2012年8月30日(木)

ヘソ天でフリーズ中。誰もいない部屋でこうやって一人遊びしていることがあるのだが、それはきっと、誰かに見つけられた時に「わーっ!へそ天なんかやってるよ!」と驚かせるのが嬉しいんだと思うの。


あっ!(ホップ)つっ!(ステップ)い──────っ!!!!(成層圏離脱)

……と言うだけ無駄なことは横においといて。

先日、BSチャンネルで新規スタートする洋ドラのプロモーションで、“女性の強さと美しさ”について語った杉本彩さん(女性弁護士役で吹き替え初挑戦だそうで)。ロンドンオリンピックについて聞かれて、こう答えたそうだ。

「美しさというのは強さにあると実感しました」さらに「柔道の松本薫選手の野獣の眼にゾクっとしました」

おいちょっと待て。君もかおるちゃんを指名かよ!

いや、これが杉本氏の発言でなければ、ゾクッだろうとズキュンだろうと何だってかまわない。それどころか扇子でわきの下をぱたぱたあおぎながら、「おおそうかそうか。目があるねぇ!チミィ。実はワシもファンでねぇ」とニコニコするところだが、発言元が杉本氏だとカツンとくる。
なぜならば管理人、杉本彩のこと好かんからだ!

杉本彩(44)。家庭的に恵まれない少女時代を乗り越え、強く美しく生きてきたアラフォー世代のあこがれの的。
おまけに動物が大好きで、捨て犬や捨て猫の保護のために力を尽くす、とくれば、どこから見ても揚げ足取りの隙がなさげないい人で、愛犬家としてはシンパシーを覚えこそすれ、反感は抱かないはずなのだが……。
だけどこういうのってあるよね。頭ではいい人だと分かってても、見るだけでムカッとくることって。

彼女の一体何が引っかかるのか分からないけど、テレビに映ろうものなら右手が勝手にスイッチOFF。
そんなことしても相手にとっては痛くもかゆくもない一方、こっちは己のセコさにちょっとブルー入ったりして精神衛生上よろしくないのだが、イラッとくるのは止められない。

他にキライな芸能人は、森高千里とRIKAKOなんだけど、この三人に共通点はあるのか?と考えたら、ほのかに浮かび上がった嫌いな動機。
この感情は、自分と年が近いが幸せそうな家庭を築いている人に対する
“妬み”で確定!

いかん!こんなドス黒い心を抱えたままでは、そのうち鬼が寄ってくる。ちょっくら裏山に行って滝に打たれてくるわ。

(今、「鬼が寄ってくる」と書いたとたんに、エアコンのリモコンとパソコンの表示がおかしくなってブルってます。冷房きかせてるのに室温表示がどんどん上がって、パソのサイドバーの文字だけが突然消えやんの。ヤメテー!)

2012年8月27日(月)

小屋がある

そこにはまだ 小屋がある

誰もいない部屋の片隅で 主の帰りを待っている

豚っこ大将が帰って行った……。8月3日からほぼぶっとおし、フランス人には負けるが東証一部上場企業の社員には余裕で勝てる、長きに渡るバカンスであった。

その間、朝5時と寝る前の散歩はもちろんのこと、室内でトイレをしない犬がおしっこを我慢するのは可哀想と、昼休みにまで帰って世話していたのはクドいほどぼやいていた通り。自分で言うのもなんだけど、犬への愛がなければ到底できない行為である。

だが、そんな日々にもついに終わりがやってきた。

我が家がペット可ならずっといさせるところだが、友人が外から連れてくるのも御法度、というペット絶対禁止物件。
毎日毎日人目を避けて、テロリストのアジトに潜入する米国海兵隊の特殊部隊・SEALS隊員のごとき緊張感をみなぎらせつつの散歩、それもチワワならまだしも15キロ近くある、かつ大声で鳴き叫ぶ生き物を抱えて出入りするのは、なんぼ犬好きでも精神的限界があるってもんだ。

そうこうするうちに、疲労のせいで口内炎だらけ。食事も会話もしにくくなり、ついに「ここが体力の限界」というボーダーが見えたので、日曜日の朝5時から、カートをゴロゴロひいてお帰り頂いた。

だが、寝室の真ん中にはまだ、どかっとケージが鎮座している。いつもなら犬が帰るとビニールに包んでベランダに出すのだが、この出し入れがけっこうめんどくさいんだよね。

……来る。モフモフの奴はきっとまた来る。それも近日中に……。それまでに新発売の貼る薬、トラフルダイレクトを買って口内炎を治しておかねばならん。

えへへへ(=´ω`=) このおへや、すずしいすずしいですね!

