけて風邪薬なんぞ飲んでいた。

きっとあの布団を電子顕微鏡で見たら、繊維のすきまにビッシリ食い込んだ砂の粒子の気色悪さに卒倒するかも・・・ぶるっ・・・早く!早く布団たたきを!

でも天気予報によると明日も雨。ぜんぜん洗濯日和じゃないようだ。
休みの日にしか洗濯できない独居リーマンにとって、週末の雨は洗濯物がたまる要因になって致命的。このままでは同じシャツを何日も着ざるを得なくて匂い立つような素敵な女性になってしまう。

しょーがないから取りあえず洗濯機を廻して、内容物は風呂のフタの上に蒔き散らしておいた。あとはイカの一夜干しのように自然乾燥を待つばかり。いや、うちの風呂にはちゃーんとカワックが付いてるんだけどね、環境保護の視点から(大嘘)資源節約のためそんなもん使わないことに決めてるのだ。

うっ!もう12時だ。これから実家に帰る。
「マヤっこの散歩は私がするから犬待たせといて」と言った以上、なにがなんでも帰らなきゃ。電車に乗り遅れたらここからタクシー(料金8千円)だから遅れるわけにはいかない。

最終電車は12時54分。今日もまたまたチャリンコで駅までウィリーだ。
怪我するなよ!自分!もっと時間の余裕を持て!自分!

4月12日(水)

<一言メールお返事よん>

ドクK・・・そういえばハーネマン教官ですがやっぱりドイツ人だからナチのあれに苦しまないといけません。
ナチ絡みで辛酸を舐めたせいで厳格なカトリックになった家に生まれたりしないと。
こんな子が生まれてきたのはそのせいだとか厳しい家庭の有様を幼い頃からつぶさにみたせいで、人間不信になり無機物である武器にしか信頼と愛情をもてないんですよきっと。彼らは裏切らないし無駄口も利かないし避けたりも責めたりもしないし。
容貌のせいもあって家庭でも学校でも浮き気味のハーネマン教官。
とか考えてみました。
ドイツ人は素晴らしいですね! 不器用で規律を守る癖に頑固でバカで。
ハーネマン教官もきっと振り絞るほど不器用ですよ!
でもドイツ人だから分別は完璧です。それがドイツの人です。専用マグカップも持参です。

バク転するほど燃えたのでフル引用させて頂きました。ドクの妄想設定はいつも私の心を燃え(萌え)立たせてくれるなぁ!そうかぁ、やっぱナチのアレかぁ・・・!
専用マグカップがどんなのか、そういう想像も楽しいですな!そこら辺こだわりなさそうだからなぁ・・・テヘランの雑貨店のオヤジがおまけにつけてくれたハデハデなバラ柄カップだったりして。

私の頭には、ドイツ人といえばエーベルバッハ少佐とサッカーのカーンとヴァイキーがまず頭に浮かぶんですが、実際にはドイツ人がどういう国民性なのか具体的によく知らないのですよ。
古代エジプトは物の種類が少なかったせいもあり、がんばって勉強したらヲタ小説に必要な背景くらいはある程度知ることが出来ましたが、現代人はそうはいかないですよね。歴史、経済、日常生活、教育・・・妄想一つしようとしても分からないことだらけです。

でもはまってしまったからにはしゃーないので、まずはドイツ人の国民性を論じた本を色々入手しましたぜ。
私はハーネマンの銃器フェチっぷりに、えもいえぬ共感を抱くゆえに彼のこと大好きなんですが、一体どういう成長過程を経るとあんなクセの強いイジワル男が出来上がるのか、そこら辺を妄想できる程度のジャーマン基礎知識はゲットしたいものです。

ただ、「ドイツのこと何にも知らない」ものの、犬についてだけはちゃーんと決まってるのがアイタタだなぁ。(笑)「人間は好きじゃないけど犬は正直だからいい」って、変人に痛いほどありがちなパターンですが・・・

ドイツで軍人といえば、まず思い出すのがジャーマンシェパードとドーベルマン。
けどハーネマンにはそんなカッチョええ犬は似合わないし、ああいうクセのあるヒトにドーベルのような強襲ドッグを組ませるとアクが強くなりすぎるので、ミッヒが実家に置いてきた犬は、ちっちゃなワイアヘアーのダックスフンド(ダックスもドイツ原産ですよ)。ミニだけど腐っても猟犬、しつこさは主人に似てものすごい。

もう一頭は、一体どんな犬種の血が混じってるのか見当がつかない茶色い短毛の雑種犬。耳が途中で折れ曲がって、おでこのシワのせいで泣き出しそうな顔つきに見えて、お世辞にも可愛くない。鳴き声も「ヒャン!ヒャン!」って相当情けないの。でもミッヒはそんなブサイクな愛犬が大好き。

彼らの名前はミニミとウージー。もちろん由来は銃器名。(笑)

4月12日(水)

この一ヶ月、週5回せっせとジムに通ってるお陰で、悪夢の三段バラがかなりマシになってきた。
一ヶ月前にはミリタリ屋の更衣室で太股すら入らず、罠にかかったイノシシのようにもがいていた迷彩柄のパンツ。他にチョコチップ柄の小さいサイズがなかったから、はけもしないのに取りあえず買っちゃったんだが、それが今じゃファスナーまで上がるようになったから努力って素晴らしい。

私が行ってるのはアメリカが本家の「ゴールドジム」。
マッスル神を崇めたてまつる筋肉神官が、より高みを目指して精進する地下組織である。(嘘)

いや、私も今まで2,3カ所スポーツクラブには行ったことあるんだけどね、このジムの雰囲気だけは他とは違う・・・っつーか相当ヘンだ。(私の「ヘン」は誉め言葉です)いいか悪いかは別にして、筋肉に対してクソ真面目すぎる。

そのせいで、ここにはマッチョになりたいヒトしか入会しない。
もちろん女性もそう。黒づくめで大股開きの上、「フンッ!」なんて思いっきり力んでバーベル上げちゃってる。
だが、どんなに股を開こうとも、ここのメンツは自分のボディ(とライバルのボディ)にしか興味がないゆえ、スケベ系視線を浴びる心配が無いのもいいところだ。

そんなゴールドジムだが、たま〜に「入会金無料フェア」に誘われて、「フィットネスでワンサイズ落として、春物のSLYが着たいわん」という軽いノリのお嬢さま方も見学に来るそうである。

