2010年7月26日(月) 会社のお使いで自転車に乗り、海上に浮かぶ人工島と本土を結ぶ、傾斜がかなりキツい橋をヒィヒィ言いながら渡っていたら、前方からやってくる自転車になにやら肌色の物体がまたがっている・・・・・・と思ったら、おぉーーーっと!なんと!上半身裸の殿方(白人)じゃあございませんか! 橋の上ではほとんど人に出会わないから、エチケット違反でもまっいっか、と思ったのだろうか、シャツを腰に巻きつけて、赤鬼みたいな顔して汗だくでペダルをこいでいる。 とっさに「うほっ!いい筋肉ですねえ!鍛えてますねえ!写真撮らせてもらっていいですか?v」とお願いしようと思ったものの、ぜんぜん知らない人にいきなりそんなこと話しかけるのも変態すぎやしないか?とわずか2,3秒間逡巡する間に、何も知らぬオヤジはすぃーーっと行ってしまって、記録は取れずじまい。 「いい絵だ!」と思うと同時にシャッターを押せない私は、報道カメラマンには向かないタイプだろう。 「考えるな、感じろ」とかのブルース・リーも言っていることだし、これからは肝に銘じよう。思い立ったらJUST
DO ITと! ヘボとヘボの友人2名と私は、10代の頃にプロレスにはまりまくり、アントニオ猪木にボディータッチしようと大阪府立体育館の花道でスタンばったり、長州力にブランデーの差し入れをしたり、ヘボの友達が書く妄想マンガ(登場人物はレスラー&自分たち)を回し読みしたり・・・・・・とささやかなファン活動を繰り広げていたのだが、成人してからというもの、プロレスとはもう長いことご無沙汰していた。 そんな中、どうして思い出したように試合を見に行ったかというと、会社の人がヤクルトを買ってくじに当たったチケットを「他の誰も見に行かないから」との理由で私に押しつけ・・・・・・いや、プレゼントしてくれたからだ。阪神戦のチケットなら誰でも欲しがるだろうに、やっぱプロレスってマイナーエンタメなのねえ。
我が街を本拠地とするドラゴンゲートを、なぜだか知らないが、発足当時からヤクルトが強力に応援している。 昔なんかヤクルト商品を800円以上買ったらもれなくチケットをくれたもんだから、大丈夫なのかこの団体?トレーニングルームなんかあんな高速道路わきの僻地にあることだし、倒産まで時間の問題では・・・・・・?とヒヤヒヤしたものだが、今じゃヨーロッパのTVでレギュラー番組を組めるほどに出世。たとえヤクルトをカートンで買おうとも、さすがにチケットは抽選になったみたいね。 さて、約20ン年ぶりに生で見たプロレスは、この団体がルチャ・リブレ(飛んだり跳ねたりが激しいメキシコ系プロレス)の流れを汲むせいで、華麗な技をガンガン披露してくれたお陰もあり、「やっぱレスラーっていいよね!」とヘボピーと共々、消えたはずのプロレス熱に火が付きそうなほど楽しめた。 私のお気に入りはPACっていうイギリス人。 そんなこんなで、次にドラゴンゲートが近所のホールで試合をする時には、今度は自分たちでチケットを買って見に行こうと思ってる。でもって「PAC〜っ!殺れー!」とのどから血が出るほど絶叫して、背後の席のオッサンに「うるさいわいっ!!」と空き缶を投げつけられるのだ。
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2010年7月25日(日)
それしか言うことないのかよって感じだが、暑い。暑さにもほどというものが。 さっきエアコンがパワー全開で作動中のこの部屋から出てトイレに行ったら、ドアを開いた瞬間に熱気と湿度がぶわっと押し寄せてきて、ボルネオ島のジャングルに幻の花・ラフレシアを求めてトレッキングにでも来てるような気分になった。 こんなに暑くてはいくら毎晩12時に寝ようとも、イマイチ疲れが取れないんだよねー・・・・・・というのはエアコンや扇風機ををつけっぱなしだと、冷え性の私はこれまた体調を崩すもので、30分や1時間のタイマーをかけて寝るのだが、エアコンが切れるとすぐさま暑さにうなされることになり、ぜんぜん寝た気がしないのだ。 汗でぐしょぐしょになったシーツの上で、暑さにうめきながら見る夢の光景が、カリフォルニアのビーチで、アバクロの海パンが似合う美マッチョたちとキャーキャーはしゃぎながらバーベキューをするシーンであるはずがなく、おとといの夢では腕から変なものが生えてきた。 