3月31日(金)

昨夜は会社の決算打ち上げ飲み会。一時はこのまま酒を止められるかと思っていたが、ぜんぜん甘かった。
「酔うと突拍子もないことをしでかす飲みキャラ」を確立した者としては、回りの期待に応えようと妙なサービス精神が災いして・・・今日もお開きになった頃には完璧に出来上がっていた。

それでもフラつく私の足は、方位磁石の針が迷わず北を指すように、シャケが生まれた川に帰るように、ウォートランのあるいつものゲーセンに向いていた。そして半分眠りながらも最終面までクリアー。

ジーメン少尉、今日だけで一体どれだけの100円玉を投入したのだろうか?覚えていないし知りたくもない。バックの中には常に100円玉を一本(50枚)装填、残り枚数を数えれば突っ込んだ額が分かるシステムを採用してるんだけどね・・・

とにかく、フラフラの足を踏ん張って銃を構え、かすんだ目をクワッと見開いて射撃した甲斐はあった。
イケメンキャラへの恐怖心からか、シラフの時ですらどうやったって乗り越えられなかった7面のボス、「ウォートラン・トルーパーズに生息する唯一のイケメン」であるクーパー教官を撃破!
ウォオーッ!やったぜーっ!ざまぁ味噌漬け!酔って平常時の120%の力を出せるって、これって一種の「酔拳」みたいなものだろうか?

でもクーパーさんってば、新兵にやられたというのに「クソッ!」の一言だとはね・・・
さすがイケメン、負けてもCOOLだ。ブサイク・ハーネマンなんか
「ウソだ!ウソだ!ウソだぁーっ!」と見苦しいほど悔しがってくれるぞ。

で、ゲーセンをあとにしてからのことはよく覚えていない。
少なくとも翌朝、枕元に爽やかな朝の光を受けてキラキラ輝くラーメンのドンブリが置かれていたということは、帰宅後、夢遊病のコックのようにインスタントラーメンを作って食べていたらしい。

数週間前にはあれほど「酒は止める」と宣言していたのに、もう飲んじゃって私はホントに駄目な奴だね。まぁ家では飲まないようになったから、それだけでもよしとしておくことにする、取りあえず。

・・・さて、これから実家に帰らなきゃならない。バスがなくなるので微妙に慌てている。
帰る前に、本日をもってサイトを閉鎖されるMagical・Magicの大砂さんが廻してくださった遊戯王バトンに答えて行きたい。

大砂さん、頂いたカリシャダSSは今でも私の心の糧です。サイト運営、どうもお疲れさまでした!閉鎖は寂しいですが、今まで楽しませてくださってどうも有り難うございました!

『遊戯王連想バトン』
>手を繋ぐなら

キサラ。彼女の白魚のような指先に、無理矢理己の指を絡ませてものすごく嫌そうな顔をされたい。

>抱きつくなら
梶木。潮の香りがするかしら・・・

>抱きつかれるなら
シャダに決まっている。私の前では、今までこらえていた涙が堰を切ったように流れるのだ。そしたら「よしよし」って優しく頭を撫でてあげるのよ。
さあシャダっ!!早くお姐さんの胸に飛び込んでおいで!!!

>恋人にするなら
御伽。苦労を知ってるからよく気が付いて優しそう。ファザコンっぽいのもいい。あんなクソオヤジの代わりに私がパパになってあげたいな。

>ペットにするなら
キース。もちろん制服は黒ビキニ一丁。寒い日にはベッドを暖めておいてくれる愛らしいペットである。(でもキースの寝床は羊小屋)

>結婚するなら
リシド。時々どこかへ姿を消し、夜中に傷だらけで帰宅しそうだが、その点にさえ目をつぶれば普通に頼り甲斐のあるいい夫でいてくれそうだ。

>浮気するなら
ペガサス。ゴージャスな男だから一緒に歩くと鼻高々だ。でも原色のスーツだけは着て来ないで欲しい。

>両親にするなら
シャダとカリム。しょっちゅう私をベビーシッターに預けて夜遊びに行ってしまうのが難点だが。

>兄・姉にするなら
表獏良と杏子。獏良は私がいじめられたら、その100倍のねちこい仕返しをしてくれる頼りがいのあるアニキ。
杏子は相手の家まで行って文句言ってくれるタフネゴシエイターなアネキだ。

>妹・弟にするなら
弟はシャダと絽馬。こんな可愛い弟たちなら、私は母獅子となってなにがあっても守ってやるぞ。
妹ならマナ。元気がいい妹できっと楽しいと思う。二日酔いの日には、妹の声が頭にガンガン響いてさぞうるさいだろうが。

>子供にするなら
舞。先日ジョンベネちゃんを見て舞を思い出した。可愛い娘だから成長を見るのもさぞ楽しかろうて。

>虐めるなら
ゴーザブロー。相手が強いほど心の折り甲斐があるというもの。ザブには人間家具となって、終日不動で花瓶を抱えて頂きたい。

>虐められるなら
カリム。普段温厚な男がキレたら・・・
ああっ!ゾクゾクするっ!!

>語るなら
海馬。10代で巨万の富を成した男に世界経済の展望と経営理念を伺いたい。

>甘えるなら
アイシス。豊満なオッパイに顔を埋めて泣きマネするのだ。

>甘やかすなら
バクラ(盗賊王)。あんな酷い幼年期を送った少年は、甘やかしたくてもなかなか心を開いてくれなさそうだが。

>敵にしたくないのは
マハード。理由はヒ・ミ・ツ(笑)

>デェトするなら
表遊戯&闇遊戯。両手に花。カワイコちゃんに挟まれて、さぞ鼻の下が延びるだろうな。

>旅行するなら
アクナムカノン。臣下と奴隷百人を引き連れてナイルを下り、ピラミッドに先祖詣で。

>バトンを11人に回してね
もうかなり回ってるみたいだからなぁ・・・もしまだ行ってなければお暇な時にでもってことで、やなぎさん、れいらさん、らん子さん、アシヱさん、大里まりさん、チナ子さん、Jackieさん、奈美さん、頼夜さん、千花さん。夜露死苦!!

3月30日(木)

まちゃまちゃのヘアスタイル、あれは芸のうちとして、一般人は自分的に「これがイケてる」と思うからこそそのヘアスタイルを選んでいると思う。

私の髪質はハイパーに堅くてコシがあるため、ショートヘアをオールバックに撫でつけガチガチに固めている。
そのベッタリぶりはまるでドールの頭。もちろん丁寧に植毛されたお嬢様ではなく、髪の毛のあるべき部分が絵の具でおおざっぱに塗りつぶされた、ソルジャー人形であることは言うまでもない。

普通の髪なら10センチも延びると自分の重さで自然と寝てくれるだろう。ネコっ毛の人なんかは、空気が湿っているだけでペタンコになって、それがまた悩みだと聞く。
だが私の髪は10センチに延びようと大雨が降ろうと、有機農法ですくすく育ったカイワレ大根のように立ってしまうのだ。
吉本芸人ならこれも芸の内だろうが、リーマンとしてはスーパーサイヤ人や「ミナミの帝王」の萬田銀次郎(金ズルを横取りされて激怒モード)のコスプレを年中しているわけにもいかない。

・・・というわけで、寝ぐせ直し(スーパーハード)&ワックス(スーパーハード)&ジェル(スーパーハード)の三種類を併用して、ほぼ「糊付け状態」でもって作り上げたこのスタイル。
まぁどんなに固い髪質でも他の選択肢もあるだろうから(伸ばすとかね)、内心「カッチョええ!」と思うからこそのオールバックだったはず・・・そう、脳内イメージは映画「マトリックス」のトリニティー。

