1月29日(日) 昨日は日帰りで東京さ行ってきました。 ナマSAKUJIも4度目となるとさすがに慣れてくる。最初のうちは「綺麗にしていって印象づけたいわ〜んv」なんてちょとした欲望もあったものの、もうべつにジャングルの王者でいいよ・・・って気分。 東京駅へ着いてからは目黒から東急に乗り換えて、エジプトはまりしなければ一生来ることがなかった駅(名前すら忘れた)で下車。
念のため地元の森林植物園に「レバノン杉、あります?」とブティックにニューモデルの財布の在庫でも問い合わせそうなノリで電話したものの、地元にあるものはまだ小さくて一般公開していないらしい。まぁレバノン杉嬢指名なんて珍しかったのか、「なんなら特別にお見せしますが」と言ってくれたのだが・・・ そこでわざわざ目黒まで足を伸ばしたってわけだ。カリシャダが新婚旅行(・・・)でシリアに行く話とかも書きたいので、上京したついでに実物のレバノン杉を確認しとくかねぇ、という腐れ動機もモリモリあったしね。 予定では余裕で間に合うつもりだったのだが、なんせ寝坊しまくったせいで公園内でも競歩状態。なんで私はこう年がら年中バタバタしてんだ? あせりまくって公園を抜けて公園事務所のオッサンに杉が植わっている場所を聞き、さあお嬢さまにご対面。 そばでサッカーしている少年たちの保護者に思いっ切り不審な目を向けられている気がしたものの、思う存分木のエナジーを分けて頂いたよ。 <右>杉の幹に頬寄せて妄想しているとこんな虫を発見。エナメルを塗ったような鮮やかな色をして、うろの間でじっとしてた。
今日の講演は先日アメリカがツタンカーメンのミイラのCTスキャンをしたこともあって、「ツタンカーメンのミイラから何が分かるか」ってテーマだったのだが、予想通り先日ダハシュールで早稲田隊が発掘したセヌウのミイラの話が中心になったよ。 ネタとしては特にご紹介するべきものはないのだが、2,3年前から日本隊に許可されていたツタンカーメンミイラの再調査がなぜアメリカにもっていかれたか、という理由について知ることができた。 テレビにもよく出ているのでご存じの方も多いザヒ・ハワース博士(今のエジプト考古庁長官。でっぷり太った白ヒゲオヤジ)はアメリカで勉強したせいもあって大のアメリカびいき。その上に、先日までスイス人とドイツ人に視姦されていたアヌビスたんをはじめとするツタンカーメンの秘宝巡回展が、次はアメリカに行くらしい。 CTスキャンするくらいならついでにDNA鑑定もしてくれれば、ツタンカーメンの血筋について真実が判明するからぜひともDNAを、とはSAKUJI先生も頼んだらしいが、なぜかエジプト世論はDNA鑑定に否定的でアメリカのCTスキャンでさえかなりの批判が出たらしい。これって宗教的に問題があるのかな?私には分からないが、今度イスラムに詳しい友人に聞いてみたいと思う。 このツタンカーメン巡回展をなんとか日本にも誘致すべく、先生はあちらこちらを当たってみたらしいが、黄金のマスクが来ないならそこまでの集客が望めないから・・・という理由のせいでどこの企業もしぶるため、巡回展はアジアでは中国に行くのではという話だった。 SAKUJI講演が終わってからは、3,40件はある早稲田の古本屋をしらみつぶしにオリエント関係絶版書を捜したのだが、すでに全コピーして持ってる「古代オリエント商人の世界」が一冊見つかっただけでちょっとがっかり。エジプト学で有名な大学の街だから、学生が流した関連書が山ほどあると睨んでたんだけどなぁ・・・
←早稲田のドバトは街路樹の実まで食うようだ。植え込みに50羽ほどのハトがむらがって無心にツバキをついばんでいるのなんて見たことなかったから、けっこう不気味なものがあった。早稲田のハトは学生の落とすパンや肉まんのくずで満ち足りてると思ったのだがなぁ! |
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1月29日(土) だいたいやねぇ〜〜〜(竹村健一) おおはりきりで美容院へ行ったはいいが、スネイプ先生が竹村健一or田村正和に変化しただけだった・・・ カレからも「後ろから見るとモロ男」だと言われたこの微妙すぎる頭で、これからおでかけ。林業試験場のレバノン杉の実物確認&SAKUJIの講演会のために東京さ行くのだ。 何か面白いエジプトネタがあればまたここで書く予定ですが、とにかく今はとっとと準備します!でなきゃ間に合わんっ! |
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1月28日(金) たかがカミソリ・・・と一ヶ月ほど購入をためらっていたのだが、ついに少し前にCMが流れていた「ヴィーナスディヴァイン」を買ってしまった。 フォームは流線型でSFチック(私は何でもこの言葉で片づけるようだ・・・)、三枚刃とモイスチャーオイル効果のせいか、すーっと軽く撫でるだけで綺麗に剃れるのがカ・イ・カ・ン(by薬師丸ひろ子、年バレバレ)。この剃れっぷりでたった800円、一ヶ月も迷ってた自分がバカに思える。 ヒゲ剃り用のカミソリに「三枚刃」は普通だが、男性にとっては昔からこんな気持ちのいいカミソリが当たり前だったのか?と思うとなんかねたましくなってきた。来世こそ男に生まれて、三枚刃のカミソリでボーボーなヒゲをゾリゾリと音を立てて剃りたいものだ。 どうでもいいが、もしこのカミソリを購入したきっかけは?というメーカーのアンケート設問があるならば、私の場合は先に述べたとおり、まずは「商品名の語感」だと答えたい。 私は「デヴァイン」(神聖な・非凡な)と聞くと自動的に、かなり昔のカルト映画「ピンクフラミンゴ」に主演したクジラのごとき巨漢オカマ・怪優デヴァインを思い出す。そしてまた、「ヴィーナス」も無性にエロっぽい。 いや、「ヴィーナス」だけではない。 いったいなぜなのか?それは、股間=Vゾーンのせいだけではない。 男子小中学生は芽生えたばかりのうぶいエロ心を、国語辞典や和英辞典のエロい単語ー「SEX」とか「女性器」とか「陰毛」とかーで満たした経験が必ずやあると思うのだが、私も女ながら当時は必死であらゆる事典を引いてはグッとくるエロ単語を追い求めるという、まさにさすらいのエクスプローラーであった。 例えば「バージン」「バギナ」と書くと明瞭かつ平坦で味もそっけもないカンジがする。 ヴェール、ヴェルレーヌ、ヴィンテージ、ヴァルキューレ、ヴィーナス、ヴァージン・・・そしてヴィトンにヴェルサーチ・・・ 今夜も小料理屋のカウンター、不倫カップルの隣でこんなどうでもいい話をカレに振ってダラダラ飲んでいた。しっとりしたいカップルも隣が「ヴ」で盛り上がっちゃちょっとイヤだったかも。 そしてフィニッシュは時節柄オリンピックネタ。 |