左腕にある日突然木の芽みたいなできものができて、それがあれよあれよという間に成長する。「なにかの植物?」と思ったらクジャクの羽だとは。 寂しい時にお話し相手になってくれる人面瘡ならまだいいが、無言のままで高さ1メートルに突っ立つド派手なトリの羽を、それも一本だけゆらゆらさせて日常生活を送るのもいかがなものか。 血がどくどく出てくる傷口に、戦争映画で見たメディックの真似して指先をねじ込み止血しながら、病院を求めて知らない街をさまよったのだが・・・・・・。起きたら汗びっしょり。疲れた・・・・・・。 まぁ次の夜の夢はメルヒェンと言えないこともないのだが。 とはいえ、金魚は金魚でもコメットや流金みたいに可愛い品種ではなく、よりによってオランダ獅子頭とは。そう、品種改良の末にボコボコとふくれあがった、唐獅子みたいないかつい顔を持つに至った異形の金魚だ。 「あちゃー!人間の頃はあんなに可愛かったのに・・・・・・どうしよう、『ラブレター渡したけど彼女はオランダ獅子頭として生活するそうです』とは言えないよなぁ」と巨大な水槽を泳ぐ金魚を眺めつつ、またしてもウンウンうなされるのだった。 そんなこんなで昼は外回りによる疲労、夜は寝苦しさに苛まされ、日一日と削られるライフポイント。もちろん加齢による体力低下のせいもあるんだろうけど、こんなにキツい夏は初めてだ。キツすぎて夏コミ一般参加すら諦めた。 この、暑くてムシムシしてベタベタして太陽が容赦なく照りつける季節が、あと2ヶ月は続くと思うと死にた・・・・・いや、頑張ります。
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2010年7月18日(日)
それにしても見れば見るほどキッカイな形だよね。日本では花冠と副冠を文字盤に、おしべとめしべを時計の針に見立ててトケイソウと呼ぶ一方、16世紀末に南米に渡ったスペインの伝道師たちは、この花の姿に磔にされたキリストと十人の使徒(除くユダとペテロ)を見て、「キリスト受難の花」パッションフラワーと名付けたそうだ。 暑い・・・・・・。今年はじめてわらびもち屋の車のアナウンスが流れ、FXの損失を取り返せますように!と血まなこでお願いに行った神社の境内では、子供たちがせっせとセミ取りをしていたりと、すでに夏は全開。 血中ワンワン濃度の高い私は、犬たちに負けないくらい夏が苦手。今くらいの暑さですでに、シベリアンハスキー並にバテバテ・やる気はゼロ。ついでに食欲も落ちるからますますバテる・・・・・・と負の連鎖で、ひと夏乗り切るのが年々キツくなってきた。 今日の朝は、コンビニのサンドイッチを半分食べただけで胸がムカムカしてギブアップ。昼は抜き、夜はちゃんと食べるつもりがやっぱり胃が重たいから、チャリを飛ばして丸亀製麺でさぬきうどんを食べてきた。 夕食のメインディッシュにうどんを撰ぶことはあんまりなかろうから、店はガラガラかと思いきや、レジ前には行列ができるほど大繁盛でびっくり。私のような早々に夏バテ全開の年寄りばかりでなく、ガキんちょ連れや若いカップルもわんさかいるではないか。 日銀は「景気は上向き」なんて浮かれたことをぬかしているが、こうして丸亀製麺やサイゼリアの繁盛っぷりを見るにつけ、日本はまだまだどうしようもない不況なんだなーと痛感する。 そんなこんなで丸亀では「すだちおろしかけうどん(冷)」を注文。いつもだとここにオプションで80円のカボチャの天ぷらを付けるのだが、今日は油の匂いだけでオエッときたからうどんオンリー。いやー、冷やしのかけは初めて食べたけど、ダシが辛くて生きてることに感謝するほどおいしかったー! さて、これで手持ちの「丸亀のこだわり札」は8枚となった。うどん一杯で一枚くれるこの札を、10枚集めると釜揚げうどんを一杯サービスしてくれるのだ。
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2010年7月17日(土)
