2012年11月30日(金) 本日はいつにも増して絶不調。 「うつに効く」と人気の一箱5万もする漢方サプリを飲んでもダメ。 胸の奥に固まりができたみたいで吐きそうなのは、たぶん今朝みた夢が原因だ。 映画に行ったりメールを書くだけの気力は出てるから、表面的には回復基調かな?と思う一方、部屋の掃除や身だしなみができなくなってきた。物忘れもひどくなって、若干仕事に支障が出てきた。 人にはこういう時、「大丈夫、心配しないで」とギュッとしてくれる、トモエ(009の少女キャラ)みたいな存在が必要なんだなぁと、しみじみ思う秋の朝。 |
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2012年11月27日(火) 毎日毎日ブルーな文面で、ここをのぞいてくださる方には「こいつまだ引きずってるわ……いい加減立ち直れよ!」と思われていそうで申し訳ない限り。 それでも、親に死なれた人間がこんな風にダメダメになるんだという、これもひとつの参考というか、先生になった気持ちで、小学生が書いた観察日記を読むように眺めて頂ければ有り難い。きっと「あさおきたらかぶとむしはしんでいました」みたいなバッドエンドにはならないと思うから……いや多分。 もう本当に、親が生きている人がうらやましくて仕方がない!どんなお金持ちよりも、親と「今日の味噌汁、アサリが大きいね」みたいなどうでもいい話ができる人が、背後から六角レンチで殴打したくなるほどうらやましい。 管理人の胸をかきむしるこの懊悩が多少なりとも伝わって、確実にやって来る未来へのおののきを覚えた方は、親御さんが健在ならば、今からこれでもか!というくらい大事にしておきましょう。 立て!立ち上がれ!立ち上がれ自分!と必死で己を鼓舞しているうちに、唐突に思い出したのは平沼赳夫@たちあがれ日本……ではなく、サッカラにある最も古いピラミッの内部に刻まれたヒエログリフの文言。 「彼(王)は立ち上がる 立ち上がる 立ち上がる 立ち上がる……」「彼は 天に昇る 天に昇る 天に昇る 天に昇る……」と延々と繰り返される神の文字。いや、現代の一般日本人が天に昇っちゃまずいわけだが。 ……とこんな風に、今朝も覚醒→悶絶→葛藤→起床、という苦悩コースを経た結果、こうして出社ギリギリにパソコンに向かっている。 けれど毎朝そんな曲で目覚めていると、妙な方向に喝が入った結果、「資本主義の豚どもに天誅を!」と叫びながら火炎瓶片手にゴールドマンサックスに突っ込みかねないので、気合い注入のミュージックはアニソンあたりで止めておきましょう。 |
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2012年11月26日(月) すみません。立ち直れたと思ってましたが完璧に勘違いでした。早朝に目覚めては苦悶を繰り返すうちに、気力も体力も日を追って低下してきた感じがする……。 この苦しみはかけがえのない家族を失った人間の多くが抱くもの。理由ははっきり分かっている。だから精神科にかかるのはちょっと違う、と考えるだけの客観性は取り戻せたので、一時に比べると快復しているのだろうか? だが一方で、死んでしまった人は生き返らないなら、延々と嘆き続けるのも無駄だとは分かりつつも、人の心ってそう簡単に制御できるものではないと痛感している。毎日つらくてつらくて、「悲嘆のあまり死んでしまった」というギリシア神話っぽい死に方を「ウッソでぇ〜!(笑)」とあざ笑えない。 老いた親を失った人の心が平均何ヶ月くらいで落ち着くのか、どこかで知ることはできないだろうか?よく「親に死なれた場合、三回忌でようやく落ち着く」と耳にするが、このしんどさが三年も続くかと思うと絶望しそう……。 自分の嘆きっぷりは過剰なのか?それともみんなこんなに苦しむものなのか?そのあたりを知ることができれば、お先まっくらに思える未来に多少の灯りが見いだせそうに思う。 夫や子供のいる人は比較対象にはならない。40代独身女性、きょうだいとは別居、甥も姪もいないという類似データがあれば、誰か知らせていただきたい。 ←大阪駅前ビルのトイレにて採取。「見なします」より硬派なのはいいけど、「おれば」がすべてをぶちこわしている。 |