だが先日ヘボピーが発した一言で、トリニティーのイメージはあっさり崩れ去った。
「いまどきオールバックしとんのはお姉ちゃんと細木数子くらいや!」

その上今日は会社でメガネ(グッチの黒ブチ)をかけてたところ、同僚が口々に言い出した。
「ミキさん、なんかアニメの人みたい」「そういえばワンピースにこういう人いるよね!」「そうそう、メガネをクイッ、クイッと上げる人」「・・・いや、それよりむしろ・・・横山やすしちゃうか?」「あ!
太平サブローVer.の横山やすしや!」「そうやそうや!太平サブローの横山やすしや!!」

ワンピースはまだいいが細木数子&太平サブロー版横山やすし・・・しばらくオールバックは止めとくよ・・・

3月28日(火)

先日、近隣市の姫路駅舎改築&線路の切り替え工事のため、駅舎そばにある橋が撤去されたそうである。
長さ45メートル、重さ200トンもある橋桁を一気に吊り下げ移動させるのは「SUPER WING LIFT 3000」。吊り下げ能力1200トンの国内最大のクレーンだそうだ。
うおおぉおぉおおーーーっ!こう書いただけでカッチョええーっ!!

でも、残念ながら私は昨日ヘボピーから話を聞くまでクレーンの件はぜんぜん知らなかった。間抜けな己に百叩きの刑を食らわせたいくらい悔しいーっ!
もし知ってたら姫路のファミレスで時間を潰して、夜中三時の撤去作業を見に行ってたのに・・・実は私はヘリコも船も好きだが、クレーン車はもっと好きなのだ。(幼稚園児並の発言だな)

正確にはクレーン「車」でなくとも、クレーンなら何でも好き。
カレ(ゼネコンオヤジ)が運転する車の助手席に乗っていても、「あのクレーンはどうやって屋上に上げるのか?」とか「このクレーンはどこがリースしてるんだ?」「リース料はいくらくらいなんだ?」等々、250%どうでもいい質問を連発して、オヤジをうっとうしがらせるのが大の得意である。

建築途中の超高層ビルの屋上に設置されている自走式クレーン、港湾にあるコンテナ用クレーン・・・みんなちがってみんないい。
クレーンがナチュラルに背景に溶け込む我が街(公共事業大好きで、かつては「株式会社○○市」と呼ばれていたが、今はツケが溜まって超赤字!)の風景を眺めただけで、なぜか胸がキュンvなってしまう。

これは一体どういった嗜好に分類すべきだろうか?クレーン愛?重機フェチ?いやむしろ「現場萌え」ってやつだろうか。

さて、自己分析はひとまずおいといて・・・今日はその筋で「リアルなゲイの感情が初めて描かれた作品」として話題沸騰の映画「ブロークバック・マウンテン」を見てきたよ。

火曜日は女性千円均一の「レディースデー」。退社後に見られる6時の回が一杯だったら困る!といつものごとくAWATEモードに突入した私は、朝一番から映画館の座席指定を受けに行った。いや、今日は電話工事の立ち会いで午前中は有給取ってたんよ。

あせった甲斐あって6時の回は一番乗り。で、映画に対しては、雑誌で読んだゲイピープルによる映画評とは少し異なった、なんというか・・・かなり複雑な感想を抱いたなぁ。アカデミー賞の審査員が冒険できなかったのも分かる。

離れがたく深い愛と、同性愛を奇異で忌むべきものと捉える世間の狭間に立った二人のカウボーイ。そんな彼らの葛藤を描いた作品とのことで、これは必ずや「目の前にワイパーが欲しい!」(byおすぎ)状態になるかとハンカチの準備をしていたのだが・・・
まずは
「アメリカの羊飼いって、一人でこんなに沢山のヒツジの面倒見なきゃならんのか?!!」ってとこに愕然。

ストーリー的には、純愛を描いてシンプルに「泣ける」「感動する」映画ではなく、愛し合いながらも一緒になれない主役二人に胸が潰れそうな辛さを感じつつも、シーンによっては「えーっ?!これは反則ちゃうんか?」と複雑な思いが交錯する作品だった。

ゲイリブに共感し、男性に生まれたかったと常々思っているが、また生物的・社会的に女性である人間から見ると、妻に同情を禁じ得ない面もあったりと、ゲイピープルとは少し違った印象を抱くのは当然かもしれない。

まぁ今ここで詳細に感想を書くと激長マジモードになっちゃって読む方も邪魔くさいだろうし、絡まった印象をまだ整理できてないので(登場人物の誰か一人に単純に感情移入できないのだ。強いて言えばジャックの母に一番共感。)感想を書くならあと一度は見に行ってからにしようと思う。

けど、このサイトに来てくださる方々は皆様そろってゲイフレンドリーなはず。会社の同僚だとちょっと考えるけど、ここを見てくださる方々には、まずは鑑賞することをお勧めしたい。観賞後の気分が重くなるかもしれないけどね・・・


これを書いた後、検索サイトで姫路のクレーン吊りプレイ(違)を検索してみた。写真付き新聞記事はこちら。http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000008187.shtml

そしてある方のブログには「春休み最後の週末、クレーンマニアの方、建設ファンの方はお弁当持って見物に行かれてはどうでしょうか。」とあった。
・・・・・・・・・どうやらお仲間は意外と多いのかもしれない。

3月27日(月)

ウォートラン・トルーパーズには「エントリーカード」なるカードを使用してプレイすると、取得した武器や勲章が記憶されるというシステムがある。そして私の財布の中にはこのカードがなぜか三枚・・・

なんで単独プレイヤーが三枚もカードを持たなきゃならないのか?
これらはまだ見ぬ隠しステージ「砂漠の疾風大作戦」を出現させるため重ねた、涙ぐましい努力の産物なのだ。

「砂漠の疾風大作戦」出現には「プレイヤー全員の階級が少尉以上」というキビスぃ〜条件がある。
だが地元でつるんでいる友人は「ゲームはスーパーマリオ(3面で挫折)と温泉宿のクレーンゲームよかやったことないよ〜ん」という非ゲーマーばかり。当然戦争ゲームに付き合ってくれる人がいるはずもなく、私は基本的に夜9時や10時、時には昼休みのゲーセンで独り寂しく単独プレイ。

・・・とはいえ、たまーにヘボピーやミリヲタのT君、そして夜10時にゲーセンをウロウロしているという、家庭環境がお世辞にも整っていなさそうなガキんちょとかが一緒に戦ってくれることもある。
そんな彼らのうち、誰でもいいから一刻も早く少尉に昇進してもらい、「砂漠の疾風大作戦」を目にせんがためのカード三枚携帯なのだ。

で、昨夜はジム前の腹ごなしのためゲーセンで時間潰してたんだが(まるで不良中坊ね)、ハーネマンが最初に登場する3面まででいいやと思ってたのが、やっぱ6面で復讐に来る教官のイジワル顔が見たくなり、キャバクラで店の子の甘言に負けた男のごとく、ついついズルズル延長。
延長チャージがアホほど高くついたが、とにかく3枚目のカードで最終ステージクリアしてしまった。

エントリーカードを使用すると、全ステージクリア後に好きな名前を入力でき、それが全国ランキングに登録されるというシステムなのだが、迷いに迷って登録した名前は他ならぬ「ジーメン」・・・

まるでジープロジェクトの回し者だが、名前が5文字までしか入力できないってのは案外決めにくいもんだね。
はじめは古代エジプトのファラオに敬意を表し「ホルエムヘブ」にしようとしたのだが、一文字オーバー。
次候補の「ホモホモ7」(みなもと太郎の漫画ですね)は数字が無くてこれも
×

じゃあ「ホモホモ」で・・・とは思ったものの、「ホモホモ」では男性プレイヤーが二度と遊んでくれなさそうなので、仕方なく無難な「ジーメン」に落ち着いたという次第である。

だがその後ジムに行き、黙々とマシントレーニングに汗を流すマッチョな男どもを目にした時、ハッと気付いた私は猛烈に後悔した。
「ジーメン」じゃなく
「ガチムチ」にすりゃよかった!!