「よだれたらさんとってよぉ!」と叱られ続けて、ようやく絨毯を避けるようになりました。

エアコンの風がガンガンくるのが好きなのに、リビングではなぜかカーテンの下が定位置。風、当たらんだろ?

洗濯したての服の上、ボリスたん(ウサビッチ)にしづかによだれをたらしてゐる。

2012年8月24日(金)

うちから徒歩10分圏内には公園が3つある。
三カ所共に、ネコ用カリカリを盛りつけた発泡スチロールのトレイが、前衛芸術のオブジェよろしく設置されている点では同じなのだが、たとえハトと野良猫がわんさかいようとも、近隣住民の意識の差だろうか、一歩足を踏み入れた時に受ける印象はずいぶん違うんだわ、これが。

二つの公園は荒れた地域によくあるパターンで、しつけの悪い輩が食い散らかしたコンビニ飯のトレイが散らばり、草はボーボー。
周辺のゴミの出し方もむちゃくちゃで、一歩足を踏み入れようものなら、向かいのラブホで殺された女の霊がくっついてきそうな、どんよりした空気に覆われている。

一方、一カ所だけはとってもクリーン。公園の向かいに住んでるじいちゃんばあちゃんがマメなのだろう。ネコのフンは一カ所に掃き寄せられ、そこかしこにはささやかな花壇も設けられている。
まあ、自分の庭先だと思ってるからこそ手入れにも熱が入るのだろうが、ここは「公園の私物化!」なんてイジワル言わずに、感謝の方向でいっとこう。

今朝はそんな3つの内、滅多に行かないラブホ地域の公園まで足を伸ばしてみた。──というのは、キレイな公園には朝5時台にはけっこう人が来るもので、連日の散歩に疲れ果てた私は、もー挨拶するのすらめんどかったからだ。

でもやっぱりやめときゃよかったぜ……。
同じ早朝の空気でも、不良ネコとヤクザなカラスの視線をシャワーのように浴びながら、ゴミだらけの公園で吸うとぜんぜん爽やかじゃないもん。

おまけに、草むらをクンクンしていた豚っこを「もう帰ろるよ!」と呼び寄せたら、お耳になにかついていた。
あらら、草の切れはし?と思って取ろうとしたら、耳と草の間にねちょ──っと伸びた、なにかよくわからない粘液……
おぇえええぇぇえ!!

多分誰かがカーッ!ペッした名残だと思うが、一発でテンションダダ下がり。
もう会社に行く気すらない……とは言ってもここで仮病を使って休むわけにもいかんので、豚っこを返すまでのあと3日間、イラクで捕虜にされた際に、素手で便所の掃除を命じられたSAS隊員、アンディ・マグナブになったつもりで乗り切るわ。

2012年8月20日(月)

マヤが来る前までは6時起き。たった一時間早いだけだというのに、朝の5時起きはどうしてこんなにキツいのだろう……。


マヤがいる

そこにはまだ マヤがいる

部屋の隅のエアコンの風の吹き溜まりで 四つ足を伸ばしていびきをかいている


いやはや、遅くても昨日には帰す予定だったんだけどね、殺人的な暑さの中、電車とバスを乗り継いで、20キロの荷物(犬入りカート)を引いて帰るのがダルくてな……。

実家に戻すか自宅に置くか、己の体力、日中最高気温、不快指数、アメダス、ヘボピーの手間、ヘボピーの機嫌、ヘボピーへのごますり、といったもろもろのファクターを天秤にかけた結果、昨夜の時点では、「もうちょっと預かる」という結論が導き出された。
いや、いつもならここまで妹に気は遣わないのだが、今は入院中の父の見舞いを実家住まいのヘボに任せているという負い目があるもんでな。