けれど、向こうが見えないほどうっそうと立ち並ぶ「マシンの森」と、そこでトレーニングに精を出す汗まみれの筋肉男たちにドン引きして、見学もそこそこにスタコラ帰っていくらしい・・・まぁ気持ちは分かる。痛いほどに。

私はあそこに行き始めて一ヶ月目。最近ではジムの奥の方まで足を踏み入れるようになったのだが、奥に行けば行くほど空気の濃度が濃くなってくるのに気が付いた。それはまるでRPGのダンジョン・・・ラスボスはきっと第二代ミスター・オリンピア(※)のセルジオ・オリバ。

※・・・世界で最も有名なボディビル大会の優勝者に捧げられる、名誉ある称号よん。シュワちゃんは確か三代目のミスター・オリンピア。

奥の方には上級者用マシンが林立しているのだが、あちこちで思い思いに鍛錬に励んでいるのは、月代わりでG−men表紙を飾れそうなガチムチ男たち。
聞こえてくるのは
「フンッ!」「ハガァァッ!」「ウシュウーッ!」「ガぁッ!」などの、思い思いな野生的ふんばり声、そしてグリップから手を離した時の「ドガチャーン!」「ガッチャーン!」というバーベルのおもり音のみ・・・

いや、たまーに顔見知りが交わす会話も聞こえて来ないでもない。
けれど内容はといえば、「おっ!だいぶボリュームが出てきたやんか!」「そうっスか?!(嬉しそう)最近面白くなってきたんッスよ!オレはやりますよ!ここのカットをもっと出したいんですよ!」「そうか!オレも負けとれんなぁ!ワハハ〜!」とかの筋肉ネタばっか・・・
もうイヤッ!いい加減にしてくれっ!!

・・・というのはウソで、マッチョに耐性のある、いや、マッチョ大好きな私にとってこの雰囲気は居心地よくてたまらない。「よしよし、今日もみなさん頑張ってますなぁ!」とほくそ笑みながら館内をパトロールしてみたりする。

もちろんパトロールする己も鍛錬に余念はない。毎日「フンガー!」と頑張ってるよ。
このまま行くと夏にはGIジェーンの四分の一くらいはマッチョになれるかな。そしたらスキンヘッド&黒タンクトップで近所をウロウロ、弱った母の脳味噌にショック療法をほどこしたいもんだね。

4月12日(水)

今日は有休を取って母を病院へ連れて行ったついでに、私が幼い頃、母の親戚が住んでいた場所まで一緒に足を伸ばしてきたよ。

認知症の進行を抑えるためには、昔のことを語らせるのがいいと医者に聞いたからなのだが、数十年ぶりに行ったそこは、阪神大震災による家屋の崩壊&立て替えでガラッと風景が変わっていた。

小学生時代以降行ったことがない私なんぞは、もう、自分がどっち向いて歩いてるのかぜんぜん分からない。
当時の風景で唯一覚えているのは、近所に駄菓子屋があったこと、その店先のガラスケースの中に並んでいた色とりどりの砂糖菓子の小鳥。そして隣の雑貨店で酒粕が特売になっていた光景くらいである。

けど、認知症の人って自分の名前は分からなくても、昔のことは詳細に覚えているとよく言うが、あれはホントだね。
母は細い裏路地をスタスタ歩いて、シャケが生まれた川に帰るような確信でもって、かつて親戚が住んでいた跡地に辿り着いた。

着いてみると、周辺の建物の9割5分は新しくなっていたが、階段のある場所や坂の角度は変わってないから、そういえば昔はここにコレがあったよね、とぼんやりではあるが思い出した。

当時私はまだ小さかったので、近くの階段も何十段もあったように思っていたが、今見るとほんの十数段の小さな階段だったよ。
小さい頃に接したものの記憶は何でもそうだ。昔遊んだ公園に行ってみると、自分が落とし穴を一心不乱に掘りまくっていた砂場の小ささにびっくりしたりする。子供の頃は砂漠のように広大に見えてたんだけどね。

とにかく今日一日、母について歩き回ってヘトヘトになった。さすがにジムに行く元気もない。
母と私はとても親密な親子だったし、今日も喜ばせようと有給を取ったけど、病状が進行するにつれて一緒にいるのが辛くなってきたなぁ。
もう、行動はかなり意味不明だし、会話は半分くらいしか成立しない。母の話は今や指示代名詞で埋め尽くされているので「ソレのアレのアレ」が一体何を指すのか、推理ゲームしているうちに神経が参ってくるのだ。

別居している私でさえこの弱り方だから、同居している父とヘボピーはどんなに辛いことか・・・
できるだけ二人をフォローしなきゃならないとは思ってるんだが、家族総崩れにならないように一人は離れているのも良策かもしれない・・・って結局逃げてんのだろうか?

今日は久々にグチってすみません。でもグチらせてください・・・
ご母堂が認知症になったある戦場カメラマンが「介護生活は戦場よりキツい!」と書いてらしたそうだが、何となく分かる。
うちはまだ本格的な介護生活(=寝たきり)に突入してないけど、聡明で気高い人だった母の人格崩壊を目の当たりにするのは、首を真綿で絞められるような、イラクの便器の詰まりを素手で除去させられるようなキツいものがあって、我々家族は心理的にかなりのプレッシャーを受けている今日この頃である。

・・・さ、グチっとらんとこれから新着マッチョ本チェックで気分転換しよう。(人にはグチ聞かせといてヤな奴だなぁ!)
筋肉男の腹筋は疲れた心を癒し、筋肉男の上腕二頭筋は明日へのエネルギーを充填してくれる・・・あ、こう書いてたら、なんだか急に元気になってきた。(笑)

4月12日(水)

中学生の頃、共に超マニアな犬雑誌の常連投稿者だった縁で知り合って、今なお交友のある友人からミクシィというやつを紹介された。

ミクシィについては、ちょっと前にゲイ雑誌で紹介されてたから存在くらいは知っている。確か紹介がないと入れない会員制のスナックのようなものだと記憶しているが、それで合ってるだろうか。
だけど、ミクシィは非ヲタな人々のためのものだというイメージがあったもんで、自分には永遠に縁がないものだと思っていたよ。

紹介してもらったはいいが、ミクシィって私みたいな人間が参加してもいいものなのだろうか?そこでは一体どんな会話が交わされているのだろうか?マニアな発言は厳に慎むべきなのだろうか?謎は深まる。

とにかくまずは登録?をしてからでないと内容を見られないようなので、週末にでもやってみるつもりである。
お下劣大好きな自分が爽やかな場の雰囲気を一発でブチ壊しちゃうのでは・・・とかなりびびってはいるが、面白いようならまた報告します。