「ガチムチ軍曹の得点は・・・」「今回のリーダー:ガチムチ軍曹」「全国ランキング○○位:ガチムチ小隊」なんてゲーセンの大画面に表示されるなんて・・・

覚えておかなくては!4枚目のカードの登録名は、ちゃんと決めてからプレイするってこと。

「ガチムチ」・・・意外と知られてない用語?
筋肉がついてガッチリした上に若干の脂肪が乗った状態。ガッチリしてかつムッチリしたアンちゃんを想像してください。
「んなもんわからんわ!(怒)」という方は書店かネットでG−menの表紙を見てねん。

3月25日(土)

ネットで狸氏(※)のゲイビデオを検索してたら、「パラダイス北欧」というアダルトショップに行き当たった。
「北欧=フリーSEX」「北欧=やたらと進んだ性教育」というイメージは、私のようなちょっと年上のニキータ世代が持つイメージだと思っていたが、今なお店名に採用される程度にはイメージ保全(笑)がなされていたとは。
それにしても「北欧」と「天国」のジョイントとはこれまた強力だ!金髪の天女が50人くらいお迎えにやって来て、そのままあの世にいざなってくれそう。

金髪で思い出した。(いまだにブロンドを見て「パツキン」と言ってしまうのは悪いクセ。下品だ・・・)
おとといNYから来ていたバイヤーのおごりで(立場が逆!)、初ロシアンバーを体験してきたよ。
いや、一応は「女性が行ったらダンサーが踊りにくくて悪いから」と断ったんだけどね、顔にはでっかく
「見たい」とでも書いてあったのだろうか・・・

「ミキさんは半分男だから別にえーやんか」と、よく分からない理由を付けて引っ張られて行き、おそるおそる足を踏み入れた地下店舗。
エレベータのドアが開いた瞬間に、外人しかつけないような甘い香水の匂いが
むわっと漂ってきたそこは・・・うほっ!!パツキ・・・いや金髪のパラダイス。パラダイス北欧。(東欧だけど)

ここ、ショータイムにはステージのポールにつかまって、ブロンド裸女がクルクル踊ってくれるという、洋画で「退廃」を表現するのに使われそうな光景が展開するはずだったのだが・・・
結果から言うと、ショーが始まるまでにお年寄りのバイヤーが疲れちゃったので、隣に座った女の子とお話ししただけでお開きとなった。

まぁ私は若干オッパイ恐怖症なので、裸女を見ずに済んで残念半分、ほっとした気持ち半分。
どうせ高いチャージを払ったんなら、せめてひざに乗ってもらったら楽しかったかなぁとは後悔するが、それもあとの祭りである。

それにしても女の子とちょっとお話するだけで8千円とは高いもんだよねぇ。日々のやりくりに追われる女リーマンとしては、どうしても「もったいない」と思ってしまう。
男の遊びには積極的に理解を示す方だが、夜のクラブ活動だけは理解不可能。なにがそんなに楽しいんだか・・・ちやほやしてくれるのが心地いいのかね。

まぁ考えてみれば地元のような地方都市ですら、日本人女性がついてくれる普通のクラブのセット料金一万五千円〜が相場。だから、ブロンド美女で8千円って考えようによっては安いのかもしれないけどね。

・・・いかん!!私についてくれた新人カリーナさん(サンクトペテルブルグ生まれの21才)のことを思い出すと、急にまたあの店に行きたくなってきた!

お互いに力こぶを作って見せあいっこ(単なる変人だ・・・)をしたところ、「アナタすごいネー!」と誉めてくれたカリーナさん。あんたの腕こそかなりムキムキだったぞ・・・
「どうしてこんなに筋肉ついてんの?」と聞くと、
「毎日ポールにぶら下がってダンスの練習してるから」と答えたカリーナのステージデビューは4月上旬。
うっかり花束抱えてお祝いに行きそうな自分が怖い。

※・・・以前この日記でゲイビデオ「廻され狸 〜えじきの館」について触れたことがあるが、私はぜんぜん知らなかった、「狸」というのはゲイポルノの俳優さんの名前であることを・・・

先日雑誌G−menのビデオページで狸氏の新作が紹介されていたのだが、どうやらぽっちゃり豊満な肉体をいたぶられ悶絶する彼の姿は、ビデオ業界で結構な人気だと見える。
「なぶられ狸」「廻され狸」に続き、この二作に新撮版をプラスした「狸てんこ盛り〜
ベスト・オブ・狸が満を持して登場!という次第らしい。
ジャンル的には「太め体型 オヤジ系 リーマン・スーツ」分類、テキーラビデオから発売中。興味がおありの方は是非ご覧になってみてください、いや私は見てないけどね、だって外専だもん。

3月24日(金)

多分関西エリア限定で流れている「長崎皿うどん」のTVCMに大ウケ!

(部活帰り?の腹ぺこ男子中学生、姉の出してくれた長崎皿うどんを目にして不満顔。
弟:「なんや・・・残りもんかぁ」
姉:「
残りもん?!(怒)ねえちゃん残りもんちゃう!お取り置きもんや!

ギャハハハ〜!!「お取り置きもん」とは上手いこと言う!私も単身女性として、今度「ミキさんは結婚しないの?」なーんてぶしつけな質問を振られたら、是非ともこう切り返したいもんだ。

さて、お取り置きのまま忘れ去られ、ブティックの倉庫に放置されてすでに10年の私は、さっきまで自宅組み立て式の物置と格闘していた。

うちのベランダは広さ45平米と結構な広さがある。
そんな無駄なスペースをベランダに配分するくらいなら、あと一部屋作ってくれればよかったのに!ならヘボピー(妹)でも住まわせて家賃を取って(酷)・・・とは思うのだが、きっと建築基準法上の問題だろうからどう言ってもしょーがない。

とにかく、家庭菜園やバーベキューをするマメなタイプじゃないので、どんなに広かろうと現状は単なる荒ゴミ置き場。ベランダは一週間に一度洗濯物を干しに出るだけの場所である。

けれどもこの家に移ってきてからすでに3年。生来の物欲の強さゆえ除々にモノが増えてきて、今では部屋の中が「使わないけど捨てられない」モノで溢れはじめた。これにはさすがのお掃除ギライもあせりを感じる。いかん!ぼちぼちこのガラクタどもをベランダに追い出さなくては!