幼い頃、私はこういう光景をよく目にしていた。昭和三、四十年代にはべつにものすごいビンボーじゃなくても、人々は三畳一間・トイレと洗面は外、という物件に当たり前のように住んでいたのだ。 また、「高架下にあって電車の音で気が狂いそうな、ウナギの寝床みたいに細長い住居」「二階は廃屋でクモとコウモリが住んでます」「窓を開けると目の前に広がるドブ川パノラマ」といった物件(知り合いが住んでたらしい)だけではなく、父は私をしばしば「国際マーケット」と呼ばれる、モロ闇市の生き残りに連れて行ったそうだ。 そこには犬肉をゆでる匂いが漂い、足元は常に水やら何やら得体の知れない、濁った色の液体でぐちゅぐちゅ。物心つくかつかないくらいの幼児に強烈なトラウマを残したらしい。 そのせいか今なお夢に見るのだ、足元を水が流れる薄暗い市場の光景を。それはイスラム圏のマーケットを思わせると同時に、どこかアンドレイ・タルコフスキー映画のワンシーンのようでもあり・・・・・・。タルコフスキーとイスラム圏の風景への愛は、郷愁のなせるわざかもしれない。 ちなみにこの水道のすぐそばには、もう使われていないであろう共同便所もあったのだが・・・・・・怖すぎて撮影不可能。 |
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2010年7月16日(金)
三つある顔のどれがホントのキティーちゃんで、どれがゴーストなのだろう?頼むから「三つともキティーちゃん」ってのは、生物学的ネコを逸脱しすぎてるからやめてほしいです・・・・・・。 家のパソコンは窓に向かって置いてある。そのせいで休日、こうして日が高い時にパソコンを立ち上げるたびに迷うことがひとつ。 日焼け止めを塗るべきか塗らざるべきか、それが問題だ。 たとえ屋内であろうとも、窓ぎわにおいては紫外線は容赦なく降り注いでいるってことくらいは知っている。だけど、一歩も外に出る予定がない日にまで、日焼け止めローションを塗る必要は本当にあるのだろうか。 PEG-6-PPG-2 デシル酢酸プロピルとかステアレス-21なんてまるで、SF映画で人々の知能指数をミドリガメ並に低下させ、一方凶暴性はエヴァ初号機(暴走モード)並に引き上げる、ヤバい薬の名前っぽいが、こんな得体が知れないブツで構成された粘液を肌にすり込むくらいなら、自然の太陽光の方がまだ害は少ないのではなかろうか? そんな疑いを心に抱きつつ、今日もやっぱり塗ってしまった・・・・・・日焼け止めローションSPF15PA+++あーあ。 うちの家の回りなんか、丸3日間雨模様。それも雷付きのどしゃ降りで、外回りしなきゃならない身としては辟易した。 そんな雨がようやくやんで爽やかに晴れ渡った今日、窓を開けると、なかなか完売しないタワーマンション(竣工2009年8月)と、目に染みるほど鮮やかな緑の山が目に飛び込んできた。 こんな裏の山は初めて見た気がする。青い空を背景にした緑は感動するほど美しい。その感動、度数の合わないメガネを買ったばかりのコンタクトに替えた時の「うひゃー!見えすぎーっ!」って感じに近い。 この美しさ、降り続いた雨で大気中のほこり──主に黄砂がきれいに洗い流されたせいなんだろう。 そんなこんなで、黄砂のスクリーンから解き放たれ、晴れ晴れとした表情を見せる盛夏の山々を眺めつつ、今の洗剤がなくなったら、ちょっと高くても「部屋干しトップ」を買おう・・・・・・と心に誓うのだった。
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2010年7月11日(日)
もう一度会いたい人がいる。その人の名は山形さん。ANAのパイロットだ。 山形さんとはもう一年近く会っていない。直接の顔見知りでもないというのに、どうしてそんな確信があるかと言うと、山形さんのアナウンスは誰だって一度聞いたら忘れられない代物で、私は昨年夏以来、ANAの機内で山形さんの「ここで一句」を聞いていないからだ。 飛行機のヘヴィユーザーじゃないからあんまし自信はないものの、離着陸の際のアナウンス、国内線においては女性のキレイ声でなされるのが普通だと思う。 いや、話が国際線になるとイスラム圏の一部航空会社のように、あー、機長がなんかブツブツ呟いてるなーと思ったらそれはどうやらアッラーへのお祈りで、ひとしきり情熱的に祈った後、「さっ、がんばって無事故で飛ぶかぁ!」的な爽やかな声で機内アナウンスを開始。人類が空を飛ぶことに、いまだ懐疑的な乗客の恐怖心をあおってくれたりするのだが。 で、山形さん。 アナウンスの内容自体は「安全な飛行を心がけております」うんぬんのありきたりな意味合い。 