<一言メールお返事だわよ>

ヨシダさま・・・遊戯王はド素人なので、もうこのCPで洗脳されてしまいましたよ(笑)そうか遊戯王はカリシャダの話なのか。ふふふ。
そんでイラストのリイリイにちょっと萌えてしまいましたvvわんこ大好きなので。

ご無沙汰してますヨシダさま!先日のモスピーダとスペースコブラのフェイントには転げ回りました。
早速拙宅へお越し下さいましてありがとうございますvうれしいですぅ〜〜〜!(byタママ←ちょっと可愛いなと思ってる)

取り扱いキャラ等がキツ目のテイストゆえ、人様にはなかなか「あたし、実はサイトもやってるんだよ〜ん」とは言えないんですが、ヨシダさまに対してはご紹介することに一筋の迷いもございませんでした。そして予想通りあっさり受け入れて頂いたようで、ホッとしてますす。

「遊戯王に出てきたエジプトのハゲとオカッパって、確かデキてたよねぇ・・・?」と人々の記憶に誤ったイメージを滑り込ませるのが当サイトの経営理念。対ヨシダ作戦は成功をおさめたようで、コツコツやってきた甲斐もあるというものです。

おまけにリイリイちゃんにまでありがたきお言葉!ヨシダさんもわんこ好きだとは嬉しいなぁv
カリムもシャダも原作ではほとんど前に出てこないドマイナーキャラ。エヴァにおけるメガネとロンゲの100倍はマイナー的存在。
それなのに、ここでは家族構成やペット、果てはベッドでのクセまで妄想されちゃって、彼らにとってはどえらい迷惑。
でも愛があるから許しておくれ・・・ということで、ダメホストのように強引に押し切らせて頂いてます。

ええ、ええ。もちろん酒は飲みますよん!酔って歯を折りそうになるまでに泥酔しますよ。
是非一度飲みに行きたいですね。そして隣の席のカップルに後ろ指を指されそうな熱い会話を楽しみましょう!でも私は偽アニオタなので、声優とアニメの話題はあんまし振っちゃヤぁよ。

それではご来訪、どうもありがとうございました!こんなサイトですがよろしければまた覗いてくださいませねv

4月11日(火)

世界各地に特殊部隊は数あれど、「貴方が一等カッチョいいと思う特殊部隊は?」というアンケートを採ったなら、確実に一位か二位に上がりそうなのが、英陸軍特殊空挺部隊・通称SAS(Special Air Service)。
ちなみに私は"WHO DARES WINS"ー「果敢に攻める者(勇気ある者)が勝利する」を座右の銘としているが、実のところこれはSASのエンブレムに記されている言葉だったりする(笑)

で、先日はこの「みんな大好きSAS」がスカッドミサイル移動発射台の破壊任務を帯び、湾岸戦争下のイラクに潜入するという映画・「ブラヴォー・ツー・ゼロを見た。
だけどこれが又なんともいえん作品でねぇ・・・一体何度イスごと後ろにずっこけそうになったことだろう。

結末を決めつけていた私がいけなかったのかもしれない。けれどこういう映画ってフツー、どんなに手に汗握る展開を経ようとも、最後には任務完遂でめでたしめでたし、だと思ってた。

だが実際はイラクに潜入後、ソッコー敵に見つかって窮地に陥ってやんの。それも第一発見者は鼻水たらしてそうなヤギ飼いのガキんちょ・・・オイオイ〜〜・・・頼むよ〜!

「世界最強の特殊部隊」・SASの隊員になるためには、世界一ハードな選抜試験をクリアしなくてはならないそうである。
150人近い受験者から最終選考に残るのは10名程度。そんな難関を経た精鋭中の精鋭が、あっさりハナタレ坊主に発見・通報されるとは・・・きっと田舎のカアちゃんも泣いている。

イラク兵に発見された後の隊員ズは、スカッドミサイルに近寄るすべもなく、砂漠を、川を、雪中を、必死こいて逃げて逃げて逃げまくる。
その上、途中で不運にも数名が落命。あの時ガキんちょを無慈悲に縛り上げときゃよかったのにさ、チョコなんぞで懐柔しようとしたばっかりに!

運命の歯車が狂った残りメンバーもついには捕虜となって激しい拷問を受け、ラストでようやく解放されるって展開で、任務完了を期待していた私の予想は激しく裏切られた。
SASメンバーってば、派手にスカッドミサイル発射台を破壊する代わりに、地味にイラクの便器の詰まりを
素手で除去させられとったぞ・・・

でもまぁ、デザートパターンの迷彩野郎どもが、中東の黄色い砂の中をダッシュしながら、素早く伏せては射撃を繰り返すシーンには、迷彩・砂漠・伏射姿勢のコンボ攻撃で「うほーっ!!カッチョえーっ!!」と胸が高鳴ったから、100%スカとも言い切れない。「よかった捜し」をしてみれば、どんなミリタリ映画にもキラリと光る萌えパートがあるってことかな。

映画観賞後、たまたま書棚にあったアンディ・マグナブの原作(映画はSAS隊員であるマグナブの手記をベースにしているそうだ)をパラパラ開いてみた。
すると、怪しげな黒い目線(当時は現役隊員ゆえ)が入ったマグナブさんの写真に失神しそうに・・・
ヒゲ面にやや短い手足、長めの胴体。美男か野獣かといえば迷うことなくもちろん後者、
堂々たるブサイクぶりである。

映画ではそこそこのイケメンが演じていたというのに、このリアルSASの匂い立つような野獣的ルックスときたら!
特殊部隊稼業なんてなよっちい男じゃやってられないだろうから、ツラ構えもおのずとワイルドになるのはしゃーないんだろうけどな・・・パタリロのタマネギ部隊じゃあるまいし、さしもの精鋭揃いのSASも、顔まで精鋭ってわけにはいかないのが現実ってやつなのね。

4月10日(月)

はぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・やっぱり昨夜のヤフオクG−menセット、とことん突っ込むべきだったよ・・・うじうじ。

欲しかった号掲載の大塚作品、「保健体育実習」の方は題名から絵ヅラが何となく想像できるけど(題名そのままに教師と生徒が汗にまみれて実習中なのだろう)、「都会の死角」の方は色んなパターンが想像できて、私の心はもう、たまらんほどモヤモヤしている。

「都会の死角でマッチョなリーマンが嬲り者」という題名そのままのパターンかもしれないけど、氏が得意とするサイボーグ物だった可能性も捨てきれない。
それに、今までの大塚作品の傾向をオタク脳で分析すると「保健体育実習」の方も、教師がスキンヘッド(大塚氏はスキンヘッドを好んで描かれるのだ。)である可能性は68%と導き出された。
くぉぉおぉぉおお!!7,8千円そこらでビビっちゃってこの天カス!!もう、へそ噛んで死にたいっ!