だが週が明け、今日から金曜日までみっちり会社に行かなきゃならないと思うと、襲い来る急激なのぼせ・肩こり・立ちくらみ。原因は明らか。プレッシャーだ。

昼休みの散歩については、犬をカートに入れてマンションを出入りしても、周囲200メートルに響き渡る悲鳴を上げさせずに済む方法(※)を編み出したので、ほんのちょっぴり楽になった。
とはいえ、たった一時間の間にチャリで帰って散歩に行って、また会社に戻るのはやっぱりキツいのよねー。

※……。犬入りカートを両手で抱え、カートのビニールを隔てて犬のわき腹と私の胸をくっつけながら運ぶと、若干恐怖心が薄れるらしく、グギャングゥオンギャン(絶叫)キャンキャン程度に鳴きのボリュームが低下。
願わくはミュートにして欲しいのだが、もう、多くは求めない……。

それでもさすがに滞在が2週間に及ぶと我が家のルールにも慣れてきたようで、出かける時に「さあ!すずしいすずしいしょっかー!」と声をかけると、自ら進んで留守番用のケージにすっ……と入るくらいには利口になって愛らしい。
(すずしいすずしい=犬を留守番させる部屋は、エアコンをガンガンにきかせて出かけるから。来月の電気代が恐ろしい)

そんなこんなで、いつもは自分独りだけの部屋に、デブのコッカースパニエルがきゅるんとした顔で座っていると、たとえそいつが悪魔の犬だとしても癒されるメリットはでかいので、もうちょっと、もうちょっと、と頑張ってきた。

されど心と肉体は裏腹で。いつギブアップして実家にお帰り頂くか、これはすでに己の精神力との戦いだ。

このイタリア製のソファー、高かっただけあって実に寝心地がいい。だから妹たちは我が家に来るとすぐここに寝ようとする。

だが、横たわるや否や、「寝るのは別にいいけど頭の下にタオルを敷いてよーっ!」と姉の怒声が飛んでくる。だって頭の脂からカビがきたらイヤなんですもの!

だというのに、ネコのおしっこや生ゴミやらをクンクンしてきたきちゃないワンちゃんはおとがめなし。

あまつさえウイグルで買ってきたクッションを腹の下に敷き込んでも、「ふわふわだねぇー、気持ちいいねぇー」とにこにこしながら頭を撫でられておわり。

だが調子に乗ってごろんごろんするのはやめてください。それも風呂上がりの湿った体で!

母にご飯を食べさせている妹のそばで、ヨーグルトのふたとかミルクのしずくを舐めさせてもらうのをじっと待っている。

2012年8月17日(金)

足を延ばしてゆったりと座っている。このうすぎたない肉球でペルシャ絨毯を踏みしめるのは遠慮していただきたい。


筋肉好きなら逃しちゃならない世紀の祭典。だがこのところ10時就寝の5時起床と、豆腐屋のごとき生活を送る管理人にとって、真夜中に放映される中継を視聴するのはどだい無理な話。

なでしこジャパン(どうにかならんか?この呼称)の頂上決戦はおろか、友人に無理言って録画してもらった開会式すらまだ見ないうちに、ロンドンオリンピックはいつの間にか始まってなんとなく終わっていた。

唯一見た(5分だけ)競技といえば男子競歩のみ……。というのは、前のなんとか大会の優勝者──後方からひたひたと追い上げるさまと能面チックな表情が、『ターミネーター2』のT-1000クリソツで超カッチョよかったベクリンがいないかなあと思ったからだ。

だが、競技途中からテレビをつけたら、先頭ではうすらハゲたピンク色の肌のオッサンが、水責めされる修道士みたいな苦悶の表情を浮かべつつ競歩ってたので無言でOFF。

そんな具合に世間のにぎわいとは縁のなかった管理人だが、いまだ垂れ流されるオリンピック関連番組で気になる人を二人見つけたよ!