そうこうする内に回りの人々も気づいたようで、楽しい旅に浮かれる人々のざわめきは徐々に静まり、やがてしん・・・・・・と静まりかえる機内。 流れるがごときアナウンスのすべてをここで紹介できないのは残念だが、着陸後、アナウンス終了の際には乗客から大拍手がわき起こった魅惑の山形スピーチの、その断片だけでもお伝えできればと、機内誌の余白に書き取ったメモをここに示したい。 機長山形、心の目で見ていただければ 以下山形ポエム。離陸時と着陸時に一句づつ読むのがきまりらしい。私は往復とも山形機だったので4句聞けたのに、一句はメモしそびれたのが残念。 その上山形さんは、飛行機を降りる乗客をコックピットから手を、それも両手を思いっきりふって見送ってくれるのだ! 山形機を降りた他の乗客も「いやー、びっくりしたねー!」「『世界一安全な翼を伸ばして』のあたりでなんかおかしい!と思ったのよねー」と興奮気味。あの時乗客の心は、「ハドソン川の奇跡」によって生還した155名と同レベルでつながっていたに違いない。 いやー、山形さん、ぜひまたお会いしたいものですなぁ。山形さんの最新作を聞ける日を、あたくし楽しみにしております。 |
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2010年7月10日(土) まだまだ続くウィンストン禍。(「禍」で片づけてすまん) 下の日記を見た別の友(スキンヘッド派)からも「やはりあのお兄さんには皆さん意識持っていかれていたのですね・・・・・・こんなにも沢山ポスターのパターンがあったとは・・・・・・ちょっと学生時代の若気の至り以来に煙草を吸いたくなりました」とのメール。 ・・・・・・とはいえ、拙サイトにいらっしゃるお客様は、まず間違いなく住民票をアンダーグラウンド○○丁目に置くマニア層。スキンヘッドでマッチョな兄貴に注目するのは自然の理。だけど一般社会ではあのポスター、いったいどう受け取られているんだろう? すると、とある方のブログで思わず膝を打つような分析と報告を発見! ウィンストンの兄貴がわけもなく不安をよびさます原因は、「ええんかこれは?白昼堂々」と、広告担当者のバランス感覚が心配になるほど生々しいマイクロ丈ホットパンツもさることながら、「顔はキレイなのにあの肉体」というアンバランスさゆえと私は解釈していた。 そこへそのブログの管理人様のご指摘。「体毛が一本もなくて太ももなんか女性のようだ」。 ちなみにその方のブログには、「ウィンストン」「マッチョ」「ポスター」などのキーワードで検索した約20名もの人々の訪問があったそうで、我が意を得た思い。そしてその履歴はきっと今も増え続けているに違いない。 いやー、なんたるインパクト!そう考えると「長野オリンピックと同じうかつさの産物」という推測は大ハズレで、我々はきっちりJTに「ハメられた」のかもしれない。 そんなよくもわるくも大人気のウィンストン。この1,2週間でタバコ屋の店頭のポスターは、メンソール系新製品(盛り盛りのヘアスタイルのアンちゃんの絵。こちらもゲイ雑誌によくあるテイストでびっくり。やっぱ確信犯か?JT!)に取って代わられつつあるので、ホットパンツ兄貴を見られるのもあと少し。 さあ、今のうちにみな行くのだ!タバコ屋に。私は言うぞ、苦虫をかみつぶしたような顔で店頭に座っているおバアちゃんに、「あのポスター、要らなくなったら譲ってもらえませんかねえ」と・・・・・・。 |
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2010年7月8日(木) 「どーよ、この味」のホットパンツ男のことをここで書いたら(7月1日)、「私も気にしてました!まったくもってどの方向に向けて発信してるのかさっぱりですよね」との友人からのメール。妹ヘボピーも「そうそう!私もすごい気になっててん!」 そう考えれば、巨乳で童顔なスキンヘッド兄貴にホットパンツをはかせた広告会社の勇気、むしろ蛮勇は、見る者の漠然とした不安をかき立て、広告を記憶に残らせるという意味においては大成功とみた。いや、そうは言ってもいったい何に対して「どーよ」なのかは依然として藪の中だが。 そんな気になるウィンストン、コンビニにてライターとセットになったボックスを発見。