あれこれ考え始めるとこれ以上寝ていられなくなって、朝の4時半に起き出してしまった。
病気の親や仕事のこと、貸した大金を踏み倒して連絡一つしてこない親戚、6カ国協議の行方そして地球温暖化・・・
悩むべきことは山積しているというのに、最優先で悩んでいるのは都会の死角の筋肉男のことだとは・・・アホだ、相当な阿呆だ・・・

とにかく出勤前にこのモヤモヤを昇華させるべく、いっちょ隣駅まで走ってくる。(嘘)

<一言メールお返事だっちゃ>

アシヱさま・・・10万HITおめでとうございます!此れからも、褐色マッチョ兄貴の聖地として、シャダさんの冷や汗のように輝き続けて下さい。(笑)

おはようございます低血糖のアシヱ様。高脂血症のミキです。
激しい落ち込みぶりだった私へのお心遣い、本当に有り難うございます。今はもうぜんぜん大丈夫ですよん。ええ、強がりなんかじゃなく。朝の5時からゲイ雑誌のことを考えてるあたり、完全通常モードであるとお分かりでしょう。どうも色々ご心配おかけしました・・・

そして10万打。カリシャダという超マイナーなコースをパター1本でコツコツ回り、ようやくカップインしたって感じですな。こんな僻地を覗いてくださる皆様には、モンローのコスプレをして投げキッスを送りたいと思います。

最近では遊戯王サイトと言い張るのが申し訳ないマイナーちゃんこ状態で、お客様に顔向けできないんですが、今後は「マッチョ」と「ハゲ」というくくりで日記以外の部分をちゃんと更新、シャダの汗のように輝きたいと思ってます。
アシヱお嬢様の大好きな、首輪を付けた褐色マッチョもちゃんと準備しますので、どうぞお見捨てにならないでくださいませね。

キースを黒ビキニ一枚で飼育したい気持ちには、激しく同意です。

ふふっ、アシヱさんもそう思われますか。「黒ビキニキース」には他にも多くの賛同を頂いており、遊戯王ファンのダークサイドを垣間見た思いです。
黒ビキニのキースには、微妙に間違ったローマ風のスパで足の爪を切って欲しいなぁ!ゆったりとくつろぐ私の右手を揉むのは白ビキニ・蛭谷。肩を揉むのは赤フン・リシド。そして花瓶は剛三郎。

バトンも受け取って下さって有り難うございます!「お小遣いあげるから、お兄さんを虐めて欲しいんだ」なシャダに、もーたまらんほど萌えました。真面目面してマゾな貴方が好きよvお小遣いあげるからお姐さんに虐めさせて欲しいわぁ。

4月10日(月)

<一言メールお返事よん>

れいらさま・・・私も今年は他の国に浮気しないで、エジプトに再チャレンジしたいと思っています。もちろんガイドブックは「エジプト萌え萌えWALKER」です。でも、7月後半の真夏日に王家の墓の裏山越えをするのは無謀でしょうか?

れいらさんお返事遅くなって申し訳ない!だらしない私にお仕置きして!さぁ!さぁ!(嬉しそう)
・・・・・・さて、れいらさんもご覧になったかもしれませんが、少し前のニュースで「地球温暖化によって深刻な被害をこうむる危機にさらされている世界遺産」の一つに「ルクソールの神殿群」が挙げられていました。

ルクソールの問題は、ダムができナイルの氾濫がなくなったことによる塩害のせいらしいのですが、アマルナのアクエンアテンの墓(?)では、数年前の大雨のために、壁がもう、こっぴどい状態に破壊されていました。

たった10数年前には華麗な花鳥の壁画が残っていたというのに、今では写真で見られるだけとは・・・(それも国内出版のエジプト本には、アマルナの王墓壁はなぜか全く載っていないのです。)どうにかして避難させる方法はなかったのかとショックを受けました。

カルナック&ルクソール神殿はまだ当分は大丈夫なんでしょうけど、神殿群が元気なうちにれいらさんもガンガン行ってくださいよぉ!私も上記のニュースを聞いて、何となくあせりが生じてます。

で、真夏の王家の谷ですが、真夏のツアーでも午前中に西岸を回りますから、山登りも午前中ならば、そして体調がよければ何とかいけるんじゃないでしょうか。
高さは「山」というほどのもんじゃないので、直射日光のキツさは下も上もあんまし変わりないかと。
でも疲れたときに休める影はなさそうだから、体調は整えていかなきゃ途中で自然乾燥ミイラ「ジンジャー」(大英博物館蔵)になりそうですね。

ゲートが開くと同時にハトシェプスト葬祭殿か王家の谷の入り口から入って、そのまま裏の山に直行して、時間は2時間もかかりませんから・・・うーん。もしエジプト行きが決定したら教えてください。某Y氏に確かめてみます。

それにしてもよりによって真夏にエジプトに行くって・・・午後は暑すぎて動けない地域も多くなるでしょうから、スケジュールがタイトになりそうですよん。でも、ベストシーズンに休めるとは限らない、そこがリーマンの哀しさですね。

萌え萌えWALKERを旅のお供にしてくださるとはありがたきお言葉!でもそれなら、夏に発行予定(あくまで予定)の完本を持っていってください。サッカラのゲイカプ墓(勝手に決めつけ)もちゃーんと入った、ページ数が前の3倍くらいあるクソ重いやつを。

4月9日(日)

・・・つ、疲れたぁ〜〜・・・(ヨタヨタ)たった15分間で寿命が確実に3年は縮まったわい。

今、私がヤフオクにウオッチかけているブツの内、「出てくればなにがなんでも落とさねばならん」というものがいくつかある。

一つはアーケードデビュー時にゲーセンに配布されたウォートランの宣伝ポスター。全5枚の連載漫画仕立てという、コレクターにとってはゲットをより難儀にしてくれるブツである。

#2から#4は場末のゲーセンで発見。福砂屋のカステラ(3千円)を手土産にして譲り受けることができたのだが、不幸にもその店にはなかった#1と#5を捜しているのだ。

ただ、これがもしハーネマン出演のパートなら、どんなにボリボリな成功報酬をむしり取られようとも、捜し物のプロ(コレクターズアイテムを捜してきてくれる商売があるのだ)に頼んでがむしゃらに入手していただろう。
でも、手元の#2〜4のストーリーとゲーム進行から推測するに、#1&5にはハゲはどうやら関係なさそうなので、肩の力を抜いて気長にヤフオク待ち。(古いゲームだから半分諦めてはいるんだけどね)