そこで先月の末、やっとこさ物置を買ってきた。それも一気に二つ!欲張りだなぁ。
だがその日からすでに一ヶ月経過・・・買ったまま箱積みされほこりをかぶるガレージキットのように、ベランダに放置されたままの物置。
そして、下の階にあるロッカールームの契約期間が切れた今日、私はようやく重い腰を上げた。上げたはいいが・・・

やっぱ独りで組み立てるのは無理無理!!フレームを組み立てる段階ですでに挫折。
無理矢理組み立てて怪我でもしようものなら、決算期の業務に差し支えて「リストラ」の四文字が射程距離に入ってくるので、ここはあっさり諦めた。

こういうものって、誰か片側を押さえてくれる人がいないと、グラグラしてねじが上手く止まらないんだよね・・・
単身生活は自由で気楽だけど、こういう時と、あと夜中に具合が悪くなった時にはすんごく不便。独り身の不安をひしひしと感じるよなぁ。

きっとこれからも人と一緒に暮らすことはないだろうが、マッチョな人型アンドロイド(犬型でも可)が何かと手伝ってくれれば・・・それがアンドロイドフェチな私の、人には大きな声では言えぬ夢である。

3月22日(水)

毎夜のようにゲーセンに通う生活は一段落したものの、ウォートラン・トルーパーズには定期的に貢いでるよ。
最近の日課は「ハーネマン教官の生い立ち妄想」。も、もうアカン・・・

でもね、あの怪異な容貌のせいで、幼い頃は疎外されてた気がするんだよね。それゆえ物言わぬ兵器にあんなに愛情を・・・って、ちょっとベタすぎか。ドイツの変人好きの物書き・友人Kさんなんかは、私が狂喜のあまりバク天しちゃうようなハーネマン設定を考えてくれそうだ。今度頼んでみようかなぁ・・・

Kさん、できればド斜視に加え、あの頭は剃ってるんじゃなくて生来の無毛症だとよりグッとくるのだが。(そういえば、かの大塚重雄氏のSFゲイ作品にも「無毛症設定」があった。分かりますぞセンセイそのお気持ち!)

ウォートラン、先日はミリヲタのT君が一緒に遊んでくれた。Wプレイは以前、夜の10時頃に「一緒にやっていいですか?」と声を掛けてきた謎の小学生とのプレイ以来。久々に特別演習の画面を見せてもらったよ。(ある一定の条件下でないと出現しない画面がけっこうあるのだ)

ただこれ、発売が一年以上前なので撤去されるのは時間の問題。今の内にやりだめしとかなきゃ!と相当あせっている。
まったくいつでも見られる家庭用ゲームと違うのが痛いよなぁ・・・でも、どう考えても家に搬入できるサイズじゃないから、店頭でコツコツやるしかない。
このままでは涙のXデーが訪れた次の休日には、寂しさのあまり名古屋あたりのゲーセンまで遠征しちゃうかもな。


イラン行きを検討するため旅行会社にパンフをもらいに行ったのだが、どこにも置いてなくてちょっと慌てた。
おかしいなぁ、渡航延期勧告が出る段階でもなかろうに。少し前にはいくつかツアーが出ていたはずなのだが。

これは単に不人気ツアーが無くなったってだけの話なのだろうか?まぁ酒は御法度だし女性は常時スカーフをかぶらなきゃならないしと、外国人でも色々縛りが多いお国柄。
絨毯を買うとかイスファハンのエマーム広場でモスクを見るとか(写真で見ただけでも信じられないほどの美しさ!)、そんな確固たるマニアックな目的がない限りは、まず旅行先には選ばない場所なのは確かだ。

まぁイランが無理でも他にいくつか候補があるにはある。
一つは「モンゴルで銃を撃ったり戦車に乗ったりする」
もう一つは「エジプトのジムで現地マッチョマン観察」

前者はミリタリー漫画の御大がはまっているらしく、それがとっても楽しそうだったから・・・という単なる思いつきである。
「楽しそうだから」って小学生じゃあるまいし・・・まぁ自分の旅のきっかけは99%フィーリングだからなぁ・・・地理的にエジプトよりは近いから飛行機も少しは楽そうだし。

・・・とはいえ、いきなりモンゴルまで飛んじゃうのはやはり無謀というものか。ホップステップを抜かしていきなり実弾にジャンプしちゃう前に、まずは国内のモデルガンシューティングのサークルにでも入って、もっと弾慣れしてからにすべきだろう。
だから、この案は当面却下ぁーっ!。

二つ目の「エジプトのジムでマッチョ観察」は、通っている「ゴールドジム」の世界店舗地図を見ていてふと思いついた。このジムの会員は世界中の支店の設備を使えるので、私がルクソールのジムにふらっと立ち寄って、バーベル上げてくることも可能なのだ。

ゴールドジムはアメリカを本拠地として、100以上の都市にワールドワイドに店舗展開している。
ただ、アメリカの拠点が多いのは当たり前として、ドイツ3店舗,イギリス3店舗、フランスはゼロ・・・とEU総崩れなのに対し、エジプトにはなんと
5店舗すごい!やる気マンマンだな!
エジプトの薬屋では、マッチョが白い歯を見せてポージングするプロティンのポスターをやたらと見たが、エジプト男性にはマッチョ願望があるのだろうか?

エジプト人のマッチョ願望を探ると同時に、ピチピチ黒タンクトップはエジプトのマッチョガイの間でも人気なのか?ゲイは多いのか?エジプトマッチョも日本マッチョと同じように、口も開かずただ黙々と鍛えてるのか?・・・

部外者には門戸を閉ざしたエジプト・ゴールドジム。私はくの一となってナイルのほとりの男の園に潜入、エジプトマッチョの隠された生活をのぞき見してみたい。

3月20日(月)

ムチウチの病院が終わってからそのまま実家に帰ろうと思ってたのに・・・家にメガネを忘れてた。

とりあえずコンタクトはしているから、このままでも見えることは見える。けど、酸素を通さないコンタクトレンズを付け続けると、繊細な眼球に多大な負担がかかってしまう。

私は裸眼視力0・01弱という、のび太も裸足で逃げ出すド近眼。コンタクトの度数も、中度の近視レベルではマイナス4〜6程度だそうだが、私はマイナス13とあっさり二ケタ乗せしちゃってる。
もちろん視力0.8以上を要求されるSEALsの入隊試験には、書類選考の段階であっさり落とされるレベルであるが、とにかくこれ以上の近視悪化は断固として阻止せねばならない。

だから仕方なく三駅分も自転車でバックして(病院は実家と家の間にあるのだ)自宅にメガネを取りに帰ったところ。
それがまた今夜は桜のつぼみも「まだ冬?」と勘違いして引っ込むような寒さでねぇ・・・ちょっとしたうっかりのせいで体はブルブル、指先もヒエヒエ。まったく天カスクイーンだ。

それじゃあこれから電車&バスに揺られて実家に帰ります。あぁ〜!想像しただけで憂鬱だ・・・私は通勤列車が嫌いなんだよ・・・(誰だって嫌いだ)そして実家の布団の中でメガネ装着、買ったばかりのG−MENを読んできますよ。

3月19日(日)

青春18切符で東京から関西まで鈍行列車で移動するなんて、体力溢れる若い時にしかできないしんどい旅だ。
でも、関西から関東どころか、九州から東京に青春18でやって来ましたぁー!という方に、以前コミケ会場で会ったことあるから若さって素晴らしい。

まぁ私だってピチピチ(・・・)の10代の頃に、ゼニをケチって一度だけ東京ー神戸鈍行の旅を経験したことはある。
あるにはあるが、今でも悪夢にうなされるほどキツくて、それを最後に二度とやろうだなんて思わない。

特に静岡あたりが一番辛かった。延々と続く各駅停車の旅・・・
JR列車だと思ってたらいつの間にやら銀河鉄道に乗っていて、そのまま銀河の果てまで機械の体を手に入れに行かなきゃならないのか?と思うくらいしんどかった。もう二度とあんな旅はしたくない。
・・・ということは、青春18に耐えられるか否かは、若さじゃなくて気力と根性の有無いかんってことなのだろうか。