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1月27日(木) オフィスでコピーを取る私をじっと見つめていた先輩がしみじみと言った。 スネイプ先生とはもちろんほかならぬあの先生。「ハリポタ」に登場するロンゲの無愛想な先生・・・スネイプxハリーの先生である。どうも顔の長いぐあい+黒っぽい服装+雰囲気的にスネイプ先生らしい。 男が「スネイプ似」と言われたらまだ「渋い」という解釈も成り立とうが、女が「スネイプ先生に似てる」と言われた日にゃあ・・・人生すでに半分ほど終わってるよなぁ! 「1」ではまだ渋かったハリポタのスネイプ先生は、「2」から「3」にかけて予告編を見ただけで、腎臓かどこか悪いのかと心配になるほど顔が変わっていてびっくりした。 「ハウル」といえば韓国で封切られてからというもの、えらい人気を誇っていると聞く。それも家族連れ中心の日本の客層とは違って、あちらの主な観客は若い女性。 私も当然ながら二次元では男前大好きだが、実社会ではいつもブサイク、いや、個性的カテゴリーに分類されそうな男を選んでしまう。 スネイプ先生からえらく話が飛んでしまった。でもブサイクついでにもうちょっと飛ぶが、私はエジプトはまりする前はイスラムのタイルLOVEだったので、イズニックタイルの本場トルコで活動すべくトルコ語を一生懸命勉強していたことがあった。で、トルコ語で「ブサイク」は「チルキン」と言う。 チルキン、チルキン・・・なんだか語感だけで可哀相な雰囲気がただよう単語でしょ?英語でいえば「アグリー」と同じなのだろうか。 このテキストを開いた私と妹は、トルコに向かう飛行機の中で「こんな特殊な例文、一体どこで使えっちゅーねん!?」とゲハゲハあざ笑っていたのが、まさかこの構文がすぐさま役立とうとは・・・ それはイスタンブール随一の若者向けお洒落スポット・オルタキョイにて。我々は目やにをたらしたブサイクすぎる白黒キャット発見! そのとたん、お洒落スポットに並んでいた小じゃれたピザやお菓子の屋台のアンちゃん達は大爆笑。まさか日本人観光客が「ブサイク〜っ!」なんて叫ぼうとは思ってなかったのだろう。 また、ドイツ語もフランス語もからきしダメな私であるが、フランソワーズ・モレシャンさんか誰かがトイレ芳香剤のCMで「シルブプレ」とか言っていたせいで「シルブプレ=プリーズ」だけは知っている。 まったく上品な例文ほどよく人の頭にすんなり入るもの。 かく言う私も今さら何をと言われそうだがシモ系大好き人間。5月には古代エジプト文明にシモからアプローチすべく、シナイ山〜アブシンベルまで移動するつもりだ。 |
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1月26日(水) 空気が乾燥しているせいか髪がボサボサで全然まとまらない。 その上、私の髪の毛はさして固いわけではないが讃岐うどん並みにコシがあるせいで、髪の毛が決まった一方向以外におさまってくれないのでたいそう困る。 そんなのムースとかジェルで押さこめばいいじゃんですって? 工業用グリースならこの髪に勝つかもしれないが、いい年してさすがにヤンキーの真似はできない。でも、この頭のままじゃ街を歩くのが恥ずかしいのも確かなので、週末はパーマ液の力を借りて押さえ込みに行くことにする。 あ、下の日記で書いた「アクナーテン」。 まだほとんど読んでないのだが、将軍ホルエムヘブに仔犬のようについて回っては、あこがれのまなざしで見上げる「様子はいいが気弱な少年」ツタンカーメン。 主人公アクナーテンに至っては、自作の彫像に対する意見を求められて困ってしまったホルの腕を組んで・・・ 一体どこのサークルなんだよっ??!!二日目西館??!! 美味しい、美味しすぎるよアガサ・クリスティーのエジプト。それとも訳者が美味しいのか? 全体の感想は、クリスティー様の心をくみ取るためにじっくりねっとり読んだあとに、また改めて書くことにいたします。 |
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1月25日(火) 実家に帰るためには移動時間がけっこうかかるので駅や車内では本を読むのだが、エジプト本はやたらと重いハードカバーが多くて立って読むのには難儀するもの。 エジプト小説といえば「太陽の王ラムセス」のクリスチャン・ジャックが一番有名だしラムセス以外の作品数も多いのだが、私は彼の作品のようなやたらとドラマチックな話はさして好きじゃないし、萌え視点に立ってもどうも登場人物に共感を感じられない(むしろムカッとくるほうが先に立つ・・・)ので、ジャック作品はまだ「ラムセス」と「アンケセナーメン」くらいしか読んでいない。 エジプトフィクションで私が一番好き&腐れエジプトファン的萌えを感じるのは、アガサ・クリスティーの「死が最後にやってくる」。 先日古代エジプトをテーマにした別のクリスティー作品「アクナーテン」というのがあると知って、マタタビフレークをまぶしたフリ○キーに飛びつく猫のように爪むき出しにて購入した。 これはかの有名な宗教改革王・アクナーテン(イクナートン、アクテンアテン)を主人公にした戯曲なのだが、10ページほど読んだだけで鼻水が垂れているのにも気付かないほどに萌・え・た!! 第一膜は「王宮前の大神官と青二才将校・ホルエムヘブ」。 「うれしそうに顔を赤らめる」????!!!!(心の中で100回ほど反復) ヒィイイィイ〜〜〜っ!!青い〜!青すぎる〜っ!!萌えすぎてまたハナ垂れてきた! ・・・こんな事書いてるうちにもう家を出なきゃならない時間となりましたので、続きは本日夜に。 |