もう一つのウオッチアイテムは、ゴキブリホイホイの糊なみに粘着質な捜索の甲斐なく、8ヶ月たっても未入手のG−menバックナンバー・計6冊。言うまでもなく大塚重雄氏の作品が掲載されている。
そして今日ヤフオクで落札しようとしていたのは、そのG−menの24冊セットなのだ。

ただ、それで残りの6冊が揃うなら奮発もするんだけどね、よりによって私が欲しいのはそのうちの一冊だけだなんて、ちょ、ちょっとキツいよなぁ!
・・・とは言いつつも、たとえ23冊のダブりG−menが、入刀を待つウェデイングケーキのようにリビングに積み上げられようとも、ファンのSAGAとしては入手しないわけにはいかない。

で、結果から言うと・・・たった一人と競った挙げ句、負けた

スタートは2千円。ギリギリまで入札が1しかなかったから楽勝だと思ってたのにさ、ラスト5分であれよあれよという間に値段は吊り上がり、結局のところ7250円で終了。入手しそびれた。

一瞬一万まで入れようかと思ったものの、雑誌たった一冊の値段としてはちょっと高いんじゃないの?それにこれから出てこないとも限らないし・・・と理性のブレーキが働いたようだ。

かつてとあるアイテムを、スタート価格の40倍で決着させた時には、落札できてほっとすると同時に「こんなに突っ込んじゃって果たしてよかったんだろうか?」と、何とも言えずモヤモヤした気持ちになったものだ。

その時には、届いたブツをチェックすると、私が真に求めていたものは含まれておらず(大量の資料の束だったので)、その上一週間後に別の出品者から出てきた同じ商品を、競った相手にアホみたいな安値で落札された・・・というテリブルなおまけがもれなく付いてきた。
だから、今日はその時の気持ちが蘇ってきて、とことん行くぜい!という気持ちが萎えちゃったようだ。

今日出てきていた号は、いつもは一枚だけの大塚作品が3枚も掲載されているという、マニアとしては是非とも入手したい号だったのだが、終わった物はしょーがない。
まったく大塚氏に電波を飛ばして知って頂きたい気分だよ・・・日本の片隅で氏の作品を入手するために、これほど必死こいてるファンがいるってことを・・・ブツブツ。

とにもかくにも、今マッチョの神様に願うのは、今日の競争者さんが用済みになった本をバラで再出品してくれることだな。
おお筋肉愛好家の守護神よ!イチゴ味のプロティンを捧げますから、我がのぞみ・かなえ・たまえ!!!(欽どこ?)

4月9日(日)

雨が降らないかと心配してたんだが、本日の関西地方は寒からず暑からずのいい花見日和。

ギネスの黒ビール(一本300円。大奮発)を飲みながら腰を下ろしている芝生に目をやると、さっき落としたエビの尻尾がゴマ粒よりも小さなアリにしずしずと運ばれて行く。
せっかく運んでる最中に踏みつぶされちゃ気の毒だから、アリがついたままのエビを持ち上げて、彼らの巣があると思われるあたりに移動させておいた。

それにしても、寿司ネタのエビの尻尾なんかアリの食料になるんだろうか。それとも取りあえず何でも運んでおいて、後から分別するつもりなんだろうか?
ヘボピーも同じ事を思っていたようで「アリってエビなんか食べるのかなぁ?」と首をひねっている。
「うーん・・・食べるんちゃうん?」と私。「でもエビ食べさせられる幼虫はいい迷惑だね」「そうだね、でもカルシウムはたっぷりで体によさそうだね!」「そうだね、すごい
固いアリになりそうだな!」
そんなどうでもいい話題で盛り上がる私たちの横では、マヤっこが枯れ草まみれになりながらゴロンゴロン転がって遊んでいたよ。

さて、これからヤフオクで何が何でも落札しなきゃならない本があるので、窓を切り替えてしばし旅立ってくる。神経が無駄にすり減るから嫌いなんだよなぁ・・・ヤフオク。

4月8日(土)

さっきまでジムで汗をダラダラ流して自転車をこぎながら「ターミネーター2」を見てたんだが、T1000(ロバート・パトリック)、何度見ても素敵だ!あのクールビューティーぶりにはサイボーグマニアの血が騒ぐ。

吹き替え版は初めてだったんだけど、吹き替えの声がまたカッコいいんだよなぁ。
「2001年宇宙の旅」のHALや、映画自体は
クズだった映画「ステルス」のEDIなど、私はとにかく人工知能系キャラとその声に弱いんだが、今日のT1000の吹き替え声も渋くても〜たまらん。

一体何て声優さんが声を当ててらっしゃるのか、せめて名前だけでも覚えておこうとネットで調べたら、江原正士さんって方だった。声優さんのことはぜんぜん知らない私には、江原氏がその道で有名な方なのかどうなのか全く分からない。

そこでさらに「江原正士」で検索掛けたところ、いきなり出てきた「かいけつゾロリ」(ガオン)の文字。その瞬間、この方の全てを把握できたような錯覚に陥ってしまった・・・

・・・そうこう言ってるうちに、くっ!もう11時か!
帰宅してから一言メールへの返信の続きを書くつもりだったのに、このままじゃ実家に帰る電車がなくなるので、ぼちぼち家を出ます。
今日は家事にジムに学校に・・・と、朝8時からビッチリ活動して忙しかった。でも忙しマニアにとっては、なかなかに充実した一日だったよ。

明日は朝から家族で花見。マヤっこも連れて桜の下で酔っぱらってこよう。人間の弁当はもちろん、マヤの弁当(コロコロステーキ)も持って行かなきゃね。

4月7日(金)

先日ヘボピー(妹)と自分たちの最期について話していた。結婚式より葬式への案内状が多いお年頃になってくると、こういう暗い話題も身近なものとして、ナチュラルに話題に上がるものだ。

「どういう死に方をするにしても・・・」とヘボピー。「軍人魂だけは忘れずにいたいよね!」
「分かる分かる!」と私。「私は少なくともベッドの上では死にたくないな。砂漠でたった独りで死ぬのが理想の最期だね」

