イスタンブール新市街を代表するストリート、イスティクラール通りのパティスリー。 でかくてざっくりした小山にはクリームがたっぷり詰まっている。
日本ならイチゴはワンサイズ小さいやつをのっけそうだが、おおらかなのがトルコ流。
ホール単位もでかい。 単身世帯急増中の日本と異なり、トルコでは親戚の集まりでも人の数が段違いなせいもあるのだろう。
これだけでかいとピースの大小が原因の兄弟げんかも避けられそうだ。
ヘーゼルナッツをこれでもかと言わんばかりに埋め込んだチョコバー。 ナッツの含有量がすごすぎて、高級品なのに「なんか雑」という印象を受けるのは私が日本人だから?
トルコを代表するスィーツといえばこれ。 コーンスターチと砂糖を練り上げて作る、ぎゅうひのようなモチモチした食感の「ロクム」である。
ロクムはヨーロッパで「ターキッシュデライト」(トルコのお楽しみ)とも呼ばれる。 そう、「ナルニア国物語」でエドマンドがこれ食べたさに仲間を裏切るやつである。
子供の頃はロクムなんて食べたことがなかったから「それほど美味しいのかなあ」と想像するのみだったが、 成人してから食べてみると「これで裏切るなよ!(怒)」という感想しか出てこない。
アイス屋さんの店頭で崩壊しつつあるアイスのおうち。
死にかけの木の下で小首をかしげる、シカ……だろうか? アイスはデコレーションに適さないことだけはよーく分かった。
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