仕事を選ばないキティーさんはここでもがんばってます。

肥沃な土壌ですくすく育ったイモのようにまどろむ海獣ども。

だがこのイモは定期的にぱちっと目を開けるや、ゆらーっと水面下に浮上する。

ひげを震わせて爽快感あふれる息継ぎをするものだから、見ている方も「ファイト!いっぱぁーつ!」とかけ声をかけたくなる。

「カワテブクロ」と名付けられた微妙な色彩の海の生き物。

それよりも「イツマタチ○コヒトデ」の方がしっくりくると思うのは私だけだろうか。

マンジュウヒトデ、別名ウミバコ。見たまんまの童心あふるるネーミングだ。

綺麗だけどうっかり触れると手が腫れ上がりそうだ。

伊勢エビにこういう照明を当てるとサイバーっぽくなる。甲殻類だけに攻殻機動隊、なんちて。

ガランとした部屋に唐突な感じでディスプレイされているイッカク。
強そうな牙からしてハーレムのトップの座を狙うオス同志の壮絶な闘争がありそうだが、実際には長さ比べで決着がつくらしい。見かけの割にピースフル。

施設一番の人気者は食堂でもプロモーション活動中。

水族館内のみならず、街角でもがんばってる。
努力に免じてこれってアライグマ?と言うのはよしてやろう。

休日だというのに人っ子いない、何かよく分からない税金無駄遣い的施設のそばに、人を恐れない小鳥ちゃんが!

うほっ!かわいいーっ!と駆け寄ったら、ゴーゴンに石にされていた。