そいつが5カートン入った紙箱には、私が持っていないバージョンの兄貴の写真がついているではないか!ほっ、ほっ・・・・・・ほすぃ──っ! けれどもタバコを吸わない私が買っても、中身は無駄になる。どうしよう・・・・・・と迷いまくってレジカウンター前をウロウロ。 そんなこんなで我が家には今、ウインストン1mg、3mg、5mgの外箱がディスプレイされている。いや、ミリ数でヴァージョンが微妙に違ったもんで、三種類とも買わざるを得なかったのだ。まったく罪作りな男よのお。 え?中身はどうしたのかって?・・・・・・ロングピースしか吸わないお父さん、これから当分タバコはウィンストンだねv
(写真右)ホットパンツ、短っ!!股間前方にぶら下がっているものが一瞬エッチなローター?に見えたけど、 この意味不明なポーズに添えられたコピーは「流れに乗るな。流れを変えろ」。 絶対の自分らしさ、揺るぎない自信。そのかけがえのなさを、ウィンストンは知っている。時代に、流されることなく。廻りに、惑わされることなく。まっすぐに自分の道を進んでいく。つぎへと挑むその時に、一服のウィンストン。 ・・・・・・「廻りに、惑わされることなく。まっすぐに自分の道を進んでいく」「つぎへと挑むその時に」うーむ、さまざまな解釈が成り立つコピーだ。 もしこれら一連の広告が、アメリカの広告をそのまま輸入・翻訳したものだとしたら、「長野オリンピック(※)と同じうかつさの産物」とする私の分析は、あながち間違ってはいないのかも、と思えてきた。 ※・・・・・・説明不要かと思うが念のため。 ちなみに私は今の今まであのマントのデザイナーはハナエ・モリ氏だと思っていたのだが、調べてみたらモリ氏いわく「パリコレから帰ったら『これで決まった』と見せられた。悪天候時などの補助的なものだと思っていた」とのことで、本当のデザイナーの名は伏せられているそうだ。 |
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2010年7月4日(日) 昨夜から実家に泊まって朝起きたら、きっちりパンが食べたくなった。OH!天の邪鬼。 ところで、日記用のネタを保存しているフォルダを整理していると、こんな懐かしい記事が出てきた。 「鳩山首相は東京都内で産後ケアに取り組むNPO法人を訪問。若いママたちとバランスボールを使った運動に挑戦し、『はとぽっぽ、ほろほろ、はひふへほ』などと声を合わせ、『新しい公共』なる理念のアピールに勤しんだ。(週刊現代3月13日号) 「はとぽっぽ、ほろほろ、はひふへほ」・・・・・・。(涙)たしかこの頃はすでに普天間問題を引き金として、日米間がかなりぎくしゃくしていたはず。それなのに一体なんだったのか、鳩山政権の正体。 今となっては皆さんは「鳩山元首相」と聞いて何を連想するだろうか。「トラスト・ミー」?「UFO搭乗経験を持つファーストレディー」?「太陽をパクパク食べています」?それとも普通のデパートでは売ってない邪を払い運を引き寄せるゴールデンネクタイ? どれを取ってもインパクト大だったけど、私の場合はチェックのシャツかな。鳩山さんが「リアル鳩カフェ」でお召しになっていた、赤・黄・緑・青・紫の五色が織りなす気が狂った例のシャツ。 「あの狂ったシャツ、聞くところによればG・イングレーゼってブランドらしーぜ!」なーんて情報がインターネットを駆けめぐった直後に、噂のブランドの社長が吐血しながらマッハで出した「断じて我が社の商品ではないっ!」とのコメントの速さには爆笑したけど、今、調べたらG・イングレーゼってば、あれから同デザインのシャツを「プルミエル(首相)」という名で発売したというから、逆境を逆手に取るイタリア人の商売っけ、むしろギャグ精神?にのけぞった。 この、「鳩山元首相」のシンボル的存在である気が狂ったシャツは、プレゼントとして首相官邸に送られたそうだが、すでに鳩山さんは退陣後。G・イングレーゼの社長いわく「管直人新首相が受け取ったはずだ」って・・・・・・。おおお。 ならばあの気が狂ったシャツをお召しになった管さんの姿も、近い将来ニュースで見られるのだろうか。「ポッポとおそろいはイヤ」とか言わずぜひ見せてほしい。そいでもって「日本は世界、ナメとんのか?!」と世界の津々浦々ででツッコまれてほしい。 