飛騨高山の民芸品店で売っていた土笛いろいろ。
尻尾の部分から息を吹き込むと「ボッボー」となく。

・・・ってのはウソです。カイロ博物館で採取した数千年前のハヤブサ(多分)像です。
それにしても一応神像だというのにファンシーすぎ。すごい造形感覚。
古代エジプトの職人も作っててつい
「可愛ゆい〜んv」と思っちゃったのでは?

だってこれとか・・・(特に左からふたつ)

・・・これとか・・・チュ・・チュン太郎?!

左が貧乏人が墓に連れて入ったチュン太郎ならば、こちらは素材を激しくヴァージョンアップさせたツタンカーメンのチュン太郎。
なんたって素材が黄金だもんでも〜キラキラしてる。
王と神の持つネヘハ笏(フラジェルム)とか持っちゃってる。

でもやっぱ造形が丸々してチュン太郎だ。
・・・いや、ホルス神への敬意を示すため、せめて
「チュン太郎

と「様」付けで呼ぶことにしたい。

カイロ博物館収蔵の「死者の書」中で「ツバメに変身するための呪文」に添えられたツバメ。
ツバメは死者の魂が姿を変えたものとも考えられており、また文章の最後について「大きい」を意味する決定詞としても使われた。反対に「小さい、悪い」の決定詞はスズメ。ツバメもスズメも大差ない気がするのだが・・・そこらへんどう思いますか古代エジプトのひと?

ウセルハトの墓壁で一生懸命イチジクをついばむ小鳥。
たまらん愛らしさに身もだえしつつわきを締めてシャッターを切った。でも努力の甲斐なくブレブレ・・・
そこへおせっかいな管理人が観光客を喜ばせようと紀元後のミイラを持ち出してきて、得意そうに見せつけやがったのでラブリー気分も吹っ飛んでしまった。薄暗い墓でみるミイラは見ただけで呪われそうだった・・・