ソルジャーでもないのに「軍人魂」って・・・ぜんぜん意味が分からないよ!(笑)
自分ら何ほざいとんねん?!と本職に叱られそうだが、これはニュアンス的に「侍魂」に置き換えてもらってもいいかもしれない。

イマジネーション先行の私の理想の最期は、人一人いない広漠たる砂漠で渺々と吹き抜ける風の音を聞きながら、真っ青な空を仰ぎ見て息絶える事。
かたわらに座った愛犬が静かに顔をなめてくれたら、もうそれ以上思い残すこともなさそうだ。(共倒れになるのは可哀相だから、犬が自力で砂漠から帰られる状況下でだけどね)

人ではなく犬に看取られて砂漠で死にたいだなんて、どえらく嫌世的。「ミキさんそんなに人間嫌い?」と思われそうだが、臨終スポットについては、単に「砂フェチ」だからベッドより砂の上がいいってだけ。動機を探るとちっともストイックじゃない。

また、「犬になめられてこと切れたい」ってのも、一見人より犬を選ぶ変わり者のようだが、同じような事を考える愛犬家は意外に多いんじゃなかろうか。

先日、奈美悦子さんがあるTV番組で、「理想の臨終スタイルは、たっくさんのゴールデンレトリーバーに、寄ってたかってベロンベロンなめられてコトッ・・・と逝くこと」とおっしゃっていて、我が意を得たりと嬉しくなったよ。

でもまぁ「たっくさんのゴールデレトリーバー」がみんな自分の愛犬なら大往生もできようが、急場しのぎで集めた「野良犬隊」だったりしたら・・・
知らない犬のヨダレでベタベタなのが気持ち悪すぎて、きびすを返して黄泉がえれるかもしれない。


<一言メールお返事よんよん>

死にたくなるほど落ち込んでいた時期にメールを下さったお友だち、無記名でメール下さった皆さま、そして見守ってくださった皆様へ・・・
お礼申し上げるのがどえらく遅くなってしまい申し訳ありません!3月の頭、マインドクラッシュ寸前の管理人を励まして下さいまして、どうも有り難うございました!
皆様から頂いたお言葉は、ほんとうにほんとうに、大きな助けになりました。

今振り返れば、ヤバいほど落ち込んでいたのは4月1〜3日の三日間。まるで阪神優勝セールのように期間限定。
ただ、それ以降も若干の気分の上げ下げを繰り返し、怪我するほど泥酔したりもしておりましたが、今はもう、ぜんぜん大丈夫です!一連のドタバタをきっかけに「家庭内飲酒ストップ」というある意味大きな釣果を得て、完全復帰いたしました。
皆様のおかげで検死官のお世話になったり、思いあまって持ち家を処分の上、海外支社転勤を志願せずに済みました。でなければ、今頃シカゴか墓の中で凍えていたことでしょう。
みなさま、どうもご心配おかけしました。そして優しいお心遣い頂き、本当にありがとうございました。

大里さまへ・・・当時トップにしていたカリシャダはあの時の心理状態そのままで、今見るとちょっと恥ずかしいです。でも、最後の戦いでカリムはシャダより先に逝っちゃったというのが私の脳内設定というのもあり、絵のお部屋に放り込みました。
カリムはああいう風にシャダに見とられたけれど、きっとシャダはゴールデンレトリーバーにベロンベロン舐められながら・・・(笑)

たなとしさまへ・・・先日やっとこさミッヒ(ハゲ)のクリティカルを取りました!「坊主頭に銃弾を5発ブチ込む」だなんて、そんな畏れ多い・・・とブルって失敗し続けていたのですが、酔っぱらって狙ったら偶然成功。酔拳?それとも、目的達成のためには愛を捨て去る事も時には大切、という教訓でしょうか。

ただ、、それそれ以降はぜんぜんダメなんですよね。ハゲってば、やたらとすばしっこいんですよ。
今度ぜひ役割分担してクリティカルを狙いましょう!「知性」と「チーム力」の
評価レベル最低の我らが「チームたなとし」にて!(笑)

奈美さまへ・・・あれはホントに火を噴きますよね。私も以前胃が焼けただれました・・・いい加減酒に逃げるのはやめようと思うのですが、カメラを飲みつつも関係は断ち切れません(苦笑)

スピリタスはホントに怖い酒ですよね。生身の人間には勧めちゃダメだと思います。食道を焼きながら胃に降りていくのが分かるだなんて、体にいいはずないですよね。
私はあれ以降酒を(多少は)慎んでますよ〜ん!奈美さんこそ体を痛める飲み方しちゃダメですぜ。

ドクK・・・(ミリタリ映画)もしプライベート・ライアンとかブラックホークが好きなら、ミキさんに一番お勧めなのは映画ではなくエミー賞受賞のドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」だと思います。
過酷すぎて見ていて息が詰まる、そんな作品でした。私はあれを思い出すとなんか息が詰まってきます。

「バンド・オブ・ブラザーズ」二巻までは見ましたよ。下手な映画よりずっと高品質な作品ですよね。
ストーリー展開自体も面白いですが、ちょっとした場面が印象に残っています。怪我が快復せず結局死んでしまう若い兵士が、ドイツ兵の遺体の胸に刺してあったエーデルワイスを抜き取って、そっと自分の胸に刺す場面とか。
あと、生還した兵士がクリーニング屋で、店主の奥さんに「持ち主が来ないままの洗濯物がたくさんあるから、これも持って帰ってもらえると助かるんだけど・・・」と悪気なく言われて、カメラが棚に残ったたくさんの洗濯物(=戦死者の数)を映す場面とか。

戦争映画は、相貌認識能力に難がある私にはキツいものがあるのですが(兵士は服やヘアスタイルで区別がつきにくいから)、「バンド・オブ・ブラザーズ」は、誰が誰か分からなくなっても無理なく見られるのも有り難いです。

瀧風さま・・・私もミリタリ系にはまってた時期がありましたよ。当時はコンバットマガジンとGUN誌を買って読み漁ってましたね〜。(遠い目…)
戦争映画というと私にとって一番好きなのは『荒鷲の要塞』。オープニングの曲聞くだけで今も胸が躍ります。(古っ!)
何故か最近の戦争映画って好きになれない…リアルすぎるせいだろうか?ミッドウェイ以降、観たいと思える映画は無いんですよ…

瀧風さんまでミリタリ系だったのですね(笑)私よりも○○年も早くコンバットマガジンを購読してらしたなんて・・・先輩っ!オレ、ジュース買ってきますっ!
それにしても女性にもミリタリー好きは多いんですね。思ったよりはるかに多い。これがオタク界ならまだ分かるんですが、フリフリ可愛らしいワンピース着てるような会社関係の人から「米軍のチョコチップデザートの・・・」なんて発言があるとびっくりです。

「荒鷲の要塞」それはまたクラシックかつ勇ましい題名だなぁ。ぜひ見てみたいと思います。
私は瀧風さんとは逆に、第二次世界大戦以前を舞台にしたものには燃え(萌え)はそれほどないのですよ。人間ドラマとして見るのは面白いんですが。
萌えるだけなら、特殊部隊が最新装備をがっつり装着してる作品がいいなぁ!かつ砂漠が舞台なら言うことなしーっ!