さっきまでその関東ー関西ド根性青春18切符物語より帰還途中の同志(遊戯王ファン)とお茶して、エラソーにエジプト旅行のマメ知識を披露してきたところ。

青春18で東京ー関西ってだけでも恐ろしくてお尻に冷や汗かいちゃうのに、なんとその方、二日後にはエジプトに向かう機上の人だとは!!若さって・・・(以下略)

それも直行便(直行でも14時間かかるのよ)じゃなくドーハでトランジットのカタール航空だなんて、いくら若くても大丈夫なのかAさん?!
ルクソール到着後、王家の谷&カルナックで萌えプレイするだけの体力は残っていること、心よりお祈りします。


私は今年まだエジプトに行っていないのだが、ゴールデンウィークあたり行ければなぁとは思ってはいる。思うのはタダ。
次行くならリビア砂漠コースで、カルガ、ファイユーム、ファラフラ、ダクラといったオアシスの遺跡を踏破しつつ、アブシンベルまで南下するという旅になるかな。途中でゲベル・シルシラの石切場にあるホルエムヘブの小祠堂を見に行きたいしね。

でも、ぼちぼちエジプト以外の土地にも行ってみたい。特にイラン行きはかなりマジで計画中。
・・・というのは、アメリカに名指しで「ならず者国家」呼ばわりされているイラン、核開発でもモメてるイランには、今後何かコトが起こったならば当分行けなくなりそうな、そんな予感がなきにしもあらずだからだ。(そういや初エジプト旅行でも「イラク戦争でエジプトに行けなくなる!」とあせって決めたんだったなぁ。私の行動の原動力、それはいつもAWATE。)

もちろんイランへ行く目的は「絨毯」これ一本である。なんたってイランはペルシャ絨毯の故郷の夢のお国なのだ。
あちらでは工房物の最高級品は観光客向け市場には流通していないそうだが、工房にこだわらなければとにかく超安く手に入るそうである。
そして私は今、ガンガン踏んづけても気にせずに済むようなクオリティーの、廊下と玄関用のシルクが欲しくてたまらんのだ。先月メヘルバクシュの令嬢をお迎えしたばっかなのに、これってすでに病気よね・・・

その上、イランでは観光客向け絨毯の価格は国が決めており、商品にはちゃんと値札がついていて、トルコのようにアホほどボられる心配が無いというのも安心できそうでいいなぁ。

ただ、今までイラン行きを躊躇してきた理由もいくつかあった、
一つは、イランがエジプトのように「外国人は酒飲んでもいいよ〜ん」という生やさしいイスラム国家ではないという点。
なんたって飛行機の中にすら酒持ち込みは御法度!というから気合いが違う。そんな場所に一週間も行って耐えられるのか?と思って、イラン行きには二の足を踏んでいた。

でも今やその問題は解決したよ。
なぜなら、先週歯を痛めてからというもの
酒は一滴も飲んでないから!!(パチパチパチ〜!←自分で拍手)いや、飲んでないどころか、酒の匂いを思い出しただけで胃が痛くなってくるのだ。
いいぞぉ!このまま行けば、やっとアルコールにおさらばかもね!

ただ一つ残った問題は、パスポートに押された入国印が、現時点のエジプト、マレーシア、トルコ、ブルネイなら親米国家だからイスラム圏でもまだいい。
でもそこへイランのハンコが押されるとなると・・・かなり意味が違ってくる。今後アメリカに入国する時に、思いっきりチェック入りそうな予感がするんだよねぇ。

おまけに入国審査時のファッションが、堂々レザー&スキンヘッドだとしたならば・・・(NYのゲイパーティーにはそのカッコで行く気だった)
・・・
「ちょっとこちらへ」って、私をずるずる別室に引きずって行く入国審査官には、ジュード・ロウばりの男前を指名したい。

3月19日(日)

一日たってやっと気付いた。
一条さゆりはピンク映画(死語?)の女優さんだよ!正しくはもちろん「一条ゆかり」。うっかりミスにもエロ方向にバイアスがかかるのがトホホ・・・

今日は起きると11時だったので結局実家には帰らずじまい。カス!カス!天カス!!雨続きで毛皮がドロドロのマヤっこを洗濯して、フワフワなワンちゃんにしてやるつもりだったのにさ・・・だらしない野郎だ!とっとと荷物をまとめてママのとこに帰んな!なーんて、スキンヘッドの鬼教官が叱咤してくれないかな。

しょーがないから2時間ほどジムへ行って、バークシャー種の種豚も顔負けのぶっとい腹回りをいじめて来た。
ジムへ行き始めてから二週間たつが、ほぼ毎日通っている甲斐あって、種豚なお腹もちょっとは引き締まってきたような。

交通事故に遭う前は、「そういえばミキさん、肩とかムキムキで、黒いタンクトップでウロウロしてましたねぇ」と会社の人から言われるような嫌なマッチョっぷりだったのだが、ムチウチの首をいたわる生活が5年続くとマッシヴボディも今いずこ。
現在は水にふやけたハイジの白パンのようにぶよぶよで、池に投げ込まれようものなら、エサと間違ったコイにつつかれそうな状態である。

最終目標であるGIジェーンモードに到達するのはまだまだ先のことだろうが、まずはこのふやけ白パン状態から脱却したいな。そして夏には黒いタンクトップにスキンヘッドでコミケ会場をウロウロするのだ。(嫌)

あ、うっかりしてるともう4時過ぎぃ?!これから来週エジプトへと旅立つお方に会って、旅の情報をお渡ししなきゃならんので、ソッコー出かけなくては!帰ってきたら新しいトップ絵を描きたいな。

3月18日(土)

・・・結局バスに乗り遅れた・・・実家には明日の早朝に帰るよ。今夜はヤフオクに着なくなったゴルチェの服でも出品しようかね。

一条さゆりの「デザイナー」の昔から、私もガールとしてそれなりにファッションには興味があって、自分でお金を稼ぐようになってから今まで、結構いろんなブランドの服を着てきた。今振り返ると、悔恨に頭をかきむしりたくなるほどゼニもつぎ込んできた。

けれど最近衣装がミリタリ系に移行してからというもの、ファッションにぜんぜんお金がかからなくなったよ。自分は一体何を考えてブランド物にあんなに散財してきたんだ?と目が覚めた気分だ。
ミリタリでは別にオリジナル(軍放出品)でもレプリカでもこだわらないから、高価格帯のアウターでも1,2万円で手に入るのが有り難い。

それに軍服のいい点は実用性。
軽いし雨に濡れてもすぐ乾くしポケットはたくさんあるし・・・ポケットにハンカチとお金とクレジットカードだけを入れて、手ぶらで外出したい私にはうってつけ。女性向け衣料だと、数十万円も出したジャケットやパンツであっても、美しいフォルムのためかポケットすら付いていないことがあってイラッとすることが多かったんだよね。

元来、街宣車系の怖い人?と思われがちなミリタリーファッションだが、今は愛らしい女の子でも着ているから、私も変な人に思われなくて(多分ね・・・)助かる。願わくは、この迷彩柄の流行ができるだけ長く続いて、マジでミリタリ着てても目立ちませんように・・・


そういえば6月は遊戯王のオンリーイベントだったんだね。コミケを含めて、もうしばらくイベントには参加しないつもりだったのだが、先日ひさびさにシャダ友と長電話していたら、萌え心がモリモリ盛り返してきた。

で、今日たまたまアニメ遊戯王のオープニングを見直したのだが、あの主題歌に当時の興奮が蘇ってきてカッカしてきたよ。
あの頃は古代編ファン自身が
アニメでエジプト編〜?!(一瞬顔を見合わせて)ガハハハ〜〜!!んなもんナイナイ!」と爆笑して、アニメ古代編なんて夢の中ですら夢見なかったというのに・・・
それがリアルになっちゃった時の、あの夜も眠れないほどの期待と興奮・・・

初めて見るオープニングで、褐色王がミニスカで玉座に座っててさ、オシリスとバクラ&ディアバウンドがやたらとカッコよくて、セトの衣装がありえないほどシースルーで、片目隠し社長にみんな萌え死に寸前でさ・・・そして100%諦めていたアニメの神官ズ・・・

おぉおぉおおお〜〜〜っ!!あの日の興奮が鮮やかに蘇ってきたぜ!!
やっぱり「萌え」という意味では
遊戯王にまさるものなしーーっ!!やっぱり私はどこまで行ってもシャダが好きだ!