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1月24日(月) 下の日記から日付が変わったところ。 あれからもやもやフィーリングで床についたはいいが全然眠れないので、しょーがないから起きてきてトップ絵(クレタ風衣装のカリムん)を描こうとしたはいいが急にスランプに襲われて(まぁ私の場合年がら年中スランプみたいなもんですが)三時間近くかけたのにどこから見てもトンデモな絵なので、ついイラッときて捨ててしまった。あ〜あ、なにやってんだか。 絵はあきらめてネットで「ホルエムヘブ」で検索かけて上から見ているうちに、ぜったいありえねぇと固く信じていたやおい系ネタを発見!どひゃーっ!!! 驚きのあまり椅子ごと後ろにひっくり返った。 「完璧なデンパ系妄想ですので注意!」などと強〜く前置きがされた上で、「ヒッタイトのザナンザ王子は、ツタンカーメンを亡くした未亡人アンケセナーメンと結婚するためにエジプトに向かったのではなくて、実はホルエムヘブの嫁になるためにエジプトに来たのだ!」なんて妄想を目にした日にゃあ・・・ 嫁・・・嫁・・・嫁ぇ・・・?!! 「嫁」という文字が手を繋いで輪になって頭の中をぐるぐる回った。嫁・・・ なんでもこの妄想主さまはオリエント学?を学んでらっしゃるらしい。専門の学生さんが「ザナンザ=嫁説」を唱えるとは! ホモの「ホ」の字でも出そうものなら、100人中100人から石投げつけられると思いこんでいたのだが、エジプト好きにもけっこういろんな人がいるのかもなぁ・・・と「腐れエジプトファン」としてはなんだか元気が出てきたよ。 ザナンザ嫁説の他にも「ホルエムヘブの墓、一般公開再開」という情報を見つけて心臓バックバク。 でも日付をよく見ると数年前の情報だったよ。ええい紛らわしいっ!!と腹たつ反面、ちょっとホッとした私。 あ〜あ、自分の前世がホルホルの配下の軍人・・・いやいっそ愛犬か愛馬だったらいいなぁ、などと罪のない妄想をしてしまう今日この頃・・・すでに全身になにかの毒が回っているようだ。 馬の場合はダチョウの羽根で飾り立てられてブヒヒヒ〜ん!といななきながら意気揚々と戦場に向かったはいいが、敵兵の矢に射られてあっさり殉職。その際にはもちろん王に首をかき抱いて名前を呼んで頂くということで! カイロ博物館にいる王のサルーキでもいいな。その際もやはり王のお供で猟に出かけた先で野牛の角に突かれて死亡。臨終のきわには首をかき抱いて・・・(以下略) ・・・睡魔になぶられつつそんなワケわからん妄想ばっかしとらずに、もうぼちぼち寝なきゃ。明日から(もう「今日」か)またしんどい会社だよ。 ホル王もいいけど当サイトはやっぱりカリシャダメイン。 |
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1月23日(日) 先日「筑摩文学大全」ではつい同類意識を感じてしまった安達祐実好き男にあっさり勝ちを譲ったヤフオクだが、今日は見事勝利を収めた。 ・・・とは言ってもこのたびの気分はどうも晴れやかじゃないのだ。 一冊ずつ出品してくれればいいのにさ、出品者も同人誌専門でオークションに出してるせいか客のニーズを良く捉えていらっしゃる。悪い言い方をすれば「抱き合わせ商法」ってやつだよなぁ・・・どうしても内容をチェックしたいからと大枚はたく方も悪いが。 オークションで同人誌を買うのは初めてなのだが、私が欲しかった本はチェックを始めた2年前から今まで、4,5回出品があった。だのにいつも旅行やサーバーメンテで入札し損なっていたのだ。 自分はいつもならあせりまくってバタバタ行動に移しては結局泣きを見るタイプなのに、そういう時に限って「またそのうち出てくるだろ」とゆったり構えていて大失敗。出てきたはいいがたった16ページの本に6500円も払う羽目になろうとは。でも背に腹は代えられない。 さっきオークションチェックすると、あと二種類入札していたエジプト本の方も二冊とも高値更新されていた。 オークションってものによってはすごく安く手に入るけど、こと古本に関してはまずは古本サイトで相場を調べてから入札することをお勧めします。 ・・・というわけで、今日はもやもやした気分を抱いたままもう床につこう。そういや昨日から枕カバーを干したままだが、ベランダに出るのは寒いから枕にてぬぐい巻いて寝なきゃな。あ〜微妙に空しい気分・・・ |
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1月22日(土) 寒風吹きすさぶなか鼻を真っ赤にしながらも、往復220円の電車賃節約のために「やめよう!麻薬」の看板と場外船券売り場のある街・「呑みどころ・金玉」&「居酒屋・ふんどし」のそばにある三駅先の映画館までチャリをぶっこいてきた。 映画はチェコの作家・ズデネック・ミレルのアニメ短編集。 ミレルのアニメーションは見たことがなかったのだが、幼い頃に家に絵本がたくさんあったものでその絵の美しさはよく知っていた。だもんで、「しりたがりワンちゃん」シリーズを見て昔を懐かしもうという程度の気持ちだったのだが・・・ 予想の10倍ほどよかったなぁ!溢れる情感に感動のあまり涙が止まらなかった。ああ、目の前にワイパーが欲しいっ!(byおすぎ)。 「クイール」なら目の前にワイパーが欲しくても分かる。まぁ私は「クイール」、涙半分・笑い半分(※)だったけどね・・・ 明日もハンカチを準備してまた違うプログラムを見に行くつもりだ。やっぱいいなぁ!リリカルなものは。心が癒される。 ミレル映画で少し取り戻したポエジー力(なんじゃそりゃ)を、明日からの製作に反映させられれば・・・ (※)失礼ながら映画の最大の山場「老いたクイールが倒れるシーン」では、映画館最前列のど真ん中で思いっきり吹いた!! まるで吉本新喜劇のような見事なずっこけっぷり!通常の犬の演技をはるかに越えていた・・・ひょっとして段差にバターでも塗ってたんじゃないのか? |