ま、万一そんな私の祈りが管首相に通じたとしても、退陣の際には「カイワレ大根をむさぼり食う姿」と「チェックのシャツ」以外のイメージを、国民の記憶に残していくだけの働きぶりを見せてくれることを切に願う。 東京に行った時の常宿にしている、南千住の素泊まり旅館、一泊3250円。先日泊まった時に、ふと窓の外を眺めると、工事中の塔が突っ立っていて、「ひょっとするとあれがうわさのスカイツリーってやつ?」と0.5秒間は思ったのだが……。 「野外博物館 明治村」にある網走刑務所のレプリカの、三畳一間の独房そっくりな部屋からそんな人気物件が見えるはずがない、すなわちあれは東京スカイツリーではない!との結論に達したのだが、やっぱりあれがそうだったのか。 スカしたものは八重洲か青山か銀座にしかないという関西人の決めつけは、ほくそ笑む墨田区民によって粉々に打ち砕かれた思いだ。次に上京した際には、ベランダからの風景を写真におさめることにしよう。 先日訪ねた巣鴨の写真をすこし。「おばあちゃんの原宿」巣鴨には、地面を転がり回って笑うようなパンチがきいたものが腐るほどあると期待してたんだけど、意外と普通におしゃれな街(ただし老人仕様)だったもんでちょっと肩すかし。
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2010年7月3日(土) 日頃はパンもご飯もめったに食べないのに、週末になると無性にパンが食べたくなる。だのにそういう時には例外なく、家にはパンの影も形もなくて、めんどくせーなあとぼやきながら、コンビニにチャリを走らせる羽目になる。 そこで今週は自分の裏をかくことにして、金曜日にパンを買っておいた。ヤマザキ超芳醇の5枚切り。 だが、一体どうしたことだろう?今、この土曜日の朝になっても、もうぜんぜん、給食のパンを机の中に隠してカビさせる小学生よりも食べたくないのだ! このままではまたしても冷蔵庫の中でぐしょぐしょに湿らせた上、「ハトに餌をやらないでください」と看板が威嚇する公園で、夜中にこっそりパンくずをまくことになるので、とりあえずパンは冷凍庫に移動。また食べたくなるその日まで、コールドスリープに入ってもらった。 まったくどうしたものか、この天の邪鬼な性格。「ないものが欲しくなる」というのは誰にだってある傾向だと思うものの、自分のは若干激しすぎる気がしないでもない。 リア恋もしかり。たとえるならば、マッチョで誠実なイケメンに「好きだv」と言われたとたんに、「からかってるんだろ?」と疑心暗鬼になって逃げ出す一方、奥さんと結婚後10年たってもラブラブで、天使のような子供が二人いて、緑豊かな郊外の大きな家で心満たされて暮らす大企業の主任研究員とか、ラブプラスの彼女とのお付き合いでMAXパワー出し切ってヘトヘトなオタクにベタ惚れするゲイ男子。むろん惚れた相手二人ともがノンケであるのは言うまでもない。 そんな男たちとの甲斐なき恋愛、むしろ妄想プレイに疲れ果て、薄暗いバーの片隅でうじうじ悩んで、ママを内心うんざりさせているゲイがもしこの世にいるならば、それはきっと私のドッペルゲンガーなのだろう。 ・・・・・・とパンから話がえらく逸れた。今はシェリー酒片手に(朝っぱらから酒飲むな)、昨夜のお寿司の残りものを食べている。
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2010年7月2日(金) ホットパンツはドイツ・ケルンにも生息しています。ttp://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1278122526 おそろしい夢を見た・・・・・・。 そこに至る経緯はぜんぜん分からないのだが、とにかくそのスジの親分に詫びを入れる必要に迫られて、組事務所に一千万持って行くのだ。 それがまた、まっすぐ事務所に直行して紙袋ごとあっさりゼニを引き渡せばいいところを、ちゃんと1千万あるのかふと不安になった私は、何をトチ狂ったのやら、古本屋の店頭に置かれたスーパーの荷物入れ台みたいなテーブルの上で、やおら紙幣を数え始めるではないか。 だが、私の叫びは夢の中の自分にはまったくもって届かず、大事な大事な1千万円はちょっと目を離したスキに、置き引きにや・ら・れ・た・・・・・・?! おおお・・・・・・。