一人は女子柔道金メダリストの松本薫ちゅわん!

これまでは女性の顔とかどうでもいいよ……中身が全てだよと思っていたのだが、松本選手を見た瞬間にハートわしづかみ!
うほーっ!これぞ私の好み!超好み!!特にキリッと切れ上がりつつけして細くはない、獲物を狙うアフガンハウンドみたいな目がいいんだ。

松本選手の目が特徴的だと思うのは万国共通のようで、海外では“アサシン”と呼ばれていると知ってますます好きになった。女だてらにカッコいいじゃん!
そして彼女のマスク、どうも多くの日本人から見ると「美人」カテゴリーには入らないらしいのだが(聞き取り場所・会社&レズビアンバー)外人に言わせるとあのオリエンタリズムがたまらんらしい。

やっぱ自分の好みは外人的なのか?とか思いつつ、「松本薫」でちょっとだけググってみた。
すると薫ちゃん、「麦茶のペットボトルのふたに麦茶の妖精がいた」「宇宙が好き。意味が分からないところが魅力」と発言したり、幼い頃、近所で拾ったハクビシンをペットにしたこともあったと知って、どことなく自分と近い匂いを感じて勝手に親近感を抱いた次第である。


さて一方、「自分と同じ匂い」を嗅ぎ取って気になるのが、もう一人のオリンピック関係者。
男子柔道銀メダリスト、中矢力選手……じゃなくてその母親である。

いや、キャラ的に押しの強さが好きか嫌いかは別にして、昨日ワイドショーでこの方の存在を知り、ああ、自分にもこういう生き方ができたのかもしれない、となんともいえず複雑な気分になったのだ。

中矢力選手のお母様と私は年が近い。そして母上は息子の名前をもらうほどのプロレスラー長州力のファンと知った。
私も10代の頃は長州の家を探して東京・目黒をストーカーチックに徘徊するほど好きだったから、きっと私も母上も、同じ試合に声援を送っていたのだろう。

でも一方は三人の息子を立派に育て上げたのみならず、オリンピックで銀メダルまで獲得した力選手の尻を「次こそ金メダルだ!」と叩いている。
一方は「40代、疲れが取れない……」とぼやくしがない独身リーマンで……いやいや、うじうじするのは止しておこう。

齢50にして観覧席からありえない声で息子にゲキを飛ばす力選手の母を見て、この年でもまだこんなに元気でいられるんだあ!と励まされた気がする。
私も「40代、疲れが取れない……」なーんてサプリメントの広告ばっか見とらんと、気力を奮い立たせてまずはこの夏を乗り切ります。

2012年8月16日(木)

8月7日に足をねんざして病院に通っている。そして土曜日から母が一時帰宅、その翌日父が緊急入院した……。

なんつーかもう、何があったのかよくワケわからん盆休みだった……。
そして今、母は帰ったが、マヤは日曜日までお泊まりなので、朝5時、昼休み、夜10地の散歩は継続中。あと一押しで疲れMAXだが、2日働いたらお休みなのでがんばります。
あぁーっ!絨毯によだれ垂らさんとってぇえーっ!……ってことで勤務中に寝ないようがんばります。

母が元気だった頃よく一緒に散歩した道に、今年もキ○タマ草がチクチクする毛のはえた袋をつけていた。
「キ○タマや!」「キ○タマそのものや!」と腹を抱えて大笑いしたあの日が懐かしい……。

有馬温泉の土産物屋で幸せそうに眠っていたワンちゃんネコちゃん。

「こんなもん一体誰がわざわざゼニ出して買うんだ?」とバカにしきっていたのだが……。

明石・魚の棚の明石焼き(玉子焼き)屋の店先で眠っているのを発見した。

可愛い。布団のふかふか度合いとか、後ろ足の肉球とかたまらん可愛い……。これなら1280円までなら出してもいい。

眠ってゐる。ただしづかに眠ってゐる。

幼児のひと撫でで瓦解しそうな小宇宙。明石・魚の棚商店街にある寿司屋の店先に広がっていた。

あ、ひょっとすると写真立ての中の犬はZIPPEI だろうか。ならばここで静かに合掌しておきたい。

ぬいぐるみに服を着せないと気がすまない老人は多いものだが、ワンちゃん寒かろうとマフラーを加えた結果、とぼけた子犬がバブル期の音楽ディレクターと化してしまった。
あ、ギャラはツェーマンゲーセンでしくよろ!

