シャダ萌えエジプト旅行またまた
古代エジプト・バカ・コレクション<その2>

♪顔でか〜い 顔でか〜い 顔でか〜い♪(Dr.スランプ主題歌)
則巻センベエもびっくりなこの巨顔は、ツタンカーメンの第二の厨子に彫られた冥界の番人。
第一印象はギャグだがじっと見るとさすが番人、けっこう怖い・・・
ひぃいっ!こっち見ないでよおっ!
<カイロ博物館>

ツタンカーメン様、シャブティい・れ・す・ぎです!
彼の王墓から発掘されたシャブティは計413体。一年365日で一日一体プラス監督官の数が要るとはいえ、ファンシーなシャブティもこれだけ並ぶとけっこう不気味。
シャブティとはご存じの通りあの世で自分の代わりに労働をしてくれる呪術的人形だが、ぎっしり並んだシャブティを見るにつけ「死んでからまで働くのダルいんだよねぇ」という古代人の想いがひしひしと伝わってくる。まったく同感だ。<カイロ博物館>

バカ殿フィギュア

でもこんなシャブティだと、あの世で「さぁ、オレの代わりに働いてくれ!」と命じても「アイ〜〜〜!ン」の一言で誤魔化されそうでイヤだなぁ!<カイロ博物館>

メンナの下男は宗男サン

うすら寂しい頭髪表現の情け容赦なさに注目!
様式化されたエジプト美術に垣間見られる、こんな思いやりの無さが私は大好きです。<ルクソール・メンナの墓>

こんなとこにも宗男さん。

アクナートン王治世下の宰相ラモーゼを表敬訪問する各国代表団。あら、一番手前のヒトけっこういいじゃない!今日はカレを指名するわvという腐エジプトファンには、イケメン揃いのこの墓はおススメです。<ルクソール・ラモーゼの墓>

♪ギ・ギ・ギ ギザ・ギ〜ザギザギザ 三角四面、ギザのピラミッド〜♪

ギターを弾きながら祈りを捧げるはなわさん。

ふ〜ん。新米神官のくせにモヒカン&豹柄とはえらく余裕ぶっこいてるじゃーん?!じゃ今日はお前が神殿の居残り掃除だあっ!<カイロ博物館>

チ○コの受難

かの有名な神話「死んだオシリスの上にのしかかってホルスを受胎するイシス(トンビVer.)」図なのだが、このチ○コ部分の削りっぷりからは、一滴たりとも精液見逃すまじ!という異教徒の固い意志が伝わってくる。<アビドス・セティ一世神殿>

「何も見ずにアヌビスたん」byコプト教徒

右のアヌビスが神殿の内部に描かれたもの。宗教的弾圧から身を守るため、神殿内に身を隠して生活するのは最初はスリリングだったろうが、どうもその内ダレが生じてきたと見える。<アビドス・セティ一世神殿>

トホホ〜〜!こっちも下手すぎて泣けてくるよなぁ!こんな絵ならいっそ描くなと言うのは酷というものだろうか?

絵を描き慣れない人が四つ足動物を描くとよくやる足の描き方の間違いは、二千年も昔からちっとも変わっちゃいないようだな。それにしても下の犬の腹についているものはいったい何?いぼ?それともチ○コ?
<アビドス・セティ一世神殿>

じゃ次週の「バカコレ」お楽しみに!・・・んがんぐっ!!

やたらと化粧が厚いバー鳥。年齢不詳なバーのママ(実は大正生まれ)みたいな雰囲気をかもし出している。

人が死ぬとバーとカーに分かれるとされたが、こんなバー持ってるなんて、この小像を墓に入れた死者も近所では厚化粧で有名だったのだろうか・・・<カイロ博物館>