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2012年11月22日(木) 今日も4時に目が覚めた。それから2時間近く父のことが思い出されて眠れない。少し前だと心は後悔でいっぱいだったけど、今は自分が愛し守るべき対象はもうこの世にいないのだ、という虚無感で押しつぶされそうだ。 あまりにも辛いから、これなら無理に寝るのはやめよう……と5時半だけど起き出したよ。人間、睡眠不足でも死なないよね。それに明日から三連休、だるければ一日寝てればいいんだから。 部屋を片づけてから、朝食(キノコ鍋)をモグモグしつつ79年版サイボーグ009のDVDを鑑賞。為替ボードを見てひとしきり断末魔の悲鳴を上げ、気を取り直しヤフオクの落札者に取引連絡。 出社までもうちょっと時間があったから、海の向こうから届いたばかりの脱ぎたがり男子写真集をチェック。 そんなわけで、為替と毛むくじゃら男の影響でまたしてもうつ状態に逆もどり。ぜいぜいいいながら生きてます。あー、生きるのって辛いワー(口ぐせ化)。 |
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2012年11月20日(火) 目覚めたのは朝5時前。それから父にしてやらなかったことの後悔で、眠ろうとしても眠れない。でも起きようとしても体が動かない。そうこうするうちにどんどん時間は過ぎてゆき、あっという間に朝7時。 こんなに辛いのにあなたは!まだ!会社に行けと言うのか!答えてもらいたい!!神よ────っ!!!!! ……と独り009ごっこで気合いを入れて起きたところです。人生ってしんどいものですなー。 高座の滝〜芦屋ロックガーデンにかけての登山道に、ハイカーの持つリュックサックを奪う雄のイノシシが出没するようになり、平成21年末には被害報告が寄せられるようになりました。 このイノシシは、ハイカーやロッククライマーの間では「タロウ」と呼ばれ、よく知られていました。 タロウの親もその親も人からエサをもらったり、奪ったりすることによって生活してきたことから、タロウは自分で植物の根を掘ったり、ミミズを食べたりする本来のイノシシのエサのとり方を覚えませんでした。ハイカーを襲ってリュックサックの中身を失敬するしか食べ物を得る方法を知らないある意味かわいそうなイノシシでした。 タロウは成長するにつれて、ハイカーを襲う頻度やそのやり方がエスカレートし、平成22年5月以降は、マスコミで「イノシシ相次ぎ人襲う」「イノシシリュック奪い堂々『完食』」「追いはぎイノシシ、登山者襲う」等の見出しで大きく報道されるようになり、タロウはその仕業のひどさから「ゴンタ」や「ゴンタロウ」とも呼ばれるようになりました。 被害が続出することを受けて市は平成22年9月、法律に基づき有害な獣として駆除しました。イノシシにエサを与えていると、イノシシが人を恐れなくなり、人を脅して食べ物を奪うようになってしまいます。餌付けが結果となってタロウを殺すことになってしまったのです。 うぉぉおおおお──っ!!タロォおぅおおおぉ──っっ! ……とこのようなにっぽんむかしばなし的な市の広報ペーパーが郵便受けに投げ込まれる我が家は、べつだん山の中ってわけじゃない。K市メイン駅から徒歩9分、ゆるぎなき市街地である。 だが、10年ほど前から深夜や早朝に犬の散歩をしていると、ちょくちょく生ゴミをあさるイノシシの姿を見かけるようになった。 先日も早朝、山のふもとの遊歩道を散歩していると、突然耳をぴくっとさせて、犬が一目散にダッシュした。 イノシシたちはブヒブヒ鼻を鳴らしながらしばらくたちずさんでいたけれど、何もくれないことが分かると静かに山へ帰っていった。 イノシシは普通4.5匹のウリ坊を連れているものだが、この母イノシシにくっついていたちょっと大きな子供はたった一匹ぽっちだったのが、生きていくことの厳しさを示しているようで、なんだかとても寂しくなった。
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2012年11月15日(木)