ウォートランficで「イランの雑貨屋のオヤジにバラ柄のマグカップをプレゼントされるハーネマン」というネタを書いた流れから、「イスラーム圏でバラがついたカップを買う」ことを常に旅のプチ目的としている管理人。

だが、バラLOVEな人たちなのに、意外とカップは見つからない。イランでは「古くさい模様」のせいか発見できず、パキスタンはスストでようやくこれをゲット。

欲しかったバラはもっとリアルな絵柄なのだが、いいの見つけた!と思ったら中国製なので、唯一パキスタン製だったこいつで妥協した。

赤い汚れはマジックの痕。ダイレクトに書かれた値段は日本円で150円。
何も書いてないのが欲しかったのに、これがラストワン。
「えーっ?消えるかなぁ?」とつぶやくとオヤジ、いきなりカップにつばをつけてゴシゴシこすり、ここまで消した段階で「あとは家で落としなさい」。親切なのか不親切なのかよく分からない。

ゴールドジムと男前豆腐店の恐怖のコラボ。

吹き出しを付けるならぜったい「抱いてやるよ……」だろう。言うまでもなく男限定で。

TSUTAYAの棚の一番下に寂しそうに並んでいたDVDを借りてみた。
タイトルとカバーデザインから察するに、腰が砕け散りそうなZ級だろとナメてかかったら、犬と人間の友情にマジ泣かされた。

超ダメな感じの見てくれの割に、時々「貸し出し中」になってるとこからして、ひょっとすると秘かな名作なのかもしれない。

手作りなのか?と勘ぐってしまう家屋を明石市で発見。

よく見ると壁はコンクリートブロックを積み重ねて作っている。
三匹のこぶたのおうちじゃあるまいし、建築基準法的にこれはアリなのか?

ダイエーの総菜コーナーに掲げられていたマスクマン。
同じダブルチェック宣言するならマスクは取った方が……と思うのは私だけだろうか。

それではみなさんさよぉーなーらぁー 
まだまだ暑いけどがんばりましょう!

2012年8月13日(月)

メーラーを立ち上げ「受信」をクリックすると、ラブコメで「あっ!海パンぬげちゃった!」という場面のBGMに使いたくなる♪ポロンという電子音と共に、今日も続々とクズメールが受信される。

まともなメールとクズメールの比率は今や1:9。
数年前には多いといってもせいぜい黄金比(1:1.618)だったから、これはひょっとするとMac10にデフォルトで入ってるメーラー(♪ポロンっていうやつ。送信音も♪シュッ!となんか怪しい)がたるんでるせいかもしれない。
いずれにせよ、一晩留守にして受信したメールが100%クズメールだったりすると、全世界から見放されたみたいでブルーになるから何とかして頂きたいものだ。

ヤフーやグーグルといったポータルサイトでは、「えっ?6000万台のマンションってこんなに広いの?!」(そら広いわな)とか「40代、いくら寝ても疲れがとれない……」といった若干気を悪くする広告がピンポイントで投下されており、日々精度を増す行動ターゲティング広告の進化ぶりに感心しないでもないのだが、ジャンクメール界は相も変わらずの乱れ打ちである。

「糖尿病を克服する第一歩!」や怪しい投資必勝サイトに導くメール、そして「子犬しつけ王選手権連続優勝者の驚きの子犬しつけ法を公開!可愛いワンちゃんだけど、困っていませんか?実は、どんなワンちゃんも”たった2秒”でお利口さんになる秘密の方法があります」あたりなら、狂ったコッカースパニエル犬を飼っている、投資が好きな40代への広告としてはまだうなずける。

だが、死にたいほど疲れてる時に「ペットにしてください。[18歳]料理[ドンブリ]洗濯[ジーンズ]お掃除[電球]なんでもできちゃうょ〜[(^w^)][チョキ]今日会っちゃう?それともアドレスを送ろうか?」はやめて欲しい。
いくら18歳でもドンブリと電球交換程度で「なんでもできちゃうよ〜」はねぇだろ!顔洗って出直してこい!