この萌えウェーブで久々に原稿にトライしてみよう。もしも書けそうならオンリーに申し込もう。
当時ですらナニだった古代編の、それもカリシャダ。イバラの中の井戸の底。人が来てくれるかなんて考えてても始まらないので、「マイナーでも存在を示すことに意義がある」という気持ちで、ちょくら頑張ってみるわん。

3月18日(土)

うおっ?!「プライベート・ライアン」を見ていたら、あっという間に9時。あと30分で家を出ないと実家に帰るバスがなくなっちゃうよ!

出来のいいミリタリ映画は、見始めるとあっという間に時間が経ってしまう。それに、途中でちょっと目を離したスキに登場人物があっさり死んでたりするから注意が必要だ。
「再生」にしたままトイレに行ける恋愛映画とは大違い。すぐ隣の台所にコーヒーミルクを取りに行くのですら、銃弾飛び交う戦場をつっ走る兵士のように慌てまくらなきゃならない・・・

「プライベート・ライアン」、題名だけは知っていたが、邦題からライアンって兵士が主人公だと思い込んでいた私。皆さんもきっとそうだと思う。
でもほんとは原題である「セービング・プライベート・ライアン」(ライアン二等兵救出)という任務を負った男どもを描いたストーリーなのだ。http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=84307

全体的にはとてもいい映画。一つだけ文句を付けるならば、ラストで老いたライアンが戦死した兵士たちの十字架を前に「私は正しく生きてきたんだろうか?」と自問するうるるんシーン、あれは何とかならなかったのか?
あのワンシーンでさっきまでの熱い感動もヒエヒエ。デジャヴがあるなぁと思ったら「シンドラーのリスト」だった。スピルバーグって墓地好きなのだろうか。
・・・と文句言いつつも、トータルでは好きな映画だ。うそっこヒューマニズムに悔し涙も流れる「ティアーズ・オブ・ザ・サン」には爪の垢煎じて飲んでもらいたい。

特に、火薬と血の匂いと負傷者のうめき声が聞こえて来そうなリアルな戦場シーンは秀逸の一言!ハンドカメラで撮った荒い映像には、ブラウン管のこっちにいる私の心拍数まで上がってくる。

現時点では「お気に入り戦争映画ベスト3」にカウントするな。
一番好きなのは、うっかりコレクターズボックスを買いそうになっているほど好きな「ブラックホークダウン」。自分がリドリー・スコット監督のファンってのもあるが、男どもの熱すぎる友情と戦場の映像、心臓が躍り上がるようなスリリングな展開が、もう、ワンダホーの一言!

二番目は、今から思えば中学生の私の心にミリタリの種を植え付けた「地獄の黙示録」。有名なワーグナー・「ワルキューレの騎行」のヘリコプターシーンでは、興奮のあまりおもらし寸前に・・・
で、三番目がこの「プライベート・ライアン」ってところだろうか。

まぁ、死んだおばあちゃんに「ミリタリだけはやめとけ」と言われたこのジャンルに興味を持ってまだほんの一ヶ月。ベスト3もどんどん入れ替わることだろう。

ミリタリ本でも開こうものなら、ちんぷんかんぷんな単語の海で溺死寸前。「なにからなにまでぜんぜん分からん!」と悲鳴を上げたところ、「とっつきやすい映画や小説から入ってみれば?」とアドバイスしてくれたミリタリ先輩の妹ヘボピー。
ヘボの言葉に従って、今はレンタルビデオ屋の戦争棚を、はしから潰して行ってる段階であるが、努力の甲斐あって、さすがのド素人もちょっとは分かってきたよ・・・うん、挙手の敬礼は右手でするってことくらいは。(※)

※・・・昨日見た動物番組、青木さやか嬢が左手で敬礼してたんで、「ええっ?!私、こんなことすら間違ってた?」とものすごく慌てたが、今日「プライベート・ライアン」を見たらやっぱり右手を上げてたよ。
・・・いや、それとも国によって違ってて、アフガニスタン軍は左を挙手したりするのだろうか?
あぁあああ!こういうレベルからしてすでにつまづきまくりだ!!

3月16日(木)

ビルにくっついてグルグル回っている街中の観覧車に乗ったら、怖くて怖くてお尻がブルブル震えてそのまま失神しそうだった。
高さはせいぜいビルの8階くらいだってのに情けない・・・でも私は高所恐怖症。歩道橋を渡るのですら怖くてヨチヨチ歩きになってしまうのだ。
そりゃ「言うのはタダ」だけど、これで
「ヘリコプターの免許を取るぜぃ!」なんてド厚かましいことよく言ったもんだ。

さて、さっきまでブルース・ウイリス主演の「ティアーズ・オブ・ザ・サン」を見ていた。
米国海軍の特殊部隊・SEALs(またしても!)の7名が内戦激化したナイジェリアに潜入、現地で奉仕活動をしている米国籍の女医を救出しようとするってストーリーなのだが・・・
ヒロイン?の女医さんが「この人たち(現地人)も皆一緒でなければ自分はここを離れない!」と救出を拒否してからというもの、事態はこじれてこじれてこじれまくる。
そのうち処刑された善き大統領の一人息子まで絡んできて、途中からもうわやくちゃ。私、女医さんを演じたモニカ・ベルッチのことまで嫌いになりそう・・・

自分がどこでどうイラついたのかをここで語っても、見ていない方には意味が無いのでよしておくが、一体何度「アホちゃうか!?」と叫んだことか。ミリタリ映画にヒューマニズムの味付けは必須なのは分かる。分かるんだけど、ヒューマニズムテイスト&内政干渉にもほどというものが・・・

唯一の救いはブルース・ウイルスに従う迷彩野郎ども。これがどえらくカッコいい。
もう、リアル軍隊では絶対ありえなさそうな高品質のカッコマンが勢揃いしており、「特殊部隊にモエモエ」という点においては、この映画、うっかり四つ星くらいあげちゃいそうになる。

それなのに、こっちの衛生兵いいじゃん、おっ、こっちのモヒカンもなかなか・・・と目移りしているうちに、あれよあれよという間に事態は急転。ハッと気付くと三人も死んじゃっててさ・・・ブルース・・・あんたの部下、ぶっちゃけ犬死にだと思うぞ・・・

見終わったあとに、なんだかものすごい釈然としない気持ちと疲労感が残った。レンタルビデオだからいいものの、1800円出して映画館で見ようものなら、帰りに串カツ屋でヤケ酒飲んでしまいそうな映画だった。
でもまぁSEALsがカッコよかったので、特殊部隊大好きヘボピー(妹)には「とりあえず見れ」と勧めておこうかね。