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1月21日(金) 今の私のささやかな願い、それはCMで流れているブルガリアヨーグルトの新ヴァージョン「ドマッシュノ」を食べたいなぁということ。 昼食に何を食べるか考えるのが邪魔くさいので、私のお昼はたいてい納豆とヨーグルトというねばりけのある組み合わせである。 今日スーパーに買い物に行くと、いつも買うブルガリアヨーグルトの隣りに憧れの「ドマッシュノ」が並んでいた。 結局、もったいない心のハードルをどうしても跳び越えられず、特売の銘柄を買ってしまった。 ヨーグルトといえば、和歌山の友人が片道二時間以上かけて運んできてくれたカスピ海ヨーグルト。 一時はあれほど騒がれて、日頃のご近所とのお付き合いを如実に反映する(仲良し同士で菌を分けっこ)奥様コミュニケーション能力判定の尺度みたいだったカスピ海ヨーグルト。 ああ、ヨーグルトのことなんか書いてるうちに、やっと会社の会議が終わったとオヤジから電話があった。一人でごはん食べるのがイヤだから待っててくれはいいが、9時まで待たされるとは思わんかった。 ではこれから夕食に付き合ってきます。そして帰ってきてどうせまたすぐ睡魔に襲われるんだろうな。これじゃまたしても太ってしまう・・・天高く犬肥ゆる秋。 ※ごったがえしすぎて窒息死寸前体験ができる梅田・阪神百貨店の地下食品街にあるスナックコーナー(たこ焼きとかフランクフルトとかハンバーガーを食べさせるコーナー。子どもがはしゃぎまくるあの場所ね)の名物。 小麦粉に小間切れのイカゲソをまぜこみ、薄焼きにして醤油を塗ってある。一枚120円だったかな。 |
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1月20日(木) 昨夜はGXのことをすっかり忘れて妹と天ぷらを食べに行ったはいいが帰宅後すぐに寝ちゃったので、今みたいな妙な時間(午前3時)に目ざめてしまった。 「帰宅後すぐに寝ちゃった」と書いたが、パソ机の上には汁がなみなみと残ったどんぶりが放置されていた。 このようにして、私はここしばらく寝てばかりいるのでご覧の通り更新ができない。リアルエジプトのホルエムヘブページを作りたいし、カリシャダ的にものすごく色々やるべき事はあるのだが、なかなかアップに至らないものだ。 「ラブラブの甘々」もイメージしてみたが、浮かんだのは「カリムに足をもませるシャダ」という絵。そ、それがラブラブ? エジプトコンテンツもはまりたての頃に作ったものは赤面モノの間違いがぞろぞろなので、さっさとリンクを外してやりかえるべきなのだが、訂正個所をチェックし直すのがいまひとつ邪魔くさくて放置したまま。 ただ、「じゃ今はエジプト的に信頼に足るのか?」というとこれまた全然そんなことない。書けば書くほどあとになって間違いがボロボロ発見されて、かなりハードな羞恥プレイ状態である。 もちろん人様の書く作品にまでリアルエジプトは求めないし(だって原作がセミファンタジーですから・・・でも「古代エジプトが舞台」だと明言されている限り、完全なファンタジー世界ではない)間違い探しをするようなバカな読み方もしないのだが、自分はなまじリアル派を標榜してエラソーなこと言っちゃってる以上は、あんましいいかげんことは書くわけにはいかないよなぁといつも思っている。 けど問題は脳味噌。きっと64メガくらいだと思う。もともとトリ頭なうえに、先日自分の住んでいるマンションの名前すら忘れたほど記憶力の低下が顕著なので「どっかで見たよなぁ!あの資料」の「あの資料」がどこにあるのかが全く思い出せなくて、ついテキトーに流してしまうのだ。 どんな間違いがあるかといえば、例えば「アウト・オブ・ブルー」。大神殿の奥部、供物の前でシャダが経文を朗唱するシーン。 また、細かい例では「紀元前バックドロッパーズ」の「お熱いのがお好き」のラスト、シャダがカリムにワインの差し入れをもらって「ハトシェプスト王治世○○年のワインなんて嬉しいなぁ!」と喜ぶシーン。 当時はすでにある程度年をとったワインは存在したとはいえ、そこまでのビンテージものはなかろうて、という点については確信犯。なんせこの話は「大衆テーベ」が出版されてるような「なんちゃってエジプト」が舞台。単に「ビンテージ」を強調するために誰でも知ってるハトシェプストの名を出しただけなのだが、軽々しく王の名前を出すべきじゃなかった。 本を出してから知ったのだが、普通「王の治世○○年」で表現されるエジプトの年の数え方だが、ハトシェプスト王の在位期間については治世年で表されないそうなのだ。 まぁそんな小うるさいこと言うなら常に最新の資料に目を通さなきゃならないことになるけれど、私はエジプト学やってる学生でも専門家でもないのでそれはなかなかむつかしいのが現実。 ただ、やっぱり私の場合は「エジプトあっての遊戯王」。 さあ、ぼちぼちリアルエジプトに敬意を払いつつ「カリムに足もませるシャダ坊」でも書くか。モミモミモ〜ミモミ。 |
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1月19日(水) だるいのと美容院代をケチりたいのとでここ2ヶ月ほど髪は伸び放題、野獣戦士状態になっていたんだが、やっと美容院へ行って来た。 ただ残念なのは今までのスキンヘッドとかベッカム頭とか浪速のボクサー頭(ベリーショートの金髪)という個性的スタイルに比べると、伸ばしかけの今はごくごくフツーのオバちゃん頭であること。 美容院でのオーダー方法といえば、私は大抵海外のファッション雑誌を見て注文するだが、外人と日本人では土台が違うので当然ながらいつも思ったモノとはかなりズレのあるスタイルに仕上がる。 でなければ「お任せするからとにかくモード系フェチ風に」などとイメージ先行でものを言うので、私の言わんとするところを即座に理解する行きつけの店でないと美容師を困らせるだけで、結果的にフツーのエコ・オバチャンが出来上がったりするので注意が必要だ。 今までしたオーダーの中で最も記憶に残るのは「古代ギリシアの少年みたいに!」ってやつ。あれは恥ずかしすぎて言った瞬間に後悔した。 でも妹のオーダーはもっと男らしい。 さすが小学校の遠足で行った山頂、先生に「ここから何でも好きなことを叫びましょう」と言われ、何を叫んだかいいか分からなくて「豊臣秀吉大好き〜〜〜!」と叫んだ妹なだけある。