ジャンクメールの中でも大半を占めるこの手のエロメ、いつまでたってもストレート男性を対象にした文面しか来ないのにはいい加減うんざりだ。
これがネット広告なら私の行動ターゲティングの結果、ゲイ、フェチ、マッスル関係ばっかなはずなのに……。

そんなムカッとくるエロメの中でも出色だったのはこれ!


和田陽子 <youko-aizak.internationale@mail.rich-celebrity.info>
タイトル:無視をされる為に10年間必死に築き上げてきたわけではありません、ご返答=受取ですからね?

貴方と世間話がしたいとか、
何か適当な話がしたいとかではありません。
ストレートに6000万を差し上げたい、
ただそれだけです!

この10年の間に色々とありましたが、
私も今回の為を考えてずっと耐えてきました。
貴方に6000万をお渡しする事でそれも報われますのでどうかお受け取り下さい。

この気持ちには何の他意もありませんからね?
貴方の決断をお待ちしてます。


……いきなり送りつけてきて「ご返答=受取ですからね?」とこの女王様ぶり!こんなメールを真に受ける人間がこの世に存在するのだろうか?
いや、あまりにもメーター振り切れすぎていて、逆にクリックしたくなるという線を狙っているのかも……。

そういえば以前、これと同タイプ「あまりにも振り切れすぎてて、駄目だと分かっていてもフラフラとクリックしたくなる」メールを受け取ったと、行きつけのバーのオーナーTさんが言っていたのを思い出した。

かつてはエロメ文面の制作サイドにもいた手練れをして、「史上最強のエロメ」と言わしめる、タイトル「オカンやで!」については、数日後に詳細を聞いてからってことで。

(一時帰宅してる母のごはん作って、これから出社だから超あせってます)

2012年8月9日(木)

夜中の3時に目が覚めてエアコンを消し、朝5時にもう一度目覚めたらびっくりするほど涼しかった。
ふふっ、ひょっとしてこのまま秋が来ちゃったりして……とか思いながら窓とドアを開け放してもう一度寝直し、7時に起きたらまだ涼しい風が吹いてくる。
うひょーっ!涼しい──っ!!

涼しくて当然。だってエアコンが消えてなかったんだもの!

OFFしたつもりのエアコンがちゃんと消せてなくて、家に帰ってドアを開けたら冷気がぶわっ!と押し寄せた時ほど死にたくなることはない。
出かける時には「電気機器のコンセントを抜く」どころか「ブレーカーを落とす」というテクを駆使してまでみみっちく節約してるというのに、誰もいない部屋を丸一日ヒエヒエにするとは何たる暴挙!

このようなプチな無駄でも卒倒しそうになる管理人は、アメリカ人の無駄使いっぷりを小耳にはさんで、衝撃のあまり椅子ごと後ろにひっくり返りそうになった。

なんでも在日米軍施設内にある家族住宅では、バカンスでアメリカに里帰りする際に「帰ってきた時に部屋がムッとするのはイヤ」という理由で、エアコンをガンガンきかせたまま何週間も出かける輩がいるそうだ。

えーっ?!それって電気代がもったいなくね? HAHAHA!イッツオーライ!だって電気代は日本持ちだからネ!