先日近所の港に寄港したクイーンエリザベス二世号。寄港するなんて全く知らなかったのだが、ラッキーにも、たまたまダベっていた会社のおじさんから教えてもらって、終業後、雨の降る中港までチャリを飛ばした。

シャンデリアのように輝く船が、出航の汽笛を三度鳴らしてだんだん遠ざかっていくのを見送っていると、いろんな辛い気持ちが洗い流されるようだった。

会社をリタイアして長い休みが取れるようになったら、今後はこの船のデッキから遠ざかる港を眺めたいもんだ。

全長293m、乗組員数921名、客室数950室、デッキは12層という世界最大級の豪華客船。フェリーニの映画「アマルコルド」で村に豪華客船が寄港する夢のようなシーンが大好きだったが、現実の豪華客船は想像よりもはるかに美しくて「感動の渦・しっかり洗い」でグルグル回された。やっぱ船はいいなぁ・・・

デッキやレストランからは、乗客が手やジャケットや帽子を振って、口々に別れの言葉を叫んでいる。とても暖かい雰囲気。時折覚えたばかりであろう「サヨナラ!」という声も聞こえたりして。
もう二度と逢わないであろう人々との、ほんの一瞬の邂逅を思うと胸が熱くなってきて、私も雨で濡れた帽子を夢中で振り返した。

3月14日(火)

酒を飲まなくなってもう4日目。まだ飲みたい気持ちはぜんぜん起こらない。それどころか、街で居酒屋の店頭に並ぶ酒瓶を見ただけで胸が悪くなる始末。
4日も経ってまだ酒への拒否反応が起こるなんて、一体どんなに痛飲したんだ自分?と怖くなるが、この調子でいけば、今回こそホントに断酒できるかもしれない。

前歯の方は、昼休みにレントゲンを撮ってもらったら、今のところは折れる心配は無いとのことでホッと一息。
でも来週は欠けた部分を詰めなきゃならないし、もしも神経が死んでいれば将来的に歯が変色するかもしれないので、結果はすべてオーライってわけじゃない。

たった数時間の酩酊のために数万円をドブに捨てたのみならず、健康だったヴァージンティースを後戻りできないほど痛めつけてしまうなんて・・・なんたる無謀!なんたる無駄!

とはいえ、もしこれがきっかけでアルコールにおさらばできたら、残りの人生で払う酒代を節約できるなぁ。一日の酒代が千円強としてX365日X50年で・・・・・・(計算中)おおっ!2千万も得した!!

じゃあこの節約できた、いや「できる予定」のお金の一部を握りしめ、欲しかったパネライの時計(※)を買いに・・・
・・・といつもの身の破滅パターンに陥りそうだったが、今日のところはグッと押さえてビデオを借りて帰ったよ。

本日は行きつけビデオ屋「わんぱく小僧」(わんぱくな大人も利用可)の半額セール。借りてきたのは「山猫は眠らない」「ブラックホークダウン」「ティアーズ・オブ・ザ・サン」「ブライベート・ライアン」「グリーンベレー」そして「シルミド」・・・ときたらお分かりだろうか。
・・・そう、オールミリタリー物である。

いやね、入門書を読んでも読んでも、ミリタリド素人かつ数字アレルギーにはちんぷんかんぷんでさ・・・ならばとっつきやすい映画や漫画の世界からアプローチしようと思った次第なのだ。

第二次世界大戦以前にはあんましグッとこない私は、ベトナム戦争以降をターゲットにしようかとぼんやり思ったりしている。(ミリタリの海はあまりに広大・深遠すぎて、自分が何に焦点を絞るべきなのかすらいまだ把握できてないので、あくまで「ぼんやり」よ。)
けど、来る日も来る日も、
泥と血にまみれた迷彩野郎どもが咆哮する映画ばっか見ていると、かえって頭がごちゃごちゃになるかもしれないなぁ。えっ?SASってグリーンのベレーをかぶった人たちだよね?みたいなカンジで。

ここは頭の整理&女性の優しい感性を失わないためにも、ミリタリの間に他ジャンルの映画を挟んだ方がいいかもしれない。たとえば、ゲイピープルの評価は微妙ながらも、G-men編集長のGaGa氏は(いちおう)推薦していた「メゾン・ド・ヒミコ」あたりを・・・

そう思って「わんぱく小僧」で捜してはみたものの、カウンターのアンちゃんに「うちには入荷しませんよ、そのビデオ」とすげなく言われて、結局今夜もまた、迷彩野郎どものギリギリボーイズな友情に涙するのであった。

・・・ペルシャ絨毯と共謀して私を誘惑し破滅させようとする悪魔、それは時計。
この世に絨毯と自動巻時計が存在しなければ、私の老後はらくらくラクダ君だったろうに!でも私が最後まで捨てられない欲は物欲であるのもこれまた真実なのだ・・・

ミリタリーはまりでガラッと変わった己のファッションに、手持ちの演歌歌手系ギンギラ時計は似合わない。
もっとシンプル&ワイルドかつ年増にも似合うクラッシーなものを!・・・とギラついた目で見回すと、「わたしを買って!」と挙手したのがほかならぬパネライ。

軍用出身ではブライトリングと双璧をなす有名どころだが、最近はフランクミューラーと並んでミーハーチックに人気が出ている。テレビの芸能人ファッションチェックでも「おお!パネライ!さすがですね!」なんて台詞もよく耳にするので、今から買うのはかなりこっ恥ずかしい時計である。

とは言いつつも、私は「人に知られていないブランドはブランド物の意味がない」(=ブランド物はハッタリがきいてなんぼ)だと思っているので、ありがちパネライは「人に分かってもらえてかつ軍用出身」という意味ですんごく都合いい。

ただ問題はサイズ。
女性用は作ってないもので男性用をせざるを得ないのだが、これが文字盤直径4センチ
とペンタゴンのようにでかくそして河馬の皮膚のように厚い。華奢な女性がつけようものなら、腕にカントリーマァムか江戸の蘭学者御用達メガネレンズを乗せてるのかと勘違いされそうな代物だ。
そんなアンバランスなブツに80万円も払うのはなぁ・・・さすがに二の足踏んでしまう。

・・・・・・なーんてほざいてみるが、いかんいかん。ビデオレンタルの遅延金千円(5本も遅延した!)を払うだけでも舌噛んで死にたくなった人間が、パネライなんぞ欲しがっちゃダメだよね。欲しがりません勝つ(ジムで体脂肪率ー15%達成)までは。
軍用時計購入は、体をビシーッと絞ってから考え直すことにするよ。

3月13日(月)

明るい場所で前歯を鏡に映してみたら、ヒビがいくつも入っていて背筋が寒くなった。
欠けはしたけど折れなかったのが不幸中の幸いと胸をなでおろしてたのにさ・・・この状態では堅焼きせんべい一枚でトドメを刺されかねん。

歯医者に「歯ぐきは弱いけど歯自体はすごく丈夫だから、手入れさえちゃんとすれば一生もちますよ」と誉められていた強靱な歯だったのに、たった一度のコンクリートとのキスなんぞで後戻りできないほど痛めてしまうとは・・・酩酊と引き替えにするにはあまりにも高い代償だ。
今度こそ私は誓うぞ!もう酒はやめる!こんな事ばっか続けていては、いつか酒のせいで死んでしまう。

とにかく明日の昼休みに、この前歯が堅焼きせんべいに勝てるのかそれとも敗北しちゃうのか?それを確認するためダッシュで検査に行って来る。
おお歯の健康を司る神よ!お願いですから先生が開口一番
「アチャー!」なんて言いませんように・・・