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1月18日(火) 午前中は社用で外に出ていたのだが、街のそこかしこに警官があふれている。兵庫県警の警官の三割くらいが三宮周辺に集結したんじゃないかと思うほどの人数だ。今までこんなに沢山の警官を見たことがない。 でも、小泉さんが選挙応援に来たときにはこんなに沢山のケーサツは出てなかった。今は亡きブッチ(小渕元総理)が震災見舞いに来たときもこれほどじゃない。 じゃあ一体どんなVIPが?と思っていたところ、その一時間後に43号線の沿道を埋め尽くしていた人々の一人に尋ねて疑問氷解。 私はいまだかつてナマMIKADOは見たことがなかったので、せっかくのチャンスだから・・・と仕事中なのに沿道で待つこと10分。 天皇皇后両陛下を乗せた黒塗りの公用車がやってきたとたんに、我を忘れて手を振っていた・・・ いや〜、テレビでしか見ることのなかったナマ美智子様はびっくりするほど色が白くて、なんとも形容しがたい深窓オーラを振りまきつつ微笑んで手をお振りになっておりました。考えてみれば「ニッポン一の深窓の令嬢」だもんなぁ・・・そりゃオーラも出るわ。 でも・・・深窓オーラの美智子様にも興奮したけど、シンボリズム&モノマニアの私の胸が一番バクバクいったのは、ピカピカに磨かれた公用車の先端で風にでひるがえっていた、深紅に金で菊のご紋を染め抜いた天皇旗でございました。 |
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1月17日(月) 有休を取って三連休とし、実家からマヤっこを連れてきて溜まった仕事を片づけるつもりだったのだが、三日間ほとんど寝てばかりで全くなにもできなかった・・・私のバカバカ!自分に厳しい罰を与えたい気分だ。でもまぁゆっくり寝たお陰で体力が回復したと考えることにしようかねぇ。 ずっと寝ていたとはいえ、病人みたいにぐったりしていたわけではない。 「『できちゃった婚を狙う女達とシャダとの、カリム様の子種を巡る下半身的攻防』とかいいかも」とか、「シャダがパイパンだったらいいなぁ!いや、それより生まれつき全身に毛がない方が萌えるよなぁ。あ、それじゃまつげと眉毛があるのに無理があるか?でもまぁそこは腐女子的ご都合主義ってことで・・・それに犬でも『頭と足先と尻尾の先だけにふさふさ毛があって他の部分は無毛』なチャイニーズ・クレステッドドッグってのもあるから生物学的に人間でも可能かなぁ(妄想計5秒)」とか頭の中は回る風車。ぐるぐる、ぐるぐる・・・ また、うちのハゲとオカッパはいっつも痴話喧嘩ばっかしてるのにはたと気付いたので、それではイカン!ここはひとつ甘々のラブラブを・・・と脳味噌がハチミツ漬けになるような話を考えたりしていると、慣れないストーリーに体がかゆくなった。 もちろん古代編を扱う上で避けられない「最後のたたかいまでの数週間〜数ヶ月間」のカリシャダ話も考えているのだが、死にネタが絡むといろいろむつかしいもの。 そんなこんなでライフ回復したようなしないような複雑な状態ですが、萌え力を原動力にぼちぼちやっております。
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1月16日(日) またしてもヤフオクで負けてがっくりきている。 狙っていたブツはオリエントファン必携・絶版書の「筑摩文学大全1・古代オリエント」。 それから今に至るまで、あらゆるオークションや古本サイトにチェックを入れ続けているのだが、この全集、全100巻ほどあるくせに、この巻だけはいくら捜しても出てこない。そんなレアな本がこの度ヤフオクなんか(失礼)に出品されたのだ。 だが、これがまた今回の出品者は古本屋・・・本の価値を知っているせいで、古本なのに定価でのスタートとえらく強気。最近は古本屋も高く売れる本はヤフオクに出してくるから買う方は困る。前回のヤフオクでは4千円台で落札されてたのにさ・・・寝てしまった自分が憎いっ! と言いつつも、どうしても手に入れたいので目覚ましまでセットしてことに臨んだところ・・・もう一人の入札者と競り合って、あっという間に9750円まで上がってしまった。 その上、競る相手が今まで争ったことのない名前だったので(エジプト物では競るメンツがだいたい決まってる。「ラムセス」とか「アンク」とかいかにもそれっぽい)一体どういう傾向のヒトなのかちょっと興味が出てきて落札履歴を見てみたところ・・・同類だった。 落札履歴にずらり並んでいた商品は、エヴァンゲリオン&格闘技&ギター&カメラ&画材関連・・・(私もギターのコレクションしてました) いつもならオークションは頭に血が上ってなにがなんでも落とすタイプなのだが、この履歴を見て私はすっかり毒気を抜かれた。 それにしてもバイクやマッスル関係の運動器具やサバイバルナイフに混じって、安達祐実の切り抜きや映画パンフってのは・・・好きなんだろうなぁ、安達祐実のこと。タイムボカンのDVDボックスを出品して、究極超人あ〜るのイメージアルバムを落札してるってのもなかなかいい味だしている。 人さまのオークション履歴を見るのは初めてなんだが、けっこう面白いもんだ。 だけど私の落札履歴の95%はエジプト関連ブツ。他にはちょこちょこ神秘学系書籍や刺青本や天然石が混ざる程度なので、別に誰に見られたって恥ずかしくないよ〜ん! |