・・・すみません。ここまで書いてお出かけの時間となりました。これからヒエログリフ教室に行ってきます。京都は遠いぜ。
それでは続きは帰宅後にまた・・・

4月6日(木)

キーボードを叩きながらスナック菓子の「味カレー」を食べてたら、やたらとのどが渇いてきた。

自分、バブル時代のグルメ生活の蓄積もあって、取りあえず何が美味しいかということを知っていたはずなのに、酒を控えるようになってからというもの、寿司、刺身、しゃぶしゃぶ、懐石、焼き肉のような、酒を飲みながら食べていた料理がぜんぜん欲しくなくなってきた。

代わりに毎日食べているのは、吉野屋のお持ち帰り丼類とマクドのハンバーガー、スナック菓子と菓子パン(コンビニのやつに限る)とインスタントラーメン・・・
これはさすがにあかんやろ自分、とは思うものの、どうして体がジャンクフードしか求めなくなったのか、原因は全く分からない。まぁ食費が安くつくからいいといえばいいんだけどね・・・

さて、・・・すんません、一言メールへのお返事を書こうと思ってたんですが、睡魔に負けました。申し訳ありませんが、お心当たりの皆様、どうぞもうしばらくお待ち下さいませ。これから水飲んで寝ます。味カレーの食べ過ぎで胸ムカムカです。

4月4日(火)

大塚重雄氏の作品が載っているG−menのバックナンバーを入手せんと、ヤフオク・「ゲイ向け雑誌」カテゴリーの新規出品ブツに、38度線を守る韓国軍兵士のごとき鋭い監視の目を光らせるのは私の日課である。

来る日も来る日も舐めるようにアニキ雑誌にチェック入れること半年。今ではジャンルのおおよその傾向と対策をつかむまでに成長した。

意外なノンケ俳優がこっちのスジで人気者なんだとか、バディとサムソンと薔薇族はいつでも手に入るけど、G−menのバックナンバーは新古書ルートに乗らないせいか、なかなか出てこないとか、ネット古書店はエロと見ると強気の鬼と化し、非常識なほど高い価格で売ろうとするものだ(※)、等々・・・
人生にとって99%どうでもいい知識が、今日もまた着々と灰色の脳細胞に刻まれている。

※・・・私事になるが(あ、ここはぜんぶ私事か)例えば私が3千円でお頒けしている某海外ゲイ雑誌、書店さんは6,7千円〜1万2千円で売ってたりする。私ももっと高く売ってもいいようなもんだが、やっぱり同好の人々に対して、あんましえげつないマネも出来ないんだよねぇ・・・

だが、そんな懸命な捜索の甲斐なく、大塚作品掲載のG−menに限って飢え死にしちゃうほど不漁なのだ。毎日釣り糸を垂れても、こうボウズ(釣り用語で釣果ゼロのことよ)が続くと、さしもの大塚マニアな私もダレてきた。
あ〜ぁ、あと6冊も未入手なんだよねぇ・・・パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ・・・

・・・と思ってたところへ、今日はG−menではない意外なところにモリモリ興味をそそられた。
それはゲイ雑誌の草分け
「薔薇族」のむかし〜〜の号である。

「薔薇族」は10代の私が「絵の資料に使いたいんです!」とミエミエな言い訳しながら、生まれて初めて買ったゲイ雑誌であるが、それ以降はほとんど読んだことないもんで、認識に誤りがあったら先に編集さんに謝っとく。

・・・私にとって「薔薇族」とは、「山!」「川!」という忍者の合い言葉のように、「薔薇族!」「おネエ!」「薔薇族!」「おすぎ!」「薔薇族!」「美輪明宏っ!」と、打てば響く答えが返って来そうな、なにかこう・・・強烈にオカマチック&ゲイリブ的印象を抱かせる雑誌だ。もちろん「美輪明宏インタビュー」と「おすぎのゲイ人生相談」は毎月載っているに違いない。

けれどもヤフオクに出ている古い号の記事見出し、これが最近のゲイ雑誌には見られない、ハートをわしづかみするような題名の連続でねぇ・・・今読むと、そこでなにか未知の面白さを発見できそうなのだよ。

「おすぎの悪口劇場」「おネエカタログ」は題名そのまんまだろうし、「戦後直後のホモの実体」「ホモがばれた!」「この一曲こそホモソングだ!」などのミもフタもない記事。(最近は同性愛者を「ホモ」と呼ぶことはあまり無いようだが)
さらには、「俺はバックで待っている」なんて、ヨットに乗った太陽族が盛っているような力強いコピーだし、「変態版『男の匂い』とは?」「革の匂いがたまらない男たち」なんて、一体どんな記事なのかページを開いてみたくなる。

さらに強烈なのは「鹿になった少年」・・・じょ、城ミチル・・・?!(イルカに乗った少年←古すぎ?)
「美少年が鹿にメタモルフォーゼする話」だなんてギリシア神話的ベっタベタなストーリーではないことを願うが、昭和54年発行というあたり、ありえないとも言い切れない。

これはFBIゲイ雑誌捜査官志望の学生(違)としては、ぜひとも10冊ほど入手して「『薔薇族』の傾向と対策」を分析する必要があろう。

それにしても一冊千円だなんて・・・高すぎる。うちの近所のB堂なんか、ゲイ雑誌一律300円だよ?
どうやら「エロには強気だネット本屋」の法則がここでも働いているようだ。

4月2日(日)

自分が今まで発した質問の中で、最もアホな質問だったと思うのは、エジプトのオールドカイロでの「モスクはどこですか?」

ハンドブックを見ながら発したカタコトのアラビア語だったのだが、んなもん日本じゃあるまいし、東西南北すべてにモスクがある国で「モスクはどこ」と問われてもなぁ・・・
案の定「どのモスクなんだ?」と聞かれた方も困り顔。アホな質問してすまんオヤジ。