お金がないと分かった瞬間のあの絶望感!本に紛れてるんじゃないかと淡い希望を託して、古本や古映画パンフやBL同人誌の山を狂ったようにかき分けるあの焦燥感!「人前では財布すら開くべからず」という常識を忘れていた、うかつすぎる己に対する、死にたくなるほどの嫌悪感! 背後には「こんなとこでなにやっとんやぁ?組長がお待ちや。はよ持ってこんかいや」と怖いお兄さんが迫り、とにかくこの場をしのぐためにウソをでっちあげる私の頭は、少なく見積もって入試時の30倍は活発に働いていた。 その筋の人々とのかかわりは当然ながらこれっぽっちも無いのに、どうしてこんな夢を見たかというと、「龍が如く」(闇社会が舞台のゲーム)の本を読んだこと、FXで使っているクリック証券がはじめた「年利15%キャンペーン」(※)で、一千万円が対象金額の上限なんだけど、いくら振ろーかなと迷っていたこと、でもって2,3日前の明け方に窓の外で怖いアンちゃんたちが罵り合うのを、夢うつつで聞いてたせいなんだろう。 それにしても夢でよかったぁー。大事なものがない!ないーっ!と探し回る時のあせり、寝ていようと起きていようとすごいプレッシャーになるもんだよね・・・・・・。夢から覚めた今、私は絶望と緊張のせいで、寿命が3年は縮んだような気分だ。 ネット銀行の金利ですら年利0.8%というこのご時世にそんなことやってて大丈夫なんか?と心配する必要はなしーーっ!きっとFX会社とはそれだけ儲かるものなのだ。最近大小のFX会社が雨後のタケノコのように出現して、あの手この手のキャンペーンで客を獲得しようとしているのもうなずける。 クリック証券もこの一見無茶なキャンペーンで、他社の顧客は言うにおよばず、これまでFXに手を出したことがない無垢な人々をも囲い込み、ビギナーズラックによって小銭をつかませいい気にさせて、もっと売買してもらおうという魂胆なのだ。それを考えりゃ年利15%なんぞタイを釣るエビのレベル。 ま、このキャンペーンのあり得ないところは、たったの5回だけ取り引きすればいいって点なんだよねー。その後ズブズブに足を取られず、5回の売買だけで我慢できる意志の強い人には、かなり低リスク高リターンのキャンペーンであるとは思う。 もちろん銀行ではないので、万一この2ヶ月の間にクリック証券がぶっ潰れたとしても、「預金保険機構が1千万までは預金を保証してくれる」というサービスはないからそのあたりのリスクもお忘れなく。
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2010年7月1日(木) スポーツには興味ないなんて言ってたくせして、W杯パラグアイ戦、はじめから終わりまでテレビにかじりつき。結果は残念だったけど、日本はよくがんばったよねー。 もう次の試合が無いのは残念だけど、パラグアイが日本よりちょっとだけツイてたわけだから仕方がない。 いやはや、精神的にどれだけ強靱であろうと、ありゃキツいよね・・・・・・。彼が早くそういうもやもやを吹き飛ばし、後悔を捨てられる日が早く来るように心から祈るばかり。 さて、週末は友人SさんとSちゃん(私の親しい人にはイニシャルSがやたらと多い。自分がミキーMのせい?)のW出版祝いで東京に行っていたよ。
東京に直下型地震が発生した場合、交通機関の遮断により発生する帰宅困難者の数は、東京23区だけで350万人と試算されているそうだ。自分の地元の公園看板には見られない「帰宅困難者避難場所」の表示。 立候補者の看板にこの人のグラビア、もといポスターがあることにトーキョーを感 それにしても選挙用写真は、他とのバランスというものを考えた方がいいような気がしないでもないのだが。 あと、こちらは自分の地元でもあちこちで見かけるタバコのポスターで、全国展開しているだろうから、ご覧になったことがある方も多いと思う。スキンヘッドフェチが思わず「何あのヒトーー?!vv」と30メーター先から捕捉して駆け寄り、タバコ屋のおばちゃんにけげんな顔をされた代物だ。 しかしこのポスター、まじまじ見るとひとつの疑問がわいてくる。 スキンヘッドでマッチョでランニングまでならギリギリ分かるがこのホットパンツ!
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