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1月15日(土) 肉屋の店頭でローストビーフをひとかたまり注文すると「6万5千円です」と言われてドキドキする夢を見ていた。 これはきっと先日フラッと立ち寄ったアクセサリー屋で値札を見ずに「高くても1万5千円くらいだろ」と思ってレジに持っていったブレスレットが3万だったショックが尾を引いてるんだと思う。1万5千円と3万円の間には心理的に高〜い壁があるもんだ。 「値札がついてませんが、この商品の色違いですのでこの値段ですよ」とちゃんと値札を見せてくれたのにさ、網膜に値札は映っていたのだが値段は認識してなくて、カードの伝票にサインするときにはじめて3万だって気付いたんだよね。 見れば見るほど3万には見えなくて後悔しきり。(近々写真をアップして皆様のご意見を伺いたいと思います) ひとこと「やっぱりやめときます」と言えなかった悔しさがこみ上げてきて憂鬱だ・・・ 仕事と家のことでソータイヤードなせいで、ここしばらく色々更新が滞っていてすみません。 先日、すべての体の不調は母の病気でたまりすぎたストレスから来ている、と東洋医学の病院で言われたよ。2,3日前から不正出血まではじまったから体は正直だ。でも、考えすぎるタイプの人間に「考えすぎるな」と言ったってどだい無理なんだよね・・・ パーッとストレス発散のために、来月三泊五日のエジプト行きを検討する毎日。 三泊五日ではイギリスに犬見に行ったことはあるものの、三泊五日のエジプトがどの程度キツイのかを身をもって体験したいのだ。でもあっちは今ハイシーズンだから色々高くつくのが一番の問題なんだよねぇ。(チケットだけで13万) とにかくこんなにストレスを感じるのは数カ月ぶりなので、この週末はあれこれ考えないために実家に帰らないで済ませようと、マヤもこちらの家に連れてきた。月曜日も有給取ったしね。 マヤは今、私のひざに乗っている。ポインタが動くのが面白いらしくてじっと画面を見つめているが、本来は膝に乗るべきサイズのワンちゃんじゃないので(14キロ。コシヒカリの袋より重い!)私の足はブルブル震えている。 この犬種を選ぶときに「レッドのコッカーは異常なまでに主人にくっつく」とは聞いて、「異常なまでに」って大げさなオヤジだなぁ!と思っていたがこれほどとは。同じ犬種でも毛色によって微妙にキャラの差があるのは、犬好きにさえけっこう知られていない事実。 |
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1月10日(月) 昨夜は夜8時に寝たのに起きたのはさっき・昼2時。 「カリシャダでスカトロやSMはリアルすぎて洒落にならんからダメ!」と昨日言われたばかりなのだが、妄想するとこれがなかなか魅力的。まぁロンゲマッチョx刺青入りスキンヘッドだもんなぁ、カプだけ聞くと「どこのアングラパーティー?」ってカンジだな。でもそこが好きよv(どっちやねん) SMはおいといて、土曜日からはアニメの「吹き矢からマントで王をかばう忠臣」シーンで雷に打たれた「遅れてきたマハマニア」である神官友達Tさんが泊まりに来ていて、日曜日はインテのイベントというヲタどっぷりな二日間。 土曜は家の周辺をウロウロしたのだが、正直なところ神戸なんて見るべき場所ゼロなもので人が来るといつも案内に困る。 次の日は早くからインテックスに向かったのだが昨夜のイベントは近年まれにみる混みようで、一般入場だった私は地獄を見た。だって入るまでに二時間近くかかったんだもの! どうも大阪のイベントを舐めていたようだ。サークルチケットが余っている友達はたくさんいたのに、頼むの忘れてて「まぁ別にいいだろ」と思っちゃったんだよね・・・ダンドリ君なくせに肝心なところでいつもツメが甘い。 遊戯王はサークル数的にけっこう寂しくて、こんなんなら自分も取っときゃよかったと大後悔。カタログで「ジャンプその他」分類されていたのはちょっとショックだったなぁ。 帰りは遊戯王界の湖底をすくった土から生まれたゴーレムのように遊戯王的に濃ゆいRさんとご一緒して、うどん屋で長いこと粘ったんだが、ここでもまことにクドイ時を過ごさせて頂いた。 それにしても「絨毯見てもらう」ってなぁ・・・ ・・・とかちょっと寂しげに書いてはいるが、カリシャダ&エジプトがあるので毎日楽しくてたまらない。 |
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1月9日(日)
店に入ってから出るまでわずか10分。実は私、ユニコーンマニアなのだ。ならライオンは要らなさそうなもんだが、ライオンだけ残すと恨まれそうなので両方買った。 でも買ってから気付いたのだが、ユニコーンとライオンって確か仲悪いんじゃなかったっけ?「鏡の国のアリス」でもケンカしてたような記憶が・・・ 今彼らは並んで玄関先にいる。以前同じ場所にアヌビスを置いていてオカルトな目に逢ったんだが、仲の悪い獣は置いていいのだろうか?不安は残るが他に置くとこないのでしゃーない。
セール満開のこの時期にプロパー商品を買うのはものすごく悔しかったのだが、人に取られるほうがもっと悔しいので、ついカードを切ってしまった。魚のくせに一万円・・・高けぇよ! その上うろこが引っかかってものすごく使いにくそうだ。ああ、いつものことながら自分のバカ・・・
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1月7日(金) 3月16日、古代編のDVDボックス発売!! できればハゲとオカッパの設定資料、設定資料、設定資料をよろしゅう頼んます!!(もう必死・・・)さらにはシャダ子の横に「ややカマっぽく!」とか鉛筆書きで殴り書きされてたら・・・想像するだけで興奮しすぎてアメコミキャラみたいに小田原あたりまでつっ走りそうだ。 かくなる上は、3月は予定入れずにただ16日に備えて心の準備をしておこう! ちょうどいい、明日は某氏と「DVD発売記念」も兼ねて神官萌えでHAJIKEるぜ!!