レンタルビデオ屋のミリタリー棚の完全制覇を目指し、日々戦争映画鑑賞にいそしむ毎日。
努力の甲斐あって、最近ではレアステーキを食べながら「ハンバーガー・ヒル」(冒頭からいきなり内臓露出シーンなベトナム戦争映画)を眉一つ動かさずに見られるまでに、流血にはイヤな耐性がついてきたのだが、戦争映画とひとくくりにする中にも、A級からZ級まで色々あるんだとおぼろげながら分かってきた。

もちろん、アカデミー賞受賞作の「プライベート・ライアン」や、銃弾の代わりに萌えアイテムで死体にされそうな「ブラックホークダウン」など、ストーリー、俳優、セット・・・どこを取ってもA級のものは数少ない。
戦争映画の中には、精一杯「よかった捜し」にいそしまなきゃならない作品も数多いようだ。

例えば、設定自体は頭をかきむしるほどにクズなのに、米国海兵隊の特殊部隊・シールズがありえないほどカッコいい「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。
その逆に、設定は相当イケてるのに、野生のサルもびっくりなワイルド的存在として扱われ、フンドシ一丁で奇声をあげる旧日本軍兵ですべてがブチ壊しな「ウインドトーカーズ」など・・・ミリタリ初心者は日々よかった捜しに邁進している。

だが先日見た「シン・レッドライン」、戦争映画としては切り口が異色過ぎて、よかった捜しをする余地もなくて参り果てた。

だって舞台であるソロモン諸島の美しい自然、そして兵士の内面の葛藤を映し出して延々3時間なのよ・・・戦争をテーマにはしているものの、作品の印象はむしろ「すてきな宇宙船地球号」。

こんな映画を監督したテレンス・マリックって一体どんな人なんだ?と調べてみると、ハーバードで哲学を専攻、MITで哲学の教鞭を取ったという硬派だと分かって深く納得。
そう言われてみれば、思索的風味がもう、イヤっちゅーほどまぶされていた。見方によっては深い映画なのかもしれないなぁ。

けれど私が覚えてるシーンといえば、ソロモンの海で泳ぐ少年のピッチピチの裸体と、母国で待ってるはずの嫁にいきなり離婚メールを突きつけられて、茫然自失になる哀れな男のシーン(※)だけだなんて言ったら、マリック監督に殺されちゃうかな。


※・・・戦地ガダルカナルの過酷な戦闘に命を削る兵士に突きつけられた、死より過酷な現実。それは彼の元に送られてきた最愛の妻からの一通の手紙であった。

「ごめんなさい_(_^_)_。あたし、空軍の士官と運命的な出会いをして愛し合うようになったの。だから離婚してちょ。また会うことがあったら私たちきっといいお友達になれるわね。じゃーね。」

ヒデェ!鬼嫁だ!
風に揺れる白いカーテン、優しい微笑みを浮かべる妻、少女のようにはしゃぐ彼女がまとったワンピース、柔らかな体、細い指先・・・

作品中いたるところで、この男が奥さんを懐かしく想うシーンがドリーミーなテイストで延々映し出されており、見る側としては「なんで戦争映画で嫁のイメージフイルムばっか見せられなあかんねん!?」と腹が立ってたんだが、最後の最後でこのフェイントとはね・・・してやられた。

表現がナニだが正に「イタチの最後っ屁」。この突発的レターfrom 鬼嫁のシーンのせいで、兵士の哲学的葛藤もソロモン諸島の夢幻の世界も、もう、一発で吹っ飛んじゃったよ。

4月1日(土)

とあるスジというかとある営利団体の仲介によって、立派な大人になってもなおアニメ&漫画から足抜けできない、いやむしろ下手にゼニもってるせいで10代の頃よりさらにパワーアップ・・・という、自分史のある一点において共通項を持つ人々の集まりに参加してきた。

こう書くと某団体の総決起大会的なものを想像されるかもしれないが、ひらたく言えば、日頃会社でかぶっているバンピーの皮を脱ぎ捨てて、思う存分アニソンを歌おうぜ!というお気楽ゴクラクな会である。

年齢層は20代から50代と幅広い。だが皆さんの財布には、アニメイトのポイントカードまんだらげの買い取りカード標準装備されているあたりさすがオタク。いい年こいて心強い限りだ。

で、肝心の選曲も頭痛がしてくるほどものすごい。
モスピーダや超人ロック映画版、宇宙船サジタリウスとか題名を聞いたことすらない萌え系パソゲーとか・・・それも主題歌なんかじゃなくって、挿入歌&エンディング曲の渋いところをガンガン突いてくる。
漫画はそれなりに知ってるがアニメはほとんど見ない偽ヲタの私なんぞは、一次会の段階から振り落とされまいともう必死だったよ。

一次会の終了後は、アニメイト&イエローサブマリン(フィギュア屋)&モデルガン屋を、町内会の父兄のようにパトロールしてからまたまたカラオケ屋へと。
前回参加したアニソン会で飛び出したジェッターマルス(エヴァ版替え歌)や太陽戦隊サンバルカン(DAIKONプロジェクト版替え歌)は出なかったものの、ヘヴィなオタク曲のオンパレードに、あ、目まいが・・・

上には上がいるもんだなぁ。今日一日だけでアニソンの一番濃ゆいところは全部聞かせてもらった気がする。
私は自分のことを相当なオタクだと思っていたが、それは単なる思い上がりだったといま分かった。今後はオタクのはしくれとして、より濃厚に生きなければ!と襟を正す思いである。

ただ、スキンヘッド愛だけはあれだけ濃度の高い人々にさえ「濃ゆい」と言われる嗜好なんだなぁと痛感したよ。
案内状に「自己紹介用に自分の好きな作品のグッズ等を持ってきてください」(すごくイヤな案内状だなぁ)とあったので、マイナーの極北にある我が愛キャラを紹介せんと、真面目に遊戯王36巻をヴィトンのバックに忍ばせて行ったのだが・・・

「ミキさんのメインカップリングは?」と聞かれて(こういう話が天気の話並に出来るところがオタク会の素晴らしさ)カリシャダを提示したところ、「キツうっ!」と言われて爆笑だったよ。そうか、やっぱりキツいか・・・(笑)

アニメ知識においてはブービー賞ながらも、嗜好においてはトップ3に入る濃ゆさでいられた本日の会。
初対面の人たちなのに旧知の友のように話せたのは、アニメ・漫画の取り持つ縁。最近人に会うのがおっくうなんだが、そう言っとらずに、今後はよりアグレッシヴにヲタ友の輪を広げたいものだ。