こぉぉおおお!自分ならたとえタダでもありえない。もし海外旅行に出発したあとにエアコンの消し忘れに気がついたら、友人に電話してカギの110番を召還、扉をこじ開けてもらってでもOFFにすることだろう。

いやたとえ「エアコンをつけっぱなしにしておけば、使った電気代の分のお金をあげるよ」と言われてもガンとして消すと思う。

こう考えると、私の節約精神はゼニカネの問題ではなく、地球への配慮に根ざすものかもしれない……と頭が沸いてきたのは部屋が暑いせい?あー、もう地球とかどうでもいいからエアコンガンガンにつけたろーっと。


子供会で子供を泣かせるのがお仕事です。

2012年8月8日(水)

テレビの「オタク世代別激論!」みたいなトホホ番組に40代SFオタクとして出場、なぜか王将の全メニュー完食しろ!と迫られる夢を見ていた。辛かった……というのはおいといて。

ああでもないこうでもないと右往左往したマヤっこライフは昨日、唐突に終局を迎えた。
えっ?マヤちゃんになにかあっ……
そんな縁起でもないこという子はおねえさんゆるしません。

原因はマヤではない。私にある。
というのは昨日午前、コンビニから出た瞬間に外の熱気にクラッときて階段を踏み外し、西部劇の悪役よりも派手に転倒。ねんざで歩けなくなったのだ。

……という次第で、壁づたいにじりじりとしか移動できない姉に見送られ、ヘボピーのお迎えでマヤは去ってゆき、あとに残された私は、誰もいない部屋でペルシャ絨毯おおいを眺めている。(BGM:ユーミン)

どうしていっしょにさんぽにこないのかな?何度も振り返りながらヘボピーに連れられて小さくなってゆくマヤの、マメみたいな目が頭から離れない!うぉおぉ!マヤちゅわぁ〜〜ん!!(涙)

ま、イヤと言ってもこの土曜日には両親とセットでまたうちに来るけどな!(=´ω`=)

それまでには普通に歩けるようにしとかなきゃ、と保険適用でも一回1800円もする整骨院に通っている。痛くて不便で時間の無駄で、ゼニまでかかる。ケガってほんとにイヤなもの。

まだまだ猛暑が続く見込みとのこと。みなさまもコンビニから出るときには太陽にお気をつけて!

百萬円の絨毯の上でしづかによだれをたらしてゐる。

カバーをかけ、さあこい!と誘導すると素直に寝た。
だが安堵したのも15分。すぐに右側のむき出しの部分に移動した。ぶっ!……
ぶっコロス。

マンションの出入りの際、中身が犬だと分からないシークレットカートを発見。
これまでは中型犬用のカート、それも見た目が普通のカートと同じ商品なんてなかったのに、さすが成熟を迎えてニッチでないとやってられないペット市場。

さすがハンズ、来てみてよかった!……と褒めたたえつつネットで購入。だってハンズだと2万円だけどネットだと1万3千円だったんですもの 。

問題は臆病者のマヤが見たことないものをこわがらないか?って点だった。
会社でも「新しいカートに犬が入ってくれるか超心配!」と言いまくっていた。(同僚のみなさましょーもない悩み相談ですいません)

だが、目の前に運んでジッパーを開けるとほぼ同時にすっ……とすべりこんだ。
写真は中でくるくる回って尻の落ち付けどころを探しているところ。動きが早すぎてブレている。

すでに「ぼくのあたらしいおうち」状態である。
下手に手を出すと「とるな!」と噛まれる典型的パターンなのでドキドキしたが、己の所有物としての認識を固める前に適切な対処をしたので、今のところは出し入れ楽々!

まったくもう、たかが犬ころにこんなレベルから苦労するんだぜ……。

移動の電車がガラガラだったので、涼しい空気を入れてやろうと、そっとジッパーを開けてみた。

……鼻水をたらして眠っていた。(右上が鼻水のあと)

2012年8月7日(火)

部屋の隅にいるところを望遠レンズで盗み撮り。ボーっとしている。ぼちぼち実家が懐かしくなってきたのかな。


妹たちには「実家に帰るよりマヤを預かる方がラクー!」なんて強がってたけど、朝5時前・昼休み・就寝前の一日三回、人目を盗んでの散歩プレッシャーがそろそろ頭に来だしたようだ……。

ハッと気づけば下の日記の日付が「8月26日(木)」になっちってたわ。いや、今なおしたけどね。デヘヘ。

散歩も大変だけど、マヤとペルシャ絨毯の共存にもけっこう気を遣う。なぜならば犬とは、「あそこだけは避けて欲しい」という人間の心を見透かしたかのように、座られたくない絨毯をきっちり選んで寝る生き物だからだ!