さて、明日はうちに友達が遊びに来るので帰宅してからず〜っと掃除してるんだが、やってもやっても終わらない。 も〜イヤだイヤだイヤだぁ〜!掃除なんかしたくないよぉ!おお神よ、人はなぜせっせと掃除なんかするのでしょうか・・・?私はあらゆる家事はオールマイティーで苦手だが、中でも掃除はダントツの嫌いっぷりなのだ・・・ってちっともいばれませんね、はい。 それほどまでに嫌いな掃除でも、客が来るとなるとさすがにミエの方が勝つので、さっきやっと洗面所を終わってパソ部屋に取りかかった・・・と思ったら、机の上に一週間ほど放置しっぱなしだったコーヒーカップ(中味入 疲れた・・・もうこれ以上悪あがきはやめとこう・・・友にはありのままの私を見てもらうことにする。 寒風吹きすさぶ小野田市・南中川駅(一両編成の電車が二時間に一本)の近くの薬局。自白剤とかワライダケとか売ってそうだな
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1月4日(火) <9日の大阪インテ・コミックシティーについて> 私はスペースを取らず一般で行く予定ですが、もしうちの本が欲しいと言って下さる方がいらっしゃいましたら、メールで一言連絡くださいませ。友人のスペースに委託するようにいたします。 以上、イベントについてのお知らせでした。 ところでさっき実家から戻ったのだが、玄関を開けたとたん流れ出してきた魚の腐ったようなスメルには閉口した。 加えて私自身も今、正月中マヤに顔を舐められすぎたせいでプンプン犬くさい。朝は舐めて起こされ、ほめると舐められ、なでると舐められ・・・イングリッシュコッカーが舐めるの大好きな犬種なのか、それとも単にマヤの性格なのか? 明日は初出。私は愛犬家だが犬ではないので、初出勤から犬臭いと人間から仲間はずれにされる・・・というわけで、今から風呂に入り直します。風呂を出てから何か更新できればいいのだけれども、山口往復の疲れが今頃どっと来て猛烈に眠たいので更新は微妙です・・・あ〜実家はいろいろと疲れるよ。 |
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1月3日(月) どういうタイトルかは確認しなかったが、面白いテレビ番組をやっていた。まずはいろんなアニメ番組の最高視聴率の回を流すという企画。 「まんが日本むかしばなし」の最高視聴率を取った回は、あんな教育委員会推薦の番組、さぞ感動を呼ぶような、目の前にワイパーが欲しい!なようなお話かと思いきや・・・ あと、マジンガーZが最初は視聴率すぐれなかった、というのもびっくり。 悪魔なのにわざわざムチを使うという超不自然さと、子供心ながらに「子供番組でおっぱいポロリ(乳首付き)はええんか?」と、親の手前もあってたいそうどぎまぎしたもんだ。一体なんだったんだ?あれは。 そして人気なかったマジンガーがあるきっかけで大ブレイクした回とはなんと、「デビルマンvsマジンガーZ」・・・見たはずなのだが、どうも私の記憶からは抹殺されていたようだ。 マルコも久々に見たよ。私はあの話のことをよく知らないのだが、アントニオ猪木か牝牛のように力強いアゴをしたお母さんが、なぜ三千里も離れたアルゼンチンへ出稼ぎに行く必要があったのか?そのあたり、いまだもってよく知らない。 それから見た「どうぶつ奇想天外」では、アメリカアニメのロードランナー(ミッミッ!と鳴くあの鳥ですね)が実在するのか?というコーナーで、「実在するのです」と答える鳥類のセンセイが肩に白い文鳥を乗せていたのに大爆笑!すごいアクセだ。 それから「トムとジェリー」の検証で、「ネズミは本当にチーズが好きか?」という実験。 その他「カメは甲羅が脱げるのか」を検証するため、カメを日大に持っていってCTスキャンにかける実験・・・ いずれ劣らぬアホ企画で、馬鹿馬鹿しいモノ大好きな私は大爆笑で大喜びだった。 この映画、「スターウォーズ」「2001年宇宙の度」などが封切られたSFブームの時に映画館で見たんだが、あまりにもの感動の余り席を立てなかったものだ。 当時特撮といえばなんといってもダグラス・トランブル先生だったんだが、当時子供の私は「未知との遭遇・フィルムブック」を買って、神さまのようにトランブルにあこがれていたものだ。 ただ、子供の頃に見るのと、大人になってから見るのとでは、同じ映画でも感動するシーンがかなり違うものだ。 これはまだ色んなことに対して、皆が今よりもっとたくさん夢を持っていたよき時代の映画と言えるのかもしれない。 でも情けないついでに来週はぜったい「シルミド」見に行かねば!そして目を真っ赤に泣きはらして映画館を出るのだ。(CMですでにうるるんです)ああ、目の前にワイパーがほしいっ!! ※・・・あるビンボー極まりない子供が神さまからもらった下駄。この下駄を履いてすっ転ぶと、一回あたり一枚の小判が飛び出てくると神さまはおっしゃる。 |