またしても微妙に鬱っぽい。他界してまだ三ヶ月経ってないんだから当然と言えば当然のことながら、気温が下がれば下がるほど、父の不在の寂しさが身にしみる。 父は10メーター歩くのすらヨロヨロで、目はほとんど見えなくて、アルツハイマーの妻は家族の顔も分からないまま遠く離れて住み、話し相手はわんこ(噛みぐせあり)のみ。 そんな人をどうしてもっといたわってやらなかったんだろう?という後悔がもう、どうしたってぬぐい去れない。 そんな中、昨日たまたま目にしたヤフー知恵袋。父親をなくしたばかりで「来世があるなんてどうしても信じられない。ただ虚しい」という、多分若い女性の相談に対し、自分も家族を失ったという人々が多数書き込んでおり、それを読むと同様の哀しみを抱えた者はいくらでもいるんだ、とちょっとだけ気持ちが安らいだ。 ……とここまで書いてタイムアウト!出社しなきゃ。愛する者のために、今日もがんばってゼニかせいできます。 |
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2012年11月7日(水) バタバタしてます。 「り」と入力すると009 RE:CYBORGと一発変換されるように、愛Macのみならず会社のゲイツ機にまで登録しました。もうアカン……。 今週末は2,3回見に行く予定です。近々東京から友人に来てもらって、009ごっこに付き合わせようと思うほどはまってます。いや、007役は君に譲るからさ、ぜひ頼むわSちゃん(鬼)
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2012年11月2日(金) 「雷光と化したヤマタノオロチ」の夢を見てからというもの、まるで憑き物が落ちたかのようにぐっすり眠れるようになったこの一週間。夜中になると廊下がなんとなくイヤな感じだったもので、玄関に置いていた盛り塩も、もう必要ない気がするから取り払った。 そんな中、昨夜は久しぶりに3回目が覚めた。いずれも夢に起こされたのだ。 はじめの夢ではぜんぜん知らない税理士(ちょびヒゲメガネのちっちゃいオッサン)にいきなり押しかけられ、「もうっ!ミキさん資産管理が下手すぎるんだから!」とあれよあれよという間に契約を結ばされて、びっくりするあまり目が覚めた。 今回は安全地帯から「雷光と化した龍」を眺めるのではなくて、雷雨の中を誰かとさまよっているうちに、「ピシャ──ン!」と落雷に直撃されるのだ。 雷を受けた瞬間は夢とはいえ、頭の先からつま先までが引きつるほどの衝撃を受けた。 雷に打たれたまま、体が動かず横たわっている。目の前は厚い霧に覆われたようで、何も見えない。ただ「しっかりして!」「死なないで!」という人々の声だけがはっきり聞こえてくる。 彼らの声に答えられないまま、ひょっとして私、幽体離脱してるの?と思って体を見ると、「もう一人の自分の体がはっきり見える」わけでもないから、取りあえずこれは夢なんだと安心しながらムクッと起きて、霧をかきわけながら歩き出すところで目が覚めた。 ここは本当にリアル世界なのか?とふと不安になったから、ソッコーでパソコンを立ち上げて、証券会社のサイトを開いたら、インターバンクはしゃかりき動いており……ギャアアアア──っ!!円安──っ!!(←円高にベットしてます) 父は一度死んでから生き返っている。 父と、私と、妹の三人で廊下をゆっくり歩いていって、一気に降りるとしんどいからと階段に腰をおろして父が言った。「そういえば、もうすぐお前らどっちかの誕生日やったな」。 「ちがうよ、マミの誕生日は10月7日だよ」と答えると、「そうか」と笑いながらうなづいて、これは夢だと分かっていても、もう一度父としゃべれるのが嬉しくてたまらなくて、「ああ!」と天を仰いで自分の涙で目が覚めた。 実際にはヘボピーの誕生日は10月7日ではなく4月だし、11月に見た夢で10月のことを「もうすぐ」と言っているのも変だなぁ……とぼんやり考えているうち気が付いた。 これが潜在意識の見せた夢であろうとも、来世があろうとなかろうと、そういうのはもうどうだっていい。 |