「ナルニア」見に行ってきたよ。原作は小学生の頃何度も繰り返し読んだ大好きな物語。なぜってグリフォンやユニコーンといった神話的怪物がぞろぞろ登場するから。
とはいえ、子供心ながらに偉大なるライオン・アスランと四人の少年少女には、なぜか今一つついて行けないものを感じていた。今は当時覚えた違和感の原因は分かっているが・・・

それと同時に、縛められたアスランが魔女にタテガミを切り取られ、辱めを受けるシーンに猛烈に興奮して、そのページばかり読んでいたのも覚えている。思えばあれが私が幼心に感じた最初のエロティシズムだったかもしれない。

で、「イマイチ主人公に共感を感じられない」のは映画も同じだった。
・・・というか、あそこまで兄弟に口喧嘩させる必要があったのか?とっぱしから兄弟姉妹のいがみあいばかり見せられて、前半でちょっとげんなり。妹に「ぜったい見れ!」とチケットを押しつけたことを後悔し始めた。

けれども、女王とアスランが対峙するあたりから徐々に絵として面白くなってきて、善と悪との闘いのシーンでは、特撮映画のクラシック・ハリーハウゼン作品(人形を一コマづつ動かして撮影)から今に至る特撮の進歩に胸が熱くなって、思わず涙が出てきたよ。
神話の世界の住人達がこんなにリアルに表現できるなんて!ハリーハウゼン先生もびっくりして墓場から飛び出しそうだ。

ケンタウロスの人間の上半身と馬の下半身の自然な合成や、サテュロスのパスターン(山羊の足が曲がってる部分)の、着ぐるみじゃぜったい無理、CGでなければ表現できない角度。アスランをはじめとする大型肉食獣が歩く時の重心移動や土を踏む重量感・・・(完全なリアルさじゃないものの、かなりいい線行ってたと思う)

フルCGアニメはシュレックとかアイス・エイジとか色々あるとは聞くが、トイ・ストーリーで頭が痛くなってからほとんど見たこと無かったんだよね。でも、今の特撮はここまでファンタジックな生き物の動きをリアルに表現できるようになってるんだなぁ。

そしてキャラ萌えもあったぞ!
ケンタウロス(メールヌード写真集の表紙を飾りそうなワイルド系いい男!褐色マニア必見!!)とミノタウロスの善悪双方の将軍も、チョイ役のグリフォンも良かったが、何と言ってもたまらんほどゾクゾクきたのは白の女王!!こんなボスなら私は迷わず悪の側に付いてしまうことだろう。

戦闘シーンで怪物達を率いる女王の、毛皮を身にまといシロクマの引く橇を片手で御する権高なお姿は地母神的迫力に溢れていて、興奮のあまりブクブク泡吹いて倒れそうだった。
映画ポスターでもこのシーンが取り上げられてるところからすると、配給側もやっぱり女王のアマゾネスぶりにグッときたんだと思う。おお同志・・・

「ナルニア国物語」、正直なところストーリー展開や宗教的な含みは、私にとってはあまり面白いものではなかった。
けれどもアスラン軍と女王軍の戦闘シーンの特撮には1800円払う価値はあったと思うので、モンスター&アマゾネスファンにはお勧めします。あ、もちろん褐色マッチョ(下半身馬だけど)愛好家にもね。

3月12日(日)

3月になってからもう12日も経ってしまったんだなぁ・・・2月最後の日が何年も前のことのように感じるが、まったく今月は酷い月だ。
アンラッキーな出来事続きで、私のナイーブな心は風に吹かれる葦のよう・・・先日なんか泥酔して転び、顎に怪我した上に前歯が欠けてしまった。一体どんなコケ方をしたんだと思うが、鼻が折れなかったのが不幸中の幸い。今はアゴの傷が遠目に見るとヒゲのようで、男か女か迷われそうなルックスと化している。

胃弱のくせして96度のウオッカ(スピリタス。ほぼ純アルコールなので燃えます。)なんか飲むもんじゃないなぁ。私は酔うと自爆行為に及ぶというタチの悪い酒なのだが、今度ばかりは参った。繊細な胃が完全にやられたみたいで、このまま飲酒癖を止められるかもしれない。
スピリタスは本当に怖い酒だ。舌もおかしくなってるもんで、次の日なんか水を飲んでも石鹸の味がするんだよね・・・胃の強い方は是非一度ストレートを試してみてください。一本千円程度で売ってます。

・・・とぼやきつつも、やっと立ち直る気力が戻ってきたのでご心配なく。一時は枝ぶりのいい木を求め、六甲山に踏み込む寸前まで精神的に追い込まれたりもしたんだが。

私を立ち直らせてくれたのは、映画「G・I・ジェーン」
屈強な男性ですら応募者の6割が脱落するという米国海軍の特殊部隊・SEALSの入隊選抜試験。これはその過酷な試練にチャレンジする女性兵士(デミ・ムーア)のド根性を描く映画である。

主人公が長い髪をバッサリ切り落として坊主頭で頑張る姿はあまりにもカッコよすぎて、自分ももう一度スキンヘッドに・・・じゃなくて、いつまでもウジウジしている自分が恥ずかしくなってきた。
この主人公こそ私の理想の女性だよ。鋼の精神と明晰な頭脳、強靱な肉体を兼ね備えたスーパーウーマン。

私にはこの主人公のように、男に本気で殴られて血まみれになっても何度も立ち上がる体力は無いが、せめて一度くらいは立ち上がろうとする気力くらいは付けたいものだと、一週間ほど前から本気でジム通いを始めた。

これって立ち直りの方向性としてはなんか間違ってるような気がしないでもないが、まぁいい。気力さえ戻れば。
交通事故から首を痛めるのが怖くて全く運動をしなかったせいで、お腹の脂肪がブヨブヨでひどいもんだが、夏までには腹筋を割るのまでは無理でも、せめて鍛え上げていた5年前の上腕二頭筋を取り戻したいもんだ。

お見舞いメールを下さった方々、こちらを覗いてくださった方々、どうも有り難うございました。ご心配をおかけしました。
ここしばらく悲しい事が続いていても、禍福はあざなえる縄のごとし。きっと幸運がやって来ると信じつつ、ブッシュに隠れて待ち伏せする日々ですのでもう大丈夫です。
では、もう夜の1時なんですが足が冷えてたまらないので、これから銭湯に行って来ますよ。

3月7日(火)

何年も前からこの日が来るのは分かっていたし、人生には出会いと別れが付きものだと覚悟していたはずなのに・・・
13年間ペアを組んだバディとのお別れは思いのほか精神にこたえて、3月初日から海底二万マイルまで沈没していた。

正直なとこ精神的に追い込まれる余り、「立つ鳥後を濁さず」とばかり、己の生命保険の受取人を確認したり、税務署に相続税の税率を問い合わせたり(五千万プラス1千万X法定相続人数までは非課税なので無問題)、東尋坊の場所をネット検索するという見事なまでの錯乱ぶりだったのだが・・・多分もう大丈夫。

今日は会社が終わったその足で小雨の降る中チャリをぶっこいで、クイーンエリザベス2世号の出航を見送ってから、家で焼酎のお湯割りを飲みながら「ビッグフィッシュ」のビデオを見ていたのだが、豪華客船の夢のような美しさと、夢のように幸せな映画のお陰で、色んな辛さや憂いは涙と一緒に洗い流されたみたい。

あと数日で通常営業に戻るかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ここを覗いてくださってる気の長い皆様には感謝の言葉もございません。どうもありがとう。心よりお礼申し上げます。