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1月2日(日) 本日はワッショイ!独り新春埃及祭り第二弾。 「交通費二万五千円かけて行くようなもんか?ハズレだったら痛いぜぇ!」とささやくもう一人の自分を振りきって、はるばる山口は小野田という、こういう機会でなければきっと一生行くことがなかったはずの街に、片道四時間以上かけて行ってきた。なぜならおヒゲの王子様・SAKUJI先生の展覧会兼エジプト展をやっていたから。 会場のショッピング施設「サンパーク」という名称がかもし出すB級(失礼)ムードから察するに、膝カックンになるほどしょっぼい場所だったらどうしよう・・・と内心ドキドキしながらも、私のポリシーは「やらない後悔よりやった後悔の方がまだマシ」。 新山口まで新幹線、それから在来線で小野田まで行って、小野田から1,2時間に一本しか走っていない単線・一両編成の小野田線に乗り換えて南中川で降車。五回も乗り換えするだけでもも〜ダルダル。久々にハヤカワSFを一冊読破した。 そして、あたりには喫茶店の「き」の字も見えない新年の寒風吹きすさぶ街を、鼻水をズビズビすすりながら15分ほど歩いて行くと突如出現するサンパークは、周辺の人たちがみんな車で買い物に来るようなけっこう大きめの複合ショッピング施設でホッと一息。 展覧会自体は小さなもだったのだが、結果から言うと一日かけて行ってきただけの価値はあった。 ベッドや椅子は王族のものが博物館にあったもののテーブルは未見だったので、後学のためにもホモ小説ネタのためにも、大きさとか高さのイメージをつかんでおきたかったのだ。 第二の収穫は、先生のギャラリートークでゲットした小ネタ・・・エジプト国内からこっそり持ち出された遺物の相場。(どこの国でも同じだろうが、エジプト国外への遺物持ち出しは厳禁されている) 先生曰く、エジプトでは今でも発掘現場からお宝をちょろまかそうとするこそ泥からマシンガンを持った泥棒いや盗賊までがおり、貴重な出土品が秘密裏に海外流出しているらしい。それも現地の役人などの手を経て・・・(昨日の日記の「セティ一世王墓ミステリー」もそのあたりに関係あるのかもしれない) そしてその相場はといえば、例えばツタンカーメンのカルトゥーシュ入り指輪は彼の墓以外の場所では今まで4個しか出ていないらしいが、もしそれがこっそり持ち出されて売却されるならば、現地でそれをくすねたエジプト人からの買い取り価格が10〜20万円、それがスイスに入って一億円、さらに転売されてクリスティーズやサザビーズのオークションにかけられると最終的に10億程度。 それにしてもなぁ・・・神戸から山口に行くだけでこんなに疲れたのに、昨日エジプトから帰国されたばかりというSAKUJI先生はかなりしんどかったに違いない。 さて、今日はもうベッドに入って、明日からの「新春カリシャダモード」への切り替えのためにお布団の中であれこれ妄想することにしよう。おやすみなさい。いい夢見ます。 ※わたしの初夢・・・うちにいきなりSAKUJI先生が訪ねて来た。私はいいチャンス!マントゥマンでしか出来ない質問を浴びせかけようと大喜び。 こんなもんエジプト学者に見られようものなら二度と口きいてもらえないよ〜! 何とか恥原稿を隠しおおせた後、先生がサンパークのイベントに向かうから一緒にタクシーで行きましょうということになったのだが、そこへ企画会社の人が走り寄ってきて、先生にお供してもらうのならタクシー代と私のギャラを出しますと言う。 「ギャラの相場ですが・・・」と彼が取りだした一覧表は、なぜか新地のクラブママ達の写真入り一覧表。派手なドレスや着物に身を包み、こってりとお化粧をしたママたちが婉然と微笑んでいる。 あの〜・・・言っておきますが私は普通のリーマンなのにこんな初夢イヤすぎる。一年を占う初夢。その初夢が変にリアルだとなぁ、これじゃ今年も色々と生臭い一年になりそうだ・・・ |
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1月1日(土) みなさま、新年あけましておめでとうございます。 どこの家でも毎年色々な事件は起こると思うのだが、去年一年を振り返ると一番大きな事件は、やっぱり家族の生活サイクルを激変させた母のアルツハイマー発病だなぁ。 あれから一年。出来る限りの治療法を試しているお陰か思ったより進行は遅いけれども、でも少しずつ悪くなっているのは揺るがぬ事実。 なんか新年から暗くなっちゃってすいませんねぇ・・・ 話変わって・・・ ネフェルタリが処女の生き血風呂に入ってそうなえげつない女に見えたものの、番組は思ったよりはるかに内容が詰まっていて面白かったなぁ。ありがとうテレビマンユニオンさん。 閉鎖中の墓を開けまくってくれるのはさすがテレビの力。 ホルエムヘブと彼を取り巻く男達に熱い視線を注ぐヲタ女的には、何と言ってもホルホルの再登場に大興奮! 今日のテーマは19王朝なもんで彼の登場はぜんぜん期待してなかったんだが、ラムセス二世の祖父はラムセス一世。 おまけに再現フィルムのホルエムヘブ役、これがまたいい味出してんだよねぇ。 「ミステリー仕立て」という辺りでやや自分の首を絞めてる感のあるこのシリーズだが、何と言っても今日一番のミステリーだなぁと思ったのは、財宝が残っている可能性のあるセティ王墓の謎の地下部屋の調査が、エジプト政府の命令によって60年代から中止されたままなこと。 それにしてもやっぱいいねぇ、エジプト。 |