悪いことに、先週洗ったばかりだってのに、今のマヤっこはけっこう臭う。

加えて、じっと観察していると、寝ている間にちょっとだけよだれも垂らしている。先日枕にされたマッチョ雑誌も、表紙でにっこり微笑む海パン金髪男子が汚された。

こんなフケツな犬、湿気と脂は厳禁のペルシャ絨毯にの上には直乗せしたくない!

……というわけで、ノマドのように風の向くまま気の向くまま、ひんぱんに睡眠場所を変える犬を追いかけて、くさい毛皮が絨毯に直に当たらないよう、体の下に布っきれを敷き直す。
ついでに少しでも乾燥するように、寝転がっている犬の垂れ耳をめくって空気にあててやる。

ほら、ちょっと目を離したすきにまた移動した!クロスをつかんで追いかける。口の部分がはみ出たら、下にティッシュを敷いてやる。

絨毯を巻き上げて床に寝かせれはいーじゃんという声も聞こえるけれど、股関節に爆弾を抱えている犬が、フローリングですっ転んで怪我をするのも怖いのだよねー。

こう書いてみると疲れて当然って気がしてきたわ。
週末からは母の一時帰宅という、家族総出の一大プロジェクトも待ち受けていることだし、ここでいったんマヤっこを返して体力温存するべきか、それともこのまま盆明けまで預かって、母と一緒に車で送ってもらうか……。
どうするのがベストか、思案しながら会社行って来ます。あーダリぃ。

2012年8月6日(月)

ハッピーワオン君と我が家にバカンスにきた豚っこ大将。

このぬいぐるみ、ワオン大好きな管理人のため、友人Sが非売品を探し出してプレゼントしてくれた大事なブツである。

豚がヤバい動きを見せたらすぐに取り上げられるように、ヒクイドリに接近する動物写真家のごとき緊張感を全身にみなぎらせつつ、カメラを向けたのだが……。

意外なことに、ちょっとクンクンしただけであとはノーリアクション。キティーちゃんだと首ねっこにかぶりついて、ガルルルいいながらぶん回すくせして!

自分がもらったおもちゃかそうでないか、犬にはちゃんと区別ついてるのかな。


先週金曜日からマヤっこが避暑に来ている。

毎週末は実家で親と犬の世話をするのがお約束なのだが、室内は思考能力が奪われるほど暑い上に(※)、父が一日18時間は大音量でつけっぱなしのテレビの音がうるさくて発狂しそうなので、ここらで犬と自宅に避難して、いっちょエア抜きしようと思ったのだ。

※……実家が「うちより涼しい」ってのは完璧に勘違いでした。いや、夜中は涼しいんだけど、12時頃まではサウナ状態。だってエアコンがない、いや家の構造的に設置できないんだもん。

ペット禁止の我がマンションでは、室内やベランダでは絶対にトイレをしてくれない犬を一日三回、外に連れて行くのに多大な労力を要する。。
それでも散歩の手間さえ辛抱すれば、実家と家を往復するための無駄な時間も体力も省けて、サイト更新もさぞ進むことだろう。それどころか新しい絵をアップした上に、クパハネSSのひとつも書けるかもね!

だが、いざふたを開けてみれば……。ギョェー!!現在月曜朝8時!出社時刻が刻一刻と迫っている。
そして、ごらんの通りクパハネどころか、今になって日記の更新しているていたらく。
おかしい。一体なにがあったんだ?

いや、人目につかないよう、毎朝5時に起きて犬を散歩に連れて行ってから、就寝の10時まで時間は腐るほどあるはずだったのに……。
金曜日の夜が明けたらいきなり月曜朝になってたみたいな不思議な気分。悪いタヌキにだまされたのか?!

こうなったら予定変更だ!豚っこを連れて帰るのは今夜の予定だったんだけど、ここまで何にもできなかったからには、今実家に戻るわけにはいかない。
犬はもう少し預かることにして、今夜こそキリキリ用事します。