マアトとは神々が世界を造ったときの宇宙の和を意味し、「秩序」や「正義」といった言葉に言い換えられることもある古代エジプトの概念です。

通常は頭にダチョウの羽根をつけた女神の姿で表現されますが、オシリスの審判では善悪を計る天秤の片方に死者の心臓、もう片方にマアトの羽根を乗せる図が有名なもので、ここでは女神なしの羽根だけ描かせて頂きました。

本来「マアトの神官」といえば裁判官(宰相)を指すそうですので、羽根は法官シャダに添える方が適当なのですが、天秤担当のカリムでもいけるかなということで・・・